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ラウンドワン 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
日本株 サービス業 アミューズメント
現在値
時価総額
投資テーゼ
ラウンドワンは屋内レジャーを一体運営する現場力が強みで、体験消費はAIに置き換わりにくい。景気や客足の波は受けやすいが、独自企画と店舗運営の巧拙が収益差につながりやすい。
6
競争優位性
業界内MOAT
5
業界成長性
セクター動態
4
リスク耐性
財務・事業安定性
4
株主還元
配当・自社株買い
5
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
4.8/10
競争優位性
6
業界成長性
5
リスク耐性
4
株主還元
4
見通し
5
📋 事業内容
1,771億円
売上高
FY2025実績
160億円
親会社帰属
純利益
455億円
営業CF
FY2025実績
33.7%
自己資本
比率
22.2%
ROE
FY2025

ラウンドワンは屋内レジャーを一体運営する現場力が強みで、体験消費はAIに置き換わりにくい。景気や客足の波は受けやすいが、独自企画と店舗運営の巧拙が収益差につながりやすい。娯楽は体験の鮮度と現場運営の巧拙が業績差を生みやすい。景気や人流の影響を受ける一方で、来店したくなる理由を作れる企業は粘り強い。この会社を見るときは、目先の追い風よりも事業の型がどれだけ再現性を持つかを丁寧に見たい。

競争優位性(業界内MOAT) 6/10

競争優位の源泉

複合アミューズメントの運営ノウハウと認知は一定の差別化要因で、体験価値は単純な価格比較だけでは崩れにくい。ブランド認知に加え、企画力や店舗運営の積み上げが差別化になる。単なる設備ではなく体験全体を設計できるかどうかが堀の中身だ。強みが本物かどうかは、価格以外の理由で選ばれ続けるかに表れやすい。

📈 業界の成長性・セクター動態 5/10

成長の見通し

余暇需要の取り込み余地はあるが、出店と客数に左右されやすく高成長を見込み続ける業態ではない。既存店の魅力向上と新しい遊び方の提案が成長の見通しを左右する。固定費の重い業態だからこそ、客単価と回転率の改善が効きやすい。外部環境の追い風があっても、最終的には自社の得意分野をどこまで広げられるかが差を生みやすい。

⚠️ リスクファクター分析 4/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

高リスク客足変動の大きさ

固定費負担が重く、景況感や人流の変化が収益に響きやすい。天候や景況感、人流の変化で来店数が振れやすい。固定費を抱えるため、売上の弱さが利益に出やすい。短期の揺れだけでなく、事業の癖として続きやすいかを見分けることが大切だ。

中リスク企画陳腐化の懸念

固定費負担が重く、景況感や人流の変化が収益に響きやすい。同じ体験が続くと来店動機が薄れやすい。更新の遅れは数字以上にブランドの鮮度を傷める。短期の揺れだけでなく、事業の癖として続きやすいかを見分けることが大切だ。

低リスク運営コストの上昇

固定費負担が重く、景況感や人流の変化が収益に響きやすい。人件費や光熱費の負担が重くなると、客数が維持されても採算が苦しくなりやすい。価格転嫁の限界も意識される。短期の揺れだけでなく、事業の癖として続きやすいかを見分けることが大切だ。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 5/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

既存店の磨き込み

見通しは新店の立ち上がりや既存店の体験強化次第で改善余地があるが、需要の急拡大を前提にしにくい。設備更新や企画改善で体験価値が上がると、同じ店舗でも収益の見通しは変わりやすい。運営力がそのまま差になる。見通しが現実味を持つほど、評価の視線は短期の変動より事業の質へ移りやすい。

来店動機の多層化

見通しは新店の立ち上がりや既存店の体験強化次第で改善余地があるが、需要の急拡大を前提にしにくい。複数の楽しみ方を束ねられる企業は、幅広い客層を取り込みやすい。滞在時間が伸びるほど採算面でも効きやすい。見通しが現実味を持つほど、評価の視線は短期の変動より事業の質へ移りやすい。

海外や新業態の展開

見通しは新店の立ち上がりや既存店の体験強化次第で改善余地があるが、需要の急拡大を前提にしにくい。成功パターンを横展開できると成長の見通しは広がる。単一地域依存を薄められる点でも意味がある。見通しが現実味を持つほど、評価の視線は短期の変動より事業の質へ移りやすい。

💰 株主還元政策 4/10

還元余力は事業投資や店舗改装の優先度に左右されやすく、株主還元の安定感は強くない。改装や出店の優先順位が高い局面では、還元の強さより運営投資の効果が注目されやすい。店舗の鮮度を保てるかが長い目での安心感につながる。派手さよりも、無理のない資本配分を続けられるかが長期の評価に結びつきやすい。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
30年国債利回り(リスクフリーレート)+3.70%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(エンタメ・レジャー)×0.93
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+4.76%
リスク耐性スコア調整(4/10)+0.60%
MOAT スコア調整(6/10)+0.00%
当社中立CoE9.06%
悲観 CoE
12.1%
中立 CoE
9.1%
楽観 CoE
6.6%
リスク耐性スコア(4/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 37%
中立 37%
楽観 26%
悲観 37% — 客足鈍化
中立 37% — 既存店維持
楽観 26% — 来店回復
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥2,553/株
悲観37% / 中立37% / 楽観26%
リスク耐性スコア 4/10 より算出

2段階DCF(FCF)。直近3期平均FCF(営業CF − 投資CF)を起点に10年成長率をシナリオ別に展開、Phase 2はターミナル成長率で永続割引。ベースFCF/株=¥90。成長率は過去EPS CAGR(10年=12.4%、直近3年=60.0%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(11年、Mauboussin CAP研究準拠)でターミナル成長率に収束。

悲観 37%
客足鈍化
¥1,211
推定フェアバリュー/株
WACC12.1%
ターミナル成長率0.8%
中立 37%
既存店維持
¥5,137
推定フェアバリュー/株
WACC9.1%
ターミナル成長率1.4%
楽観 26%
来店回復
¥26,120
推定フェアバリュー/株
WACC6.6%
ターミナル成長率2.3%

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥16。成長率は過去DPS CAGR(10年=6.0%、直近3年=33.9%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(11年)でターミナル成長率に収束。

悲観 37%
客足鈍化
¥167
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト12.1%
ターミナル成長率0.8%
中立 37%
既存店維持
¥472
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト9.1%
ターミナル成長率1.4%
楽観 26%
来店回復
¥1,661
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.6%
ターミナル成長率2.3%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥258、配当性向28%でBPS追跡。

悲観 37%
客足鈍化
¥99
推定フェアバリュー/株
CoE12.1%
ROE(初年→10年目)-5.0%→7.4%
TV成長率0.8%
中立 37%
既存店維持
¥289
推定フェアバリュー/株
CoE9.1%
ROE(初年→10年目)9.7%→9.7%
TV成長率1.4%
楽観 26%
来店回復
¥580
推定フェアバリュー/株
CoE6.6%
ROE(初年→10年目)12.4%→9.7%
TV成長率2.3%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥67、総合スコア4.8から指数関数的に倍率算出。

悲観 37%
客足鈍化
¥537
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥67
想定PER8倍
中立 37%
既存店維持
¥872
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥67
想定PER13倍
楽観 26%
来店回復
¥1,342
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥67
想定PER20倍
PBR法による価値算定を見送り
過去BPSデータの連続性に問題があるため、PBR法による価値算定を見送り(時系列に不連続な急変あり(株式分割の遡及反映が不完全な可能性))

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥67。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (13.8) 中央値 (19.4) 上位25% (55.5)
悲観 37%
客足鈍化
¥929
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER13.8倍
中立 37%
既存店維持
¥1,299
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER19.4倍
楽観 26%
来店回復
¥3,722
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER55.5倍

10年後の株価を 5000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-05-10)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 30.1%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -9.2% / 中央 3.3% / 上振れ 16.8%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(5000シナリオ)
下振れ ¥67 / 中央 ¥661 / 上振れ ¥3,209
現在 ¥866 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.9%
10年後の状態: 成長24% 横ばい68% 衰退7% 倒産・上場廃止1%
事象タグ別の10年発生確率
景気後退・需要減
49.7%
株主還元強化
49.3%
日本の家計実質所得圧迫
46.9%
好況・上振れサイクル
42.5%
バリュエーション低下
38.4%
利益率改善
30.3%
バリュエーション上昇
29.3%
大幅業績ショック
24.1%
利益率悪化
21.0%
構造的衰退
15.1%
TOB・買収
14.9%
競争優位低下
14.8%
倒産・上場廃止
3.4%
希薄化・増資
3.1%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(5000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥866(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)5.70%9.20%13.70%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥635
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥635
スタート時の状態S(名目永続成長率 1.0%、直近売上成長 12.1%)

※ 試算精度について:現在は 5000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (37%) 中立 (37%) 楽観 (26%) 加重平均
DCF ¥1,211 ¥5,137 ¥26,120 ¥9,140
配当割引 ¥167 ¥472 ¥1,661 ¥668
残余利益 ¥99 ¥289 ¥580 ¥294
PERマルチプル ¥537 ¥872 ¥1,342 ¥870
PBR分位法
PER分位法 ¥929 ¥1,299 ¥3,722 ¥1,792
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥2,553
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥324 割安
¥589
FV¥2,553 割高
¥6,685
¥8,356
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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