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6588 東芝テック 銘柄分析・適正株価

東芝テック 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
電気機器 POS 流通機器
現在値
時価総額
投資テーゼ
東芝テックは POS や複合機など店舗と業務現場の機器を支える。顧客接点は強みだが、ハード中心の競争とソフトの価格圧力が同時にかかりやすい。
5
競争優位性
業界内MOAT
4
業界成長性
セクター動態
6
リスク耐性
財務・事業安定性
5
株主還元
配当・自社株買い
4
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
4.8/10
競争優位性
5
業界成長性
4
リスク耐性
6
株主還元
5
見通し
4
📋 事業内容
5,770億円
売上高
FY2025実績
299億円
親会社帰属
純利益
249億円
営業CF
FY2025実績
31.2%
自己資本
比率
27.6%
ROE
FY2025

同社は電力制御や機器、産業向けの装置を通じて現場の稼働を支える。製品そのものだけでなく、納入後の安定運用まで含めて価値が問われる。需要先は幅広いが、更新投資や設備計画の波を受けやすい。目立つ最終製品ではなくても、止まらない現場を支える役回りが大きい。

競争優位性(業界内MOAT) 5/10

電気機器では、安全性、耐久性、保守性の積み上げが信頼になる。現場で実績のある製品は、置き換え時にも候補として残りやすい。仕様のすり合わせや保守対応の経験は、価格だけでは測れない競争力だ。ただし標準品寄りの領域では、堀の厚みは限定的になりやすい。

📈 業界の成長性・セクター動態 4/10

成長余地は、省人化や更新需要、エネルギー効率化の流れに乗れるかにある。既存顧客の設備更新を深掘りできれば、着実な積み上がりが期待できる。さらに周辺ソリューションまで広がると、単品依存の弱さを和らげやすい。需要テーマに対する適応の速さが見通しを左右する。

⚠️ リスクファクター分析 6/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

中リスク設備投資の先送り

顧客の投資判断が鈍ると、受注の入り方が弱くなりやすい。更新案件の後ろ倒しは売上の見え方を崩しやすい。

中リスク価格競争

標準化された領域では価格で比べられやすい。差別化が伝わらないと利幅が削られやすい。

低リスク供給対応

部材や生産の制約があると、納期対応が難しくなる。信頼の毀損は次の案件にも響きやすい。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 4/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

更新需要

老朽化設備の更新は、安定した案件源になりやすい。既存実績のある企業ほど採用の順番が回りやすい。

省人化提案

単なる機器販売から現場改善提案まで広がれば、付加価値の厚みが増す。価格勝負を和らげる見通しも出る。

保守収益の積み上げ

納入後の対応を強められれば、収益の粘りが増しやすい。安定株としての見え方も良くなりうる。

💰 株主還元政策 5/10

設備産業である以上、開発と供給体制への投資は欠かせない。そのうえで還元の安定性を示せる企業は、成熟工業株としての安心感が増す。大きな派手さより、受注の波をまたいでぶれにくい配分が好ましい。事業の粘り強さが、そのまま還元の信頼感につながる。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
10年国債利回り(リスクフリーレート)+2.61%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(電機・重電)×1.20
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+6.15%
リスク耐性スコア調整(6/10)+0.00%
MOAT スコア調整(5/10)+0.00%
当社中立CoE8.76%
悲観 CoE
11.8%
中立 CoE
8.8%
楽観 CoE
6.3%
リスク耐性スコア(6/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 34%
中立 43%
楽観 23%
悲観 34% — 流通投資の停滞で機器更新が伸び悩む
中立 43% — 保守収益を軸に安定推移する
楽観 23% — 流通 DX 投資を取り込む
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥3,703/株
悲観34% / 中立43% / 楽観23%
リスク耐性スコア 6/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のFCFブレが30%超のため、DCF法による算定を見送り(年次変動が大きく将来推計が困難)
直近3期FCF: 2025年度 149億円 / 2024年度 33億円 / 2023年度 30億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥45。成長率は過去DPS CAGR(10年=-1.1%、直近3年=4.0%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(10年)でターミナル成長率に収束。

悲観 34%
流通投資の停滞で機器更新が伸び悩む
¥357
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト11.8%
ターミナル成長率0.6%
中立 43%
保守収益を軸に安定推移する
¥599
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト8.8%
ターミナル成長率1.1%
楽観 23%
流通 DX 投資を取り込む
¥1,228
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.3%
ターミナル成長率2.0%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥2,041、配当性向10%でBPS追跡。

悲観 34%
流通投資の停滞で機器更新が伸び悩む
¥848
推定フェアバリュー/株
CoE11.8%
ROE(初年→10年目)-4.5%→7.7%
TV成長率0.6%
中立 43%
保守収益を軸に安定推移する
¥2,499
推定フェアバリュー/株
CoE8.8%
ROE(初年→10年目)9.8%→9.8%
TV成長率1.1%
楽観 23%
流通 DX 投資を取り込む
¥5,462
推定フェアバリュー/株
CoE6.3%
ROE(初年→10年目)12.2%→10.0%
TV成長率2.0%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥319、総合スコア4.8から指数関数的に倍率算出。

悲観 34%
流通投資の停滞で機器更新が伸び悩む
¥2,550
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥319
想定PER8倍
中立 43%
保守収益を軸に安定推移する
¥3,824
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥319
想定PER12倍
楽観 23%
流通 DX 投資を取り込む
¥6,055
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥319
想定PER19倍
PBR法による価値算定を見送り
過去BPSデータの連続性に問題があるため、PBR法による価値算定を見送り(時系列に不連続な急変あり(株式分割の遡及反映が不完全な可能性))

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥319。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (17.3) 中央値 (24.2) 上位25% (33.3)
悲観 34%
流通投資の停滞で機器更新が伸び悩む
¥5,523
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER17.3倍
中立 43%
保守収益を軸に安定推移する
¥7,702
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER24.2倍
楽観 23%
流通 DX 投資を取り込む
¥10,598
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER33.3倍

10年後の株価を 1000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-06-05)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 6.8%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -33.7% / 中央 -10.3% / 上振れ 5.6%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(1000シナリオ)
下振れ ¥45 / 中央 ¥831 / 上振れ ¥4,982
現在 ¥3,200 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
8.8%
10年後の状態: 成長0% 横ばい48% 衰退44% 倒産・上場廃止9%
事象タグ別の10年発生確率
希薄化・増資
50.4%
景気後退・需要減
47.1%
株主還元強化
44.0%
AI電力・光通信インフラ需要
42.4%
balance sheet recapitalization
42.2%
バリュエーション低下
37.5%
ordinary_nominal_recession_catchup
36.8%
AI投資の供給側恩恵
35.2%
好況・上振れサイクル
32.2%
利益率改善
29.6%
rate environment net interest bridge
24.1%
listed issuance capacity exhausted
22.7%
バリュエーション上昇
22.6%
大幅業績ショック
22.5%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(1000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥3,200(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)6.03%9.53%14.03%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥481
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥481
スタート時の状態S(名目永続成長率 1.6%、直近売上成長 6.5%)

※ 試算精度について:現在は 1000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (34%) 中立 (43%) 楽観 (23%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥357 ¥599 ¥1,228 ¥661
残余利益 ¥848 ¥2,499 ¥5,462 ¥2,619
PERマルチプル ¥2,550 ¥3,824 ¥6,055 ¥3,904
PBR分位法
PER分位法 ¥5,523 ¥7,702 ¥10,598 ¥7,627
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥3,703
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥1,276 割安
¥2,320
FV¥3,703 割高
¥5,836
¥7,295
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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