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4592 サンバイオ 銘柄分析・適正株価

サンバイオ 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
医薬品 再生医療 開発型
現在値
時価総額
投資テーゼ
サンバイオは再生医療の実用化に賭ける開発型企業である。成功時の価値創出余地は大きいが、事業基盤は限定され、評価は開発と承認の進展に強く依存する。
4
競争優位性
業界内MOAT
5
業界成長性
セクター動態
2
リスク耐性
財務・事業安定性
1
株主還元
配当・自社株買い
6
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
3.6/10
競争優位性
4
業界成長性
5
リスク耐性
2
株主還元
1
見通し
6
📋 事業内容
4億円
売上高
FY2020実績
-52億円
親会社帰属
純利益
-57億円
営業CF
FY2020実績
69.3%
自己資本
比率
-47.7%
ROE
FY2020

同社は創薬や研究支援の知見をもとに、新しい治療や技術の価値を形にしようとしている。成功までの道のりは長いが、うまく届けば社会的な意義は大きい。研究の進展、提携、開発体制の整備が事業の節目になりやすい。日々の収益より、将来の成果に対する期待で見られやすい領域である。

競争優位性(業界内MOAT) 4/10

独自の技術基盤や知財の積み上げは、成立すれば強い壁になる。研究の再現性や開発の勘所は、外から見えにくい重要資産でもある。いっぽうで成果が出る前の段階では、堀の厚みはまだ仮説の域を出ない。期待が本物に変わるには、継続した前進が欠かせない。

📈 業界の成長性・セクター動態 5/10

成長は連続的というより、節目ごとに景色が変わる性質を持つ。提携や開発の前進が重なると、一気に見通しが開けることがある。逆に停滞局面では、評価の熱量も冷えやすい。長い時間軸で仮説の質を追う姿勢が求められる。

⚠️ リスクファクター分析 2/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

高リスク開発遅延

研究や治験の歩みが想定より鈍ると、期待の剥落が起きやすい。前進の質が見えない期間は特に不安定になりやすい。

中リスク資金調達依存

研究開発には継続した資金が必要で、外部調達の色が強くなりやすい。条件次第では既存株主の見え方に重さが出る。

中リスク成果の不確実性

技術が魅力的でも、最終的な事業化まで届くとは限らない。仮説の検証が進まないまま時間だけが過ぎる可能性もある。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 6/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

提携の進展

有力な相手との提携が進めば、技術の信頼性が一段と高まりやすい。開発速度と資金面の両方に追い風になりうる。

技術の横展開

ひとつの成果が別の適応や用途にも広がれば、物語の厚みが増す。単発で終わらない評価軸を作りやすい。

研究基盤の評価

地味でも着実な前進を積み重ねれば、研究組織そのものへの信頼が高まりやすい。長期資金を呼び込みやすくなる見通しもある。

💰 株主還元政策 1/10

この領域では、還元より研究開発への資金投入が優先されやすい。したがって評価の中心は配分の華やかさではなく、資金の使い方の納得感にある。必要な投資を続けながら希薄化や資金繰りをどう抑えるかが大切だ。将来価値に向けた規律ある運営かどうかを見たい。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
10年国債利回り(リスクフリーレート)+2.61%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(バイオ・後発)×1.30
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+6.69%
リスク耐性スコア調整(2/10)+1.80%
MOAT スコア調整(4/10)+0.20%
当社中立CoE11.30%
悲観 CoE
14.3%
中立 CoE
11.3%
楽観 CoE
8.8%
リスク耐性スコア(2/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 35%
中立 36%
楽観 29%
悲観 35% — 開発の遅れで信認が大きく揺らぐ
中立 36% — 承認と立ち上げを慎重に進める
楽観 29% — 実用化が進み評価が大きく切り上がる
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥349/株
悲観35% / 中立36% / 楽観29%
リスク耐性スコア 2/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り
直近3期FCF: 2026年度 -40億円 / 2025年度 -36億円 / 2024年度 -48億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=—。

悲観 35%
開発の遅れで信認が大きく揺らぐ
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト14.3%
ターミナル成長率1.9%
中立 36%
承認と立ち上げを慎重に進める
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト11.3%
ターミナル成長率2.6%
楽観 29%
実用化が進み評価が大きく切り上がる
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト8.8%
ターミナル成長率2.6%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥212、配当性向45%でBPS追跡。

悲観 35%
開発の遅れで信認が大きく揺らぐ
¥70
推定フェアバリュー/株
CoE14.3%
ROE(初年→10年目)-5.0%→8.2%
TV成長率1.9%
中立 36%
承認と立ち上げを慎重に進める
¥187
推定フェアバリュー/株
CoE11.3%
ROE(初年→10年目)10.5%→10.5%
TV成長率2.6%
楽観 29%
実用化が進み評価が大きく切り上がる
¥313
推定フェアバリュー/株
CoE8.8%
ROE(初年→10年目)13.5%→10.5%
TV成長率2.6%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥44、総合スコア3.6から指数関数的に倍率算出。

悲観 35%
開発の遅れで信認が大きく揺らぐ
¥310
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥44
想定PER7倍
中立 36%
承認と立ち上げを慎重に進める
¥487
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥44
想定PER11倍
楽観 29%
実用化が進み評価が大きく切り上がる
¥798
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥44
想定PER18倍
PBR法による価値算定を見送り
過去BPSデータの連続性に問題があるため、PBR法による価値算定を見送り(長期データ不足(10年未満))
PER法による価値算定を見送り
黒字年の長期データ不足のためPER法による価値算定を見送り

10年後の株価を 1000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-06-05)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 2.9%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -80.8% / 中央 -3.5% / 上振れ 6.1%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(1000シナリオ)
下振れ ¥0 / 中央 ¥15 / 上振れ ¥38
現在 ¥1,441 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
11.1%
10年後の状態: 成長0% 横ばい0% 衰退89% 倒産・上場廃止11%
事象タグ別の10年発生確率
rate environment net interest bridge
98.5%
希薄化・増資
93.1%
biotech follow-on/PIPE financing
60.7%
好況・上振れサイクル
57.6%
赤字・低収益からの回復
55.3%
バリュエーション低下
50.3%
景気後退・需要減
47.9%
利益率改善
45.4%
倒産・上場廃止
41.5%
biotech down-round/bridge financing
35.0%
大幅業績ショック
31.4%
distress restructuring survival
31.1%
利益率悪化
22.6%
競争優位低下
22.6%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(1000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥1,441(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)6.55%10.05%14.55%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥388
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥388
スタート時の状態L(名目永続成長率 2.5%、直近売上成長 2.0%)

※ 試算精度について:現在は 1000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (35%) 中立 (36%) 楽観 (29%) 加重平均
DCF
配当割引
残余利益 ¥70 ¥187 ¥313 ¥183
PERマルチプル ¥310 ¥487 ¥798 ¥515
PBR分位法
PER分位法
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥349
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥105 割安
¥190
FV¥349 割高
¥556
¥695
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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