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8923 トーセイ 銘柄分析・適正株価

トーセイ 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
不動産業 不動産再生 賃貸運営
現在値
時価総額
投資テーゼ
トーセイは不動産再生と運営を組み合わせ、物件の付加価値向上で収益を上げる。回転力は強みだが、不動産市況と金利環境の影響を大きく受けやすい。
6
競争優位性
業界内MOAT
5
業界成長性
セクター動態
5
リスク耐性
財務・事業安定性
5
株主還元
配当・自社株買い
6
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
5.4/10
競争優位性
6
業界成長性
5
リスク耐性
5
株主還元
5
見通し
6

5.6Sol 個別レビュー

5.6Solによるシナリオ加重評価
見送り寄り 簡易
5.6Sol乖離率 -13.7% レビュー時株価との比較
妥当価値 1,538円 シナリオ加重平均
基準株価 1,783円 2026-07-21 / kabufu-db
確信度 簡易評価

投資テーゼ

不動産開発の基準倍率(PER13倍、PBR1.25倍、EV/EBITDA9倍)を用い、利用可能なPER・PBR・EV/EBITDAを組み合わせた5シナリオ評価。確率加重価値は1,538.0円。既存の定量DBを横断した一次スクリーニングであり、10%集中判断には最新IRの追加確認を要する。

主な懸念

トーセイは基準株価1,783.0円に対し、EPS154.1円、BPS1058.3円、現行EV/EBITDA13.2倍。単年度の正規化前指標を使う軽量レビューのため、業績循環、特殊損益、会計基準差、直近会社計画の変化を完全には反映しない。決算更新時に再評価が必要。

シナリオ内訳

5.6Sol評価のシナリオ、確率、妥当価値、根拠
シナリオ確率妥当価値根拠
悲観 10.0% 820円 景気後退・競争激化・倍率縮小が重なり、基準価値の55%まで低下。
弱気 20.0% 1,160円 利益成長が鈍化し、基準倍率を約2割切り下げる弱気ケース。
中立 40.0% 1,490円 PER・PBR・EV/EBITDAを業種基準倍率で評価した中立ケース。
強気 20.0% 1,910円 会社計画達成と資本効率改善により基準価値を28%上回る強気ケース。
楽観 10.0% 2,460円 需要上振れ・利益率改善・株主還元が同時進行する楽観ケース。
評価日: 2026-07-23 09:30:00
📋 事業内容
947億円
売上高
FY2025実績
148億円
親会社帰属
純利益
-17億円
営業CF
FY2025実績
33.4%
自己資本
比率
14.3%
ROE
FY2025

不動産の取得、再生、賃貸運営を通じて価値向上の差益と継続収益を狙う。案件の取得、運営、販売や施工のどこまで自前で回せるかで、収益の振れ方と再現性が変わりやすい。一方で現場運営や案件管理の比重が重く、デジタルだけでは置き換えにくい判断と実務が多い。そのため、市況が揺れても案件選別や運営の質で差を付けられるかが評価の分かれ目になる。

競争優位性(業界内MOAT) 6/10

再生ノウハウと案件の見極めが強みだが、不動産市場の環境変化に大きく左右される。良い案件を見抜く力と現場を回し切る力がかみ合うほど、表面化しにくい堀が厚くなる。ただし資産価格が強いだけの局面と実力で収益を作れている局面は分けて見る必要がある。

📈 業界の成長性・セクター動態 5/10

既存不動産の有効活用という追い風はある一方、回転型ゆえ市況次第で速度が変わりやすい。伸びしろは案件回転だけでなく、運営収益や周辺サービスをどこまで積み上げられるかでも変わる。一方で市況が弱い局面では、需要があっても案件化や販売の速度が鈍りやすい。新しい柱が育つほど再評価余地は広がるが、資産価格頼みの印象が強いままだと成長感は続きにくい。

⚠️ リスクファクター分析 5/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

高リスク市況悪化

不動産市況が弱る局面では、売却回転と採算の両方に影響が出やすい。このリスクは市況悪化が重なる局面で強まりやすく、案件の選別が難しくなるほど影響が広がりやすい。その場合は案件回転や採算、資金繰りの見え方に響きやすく、在庫や工事原価の重さが表面化しやすい。市況への不安が高まると評価も縮みやすい。

中リスク金利上昇

資金調達環境が悪化すると、仕入れと保有の負担が重くなりやすい。このリスクは金利上昇が重なる局面で強まりやすく、案件の選別が難しくなるほど影響が広がりやすい。その場合は案件回転や採算、資金繰りの見え方に響きやすく、在庫や工事原価の重さが表面化しやすい。市況への不安が高まると評価も縮みやすい。

中リスク在庫回転

案件回転が遅れると、収益の見え方が鈍りやすい。このリスクは在庫回転が重なる局面で強まりやすく、案件の選別が難しくなるほど影響が広がりやすい。その場合は案件回転や採算、資金繰りの見え方に響きやすく、在庫や工事原価の重さが表面化しやすい。市況への不安が高まると評価も縮みやすい。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 6/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

再生需要

見通しの鍵は再生需要が単発案件で終わらず、運営や資産の質の改善として続くかにある。この動きが進むほど、回転と採算の両方を整えやすい。資産の質が伝わるほど評価の見直し余地も広がる。

運営深耕

見通しの鍵は運営深耕が単発案件で終わらず、運営や資産の質の改善として続くかにある。この動きが進むほど、回転と採算の両方を整えやすい。資産の質が伝わるほど評価の見直し余地も広がる。

案件大型化

見通しの鍵は案件大型化が単発案件で終わらず、運営や資産の質の改善として続くかにある。この動きが進むほど、回転と採算の両方を整えやすい。資産の質が伝わるほど評価の見直し余地も広がる。

💰 株主還元政策 5/10

還元余地はあるが、仕入れ機会をどう優先するかで資本配分の見え方が変わる。成熟度が高い事業ほど還元の継続性は評価されやすいが、守りのための投資を削ってまで厚くする局面とは限らない。不動産や建設では案件機会の波が大きく、還元の厚みよりも資産回転と採算管理の質が先に見られやすい。無理のない還元と再投資のバランスが見えるほど、長期の見通しは組み立てやすくなる。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
10年国債利回り(リスクフリーレート)+2.86%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(不動産開発)×1.05
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+5.37%
リスク耐性スコア調整(5/10)+0.00%
MOAT スコア調整(6/10)+0.00%
当社中立CoE8.23%
悲観 CoE
11.2%
中立 CoE
8.2%
楽観 CoE
6.0%
リスク耐性スコア(5/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 30%
中立 45%
楽観 25%
悲観 30% — 市況軟化で回転が鈍る局面
中立 45% — 再生案件を堅実に回す局面
楽観 25% — 再生力が評価され案件が積み上がる局面
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥1,812/株
悲観30% / 中立45% / 楽観25%
リスク耐性スコア 5/10 より算出
DCF法による算定を見送り
直近3期のいずれかでFCFが赤字のため、DCF法による算定を見送り
直近3期FCF: 2025年度 -52億円 / 2024年度 -187億円 / 2023年度 -104億円

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥50。成長率は過去DPS CAGR(10年=21.1%、直近3年=25.2%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(11年)でターミナル成長率に収束。

悲観 30%
市況軟化で回転が鈍る局面
¥1,012
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト11.2%
ターミナル成長率0.4%
中立 45%
再生案件を堅実に回す局面
¥1,837
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト8.2%
ターミナル成長率1.0%
楽観 25%
再生力が評価され案件が積み上がる局面
¥3,902
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.0%
ターミナル成長率2.1%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥1,060、配当性向33%でBPS追跡。

悲観 30%
市況軟化で回転が鈍る局面
¥441
推定フェアバリュー/株
CoE11.2%
ROE(初年→10年目)-5.0%→7.2%
TV成長率0.4%
中立 45%
再生案件を堅実に回す局面
¥1,318
推定フェアバリュー/株
CoE8.2%
ROE(初年→10年目)9.5%→9.5%
TV成長率1.0%
楽観 25%
再生力が評価され案件が積み上がる局面
¥2,600
推定フェアバリュー/株
CoE6.0%
ROE(初年→10年目)12.5%→9.5%
TV成長率2.1%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥152、総合スコア5.4から指数関数的に倍率算出。

悲観 30%
市況軟化で回転が鈍る局面
¥1,217
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥152
想定PER8倍
中立 45%
再生案件を堅実に回す局面
¥1,978
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥152
想定PER13倍
楽観 25%
再生力が評価され案件が積み上がる局面
¥3,196
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥152
想定PER21倍
PBR法による価値算定を見送り
過去BPSデータの連続性に問題があるため、PBR法による価値算定を見送り(時系列に不連続な急変あり(株式分割の遡及反映が不完全な可能性))

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥152。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (8.2) 中央値 (10.6) 上位25% (16.1)
悲観 30%
市況軟化で回転が鈍る局面
¥1,242
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER8.2倍
中立 45%
再生案件を堅実に回す局面
¥1,614
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER10.6倍
楽観 25%
再生力が評価され案件が積み上がる局面
¥2,457
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER16.1倍

10年後の株価を 1000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-07-29)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 4.6%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -21.6% / 中央 -8.1% / 上振れ 5.1%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(1000シナリオ)
下振れ ¥155 / 中央 ¥764 / 上振れ ¥2,959
現在 ¥1,794 → 分布の下から 1%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.5%
10年後の状態: 成長28% 横ばい64% 衰退8% 倒産・上場廃止1%
事象タグ別の10年発生確率
rate environment net interest bridge
100.0%
debt service profit drag
53.9%
景気後退・需要減
51.6%
好況・上振れサイクル
51.0%
株主還元強化
49.1%
バリュエーション低下
42.4%
希薄化・増資
39.7%
ordinary_nominal_recession_catchup
37.9%
利益率改善
34.2%
大幅業績ショック
26.8%
バリュエーション上昇
26.2%
利益率悪化
25.1%
TOB・買収
17.1%
構造的衰退
14.3%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(1000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥1,794(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
🍝 トータルリターンの10年推移(1000通りのシナリオ)
横軸 = 経過年 / 縦軸 = 配当込み累積トータルリターン(%)。薄い線1本1本が1回のシミュレーション、 太線が中央シナリオ、帯が下振れ〜上振れ(P10〜P90)。0%(灰線)より上なら投資元本を上回る。
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)3.80%7.30%11.80%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥343
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥403
スタート時の状態C(名目永続成長率 1.3%、直近売上成長 13.7%)

※ 試算精度について:現在は 1000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (30%) 中立 (45%) 楽観 (25%) 加重平均
DCF
配当割引 ¥1,012 ¥1,837 ¥3,902 ¥2,106
残余利益 ¥441 ¥1,318 ¥2,600 ¥1,375
PERマルチプル ¥1,217 ¥1,978 ¥3,196 ¥2,054
PBR分位法
PER分位法 ¥1,242 ¥1,614 ¥2,457 ¥1,713
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥1,812
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥538 割安
¥978
FV¥1,812 割高
¥3,039
¥3,799
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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