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株式会社第一ライフグループ 8750

新しく買う債券の利回りが上がり国内の利ざやが広がる。米国買収と非保険で縮小を補いROE10%前後へ。利益ベースの倍率で測ると、今の値段は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,244 円4.48 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,824.5 円6.57 兆円差 −31.8%
10 年後から見ると 割高 価値 1,244 円4.48 兆円 · 差 −31.8% · 期待の年率 +2.7%
期待の年率リターン(10 年)+2.7%資本コスト比 −5.1 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

第一生命ホールディングス(2026年4月に「株式会社第一ライフグループ」へ商号変更)は、第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命による国内生命保険事業を中核としつつ、米国Protective Life・豪州TAL・ベトナムDai-ichi Life Vietnam等の海外保険事業、アセットマネジメントOne・ベネフィット・ワン(福利厚生代行、2024年にTOBで完全子会社化)・アイペット損害保険を含む資産運用・非保険サービス事業を併せ持つ、国内生保最大手グループである。2024年3月に策定した中期経営計画は2026年度に修正利益4,000億円・ROE10%を目標に掲げたが、2026年3月期は株高・金利上昇の追い風で修正利益5,515億円(前期比25%増)と目標を前倒しで上回った。国内では個人保険の保有契約件数が17年連続で増加する一方、契約高は8年連続で減少するという「単価の縮小」が構造的に続く中、第一生命は保険料収入ベースで業界首位を保つが、契約件数では日本生命に次ぐ2位にとどまる。ここでは国内保険・海外保険・資産運用・非保険の4セグメントを保有契約高(または運用資産規模)×修正利益率で積み上げ、10年後のROEと資本コスト7.75%から倍率を決めた。金利2〜3%の世界では新しく買う債券の利回りが上がり、経費の物価上昇を差し引いても国内の利ざやは10年で18%ほど広がる(借金が仕入れの金融業なので利払いの式は当てはめない)。株高・一時の利益をならした中立のROEは10年後で7.6%(自己資本は今の値+期間の純利益−還元で流した)。倍率は利益ベースの正当化PER(薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけ)の9割に置いた。契約の縮小と運用益の振れは資本コストに入れてあるので、倍率では引かない。10年後の中立はROE7.6%(資本コスト以下)・PER約12.1倍(式の上限の1÷kの9割強)。筆者の結論は「割高」だ。確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額を3割半ば下回る。金利が上がると時価で持つ債券の評価損で帳簿の自己資本は揺れるが、負債の側の価値も下がるので経済価値は崩れにくい。2020年の営業職員による大規模な金銭詐取事件で生じたガバナンスの傷は、経営陣の説明の上では改善が続くが「道半ば」という自己認識も残る。

バリュー投資の観点から

オーナー利益の面では、国内生命保険事業は既契約からの安定したキャッシュフローを長期にわたり生み出す構造を持ち、短期金利が2%へ向けて上がる過程は新規積立金の運用利回り改善という形で追加の設備投資をほとんど伴わずに利益を押し上げる、バリュー投資の観点では好ましい性質を持つ。堀の広さについては、対面営業職員による顧客基盤と3ブランド体制の総合力を評価するが、保有契約高自体が8年連続で縮小している以上、堀は「広がる」というより「守りながら縮小のペースを管理する」段階にあると見るべきである。Protective Lifeの買収主導型成長とベネフィット・ワンの非保険領域への展開は、国内の構造的な縮小を補う資本配分として評価できるが、海外買収のれんの減損リスクと非保険事業の収益化ペースは未知数であり、安全域の判断では過度に先取りしない。最後に、2020年の金銭詐取事件が示したガバナンスの脆さは、経営陣自身が「道半ば」と認める以上、堀の強さと経営の規律は別の軸で評価する必要があると見る。今の株価は、修正利益の上振れと社名変更が象徴する多角化戦略への期待をある程度織り込んだ値段になっている。

何で稼ぐ会社か

中核は第一生命保険による国内の個人向け生命保険・医療保険・介護保険で、対面の生保営業職員(ライフプランナー等)と代理店・銀行窓販を通じて販売する。第一ネオ生命(旧ネオファースト生命)は通販・ネット経由の保障性商品、第一フロンティア生命は銀行窓販を主販路とする資産形成型の外貨建て保険・一時払い保険を担い、顧客層・販路の異なる3つの国内ブランドで個人保険市場の幅広い層を取り込む体制を取る。団体保険(団体信用生命保険等)は住宅ローンに付随する団信需要が牽引役である。海外事業は2015年に完全子会社化した米国Protective Life Corporationが買収主導で成長する保険持株会社で、2026年単年でもPortfolio Holding(自動車関連の保証事業)・Obsidian Insurance Holdings(62件目の買収)を相次いで買収し、既存の保険ブロックを自社プラットフォームに統合しながら規模を拡大する独自のノウハウを持つ。豪州TAL(団体保険中心)、ベトナムDai-ichi Life Vietnam等も海外事業の一角を占める。資産運用・非保険サービスはアセットマネジメントOne(みずほ・農林中金等との合弁運用会社)の受託資産運用、2024年にTOBで完全子会社化したベネフィット・ワン(企業向け福利厚生代行、エムスリーとの争奪戦を経て獲得)を軸にした法人向けエコシステム、アイペット損害保険(ペット保険)などで構成され、国内生保事業の先細りに対する危機感から積み上げてきた「非保険領域」の収益源である。

優良さと弱いところ

堀の中心は、対面の生保営業職員による長年の顧客基盤と、第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命という販路・顧客層の異なる3ブランド体制で個人保険市場を幅広く押さえる総合力にある。保険料収入ベースでは国内生保首位を保つが、契約件数では日本生命に次ぐ2位であり、保有契約高自体は業界全体と同様に8年連続で縮小しているため、量の面での優位性は相対的に薄れつつある。価格決定力は標準生命表・標準利率という規制の枠内に限られ、医療・介護・資産形成型商品へのシフトで単価の縮小を補う構造だが、これは業界共通の制約である。資本効率の面では、Protective Lifeの買収主導型の成長モデルが実績を積み重ねており、2026年単年でも複数の買収を実行する機動力は評価できる。一方で2020年に発覚した元営業職員による約20億円規模の金銭詐取事件は国内生保で最大級のコンプライアンス不祥事であり、役員11名の処分・経営品質改革本部の設置など対応は進んだが、経営陣自身が「コンプラの課題は道半ば」と認める状態が続く。自己資本比率は単純指標で5.7%と低めに出て、2015年3月期には資本の希薄化を経験した過去があり、財務の脆さは同じ領域の同業の中では相対的に高い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内生命保険市場は、個人保険の保有契約高が2024年度末に778.99兆円と8年連続で減少する一方、保有契約件数は1億9,530万件と17年連続で増加するという「単価の縮小」が構造的なトレンドで、死亡保障の相対的な縮小と医療・介護・資産形成型商品(変額保険・外貨建て保険)への構造的なシフトを示している。団体保険(団体信用生命保険等、保有契約高420.96兆円)は住宅ローン需要に連動する。日銀が短期金利を2%へ向けて上げていく過程は、新規に積む保険料積立金の運用利回り改善という形で追い風になるが、標準利率が極めて低かった時代に売った長期保証商品の利差損の解消には時間がかかり、既契約の入れ替わりに応じて緩やかに進む。競争の形は、日本生命・住友生命・明治安田生命といった大手生保、かんぽ生命、アフラック・メットライフ生命等の外資系、ライフネット生命等のネット専業、JA共済・県民共済等の共済が併存する多層的な構造で、価格決定力は標準生命表・標準利率という規制の枠内に限られる。海外事業では、第一生命はProtective Lifeの米国での買収主導型成長を軸に、豪州TAL・ベトナム等へも展開する一方、他の大手生保・損保各社も海外M&Aを積極化させており(損保大手は欧米保険会社を買収)、海外展開の巧拙が長期的な収益力の差として顕在化しやすい。資産運用・非保険の分野では、ベネフィット・ワンのような福利厚生代行・法人向けエコシステムビジネスが、国内生保の構造的な縮小を補う新たな収益源として大手各社で模索されており、エムスリーとの買収合戦を制した第一生命の先行事例は業界内でも注目されている。悲観シナリオ(リーマン級)は、世界的な株価・金利の急変動で保有する国内外の債券・株式に評価損が生じ、ソルベンシー規制(ESR)上の資本バッファーが圧迫される展開、10年の構造的な負け筋は人口減少・保険離れで新契約が細り続け、海外・非保険事業の成長がそれを補いきれない展開である。

資本政策と M&A

株主還元は配当性向を2024年の中期経営計画で30%以上から40%以上に引き上げ、2025年5月には上限1,000億円・2億株(発行済の5.40%)の自社株買いを決議し、2026年3月までにほぼ全額(約998億円)を取得・原則消却した。政策保有株式(DL株式)は2024年3月末比で公正価値ベース3割・1.2兆円を今後3年で削減する方針で、株価が上がれば売却ペースを柔軟に加速するとしている。M&Aは、米国Protective Lifeが2026年にPortfolio Holding・Obsidian Insurance Holdingsを相次いで買収する買収主導型の成長を継続し、国内では2024年にベネフィット・ワンをTOBで完全子会社化(エムスリーとの対抗TOBを制した)、非保険領域の拡大を進めている。自らが買収対象になる可能性は国内生保最大手級の規模から実質的に低いが、海外買収のれんの減損リスクと、非保険領域への投資が計画どおり収益化するかは資本配分の規律が問われる点である。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2026年3月期の修正利益は5,515億円と中期経営計画の最終目標(4,000億円)を前倒しで上回り、株高・金利上昇の追い風を取り込む力は証明済みである。短期金利が2%へ向けて上がる過程で、新規の保険料積立金の運用利回りは一段と改善し、既契約の利差損解消も緩やかながら進む。Protective Lifeは2026年単年でもPortfolio Holding・Obsidian Insurance Holdingsという2件の買収を実行し、買収主導型の成長モデルは健全に機能し続けている。海外保険事業の収益貢献は中期経営計画が掲げた海外利益占率40%の目標を上回るペースで拡大しており、米国以外の豪州TAL・ベトナム等への展開余地も残る。ベネフィット・ワンを軸とする非保険領域は、エムスリーとの買収合戦を制して獲得した法人向けエコシステムの先行事例として、国内生保の構造的な縮小を補う新たな収益源に育つ可能性がある。政策保有株式の1.2兆円削減と自社株買いの実行力も高く、浮いた資本がさらなる海外M&Aか株主還元に向かえば、資本効率はさらに改善する。社名変更が象徴する「脱・生保色」の多角化戦略が計画以上に進めば、国内生保専業からの構造的な再評価も見込める。

慎重な見方

国内の個人保険保有契約高は8年連続で減少しており、医療・介護・資産形成型商品へのシフトで単価の縮小を補う構造には限界がある。契約件数でも日本生命に次ぐ2位であり、量の面での優位性は相対的に薄れつつある。2020年の元営業職員による約20億円規模の金銭詐取事件は国内生保で最大級の不祥事で、経営陣自身が「コンプラの課題は道半ば」と認める以上、同種の問題が再発するリスクは消えていない。Protective Lifeの買収主導型成長は、買収を積み重ねるほど海外買収のれんの規模も膨らみ、米国の金利・信用サイクルが悪化すれば減損リスクが顕在化する。ベネフィット・ワンの買収は多額の買収コストを投じたエムスリーとの争奪戦の末に実現したものであり、非保険領域が期待どおりの収益を生むかどうかは未知数で、投資回収には時間がかかる。自己資本比率は単純指標で5.7%と低めに出て、2015年3月期には資本の希薄化を経験した過去があり、世界的な株価・金利の急変動が起きれば、保有する国内外の債券・株式の評価損とソルベンシー規制(ESR)上の資本バッファーの圧迫が同時に来やすい。修正利益5,515億円という好業績は、株高・金利上昇という外部環境に助けられた部分が大きく、今の株価はこの好環境の持続と多角化戦略の成功をある程度織り込んだ値段になっている。

どちらに重みを置いたか

中期経営計画の目標を前倒しで上回る実行力と、Protective Lifeの買収主導型成長・ベネフィット・ワンを軸とする非保険領域という2つの成長エンジンを持つ点では強気の見方に分があるが、国内契約高の構造的な縮小と2020年の不祥事が示したガバナンスの脆さ、海外買収のれんの減損リスクという慎重な見方の指摘も軽くない。確率は中立に最も重みを置き、修正利益の上振れが続いている実績を踏まえて楽観側をやや厚めに、ただしリーマン級の資本バッファー圧迫と国内の構造的縮小という悲観の尾も相応に残した。利益ベースの正当化PERの9割に置くと、本質価値は今の時価総額を3割半ば下回り、結論は「割高」。海外の資産は名目で伸ばすが、率に物価を重ねない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,820 円6.56 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 554 円1.99 兆円)。 今の値に割り戻すと 1,244 円4.48 兆円、今との差 −31.8%、 期待の年率 +2.7%(資本コスト 7.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 2,787 円10.04 兆円 778 円2.80 兆円 +95.4% +6.9% 428 円1.54 兆円
やや楽観 25% 2,386 円8.59 兆円 703 円2.53 兆円 +69.3% +5.4% 772 円2.78 兆円
中立 30% 1,945 円7.00 兆円 570 円2.05 兆円 +37.8% +3.3% 754 円2.72 兆円
やや悲観 21% 1,187 円4.28 兆円 398 円1.43 兆円 −13.1% −1.4% 333 円1.20 兆円
悲観 12% 472 円1.70 兆円 251 円9,043 億円 −60.3% −8.8% 87 円3,127 億円
加重平均100% 1,820 円6.56 兆円554 円1.99 兆円 +30.1% +2.7% 2,374 円8.55 兆円

今の株価時価総額 1,825 円6.57 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 12% Protective Lifeの買収拡大と非保険エコシステムがともに結実する10年 利益 6,932 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 2,787 円10.04 兆円

10年間で短期金利2%・長期金利3%が定着し、国内の運用利回り改善が構造的に効く。Protective Lifeは買収を重ねて米国の保険ブロック統合ビジネスの規模をさらに拡大し、豪州TAL・ベトナム等の海外拠点も人口増加・中間層拡大を取り込んで成長する。ベネフィット・ワンを軸とする法人向け非保険エコシステムは福利厚生代行から人材・健康サービスへ裾野を広げ、アセットマネジメントOneの受託資産も拡大する。国内の個人保険は契約高の縮小が続くが、医療・介護・資産形成型商品への転換でブランド力を維持する。社名変更が象徴する「保険サービス業」への進化が最も実現した10年になる。

  • 国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命):数量 172(保有契約高(兆円))× 価格 0.4%(保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成))→ 売上 6,089 億円・営業利益 5,480 億円。医療・介護・資産形成への転換で修正利益率改善
  • 海外保険事業:数量 118(海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算))× 価格 0.5%(海外の修正利益率(%))→ 売上 6,230 億円・営業利益 5,545 億円。Protective Lifeの買収拡大が10年続く。資産規模は名目で年8%増、率は物価なしで1割上乗せ
  • 資産運用・非保険サービス:数量 185(受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算))× 価格 0.1%(実効フィー・マージン率(%))→ 売上 2,220 億円・営業利益 1,376 億円。非保険エコシステムの全面展開(手数料率は今のまま)

倍率:事業の純利益 6,932 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.48 倍、時価総額 100,372 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:短期2%・長期3%の定常化、Protective Lifeの買収拡大継続、ベネフィット・ワンを軸とする非保険エコシステムの全面展開が10年間すべて噛み合う前提で、確度は高くない。

やや楽観 25% 海外・非保険を軸に国内縮小を補いながら安定成長 利益 6,213 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 2,386 円8.59 兆円

短期金利2%・長期金利3%への定常化が進み、国内の運用利回りは高水準で安定する。Protective Lifeの買収主導型成長は継続し、豪州TAL・ベトナム等の海外拠点も安定的に拡大する。ベネフィット・ワンを軸とする非保険エコシステムは法人顧客基盤を広げ続け、アセットマネジメントOneの受託資産もアジアの経済成長と連動して拡大する。国内の個人保険保有契約高の縮小は続くが、医療・介護・資産形成型商品へのシフトでブランド力を維持し、海外・非保険の成長が国内の縮小を補う体制が定着する10年になる。社名変更が掲げる「保険サービス業」への進化も、法人顧客の裾野拡大という形で着実に実を結んでいく。

  • 国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命):数量 168(保有契約高(兆円))× 価格 0.3%(保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成))→ 売上 5,353 億円・営業利益 4,817 億円。修正利益率改善が継続
  • 海外保険事業:数量 105(海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算))× 価格 0.5%(海外の修正利益率(%))→ 売上 5,292 億円・営業利益 4,657 億円。海外保険事業の持続的拡大。資産規模は名目で年7%増、率は物価なしで5%上乗せ
  • 資産運用・非保険サービス:数量 165(受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算))× 価格 0.1%(実効フィー・マージン率(%))→ 売上 1,980 億円・営業利益 1,188 億円。非保険エコシステムの拡大(手数料率は今のまま)

倍率:事業の純利益 6,213 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.83 倍、時価総額 85,929 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の方向性が10年間おおむね維持され、海外保険事業と非保険エコシステムが国内の成熟を補う、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 30% 中立:金利は定常化し国内縮小を海外・非保険で部分的に補う 利益 5,430 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,945 円7.00 兆円

10年の間に短期金利2%・長期金利3%が定着し、国内の運用利回りは高めの水準で安定する一方、国内の個人保険保有契約高の縮小は続く。Protective Lifeの買収主導型成長は標準的なペースで継続し、豪州TAL・ベトナム等の海外拠点も経済成長の鈍化もあって成長ペースがやや落ち着く。ベネフィット・ワンを軸とする非保険エコシステムもNISA定着後の標準的な成長軌道に乗る。国内生保最大手としての顧客基盤の厚さは変わらず維持されるが、中期経営計画が描いたROE10%をやや上回る水準で安定する、特別な上振れも下振れもない10年になる。

  • 国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命):数量 165(保有契約高(兆円))× 価格 0.3%(保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成))→ 売上 4,673 億円・営業利益 4,206 億円。運用利回り改善が構造的に効く
  • 海外保険事業:数量 95.0(海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算))× 価格 0.5%(海外の修正利益率(%))→ 売上 4,560 億円・営業利益 3,967 億円。海外事業の標準的な拡大。資産規模は名目で年5.6%増、率は今のまま(物価は掛けない)
  • 資産運用・非保険サービス:数量 150(受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算))× 価格 0.1%(実効フィー・マージン率(%))→ 売上 1,800 億円・営業利益 1,044 億円。非保険領域の標準的成長(手数料率は今のまま)

倍率:事業の純利益 5,430 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 70,050 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:短期2%・長期3%が定着し、国内契約高の縮小と海外・非保険の拡大がほぼ相殺し合う、最も重みを置く中心シナリオ。

やや悲観 21% 国内縮小・海外成長鈍化が重なる 利益 3,898 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,187 円4.28 兆円

国内の金利正常化は進むが、個人保険保有契約高の縮小が人口減少の加速で想定より速く進み、医療・介護・資産形成型商品への転換でも補いきれない。Protective Lifeの買収ペースも米国の景気減速で鈍り、豪州TAL・ベトナム等の海外拠点も通貨安や現地の信用コスト上振れが断続的に発生する。ベネフィット・ワンを軸とする非保険エコシステムの成長も市場環境の悪化で鈍化し、国内の運用利回り改善だけでは海外・非保険の弱さを十分に補えない、海外・非保険という2つの成長エンジンが同時に鈍る10年になる。政策保有株式の売却は完了するが、与信・信用コストの増加分を自社株買いの抑制で吸収する場面も出る。

  • 国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命):数量 150(保有契約高(兆円))× 価格 0.2%(保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成))→ 売上 3,540 億円・営業利益 2,903 億円。国内縮小が業界見通しより速い
  • 海外保険事業:数量 78.0(海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算))× 価格 0.4%(海外の修正利益率(%))→ 売上 3,120 億円・営業利益 2,496 億円。海外拠点の成長鈍化
  • 資産運用・非保険サービス:数量 120(受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算))× 価格 0.1%(実効フィー・マージン率(%))→ 売上 1,440 億円・営業利益 605 億円。非保険領域の成長鈍化

倍率:事業の ROE 5.6% は資本コスト 7.8% 以下。新しく投じるお金が価値を増やさないので、PER は 1÷k=12.9 倍まで。この筋書きは稼ぐ力(純利益÷k)で測る。上限の 8.5 割、11.0 倍に置いた。

確率:国内契約高の縮小ペースが業界見通しより速く、海外・非保険の成長も鈍化が重なる想定。10年という期間では景気の弱い年も相応に混ざる。

悲観 12% 構造的に負け、国内縮小を補えない10年 利益 1,013 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 472 円1.70 兆円

10年のどこかで世界的な株価・金利の急変動が発生し、保有する国内外の債券・株式に大きな評価損が生じる。Protective Lifeの買収の一部が不採算化し、のれんの減損が発生する。国内の個人保険保有契約高は人口減少・保険離れで想定以上に縮小し、医療・介護・資産形成型商品への転換も追いつかない。ベネフィット・ワンを軸とする非保険エコシステムも期待した収益化に至らず、2020年型の不祥事に類するコンプライアンス問題が再発する場面も混じる。国内生保最大手という規模の優位だけでは資本効率の低さを補えず、社名変更が掲げた「保険サービス業」への進化そのものが見直しを迫られる苦しい10年になる。

  • 国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命):数量 125(保有契約高(兆円))× 価格 0.1%(保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成))→ 売上 1,226 億円・営業利益 834 億円。国内縮小が想定以上に進む
  • 海外保険事業:数量 58.0(海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算))× 価格 0.2%(海外の修正利益率(%))→ 売上 870 億円・営業利益 505 億円。買収の一部が不採算化・のれん減損
  • 資産運用・非保険サービス:数量 95.0(受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算))× 価格 0.0%(実効フィー・マージン率(%))→ 売上 380 億円・営業利益 95 億円。非保険エコシステムが不採算

倍率:この筋書きは純利益 1,013 億円で ROE 2.1%、稼ぐ力は ÷k で 1.3 兆円ほど。保険契約を移管・売却したとき株主に残る額を、今の自己資本 42,540 億円の 4 割の 17,000 億円と見積もった(債券の含み損の実現と契約の再評価損で 6 割を失うとみた筆者の推定)。

確率:リーマン級の株価・金利急変動に加え、Protective Lifeの大型減損や非保険事業の不採算化など複合的な悪材料が10年のどこかで重なる想定。社名変更が掲げる多角化戦略そのものが見直しを迫られる前提。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内生命保険(第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命)

対面営業職員・代理店・銀行窓販を通じた国内の個人保険・団体保険の保有契約高と、保険マージン・運用利回りを合成した修正利益率。

数量保有契約高(兆円)価格保有契約高に対する修正利益率(%、保険マージン+運用利回りの合成)売上営業利益
今 2026/03 180 0.2% 3,420 3,078
10 年後 中立 165 0.3% 4,673 4,206

取り方:第一生命・第一ネオ生命・第一フロンティア生命の個人保険・団体保険の保有契約高合計を180兆円、保有契約高に対する修正利益率(保険マージンと運用利回りの合成)を0.19%とおいた。2026-10-18 の見直しで、金利 2〜3% の世界で新しく買う債券の利回りが上がり利ざやが広がる分(経費の物価上昇を差し引いて、3 年 6%・10 年 18%、悲観は半分)を価格に入れた。保有契約の量(数量)は人口に結びつく実質 【数量・率の点検 2026-10-19】数量は実質の契約高、率は物価の指数と利ざやの広がりを入れた(B)。二重がけなし。

海外保険事業

米国Protective Life・豪州TAL・ベトナムDai-ichi Life Vietnam等、買収主導で拡大する海外保険事業の保有契約資産規模と修正利益率。

数量海外保有契約資産規模(兆円、ドル円150円換算)価格海外の修正利益率(%)売上営業利益
今 2026/03 55.0 0.5% 2,640 2,244
10 年後 中立 95.0 0.5% 4,560 3,967

取り方:Protective Life(米国)・TAL(豪州)・Dai-ichi Life Vietnam等の海外保有契約資産規模を55兆円(ドル円150円換算)、利回りの高い米国事業を中心に修正利益率0.48%とおいた。 【数量・率の点検 2026-10-19】数量は円換算の資産規模で名目、率は物価を掛けない(A)。以前は規模を名目で年5.6%増やしたうえで率にも1.29倍(楽観1.56倍)を掛けて二重がけだったので、率を今のまま(楽観1.1倍・やや楽観1.05倍)に置き直した。

資産運用・非保険サービス

アセットマネジメントOneの受託資産運用、ベネフィット・ワンの福利厚生代行、アイペット損害保険等の非保険領域のフィービジネス。

数量受託資産・顧客基盤規模(兆円、アセットマネジメントOne受託資産を中心に換算)価格実効フィー・マージン率(%)売上営業利益
今 2026/03 90.0 0.1% 1,080 540
10 年後 中立 150 0.1% 1,800 1,044

取り方:アセットマネジメントOneの受託資産を中心とした運用・顧客基盤規模を90兆円、ベネフィット・ワン等のフィービジネスを含めた実効マージン率を0.12%とおいた。 【数量は名目・価格は据え置き】受託資産・顧客基盤は円建ての名目の規模なので、物価の伸びはすでに数量に入っている。手数料率は物価でも上がらないとみて今の 0.12% のまま(中立〜楽観)に置いた。 【数量・率の点検 2026-10-19】(A)で二重がけなし。

リスクと懸念

国内契約高の構造的縮小

個人保険の保有契約高は2024年度末で8年連続で減少しており、医療・介護・資産形成型商品へのシフトで単価の縮小を補う構造だが、人口減少とNISA等の投資商品との競合が続けば、既契約の運用利回り改善だけでは新契約の細りを補いきれなくなる可能性がある。保有契約件数は増え続けているが、1件あたりの保険金額は下がり続けている。

海外買収のれんの減損リスク

Protective Lifeは買収主導で成長を続けており、2026年もPortfolio Holding・Obsidian Insurance Holdingsという2件の買収を実行した。買収を積み重ねるほど海外買収のれんの規模も膨らみ、米国の金利・信用サイクルが悪化すれば、のれんの減損リスクが顕在化する。

ガバナンス・コンプライアンスの再発リスク

2020年に発覚した元営業職員による約20億円規模の金銭詐取事件は国内生保で最大級の不祥事で、経営陣自身が「コンプラの課題は道半ば」と認める状態が続く。同種の問題が再発すれば、ブランド刷新(Daiichi Life)の効果も打ち消されかねない。

政策保有株式売却の遅れ

政策保有株式の1.2兆円削減(2024年3月末比で公正価値ベース3割)は取引先との関係維持の観点から急には進められない面があり、前倒しのペースが途中で鈍れば資本効率の改善ペースも鈍り、ROE目標の達成も後ずれする。株価が下落する局面では、売却によって確保できる資本の額自体も目減りする。

非保険領域の収益化の遅れ

ベネフィット・ワンは2024年にエムスリーとの買収合戦の末に多額のコストを投じて獲得した案件であり、福利厚生代行から人材・健康サービスへ裾野を広げる法人向け非保険エコシステムが期待どおりの収益を生むかどうかは未知数で、投資回収には相応の時間がかかる。

株価・金利の急変動による資本バッファー圧迫

世界的な株価・金利の急変動が起きれば、保有する国内外の債券・株式に評価損が生じ、ソルベンシー規制(ESR)上の資本バッファーが圧迫される。自己資本比率は単純指標で5.7%と低めに出ており、過去にも2015年3月期に資本の希薄化を経験している。

今後の分かれ目

修正利益が中期経営計画の次の目標を上回るペースで拡大したら
楽観・やや楽観の筋書きの確率を上げてよい。海外利益占率・非保険事業の収益貢献を決算で確認する。
Protective Lifeで大型の減損・買収の不採算化が発生したら
海外事業の前提を見直し、悲観側の確率を上げる。
2020年型の金銭詐取・不適切募集に類する問題が再発したら
ガバナンスの前提を見直し、悲観側の確率を上げる。
政策保有株式の売却が目標を上回って進んだら
資本効率改善のペースが速いとみて楽観側の確率をやや上げる。
ベネフィット・ワン等の非保険事業の収益貢献が計画を明確に上回ったら
非保険領域が成長エンジンとして定着しているとみて楽観側の確率を上げる。
短期金利の2%到達が計画より前倒しになったら
楽観側の筋書きの前提を上方修正し、価値を見直す。

見ておくもの

  • 修正利益の推移(2026年度目標4,000億円に対する実績)
  • 海外保険事業の利益比率(中期経営計画の目標40%)
  • 政策保有株式の売却進捗(3年で1.2兆円の計画)
  • ベネフィット・ワン等非保険事業の収益貢献度
  • 国内個人保険の保有契約高・新契約の動向

倍率と資本コストの決め方

今の株価や PBR から筋書きを作らず、国内の保有契約(実質の量)×利益率に、新しく買う債券の利回りが上がる分(10 年で 18%)を入れて積み上げた。倍率は資本コスト 7.75%(基本 7.5% に循環+0.25%)と g から利益ベースの正当化 PER =(1−g÷RONIC)÷(k−g) を出し、上限の 9 割に置いた(契約の縮小と運用益の振れは k に入れたので倍率では引かない)。やや悲観は稼ぐ力(純利益÷k)、悲観は契約の移管・売却で株主に残る額(今の自己資本の 4 割、筆者の推定)で測り、過去の PBR の底は使っていない。損保(MS&AD・SOMPO)と同じ物差し。結論は「割高」(海外の資産規模は名目、率は物価なしで置き、二重がけを外した)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→14.48 倍・やや楽観 PER 12.8→13.83 倍・中立 PER 12.1→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β 0.64 × 5%。k は基本 7.5% に quality +0.25%(循環)を足した 7.75%。個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。

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割安 株式会社かんぽ生命保険7181 郵便局網で高齢層の小口保険を支えるが契約は縮む。金利上昇で利差が広がり修正利益は過去最高だが、会計ROEは資本コストに届かず、稼ぐ力から測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +39.7% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 SOMPOホールディングス8630 政策保有株ゼロ化とAspen統合の途上。保険料率と運用利回りが物価・金利で上がり、利益ベースのPERを式の9割に置いても、今の値段は割安 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +10.0%) やや割安 ソニーフィナンシャルグループ株式会社8729 生保・ダイレクト損保・ネット銀行の複合体。会計利益は生保の債券入れ替え損で沈むが、修正ROEは10.6%で中計目標を1年前倒しで達成。稼ぐ力で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 MS&ADインシュアランスグループホールディングス8725 政策保有株ゼロ化と損保2社合併の途上。保険料率と運用利回りが物価・金利で上がりROE10%前後へ。利益ベースの倍率で測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) 適正 ライフネット生命保険7157 ネットで契約を積む力は本物だが、利益が資本の伸びに追いつかず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 株式会社T&Dホールディングス8795 大同生命の経営者保険が稼ぎ頭。金利上昇で利ざやが広がりROE10%前後へ。修正ROE15%の目標は楽観側に置き、利益ベースの倍率で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) やや割高 東京海上ホールディングス8766 稼ぎの 3 分の 2 を海外の保険で得る大手損保。質は業界随一だが、成長の大半が値段に先払いされ、やや割高 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 SBIインシュアランスグループ7326 三つの保険を束ねて契約は伸びるが、利益は薄く、取引先を失う不安もあり、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 アニコム ホールディングス8715 ペット保険で首位を守る成長会社。ただし小さな単一事業で、今の値段は先の成長をほぼ織り込み済みと筆者は見る 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) 割高 株式会社FPパートナー7388 訪問型の保険代理店で最大手。利益を厚くしていた保険会社の上乗せが規制で細る見込みで、利益で測る本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.1%)

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  7. 第一生命、ベネフィット・ワンのTOB成立 5月メドに完全子会社に(日本経済新聞)
  8. 第一生命社長が語る金銭搾取事件のその後、「コンプラの課題はまだ道半ばと自覚」(ダイヤモンド・オンライン)
  9. 生命保険業への会計基準の影響(上野雄史・生命保険文化センター)。2009年3月期に第一生命の純資産が前期比60.9%減、日本生命が59%減

分析日 2026-10-16