COST Costco 米国株チャート・財務バリュエーション
COST(Costco)の株価推移、出来高、PER、配当利回りなどを確認できる米国株データページです。S&P500やRussell 3000の銘柄分析、同業他社比較、長期チャート確認の入口として利用できます。
長期チャート、セクター分類、同業銘柄への導線を組み合わせて、株価の上昇・下落が業績、バリュエーション、市場全体の動きのどれに近いかを確認できます。投資判断の参考情報であり、売買を推奨するものではありません。
この銘柄の主な初期データ: 業種: Consumer Staples Merchandise Retail、時価総額: 4,420億9,393万ドル、PER: 51.8倍、配当利回り: 0.49%、最新株価: $961.85(株価日付: 2026-08-13)。
COSTを見るときのポイント
- 株価チャートと出来高で、短期の需給と長期トレンドを確認できます。
- PER、配当利回り、売上高、利益率などの財務指標をあわせて見ると、株価水準の背景を整理しやすくなります。
- 同じセクターの米国株、米国株スクリーニング、米国株ヒートマップへの導線から比較できます。
- 指標の見方はPERの見方、PBRの見方、配当利回りの見方、米国株高配当銘柄の探し方も参考になります。
このページで確認できること: COST 米国株、COST チャート、Costco 株価、米国株 財務データ
独自モデル 個別レビュー
投資テーゼ
Costcoの経済価値は小売粗利率の高さではなく、会費という高採算・先払い収入と、低価格による高回転・会員維持の循環にある。FY2025の米加更新率は92.3%、世界89.8%、有料会員8100万、Executive会員は世界売上の73.6%を占めた。Q3 FY2026も売上+11.6%、ガソリン・為替除き既存店+6.6%、デジタル+20.8%、会費収入+11%で、単なる成熟小売として低い終価倍率を当てた旧モデルは構造的に不適切。企業リスクが低くCoE 7.4%程度でよい点も価値を押し上げる。
主な懸念
市場整合: 旧判定の約60%割高は過大。92%超の更新率、Executive会員の売上寄与、会費収入と高回転・低マージン小売の組合せには大きな品質プレミアムが妥当である。ただし951.67ドルは、そのプレミアムを十分以上に織り込み、市場期待IRRは約6.4%と会社固有CoE 7.4%および8〜10%の要求収益率を下回る。『凡庸な小売として60%割高』ではなく、『最高品質だが要求収益率ベースでは本当に高い』が結論(推定IRR 6.4% / 会社別CoE 7.4%)。投資妙味: 8%価値823.62ドル、9%754.23ドル、10%691.40ドル。951.67ドルはいずれも上回るため、品質を認めても8〜10%要求では見送り。会社固有CoEでも加重公正価値868.72ドルを約9%上回る。 一方、Q3のガソリン除き粗利率は前年並み、販管費率改善も2bpにとどまり、価値の中心は売上成長と会費である。現在値では終価35倍を維持しても約9.7%の長期成長が必要で、終価倍率の縮小に非常に弱い。特別配当は能力の証拠だが契約上の継続配当ではないため、これを恒常収入として過大計上してはいけない。
シナリオ内訳
| シナリオ | 確率 | 妥当価値 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 悲観 | 10.0% | $433.26 | 競争・賃金・投資負担でEPS CAGR 4%、配当5%、終価25倍。品質プレミアムが大きく縮小。 |
| 低成長 | 20.0% | $600.70 | 既存店と会費は伸びるが成熟化し、EPS・配当6%、終価30倍。 |
| 基準 | 40.0% | $857.59 | 会員・店舗・デジタルが複利成長し、EPS 8.5%、配当8%、終価35倍。 |
| 強気 | 25.0% | $1,154.80 | 国際展開と会費収入、粗利・販管費規律が同時に効き、EPS 10.5%、配当10%、終価40倍。 |
| 例外的強気 | 5.0% | $1,470.41 | 長期間にわたり二桁成長と希少性プレミアムを維持し、EPS・配当12%、終価45倍。 |