株譜kabufu
📊 概要・チャート・財務 📋 銘柄分析スクリーニング一覧へ 🏭 情報・通信業の業界分析

9601

松竹 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
情報・通信業 映像 舞台興行
現在値
時価総額
投資テーゼ
松竹株式会社は映像や舞台などの知的財産を軸にした娯楽企業で、作品資産とブランドが価値の源泉になる。魅力的な資産は強いが、ヒット依存と構造変化も抱える。
6
競争優位性
業界内MOAT
3
業界成長性
セクター動態
5
リスク耐性
財務・事業安定性
4
株主還元
配当・自社株買い
5
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
4.6/10
競争優位性
6
業界成長性
3
リスク耐性
5
株主還元
4
見通し
5
📋 事業内容
982億円
売上高
FY2026実績
52億円
親会社帰属
純利益
134億円
営業CF
FY2026実績
47.1%
自己資本
比率
4.8%
ROE
FY2026

松竹株式会社は映像や舞台などの娯楽資産を企画運営し、作品価値を複数の形で生かす。ブランドと企画力の両方が重要だ。商品や店舗、サービスのどこで繰り返し選ばれるかがはっきりしているほど、周辺需要まで取り込みやすい。一方で実店舗や商品体験が絡むため、デジタル化が進んでも需要のすべてが置き換わるわけではない。

競争優位性(業界内MOAT) 6/10

知的財産と長い歴史は強みになるが、観客の支持は移ろいやすい。保有資産を継続的に磨けるかが防御力を決める。ブランドや運営の型があっても、消費者の選択肢は多く、鮮度を失うと堀は薄くなりやすい。優位を保つには、価格以外の理由で繰り返し選ばれる状態を絶やさないことが大切になる。

📈 業界の成長性・セクター動態 3/10

成長は新作の当たりと既存資産の再活用に左右される。大きな市場成長より企画の質が効きやすい。伸びしろは新規出店だけでなく、既存店改善や周辺商材の深掘りがどこまで効くかで見え方が変わる。一方で定番業態でも競争は強く、鮮度を欠くと需要の鈍化が早く表れやすい。

⚠️ リスクファクター分析 5/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

中リスクヒット依存

作品の当たり外れが業績の振れを大きくしやすい。安定資産があっても波は消えない。このリスクはヒット依存が続く局面で強まりやすく、客離れや値引き対応が同時に起きやすい。

中リスク娯楽の多様化

視聴や外出の選択肢が増え、従来型の集客は競争が強い。企画力の差が問われる。このリスクは娯楽の多様化が続く局面で強まりやすく、客離れや値引き対応が同時に起きやすい。

低リスク固定費負担

施設や制作の固定費は需要が弱い局面で重くなりやすい。稼働率の維持が重要だ。このリスクは固定費負担が続く局面で強まりやすく、客離れや値引き対応が同時に起きやすい。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 5/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

資産再活用

知的財産の寿命を延ばせれば評価は上がりやすい。見通しの鍵は資産再活用が話題づくりだけでなく、継続来店や支持の定着につながるかにある。この動きが進むほど、来店頻度や客単価、リピートの質が改善しやすい。値引きに頼らない収益構造へ近づくほど評価も見直されやすい。

企画連動

接点が増えるほど作品価値は厚くなる。見通しの鍵は企画連動が話題づくりだけでなく、継続来店や支持の定着につながるかにある。この動きが進むほど、来店頻度や客単価、リピートの質が改善しやすい。値引きに頼らない収益構造へ近づくほど評価も見直されやすい。

ブランド回帰

成功すれば再評価のきっかけになる。見通しの鍵はブランド回帰が話題づくりだけでなく、継続来店や支持の定着につながるかにある。この動きが進むほど、来店頻度や客単価、リピートの質が改善しやすい。値引きに頼らない収益構造へ近づくほど評価も見直されやすい。

💰 株主還元政策 4/10

還元より資産の活用効率が見られやすい。資本配分では、競争力を守る投資と財務の安定をどう両立するかがまず問われる。消費関連では店舗や商品への投資が止まると競争力が傷みやすく、還元の継続性は事業の鮮度と切り離せない。無理のない還元と再投資のバランスが見えるほど、長期の見通しは組み立てやすくなる。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
30年国債利回り(リスクフリーレート)+3.70%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(エンタメ・レジャー)×0.93
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+4.76%
リスク耐性スコア調整(5/10)+0.00%
MOAT スコア調整(6/10)+0.00%
当社中立CoE8.46%
悲観 CoE
11.5%
中立 CoE
8.5%
楽観 CoE
6.0%
リスク耐性スコア(5/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 35%
中立 40%
楽観 25%
悲観 35% — ヒット不足と集客鈍化が重なる局面
中立 40% — 定番資産を生かして安定運営を続ける局面
楽観 25% — 作品展開の成功で評価が見直される局面
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥10,294/株
悲観35% / 中立40% / 楽観25%
リスク耐性スコア 5/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り
直近3期FCF: 2026年度 92億円 / 2025年度 -42億円 / 2024年度 -71億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥40。成長率は過去DPS CAGR(10年=-1.8%、直近3年=10.1%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(11年)でターミナル成長率に収束。

悲観 35%
ヒット不足と集客鈍化が重なる局面
¥313
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト11.5%
ターミナル成長率0.5%
中立 40%
定番資産を生かして安定運営を続ける局面
¥623
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト8.5%
ターミナル成長率1.0%
楽観 25%
作品展開の成功で評価が見直される局面
¥1,566
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.0%
ターミナル成長率2.0%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥7,874、配当性向10%でBPS追跡。

悲観 35%
ヒット不足と集客鈍化が重なる局面
¥3,188
推定フェアバリュー/株
CoE11.5%
ROE(初年→10年目)-5.0%→7.4%
TV成長率0.5%
中立 40%
定番資産を生かして安定運営を続ける局面
¥9,477
推定フェアバリュー/株
CoE8.5%
ROE(初年→10年目)9.4%→9.4%
TV成長率1.0%
楽観 25%
作品展開の成功で評価が見直される局面
¥21,652
推定フェアバリュー/株
CoE6.0%
ROE(初年→10年目)11.9%→9.7%
TV成長率2.0%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥399、総合スコア4.6から指数関数的に倍率算出。

悲観 35%
ヒット不足と集客鈍化が重なる局面
¥3,194
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥399
想定PER8倍
中立 40%
定番資産を生かして安定運営を続ける局面
¥4,792
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥399
想定PER12倍
楽観 25%
作品展開の成功で評価が見直される局面
¥7,587
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥399
想定PER19倍
PBR法による価値算定を見送り
過去BPSデータの連続性に問題があるため、PBR法による価値算定を見送り(時系列に不連続な急変あり(株式分割の遡及反映が不完全な可能性))

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥399。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (42.6) 中央値 (63.8) 上位25% (90.3)
悲観 35%
ヒット不足と集客鈍化が重なる局面
¥17,021
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER42.6倍
中立 40%
定番資産を生かして安定運営を続ける局面
¥25,491
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER63.8倍
楽観 25%
作品展開の成功で評価が見直される局面
¥36,076
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER90.3倍

10年後の株価を 5000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-05-10)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 2.3%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -17.8% / 中央 -8.8% / 上振れ 3.2%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(5000シナリオ)
下振れ ¥937 / 中央 ¥2,547 / 上振れ ¥10,418
現在 ¥10,460 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.8%
10年後の状態: 成長19% 横ばい42% 衰退38% 倒産・上場廃止1%
事象タグ別の10年発生確率
景気後退・需要減
50.4%
株主還元強化
48.7%
日本の家計実質所得圧迫
48.0%
好況・上振れサイクル
42.3%
バリュエーション低下
37.7%
利益率改善
30.5%
バリュエーション上昇
25.8%
大幅業績ショック
22.5%
利益率悪化
21.9%
構造的衰退
17.3%
競争優位低下
14.6%
TOB・買収
12.3%
希薄化・増資
9.6%
倒産・上場廃止
4.8%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(5000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥10,460(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)5.70%9.20%13.70%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥2,170
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥2,170
スタート時の状態S(名目永続成長率 1.0%、直近売上成長 6.1%)

※ 試算精度について:現在は 5000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (35%) 中立 (40%) 楽観 (25%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥313 ¥623 ¥1,566 ¥750
残余利益 ¥3,188 ¥9,477 ¥21,652 ¥10,320
PERマルチプル ¥3,194 ¥4,792 ¥7,587 ¥4,931
PBR分位法
PER分位法 ¥17,021 ¥25,491 ¥36,076 ¥25,173
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥10,294
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥3,261 割安
¥5,929
FV¥10,294 割高
¥16,720
¥20,900
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
利用規約 | プライバシーポリシー | サイトマップ