株譜
AI 銘柄分析 · 鉄鋼 · 試作

JFEホールディングス 5411

国内製鉄は薄利でも海外と商社が支え、株価はほぼ適正。期待は資本コストにやや届かない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
株主還元配当性向 30%・下限 80 円
適正株価1,739円
今の株価(2026-10-16)1,722円
差(適正 ÷ 株価 − 1)+1.0%
確信度5/ 10
期待の年率と資本コスト
期待9.0%
資本コスト10.1%
差 −1.1%/年
上値の余地(楽観)年 +17.5%10 年で +403%(配当込み)
下値の堅さ(悲観)年 −7.5% 10 年で −54%・底 年 −5.8%・尾 年 −15.5%

筋書きごとの年率のリターン (配当込み・10 年)

筋書き確率10 年後の株価0%資本コスト 10.1%年率
楽観10%7,395円+17.5%
やや楽観20%4,563円+12.5%
中立40%2,739円+7.6%
やや悲観20%2,067円+5.2%
悲観(底)7.5%671円−5.8%
悲観(尾)2.5%200円−15.5%
期待の年率100%3,217円+9.0%

棒は年率。縦の線は 0% と資本コスト。合わせると 10 年の総リターンが出ます。

投資の助言ではありません。AI(Claude)による推定で、誤りを含むことがあります。

2業界の理解

  • 高炉・電炉の鉄鋼に、エンジニアリングと商社を併せ持つ国内 2 位の総合鉄鋼会社
  • 業界(鉄鋼):鉄鉱石・原料炭やスクラップから鋼材をつくる。高炉と電炉、特殊鋼、加工の会社を含む

見るべき指標

日本の粗鋼生産 万t 業界資料1業界資料2
  • 国内の鉄鋼の数量そのもの。高炉の固定費の吸収を決める
  • 中立は年 −1% の縮小。やや悲観・悲観は中立に 2016 年・2009 年の落ち方を掛けた
中国の鋼材輸出 万t 未確認業界資料3業界資料4
  • アジアの鋼材価格の上限を決め、国内のスプレッドを押さえる
  • 中立は 10 年平均と今の対数の中間。悲観は輸出の洪水が 2025 年を超える形で置く(数量の急減ではない)
インドの粗鋼生産 万t 推定未確認業界資料1
  • アジアで数量が伸びる唯一の大国。日本の高炉の海外合弁の需要
  • 中立は年 3.4% 増(国の目標には届かない)。悲観は今の水準で止まる
楽観やや楽観中立やや悲観悲観過去の実績

市場シェア

国内の粗鋼生産 2025 万t 推定業界資料1業界資料7 この会社の売上の約 59%・利益の約 28%
  1. 日本製鉄46.0%
  2. JFE スチール28.0%
  3. 神戸製鋼所7.2%
  4. 電炉ほか18.8%
  • 神戸製鋼は会社開示の 581 万t(2025 年度)÷ 全国。日本製鉄・JFE は推定

地域別の数量の見通し (数量。名目の金額ではない)

日本・鋼材の国内需要 万t 未確認業界資料7
  • 人口:人口減と住宅着工の減少で建設向けが細る
  • 置き換え:自動車の軽量化で 1 台あたりの鋼材が減る
  • インフラ:老朽インフラの更新が下支え
  • 年度。2026 は見通し
インド・粗鋼生産 万t 推定未確認業界資料1
  • 内需:インフラと住宅で数量が伸びる
日本(JFE スチール単独)・粗鋼生産 万t 未確認資料1資料3
  • 国内需要:日本の粗鋼生産の 10 年後の比(業界ブック)を今期予想に掛けた
  • 再編:高炉 5 基体制と電気炉化で能力は縮むが、シェアは維持

値上げの余地

総合3/ 5
中立の値上げの年率0.0%
  • 過去 5 年の値上げ資料1

    国内で 1 万円/t の値上げを達成、さらに追加を交渉中

    業界:2021〜23 年に原料高を受けて大きく値上げした

  • 原価の転嫁資料1資料2

    中東のコスト増を価格が追う形で、転嫁に遅れが残る

    業界:ひも付きは数か月遅れで転嫁、店売りは市況次第

  • 顧客の余力資料1

    造船は受注残が厚いが、建設・自動車は弱い

    業界:自動車・建設の顧客も値上げが続き、余力は小さい

  • 代わりの品の少なさ資料3

    電磁鋼板などは代わりが少なく、汎用品は輸入と競う

    業界:高張力鋼・特殊鋼は代わりが少ない。汎用品は輸入材と競合

  • 価格を決める力資料1

    国内 2 位。中国の輸出が値段の上限を押さえる

    業界:高炉 3 社の寡占だが、中国の輸出が値段の上限を押さえる

3好況と不況の歴史

好況の局面不況の局面 株価(月末・分割調整・対数目盛)
  1. 1 2007-07 の山

    統合後の高炉の集約が進み、鋼材の値上げが顧客に浸透した推定

    会社
    2008/03 期:経常 5,030 億・純利益 2,618 億・営業利益率 14.4%・PBR 3.22 倍
    動いた部門国内製鉄 +3,000 億推定エンジニアリング +100 億推定

    中国需要で鋼材の値上げが通り、利益が過去最高圏に達した

    業界の局面2003-08(中国の需要の急増で鋼材も原料も上がる)
  2. 2 2012-08 の谷 前の山から −88%

    輸出の鋼材が超円高で採算割れし、高炉の稼働を落とした推定

    会社
    2013/03 期:経常 522 億・純利益 396 億・営業利益率 1.3%・PBR 0.38 倍
    変化
    2008/03 期から:経常 −4,508 億・純利益 −2,222 億・利益率 −13.2 pt・PBR −2.85
    動いた部門国内製鉄 −2,500 億推定商社 −100 億推定
    業界の指標日本の粗鋼生産 10,720 万t

    超円高と国内の粗鋼減産で薄板・厚板の採算が崩れた

    業界の局面2011-12(震災と超円高で輸出が細る)
  3. 3 2015-05 の山 前の谷から +207%

    円安で輸出の採算が改善し、高炉の合理化の成果が出始めた推定

    会社
    2016/03 期:経常 642 億・純利益 337 億・営業利益率 2.6%・PBR 0.90 倍
    変化
    2013/03 期から:経常 +120 億・純利益 −59 億・利益率 +1.4 pt・PBR +0.53
    動いた部門国内製鉄 +200 億推定
    業界の指標日本の粗鋼生産 10,520 万t中国の鋼材輸出 11,240 万tインドの粗鋼生産 8,900 万t

    利益は小幅の戻りでも、円安と原料安の期待で株価が先に戻った

    会社固有
  4. 4 2016-06 の谷 前の山から −57%

    海外の鋼材安で輸出が細り、国内の値差も縮んだ推定

    会社
    2017/03 期:経常 847 億・純利益 679 億・営業利益率 2.9%・PBR 0.42 倍
    変化
    2016/03 期から:経常 +205 億・純利益 +343 億・利益率 +0.3 pt・PBR −0.48
    動いた部門国内製鉄 −600 億推定海外鉄鋼 −50 億推定
    業界の指標日本の粗鋼生産 10,480 万t中国の鋼材輸出 10,843 万t

    中国の輸出の洪水で鋼材の値が崩れ、期待が剥がれた

    業界の局面2015-16(中国の鋼材輸出が 1 億t超、資源安と円高)
  5. 5 2017-12 の山 前の谷から +106%

    鋼材の値上げが通り、在庫評価益も利益を押し上げた推定

    会社
    2018/03 期:経常 2,163 億・純利益 1,446 億・営業利益率 6.7%・PBR 0.84 倍
    変化
    2017/03 期から:経常 +1,316 億・純利益 +767 億・利益率 +3.8 pt・PBR +0.42
    動いた部門国内製鉄 +1,000 億推定国内グループ・ソリューション +150 億推定
    業界の指標日本の粗鋼生産 10,470 万t中国の鋼材輸出 7,543 万t

    値上げと在庫評価益で利益が倍増し、株価が戻った

    会社固有
  6. 6 2020-07 の谷 前の山から −75%

    高炉の休止を含む構造改革で大きな減損損失を計上した推定

    会社
    2021/03 期:経常 −49 億・純利益 −219 億・営業利益率 0.2%・PBR 0.24 倍
    変化
    2018/03 期から:経常 −2,213 億・純利益 −1,665 億・利益率 −6.5 pt・PBR −0.59
    動いた部門国内製鉄 −1,500 億推定国内グループ・ソリューション −300 億推定
    業界の指標日本の粗鋼生産 8,320 万t中国の鋼材輸出 5,367 万tインドの粗鋼生産 10,030 万t

    コロナで需要が急減し、大型の減損で最終赤字が続いた

    業界の局面2019-20(米中の摩擦とコロナで需要が急減)
業界の局面の一覧(9)
  • 1997-99 不況推定
    • アジア通貨危機と国内の金融危機
    • 国内の建設・設備投資の減少で鋼材の数量が落ち、高炉の固定費が重くなった
    • 高炉は軒並み減益、赤字の会社も出た
  • 2001-02 不況推定
    • IT バブルの崩壊とデフレ。高炉の再編
    • 鋼材の値が底を這い、過剰能力で値上げが通らず、再編で能力を減らした
    • 鋼材価格が底。JFE の発足など統合が進んだ
    • 中国の需要の急増で鋼材も原料も上がる
    • 中国の需要で原料と鋼材が同時に上がり、値上げが通って利ざやが広がった
    • 高炉の利益は過去最高圏
    業界の指標日本の粗鋼生産 2008 年 11,870 万t
    • リーマン・ショックで自動車・建設が急減
    • 自動車・建設向けの数量が 3 割近く落ち、高炉の固定費が利益を押しつぶした
    • 粗鋼が前年比 −26%。高炉は赤字か赤字近く
    業界の指標日本の粗鋼生産 2008 年 11,870 → 2009 年 8,753 万t中国の鋼材輸出 2009 年 2,460 万t
  • 2011-12 不況業界資料5
    • 震災と超円高で輸出が細る
    • 超円高で鋼材と顧客の自動車の輸出が細り、数量と値段が同時に下がった
    • 高炉は減益、赤字の期も
    業界の指標日本の粗鋼生産 2011 年 10,760 → 2012 年 10,720 万t
  • 2015-16 不況業界資料3
    • 中国の鋼材輸出が 1 億t超、資源安と円高
    • 中国の過剰能力が輸出に回りアジアの鋼材の値が崩れ、利ざやが縮んだ
    • スプレッドが縮み高炉は大幅減益
    業界の指標日本の粗鋼生産 2015 年 10,520 → 2016 年 10,480 万t中国の鋼材輸出 2015 年 11,240 → 2016 年 10,843 万tインドの粗鋼生産 2015 年 8,900 万t
  • 2019-20 不況業界資料1
    • 米中の摩擦とコロナで需要が急減
    • 自動車の減産で数量が落ち、高炉の休止と減損が重なった
    • 高炉は最終赤字、高炉の休止が続いた
    業界の指標日本の粗鋼生産 2019 年 9,930 → 2020 年 8,320 万t中国の鋼材輸出 2020 年 5,367 万tインドの粗鋼生産 2019 年 11,140 → 2020 年 10,030 万t
  • 2021-22 好況業界資料3
    • 需要の回復と中国の輸出抑制、値上げの浸透
    • 中国の輸出抑制でアジアの値が戻り、原料高を超える値上げが通った
    • 高炉の利益が過去最高を更新
    業界の指標日本の粗鋼生産 2021 年 9,630 → 2023 年 8,700 万t中国の鋼材輸出 2021 年 6,690 → 2023 年 9,026 万tインドの粗鋼生産 2021 年 11,820 → 2023 年 14,080 万t
    • 中国の輸出が 1.1 億t超に戻り国内需要も減る
    • 中国の輸出が再び増え、輸出の値と国内の数量がともに弱い
    • 高炉・電炉とも減益、スプレッドが縮む
    業界の指標日本の粗鋼生産 2024 年 8,400 万t中国の鋼材輸出 2024 年 11,072 万tインドの粗鋼生産 2024 年 14,940 万t

4セグメント × 筋書き

  • タブで筋書きを切り替えると、同じ表の数字だけが変わります。最初は中立。
  • 数字に合わせると、今期と比べた増減と年率が出ます。
  • 利益は事業利益。金額は億円。

利益の積み上げ (億円・縦線が合計)

国内製鉄国内グループ・ソリューション海外鉄鋼エンジニアリング商社 調整

感応度 (何が動くと利益がどれだけ動くか)

  • 国内製鉄鋼材の値が 1,000 円/t 上がると事業利益が約 190 億円増える推定資料1
  • 国内グループ・ソリューション国内の粗鋼が 5% 動くと利益が約 60 億円動く推定
  • 海外鉄鋼インドの粗鋼が 10% 動くと持分利益が約 50 億円動く推定
  • エンジニアリング受注高が 10% 動くと利益が約 25 億円動く推定
  • 商社取扱量が 10% 動くと事業利益が約 45 億円動く推定

筋書きごとのセグメント

中立確率 40% 前提:日本の粗鋼生産 7,300万t・中国の鋼材輸出 9,870万t・インドの粗鋼生産 23,000万t・年間受注高 9,140億円

セグメント数量単価売上(億円)利益(億円)利益率
国内製鉄 1,700万t 17.2万円/t 29,250 313 1.1%
国内グループ・ソリューション 533万t 16.4万円/t 8,771 965 11.0%
海外鉄鋼持分 373万t 12.1万円/t 4,501 1,080 24.0%
エンジニアリング 1,364件 6.92億円/件 9,444 425 4.5%
商社 952万t 20.3万円/t 19,281 521 2.7%
調整・本社費 −3,400 40
合計(事業利益利益) 63,346 3,344 5.3%
純利益 1,915
EPS(円) 301.0
倍率(PER) 9.1 倍
10 年後の株価(円) 2,739
負債と配当今期の予想楽観やや楽観中立やや悲観悲観(底)
10 年後の純負債(億円)14,00015,50017,00019,50021,000
利息(億円)−532−589−646−741−798
10 年目の配当性向30%30%30%

今期の予想:2027/3 期 会社予想(8 月 5 日)資料1資料2。業績の実績は銘柄ページへ。

5筋書きの確率と 10 年後の株価

楽観10%
10 年後の株価7,395円
総リターン+403%
配当の累計1,272円

PER 11.8 倍(EPS 625 円)
手本の局面 2021-22(需要の回復と中国の輸出抑制、値上げの浸透)
10 年目の配当性向 30%

  • 中国の輸出が細り国内の鋼材の値差が戻る
  • インドの持分利益と商社・エンジが伸びる
やや楽観20%
10 年後の株価4,563円
総リターン+226%
配当の累計1,049円

PER 10.2 倍(EPS 448 円)
10 年目の配当性向 30%

  • 国内製鉄が黒字に戻り中計の水準に近づく
  • 高付加価値品の比率が上がる
中立40%
10 年後の株価2,739円
総リターン+108%
配当の累計849円

PER 9.1 倍(EPS 301 円)
10 年目の配当性向 30%

  • 国内の鋼材需要は細り、製鉄は薄利で止まる
  • 海外のインドと商社・エンジが利益を支える
やや悲観20%
10 年後の株価2,067円
総リターン+67%
配当の累計800円

PBR 0.47 倍
手本の局面 2015-16(中国の鋼材輸出が 1 億t超、資源安と円高)

  • 中国の輸出が高止まりし国内製鉄が赤字に戻る
  • 減損が出るが下限の配当は守る

還元の明言と違う:利益が薄く性向が上がるが、下限の配当は守る

悲観10.0% = 底 7.5% + 尾 2.5%
悲観(底)7.5%
10 年後の株価671円
総リターン−45%
配当の累計280円

PBR 0.25 倍
手本の局面 2008-09(リーマン・ショックで自動車・建設が急減)

  • 需要の急減で国内製鉄が大きな赤字
  • 高炉の休止と減損で最終赤字が深くなる
  • 高炉の休止で固定費を約 2 割減らす

還元の明言と違う:底では下限の配当を守れず、配当を大きく絞る

悲観(尾)2.5%
10 年後の株価200円
総リターン−81%
配当の累計120円

中身:破綻・大きな希薄化

  • 高炉の更新と減損が重なり財務が急に悪化する
  • 大型増資で 1 株の価値が崩れる
  • 純負債が自己資本の約 0.7 倍で、分岐表 5(それ以外)により collapse

10 年後の株価の分布 (高さが確率)

楽観やや楽観中立やや悲観悲観(底)悲観(尾)

6長期の財務の推移 (悲観の根拠)

営業利益率
ROE
PBR(期末)
悲観(底)の手本の期やや悲観の手本の期楽観の手本の期 最終赤字の期注意の印(希薄化など)

悲観は歴史のどの局面に当たるか

筋書き手本の局面その時の利益率ROEPBR10 年後の想定
楽観 2021-22
値上げの浸透と輸出抑制で利益が過去最高。楽観の上限の目安
15.5% 20.0% 1.45 利益率 8.3%・ROE 8.7%・PER 11.83 倍
やや悲観 2015-16
中国の輸出の洪水と円高。数年に一度ある、よくある不況の底
2.6% 2.7% 0.47 利益率 1.7%・ROE −0.4%・PBR 0.47 倍
悲観(底) 2008-09
過去 20 年で粗鋼の落ち方が最も深い(−26%)。業種の最悪級の底
−5.4%局面の外 −12.2%局面の外 0.24局面の外 利益率 −2.7%・ROE −17.4%・PBR 0.25 倍

値は業種の局面(2008-10〜2010-09)の最悪と過去 20 年の最悪の悪い方。from が worst20 なら局面の外の期

尾(破綻・大きな希薄化)の確率の目安2.5%
  • 純負債 ÷ 自己資本 0.68 倍(0.5〜1 倍)+0.5
  • 営業利益 ÷ 支払利息 3.7 倍(3〜10 倍)+0.5

過去 20 年の最終赤字の期:2012/032020/032021/03

7材料・確信度・資本コスト

期待の材料
  • 大

    鋼材の追加値上げ(5千円/t)が実現し値差が戻る資料1資料10

    1年以内
  • 中

    電磁鋼板の増強で高付加価値品の比率が 60% に資料3

    1〜3年
  • 大

    インド合弁と JSW の拡張で海外利益が伸びる資料3資料7

    3〜10年
  • 小

    京浜の土地売却益が約 450 億円資料1

    1〜3年
  • 小

    薄板・形鋼の再編で利益が百億円規模で改善資料5資料6

    1〜3年
不安の材料
  • 大

    中国の鋼材輸出が高止まりし値差が戻らない資料1

    1〜3年
  • 大

    中東情勢で今期のコストが約 600 億円増える資料1

    1年以内
  • 中

    国内の鋼材需要が細り、高炉の稼働が落ちる資料8

    3〜10年
  • 中

    投資が営業 CF を超え、有利子負債が増える資料3

    1〜3年
  • 中

    金利上昇で支払利息が膨らむ

    3〜10年
確信度5 / 10
  • 市況への感応−2

    利益の大半が鋼材の値差と需要で決まる

  • 情報の量0

    セグメントと値差の増減が四半期で詳しく開示される

  • 事業の複雑さ−1

    3 部門に海外・グループがあり、在庫評価差でぶれる

  • 財務−1

    有利子負債が EBITDA の 4.8 倍。D/E は 59%

  • 業績の振れ−1

    過去 20 年に最終赤字の期が 3 つある

  • 経営の不確かさ0

    TOB や親子上場はなく、再編は事業の中で進む

資本コストの内訳10.1%
  • リスクのない金利3.00%
  • β × 株式の上乗せ4.89%
  • 小型の上乗せ0.25%
  • 確信度の上乗せ2.00%

β 0.98(会社 1.08・業種 0.88)・株式の上乗せ 5.0%

物価・金利と負債の前提資料12
  • 物価の年率3.0%
  • 10 年国債の利回り3.00%
  • 2 年後の政策金利2.00%
  • 10 年の物価の倍率× 1.344
  • 純負債 ÷ 自己資本0.68 倍
  • 格付けA(R&I)
  • 社債の上乗せ0.80%
  • 利息の率3.80%
  • 会計基準IFRS

価格・配当・BPS は名目(物価込み)。利息は純負債 ×(無リスク金利+上乗せ)。

目印 (ここを見れば筋書きが動く)

見るもの時期強気に動く弱気に動く
国内の鋼材平均価格毎四半期 13 万円/t 台が定着12 万円/t 台に戻る
在庫評価差を除く事業利益今期の通期 通期で 1,850 億円以上1,500 億円を割る
中国の鋼材輸出(月)毎月 月 800 万t 以下月 1,000 万t 超が続く
倉敷の高炉休止と電気炉の進み次の中計 予定どおりで投資が収まる遅れや投資の増額
インド合弁の稼働と持分利益次の中計 海外が年 750 億円に近づく年 500 億円で足踏み

同業との比較 (期待 − 資本コストの大きい順)

会社判定差期待の年率資本コスト期待 − 資本コスト確信度
JFEホールディングス 5411 適正 +1.0% 9.0% 10.1% −1.1% 5
東京製鐵 5423 割高 −19.0% 5.1% 8.1% −3.0% 7
神戸製鋼所 5406 割高 −22.1% 5.3% 9.1% −3.9% 7
日本製鉄 5401 割高 −22.9% 5.1% 9.1% −4.0% 5
丸一鋼管 5463 割高 −30.3% 3.1% 7.9% −4.8% 9
ヨドコウ(淀川製鋼所) 5451 割高 −37.6% 2.3% 9.1% −6.7% 6
大同特殊鋼 5471 割高 −41.7% 3.9% 10.8% −6.9% 8
愛知製鋼 5482 割高 −34.0% 3.1% 10.4% −7.3% 6
大和工業 5444 割高 −43.6% 1.7% 9.1% −7.4% 6

同業の値は各社の分析の時点のもの。分析の版が違う会社も含みます。

サイトのモンテカルロとの違い

  • MC は適正 2,021 円・期待 9.8%。こちらは国内製鉄の赤字と金利を見込む

出典

この会社の分析

  1. 1 インベスターズ・ミーティング(2026 年度第 1 四半期) PDF・2026-08-05
  2. 2 インベスターズ・ミーティング(2025 年度通期) PDF・2026-05-08
  3. 3 第 8 次中期経営計画(2025〜2027 年度) PDF・2025-05-08
  4. 4 JFE の 4〜6 月期 純利益 4.4 倍(日本経済新聞) ウェブ・2026-08-05
  5. 5 薄板事業再編による国内生産体制の強靭化(JFE スチール) PDF・2026-04-02
  6. 6 形鋼事業再編の取り組み(JFE スチール) ウェブ・2026-05-08
  7. 7 インドでの JSW との一貫製鉄所の合弁事業化完了 ウェブ・2026-03-31
  8. 8 2026 年度の鉄鋼需要見通し(日本鉄鋼連盟) PDF・2025-12-25
  9. 9 worldsteel 年次の粗鋼生産(インド) ウェブ・2026-01
  10. 10 JFE、鋼材再値上げ 全品種(日本経済新聞。見出しのみ確認) ウェブ・2026-05
  11. 11 JCR 長期発行体格付 AA-・安定的(2025-10 公表。検索の要約) ウェブ・2025-10-09・在りか:日本格付研究所(JCR)の格付公表。検索結果の要約で確認
  12. 12 R&I JFEホールディングスの発行体格付 A・安定的(2021-10 公表) ウェブ・2021-10-29

投資の助言ではありません。AI(Claude)による推定で、誤りを含むことがあります。

分析日 2026-10-17 ・ Claude Sonnet 5.5(opus10y 担当・第 3 版) ・ 作成 2026-10-17T05:43:47 ・ 型 opus10y-report-3 ・ 方法 6a99e9c2