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7292 村上開明堂 銘柄分析・適正株価

村上開明堂 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
車載ミラー 外装部品 完成車向け
現在値
時価総額
投資テーゼ
車載ミラーを中心に外装部品を供給する会社である。認証と品質対応は強みだが、量産部品として価格圧力は強い。
5
競争優位性
業界内MOAT
4
業界成長性
セクター動態
5
リスク耐性
財務・事業安定性
4
株主還元
配当・自社株買い
4
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
4.4/10
競争優位性
5
業界成長性
4
リスク耐性
5
株主還元
4
見通し
4
📋 事業内容
1,092億円
売上高
FY2025実績
59億円
親会社帰属
純利益
98億円
営業CF
FY2025実績
76.9%
自己資本
比率
6.6%
ROE
FY2025

車載ミラーなどの外装部品を供給し、車両の安全性と機能を支える。品質認証と量産対応が重要である。収益の見え方は、どの用途で採用が続くかと、顧客の更新や稼働の流れを安定して拾えるかで変わりやすい。単発の売り切りだけでなく、既存顧客との継続接点をどう深めるかが事業の厚みを左右しやすい。需要が崩れにくい用途に根を張れるほど、外部環境が揺れた場面でも事業の安定感を保ちやすい。

競争優位性(業界内MOAT) 5/10

認証と取引継続は強みだが、部品点数の多い領域だけに価格交渉は厳しい。優位が続く条件は、品質や納期、提案力のような日々の運営差を顧客に体感させ続けられることにある。ただし商材やサービスが比較されやすい場面では、価格条件が前面に出て優位の持続性が弱まりやすい。そのため、単なる知名度よりも、顧客の運営に入り込む深さを保てるかが評価の分かれ目になる。

📈 業界の成長性・セクター動態 4/10

高機能化の流れはあるものの、主力市場の成熟感は強い。新規採用の拡大が必要である。伸びしろは、既存顧客の中で採用範囲を広げる動きと、隣接用途へ無理なく横展開できるかにかかりやすい。需要の裾野が広がっても、競争相手が増えやすい市場では、成長がそのまま高い採算につながるとは限らない。結局は、需要の追い風を受けるだけでなく、自社の役割を濃くして粗さの少ない成長に変えられるかが重要になる。

⚠️ リスクファクター分析 5/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

中リスク減産の影響

主要顧客の生産調整があると、収益がぶれやすい。この状態が続くと、採算や運営の安定感が鈍り、利益率の見え方も弱くなりやすい。需要の弱さが長引く局面では、固定費の吸収が難しくなり、事業全体の評価も慎重に見られやすい。

中リスク価格圧力

量産部品として条件見直しが続きやすい。この状態が続くと、採算や運営の安定感が鈍り、利益率の見え方も弱くなりやすい。需要の弱さが長引く局面では、固定費の吸収が難しくなり、事業全体の評価も慎重に見られやすい。

低リスク機能転換への遅れ

新しい車両要件への対応が遅れると採用を失いやすい。この状態が続くと、採算や運営の安定感が鈍り、利益率の見え方も弱くなりやすい。需要の弱さが長引く局面では、固定費の吸収が難しくなり、事業全体の評価も慎重に見られやすい。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 4/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

高機能外装部品

差別化しやすい部品を増やせれば、採算を改善しやすい。見通しとしては、既存の強みを隣接領域へ広げられるかが重要になる。顧客との接点が深まるほど継続性の高い収益を育てやすく、市場からの見え方も安定しやすい。

採用車種の拡大

顧客内で採用先を増やせれば、需要の厚みが増す。見通しとしては、既存の強みを隣接領域へ広げられるかが重要になる。顧客との接点が深まるほど継続性の高い収益を育てやすく、市場からの見え方も安定しやすい。

周辺部品への展開

外装周辺へ広げられれば、取引を深めやすい。見通しとしては、既存の強みを隣接領域へ広げられるかが重要になる。顧客との接点が深まるほど継続性の高い収益を育てやすく、市場からの見え方も安定しやすい。

💰 株主還元政策 4/10

還元よりも開発と生産体制の維持が優先されやすい。資本配分を見るうえでは、株主還元の強弱そのものより、競争力を守る投資と無理なく両立できているかが大切になる。人材や販促、システム整備への再投資が弱いと顧客接点が薄れやすく、還元の見栄えだけでは持続力を示しにくい。安定した本業の積み上がりが確認できる局面ほど、還元策にも説得力が生まれ、資本政策全体への信頼が高まりやすい。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
10年国債利回り(リスクフリーレート)+2.61%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(自動車部品)×1.05
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+5.39%
リスク耐性スコア調整(5/10)+0.00%
MOAT スコア調整(5/10)+0.00%
当社中立CoE8.00%
悲観 CoE
11.0%
中立 CoE
8.0%
楽観 CoE
6.0%
リスク耐性スコア(5/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 35%
中立 40%
楽観 25%
悲観 35% — 減産で生産負荷が高まる
中立 40% — 既存採用を守り安定供給を続ける
楽観 25% — 高機能部品の採用が広がる
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥8,552/株
悲観35% / 中立40% / 楽観25%
リスク耐性スコア 5/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のFCFブレが30%超のため、DCF法による算定を見送り(年次変動が大きく将来推計が困難)
直近3期FCF: 2025年度 53億円 / 2024年度 89億円 / 2023年度 51億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥210。成長率は過去DPS CAGR(10年=22.8%、直近3年=56.3%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(10年)でターミナル成長率に収束。

悲観 35%
減産で生産負荷が高まる
¥4,287
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト11.0%
ターミナル成長率0.1%
中立 40%
既存採用を守り安定供給を続ける
¥13,591
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト8.0%
ターミナル成長率1.0%
楽観 25%
高機能部品の採用が広がる
¥46,595
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.0%
ターミナル成長率2.0%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥7,685、配当性向41%でBPS追跡。

悲観 35%
減産で生産負荷が高まる
¥3,246
推定フェアバリュー/株
CoE11.0%
ROE(初年→10年目)-5.0%→7.0%
TV成長率0.1%
中立 40%
既存採用を守り安定供給を続ける
¥9,253
推定フェアバリュー/株
CoE8.0%
ROE(初年→10年目)9.1%→9.1%
TV成長率1.0%
楽観 25%
高機能部品の採用が広がる
¥16,936
推定フェアバリュー/株
CoE6.0%
ROE(初年→10年目)11.5%→9.2%
TV成長率2.0%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥514、総合スコア4.4から指数関数的に倍率算出。

悲観 35%
減産で生産負荷が高まる
¥4,109
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥514
想定PER8倍
中立 40%
既存採用を守り安定供給を続ける
¥6,164
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥514
想定PER12倍
楽観 25%
高機能部品の採用が広がる
¥9,759
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥514
想定PER19倍

過去長期(10年以上)のPBR分位 × 現BPS。市場の不況・好況局面を含む歴史的レンジから価値帯を算定。中央値PBR=0.52倍、現BPS=¥7,685。

PBR推移(月次・全期間)
PBR月次 下位25% (0.44) 中央値 (0.52) 上位25% (0.63)
悲観 35%
減産で生産負荷が高まる
¥3,365
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PBR0.44倍
中立 40%
既存採用を守り安定供給を続ける
¥4,031
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PBR0.52倍
楽観 25%
高機能部品の採用が広がる
¥4,826
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PBR0.63倍

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥514。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (6.0) 中央値 (8.4) 上位25% (15.2)
悲観 35%
減産で生産負荷が高まる
¥3,081
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER6.0倍
中立 40%
既存採用を守り安定供給を続ける
¥4,309
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER8.4倍
楽観 25%
高機能部品の採用が広がる
¥7,832
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER15.2倍

10年後の株価を 1000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-06-05)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 15.2%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -11.3% / 中央 -1.8% / 上振れ 11.3%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(1000シナリオ)
下振れ ¥1,634 / 中央 ¥4,245 / 上振れ ¥16,922
現在 ¥6,570 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.2%
10年後の状態: 成長14% 横ばい58% 衰退28% 倒産・上場廃止0%
事象タグ別の10年発生確率
好況・上振れサイクル
52.4%
景気後退・需要減
51.4%
株主還元強化
47.1%
バリュエーション上昇
33.9%
バリュエーション低下
29.0%
利益率改善
28.6%
rate environment net interest bridge
27.9%
利益率悪化
23.7%
大幅業績ショック
21.6%
TOB・買収
20.0%
競争優位低下
16.8%
希薄化・増資
14.7%
構造的衰退
14.4%
ordinary dilution financing
5.8%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(1000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥6,570(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)5.28%8.78%13.28%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥2,714
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥2,714
スタート時の状態C(名目永続成長率 0.8%、直近売上成長 10.8%)

※ 試算精度について:現在は 1000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (35%) 中立 (40%) 楽観 (25%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥4,287 ¥13,591 ¥46,595 ¥18,586
残余利益 ¥3,246 ¥9,253 ¥16,936 ¥9,071
PERマルチプル ¥4,109 ¥6,164 ¥9,759 ¥6,344
PBR分位法 ¥3,365 ¥4,031 ¥4,826 ¥3,997
PER分位法 ¥3,081 ¥4,309 ¥7,832 ¥4,760
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥8,552
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥1,990 割安
¥3,618
FV¥8,552 割高
¥17,190
¥21,488
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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