株譜
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カナレ電気 5819

放送向けケーブルの堅実な会社。時価総額を上回る金融資産を抱え、本業がほぼ無料で付いてくる

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,221 円221 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,711 円117 億円差 +88.2%
10 年後から見ると 割安 価値 3,221 円221 億円 · 差 +88.2% · 期待の年率 +13.1%
期待の年率リターン(10 年)+13.1%資本コスト比 +6.3 pt
推定の資本コスト6.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

カナレ電気は、テレビ局やスタジアムで使う映像・音声のケーブルとコネクタの専門メーカーだ。売上は 130 億円、営業利益率は 12%。赤字の年は過去 20 年に一度もない。

筆者の結論は「割安」だ。最大の理由は、現金と預金、長期預金、投資有価証券を合わせた金融資産が約 137 億円あり、時価総額 117 億円を上回ることだ。有利子負債はない。株価は、毎年 12 億円を稼ぐ本業を、ほぼ無料で買える値段になっている。

弱みは成長の遅さと、現金が株主に戻りにくいことだ。放送局の設備投資は波があり、国内は NHK 案件の反動で減った。経営は創業家に近い個人株主が支えており、現金は長年積み上がってきた。

それでも、配当は 3 年で 2 倍弱に増え、方針は配当性向 40% を目安にする。現金の半分以上が株主に戻るだけで、今の値段は割安になる。

10 年後の中立では、売上は物価と海外の伸びで 1.5 倍になり、営業利益は 24 億円ほどになる。筆者は、この安定した稼ぎと、ほとんど手つかずの現金の組み合わせこそが、この会社の最大の魅力だと考える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で最初に見るのは、会社が持つ金融資産と、事業がそれと別に生む利益だ。当社は金融資産が約 137 億円で、時価総額を超える。それとは別に、営業利益 15 億円の本業がある。本業の価値をゼロとして買えるに近い。

事業の質も悪くない。設備投資が軽く、利益のほとんどが現金になる。利益率は 12% で、赤字の年がない。10 年後の売上は 1.5 倍、利益は 1.5 倍に伸びる程度だが、堅い。

問題は、現金が株主のものになるかだ。経営が現金を積み上げてきた期間は長い。筆者は、現金の 75% が株主に戻ると仮定して価値を測る。それでも本業と合わせると、今の時価総額を大きく超える。

安全域は厚い。数字で言えば、現金だけで時価総額の 1 割増しになる。本業が悪化しても、現金が値段を支える。逆に、現金が戻らなくても、本業の配当が利回りを支える。待つ間も配当が出る。ただし、本業がゆっくり縮む場合に、割安のまま放置される罠には注意が要る。

何で稼ぐ会社か

事業は放送・通信向けのケーブル、コネクタ、機器の製造販売で、単一のセグメントだ。売上の 35% がケーブル、13% がコネクタで、残る 52% は接続ケーブル、光伝送やネットワークの機器、システムの提案と施工などだ。

顧客は、テレビ局、スタジアム、コンサートホール、音響・映像の施工会社とその販売店だ。国内では電設と放送機器の業界向けが国内売上の 7 割弱を占める。会社は、日本のテレビ局の多くが当社のケーブルとコネクタを使っていると説明している。

売上の約半分は海外だ。2025 年 12 月期の国別では、日本が 65 億円、米国が 17 億円、中国が 15 億円、韓国が 11 億円、欧州が 10 億円だった。米国では施工会社と販売店向けが堅調で、欧州と中東も伸びている。

製造は日本のグループ会社と、上海の子会社が担う。従業員は連結で 258 名と少ない。顧客の現場で使う細かな仕様の要望に応える少量多品種型だ。

稼ぎ方は、ケーブルとコネクタという消耗と更新が続く部品と、設備を一式で納めるシステム案件の組み合わせだ。放送局の設備更新は数年単位の波があるが、部品は常に売れる。

商品の幅も広い。同軸の映像ケーブルに加え、音声用のケーブル、パッチ盤、光ファイバーを使った伝送装置、ケーブルリール、工具まで取りそろえる。デジタルネットワーク製品として IP の伝送装置も出している。顧客の現場で必要なものをひとまとめで提案できる点が、競合に対する強みだ。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、ケーブルとコネクタの両方を自社で作れることだ。会社は、両方を扱う企業は少ないと説明している。放送の現場では、ケーブルとコネクタの組み合わせの信頼性が命で、いったん採用されると仕様が固定され、替わりにくい。

財務の質は高い。過去 20 年に赤字の期がなく、営業利益率が 7.5% を下回ったことがない。最良の年は 16.9% だ。自己資本比率は 90% で、設備投資は年 3 億円ほどと軽い。事業が稼ぐ現金を、ほとんど使わずにためられる。

弱みも書く。ブランドは玄人向けで、市場が小さい。売上が 10 年で 1.3 倍にとどまり、成長力は高くない。人材の厚みも薄く、従業員の平均年齢は 49 歳だ。

最大の弱みは資本の使い方だ。現金が総資産の 6 割を超えるのに、事業に使う道が乏しい。2025 年は預金と有価証券に 35 億円を回したが、これは運用であり、事業の成長ではない。筆者は、この現金を株主がどれだけ受け取れるかが、投資の成否を分けると見る。

なお、同社は株主優待を 2022 年に廃止し、配当に一本化した。優待は会社の費用で株主を選ぶ仕組みなので、現金を直接戻す方向への転換として評価できる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

放送・業務用の映像・音声機器の市場は、テレビ局の設備更新、スポーツの競技場、音楽ホール、企業の会議室や映像制作の設備投資に連動する。国内の市場は成熟していて、数量は実質で横ばいに近い。名目では物価で伸びる。

大きな構造変化が 2 つある。1 つは映像が 4K・8K へ進み、1 本あたりの伝送量が増えることだ。高性能のケーブルとコネクタが必要になり、単価は上がる。もう 1 つは放送設備が IP(ネットワーク)化に進むことだ。同軸ケーブルは減り、ネットワーク機器が増える。当社は IP 製品を成長領域と位置づけて開発している。

筆者は、IP 化で同軸ケーブルが急に消えるとは見ていない。現場の機器は、10 年は同軸の端子を持ち続ける。ただ、長い目では同軸の比重は下がり、当社が IP 製品で受注を取れるかが分かれ目になる。

競争は、海外の大手ケーブルメーカーやコネクタ専業が相手だ。価格で攻める中国勢もいる。当社は品質と現場の信頼で勝負し、海外ではまだ知名度が足りない。海外売上は半分に達し、伸び代は米国、欧州、中東にある。

10 年の見通しでは、数量は実質で年 1% 前後の伸びにとどまる。国内の放送局は数が決まっており、新設は少ない。伸びるのは、海外の施工会社経由の案件と、スポーツ施設や音楽ホール、企業の映像設備だ。物価の分は価格に入る。

資本政策と M&A

資本政策の核は、積み上がった金融資産だ。現金と預金が 93 億円、長期預金が 20 億円、投資有価証券が 24 億円ある。2025 年は長期預金と有価証券に 35 億円を回し、現金同等物は 23 億円減った。

還元は改善している。年間配当は 2022 年の総額 2.4 億円ほどから、2025 年に 4.5 億円ほどへ増えた。連結配当性向 40% を目安にしている。2026 年の中間配当も増やした。株主優待は 2022 年に廃止した。自社株買いの実績は見当たらない。

余った現金の戻り方は 0.75 と置く。配当性向を明示して増配が続く点は、1.0 に近い。一方、現金が利益の 10 年分を超え、今も積み上がっており、創業家に近い個人株主が上位を占めるため、全額が戻るとは見ない。

東証の PBR 1 倍割れへの改善要請は、この会社に追い風になる。自社株買い、増配、特別配当のどれが出ても、割安は縮まる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

時価総額 117 億円に対し、現金と預金、長期預金、投資有価証券が 137 億円ある。有利子負債はなく、負債の総額は 20 億円にすぎない。本業の営業利益 15 億円は、ほぼ無料で付いてくる。これほど割安な状況は、PBR 0.6 倍の今だけだ。

本業は堅い。赤字の年は過去 20 年にない。営業利益率は 12% で、ケーブルとコネクタの両方を自社で作る強みがある。海外売上は半分に達し、米国と中東で伸びている。4K・8K への移行で単価は上がる。

株主還元は変わりはじめている。配当は 3 年で 2 倍弱になり、東証の PBR 改善要請も強まっている。サウンドハウスの持ち分が 3% 台に上がるなど、外部の株主も動いている。現金の半分でも戻れば、株価は 5 割以上上がる。完全子会社化の動きがあれば、プレミアムは現金の厚みの上に乗る。

さらに、海外には伸び代がある。米国では施工会社と販売店向けの納入が堅調で、中間期の海外売上は前年同期比 9.5% 増えた。日本ブランドの信頼性は、為替が円安の間は価格競争力にもなる。IP 製品の拡販と、車載カメラや医療への技術の転用が当たれば、新しい柱が育つ。

慎重な見方

現金は長年積み上がるだけで、株主に戻ってこなかった。会社が現金を使う道は預金と有価証券で、事業の成長ではない。創業家に近い個人株主が上位を占める会社は、変わらないことがある。PBR 0.6 倍の状態が何年も続いた事実が、それを示している。

本業は成長しない。売上は 10 年で 1.3 倍にとどまり、営業利益は 2019 年の 12 億円から 2020 年に 9 億円まで落ちた。国内は NHK 案件の反動で、2026 年の中間期に売上が減った。営業利益の予想も 6% 減だ。

放送設備は IP 化に向かう。同軸ケーブルとコネクタを売る会社には、構造的な逆風だ。海外は中国勢の価格攻勢があり、中国とインドの納入は減った。現金があっても、事業が縮めば株価は上がらない。

金融資産の約 137 億円も、一部は有価証券で、価格が動く。2025 年は預金や有価証券へ 35 億円を回したが、事業への投資ではない。経営が現金の使い道を示さない限り、割安は放置されうる。創業家に近い株主が変化を求めなければ、PBR 0.6 倍は 10 年続くこともありうる。配当を増やしても、現金の積み上がりに追いつかない。

どちらに重みを置いたか

強気の見方が強い。現金が時価総額を上回るという事実は、本業の悩みを上回る。ただし、現金が株主に戻る確率は、戻り方 0.75 に割り引いた。そのうえで、中立の確率を 38% とし、楽観とやや楽観に 3 割強、悲観側に 3 割弱を置いた。IP 化の逆風は、やや悲観と悲観の確率に反映してある。割安が放置される罠は、戻り方の 0.75 と、悲観で現金を半分に見ることで織り込んだ。この会社の価値は、現金の戻り方と、本業の守りの 2 点でほぼ決まる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 4,969 円341 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 880 円60 億円)。 今の値に割り戻すと 3,221 円221 億円、今との差 +88.2%、 期待の年率 +13.1%(資本コスト 6.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,766 円533 億円 1,385 円95 億円 +434.8% +18.3% 915 円63 億円
やや楽観 22% 6,642 円456 億円 1,093 円75 億円 +352.1% +16.3% 1,702 円117 億円
中立 38% 5,622 円386 億円 904 円62 億円 +281.4% +14.3% 2,480 円170 億円
やや悲観 20% 2,516 円173 億円 700 円48 億円 +87.9% +6.5% 643 円44 億円
悲観 10% 917 円63 億円 175 円12 億円 −36.2% −4.4% 109 円7 億円
加重平均100% 4,969 円341 億円880 円60 億円 +241.8% +13.1% 5,849 円401 億円

今の株価時価総額 1,711 円117 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 海外と IP 製品が伸び、利益率が 14% に乗る 利益 26 億円 · PER 18.3 倍 · 株価時価総額 7,766 円533 億円

米国と欧州、中東で施工会社と販売店向けが伸び、海外売上は 10 年で 1.5 倍になる。4K・8K の高性能ケーブルが売れ、単価も物価以上に上がる。

IP 製品が放送局と競技場で採用され、同軸の減少を補う。システムの提案から施工までを一括で受ける体制が実を結ぶ。

営業利益は 33 億円ほどで、今の 2 倍になる。現金は積み上がるが、増配と自社株買いで株主に戻る比率も上がる。この筋書きでは、東証の PBR 改善要請や外部株主の動きが経営を動かし、資本配分が変わる。株主への還元は、配当性向の引き上げと自社株買いで、10 年の総額が純利益の 4 割を超える。現金の戻り方は 1.0 に近づく。海外では米国の施工会社との取引が太くなり、現地の在庫と修理の拠点も増える。

  • ケーブル:数量 0.4(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用)× 価格 1.38(値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む))→ 売上 79 億円・営業利益 10 億円。ケーブル:数量 1.25 倍 × 価格 1.38 倍、営業利益率 13.0%
  • コネクタ:数量 0.2(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.38(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 35 億円・営業利益 8 億円。コネクタ:数量 1.50 倍 × 価格 1.38 倍、営業利益率 22.0%
  • 接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.6(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.36(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 125 億円・営業利益 16 億円。接続ケーブル・機器・システム等:数量 1.35 倍 × 価格 1.36 倍、営業利益率 13.0%

倍率:事業の純利益 24 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)86 億円。全体の PER 18.31 倍、時価総額 533 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外の拡大と IP 製品の受注、4K・8K の高単価化が重なる良い筋書き。2016 年 12 月期の営業利益率 16.9% より低く置いた。

やや楽観 22% 海外が伸び、利益率は 13% に 利益 22 億円 · PER 18.1 倍 · 株価時価総額 6,642 円456 億円

海外売上が 10 年で 1.4 倍に伸び、国内は横ばいに近い。ケーブルとコネクタの数量は 15〜30% 増え、値段は物価並みに上がる。

IP 製品は受注が少しずつ増え、同軸の減少を相殺する。人件費の上昇は値上げで吸収できる。

営業利益は 28 億円ほどになる。配当は利益の 4 割で増え、10 年で 75 億円が株主へ渡る。米国と中東で施工会社との取引が広がり、サービスの修理拠点も現地に増える。設備投資は軽いままで、利益のほとんどが現金になる。値上げも通り、人件費の上昇を吸収できる。金融資産は 10 年で 200 億円を超える。

  • ケーブル:数量 0.4(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用)× 価格 1.36(値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む))→ 売上 73 億円・営業利益 9 億円。ケーブル:数量 1.17 倍 × 価格 1.36 倍、営業利益率 12.0%
  • コネクタ:数量 0.2(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.36(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 31 億円・営業利益 6 億円。コネクタ:数量 1.35 倍 × 価格 1.36 倍、営業利益率 20.0%
  • 接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.6(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.35(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 115 億円・営業利益 14 億円。接続ケーブル・機器・システム等:数量 1.25 倍 × 価格 1.35 倍、営業利益率 12.0%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.0% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)86 億円。全体の PER 18.12 倍、時価総額 456 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が伸び、IP 製品が一定の受注を取る筋書き。過去の営業利益率 12〜13% の範囲に収まる。

中立 38% 売上は物価並みに伸び、利益率は今の 12% を保つ 利益 19 億円 · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 5,622 円386 億円

国内の放送設備は更新が続くが、数量は横ばいに近い。海外は米国と中東で伸び、10 年で数量が 1.1〜1.2 倍になる。値段は物価並みの 1.34 倍に上がるが、人件費と材料も同じだけ上がる。

IP 化で同軸は徐々に減るが、4K・8K 化と IP 製品の販売が補う。営業利益率は 12% を保ち、営業利益は 24 億円ほどになる。

配当は利益の 4 割にとどまり、10 年で 62 億円が株主へ渡る。現金は積み上がり、金融資産は 200 億円に近づく。海外の拠点を増やし、現地での修理体制も整えるが、大きな買収には踏み込まない。堅実だが成長は穏やかな姿が続く。

  • ケーブル:数量 0.3(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用)× 価格 1.34(値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む))→ 売上 68 億円・営業利益 7 億円。ケーブル:数量 1.10 倍 × 価格 1.34 倍、営業利益率 11.0%
  • コネクタ:数量 0.1(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.34(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 27 億円・営業利益 5 億円。コネクタ:数量 1.20 倍 × 価格 1.34 倍、営業利益率 19.0%
  • 接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.5(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.34(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 105 億円・営業利益 12 億円。接続ケーブル・機器・システム等:数量 1.15 倍 × 価格 1.34 倍、営業利益率 11.0%

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)86 億円。全体の PER 17.52 倍、時価総額 386 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:海外が緩やかに伸び、国内は成熟のまま、IP 化の逆風と 4K・8K の追い風が相殺する中心の筋書き。会社の足元の予想(2026 年 12 月期の営業利益 14.8 億円)から大きくは離れない。

やや悲観 20% IP 化の逆風と海外の価格競争で利益率は 9% に 利益 12 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 2,516 円173 億円

放送局の設備投資が IP 化に移り、同軸ケーブルの数量は 5% 減る。当社の IP 製品の受注は期待に届かず、システム案件は価格競争になる。

海外では中国勢が低価格品で攻め、値段が物価に追いつかない。営業利益率は 9% に下がり、営業利益は 15 億円ほどで足踏みする。

現金は積み上がるが、経営の資本配分は変わらず、株主に戻る額も増えない。人件費は物価並みに上がり、価格転嫁が遅れる年は利益率が下がる。現金の運用益だけが、利益を支える。放送設備の更新が IP に移る間、同軸の売上は少しずつ細り、新製品の売上が追いつかない年が続く。

  • ケーブル:数量 0.3(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用)× 価格 1.28(値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む))→ 売上 56 億円・営業利益 5 億円。ケーブル:数量 0.95 倍 × 価格 1.28 倍、営業利益率 9.0%
  • コネクタ:数量 0.1(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.28(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 22 億円・営業利益 3 億円。コネクタ:数量 1.00 倍 × 価格 1.28 倍、営業利益率 15.0%
  • 接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.4(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.28(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 83 億円・営業利益 7 億円。接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.95 倍 × 価格 1.28 倍、営業利益率 8.0%

倍率:事業の資本の ROE は 15% 前後で k 6.75% を上回るが、構造的に押される筋書きなので、正当化 PER の約 17 倍の 6 割弱の 10.0 倍に置いた。余った現金は 0.75 倍の 86 億円を、戻り方 0.75 で足した。

確率:放送設備の IP 化で同軸の比重が下がり、中国勢の価格攻勢も受ける筋書き。2020〜2021 年の営業利益率 9〜10% が続く形だ。

悲観 10% 放送向けが縮み、本業が細る 利益 4 億円 · PER 6.0 倍 · 株価時価総額 917 円63 億円

放送局の設備が IP とクラウドに移り、同軸ケーブルとコネクタの需要が 3 割近く減る。当社の IP 製品は先行する海外の大手に負け、受注を取れない。

価格は物価に追いつかず、営業利益率は 2〜4% に落ちる。営業利益は 4 億円ほどになる。

現金が海外の買収などに使われて目減りし、株主に戻る額は減る。投資有価証券の評価損も重なる。それでも、現金の半分は残り、価値の支えになる。配当は減るが無配にはならず、会社は縮小しながら現金を抱え続ける。大型の施設案件を競合に取られ、国内の売上も落ちる。人員の削減や拠点の統合が避けられない。最悪でも、時価総額は今の半分ほどに下支えされる。

  • ケーブル:数量 0.2(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用)× 価格 1.15(値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む))→ 売上 40 億円・営業利益 2 億円。ケーブル:数量 0.75 倍 × 価格 1.15 倍、営業利益率 4.0%
  • コネクタ:数量 0.1(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.15(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 14 億円・営業利益 1 億円。コネクタ:数量 0.70 倍 × 価格 1.15 倍、営業利益率 7.0%
  • 接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.3(当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段))× 価格 1.15(値段の指数(2025 年=1.0))→ 売上 55 億円・営業利益 2 億円。接続ケーブル・機器・システム等:数量 0.70 倍 × 価格 1.15 倍、営業利益率 3.0%

倍率:本業の稼ぐ力が細り、k 6.75% を稼げない筋書き。構造的に負けたので、1÷k=14.3 倍の 4 割強の 6.0 倍に置いた。余った現金は 0.5 倍の 57.5 億円を、戻り方 0.75 で足した。

確率:IP 化とクラウド化で同軸ケーブルの需要が構造的に減り、海外の価格競争も激しい。さらに現金が無駄な買収に使われる最悪の筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ケーブル

放送・音響・映像用の同軸ケーブルなど。売上の 35%。

数量当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)= 放送・業務用の設備投資 × 当社の採用価格値段の指数(2025 年=1.0、物価と値上げを含む)売上営業利益
今 2025/12 0.3 1.00 46 5
10 年後 中立 0.3 1.34 68 7

取り方:有報の売上構成(ケーブル 35%)から 46 億円(131 億円の 35%)。出荷額を 150 円で割った億ドル相当を数量とした。営業利益率は、開示がないので 11% と推定した。

コネクタ

BNC などの映像・音声コネクタ。売上の 13%。

数量当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)価格値段の指数(2025 年=1.0)売上営業利益
今 2025/12 0.1 1.00 17 3
10 年後 中立 0.1 1.34 27 5

取り方:有報の売上構成(コネクタ 13%)から 17 億円。営業利益率は、部品の専業に近く高いと見て 20% と推定した。

接続ケーブル・機器・システム等

接続ケーブル、光伝送やネットワークの機器、システムの提案と施工など。売上の 52%。

数量当社の出荷額(億ドル、2025 年の値段)価格値段の指数(2025 年=1.0)売上営業利益
今 2025/12 0.5 1.00 68 8
10 年後 中立 0.5 1.34 105 12

取り方:売上の残り 52%(68 億円)。全体の営業利益 15.8 億円から、上の 2 つを除いた残りを配分した推定(調整 -0.2 億円を含む)。

リスクと懸念

現金が株主に戻らない

金融資産が時価総額を上回っても、株主のものになるとは限らない。創業家に近い個人株主が多く、現金は長年積み上がってきた。戻り方を 0.75 に割り引いたが、さらに低い可能性もある。

放送設備の IP 化

放送局や競技場の設備が IP(ネットワーク)に移ると、同軸ケーブルとコネクタの需要は減る。当社の IP 製品が受注を取れなければ、構造的に細る。

国内の NHK 案件など大型案件の波

国内売上は、前期に計上した NHK 案件の反動で 2026 年の中間期に 3.6% 減った。大型案件の有無で、利益が 1〜2 億円動く。

海外の価格競争と為替

中国勢が低価格品で攻め、中国とインドの納入は減った。海外売上は半分で、為替の動きは利益に響く。本稿は 150 円固定で置いたが、実際には円高で減益になりうる。

現金の使い道を誤る

長年ためた現金が、事業に合わない買収に使われれば、株主の取り分が減る。経営が現金を運用で回す方針は、有価証券の評価損の形でも損失になりうる。

人材と事業の規模

従業員は連結で 258 名と少なく、平均年齢は 49 歳だ。熟練の技術者の退職や採用難が、少量多品種の対応力を損なうおそれがある。

今後の分かれ目

自社株買い、特別配当、配当性向の引き上げが発表される
現金の戻り方を 1.0 に近づけて見直す。割安の差がさらに広がる。
2026 年 12 月期の営業利益が予想の 14.8 億円を下回り、国内の売上が 2 期続けて減る
やや悲観の確率を引き上げる。IP 化の逆風が表れている可能性がある。
海外売上の伸びが 10% を超え、米国と中東で拡大が続く
楽観とやや楽観の確率を引き上げる。海外の拡大が確認できたことになる。
大型の買収や、本業と関係の薄い出資が発表される
現金の戻り方を 0.5 に下げ、悲観の確率を引き上げる。資本配分の質の問題になる。
TOB(公開買付け)や完全子会社化が発表される
買い取り価格が金融資産の厚みを反映しているかを確かめる。割安の差を満たす価格なら、その価格が価値の目安になる。

見ておくもの

  • 現金・預金・有価証券の合計と、配当・自社株買いの方針
  • 営業利益率の推移(2025 年 12 月期 12.1%、2026 年 12 月期予想 11.2%)
  • 海外売上の伸びと IP 製品の受注
  • 国内の放送局・競技場向けの案件
  • 大株主の動き(サウンドハウスなど)

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。事業の資本(現金を除く)の ROE が資本コスト(k=6.75%)を大きく上回るので、正当化 PER は約 20 倍になるが、事業が小さく成長が遅いため、6〜7.5 割の 12.5〜15 倍に置いた。余った現金は戻り方 0.75 を掛けて別に足し、今の株価や過去の PER・PBR は見ていない。数量は用途別の売上構成からの推定、価格は物価並みの 1.34 倍を基本にした。悲観側は現金を半分にして置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15→18.31 倍・やや楽観 PER 14→18.12 倍・中立 PER 12.5→17.52 倍)。

資本コスト 6.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(非鉄金属)の AI 分析

割安 DOWAホールディングス5714 環境・リサイクルと製錬を束ねる堅い会社。株価は金属高と一時益を織り込み、10年で見ると、やや割安の水準にある 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +9.9%) やや割安 アーレスティ5852 自動車向けアルミ鋳造の専業。稼ぐ力は薄く米国の再建しだいで振れ幅が大きいが、価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 三菱マテリアル5711 利益は山の上にあるが、純資産の割には株価が低い。重い借金と製錬の構造不況を見込んで資本コストを10%に上げると、やや割高 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 CKサンエツ5757 国内首位の黄銅棒メーカーだが、市場は細り利益は相場で揺れる。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 オーナンバ5816 家電・産業機器向けワイヤーハーネスの専業。現金は厚いが値決めが弱く、10年で利益は伸びても資本コストに届かず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 リョービ5851 自動車向けアルミ鋳造の大手。軽量化の追い風はあるが稼ぎは薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 AREホールディングス5857 金価格の急騰で稼ぎは倍になったが、その利益が10年続くとは見ない。値段は本質価値のほぼ近辺にある 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日本伸銅5753 CKサンエツ傘下の黄銅棒メーカー。資産は厚いが稼ぎは資本コストに届かず、利益もほぼ配らない。やや割高と見る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) 適正 住友電気工業5802 ワイヤーハーネス世界首位は本物だが、一時的な特別利益とAI特需で高まったROEを今の株価はかなり先まで織り込んでいる 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 SWCC5805 電力網の更新に支えられた堅い電線会社。ただし利益は特需の山にあり、10 年先の値打ちは今の値段に届かない 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 三井金属5706 AIサーバー向け極薄銅箔MicroThinで世界シェア9割超、株価は強気の成長持続をすでに織り込む 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 古河機械金属5715 稼ぐ力は鉱山機械と金属の二本足、だが収益は普通で、買い手が払う値段に安全域は薄い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本精鉱5729 アンチモンの国内首位。相場の急騰で利益は膨らんだが、足元はすでに急落し、元の水準へ戻る道が見える 本質価値との差 +1.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 日本軽金属ホールディングス5703 アルミを核にした総合素材。放熱・電池・半導体向けは育つが、薄い利益と借金で、今の値段は妥当圏に見える 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 中外鉱業1491 金の取引で稼ぐ貴金属リサイクル。利益は金価格と販売先2社に左右され、10年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 JMC5704 3DプリンタとCTで高い利ざやを稼ぐが、本業の鋳造で大きくつまずいた。立て直しの途中で、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) 割高 JX金属5016 半導体材料の堀は本物だが、利益の半分近くは銅価格頼み。自社株買いで財務も重くなり、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 大阪チタニウムテクノロジーズ5726 航空機向けの先行増産は強みだが、利益の伸びに対して資本と借入の負担が重く、今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 平河ヒューテック5821 太陽光向けケーブルの山で利益は倍増したが、山は続かない。10 年で測ると今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 UACJ5741 アルミ圧延の国内最大手。北米の缶材は強いが、薄い利益と重い借金で、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 東邦亜鉛5707 事業再生でファンド支援下に入った非鉄製錬の会社。希薄化と債務が重く、今の値段は10年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 大紀アルミニウム工業所5702 国内最大手の再生アルミ合金メーカー。今期の利益は相場高の山で、薄い値ざやと重い運転資金から見て割高 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 住友金属鉱山5713 資源(金・銅鉱山権益)が利益の過半を支えるが、その価値は山の金額ではなく平準化した値段で測るべきだ 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 エヌアイシ・オートテック5742 工場の骨組みを作るアルミフレームの会社。高い配当は利益で賄えておらず、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 JMACS5817 半導体と工場の更新で稼ぎは跳ねたが、長く低い利益率が地の力。山の利益を地の力と見るには早い 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 三ッ星5820 キャプタイヤケーブルの老舗が、大きな希薄化を伴う増資で蓄電池とスクラップに手を広げる。既存株主の取り分が4割薄まり割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 アサカ理研5724 金の急騰で利益が膨らんだ貴金属リサイクル。巨額の電池再生投資が重く、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −57.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 フジクラ5803 データセンター向け光配線は本物の追い風だが、株価はブームが長く続く前提を既に織り込みすぎている 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 古河電気工業5801 AIデータセンター向け光部品で3位の実力はあるが、今のPER32.8倍は会社自身の2030年度目標達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 エスクリプトエナジー5721 価値の中心は約300枚のビットコイン。本業の赤字と大きな希薄化を引くと、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −78.7% · 10 年 割高(年 −5.8%)

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読んだ資料

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  2. カナレ電気 第54期 中間報告 トップメッセージ
  3. カナレ電気 有価証券報告書テキスト

分析日 2026-10-20