株譜kabufu
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6999 KOA 銘柄分析・適正株価

KOA 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
電気機器 定量スコア 財務履歴ベース
現在値
時価総額
投資テーゼ
年次財務履歴のみから作成した暫定定量評価。事業内容の個別文章は未作成で、収益性、成長、財務安全性、資本効率、直近改善度を保守的に採点している。
5
競争優位性
業界内MOAT
5
業界成長性
セクター動態
5
リスク耐性
財務・事業安定性
2
株主還元
配当・自社株買い
6
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
4.6/10
競争優位性
5
業界成長性
5
リスク耐性
5
株主還元
2
見通し
6

5.6Sol 個別レビュー

Claude Opus 5によるシナリオ加重評価
不確実 簡易
5.6Sol乖離率 -9.2% レビュー時株価との比較
妥当価値 2,160円 シナリオ加重平均
基準株価 2,378円 2026-07-21 / kabufu-db
確信度 簡易評価

投資テーゼ

26/3期は売上722.9億円(+12.7%)・営業利益36.5億円(+210%)・純利益39.5億円と底打ちし、27/3期は日本・中国・アジアの産業機器需要とAI関連機器需要を背景に営業利益を28.3億円から53.6億円へ上方修正、配当も32円から63円へ倍増を計画する。抵抗器はAIサーバーと産業機器の電動化で数量トレンドが上向いており、回復自体は本物。ただし評価は特別利益を除いた実力ベースで行う必要があり、正常化営業利益率7〜7.5%・売上850億円で実力EPS125〜157円というのが中立の姿。ここにPER14倍を当てると1750〜2200円で、5シナリオの確率加重適正値は2159.5円、現値2378円を9.2%下回る。適正PBR=(ROE-g)/(COE-g)によるクロスチェックでも、COE7.89%・g1.5%、正常化純利益47億円・自己資本885.6億円で持続ROE5.3%なら適正PBR0.60倍=1419円と、むしろシナリオPERより厳しい答えが出る。現値はPBR1.00倍ちょうどで、持続ROE7.9%(COE並み)を織り込む水準だが、過去5期の平均ROEは4%台にすぎない。上振れ余地はあるが特別利益依存の予想EPSを額面どおりに評価すると誤る。

主な懸念

DBのeps_0=118.0はTTM集計で26/3期実績EPS106.4を+10.9%上回り、revenue_0=749.5億円も実績722.9億円と+3.7%ズレる。dividend_0=34.7も実績32円と不一致。bps_0=2385.1はIR BANKの2385.1と一致し、shares_0=37,132,082も純利益39.51億円÷EPS106.4=3713万株と整合するので1株指標は使える。最大の罠は27/3期会社予想で、売上873億円・営業利益53.6億円・経常利益60.4億円に対し純利益77.4億円と、純利益が経常利益を17億円上回る。EPS208.42円は特別利益ないし税効果込みの数字で、経常60.4億円に実効税率30%を当てた実力EPSは114円程度、現値2378円は実力PER20.9倍になる。1Qも売上208.8億円(+23.9%)・営業利益8.5億円(+70.2%)に対し経常13.15億円(+148.0%)・純利益16.29億円(+288.4%)と同じ構図で、営業利益率は4.1%と通期計画6.1%に届いていない。バランスシートの劣化も見過ごせず、有利子負債は22/3期65.7億円から26/3期454.1億円へ7倍に膨らみ、自己資本比率は70.6%から58.4%へ低下した。営業利益率は22/3期8.8%、23/3期13.6%、24/3期5.1%、25/3期1.8%、26/3期5.0%と振れ幅が大きい典型的シクリカルで、直近の回復局面の利益にピーク倍率を当てるべきではない。

シナリオ内訳

5.6Sol評価のシナリオ、確率、妥当価値、根拠
シナリオ確率妥当価値根拠
悲観 18.0% 1,200円 産業機器の設備投資が一巡し営業利益率が24/3期5.1%・25/3期1.8%の水準へ逆戻り、EPS60円台。過去5期で2度起きた事象で、有利子負債454億円の重さが同時に効く。PER19倍でも1200円。
弱気 27.0% 1,750円 正常化営業利益率6%・売上820億円で実力EPS125円に落ち着きPER14倍。特別利益を除いた27/3期の実力EPS114円とほぼ同じ収益力が続くケース。
中立 28.0% 2,200円 AI・産業機器需要が続き営業利益率7.5%・売上870億円で実力EPS157円、PER14倍。会社計画の営業利益53.6億円は達成するが純利益の特別要因は剥落する。
強気 18.0% 2,900円 23/3期ピークのEPS198.74円を上回る210円が定着しPER13.8倍。抵抗器の数量と単価が同時に改善し営業利益率が二桁へ復帰するケース。
楽観 9.0% 3,700円 AIサーバー向けで抵抗器需給が構造的にタイト化し営業利益率13%超・EPS260円、PER14.2倍。増設した設備の稼働率が上がり有利子負債も自律的に減る。
評価日: 2026-08-03 09:00:00
📋 事業内容
723億円
売上高
FY2026実績
40億円
親会社帰属
純利益
88億円
営業CF
FY2026実績
58.4%
自己資本
比率
4.4%
ROE
FY2026
💰 株主還元政策 2/10
EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
10年国債利回り(リスクフリーレート)+2.86%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(電機・重電)×1.20
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+6.15%
リスク耐性スコア調整(5/10)+0.00%
MOAT スコア調整(5/10)+0.00%
当社中立CoE9.01%
悲観 CoE
12.0%
中立 CoE
9.0%
楽観 CoE
6.5%
リスク耐性スコア(5/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 36%
中立 30%
楽観 34%
悲観 36% — 財務悪化
中立 30% — 履歴並み
楽観 34% — 改善継続
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥2,474/株
悲観36% / 中立30% / 楽観34%
リスク耐性スコア 5/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り
直近3期FCF: 2026年度 20億円 / 2025年度 -158億円 / 2024年度 -103億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥32。成長率は過去DPS CAGR(10年=4.8%、直近3年=-13.8%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(10年)でターミナル成長率に収束。

悲観 36%
財務悪化
¥153
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト12.0%
ターミナル成長率0.9%
中立 30%
履歴並み
¥339
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト9.0%
ターミナル成長率1.6%
楽観 34%
改善継続
¥958
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.5%
ターミナル成長率2.6%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥2,386、配当性向30%でBPS追跡。

悲観 36%
財務悪化
¥1,055
推定フェアバリュー/株
CoE12.0%
ROE(初年→10年目)-4.3%→8.0%
TV成長率0.9%
中立 30%
履歴並み
¥2,933
推定フェアバリュー/株
CoE9.0%
ROE(初年→10年目)10.2%→10.2%
TV成長率1.6%
楽観 34%
改善継続
¥6,143
推定フェアバリュー/株
CoE6.5%
ROE(初年→10年目)13.2%→10.2%
TV成長率2.6%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥199、総合スコア4.6から指数関数的に倍率算出。

悲観 36%
財務悪化
¥1,590
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER8倍
中立 30%
履歴並み
¥2,584
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER13倍
楽観 34%
改善継続
¥4,174
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER21倍

過去長期(10年以上)のPBR分位 × 現BPS。市場の不況・好況局面を含む歴史的レンジから価値帯を算定。中央値PBR=0.83倍、現BPS=¥2,386。

PBR推移(月次・全期間)
PBR月次 下位25% (0.67) 中央値 (0.83) 上位25% (1.00)
悲観 36%
財務悪化
¥1,608
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PBR0.67倍
中立 30%
履歴並み
¥1,971
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PBR0.83倍
楽観 34%
改善継続
¥2,378
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PBR1.00倍

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥199。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (11.7) 中央値 (18.0) 上位25% (27.9)
悲観 36%
財務悪化
¥2,324
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER11.7倍
中立 30%
履歴並み
¥3,574
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER18.0倍
楽観 34%
改善継続
¥5,540
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER27.9倍

10年後の株価を 1000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-07-29)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 16.6%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -12.9% / 中央 -2.1% / 上振れ 10.4%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(1000シナリオ)
下振れ ¥364 / 中央 ¥1,373 / 上振れ ¥5,507
現在 ¥2,378 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.0%
10年後の状態: 成長18% 横ばい68% 衰退14% 倒産・上場廃止0%
事象タグ別の10年発生確率
rate environment net interest bridge
100.0%
株主還元強化
47.5%
景気後退・需要減
45.4%
AI電力・光通信インフラ需要
42.3%
ordinary_nominal_recession_catchup
34.2%
AI投資の供給側恩恵
34.0%
バリュエーション低下
33.9%
好況・上振れサイクル
32.5%
利益率改善
29.7%
バリュエーション上昇
24.3%
debt service profit drag
22.6%
大幅業績ショック
19.0%
TOB・買収
18.4%
利益率悪化
17.7%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(1000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥2,378(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
🍝 トータルリターンの10年推移(1000通りのシナリオ)
横軸 = 経過年 / 縦軸 = 配当込み累積トータルリターン(%)。薄い線1本1本が1回のシミュレーション、 太線が中央シナリオ、帯が下振れ〜上振れ(P10〜P90)。0%(灰線)より上なら投資元本を上回る。
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)4.39%7.89%12.39%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥1,033
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥1,033
スタート時の状態S(名目永続成長率 1.7%、直近売上成長 2.2%)

※ 試算精度について:現在は 1000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (36%) 中立 (30%) 楽観 (34%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥153 ¥339 ¥958 ¥483
残余利益 ¥1,055 ¥2,933 ¥6,143 ¥3,348
PERマルチプル ¥1,590 ¥2,584 ¥4,174 ¥2,767
PBR分位法 ¥1,608 ¥1,971 ¥2,378 ¥1,979
PER分位法 ¥2,324 ¥3,574 ¥5,540 ¥3,792
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥2,474
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥740 割安
¥1,346
FV¥2,474 割高
¥3,839
¥4,799
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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