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2026年版Excel原表の国別採掘・精製量、2025→2035年の数量変化・構成比、需要の推移はこちら。従来の世界計からの残差推定とは別に、国名付きの原表値を確認できます。

SUPPLY × DEMAND · 数量を先に見る

レアアースの供給・需要と国別推移

需要が増える速さと供給の増える速さを比較し、世界の供給余力と特定国への依存を分けて考えます。対象は磁石用のNd・Pr・Dy・Tb。総レアアースのUSGS採掘統計とは別の数量です。

原資料確認 2026-10-25 · 見直し期限 2026-11-25 · DB調査版 4 · 原数値JSON

整備中:国別の年間生産量・増設稼働年・用途別需要を揃えた2036年までの連続モデルは未完成です。確認できた公表年の点を表示します。欠測をゼロや独自の伸び率で埋めず、シェアから生産量の増減率も推定しません。数量シナリオの確率は未推定です。

1. 需要はどの程度増えるか

IEA 2025年版・STEPS。総需要は2024年91 ktから2030年123 kt、2040年150 ktへ。用途の伸び方と再生供給を分けます。

050100150kt REE 2021202420302036204010年後の目標年 総需要 2021年 78 kt総需要 2024年 91 kt総需要 2030年 123 kt総需要 2040年 150 kt一次供給必要量 2021年 57 kt一次供給必要量 2024年 64 kt一次供給必要量 2030年 91 kt一次供給必要量 2040年 107 ktクリーン技術需要 2021年 11 ktクリーン技術需要 2024年 19 ktクリーン技術需要 2030年 38 ktクリーン技術需要 2040年 47 kt再生供給・再利用 2021年 22 kt再生供給・再利用 2024年 27 kt再生供給・再利用 2030年 32 kt再生供給・再利用 2040年 43 kt

総需要 一次供給必要量 クリーン技術需要 再生供給・再利用

点は原資料の公表年の値。破線は予測点間をつなぐ案内線で、途中年の公表予測や実績ではありません。2036年の値は自動で作っていません。

IEA 2025年版 · IEA STEPS。Nd/Pr/Dy/Tbのみ。一次供給必要量は採掘実績ではない。丸めにより需要−再生供給と公表必要量が一致しない場合がある。2026年版の同定義の全時系列が未取得のため2025年版として明示。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

2. 2035年に採掘供給は足りるか

総需要から再生供給を除き、精製損失等を考慮した「一次供給必要量」と採掘供給を、同じ原図・同じ版で比較します。

IEA 2025年版/2035年

採掘供給 106.5 kt一次供給必要量 103.6 kt

同じ版での差:+2.9 kt · 供給÷必要量 102.8%。発表済み計画に基づく条件付きの余裕で、現時点の供給過剰ではありません。

IEA 2025年版 · 同じ図・同じ版のbase case採掘供給とSTEPS一次供給必要量(再生供給控除・精製損失考慮)。総需要ではない。採掘供給の余裕は精製能力や中国外での調達可能量を保証しない。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

出典内の不一致:公開CSVの106.5÷103.6は102.8%ですが、元図の注記は105%です。ここではCSV値と再計算を示し、不一致は未解決です。価格や確率の校正には使用していません。

IEA 2026年版/2035年

採掘供給 104 kt一次供給必要量 97 kt

同じ版での差:+7.0 kt · 供給÷必要量 107.2%。発表済み計画に基づく条件付きの余裕で、現時点の供給過剰ではありません。

IEA 2026年版 · 同じ図・同じ版のbase case採掘供給とSTEPS一次供給必要量(再生供給控除・精製損失考慮)。総需要ではない。採掘供給の余裕は精製能力や中国外での調達可能量を保証しない。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

世界で必要量を満たしても、精製・磁石製造・輸出許可・品位が詰まれば調達難は起こります。2025年版の需要線へ2026年版の供給を接ぎ足したり、採掘量と製品需要の差をそのまま不足率にしません。

参考:残差推定を使った以前の生産停止への感応度

2035年の採掘供給を、同じ2026年版・base case・磁石用4元素の基準で照合します。2026年版Excelの国別量と一次供給必要量による新しい比較はこちら。以下は世界計から中国外を差し引いた概算を使った比較です。国名付き原表を使う新しい比較を優先してください。

世界の採掘供給104.0 kt
一次供給必要量97.0 kt
計画どおりの場合の差+7.0 kt

中国の差引き概算:世界104.0 − 中国外46.6 = 57.4千トン。これは原図の中国単独の公表値ではなく、当分析による差し引きです。公表値の丸めも含みます。

国・地域2035年 kt REE世界採掘供給比数値の種類
中国57.455.2%差引き概算
北米9.59.1%原図の地域計
中南米0.90.9%原図の地域計
欧州0.00.0%原図の地域計
アジア(中国除く)22.021.2%原図の地域計
豪州12.411.9%原図の国別値
アフリカ1.31.3%原図の地域計
ロシア0.50.5%原図の国別値

北米を米国、アジアをミャンマー等の単一国に読み替えません。原図で0.0の地域も丸め値です。中国外にある事業が中国企業・技術・原料から独立していることを保証する集計ではありません。

生産停止と、輸出規制を分けて試す

需要・再生供給・精製損失等の結果として必要量が上下する場合の比較仮定です。新しい需要予測を推定した値ではありません。

中国の年間採掘生産が20%減ると仮定すると、採掘供給は11.5千トン減り、一次供給必要量との差は-4.5千トンになります。

減少後の採掘供給92.5 kt一次供給必要量97.0 kt

他の条件が同じなら、中国の採掘生産が約12.2%減ると、集計上の供給余裕がなくなる計算です。

5つの停止率で比較する(確率配分ではありません)
対象国・地域の採掘減少率減少量 kt残る世界供給 kt必要量との差 kt
0%0.0104.07.0
5%2.9101.14.1
10%5.798.31.3
20%11.592.5-4.5
40%23.081.0-16.0

2035年の採掘段階の集計感応度。Nd/Pr/Dy/Tbの内訳、在庫・需要調整、精製、輸出先への配分をモデル化していない。元素の代替可能性や顧客認証を保証しない。公表丸め値の差引きを含み、推計誤差の確率区間ではない。 停止率は独自に動かす感応度であり、その発生確率や価格上昇率ではありません。

「供給余裕がある」と「日本企業が必要な品位を買える」は別々に確認します。株主に残る現金を考える際には、値上がりの恩恵に加え、調達・販売契約、価格転嫁の時間差、在庫資金、追加投資と維持投資を照合します。

出典:IEA 2035年の世界採掘供給と必要量、中国外の地域別供給。両図とも2026年7月9日更新、CC BY 4.0。2035年の断面分析で、国別の10年成長率を算出したものではありません。

3. どの国に集中し、それがどう変わるか

磁石用レアアース・採掘国シェア

2023中国 61.0 %61%米国 9.0 %ミャンマー 15.0 %15%その他(上位3か国外) 15.0 %15%原表合計 100.0 %2030予測中国 54.0 %54%ミャンマー 9.0 %豪州 18.0 %18%その他(上位3か国外) 19.0 %19%原表合計 100.0 %2040予測中国 55.0 %55%ミャンマー 9.0 %豪州 18.0 %18%その他(上位3か国外) 19.0 %19%原表合計 101.0 %

中国 米国 ミャンマー 豪州 その他(上位3か国外)

IEA 2024年版 · 各年の上位3か国のみ。他国はその他に含まれる。原CSVの非上位国の0は未表示なので欠測として保存。2030/2040年はIEA base case。総REOのUSGS表とは対象が異なる。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

磁石用レアアース・精製国シェア

2024中国 91.0 %91%マレーシア 4.0 %ベトナム 1.0 %その他(上位3か国外) 3.0 %原表合計 99.0 %2035予測中国 75.0 %75%マレーシア 9.0 %豪州 3.0 %その他(上位3か国外) 13.0 %13%原表合計 100.0 %

中国 マレーシア ベトナム 豪州 その他(上位3か国外)

IEA 2025年版 · 各年の上位3か国とその他。表示されない国を生産ゼロと解釈しない。端数は原表どおりで合計が100%からずれる場合がある。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

シェアの低下と生産量の減少は別です。国別の増産率には同一定義の世界生産量と国別シェアの両方が必要です。上位から外れた米国やベトナム等は、生産ゼロになったことを意味しません。

4. 中国外で、どの工程が追いつかないか

2035年の既存・発表済み案件。地域別・磁石含有レアアース換算のIEA 2026年版です。

採掘北米 9.5 kt10中南米 0.9 kt欧州 0.0 ktアジア(中国除く) 22.0 kt22豪州 12.4 kt12アフリカ 1.3 ktロシア 0.5 kt原表合計 46.6 kt精製北米 11.4 kt11中南米 0.8 kt欧州 1.7 ktアジア(中国除く) 12.6 kt13豪州 3.3 ktアフリカ 2.1 ktロシア 0.0 kt原表合計 31.9 kt磁石北米 8.4 kt8中南米 0.0 kt欧州 3.0 ktアジア(中国除く) 6.8 kt7豪州 0.0 ktアフリカ 0.0 ktロシア 0.0 kt原表合計 18.2 kt

北米 中南米 欧州 アジア(中国除く) 豪州 アフリカ ロシア

IEA 2026年版 · 中国を除く既存・発表済み案件のIEA base case。地域単位で国単位ではない。磁石も含有レアアース換算。工程を足し合わせない。世界総需要との直接の差引きは禁止。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

採掘計画に比べ、精製・磁石製造の計画は少ない状態です。工程別の差を世界の不足量とは扱いません。新鉱山だけでなく、分離・精製・顧客認証・稼働率まで確認します。

5. 増設能力を、年ごとの供給へ直す

豪州EneabbaのNdPr酸化物とDy/Tb合算酸化物を、同じ製油所・原料からの共同産出として比較します。原料制約と稼働の遅れを変えた当分析の条件付き計算で、豪州の全供給ではありません。

調査版 4 · 原資料確認 2026-10-27 · 見直し期限 2026-11-27 · Ilukaの脚注1・PDF原本

国・工程ごとの案件を、同じ数量へ揃える

案件/国・工程確認した数値数値の種類年次モデルに不足するもの
MP Materials・Mountain Pass米国・分離後のNdPr酸化物840t NdPr oxide / 2026年4~6月四半期の実生産2026年8月6日発表のKPI定義も確認。完成・包装した酸化物の生産。販売量1,006tとは別で、販売量は金属の酸化物換算と社内売上を含む。 出典四半期を単純に4倍して年予測にしない。採掘REO11,072tは下流へ回した量も含むため、この840tと合算しない。年次の能力・立上げ・原料条件が未接続。
Lynas・Mt Weldからの供給網豪州採掘→豪州/マレーシアで処理12,000t NdPr oxide/year 相当の鉱石供給能力増設後の供給能力の説明会社の2024年埋蔵量更新に基づく説明。増設後のNdPr酸化物12,000t/年に相当する精鉱供給で20年超の鉱山寿命を示す。 出典完成酸化物の現在生産ではない。採掘側の供給余力と精製側の能力・稼働を照合し、同じ原料を豪州とマレーシアで二重計上しない。
Arafura・Nolans豪州・鉱石からNdPr酸化物まで4,440t NdPr oxide/year設計出力能力会社のProject Updateにある設計出力。元の能力根拠は2021年5月11日発表を参照している。現在の生産や独立した需要予測ではない。 出典資金実行の条件、工事、出荷開始、立上げを直近の発表で照合してから年次化する。会社の希望する販売価格をこちらの価格見通しに転用しない。

四半期の実生産、鉱山側の供給能力、精製後の設計能力を混ぜて足しません。上の案件は年次モデル未接続です。

豪州・Eneabba・NdPr酸化物

会社の設備能力は年5,500t。一方、既存原料だけの定常出力は年約3,500t。追加原料の確保と立上げが実効供給を変えます。Dy/Tb酸化物との共同産出。追加原料の元素構成が変わるため、両製品の上限を同時に達成できると確認していない。二系列を独立案件・同一元素の加算可能な供給とは扱わない。

会社の2026-06-22発表、1ページ脚注 · 会社の発表。稼働開始予定は2027年。既存ストックパイルのみで定常時NdPr約3,500t/年、追加原料を使えば5,500t/年の設備能力。実生産や受注済み原料ではない。

以下の開始年・立上げ年数・有効出荷率は、当分析が置いた比較仮定です。最も順調なケースも確定供給ではありません。各ケースの確率は未推定。原料が2036年まで持続することも未確認です。

01,5003,0004,5006,000t NdPr oxide/year 202620282030203220342036供給が最も順調 2026年 0t供給が最も順調 2027年 2,613t供給が最も順調 2028年 5,225t供給が最も順調 2029年 5,225t供給が最も順調 2030年 5,225t供給が最も順調 2031年 5,225t供給が最も順調 2032年 5,225t供給が最も順調 2033年 5,225t供給が最も順調 2034年 5,225t供給が最も順調 2035年 5,225t供給が最も順調 2036年 5,225t供給が順調 2026年 0t供給が順調 2027年 0t供給が順調 2028年 1,650t供給が順調 2029年 3,300t供給が順調 2030年 4,950t供給が順調 2031年 4,950t供給が順調 2032年 4,950t供給が順調 2033年 4,950t供給が順調 2034年 4,950t供給が順調 2035年 4,950t供給が順調 2036年 4,950t原料制約が残る 2026年 0t原料制約が残る 2027年 0t原料制約が残る 2028年 744t原料制約が残る 2029年 1,488t原料制約が残る 2030年 2,231t原料制約が残る 2031年 2,975t原料制約が残る 2032年 2,975t原料制約が残る 2033年 2,975t原料制約が残る 2034年 2,975t原料制約が残る 2035年 2,975t原料制約が残る 2036年 2,975t遅延・低稼働 2026年 0t遅延・低稼働 2027年 0t遅延・低稼働 2028年 0t遅延・低稼働 2029年 0t遅延・低稼働 2030年 525t遅延・低稼働 2031年 1,050t遅延・低稼働 2032年 1,575t遅延・低稼働 2033年 2,100t遅延・低稼働 2034年 2,625t遅延・低稼働 2035年 2,625t遅延・低稼働 2036年 2,625t2036年まで稼働しない 2026年 0t2036年まで稼働しない 2027年 0t2036年まで稼働しない 2028年 0t2036年まで稼働しない 2029年 0t2036年まで稼働しない 2030年 0t2036年まで稼働しない 2031年 0t2036年まで稼働しない 2032年 0t2036年まで稼働しない 2033年 0t2036年まで稼働しない 2034年 0t2036年まで稼働しない 2035年 0t2036年まで稼働しない 2036年 0t全て独自仮定による条件比較。実績ではない。途中年は線形立上げ。

供給が最も順調 供給が順調 原料制約が残る 遅延・低稼働 2036年まで稼働しない

計算:設備出力能力と原料による出力限度の小さい方 × 有効出荷率 × 立上げ係数。立上げ係数は初年度から指定年数で均等に増えます。

開始年・立上げ年数・有効出荷率・追加原料の確保は当分析の比較仮定。会社の年次予測ではない。原料限度は完成酸化物換算のため回収率を重ねて控除しない。2036年までの原料持続性は未確認。

比較ケース出荷開始の仮定立上げ有効出荷率原料による出力限度2036年出力
供給が最も順調会社予定年から出荷、追加原料を確保し短期間で立ち上がる。原料継続と認証の成立が必要。20272年95%5,500t/年5,225t/年
供給が順調追加原料を確保するが立上げに時間がかかる。20283年90%5,500t/年4,950t/年
原料制約が残る追加原料を数えず既存原料による出力限度を使う。2036年まで維持できる保証はない。20284年85%3,500t/年2,975t/年
遅延・低稼働工事・分離技術・認証や原料調達に遅れが続く。20305年75%3,500t/年2,625t/年
2036年まで稼働しない開発停止等の失敗ケース。確率を推定したものではない。期間中稼働なし5年0%0t/年0t/年
各年の条件付き出力を確認する
年供給が最も順調供給が順調原料制約が残る遅延・低稼働2036年まで稼働しない
20260t0t0t0t0t
20272,613t0t0t0t0t
20285,225t1,650t744t0t0t
20295,225t3,300t1,488t0t0t
20305,225t4,950t2,231t525t0t
20315,225t4,950t2,975t1,050t0t
20325,225t4,950t2,975t1,575t0t
20335,225t4,950t2,975t2,100t0t
20345,225t4,950t2,975t2,625t0t
20355,225t4,950t2,975t2,625t0t
20365,225t4,950t2,975t2,625t0t

「原料制約が残る」ケースでも、期間中の累計出荷は22,313t(NdPr oxide)になります。少なくともこれに相当する製品を回収できる原料が必要です。原料在庫・追加搬入・損失の照合前なので、この曲線が2036年まで実現可能だと確認したものではありません。

株主に現金が残るかという視点

供給が増えるだけでは株主価値は確定しない。原料の取得費、建設費の超過、立上げ中の現金流出、維持投資、借入返済、価格保護契約の対象数量と期間を差し引いて検討する。

同じ発表の顧客契約は2028年から4年間、Nd/Pr/Dy/Tbを合わせた1,200t。NdPrだけの年間需要やスポット価格に読み替えない。最低売上は最低価格販売を仮定した契約値で、無条件の回収保証ではない。

選択案件のみ。NdPr酸化物とDy/Tb合算酸化物は同じ製油所の共同産出で、国の総生産ではない。4元素合計のkt REE需要とも同一物質基準ではなく、原料の2036年までの持続性も未確認。 このグラフから世界の不足率や価格倍率を作っていません。

豪州・Eneabba・Dy/Tb合算酸化物

会社の設備能力は年750t。一方、既存原料だけの定常出力は年約170t。追加原料の確保と立上げが実効供給を変えます。NdPr酸化物と同じ原料・設備からの共同産出。両製品の上限の同時達成は未確認。Dy/Tb合算をDy単独に割らず、NdPrのtと加算して希土類供給量や世界シェアを作らない。

会社の2026-06-22発表、1ページ脚注 · Ilukaの2026年6月発表脚注1。既存ストックパイルのみでは定常時Dy/Tb合算170t/年、追加原料を組み合わせた設備能力は750t/年。DyとTbの内訳、元素重量、実生産ではない。

以下の開始年・立上げ年数・有効出荷率は、当分析が置いた比較仮定です。最も順調なケースも確定供給ではありません。各ケースの確率は未推定。原料が2036年まで持続することも未確認です。

0200400600800t DyTb oxide/year (combined) 202620282030203220342036供給が最も順調 2026年 0t供給が最も順調 2027年 356t供給が最も順調 2028年 713t供給が最も順調 2029年 713t供給が最も順調 2030年 713t供給が最も順調 2031年 713t供給が最も順調 2032年 713t供給が最も順調 2033年 713t供給が最も順調 2034年 713t供給が最も順調 2035年 713t供給が最も順調 2036年 713t供給が順調 2026年 0t供給が順調 2027年 0t供給が順調 2028年 225t供給が順調 2029年 450t供給が順調 2030年 675t供給が順調 2031年 675t供給が順調 2032年 675t供給が順調 2033年 675t供給が順調 2034年 675t供給が順調 2035年 675t供給が順調 2036年 675t原料制約が残る 2026年 0t原料制約が残る 2027年 0t原料制約が残る 2028年 36t原料制約が残る 2029年 72t原料制約が残る 2030年 108t原料制約が残る 2031年 145t原料制約が残る 2032年 145t原料制約が残る 2033年 145t原料制約が残る 2034年 145t原料制約が残る 2035年 145t原料制約が残る 2036年 145t遅延・低稼働 2026年 0t遅延・低稼働 2027年 0t遅延・低稼働 2028年 0t遅延・低稼働 2029年 0t遅延・低稼働 2030年 26t遅延・低稼働 2031年 51t遅延・低稼働 2032年 77t遅延・低稼働 2033年 102t遅延・低稼働 2034年 128t遅延・低稼働 2035年 128t遅延・低稼働 2036年 128t2036年まで稼働しない 2026年 0t2036年まで稼働しない 2027年 0t2036年まで稼働しない 2028年 0t2036年まで稼働しない 2029年 0t2036年まで稼働しない 2030年 0t2036年まで稼働しない 2031年 0t2036年まで稼働しない 2032年 0t2036年まで稼働しない 2033年 0t2036年まで稼働しない 2034年 0t2036年まで稼働しない 2035年 0t2036年まで稼働しない 2036年 0t全て独自仮定による条件比較。実績ではない。途中年は線形立上げ。

供給が最も順調 供給が順調 原料制約が残る 遅延・低稼働 2036年まで稼働しない

計算:設備出力能力と原料による出力限度の小さい方 × 有効出荷率 × 立上げ係数。立上げ係数は初年度から指定年数で均等に増えます。

NdPrと同じ製油所・原料群からの共同産出。開始年・立上げ年数・有効出荷率をNdPrと共通の比較仮定に置き、会社のDy/Tb個別年次計画とは呼ばない。追加原料の品位・継続性とDy/Tb内訳は未確認。

比較ケース出荷開始の仮定立上げ有効出荷率原料による出力限度2036年出力
供給が最も順調会社予定年から出荷、追加原料を確保し短期間で立ち上がる。原料継続と認証の成立が必要。 Dy/Tb酸化物はNdPrと共同産出で、原料の元素構成が実現条件。20272年95%750t/年713t/年
供給が順調追加原料を確保するが立上げに時間がかかる。 Dy/Tb酸化物はNdPrと共同産出で、原料の元素構成が実現条件。20283年90%750t/年675t/年
原料制約が残る追加原料を数えず既存原料による出力限度を使う。2036年まで維持できる保証はない。 Dy/Tb酸化物はNdPrと共同産出で、原料の元素構成が実現条件。20284年85%170t/年145t/年
遅延・低稼働工事・分離技術・認証や原料調達に遅れが続く。 Dy/Tb酸化物はNdPrと共同産出で、原料の元素構成が実現条件。20305年75%170t/年128t/年
2036年まで稼働しない開発停止等の失敗ケース。確率を推定したものではない。 Dy/Tb酸化物はNdPrと共同産出で、原料の元素構成が実現条件。期間中稼働なし5年0%0t/年0t/年
各年の条件付き出力を確認する
年供給が最も順調供給が順調原料制約が残る遅延・低稼働2036年まで稼働しない
20260t0t0t0t0t
2027356t0t0t0t0t
2028713t225t36t0t0t
2029713t450t72t0t0t
2030713t675t108t26t0t
2031713t675t145t51t0t
2032713t675t145t77t0t
2033713t675t145t102t0t
2034713t675t145t128t0t
2035713t675t145t128t0t
2036713t675t145t128t0t

「原料制約が残る」ケースでも、期間中の累計出荷は1,084t(DyTb combined oxide)になります。少なくともこれに相当する製品を回収できる原料が必要です。原料在庫・追加搬入・損失の照合前なので、この曲線が2036年まで実現可能だと確認したものではありません。

株主に現金が残るかという視点

重希土類の高値や設備能力だけで株主利益を決めない。170t/年を超えるには適した追加原料、分離の歩留まり、顧客認証と資本費が必要。契約価格式は非公開で、建設費・運転資金・維持投資と借入返済後の現金を確認する。

同一の2028年開始4年間の顧客契約はNd・Pr・Dy・Tb合算1,200tで、Dy/Tbだけの年間販売量ではない。取引価格の市場連動条件は非公開。契約枠と750t/年の設備能力は別。

選択案件のみ。NdPr酸化物とDy/Tb合算酸化物は同じ製油所の共同産出で、国の総生産ではない。4元素合計のkt REE需要とも同一物質基準ではなく、原料の2036年までの持続性も未確認。 このグラフから世界の不足率や価格倍率を作っていません。

原数値と、次に埋めるべき項目

各国の既存設備と新設案件の能力、稼働開始年、立上げ速度、枯渇・閉鎖、許認可と輸出規制を積み上げ、用途別需要・代替・再利用と同じ年・元素・工程で比較します。NdPrとDy/Tbを分け、5つの条件付きシナリオへ接続します。

磁石用レアアース・採掘国シェア(2024年版)
系列年数量/構成比区分
中国202361.0 %原資料の過去推計
米国20239.0 %原資料の過去推計
ミャンマー202315.0 %原資料の過去推計
豪州2023— %未表示(ゼロではない)
その他(上位3か国外)202315.0 %原資料の過去推計
中国203054.0 %原資料の予測
米国2030— %未表示(ゼロではない)
ミャンマー20309.0 %原資料の予測
豪州203018.0 %原資料の予測
その他(上位3か国外)203019.0 %原資料の予測
中国204055.0 %原資料の予測
米国2040— %未表示(ゼロではない)
ミャンマー20409.0 %原資料の予測
豪州204018.0 %原資料の予測
その他(上位3か国外)204019.0 %原資料の予測

IEA 2024年版 · 各年の上位3か国のみ。他国はその他に含まれる。原CSVの非上位国の0は未表示なので欠測として保存。2030/2040年はIEA base case。総REOのUSGS表とは対象が異なる。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

磁石用レアアース・精製国シェア(2025年版)
系列年数量/構成比区分
中国202491.0 %原資料の過去推計
マレーシア20244.0 %原資料の過去推計
ベトナム20241.0 %原資料の過去推計
豪州2024— %未表示(ゼロではない)
その他(上位3か国外)20243.0 %原資料の過去推計
中国203575.0 %原資料の予測
マレーシア20359.0 %原資料の予測
ベトナム2035— %未表示(ゼロではない)
豪州20353.0 %原資料の予測
その他(上位3か国外)203513.0 %原資料の予測

IEA 2025年版 · 各年の上位3か国とその他。表示されない国を生産ゼロと解釈しない。端数は原表どおりで合計が100%からずれる場合がある。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

磁石用レアアース・用途別需要の推移(2025年版)
系列年数量/構成比区分
クリーン技術需要202111.0 kt REE原資料の過去推計
クリーン技術需要202419.0 kt REE原資料の過去推計
クリーン技術需要203038.0 kt REE原資料の予測
クリーン技術需要204047.0 kt REE原資料の予測
その他需要202167.0 kt REE原資料の過去推計
その他需要202472.0 kt REE原資料の過去推計
その他需要203085.0 kt REE原資料の予測
その他需要2040103.0 kt REE原資料の予測
総需要202178.0 kt REE原資料の過去推計
総需要202491.0 kt REE原資料の過去推計
総需要2030123.0 kt REE原資料の予測
総需要2040150.0 kt REE原資料の予測
再生供給・再利用202122.0 kt REE原資料の過去推計
再生供給・再利用202427.0 kt REE原資料の過去推計
再生供給・再利用203032.0 kt REE原資料の予測
再生供給・再利用204043.0 kt REE原資料の予測
一次供給必要量202157.0 kt REE原資料の過去推計
一次供給必要量202464.0 kt REE原資料の過去推計
一次供給必要量203091.0 kt REE原資料の予測
一次供給必要量2040107.0 kt REE原資料の予測

IEA 2025年版 · IEA STEPS。Nd/Pr/Dy/Tbのみ。一次供給必要量は採掘実績ではない。丸めにより需要−再生供給と公表必要量が一致しない場合がある。2026年版の同定義の全時系列が未取得のため2025年版として明示。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

2035年の採掘供給と必要量(2025年版)
系列年数量/構成比区分
採掘供給2035106.5 kt REE原資料の予測
一次供給必要量2035103.6 kt REE原資料の予測

IEA 2025年版 · 同じ図・同じ版のbase case採掘供給とSTEPS一次供給必要量(再生供給控除・精製損失考慮)。総需要ではない。採掘供給の余裕は精製能力や中国外での調達可能量を保証しない。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

出典内の不一致:公開CSVの106.5÷103.6は102.8%ですが、元図の注記は105%です。ここではCSV値と再計算を示し、不一致は未解決です。価格や確率の校正には使用していません。

2035年の採掘供給と必要量(2026年版)
系列年数量/構成比区分
採掘供給2035104.0 kt REE原資料の予測
一次供給必要量203597.0 kt REE原資料の予測

IEA 2026年版 · 同じ図・同じ版のbase case採掘供給とSTEPS一次供給必要量(再生供給控除・精製損失考慮)。総需要ではない。採掘供給の余裕は精製能力や中国外での調達可能量を保証しない。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)

中国外の工程別・地域別供給計画(2026年版)
系列年数量/構成比区分
Mining|North America20359.5 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Central and South America20350.9 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Europe20350.0 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Asia except top refiners203522.0 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Australia203512.4 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Africa20351.3 kt REE equivalent原資料の予測
Mining|Russia20350.5 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|North America203511.4 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Central and South America20350.8 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Europe20351.7 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Asia except top refiners203512.6 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Australia20353.3 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Africa20352.1 kt REE equivalent原資料の予測
Refining|Russia20350.0 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|North America20358.4 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Central and South America20350.0 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Europe20353.0 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Asia except top refiners20356.8 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Australia20350.0 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Africa20350.0 kt REE equivalent原資料の予測
Magnet|Russia20350.0 kt REE equivalent原資料の予測

IEA 2026年版 · 中国を除く既存・発表済み案件のIEA base case。地域単位で国単位ではない。磁石も含有レアアース換算。工程を足し合わせない。世界総需要との直接の差引きは禁止。 原資料 · CC BY 4.0(抜粋・再構成)