株譜
板とグリークス

オプション板とグリークス

行使価格ごとの値段・予想変動率・グリークスをそのまま出します。
あわせて、建玉から推定したディーラーのガンマ(GEX)と マックスペインも計算します。 ガンマがプラスに厚い水準では値動きが抑えられ、マイナスに転じると振れが増幅されやすい—— これは板の中身からしか読めない情報です。

銘柄
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いまの姿

ディーラーのガンマ(GEX)

建玉の内訳から「マーケットメイカーがどちら向きのガンマを持っているか」を推定します。 慣例どおりコールは売られ、プットは買われていると仮定した計算です。
棒が上(プラス)に積み上がる水準では、値が動くほど反対売買が出て動きが収まる方向に働きます。 下(マイナス)に積み上がる水準では逆に動きを追いかける売買が出ます。 ゼロを跨ぐ価格(ガンマ・フリップ)が、相場の性格が変わる目安です。

ガンマとマックスペインの推移

日ごとの板を保存して、ディーラーのガンマがプラス側にいるかマイナス側にいるかを 追いかけます。マイナス側に沈んでいる期間は、同じニュースでも値幅が出やすくなります。
この記録は 2026 年 8 月 28 日から貯め始めました。過去のオプション板は配られていないので、 遡ることはできません。

建玉とマックスペイン

マックスペインは「満期にそこで終わると、買い手の受け取り合計がいちばん小さくなる価格」。 需給の重心を見る目安で、必ずそこへ行くというものではありません。

スマイル

行使価格ごとの予想変動率です。左(下の行使価格)が高いのがふつうで、 下落の保険のほうが高く売られていることを表します。左の傾きが急な日ほど、 市場が下方向を警戒しています。

きのう、どこに仕込まれたか

建玉の前日比です。増えた行使価格は、そこに新しく張られた場所。 出来高は往復で消えることもありますが、建玉は「残っている契約」なので、 どちらの向きに厚みが増したかが見えます。
コールが増えれば上値の売り(あるいは上への賭け)、プットが増えれば下への備えが入った、 という読み方をします。ただし建玉は増えた側が買いか売りかまでは分かりません。

どこまで実際に売買できるか

理論の期待値がよくても、売値と買値の間が広ければ手元には残りません。 ここでは満期 × 行使価格の面で、「気配の幅が中値の 15% 以内、かつ建玉が 10 枚以上」を 触れると数えて、その割合を出しています。
濃いところが実際に売買できる範囲。短い満期ほど、その範囲は現値のすぐ近くに限られます。

色で見るもの

満期ごとの売買の集まり方

建玉と出来高がどの満期に集まっているか。 ここが薄い満期は、値段そのものが動かないことがあります。

この板はどこまで信用できるか

オプションの値段には、破れてはいけない関係が 3 つあります。 行使価格が上ならコールは安い(単調性)、バタフライの値段は負にならない(凸性)、 コールとプットは行使価格を挟んで釣り合う(プットコールパリティ)。
これが破れている箇所は、裁定の機会か、気配が薄くて値が実勢から外れているかのどちらか。 ほとんどは後者で、だからこの検査は「その値段をどこまで信じてよいか」の計器になります。

残り日数ごとのほころび率

大きい順

板(全行使価格)

左がコール、右がプット。中央が行使価格です。ATM 近辺を色で示しています。

米国は CBOE の遅延クォート、日本は JPX の清算値段等(当日公表)を使っています。
GEX の仮定(コール売り・プット買い)は業界の慣例であり、実際の建玉の向きは公表されていません。