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ダイセキ 銘柄分析・適正株価・割安/割高判定
東証プライム サービス業 環境サービス R&I A- (stable)
現在値
時価総額
投資テーゼ
株式会社ダイセキは廃棄物処理と資源循環の現場力を持ち、規制対応や処理設備が参入障壁になりやすい。景気感応は残るが、物理的な処理能力が必要なぶんAI代替の圧力は小さい。
7
競争優位性
業界内MOAT
5
業界成長性
セクター動態
7
リスク耐性
財務・事業安定性
5
株主還元
配当・自社株買い
5
見通し
上振れ経路の確度
総合スコア
5.8/10
競争優位性
7
業界成長性
5
リスク耐性
7
株主還元
5
見通し
5
📋 事業内容
718億円
売上高
FY2026実績
92億円
親会社帰属
純利益
110億円
営業CF
FY2026実績
77.7%
自己資本
比率
11.1%
ROE
FY2026

同社は企業向けの運営支援や業務サービスを通じて、顧客の現場を裏側から支える。設備を持たないぶん軽やかに見えるが、人材や運用品質の管理が収益の芯になる。継続契約や深い関係があるほど、景色は安定しやすい。派手な製品より、仕事の流れを整える価値が大きい業種である。

競争優位性(業界内MOAT) 7/10

法人サービスの堀は、現場理解、実績、業務設計力、関係性の厚さに宿る。顧客の業務に深く入り込むほど、単純な比較対象になりにくい。成果が見えるサービスほど継続率も高まりやすい。いっぽうで人に依存する部分が大きい企業は、品質維持そのものが競争力になる。

📈 業界の成長性・セクター動態 5/10

成長余地は、既存顧客への横展開とサービスの標準化にある。個別対応だけでなく、再現性のある型を作れれば伸びの角度は上がりやすい。外部委託や効率化の流れが追い風になる場面も多い。顧客の課題に近い企業ほど、景気の波の中でも機会を拾いやすい。

⚠️ リスクファクター分析 7/10

スコアは「リスクが小さい」ことではなく、「リスクに対する財務・構造的耐性の高さ」を評価したものです。

中リスク人材確保

サービス品質を支える人材が不足すると、成長も収益性も鈍りやすい。採用と定着の難しさは常にある。

中リスク解約と単価圧力

継続契約が弱い企業は、景気悪化時に見直しの対象になりやすい。価格競争に入ると利益が薄くなりやすい。

低リスク属人化

個人の力量に頼る運営が強いと、再現性のある拡大が難しい。品質のばらつきが信頼を損ねることもある。

💡 見通し(上振れ経路と実現確度) 5/10

業績を構造的に変える可能性のある具体的な上振れ経路のみ。種まき新規事業・ニュースに出た小さな特許・抽象的な期待論は対象外。

横展開

既存顧客へ別サービスを広げられれば、営業効率の良い成長を作りやすい。関係性の深さが武器になる。

標準化の進展

業務の型が整えば、人に頼り過ぎない拡大がしやすくなる。収益の見通しも安定しやすい。

外部委託需要

企業の効率化意識が高まるほど、業務支援の需要は追い風を受けやすい。外部環境が見通しを支える。

💰 株主還元政策 5/10

サービス企業は資本が軽いことも多いが、人材と品質への投資を軽視すると土台が崩れやすい。還元を見るときは、採用や教育とのバランスが取れているかを確かめたい。成長と配分を両立できる企業は、資本効率の見え方が良くなりやすい。継続契約の厚みがあるほど配分にも安心感が出る。

EPS / DPS 長期推移(年次・全期間)
EPS(1株益) DPS(1株配当年間)
⚖️ 内在価値の推定(確率加重フェアバリュー)
📐 株主資本コスト(CoE)の算出
30年国債利回り(リスクフリーレート)+3.70%
成熟市場ERP(Damodaran)+4.23%
日本カントリーリスクプレミアム+0.91%
業種ベータ(人材・ビジネスサービス)×1.16
 → 業種調整後の市場リスクプレミアム+5.96%
リスク耐性スコア調整(7/10)-0.40%
MOAT スコア調整(7/10)-0.30%
格付け調整(R&I A-)+0.00%
当社中立CoE8.96%
悲観 CoE
12.0%
中立 CoE
9.0%
楽観 CoE
6.5%
リスク耐性スコア(7/10)を用いて3シナリオに確率ウェイトを配分。安定性が高いほど中立シナリオの比重が増し、リスクが高いほど悲観・楽観シナリオの比重が増加する。各モデルの確率加重平均を等ウェイトで平均した値を総合フェアバリューとして表示。
悲観 27%
中立 51%
楽観 22%
悲観 27% — 景気減速・コスト高
中立 51% — 契約需要の安定継続
楽観 22% — 周辺領域拡張・単価改善
総合フェアバリュー(確率加重・4モデル平均)
¥2,878/株
悲観27% / 中立51% / 楽観22%
リスク耐性スコア 7/10 より算出

2段階DCF(FCF)。直近3期平均FCF(営業CF − 投資CF)を起点に10年成長率をシナリオ別に展開、Phase 2はターミナル成長率で永続割引。ベースFCF/株=¥134。成長率は過去EPS CAGR(10年=10.2%、直近3年=3.5%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(12年、Mauboussin CAP研究準拠)でターミナル成長率に収束。

悲観 27%
景気減速・コスト高
¥1,266
推定フェアバリュー/株
WACC12.0%
ターミナル成長率0.8%
中立 51%
契約需要の安定継続
¥2,308
推定フェアバリュー/株
WACC9.0%
ターミナル成長率1.4%
楽観 22%
周辺領域拡張・単価改善
¥5,174
推定フェアバリュー/株
WACC6.5%
ターミナル成長率2.3%

2段階配当割引モデル(2-Stage DDM)。ベースDPS=¥76。成長率は過去DPS CAGR(10年=13.3%、直近3年=8.2%)から算出、MOATスコアに応じたフェード期間(12年)でターミナル成長率に収束。

悲観 27%
景気減速・コスト高
¥883
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト12.0%
ターミナル成長率0.8%
中立 51%
契約需要の安定継続
¥1,572
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト9.0%
ターミナル成長率1.4%
楽観 22%
周辺領域拡張・単価改善
¥3,418
推定フェアバリュー/株
株主資本コスト6.5%
ターミナル成長率2.3%

2段階残余利益モデル。BPS₀=¥1,723、配当性向39%でBPS追跡。

悲観 27%
景気減速・コスト高
¥927
推定フェアバリュー/株
CoE12.0%
ROE(初年→10年目)-2.6%→8.6%
TV成長率0.8%
中立 51%
契約需要の安定継続
¥2,327
推定フェアバリュー/株
CoE9.0%
ROE(初年→10年目)10.9%→10.9%
TV成長率1.4%
楽観 22%
周辺領域拡張・単価改善
¥4,640
推定フェアバリュー/株
CoE6.5%
ROE(初年→10年目)13.6%→10.9%
TV成長率2.3%

PERマルチプル法。ピークEPS=¥193、総合スコア5.8から指数関数的に倍率算出。

悲観 27%
景気減速・コスト高
¥1,740
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥193
想定PER9倍
中立 51%
契約需要の安定継続
¥2,901
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥193
想定PER15倍
楽観 22%
周辺領域拡張・単価改善
¥4,448
推定フェアバリュー/株
ピークEPS¥193
想定PER23倍
PBR法による価値算定を見送り
過去PBR中央値が1.5超のため、PBR法による価値算定は適していません(高ROE/成長銘柄)

過去長期(10年以上、赤字年除外)のPER分位 × ピーク/正規化EPS。歴史的バリュエーションレンジから価値帯を算定。基準EPS=¥193。

PER推移(月次・全期間、赤字年除外)
PER月次 下位25% (20.5) 中央値 (23.3) 上位25% (28.0)
悲観 27%
景気減速・コスト高
¥3,957
推定フェアバリュー/株
分位下位25%
適用PER20.5倍
中立 51%
契約需要の安定継続
¥4,498
推定フェアバリュー/株
分位中央値
適用PER23.3倍
楽観 22%
周辺領域拡張・単価改善
¥5,418
推定フェアバリュー/株
分位上位25%
適用PER28.0倍

10年後の株価を 5000通りの未来シナリオでシミュレーション。 業績の成長・横ばい・衰退・倒産の確率を過去データから推定し、1株利益の動きと適正株価の幅を予測します。 (最終計算: 2026-05-10)

総合判定(期待利回り vs 必要利回り)
回避
期待年利が必要利回りを上回る確率: 29.1%
期待年利(10年保有した場合)
下振れ -3.9% / 中央 6.2% / 上振れ 15.3%
中央シナリオで必要利回り(7〜8%目安)を超えるか
10年後株価の幅(5000シナリオ)
下振れ ¥1,309 / 中央 ¥5,425 / 上振れ ¥14,272
現在 ¥4,245 → 分布の下から 0%地点(低いほど割安)
10年以内の倒産・上場廃止確率
0.5%
10年後の状態: 成長35% 横ばい64% 衰退1% 倒産・上場廃止1%
事象タグ別の10年発生確率
AIエージェント代替・内製化リスク
60.4%
株主還元強化
49.2%
景気後退・需要減
42.5%
バリュエーション低下
34.0%
AI活用による生産性上振れ
32.4%
利益率改善
31.2%
バリュエーション上昇
27.5%
好況・上振れサイクル
19.7%
大幅業績ショック
17.5%
AI代替・知識労働サービス圧迫
17.1%
利益率悪化
16.5%
TOB・買収
12.2%
構造的衰退
10.7%
競争優位低下
7.8%
銘柄の状態、業種の景気敏感度、スコア、資本効率、現在PBRなどから各事象の露出度を作り、EPS/BPSシミュレーション内で発生させています。
📊 10年後の株価予想分布(5000通りのシナリオ)
横軸 = 10年後の株価 / 縦軸 = その株価に到達するシナリオ数。 現在 ¥4,245(赤線)より右に分布があれば株価上昇期待、左なら下落リスク。
株価の10年推移予想(中央線=中央シナリオ、帯=下振れ〜上振れ)
入力値 / 各モデルの結果下振れ中央上振れ
必要利回り(株主資本コスト)6.87%10.37%14.87%
成長持続年数(競争優位性に連動)7年10年13年
EPS/BPS-first MC 適正株価(中央)¥3,439
10年後EPS/BPS×出口評価(中央)¥3,439
スタート時の状態S(名目永続成長率 1.0%、直近売上成長 6.3%)

※ 試算精度について:現在は 5000通りのシミュレーションで、売上成長・利益率・株数からEPSとBPSを作り、配当は総リターンに、内部留保と自社株買いはBPS/株に反映します。10年後EPS/BPSに対して出口PER/PBR/PSRを評価し、赤字パスでは黒字時のPERを使わず、資産・売上倍率ベースの低い評価に切り替えます。さらにTOB、競争優位低下、景気後退、赤字からの回復、利益率変化、希薄化、バリュエーション変化などの事象タグを各銘柄の露出度に応じて発生させています。TOBは時価総額が大きい銘柄ほど発生確率を下げています。

評価モデル 悲観 (27%) 中立 (51%) 楽観 (22%) 加重平均
DCF ¥1,266 ¥2,308 ¥5,174 ¥2,657
配当割引 ¥883 ¥1,572 ¥3,418 ¥1,792
残余利益 ¥927 ¥2,327 ¥4,640 ¥2,458
PERマルチプル ¥1,740 ¥2,901 ¥4,448 ¥2,928
PBR分位法
PER分位法 ¥3,957 ¥4,498 ¥5,418 ¥4,554
モデル平均 ↑ 各モデルの確率加重平均 ¥2,878
📊 株価チャート
バリュエーションゾーン
¥965 割安
¥1,755
FV¥2,878 割高
¥4,620
¥5,775
本レポートは公開情報(有価証券報告書・IR資料・各種統計)に基づく定性・定量分析であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。財務数値はEDINET開示データより自動取得しており、最新の決算発表を反映していない場合があります。割引率は NYU Stern Damodaran (Jan 2026) の Japan ERP および日本国債利回りを基に算定。投資判断はご自身の責任においてご判断ください。
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