株譜
AI 銘柄分析 · 非鉄金属 · 試作

SWCC 5805

電力網の更新に支えられた堅い電線会社。ただし利益は特需の山にあり、10 年先の値打ちは今の値段に届かない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,360 円3,497 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,223 円3,294 億円差 +6.2%
10 年後から見ると 適正 価値 2,360 円3,497 億円 · 差 +6.2% · 期待の年率 +7.4%
期待の年率リターン(10 年)+7.4%資本コスト比 −0.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

SWCCは、電力会社向けの高圧ケーブルと、データセンター向けの光ファイバを柱にする中堅の電線会社だ。筆者の結論は、今の株価は 10 年後の姿に対してやや割高、というものだ。いちばんの理由は、足元の利益が特需の山にあることだ。

稼ぎの土台は電力会社の設備更新である。国内の送配電設備は老朽化が進み、更新は 10 年続く。66kV 級の高圧ケーブルでは国内でほぼ独走しており、この土台の堅さは筆者も評価する。2026 年 3 月期は営業利益 273 億円と過去最高で、会社は 8 月に今期予想を 330 億円へ引き上げた。

ただし、伸びの主役である通信・部材は事情が違う。光ファイバは技術が広がるほど値下がりする。中国・韓国の追い上げもある。半導体検査用の部材を持つ TOTOKU の買収も、効果が出るのはこれからだ。

物価と数量を積み上げると、2036 年 3 月期の営業利益は 500 億円ほど。会社が 2030 年度に掲げる 400 億円超の延長線に近い。中立の ROE は 13% 台まで下がる。自己資本が積み上がるからだ。そこに適正な倍率を掛けると、10 年後の時価総額は今を少し上回る程度にとどまる。配当は手厚いが、割高感を消すほどではない。

バリュー投資の観点から

オーナー目線で見ると、利益の質は 2 層に分かれる。電力は、他社が入りにくい取引で安定して稼ぎ、持ち続けたい事業だ。通信は、需要こそ強いものの、値下がりと循環の波に飲まれる事業だ。

稼いだ利益のうち、再投資が必要な分を引いた「オーナー利益」は、見かけより小さい。5 年で設備に 560 億円、買収に 800 億円を使う計画だからだ。配当性向が 40% 台でも、残りの多くは設備に消える。

経営は、低収益から立て直し、財務を整えた点で評価できる。だが、買収を増やす方針は、価値を壊す方向にも働く。TOTOKU が期待どおり育つかが、最初の試金石になる。

安全域の面では、今の株価は特需の利益に高めの倍率を載せている。電力の堅さは魅力だが、10 年先で割り引いた値打ちは、今の時価総額に届かない。バリュー投資の観点では、払う値段にまだ余裕が足りないと判断する。

何で稼ぐ会社か

事業は 3 つに分かれる。エネルギー・インフラ事業は、電力ケーブルとその接続部材、建設・電販向けの電線を売る。売上は全体の半分弱だが、営業利益の 7 割近くを稼ぐ。電力会社向けの高機能な接続部材「SICONEX」が看板だ。

通信・コンポーネンツ事業は売上の半分ほどで、利益率は低い。通信ケーブルとリボン状の光ファイバ心線「e-Ribbon」、機器用の巻線、自動車向けの電装品、そして TOTOKU の半導体検査用部品が入る。2025 年 3 月に、カーライルから TOTOKU を日本政策投資銀行(DBJ)と組んで取得した。SWCCの持ち分は 51% で、DBJ が 49% を持つ。このため、利益の一部は少数株主に流れる。

その他は免震ゴムなどで、規模は小さい。

古河電工とは 2019 年に、建設・電販向けの汎用電線を統合して SFCC を作った。値段勝負の分野を切り離し、電力と通信の専門品に集中する流れだ。2026 年 2 月の中期経営計画「Transformation for Growth SWCC 2030」は、その路線の延長にある。2030 年度に営業利益 400 億円超、ROE 20%、買収枠 800 億円を掲げる。

優良さと弱いところ

筆者が最も評価するのは、電力ケーブルの取り分の大きさだ。66kV 級の国内シェアは約 9 割とされ、電力会社向けのシェアも 5 割台から 8 割台へ引き上げる計画を持つ。市場そのものは小さいが、堀、つまり他社がまねしにくい強みとして素直に効く。電力会社との長年の取引と、施工を簡単にする接続部材がその根っこにある。

一方、通信・部材は堀が薄い。光ファイバは競争で値下がりしやすく、利益率は 6% 前後にとどまる。TOTOKU の半導体検査用部品は成長分野だが、買収から日が浅く、実力は見えていない。自動車向けの電装品も、完成車メーカーに値を握られる。

経営の資本の使い方は、前向きに見える。長く続いた低収益を抜け、自己資本比率は 48% まで戻した。配当性向 40% 以上と DOE 5% 以上を約束している点も、株主に優しい。ただし、買収に 800 億円を使う計画は、買う値段を誤れば価値を壊す。筆者がいちばん気にかける点だ。

過去の傷もある。2009・2010・2013・2016 年の 3 月期は赤字だった。銅価格の変動と建設需要の波が、利益を大きく揺らした。今の高収益がこの波の中のどこにあるかは、冷静に見る必要がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電線業界は、電力・通信・自動車・建設の 4 つの需要に支えられている。SWCCは自動車向けが小さく、電力と通信に集中している点が、住友電工やフジクラと違う。

電力は、国内の送配電網の更新が追い風だ。会社は国内の電力ケーブル市場が 2024 年度の 1,500 億円から 2030 年度に 2,440 億円へ広がると見る。データセンター向けの電力需要も上乗せになる。ただし、電力会社の需要は人口と設備計画で決まる。物価を除いた量は、10 年で 1 割も伸びれば良い方だと筆者は考える。

通信は、北米のデータセンターが主戦場だ。e-Ribbon の生産能力は 2030 年度に 2025 年度の約 7 倍にする計画で、仙台の増強も 2026 年度上期に終わる。需要は強い。だが、競争相手はフジクラ、住友電工、古河電工、米国のコーニング、中国の長飛など、規模の大きい会社ばかりだ。光部品は、広がるほど値が下がる歴史がある。

半導体検査用の部材(TOTOKU)は、半導体の需要と連動して波がある。成長の期待は大きいが、利益の確かさでは電力に及ばない。

銅の価格は、電線の値段に転嫁される。値上がり局面では売上が膨らむが、転嫁が遅れると利益が削られる。2000 年前後の IT 不況のとき、光ファイバの需要が数年にわたって落ちた実例もある。業界全体として、強い追い風と循環の怖さが同居している。

資本政策と M&A

還元の方針は明確だ。連結配当性向 40% 以上、かつ DOE(自己資本に対する配当の割合)5% 以上。2026 年 8 月に今期の配当予想を引き上げ、中間と期末を増やした。2026 年 10 月には 1 株を 5 株に分割している。

設備と買収には積極的だ。2026〜2030 年度の 5 年で、営業キャッシュフロー 1,500 億円を見込み、設備に 560 億円、買収に 800 億円、還元に 440 億円を充てる計画だ。買収は、通信ケーブル、半導体検査装置、通信・コンポーネンツが重点とされる。

過去の大きな買収は TOTOKU である。DBJ と組んで 51% を持つ形にしたのは、資金負担を抑える工夫だが、利益の 49% は少数株主のものになる。10 年の利益を見るときは、その分を引く必要がある。

筆者が注意するのは、買収枠 800 億円が利益 400 億円の会社には大きいことだ。買収価格が高ければ、今の高い ROE が薄まる。自社株買いは目立たないので、余った資金は設備と買収に向かうと見る。

点検済み:中立の営業利益率11.7%が会社予想(27・28年3月期8.6〜8.8%)と過去最高(9.8%)を超え、通信・部材が今の5.8%から10%へ上がる前提だったため、7.5%に置き直した(全社10.3%)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電力網の更新は、確実に 10 年続く需要だ。国内の電力ケーブル市場は、会社の見立てで 2030 年度に 1.6 倍へ広がる。66kV 級でほぼ独走するSWCCは、その中で電力会社向けのシェアを 88% まで上げる計画を持つ。この取り分の高さは、価格を守る力になる。

通信では、データセンター向けの光ファイバを 2030 年度に約 7 倍の生産能力へ引き上げる。需要が先に走っている今、増産は素直に利益へ変わる。2027 年 3 月期の予想は、2026 年 8 月に営業利益 330 億円へ上方修正された。第 1 四半期だけで 86 億円を稼いでおり、通期の予想は保守的にも見える。

2030 年度に営業利益 400 億円超、買収を含めれば 800 億円という長期の目標がある。TOTOKU を足場に、半導体検査用の部品で買収を重ねれば、電線会社から素材・部材の専門会社へ姿を変えられる。配当性向 40% 以上と DOE 5% の約束は、株主にも優しい。

慎重な見方

足元の利益は、特需の山だ。2026 年 3 月期の営業利益率 9.8% は、過去 10 年で最高だった。2015〜2018 年は 0.6〜3.7% にとどまり、赤字の期も 4 回ある。銅価格と建設需要の波で、利益は大きく揺れる事業だ。

通信の主力は光ファイバだ。広がるほど値が下がる性質があり、中国・韓国勢の追い上げも強まっている。コーニングやフジクラのような大きな競合に比べ、SWCCの規模は小さい。増産の 7 倍計画が当たらなければ、設備だけが残る。

買収にも懸念がある。800 億円の枠は、利益 400 億円の会社には重い。TOTOKU は 49% を DBJ が持つ構造で、利益の一部は外へ流れる。買収価格が高ければ、ROE は 20% を維持できない。

電力でも安心はできない。電力会社は調達費用の抑制を迫られており、入札の範囲が広がれば、約 9 割というシェアは守れない。今の株価は、通信の増産、買収、電力のシェアのすべてが好調に進むことを前提にしている。

どちらに重みを置いたか

電力の堅さと通信の追い風では、強気の見方が説得力を持つ。だが、利益が特需の山にあり、光部品が値下がりしやすい点では、慎重な見方が強い。10 年先まで利益の水準が高いまま続くとは考えにくい、と筆者は見る。そこで、確率は悲観側にやや寄せた。中立を 34%、やや悲観を 26% とし、楽観側の合計を 30% に抑えた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,776 円5,595 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 759 円1,124 億円)。 今の値に割り戻すと 2,360 円3,497 億円、今との差 +6.2%、 期待の年率 +7.4%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 8,359 円1.24 兆円 1,247 円1,847 億円 +332.1% +15.8% 768 円1,139 億円
やや楽観 22% 6,329 円9,378 億円 1,016 円1,505 億円 +230.4% +12.7% 1,616 円2,394 億円
中立 34% 4,036 円5,980 億円 808 円1,197 億円 +117.9% +8.1% 1,647 円2,440 億円
やや悲観 26% 1,231 円1,824 億円 495 円734 億円 −22.4% −2.5% 449 円665 億円
悲観 10% 224 円332 億円 319 円472 億円 −75.6% −13.2% 54 円80 億円
加重平均100% 3,776 円5,595 億円759 円1,124 億円 +104.0% +7.4% 4,534 円6,719 億円

今の株価時価総額 2,223 円3,294 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 電力網の更新と光配線の波に乗り、買収も当たる 利益 591 億円 · PER 20.5 倍 · 株価時価総額 8,359 円1.24 兆円

電力会社の更新投資が計画どおり続き、通信は北米のデータセンター向けの光ファイバが量産に乗る。AI 向けの太い需要を、増産した設備がそのまま利益に変える。会社が長期の目標に掲げる営業利益 800 億円超に、買収の上乗せ分も含めて届く。

買収枠 800 億円が半導体検査や通信の部材で当たり、TOTOKU との組み合わせが利益を押し上げる。電装・部材も高付加価値に移る。配当性向 40% 以上の約束は守られ、財務は A 格を保つ。電線御三家の下で埋もれてきた会社が、専門性の高い中堅として評価される 10 年になる。ただし、これは電力・通信・買収の三つが同時に当たった場合の姿で、確率は低く置いた。

  • エネルギー・インフラ:数量 11,500(国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質))× 価格 20.8%(シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる))→ 売上 2,389 億円・営業利益 406 億円。国内市場 1.15 兆円(実質 1.15 倍)×シェア 15.5%、利益率 17%
  • 通信・コンポーネンツ:数量 45,000(光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質))× 価格 8.1%(シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%))→ 売上 3,656 億円・営業利益 494 億円。市場 4.5 兆円(実質 1.5 倍)×シェア 6.5%、価格は物価より鈍い 1.25 倍、利益率 13.5%
  • その他:数量 700(免震ゴム等の市場(億円、実質))× 価格 14.2%(シェア × 値段の指数(今は 0.106))→ 売上 99 億円・営業利益 15 億円。市場横ばい×シェア 10.6%、利益率 15%

倍率:事業の純利益 591 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.5 倍。全体の PER 20.46 倍、時価総額 12,092 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力網の更新・北米のデータセンター・買収の 3 つが同時に当たる必要がある。会社の 2036 年ビジョン(営業利益 800 億円超)に近い姿で、連続して成功する確度は高くない。

やや楽観 22% 会社計画に近い着地。電力と通信がそろって伸びる 利益 439 億円 · PER 20.3 倍 · 株価時価総額 6,329 円9,378 億円

電力は国内の更新需要で安定して伸び、通信・部材は会社の 2030 年度の目標に近い形で育つ。営業利益は 2030 年度に 400 億円台を確保し、その後も物価の伸びを上回る。

通信では光ファイバ心線の増産が回り、北米向けが売上の数割を占めるようになる。電力会社向けのシェアは 5 割台から 7 割台へ上がる。買収は小粒が数件で、投資効率はまずまず。利益率は 11% 台に乗る。電装・部材は自動車の電動化の恩恵を受けるが、景気の波は残る。TOTOKU の半導体検査用部品は、半導体の設備投資とともに伸びる。ただし、光部品の値下がりが続くので、会社が掲げる 12% を安定して超えるところまでは行かない。

  • エネルギー・インフラ:数量 11,000(国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質))× 価格 19.4%(シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる))→ 売上 2,137 億円・営業利益 342 億円。国内市場 1.1 兆円×シェア 14.5%、利益率 16%
  • 通信・コンポーネンツ:数量 38,000(光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質))× 価格 6.6%(シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%))→ 売上 2,508 億円・営業利益 326 億円。市場 3.8 兆円×シェア 5.5%、価格 1.2 倍、利益率 13%
  • その他:数量 700(免震ゴム等の市場(億円、実質))× 価格 14.2%(シェア × 値段の指数(今は 0.106))→ 売上 99 億円・営業利益 15 億円。市場横ばい、利益率 15%

倍率:事業の純利益 439 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.3 倍。全体の PER 20.26 倍、時価総額 8,894 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の 2030 年度の目標(営業利益 400 億円超・利益率 12%)に近い着地。電力の更新需要は確度が高いが、通信の光部品は値下がりが続くので、中心よりやや軽く置いた。

中立 34% 電力は堅く、通信は伸びるが利益率は頭打ち 利益 305 億円 · PER 18.4 倍 · 株価時価総額 4,036 円5,980 億円

電力・インフラは堅い。国内の送配電設備は老朽化が進み、更新は 10 年続く。シェアの高い 66kV 級は値決めも安定する。通信・部材はデータセンター向けで伸びるが、光部品は技術が広がるほど値下がりする。

営業利益は 2036 年 3 月期に 450 億円ほど。2027 年 3 月期の会社予想の約 1.4 倍だが、物価の分を引くと実質の成長は小さい。利益率は 10% 前後で落ち着く(会社予想は 8.6〜8.8%)。TOTOKU は半導体検査の波で伸びるが、買収の上乗せは見込まない。還元は配当性向 45% 前後で、残りは設備と運転資金に回る。

  • エネルギー・インフラ:数量 10,500(国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質))× 価格 18.8%(シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる))→ 売上 1,970 億円・営業利益 286 億円。国内市場 1.05 兆円(実質 1.05 倍)×シェア 14%、価格は物価並みの 1.34 倍、利益率 14.5%
  • 通信・コンポーネンツ:数量 39,000(光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質))× 価格 6.0%(シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%))→ 売上 2,332 億円・営業利益 175 億円。市場 3.9 兆円(実質 1.3 倍)×シェア 5.2%、光部品は値下がりで価格 1.15 倍、利益率 7.5%
  • その他:数量 700(免震ゴム等の市場(億円、実質))× 価格 14.2%(シェア × 値段の指数(今は 0.106))→ 売上 99 億円・営業利益 14 億円。市場横ばい×シェア 10.6%、利益率 14%

倍率:事業の純利益 305 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.4 倍。全体の PER 18.44 倍、時価総額 5,624 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力・インフラの安定した需要に、通信・部材の成長を物価並みに足した中心の姿。同じ領域の住友電工の中立と並べ、規模が小さく通信に偏る分だけ利益率を低めに置いた。

やや悲観 26% 特需が一巡し、価格競争で利益率が戻る 利益 141 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 1,231 円1,824 億円

データセンター向けの特需は 2030 年代前半に一巡する。そこへ中国・韓国の光部品メーカーが価格で攻め、通信・部材の利益率は 5% 台まで戻る。電力は更新需要が残るものの、銅の高騰分の転嫁が遅れ、利益率が 10% 台前半に下がる。

営業利益は 230 億円ほど。2026 年 3 月期の水準を下回るが、赤字にはならない。配当は性向を保ち、減配は小幅にとどまる。設備増強の一部は稼働率が上がらず、追加投資は止まる。買収は見送りか小粒にとどまり、計画の枠 800 億円は使い切れない。電力会社向けの安定した需要が、利益の底を支える。

  • エネルギー・インフラ:数量 9,600(国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質))× 価格 15.6%(シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる))→ 売上 1,500 億円・営業利益 158 億円。国内市場 0.96 兆円×シェア 12.5%、銅の転嫁が遅れ価格 1.25 倍、利益率 10.5%
  • 通信・コンポーネンツ:数量 33,000(光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質))× 価格 4.6%(シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%))→ 売上 1,518 億円・営業利益 83 億円。市場 3.3 兆円×シェア 4.6%、値下がりで価格 1.0 倍、利益率 5.5%
  • その他:数量 600(免震ゴム等の市場(億円、実質))× 価格 12.0%(シェア × 値段の指数(今は 0.106))→ 売上 72 億円・営業利益 6 億円。市場縮小、利益率 9%

倍率:ROE 7.5% は k 7.5% 並みで、PER の上限は 1÷k=12.5 倍。そのうち 76%(9.5 倍)に置いた。特需が引いて利益が薄れる分を見込んだ割合。

確率:データセンター特需の一巡と中国・韓国勢との価格競争は、領域全体の主な懸念。過去 20 年で 4 回の赤字期(2009・2010・2013・2016 年)があった循環性を踏まえ、確率を厚めに置いた。

悲観 10% 買収が外れ、通信が値崩れし、電力の取り分も落ちる 利益 39 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 224 円332 億円

買収した事業の相乗効果が出ず、減損が出る。通信は北米向けが急減し、光部品の値崩れで利益が消える。電力でも、電力会社が調達を競争入札に広げ、シェアと値段が落ちる。

営業利益は 80 億円ほどまで戻る。2015〜16 年の低迷期に近い姿だ。減損で自己資本は削られ、配当は性向を維持できず減る。ただし、電力ケーブルの更新は止まらないので、会社が倒れる筋書きではない。ただ、成長会社という評価は外れ、電線の中堅として低い倍率で値付けされる 10 年になる。通信の設備と買収で積んだ資産は、稼ぐ力に見合わず重荷になる。

  • エネルギー・インフラ:数量 8,800(国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質))× 価格 12.7%(シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる))→ 売上 1,113 億円・営業利益 72 億円。国内市場 0.88 兆円×シェア 11.5%、価格 1.1 倍、利益率 6.5%
  • 通信・コンポーネンツ:数量 28,000(光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質))× 価格 3.6%(シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%))→ 売上 1,008 億円・営業利益 30 億円。市場 2.8 兆円×シェア 4.0%、価格 0.9 倍、利益率 3%
  • その他:数量 500(免震ゴム等の市場(億円、実質))× 価格 10.0%(シェア × 値段の指数(今は 0.106))→ 売上 50 億円・営業利益 2 億円。市場縮小、利益率 5%

倍率:ROE 3.0% が k 以下なので PER の上限は 1÷k=12.5 倍。その約 7 割(8.5 倍)を採用。減損後の稼ぐ力に、競争で薄れる分を見込んだ。

確率:買収の失敗と電力会社の調達方針の変化が重なる、構造的な負けの姿。電力ケーブルの更新需要は国内に残るので 1 割に止め、住友電工の悲観と同じ水準に揃えた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

エネルギー・インフラ

電力ケーブルと接続部材(SICONEX など)、建設・電販向け電線。国内の電力会社が最大の顧客。

数量国内の電力・建設・産業向け電線ケーブルと接続部材の市場(億円、実質)価格シェア × 値段の指数(今は 0.13=シェア 13%、物価と銅の転嫁で上がる)売上営業利益
今 2026/03 10,000 13.0% 1,301 193
10 年後 中立 10,500 18.8% 1,970 286

取り方:通期のセグメント数値は未取得。4〜12 月の売上 956 億円・営業利益 141 億円(IR)と全社の残りから、通期を売上 1,300 億円・営業利益 193 億円と推定した。市場は電線工業会の出荷額規模(約 1 兆円)から推定し、シェア 13% とした。物価と銅の転嫁は価格に入れ、数量には混ぜていない。

通信・コンポーネンツ

通信ケーブル・e-Ribbon、機器用巻線、自動車向け電装品、TOTOKU の半導体検査用部品など。

数量光ファイバ・通信ケーブル、巻線、半導体検査用部品などの対象市場の合計(億円、実質)価格シェア × 値段の指数(今は 0.047=シェア 4.7%)売上営業利益
今 2026/03 30,000 4.7% 1,402 82
10 年後 中立 39,000 6.0% 2,332 175

取り方:4〜12 月の売上 1,017 億円・営業利益 55 億円(IR)から、通期を売上 1,400 億円・営業利益 82 億円と推定した。対象市場は世界のデータセンター向けケーブル(約 1.8 兆円)、巻線、半導体検査用部品などの合計から約 3 兆円と推定し、シェア 4.7% とした。

その他

免震ゴムなど。規模は小さい。

数量免震ゴム等の市場(億円、実質)価格シェア × 値段の指数(今は 0.106)売上営業利益
今 2026/03 700 10.6% 74 11
10 年後 中立 700 14.2% 99 14

取り方:4〜12 月の売上 48 億円・営業利益 8 億円(IR)から通期を売上 74 億円・営業利益 11 億円と推定。市場は約 700 億円と推定。全社の営業利益 273 億円との差は本社費など(約 −13 億円)。

リスクと懸念

通信の値下がりと中国勢の追い上げ

光ファイバは技術が広がるほど値下がりしてきた。中国・韓国のメーカーが北米でも攻めれば、増産した設備の稼働が落ち、通信・コンポーネンツの利益率 6% 台がさらに薄くなる。

データセンター特需の一巡

北米の設備投資が減速すれば、e-Ribbon を 7 倍にする計画は過剰設備になる。2000 年前後の IT 不況で、光ファイバの需要が数年落ちた実例がある。

買収の失敗

買収枠 800 億円は、利益 400 億円の会社にとって大きい。買う値段が高ければ、ROE が下がり価値が壊れる。TOTOKU の実力も、まだ確かめられていない。

銅価格の変動と転嫁の遅れ

電線の値段は銅に連動する。値上がりが急な時は転嫁が遅れ、在庫の評価損や利益の目減りが出る。過去の赤字期にも銅の波が絡んでいる。

電力会社への依存

エネルギー・インフラの利益の多くは、国内の電力会社向けに集まる。調達方針が競争入札に広がれば、約 9 割という 66kV 級のシェアも崩れうる。

少数株主への流出

TOTOKU は DBJ が 49% を持つ。成長して利益が増えるほど、少数株主に流れる額も増える。純利益が営業利益ほど伸びない。

会計の形の変化

新リース会計基準が 2028 年 3 月期から入る。営業利益と借金の見かけが変わる。数字の形が変わるだけで価値は同じだが、比較には注意が要る。

今後の分かれ目

北米のデータセンター投資が減速したら
通信の筋書きをやや悲観に寄せる。e-Ribbon の稼働率と受注残を見る。
電力会社向けのシェアが 70% を超えたら
電力の堅さが一段と強まる。楽観側の確率を引き上げてよい。
TOTOKU が半導体検査用部品で計画を上回ったら
通信・部材の利益率を上方修正する。買収の上乗せも見直す。
800 億円規模の買収を高い値段で発表したら
ROE が薄まる懸念が強まる。やや悲観側に確率を移す。
光ファイバの値下がりが始まったら
通信の価格の伸びを 1.15 倍から 1.0 倍へ下げる。中立の利益が減る。
銅価格が急落したら
売上が減るだけで利益への影響は限定的。ただし在庫評価損に注意する。

見ておくもの

  • エネルギー・インフラの営業利益率(15% を保てるか)
  • 通信・コンポーネンツの利益率(10% に届くか)
  • e-Ribbon の増産の稼働率と北米の受注
  • TOTOKU の半導体検査用部品の売上と利益
  • 買収の発表と買収価格
  • 電力会社向けのシェアの推移

倍率と資本コストの決め方

10 年後の利益は、セグメントごとに市場(実質)×シェア×値段の指数で積んだ。倍率は k 7.5%(基本 7.5%+quality 0.5%)と正当化 PER の式から出し、上限の 7〜9 割に置いた。今の PER や過去の PER は見ていない。2036 年 3 月期の形は、新リース会計基準の前の(家賃を営業費用に入れた)今と同じ形でそろえた。10 年の値が今の時価総額を下回る結果は、特需の山の利益に高い倍率を掛けない計算の結果で、今の株価に寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.8→20.46 倍・やや楽観 PER 14.8→20.26 倍・中立 PER 13.1→18.44 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足して決める(β・規模は使わない)。事業が傾いているわけではないので上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(非鉄金属)の AI 分析

割安 カナレ電気5819 放送向けケーブルの堅実な会社。時価総額を上回る金融資産を抱え、本業がほぼ無料で付いてくる 本質価値との差 +88.2% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 DOWAホールディングス5714 環境・リサイクルと製錬を束ねる堅い会社。株価は金属高と一時益を織り込み、10年で見ると、やや割安の水準にある 本質価値との差 +42.6% · 10 年 割安(年 +9.9%) やや割安 アーレスティ5852 自動車向けアルミ鋳造の専業。稼ぐ力は薄く米国の再建しだいで振れ幅が大きいが、価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 三菱マテリアル5711 利益は山の上にあるが、純資産の割には株価が低い。重い借金と製錬の構造不況を見込んで資本コストを10%に上げると、やや割高 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 CKサンエツ5757 国内首位の黄銅棒メーカーだが、市場は細り利益は相場で揺れる。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 オーナンバ5816 家電・産業機器向けワイヤーハーネスの専業。現金は厚いが値決めが弱く、10年で利益は伸びても資本コストに届かず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 リョービ5851 自動車向けアルミ鋳造の大手。軽量化の追い風はあるが稼ぎは薄く、10年先の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 AREホールディングス5857 金価格の急騰で稼ぎは倍になったが、その利益が10年続くとは見ない。値段は本質価値のほぼ近辺にある 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日本伸銅5753 CKサンエツ傘下の黄銅棒メーカー。資産は厚いが稼ぎは資本コストに届かず、利益もほぼ配らない。やや割高と見る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) 適正 住友電気工業5802 ワイヤーハーネス世界首位は本物だが、一時的な特別利益とAI特需で高まったROEを今の株価はかなり先まで織り込んでいる 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井金属5706 AIサーバー向け極薄銅箔MicroThinで世界シェア9割超、株価は強気の成長持続をすでに織り込む 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 古河機械金属5715 稼ぐ力は鉱山機械と金属の二本足、だが収益は普通で、買い手が払う値段に安全域は薄い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本精鉱5729 アンチモンの国内首位。相場の急騰で利益は膨らんだが、足元はすでに急落し、元の水準へ戻る道が見える 本質価値との差 +1.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) やや割高 日本軽金属ホールディングス5703 アルミを核にした総合素材。放熱・電池・半導体向けは育つが、薄い利益と借金で、今の値段は妥当圏に見える 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 中外鉱業1491 金の取引で稼ぐ貴金属リサイクル。利益は金価格と販売先2社に左右され、10年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 JMC5704 3DプリンタとCTで高い利ざやを稼ぐが、本業の鋳造で大きくつまずいた。立て直しの途中で、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) 割高 JX金属5016 半導体材料の堀は本物だが、利益の半分近くは銅価格頼み。自社株買いで財務も重くなり、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 大阪チタニウムテクノロジーズ5726 航空機向けの先行増産は強みだが、利益の伸びに対して資本と借入の負担が重く、今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 平河ヒューテック5821 太陽光向けケーブルの山で利益は倍増したが、山は続かない。10 年で測ると今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −32.7% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 UACJ5741 アルミ圧延の国内最大手。北米の缶材は強いが、薄い利益と重い借金で、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 東邦亜鉛5707 事業再生でファンド支援下に入った非鉄製錬の会社。希薄化と債務が重く、今の値段は10年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −39.8% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 大紀アルミニウム工業所5702 国内最大手の再生アルミ合金メーカー。今期の利益は相場高の山で、薄い値ざやと重い運転資金から見て割高 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 住友金属鉱山5713 資源(金・銅鉱山権益)が利益の過半を支えるが、その価値は山の金額ではなく平準化した値段で測るべきだ 本質価値との差 −40.6% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 エヌアイシ・オートテック5742 工場の骨組みを作るアルミフレームの会社。高い配当は利益で賄えておらず、価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 JMACS5817 半導体と工場の更新で稼ぎは跳ねたが、長く低い利益率が地の力。山の利益を地の力と見るには早い 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 三ッ星5820 キャプタイヤケーブルの老舗が、大きな希薄化を伴う増資で蓄電池とスクラップに手を広げる。既存株主の取り分が4割薄まり割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 アサカ理研5724 金の急騰で利益が膨らんだ貴金属リサイクル。巨額の電池再生投資が重く、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −57.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 フジクラ5803 データセンター向け光配線は本物の追い風だが、株価はブームが長く続く前提を既に織り込みすぎている 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 古河電気工業5801 AIデータセンター向け光部品で3位の実力はあるが、今のPER32.8倍は会社自身の2030年度目標達成をほぼ織り込んでいる 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 エスクリプトエナジー5721 価値の中心は約300枚のビットコイン。本業の赤字と大きな希薄化を引くと、今の値段は高すぎる 本質価値との差 −78.7% · 10 年 割高(年 −5.8%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. SWCC 中期経営計画 Transformation for Growth SWCC 2030(要約)
  2. SWCC 2027 年 3 月期 第 1 四半期と通期予想の修正
  3. SWCC 2026 年 3 月期 スモールミーティング資料

分析日 2026-10-16