著名投資家の市場見通し
世界の著名投資家の見通しと考え方を、株譜の見方を添えて紹介します。発言日と出典を明記し、過去の発言も残していきます。
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ギャビン・ベイカー:読めるものは自分で読み、読めないものには手を出さない──成功と失敗が同じ型の表裏だった理由
アトレイデス・マネジメント創業者のギャビン・ベイカーの成功談は、一次資料や現場を自分で確かめた話で、失敗談は自分の手が届かない借金や報道や利益相反で崩れた話でした。10の場面をたどり、その線引きを読みます。
ジム・チャノス:空売りの勝ち負けを分けたのは、分析の正しさではなく「耐えられる大きさ」だった
キニコス・アソシエイツ創業者のジム・チャノスの八つの場面から、空売りの勝ち負けを分けたものを読みます。分析が正しくても株価は何倍も逆に動きました。生き残れたのは、1銘柄の大きさに上限を置く規則があったからだと、本人は語ります。
レオン・クーパーマン:歯学部を8日で辞め、1974年の底で買い、部下の贈賄で1億2,500万ドルを失った男が語る「選ぶ」ということ
オメガ・アドバイザーズ創業者のレオン・クーパーマンの成功と失敗は、分析の腕より「誰と働き、誰を信じるか」の選択で決まってきました。歯学部の退学から、アゼルバイジャンの損失、2008年の逆境、最新の相場観までを追います。
デービッド・アインホーン:大学院に全部落ちた日から、リーマン空売りで勝って年間マイナス18%になるまで──12の場面で読む失敗と成功
アインホーンは、失敗を反省で終わらせず、一つずつ「行動の規則」に変えてきた投資家です。大学院の全不合格、ニュー・セントゥリーとサン・エジソンの失敗、リーマン空売りの勝ちと負け、アップルとインフレ・スワップの成功を、本人の語りで時系列に追います。
ドーン・フィッツパトリック:ペソ危機で「最悪の年」になった日から、48時間で40億ドルを買い取るまで──受託者責任を先に置いた判断の軌跡
ソロス・ファンドのCEO兼CIOが語る、1994年のペソ危機、2008年のブローカーからの資金引き揚げ、2017年のポートフォリオ解体、2020年3月の48時間での大量買い取り。「3倍に買う」大胆さは、守りを先に固めた経験の上にありました。数字は本人の発言で、一部は要確認です。
ケン・グリフィン:読みの正しさより、混乱の最中に動く速さ。寮の屋上のアンテナから、資本の半分を失った2008年まで
シタデル創業者のケン・グリフィンが、ハーバードの寮での初期トレード、エンロン破綻当日の調査、2008年の大損、ソウッド資産の一夜での買収、コロナ初期のホテル貸し切りまで、成功と失敗をどう語ったかを時系列でたどります。
フィリップ・ラフォン:アップルに5連続で落ちた若者が、運を実力と取り違え、ナスダック暴落で現金8割に逃げ、テンセントとエヌビディアの売りを「最大の過ち」と振り返るまで
コーツー・マネジメント創業者のフィリップ・ラフォンが、アップルの不採用、スペインでの運と実力の取り違え、タイガーへの60秒の直談判、ITバブルでの現金8割、テンセントとエヌビディアの早売り、ビットコインの見送りをどう語ったかを整理し、いまの見方の骨格も添えます。
ポール・シンガー:母の引き出しの5万ドルを含め資金の88%を失った学生から、ヤフー空売りの負け、アルゼンチン15年戦争、日本のインフレ連動債の含み損まで
エリオット・マネジメント創業者ポール・シンガーの運用の根には、学生時代に母の引き出しの金まで失った記憶があります。ヤフー空売り、アルゼンチン、日本のインフレ連動債など9つの場面と、2025年2月時点の見方をたどります。
スティーブ・コーエン:SATの朝までポーカーをした高校生から、株価テープの修行、21歳の年100万ドル、1億ドルの損失、トレードをやめるまで
ポイント72創業者のスティーブ・コーエンは、勝ち方よりも、手順の直し方と自分の役割の作り直し方を語ります。ポーカー、1億ドルの損失、トレードからの撤退、メッツ買収まで九つの場面と、2025年の見方をたどります。
デビッド・テッパー:株で全損した大学生から、昇進を3度見送られた日、ロシア債の大損、そして2024年のエヌビディア売却まで──12の場面で読む失敗と立ち直り
アパルーサ創業者のデビッド・テッパーは、1998年は下がっても買い増し、2011年は損が広がる前に縮小しました。正反対に見える動きは、同じ「読み直し」の手順から出ています。大学時代の全損から2024年のエヌビディア売却まで、12の場面で読みます。
空売りはどこで効き、どこで負けるか:9人の投資家が語った、正しくても待たされる理由と避ける理由
ジム・チャノス、デービッド・アインホーン、ダン・ローブ ほか
空売りを仕事にするチャノス、アインホーン、ローブと、避けるホーン、テッパー、ダモダラン、アローラ、そして大きな空売りで外したワツァとグロス。9人の発言から、空売りが効く場面、負ける場面、避ける理由を整理します。
発言と、実際の保有を突き合わせる
見通しはあくまで発言で、ポジションとは限りません。米国の運用会社が四半期ごとに開示する保有株の報告(13F)と並べると、言っていることと持っていることの違いが見えてきます。
- ヘッジファンド13F 一覧:著名ファンドの保有銘柄と推移
- HF買い増し横断ランキング:複数のファンドが買い増している銘柄
各記事は、公開されている発言を紹介し、筆者の見方を添えたものです。特定の銘柄や資産の売買を勧めるものではありません。