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8022

美津濃 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
その他製品 スポーツ用品 ブランド
現在値
時価総額
投資テーゼ
美津濃はスポーツ用品の老舗ブランドで、競技分野ごとの信頼が強みだ。ブランド力はあるが、世界規模で見ると競争相手も強く、成長の伸び代は限られやすい。
6
競争優位性
業界内MOAT
4
業界成長性
セクター動態
6
リスク耐性
財務・事業安定性
5
株主還元
配当・自社株買い
4
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
5.0/10
競争優位性
6
業界成長性
4
リスク耐性
6
株主還元
5
見通し
4
📋 事業内容
2,403億円
売上高
FY2025実績
152億円
親会社帰属
純利益
70億円
営業CF
FY2025実績
71.5%
自己資本
比率
9.7%
ROE
FY2025

美津濃はスポーツ用品の老舗ブランドで、競技分野ごとの信頼が強みだ。ブランド力はあるが、世界規模で見ると競争相手も強く、成長の伸び代は限られやすい。アパレルは商品企画とブランド表現、在庫運営の噛み合わせで収益差が出やすい。流行の変化が速い一方で、世界観を保てる企業は顧客の再来店を促しやすい。この会社を見るときは、目先の追い風よりも事業の型がどれだけ再現性を持つかを丁寧に見たい。

競争優位性(業界内MOAT) 6/10

競争優位の源泉

長いブランド蓄積と競技分野での信頼は簡単に崩れにくい。とはいえ世界的な大手ブランドに比べると支配力は限定的だ。ブランドの記憶や販路の編集力は、価格だけでは測れない差別化になる。けれど模倣やトレンド変化も速く、堀は常に磨き続ける必要がある。強みが本物かどうかは、価格以外の理由で選ばれ続けるかに表れやすい。

📈 業界の成長性・セクター動態 4/10

成長の見通し

スポーツ需要は底堅いが、成熟市場が多い。高付加価値品や海外の伸びがどこまで続くかが鍵になる。販路の広がりと客層の拡張が重なると伸びやすい。反面、ヒット依存が強いままだと成長の持続性は見えにくい。外部環境の追い風があっても、最終的には自社の得意分野をどこまで広げられるかが差を生みやすい。

⚠️ リスクファクター分析 6/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

高リスク流行変化の速さ

ブランド事業として一定の防御力はあるが、消費マインドや流行の影響は受ける。AIで置き換わる業態ではない点は安心材料だ。需要の波が急に変わると、商品の鮮度が一気に落ちることがある。在庫と値引きの管理が甘いと採算が崩れやすい。

中リスク販促依存の強まり

ブランド事業として一定の防御力はあるが、消費マインドや流行の影響は受ける。AIで置き換わる業態ではない点は安心材料だ。集客を広告や値引きに頼りすぎると、ブランドの持続力が弱りやすい。売上の見た目より、粗利の質を見極める必要がある。

低リスク暖冬や天候の影響

ブランド事業として一定の防御力はあるが、消費マインドや流行の影響は受ける。AIで置き換わる業態ではない点は安心材料だ。季節商品の比重が高いと、天候のぶれが売れ行きに直結しやすい。計画通りに回らない局面で運営力の差が出る。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 4/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

定番化の進展

見通しは高付加価値商材や海外展開の深耕にある。ただしグローバル競争が厳しく、評価の切り上がり余地は限定されやすい。一過性でない定番商品が育つと、需要の予見性は高まりやすい。粗利の安定感が増せば評価の見通しも良くなる。

直販の深掘り

見通しは高付加価値商材や海外展開の深耕にある。ただしグローバル競争が厳しく、評価の切り上がり余地は限定されやすい。顧客との直接接点が強まると、企画や販促の精度を上げやすい。ブランドの解像度が上がるほど次の施策も打ちやすくなる。

海外需要の取り込み

見通しは高付加価値商材や海外展開の深耕にある。ただしグローバル競争が厳しく、評価の切り上がり余地は限定されやすい。世界観が伝わるブランドは海外でも広がる余地がある。販路が増えるほど単一市場への依存を和らげやすい。

💰 株主還元政策 5/10

成熟ブランド企業として無理のない還元は期待できる。大きな資本政策の妙味より、安定感が中心だ。還元の安定感は在庫の健全さとブランド投資のバランスで決まりやすい。守りの運営ができるかどうかが資本配分の評価につながる。派手さよりも、無理のない資本配分を続けられるかが長期の評価に結びつきやすい。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
30年国債利回り(リスクフリーレート)+3.70%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(アパレル・繊維)×0.68
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+3.51%
リスク耐性スコア調整(6/10)+0.00%
MOAT スコア調整(6/10)+0.00%
当社中立CoE7.21%
悲観 CoE
10.2%
中立 CoE
7.2%
楽観 CoE
6.0%
リスク耐性スコア(6/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 34%
中立 43%
楽観 23%
悲観 34% — 消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
中立 43% — 既存ブランド力で安定運営を続ける局面
楽観 23% — 海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥2,545/株
悲観34% / 中立43% / 楽観23%
リスク耐性スコア 6/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り
直近3期FCF: 2025年度 35億円 / 2024年度 215億円 / 2023年度 -125億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥50。成長率は過去DPS CAGR(10年=8.5%、直近3年=35.7%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(11年)でターミナル成長率に収束。

悲観 34%
消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
¥638
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト10.2%
ターミナル成長率-0.5%
中立 43%
既存ブランド力で安定運営を続ける局面
¥2,077
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト7.2%
ターミナル成長率1.0%
楽観 23%
海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
¥6,035
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.0%
ターミナル成長率2.0%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥2,038、配当性向25%でBPS追跡。

悲観 34%
消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
¥827
推定フェアバリュー/株
CoE10.2%
ROE(初年→10年目)-5.0%→6.2%
TV成長率-0.5%
中立 43%
既存ブランド力で安定運営を続ける局面
¥2,568
推定フェアバリュー/株
CoE7.2%
ROE(初年→10年目)8.3%→8.3%
TV成長率1.0%
楽観 23%
海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
¥4,126
推定フェアバリュー/株
CoE6.0%
ROE(初年→10年目)10.7%→8.5%
TV成長率2.0%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥199、総合スコア5.0から指数関数的に倍率算出。

悲観 34%
消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
¥1,589
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER8倍
中立 43%
既存ブランド力で安定運営を続ける局面
¥2,583
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER13倍
楽観 23%
海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
¥3,973
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥199
想定PER20倍

過去長期(10年以上)のPBR分位 × 現BPS。市場の不況・好況局面を含む歴史的レンジから価値帯を算定。中央値PBR=0.75倍、現BPS=¥2,038。

PBR推移(月次・全期間)
PBR月次 下位25% (0.64) 中央値 (0.75) 上位25% (0.92)
悲観 34%
消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
¥1,304
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PBR0.64倍
中立 43%
既存ブランド力で安定運営を続ける局面
¥1,520
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PBR0.75倍
楽観 23%
海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
¥1,880
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PBR0.92倍

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥199。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (13.7) 中央値 (18.7) 上位25% (28.0)
悲観 34%
消費停滞とブランド競争激化が重なる局面
¥2,714
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER13.7倍
中立 43%
既存ブランド力で安定運営を続ける局面
¥3,715
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER18.7倍
楽観 23%
海外展開や高付加価値品で再評価が進む局面
¥5,559
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER28.0倍

10年後の株価を 5000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-05-10)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 14.8%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -12.4% / 中央 -1.9% / 上振れ 10.1%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(5000シナリオ)
下振れ ¥334 / 中央 ¥1,262 / 上振れ ¥5,715
現在 ¥3,315 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.3%
10年後の状態: 成長18% 横ばい61% 衰退21% 倒産・上場廃止0%
事象タグ別の10年発生確率
好況・上振れサイクル
52.7%
景気後退・需要減
51.5%
株主還元強化
49.2%
日本の家計実質所得圧迫
47.0%
バリュエーション低下
38.6%
利益率改善
27.0%
バリュエーション上昇
26.2%
大幅業績ショック
23.1%
利益率悪化
22.4%
構造的衰退
15.5%
競争優位低下
15.4%
TOB・買収
12.7%
希薄化・増資
5.0%
倒産・上場廃止
2.0%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(5000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥3,315(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)4.48%7.98%12.48%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥1,640
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥1,640
スタート時の状態C(名目永続成長率 0.0%、直近売上成長 7.0%)

※ 試算精度について:現在は 5000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (34%) 中立 (43%) 楽観 (23%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥638 ¥2,077 ¥6,035 ¥2,498
残余利益 ¥827 ¥2,568 ¥4,126 ¥2,334
PERマルチプル ¥1,589 ¥2,583 ¥3,973 ¥2,565
PBR分位法 ¥1,304 ¥1,520 ¥1,880 ¥1,529
PER分位法 ¥2,714 ¥3,715 ¥5,559 ¥3,799
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥2,545
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥778 割安
¥1,414
FV¥2,545 割高
¥4,315
¥5,394
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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