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PRICE PROBABILITY · 時間順の疑似検証

食品価格の10年見通しは、過去分布だけで足りるか

ココアと米国産トウモロコシの1960~2025年の月次価格から、起点時点までに終わった10年間の変化だけを学習し、次の10年の実績と比べます。

分析 2026-10-26 · 版 food-hindcast-20261026-r1 · 見直し期限 2027-02-28。

現在版の原本履歴を年だけで切る疑似検証です。当時公表されていた改訂前価格・CPI、当時の情報利用時刻を復元していません。ここで評価する単純な過去分布再利用法は、現在の食品価格5ケースではありません。37本の10年区間は互いに重なり、確率の独立標本ではありません。

トウモロコシ(米国#2イエロー・FOB):中心80%帯の事後点検

米国#2イエロー、米ガルフ港FOB。日本の輸入着値・農家手取りや先物期近とは同一でない。 世界銀行の現行説明に明示された品目だけを使用。全ての過去の公表版で定義が不変だったことまでは確認できていません。

中心80%帯に入った実績22 / 37件1989~2025年を検証終点とする重複窓
10年区間が重ならない最大採用数4件統計的な独立標本数ではありません
中央値の平均絶対対数誤差0.399実質横ばい基準 0.394

「中心80%」は各起点の過去実質10年変化の10~90パーセンタイルで作る名目上の帯です。実績の被覆率を将来の的中確率と呼びません。区間平均対数幅は0.854、幅と外れを同時に罰するWinkler指標は2.346です。過去中央値の誤差は、この期間の実質横ばい基準より大きい結果でした。

起点年平均を1とした10年後の実質価格倍率0.00.71.42.22.91979→1989:実績 0.57倍19891980→1990:実績 0.55倍19901981→1991:実績 0.55倍1982→1992:実績 0.66倍1983→1993:実績 0.52倍1984→1994:実績 0.55倍1985→1995:実績 0.78倍19951986→1996:実績 1.32倍1987→1997:実績 1.09倍1988→1998:実績 0.69倍1989→1999:実績 0.60倍1990→2000:実績 0.61倍20001991→2001:実績 0.64倍1992→2002:実績 0.74倍1993→2003:実績 0.81倍1994→2004:実績 0.82倍1995→2005:実績 0.62倍20051996→2006:実績 0.57倍1997→2007:実績 1.08倍1998→2008:実績 1.66倍1999→2009:実績 1.42倍2000→2010:実績 1.66倍20102001→2011:実績 2.56倍2002→2012:実績 2.36倍2003→2013:実績 1.94倍2004→2014:実績 1.38倍2005→2015:実績 1.42倍20152006→2016:実績 1.10倍2007→2017:実績 0.80倍2008→2018:実績 0.63倍2009→2019:実績 0.86倍2010→2020:実績 0.75倍20202011→2021:実績 0.74倍2012→2022:実績 0.84倍2013→2023:実績 0.74倍2014→2024:実績 0.75倍2015→2025:実績 0.88倍2025横軸は検証終点年。青:中心80%参考帯 白:実績 破線:実質横ばい
過去分布の区分名目上の配分実績件数
下位10%未満10%6
10~30%20%3
30~70%40%16
70~90%20%3
90%超10%9

境界一致は0件。件数を独立回数へ読み替えた信頼区間は作りません。二市場の成功件数も合算しません。

37起点の予測範囲と実績
起点→終点学習10年窓最後の学習終点下側10%中央値上側90%実績倍率区間内
1979→19891019790.9451.1081.2810.565外
1980→19901119800.9591.0991.2580.550外
1981→19911219810.9601.0541.2580.548外
1982→19921319820.8701.0111.2570.656外
1983→19931419830.8351.0051.2570.518外
1984→19941519840.6961.0001.2570.554外
1985→19951619850.5520.9981.2560.777内
1986→19961719860.4830.9971.2561.324外
1987→19971819870.4550.9841.2551.095内
1988→19981919880.4600.9701.2550.692内
1989→19992019890.4650.9641.2550.602内
1990→20002119900.4690.9591.2540.615内
1991→20012219910.4710.9031.2400.642内
1992→20022319920.4740.8491.2260.743内
1993→20032419930.4760.8391.2120.811内
1994→20042519940.4780.8291.1990.816内
1995→20052619950.4800.8031.1850.623内
1996→20062719960.4830.8291.2560.572内
1997→20072819970.4850.8391.2551.082内
1998→20082919980.4870.8291.2551.656外
1999→20093019990.4890.8031.2551.424外
2000→20103120000.4920.7771.2541.658外
2001→20113220010.4940.7331.2402.561外
2002→20123320020.4970.7431.2262.355外
2003→20133420030.4990.7601.2121.944外
2004→20143520040.5020.7771.1991.377外
2005→20153620050.5040.7601.1851.417外
2006→20163720060.5070.7431.1721.097内
2007→20173820070.5100.7601.1590.799内
2008→20183920080.5120.7771.2550.632内
2009→20194020090.5150.7931.2640.862内
2010→20204120100.5180.8111.3240.750内
2011→20214220110.5210.8131.4140.739内
2012→20224320120.5240.8161.4930.838内
2013→20234420130.5270.8231.6110.745内
2014→20244520140.5300.8291.5970.746内
2015→20254620150.5330.8391.5820.881内

各学習窓の終点は起点年以前。初期に最低10本の学習窓を満たさない起点は除外し、詳細JSONに理由を保持します。

これで分かる範囲

バフェット式に見るなら、予測が外れた低価格でも品質維持・必要投資・運転資金を賄える会社かが重要です。農産物の高値を恒常利益へ直結させず、調達契約・在庫・販売価格転嫁を確認します。

この品目の現在観測と2036年価格条件へ · 銅・原油の短い履歴との比較へ

原本・版・計算の根拠

World Bank Pink Sheet monthly, current revised workbook as retrieved 2026-10-25SHA256 ea1c350827878ea3bbe30e3cda16a13fd3bd5b409b8458940dc94a36b5a33154

U.S. BLS CPIAUCNS through FRED, not seasonally adjustedSHA256 c5d9ef83952568acba2c0b020718de6a32b71df6ba1218a22f15fc0021039dd1

1960~2025年の各月次792点を2系列、実績米国CPIで調整。現在の日本CPI年3%、短期金利2%、長期金利3%、2036年ドル円150円は変更しません。全窓・原本ハッシュのJSON。