グローバル国債・先物配分分析
過去に何が良かったかだけでなく、現在の利回り、短期調達金利、インフレ、OIS/フォワードカーブを保存し、現在条件での株式・債券先物overlayを検討します。
現在条件のVT現物・円担保+先物overlay
純資産、VT現物比率、先物notionalを変え、口座円残高・経済的financing・現在carry proxy・直近60か月共分散から損益とリスクを再計算します。
OIS・forward curveを利用できる範囲で反映した条件付きproxy。入力exposureでも再計算します。
現地短期fundingは先物fair valueに織り込まれる費用proxyです。口座の円担保利息や証拠金拘束とは別です。
1本の日次CRONから期限判定。失敗は処理別に記録し、他サイトのジョブには触れません。
債券DV01は利回り+1bpの一次近似、vol risk寄与は直近60か月の縮小共分散に対するEuler寄与です。米30年duration=17は固定proxyで、実際のCTD・conversion factor・凸性・basisは未反映です。
入力値の前後10・25ptで、実際のgross exposure、固定overlay配分のvol・Sharpe・最悪マクロstressがどう変わるかを比較します。
銀行規制への適合判定ではありません。 純資産15%との比較は大きさの目安だけで、Tier 1資本・EVE・NIIの代用ではありません。VTとBrentはこの純金利stressでは無変動です。
parallel / short / long shock(bp): USD 200 / 300 / 225、JPY 100 / 100 / 100、EUR 225 / 350 / 200、GBP 275 / 425 / 250。tenor t年のshort係数は exp(−t/4)、long係数は 1−short です。
累積total return(開始=100)
共通データ期間で比較。Sharpe計算には基準通貨3か月金利控除後の超過収益を使用。
年別相関
選択年の月次total return相関。12観測のみ。
制約付き配分
long-only、国債各35%以下、VT 80%以下、合計100%。OOS予想超過収益が全て非正なら現金100%へ退避。
年別戦略リターン
各年のtotal return。HINDSIGHT列は事後最適で、実運用成績ではありません。
計算方法・出典・データ品質
現在条件モデル(初期値: 50% VT現物・50%口座円残高+先物100% notional)
上のUIで純資産、VT現物比率、現物+先物notionalを変更できます。先物notionalは「入力exposure−VT現物」、口座円残高proxyは「NAV−現物購入額」です。ここから実際のinitial/variation margin、broker haircut、無利息部分はまだ控除していません。経済的net cash/financingは「NAV−現物−先物notional」で別表示しますが、先物はnotional全額を借りて買う取引ではないため、これを実借入残高とは扱いません。
futures notional = input exposure − spot exposure
gross exposure = |spot exposure| + |futures notional|
economic net cash/financing = NAV − spot exposure − futures notional
PF total return = spot × VT total return + account JPY balance × JPY collateral-rate proxy + futures notional × futures excess return
bond futures excess/carry proxy = long yield − local short funding rate (+ roll-down where shown)
米30年先物も最適化候補に含めますが、強制配分ではありません。期待carryはDGS30−SOFR、roll-downはDGS30−DGS20の30→20年区間を年率線形近似し、durationは17、overlay内部hard capは5%、robust policy priorは2%です。実際のCTDとDV01は限月ごとに変わるため、UIのDV01は発注量ではなく上限判断用proxyです。
イタリア10年・フランス10年は除外せず、各10%上限の CONSTANT_DURATION_PROXY として最適化候補に含めます。現在carryは各国OECD 10年−€STR、履歴は既存global-bondsの各国excess return、将来curveはECBユーロ圏5年/10年aggregate curveへ現在の各国−ドイツ10年spreadを平行に加える近似です。EUR policy prior 10%は独7%・伊3%・仏0%ですが、仏もoptimizerが選択できます。実際の先物・CTD・repo・国別spread curveではないため、執行可能価格としては扱いません。
先物fair valueに織り込まれる現地通貨短期fundingは、債券carry proxyですでに控除します。経済的net financingへもう一度金利を掛けると二重控除になるため行いません。円担保利息は口座円残高proxyだけへ適用しますが、実際の付利対象額・金利はbroker条件と証拠金拘束に依存します。
動的な最大DD、最悪12か月、期間別rolling分布は、保存した共通全期間のVT・overlay returnと月ごとの円担保金利proxyを入力比率で再評価します。現在条件の共分散は直近60か月を使い、過去rolling分布とは推定窓を分けています。
期間別期待returnは、現在curveと堅牢化した長期平均のmean-reversion blendです。資金調達の開始点には米国SOFR、ユーロ€STR、英国SONIA OIS、日本は3か月金利proxyを使います。現在収集できる直接のOIS forwardは英国SONIAだけで、米国はTreasury forward、ユーロは政府債forward、日本はJGB curveによるfallbackです。1・2・3年の近いtenorは1・2・5・10年anchorから選ぶため、精密なOIS予測ではありません。
IGの期限あり債券CFDは原市場の該当限月を参照しますが、ライブspread、通貨転換、四半期ロール、CTD、conversion factor、repo specialnessは未取得です。したがって現在表示する比率とSharpeは CONDITIONAL PROXY であり、発注量ではありません。
Basel Framework SRP31の6つの金利shock形状と、BCBSの2024年recalibrationを参考にcurve stressを表示します。ただしduration一次近似だけで、銀行勘定のcash flow再評価、金利floor、通貨materiality、option性、EVE/NIIを実装していません。純資産15%との比較もTier 1資本の15%基準ではなく、単なる大きさの目安です。
現在データと更新頻度
- 日次: 米国金利・breakeven、財務省JGBカーブ、Bank of EnglandのGilt/OIS/インフレカーブ、ECB政府債カーブ、既存の先物・Brent。
- 週次: Federal Reserve BoardのGürkaynak–Sack–Wright米国債spot/forwardカーブ、現在条件モデル。
- 月次: OECDの6か国10年金利・3か月金利。
- 四半期: BIS中央政府長期債務証券残高。
すべてのseriesに観測日と取得時刻を別々に保存し、日次snapshotを残します。公式値の後日改定が起きても、過去snapshotと新しいvintageを分けて追跡できます。英国OISは実際のSONIA OIS curveですが、Federal Reserveのforwardは米国債staff model、ECB表示はユーロ圏政府債curveでありOISではありません。
10年パー債 total-return proxy
月初に額面100、年2回利払い、クーポンがその月の10年利回りに等しい10年債を買い、1か月後に残存119か月のdirty priceを翌月利回りで再評価して、毎月新しい10年パー債へ入れ替えます。
利回りは月平均です。実在銘柄の経過利息、受渡日、税、手数料、ビッド・アスク、銘柄選定、先物ロール、証拠金運用は再現しません。したがって必ず PROXY として扱います。将来はsource adapterを通じて、ライセンスを確認した取引所公式の個別限月清算値へ差し替えられる設計です。
為替中立・無ヘッジとSharpe
ER = (1+TR_base) / (1+cash_base,t−1) − 1
為替中立は実際のフォワード価格ではなく、各国3か月金利と基準通貨3か月金利のキャリー差による近似です。無ヘッジは既存FX系列の各月最終観測値で換算します。Sharpeと最適化にはER(基準通貨キャッシュ控除後)、累積・年率・最大ドローダウンにはtotal returnを使います。月tにはt−1の月平均3か月金利を使いますが、vintageがないため改定後データによるpseudo-OOSです。
配分ルール
- HINDSIGHT 最大Sharpe: 同年12か月で平均・共分散を推定した事後最適。強い過学習を含みます。
- rolling OOS robust 最大Sharpe: 前年末まで60か月、中央値±3MADで外れ値を抑え、平均を50%共通平均へ、共分散を25%対角へ縮小。
- inverse volatility / minimum variance: 同じ前年末60か月のrobust共分散を使用。
- equal weight: 推定を使わない均等配分。
- BIS市場規模 proxy: 6国債のみ。前年Q4はHINDSIGHT/revised、前年Q2は保守的lagのpseudo-OOS/revised。35%上限超過分は残りへ比例再配分。VT比率は推測しません。
公式データと既存系列
- OECD Data Explorer Financial market, DSD_STES@DF_FINMARK v4.0。6国それぞれの月次IRLT(長期金利)とIR3TIB(3か月金利)、Percent per annum。OECDへの帰属とOBS_STATUS等を保存。
- Bank for International Settlements WS_NA_SEC_DSS v1.0。中央政府、長期(original maturity >1年または満期記載なし)債務証券残高、名目価値、10億USD。残存1年超・固定利付・WGBI相当ではありません。
- 財務省 JGB金利、Bank of England yield curves、ECB yield curve、Federal Reserve nominal curveを現在条件用に保存。
- IG債券CFDの商品詳細は実装対象の契約・限月確認に使用。現在のモデルはIGライブ価格やspreadを取得していません。
- VTは株譜の既存Tiingo配当調整済み月次total-return系列、FXは株譜の既存USDJPY/EURUSD/GBPUSD系列を再利用。
欠損月は補間せず、12か月揃わない年は年別分析から除外します。1年金利は現在混ぜず、将来公式seriesを追加する拡張点のみ用意しています。
免責: このページは研究・情報提供目的であり、投資助言、売買推奨、将来収益の保証ではありません。過去のproxy結果は将来を示しません。