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PRICE OUTLOOK · 研究版

日本の強粘結コークス用炭輸入CIF平均単価の価格見通し

日々の価格と、2036年に向けた5つの価格シナリオを比べます。価格上昇が利益になるかは、企業の販売・調達・価格転嫁・ヘッジによって変わります。

acrei_reference:最新の取得処理が失敗しています。保存済みの値を表示しています。最終処理 2026-11-02T14:13:14+00:00

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原料炭の国別貿易と2036年FOB価格条件を見る →FOB水準を日本CIFへ直接換算せず、別枠の2036年条件では実質変化率だけを未校正の仮定として利用します。

最新の観測価格35,791.60JPY/MT · 対象 2026-09
2036年・中立シナリオ37,065.23JPY/MT · 2036-10-25
中立までの年率変化+0.4%観測価格から目標日まで

強粘結性のコークス用炭2税番の全輸入CIF平均。豪州FOBプレミアム強粘結炭スポットや全原料炭ではない。

財務省・日本着の月次参考価格

強粘結コークス用炭の輸入CIF平均単価

最新公表月 2026-09:35,791.60円/MT。税番2701.12-011と2701.12-091は、いずれも「強粘結性のコークス用炭」で灰分区分が異なります。2行の輸入CIF金額(千円)×1,000を合計重量(MT)で割りました。豪州東海岸FOBのプレミアム強粘結炭スポットや、全ての原料炭の約定価格ではありません。

円/MT · 強粘結炭の輸入平均010,83821,67532,51343,3502024-10 34,742.91円/MT24-102024-11 34,860.25円/MT2024-12 34,040.17円/MT2025-01 33,032.31円/MT25-012025-02 32,474.07円/MT2025-03 31,385.20円/MT2025-04 28,954.02円/MT25-042025-05 27,311.58円/MT2025-06 27,276.04円/MT2025-07 26,815.27円/MT25-072025-08 27,174.10円/MT2025-09 26,633.28円/MT2025-10 28,005.80円/MT25-102025-11 27,615.40円/MT2025-12 29,432.84円/MT2026-01 29,524.88円/MT26-012026-02 31,541.74円/MT2026-03 34,160.41円/MT2026-04 34,529.86円/MT26-042026-05 35,456.18円/MT2026-06 36,030.37円/MT2026-07 37,696.07円/MT26-072026-08 37,057.87円/MT2026-09 35,791.60円/MT輸入の品位・契約・原産国構成も変化。途中の線は補助線です。
月強粘結炭2税番 MT輸入CIF金額 千円平均 円/MT
2026-091,561,13355,875,44135,791.60
2026-081,637,04660,665,44337,057.87
2026-071,659,32962,550,17537,696.07
2026-061,541,44355,538,76936,030.37
2026-051,511,53853,593,35635,456.18
2026-041,708,67259,000,20134,529.86
2026-031,366,16746,668,82234,160.41
2026-021,428,03645,042,74731,541.74
2026-012,066,63661,017,18429,524.88
2025-121,585,66846,670,71429,432.84
2025-111,673,40346,211,69027,615.40
2025-101,707,30147,814,33628,005.80
2025-091,712,95145,621,50026,633.28
2025-081,942,34752,781,52427,174.10
2025-071,789,55947,987,51226,815.27
2025-061,672,69245,624,40727,276.04
2025-051,616,14944,139,57727,311.58
2025-041,829,26452,964,55128,954.02
2025-031,302,38540,875,61831,385.20
2025-021,441,29646,804,74232,474.07
2025-011,791,32459,171,56633,032.31
2024-121,610,33254,815,97834,040.17
2024-111,786,61962,281,97934,860.25
2024-102,053,84571,356,56234,742.91

最新月の内訳:灰分8%以下の011は232,745MT、その他灰分区分の091は1,328,388MT。両者を足した全国値は1,561,133MT、CIF金額55,875,441千円です。参考系列の詳細へ。

最新月の輸入原産国

原則として税関上の原産国。鉱山生産国、船積国と同一とは限らない。 国別2税番を足し、それぞれの月次・年初来合計が全国の原表と一致した場合だけ表示します。

原産国別の当月輸入重量比 · 2026-09オーストラリア46.5%カナダ21.7%アメリカ合衆国21.6%モザンビーク8.6%コロンビア1.6%中華人民共和国0.0%インドネシア0.0%ニュージーランド0.0%
原産国コード・国名当月 MT当月重量比年初来重量比当月CIF金額 千円平均 円/MT
601 オーストラリア725,41646.5%47.8%26,599,70836,668.21
302 カナダ339,54521.7%23.3%12,906,52638,011.24
304 アメリカ合衆国337,17321.6%16.2%11,354,76233,676.37
545 モザンビーク134,6008.6%4.6%4,315,55232,062.05
401 コロンビア24,3991.6%1.9%698,89328,644.33
105 中華人民共和国00.0%0.0%0—
118 インドネシア00.0%5.4%0—
606 ニュージーランド00.0%0.8%0—

日本へ輸入した品目の税関上の原産国で、世界の採掘・輸出シェアではありません。同じ原産国でも011/091の灰分区分、契約時期、品質、運賃が異なります。国別円/MTを同品質の価格差や企業の利益率と解釈しません。

2026年8月の2税番はe-Stat公開CSVと別途照合一致。申告の訂正は原本SHAと旧版をDBに残します。確認 2026-11-02 07:45 JST。

税関の全国表 · 税関の原産国別表 · 2税番の品名・灰分区分 · CIF・原産国・訂正の定義 · 公共データ利用規約 · 元金額・重量・ハッシュ

日本着CIFの独自条件

2036年の強粘結炭輸入単価:5つの条件

起点は2026年1~8月の日本の輸入CIF総額÷輸入重量、34,374.28円/MTです。米FRBの各月平均ドル円で月別金額を概算換算した基準は216.46 USD/MT、逆算の為替は158.80円/ドル。通関時の個々の換算レートを復元した値ではありません。

2036年のドル円を150円、日本CPIを年3%に固定します。豪州政府のFOB強粘結炭の2026→2031年実質価格比0.850だけを日本着CIFに仮に適用し、2031→2036年の実質変化をゼロと置きます。輸入品位・原産国構成・契約時期・運賃の相対差を保つという未検証の橋渡しです。豪州FOBの価格水準をCIFへ足したり、同じ商品の価格だと扱ったりしていません。

起点月の改定、新しい通関月の公表、観測の遅延、または見直し期限があります。保存済みの2036年条件は固定し、更新版の再分析が必要です。

低価格20,3862036年名目 円/MT未校正配分 10%

中国の高炉需要減と電炉・スクラップ利用がインドの増加を上回る。

日本CPI控除後 15,171円/MT · FOB変化の独自倍率 0.55
やや低価格29,6522036年名目 円/MT未校正配分 20%

高炉需要が鈍り、豪州等の供給回復と操業継続が価格を抑える。

日本CPI控除後 22,067円/MT · FOB変化の独自倍率 0.80
中立37,0652036年名目 円/MT未校正配分 40%

公表2031年実質強粘結炭価格を2036年まで維持する独自の比較条件。

日本CPI控除後 27,583円/MT · FOB変化の独自倍率 1.00
やや高価格51,8912036年名目 円/MT未校正配分 20%

インド等の高炉増設に高品位原料炭の増産が追いつかず、輸送制約も残る。

日本CPI控除後 38,617円/MT · FOB変化の独自倍率 1.40
高価格74,1302036年名目 円/MT未校正配分 10%

豪州の災害・炭鉱障害や陸上輸送制約が重なり、代替困難な品質の不足が長引く。

日本CPI控除後 55,167円/MT · FOB変化の独自倍率 2.00

配分は研究上の主観的な重みで、2036年の価格帯に入る確率ではありません。日本の鉄鋼会社にとって原料炭高は調達負担、炭鉱会社には売価増となり得ますが、契約・在庫・為替・鉄鉱石・鋼材売価・維持投資を照合するまで個社の株主利益へ掛けません。

計算・価格基準・原本

基準USD/MT(概算)=Σ[各月の輸入CIF金額円 ÷ 同月FRB平均円/ドル]÷ Σ輸入重量MT。2036年名目円/MT=基準USD/MT × 150 × 1.0310.00 × 豪州FOB実質2031/2026比 × 条件倍率。2026年豪州FOB公表値は通年予想、日本CIFの起点は1~8月の実績なので、期間と商品の差が残ります。

米FRB H.10 月平均為替 · 豪州DISR石炭需給・価格 · 日本の輸入統計。原本SHA256 f7c067f685ef09132cd2a5288444f00dd1462f93e69dc8bd86549e184ffe70d3、豪州調査版SHA256 89fe8dd56a940311138d6b0dd43172231bc39160d517d3ddf6a0d9534c5e93af。jp-coking-cif-relative-20261027-r1 · 分析日 2026-10-27 · 見直し期限 2026-11-25。

日本短期金利2%・長期金利3%は共通前提として保持し、資源価格の倍率や企業の割引率にはしません。豪州FOBの2036年条件と、日本CIFの観測原表・条件JSONは別基準です。

歴史的な供給ショックを数値で点検

強粘結炭の日本輸入CIF:2016~2025年

財務省の同じ2税番の月次輸入金額と重量を120か月集計しました。各月の累計は税関が示す年初来の数量・金額と一致。2021年の年平均は18,984円/MT、2022年は46,428円/MTで、名目円建ての比は2.45倍です。月次最高は2022-06の59,389円/MTです。

JPY/MT · 月次の輸入CIF金額÷重量016,92633,85250,77867,704201620182020202220242022-06 59,389円/MT2022/06の月次最高
暦年輸入数量 MT輸入CIF金額 千円重量加重平均 円/MT
201624,401,448287,590,80311,786
201723,462,605522,067,89322,251
201824,299,816548,333,29622,565
201925,148,241527,731,90220,985
202022,022,404324,382,50414,730
202122,763,431432,136,84218,984
202223,222,8021,078,188,74046,428
202323,417,536933,172,31739,849
202421,092,523874,744,92241,472
202520,064,339576,667,73728,741

この倍率にはドル円、輸入品位・契約・原産国構成、輸送費、物価の変化が混ざります。2022年の高騰をそのまま2036年の価格倍率や発生確率にはしていません。月次の最高値は瞬間の豪州FOBスポットではなく、日本で通関した全原産国の強粘結炭CIF平均です。

資源エネルギー庁の歴史資料は、2021~2022年の石炭高について世界の鉄鋼需要、ロシアのウクライナ侵略、豪州など供給国の豪雨を挙げています。資料の「原料炭」全体や豪州産の価格と、ここで集計した2税番の日本着・全原産国価格は同じ対象ではありません。JFEの契約転嫁と設備取得後の現金では、価格上昇が企業利益へ届く時間差を別に確認できます。

原本・税番・再計算の範囲

2016年版と2022年版の税番表・税番表で2701.12-011/-091の品名を照合。各月の公開検索結果120件のSHAと年月・MT・千円・月次/年初来合計を検査し、価格の旧版をDBに保存しました。2016~2025年当時の公表時点を復元した系列ではなく、2026-10-27に取得した現行検索結果です。年平均は12個の単価を単純平均せず、年間の金額総額÷重量総量です。

財務省・全国統計品別表 · 月次120件と原本SHAのJSON。調査版 coking-import-history-2016-2025-20261027-r1 · 見直し期限 2027-01-27 · 保存SHA256 b44209875a2a69be17fefe2058ff3488b63cb29bda557d298856cd3421a030b9。

歴史価格と為替を分ける

2022年の原料炭高:円建て2.45倍の内訳

財務省の2021→2022年の強粘結炭輸入CIF円単価は2.45倍でした。月別のCIF金額を、同じ月の米FRB平均ドル円で概算換算すると、ドル建て参考単価は171.69→354.22 USD/MTで2.06倍。逆算した輸入金額に対応する為替は110.57→131.07円/ドルで1.19倍です。この方法では2.06 × 1.19 ≒ 2.45となります。

暦年日本CIF 円/MT月別為替換算後 USD/MT(概算)逆算の円/ドル
201611,786107.92109.21
201722,251198.40112.15
201822,565204.42110.39
201920,985192.34109.10
202014,730137.83106.87
202118,984171.69110.57
202246,428354.22131.07
202339,849284.74139.95
202441,472273.78151.48
202528,741192.11149.60

ドル建て欄は通関で申告されたドル建て契約単価ではありません。各月の円CIF金額をFRBの月平均為替で割った分析上の概算です。為替以外の倍率にも、品位、契約・在庫の時間差、運賃、輸入原産国構成、米ドル物価が残ります。日本のCPIによる実質化も行っていません。「2.06倍=資源そのものの値上がり」とは扱わず、この歴史比から2036年の確率を推定しません。

バフェット式に会社を見るときは、原料のドル価格と円相場の両方が調達費へ効き得ます。同時に鋼材売価・契約時差・ヘッジ・炭鉱権益からの受取、維持投資を確認します。JFEの原料炭転嫁と連結現金へ · 2036年の共通マクロ条件へ。

原本と計算の範囲

米FRB/FREDのEXJPUS月次は、円/米ドルの日次観測の月平均です。各月のCIF円金額÷同月EXJPUSを10年分合計し、同じ年の輸入重量総量で割りました。年間の逆算円/ドルは年間円金額÷概算ドル金額で、12個の月平均為替の単純平均ではありません。財務省の元価格は同じ2税番の月次原本です。

FRB CSV SHA256 92d075830df0b9118a5296919cd2676c3e6110de274b47abad7134275a0c91c4 · 税関履歴版SHA256 b44209875a2a69be17fefe2058ff3488b63cb29bda557d298856cd3421a030b9 · 120月の換算と年次集計JSON。調査版 coking-cif-fx-bridge-2016-2025-20261027-r1 · 分析 2026-10-27 · 見直し期限 2027-01-27。

2036年の5つのシナリオ

日本の強粘結炭CIF年初来輸入単価を月平均ドル円で概算換算し、豪州FOB強粘結炭の2026→2031年実質変化率だけを2036年へ移す独自の条件。品位・契約・運賃・原産国構成の相対変化1倍は未校正。

物価だけで上がる基準:46,190.54 JPY/MT。中立シナリオのCPI基準からの差:-19.8%。基準価格は以下の「分析の前提」で確認できます。

この分析は見直しが必要です。公表元の告知、観測・起点の古さ、見直し期限を確認してください。

低価格20,385.87JPY/MT配分 10%

中国の高炉需要減と電炉・スクラップ利用がインドの増加を上回る。

現在比 -43.0%
CPI基準比 -55.9%
年率 -5.5%
やや低価格29,652.18JPY/MT配分 20%

高炉需要が鈍り、豪州等の供給回復と操業継続が価格を抑える。

現在比 -17.2%
CPI基準比 -35.8%
年率 -1.9%
中立37,065.23JPY/MT配分 40%

公表2031年実質強粘結炭価格を2036年まで維持する独自の比較条件。

現在比 +3.6%
CPI基準比 -19.8%
年率 +0.4%
やや高価格51,891.32JPY/MT配分 20%

インド等の高炉増設に高品位原料炭の増産が追いつかず、輸送制約も残る。

現在比 +45.0%
CPI基準比 +12.3%
年率 +3.8%
高価格74,130.45JPY/MT配分 10%

豪州の災害・炭鉱障害や陸上輸送制約が重なり、代替困難な品質の不足が長引く。

現在比 +107.1%
CPI基準比 +60.5%
年率 +7.6%

配分加重平均:40,586.42 JPY/MT。平均値は実現が最もありそうな価格を意味しません。

過去の観測と2036年の仮説

実線は観測の月平均。点線はシナリオへの補助線であり、途中年の予測や信頼区間ではありません。

円換算と購買力

シナリオ2036年の名目円分析日時点の購買力換算
低価格20,385.8715,170.85
やや低価格29,652.1822,066.69
中立37,065.2327,583.36
やや高価格51,891.3238,616.70
高価格74,130.4555,166.72

元系列の数量単位当たり。米セント表示は100分の1ドルに換算。輸入CIFの起点円価格には当時の為替が含まれ、別枠の条件で月平均為替を分けて2036年150円に置きます。購買力は日本CPI年3.0%で割り戻した条件付きです。ドル円の予測確率は含みません。 現在ドル円 157.80(2026-10-29)。

分析の前提・版・出典
分析日/見直し期限
2026-10-27 / 2026-11-25
比較基準の観測
34,374.28 JPY/MT:8か月のCIF金額総額÷重量総量。月別金額をFRB月平均ドル円で概算換算。(直近対象 2026-01..2026-08)
物価
日本CPI 3.0%/年、この系列の名目化基準 3.0%/年。共通CPIと固有の実質変化を乗算して名目価格を計算。ドル建て系列に独立した米国CPI予測を入れず、固定為替下の共通基準として扱う。
検証状態
点価格の重みは主観的な配分。豪州FOBの変化率を日本CIFに移す妥当性、為替月平均による概算換算、2031→2036年実質据置は未校正。企業利益へ自動反映しない。
モデル版
jp-coking-cif-relative-20261027-r1
観測取得
2026-11-01T22:45:43+00:00

毎日の観測更新では将来の目標価格を動かしません。前提を見直した時に別の版を追加し、旧版も残します。

出典は市場構造・観測値の根拠です。上記の価格目標・配分を出典の機関が予測したという意味ではありません。

影響を調べる銘柄

「会社開示を確認」は感応度・事業影響を一次資料で確認したもの、「関連候補」は既存AI分析の文章から抽出したものです。評価額には自動加算していません。1件中、最大150件を表示します。

5411 JFEホールディングス 会社開示を確認

強粘結炭高は調達費上昇。国内の一部は遅れて鋼材へ転嫁 · 確認 2026-10-27

JFEは国内出荷の約半分で主原料連動、四半期遅れと説明。2026年2月の約100億円転嫁見込みは特定時点・翌年度の値で、CIF参考系列への数量係数ではない。ブラックウォーター炭鉱10%権益/長期オフテイクも別。

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