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マネックスグループ 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
証券
ネット証券
暗号資産
JCR BBB+ (stable)
投資テーゼ
マネックスグループはネット証券を土台にデジタル資産周辺へ広げる金融会社である。オンライン基盤は強みだが、手数料競争と市況依存が大きく、収益の質はまだ安定し切らない。
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事業内容
同社は売買仲介、資産運用、投資銀行業務などを通じて、資金の流れをつなぐ。相場環境に左右されやすい一方で、顧客基盤と商品力の差が収益の厚みを分ける。回転売買だけでなく、預かり資産をどう積み上げるかが重要になる。市場の熱量と経営の質が重なって見える業種だ。
⚡
競争優位性(業界内MOAT)
4/10
証券会社の堀は、顧客基盤、営業網、商品供給力、運用残高の粘りにある。相談の質が高い企業は、相場が静かな時でも接点を保ちやすい。法人向けの強みや特定分野の専門性も、見えにくい参入障壁になる。ただし売買依存が強いと、堀の印象は相場次第で薄れやすい。
📈
業界の成長性・セクター動態
4/10
成長余地は、預かり資産の積み上げと手数料以外の収益源の厚みづくりにある。相場の追い風に乗るだけでは、好不調の振れを抑えにくい。相談型営業や運用商品が育つ企業は、緩やかでも質の高い成長を描きやすい。収益の平準化が進むかが見通しの焦点だ。
⚠️
リスクファクター分析
5/10
スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。
高リスク 相場依存
売買代金や投資家心理が冷えると、手数料収益は細りやすい。良い時の勢いが反動になりやすい業種だ。
中リスク 収益源の偏り
仲介収益への依存が強いと、平準化が進みにくい。相場の静かな局面で弱さが見えやすい。
中リスク 信用と管理
金融商品を扱う以上、説明責任や内部管理の重みは大きい。小さな信頼毀損が長く尾を引きやすい。
💡
見通し(上振れ経路と実現確度)
5/10
業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。
中 預かり資産の積み上げ
資産運用の接点が厚くなれば、相場の波をまたいだ収益基盤を作りやすい。証券会社としての質が高まる。
中 法人機能の強化
投資銀行や法人向けの支援が広がれば、収益の柱が増えやすい。仲介依存の印象を和らげられる。
小 相談型営業の浸透
売買ではなく資産形成の支援で選ばれれば、長期的な信頼を積み上げやすい。見通しの安定感につながる。
💰
株主還元政策
4/10
証券は業績の波があるため、還元の評価には一段の慎重さが要る。良い相場での大きな配分より、静かな相場でも維持できる姿勢が信頼につながる。自己資本とリスク管理の規律を崩さないことも重要だ。荒い業種だからこそ、配分の一貫性に価値が出る。
EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益)
DPS(1株配当年間)
⚖️
内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
30年国債利回り(リスクフリーレート) +3.70%
成熟市場ERP(Damodaran) +4.23%
日本カントリーリスクプレミアム +0.91%
業種ベータ(証券・資産運用) ×1.77
→ 業種調整後の市場リスクプレミアム +9.09%
リスク耐性スコア調整(5/10) +0.00%
MOAT スコア調整(4/10) +0.20%
格付け調整(JCR BBB+) +0.00%
当社中立CoE 12.99%
リスク耐性スコア(5/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
中立 40%
— オンライン金融基盤を軸に安定運営する
楽観 25%
— デジタル資産関連の追い風を取り込む
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥818/株
悲観35% / 中立40% / 楽観25%
リスク耐性スコア 5/10 より算出
DCF
配当割引(DDM)
残余利益(RIM)
PERマルチプル
PBR分位法
PER分位法
★MC
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り 直近3期FCF: 2025年度 -189億円 / 2024年度 -783億円 / 2023年度 -529億円
2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥40。成長率は過去DPS CAGR(10年=10.1%、直近3年=38.1%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(9年)でターミナル成長率に収束。
悲観 35%
売買低迷と価格競争で収益が縮む
¥335
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト 16.0%
ターミナル成長率 0.1%
中立 40%
オンライン金融基盤を軸に安定運営する
¥740
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト 13.0%
ターミナル成長率 1.0%
楽観 25%
デジタル資産関連の追い風を取り込む
¥1,736
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト 10.5%
ターミナル成長率 2.0%
2段階残余利益モデル。BPS₀=¥484、配当性向45%でBPS追跡。
悲観 35%
売買低迷と価格競争で収益が縮む
¥229
推定フェアバリュー/株
CoE 16.0%
ROE(初年→10年目) -3.6%→11.7%
TV成長率 0.1%
中立 40%
オンライン金融基盤を軸に安定運営する
¥528
推定フェアバリュー/株
CoE 13.0%
ROE(初年→10年目) 13.8%→13.8%
TV成長率 1.0%
楽観 25%
デジタル資産関連の追い風を取り込む
¥825
推定フェアバリュー/株
CoE 10.5%
ROE(初年→10年目) 16.4%→13.9%
TV成長率 2.0%
PERマルチプル法。ピークEPS=¥67、総合スコア4.4から指数関数的に倍率算出。
悲観 35%
売買低迷と価格競争で収益が縮む
¥466
推定フェアバリュー/株
中立 40%
オンライン金融基盤を軸に安定運営する
¥733
推定フェアバリュー/株
楽観 25%
デジタル資産関連の追い風を取り込む
¥1,199
推定フェアバリュー/株
過去長期(10年以上)のPBR分位 × 現BPS。市場の不況・好況局面を含む歴史的レンジから価値帯を算定。中央値PBR=1.39倍、現BPS=¥484。
PBR推移(月次・全期間)
PBR月次
下位25% (1.03)
中央値 (1.39)
上位25% (2.00)
悲観 35%
売買低迷と価格競争で収益が縮む
¥499
推定フェアバリュー/株
中立 40%
オンライン金融基盤を軸に安定運営する
¥675
推定フェアバリュー/株
楽観 25%
デジタル資産関連の追い風を取り込む
¥969
推定フェアバリュー/株
過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥67。
PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次
下位25% (10.6)
中央値 (19.2)
上位25% (32.6)
悲観 35%
売買低迷と価格競争で収益が縮む
¥703
推定フェアバリュー/株
中立 40%
オンライン金融基盤を軸に安定運営する
¥1,279
推定フェアバリュー/株
楽観 25%
デジタル資産関連の追い風を取り込む
¥2,171
推定フェアバリュー/株
10年後の株価を 5000通り の未来シナリオでシミュレーション。
業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。
(最終計算: 2026-05-10)
総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 0.4%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -26.8% /
中央 -9.4% /
上振れ 0.8%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(5000シナリオ)
下振れ ¥0 /
中央 ¥198 /
上振れ ¥622
現在 ¥685 →
分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
15.5%
10年後の状態: 成長0% 横ばい82% 衰退3% 倒産・上場廃止16%
事象タグ別の10年発生確率
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(5000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。
現在 ¥685 (赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果 下振れ 中央 上振れ
必要利回り(株主資本コスト) 9.90% 13.40% 17.90%
成長持続年数(競争優位性に連動) 7年 10年 13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央) ¥96
10年後EPS/BPS×出口評価(中央) ¥96
スタート時の状態 L(名目永続成長率 0.5%、直近売上成長 -6.0%)
※ 試算精度について:現在は 5000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。
評価モデル
悲観 (35%)
中立 (40%)
楽観 (25%)
加重平均
DCF
—
—
—
—
配当割引
¥335
¥740
¥1,736
¥847
残余利益
¥229
¥528
¥825
¥498
PERマルチプル
¥466
¥733
¥1,199
¥756
PBR分位法
¥499
¥675
¥969
¥687
PER分位法
¥703
¥1,279
¥2,171
¥1,300
モデル平均
↑ 各モデルの確率加重平均
¥818
📊
株価チャート
バリュエーションゾーン
¥245
割安 ¥446
FV¥818
割高 ¥1,380
¥1,725
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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