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発電用と製鉄用を分ける

一般炭・原料炭の国別貿易と、2036年の価格条件

一般炭は主に発電、原料炭は主に製鉄用です。数量の原表は2025~2031年の輸出・輸入で、世界の全生産・全消費・在庫の表ではありません。国内で生産・消費する量を含まず、輸出と輸入の差を供給不足率にしません。2036年の国別数量は未推定です。

OECDの鉄鋼生産・需要とIEAの製鉄用炭需要の公表版差を見る →鉄鋼の国別生産と製鉄用炭・貿易を同じ数量として合算しません。

資料 2026-10-02公表 · 分析 2026-10-25 · 見直し期限 2026-11-25 · 版 coal-req-20261025-r1。2025年は原表実績、2026~2027年はf、2028~2031年はz。数量にCPIを掛けていません。

一般炭の輸出:公表年次見通し

2025年の世界貿易量1,168.6 Mt
2031年の世界貿易量1,016.6 Mt2025年比 -13.0%
Mt(輸出・輸入量)/背景:2026年以降の予測01492984465952025202620272028202920302031

インドネシア 豪州 ロシア コロンビア 南アフリカ 米国

国・地域2025 Mt2026 Mt2027 Mt2028 Mt2029 Mt2030 Mt2031 Mt世界貿易構成比 2025→2031同期間変化
インドネシア517.5480.0475.0473.0470.0468.0465.044.3→45.7%-10.1%
豪州209.3207.6204.0201.8200.7200.6198.517.9→19.5%-5.2%
ロシア145.1142.0139.2136.4133.6131.0128.412.4→12.6%-11.6%
コロンビア38.842.039.436.534.532.330.23.3→3.0%-22.2%
南アフリカ69.069.068.868.868.167.567.55.9→6.6%-2.3%
米国38.539.439.739.739.138.538.03.3→3.7%-1.4%
その他・未掲載分150.3128.8110.0106.7109.699.389.112.9→8.8%-40.7%

構成比の分母は同年・同炭種の世界貿易量で、生産シェアではありません。一般炭の輸入表はアジア計・欧州計とその内訳が重複するため、すべての行を足せません。その他・未掲載分は、世界計から重複しない掲載部分を引いた値です。モンゴルの陸上輸出等もあり、世界貿易をすべて海上輸送と扱いません。

最新の一般炭観測(世界銀行・月平均)

147.10 $/mt · 対象 2026-09 · 状態 更新範囲内。6000 kcal/kg先物系列で、原料炭スポットではありません。観測履歴へ

2036年の5価格:一般炭の観測基準に対する条件

世界銀行の豪州6000 kcal/kg系列は2022年2月以降が先物価格です。固定した観測基準 126.26 USD/t に、公表2026→2031年の実質スポット価格比 0.8535 を適用し、2031→2036年は実質維持。スポットと先物の相対変化差を1倍とする未校正の近似で、同じ価格系列とは扱いません。

実質価格に独自の倍率を掛け、共通CPI年3%を一度だけ反映。日本短期金利2%、長期3%、2036年ドル円150円を維持します。公表資料の将来米国インフレ率は取り込みません。配分10/20/40/20/10は主観的な初期仮説で、価格帯の的中確率は未校正です。国別数量をこの5条件で再推定したものでもありません。

低価格65.172036年名目 USD/t未校正配分 10%

発電需要の縮小と低コスト輸出が重なり、高コスト設備の退出が遅れる。

2026年実質 48.49 USD/t · 独自倍率 0.45倍
やや低価格101.382036年名目 USD/t未校正配分 20%

再エネ・蓄電・ガスへの代替と国内増産が輸入を抑え、輸出削減を上回る。

2026年実質 75.43 USD/t · 独自倍率 0.70倍
中立144.832036年名目 USD/t未校正配分 40%

公表2026→2031年実質スポット価格比を観測基準へ近似し、その後は実質維持。

2026年実質 107.76 USD/t · 独自倍率 1.00倍
やや高価格217.242036年名目 USD/t未校正配分 20%

鉱山投資不足・鉄道港湾制約・高いガス価格により適合品位の余力が減る。

2026年実質 161.64 USD/t · 独自倍率 1.50倍
高価格333.112036年名目 USD/t未校正配分 10%

複数産地の障害と燃料代替が長引く高価格ストレス。2022年の瞬間高値の持続を意味しない。

2026年実質 247.85 USD/t · 独自倍率 2.30倍

一般炭の最新観測と保存した価格仮説 · 原料炭の継続価格の接続状況

過去のショックと、株主に残る現金

2022年は高いガス価格による燃料転換、豪州の豪雨、インドネシアの一時禁輸、ロシア炭制裁と鉄道制約が重なった。高発熱量炭と低品位炭・地域の価格差を区別する。 IEAの当時の整理

2023年7月公表のページに「September 2023」の過去最高値という時系列不整合があるため、その数値と月を校正には採用しない。 途中の高値を10年後の価格下限や発生確率にしていません。

価格・期間・原本の不整合を確認する
公表価格行2025202620272028202920302031
Thermal coal / 11 / – nominal130.00142.00130.00127.00128.00130.00132.00
Thermal coal / 12 / – real c132.00143.00128.00122.00121.00121.00120.00
Thermal coal / 14 / nominal104.75130.37119.34116.13117.13119.63122.73
Thermal coal / 15 / real e106.51130.38116.82112.35110.89110.84111.28

一般炭11/12行は日本年度の契約価格で、発熱量注記に不一致があるためモデルには使用しません。14/15行は暦年スポットの名目/2026実質。原料炭15/16行は暦年スポットの名目/2026実質。豪州会計年度の生産量・輸出量をここへ混ぜていません。

DISR Resources and Energy Quarterly September 2026(Commonwealth of Australia、CC BY 4.0、第三者資料を除く)。当サイトで抽出・条件設定・計算・図表化。原表の貿易予測から世界全体の不足や個社の株主利益は確定していません。

JSON・原本SHA・価格条件 · 保存 2026-10-25T08:13:51+00:00。価格観測は公表頻度に合わせて更新し、研究仮説は見直し時に別版を追加します。