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イントラスト 7191

家賃保証と医療・介護の費用保証の会社。ROEは20%台で増配も続くが、売上の6割強が一つの取引先に偏る。今の値段はほぼ適正と見る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,171 円262 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,145 円256 億円差 +2.3%
10 年後から見ると 適正 価値 1,171 円262 億円 · 差 +2.3% · 期待の年率 +7.5%
期待の年率リターン(10 年)+7.5%資本コスト比 −1.0 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

イントラストは、賃貸住宅の家賃を保証する会社だ。筆者の結論は、今の値段はほぼ適正、というものだ。割安とも割高とも言い切れない、というのが正直なところだ。

稼ぐ力は高い。2026年3月期の営業利益は28億円で、5年前の2倍を超える。ROEは21.5%、借金はなく、自己資本比率は63%。配当は10期続けて増え、配当性向は6割を目指す。医療・介護の費用保証が新しい柱として育ちつつある。

弱みは取引先の偏りだ。大和リビングの管理物件に関する保証が、連結売上の6割強を占める。条件が変われば、利益は直接削られる。市場は成熟し、料率も下がりやすい。

10年の中立は、家賃の保有契約が約64万件、営業利益が約47億円、ROEは17.5%。強気の見方は、取引先が広がり医療・介護が育つ姿だ。慎重な見方は、大口を失い料率が崩れる姿である。確率を重ねた価値は、時価総額の6%下だった。配当性向を高めに保つ姿勢は、株主にとって安心材料になる。

バリュー投資の観点から

事業は分かりやすい。家賃が払われなければ代わりに払い、あとで取り立てる。保証料を先に受け取るため、資本が軽く、ROEが高く出る。

良い点は三つある。第一に、借金がなく、自己資本比率が63%と厚い。第二に、更新保証料が毎年積み上がり、収入の見通しが立ちやすい。第三に、配当を増やし続ける経営だ。

気になる点も三つある。第一に、取引先の偏りだ。連結売上の6割強が一つの取引先に由来する。第二に、値決めの力が弱く、料率は下がりやすい。第三に、貸倒れが景気で動く。直近の好成績は、貸倒れの低さに支えられた面がある。

筆者は、この会社を「資本が軽く、増配に前向きだが、一つの取引先に命運を預けた会社」と見る。持ち続けたいかは、取引先の偏りがどこまで解けるかにかかる。医療・介護の保証が第二の柱に育てば、見方は変わる。

安全域は、今の値段にはほとんどない。確率を重ねた価値は、時価総額と同じ水準にある。大きな割安は見えない。

何で稼ぐ会社か

イントラストは、賃貸住宅の家賃を保証する会社だ。入居者が家賃を払えなくなったとき、代わりに家主へ払う。これを代位弁済といい、あとで入居者から取り立てる。

2026年3月期の売上は123億円。うち保証事業が110億円で9割を占める。中身は、家賃債務保証のほか、介護費用保証、医療費用保証、養育費保証だ。ほかにソリューション事業が9億円、2026年1月に買収したIT会社のキャロルシステムが3億円ある。

家賃保証の保有契約は48万9千件。収入は、契約時の初回保証料と、更新のたびに入る更新保証料が柱だ。契約が積み上がるほど、更新料が毎年入る。

成長中の分野が、医療費用保証と介護費用保証だ。患者が払えない医療費や、入居者の介護費用の未払いを保証する。2025年9月期の上期は、医療が約2.4倍、介護が約2.5倍に伸びた。契約の医療機関は239、介護事業者は115だった。

営業は、管理会社や不動産会社との提携で広げる。いちばん大きいのは大和リビングで、その管理物件の保証が連結売上の62%を占める。地方銀行向けに「地銀モデル」も提供し、現在4行が参入した。

費用の中心は、代位弁済で回収できない分の引当と、人件費だ。営業利益率は22.5%、従業員は連結で308名、臨時を含めて約400名。

優良さと弱いところ

堀は、審査と回収の力、そして提携先の網にある。ただ、広い堀ではない。

強みは、厳しい審査で滞納を抑え、回収率を高く保つことだ。会社の説明では、回収率は安定して推移している。具体的な数字は開示が乏しいが、貸倒引当金を積みつつも、営業利益率は20%台を保ってきた。2016年の上場後、営業利益は5億円から28億円へ伸びた。

値決めの力は弱い。家賃保証に許認可は要らず、参入は自由だ。保証料の相場は競争で下がりやすく、大口の管理会社は複数の保証会社から選べる。

最大の弱みは、取引先の偏りだ。大和リビングの管理物件に関する保証が、連結売上の62%を占める。提携の関係は長いが、条件の見直しや切り替えが起きれば、利益に直接響く。

資本効率は高い。ROEは2026年3月期で21.5%、過去10年の中央値は19.8%だった。借金はなく、自己資本比率は63%。保証料を先に受け取る仕組みで、資本が軽い。

経営は、株主還元に前向きだ。配当は10期連続で増え、配当性向は2027年3月期に6割を目指す。一方、親会社のプレステージ・インターナショナルが56.8%を持つ親子上場で、少数株主の立場は強くない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

家賃保証は成熟した市場だ。賃貸の契約で保証会社を使うのは、すでに標準に近い。

国土交通省の資料では、賃貸契約の約97%が保証を求め、約6割が保証会社を使っていた(2014年度の調査)。民間の資料は、2023年に9割を超えたとする。調査の方法が違い、比べにくい。市場の大きさは取れなかった。筆者の粗い推定では、保証付きの賃貸契約は900万〜1,300万件で、イントラストの保有48.9万件はそのうち4〜5%に当たる。根拠は弱い。

需要の伸びは、賃貸住宅の戸数ではなく、単身の高齢者や外国人の入居が増えることから出る。ただ会社自身も、賃貸住宅の戸数が10年ほどで頭打ちになりうると見ている。新規契約は増えにくく、更新の積み上げが収入を支える。

競争は三つある。全保連やジェイリースなどの独立系、カード会社や信販系、そして地方銀行などの保証だ。イントラストは、地方銀行と組む「地銀モデル」で、競合になりうる相手をパートナーにする道を選んだ。

新しい領域が、医療・介護の費用保証だ。日本の病院は8,000を超え、会社は1〜2割の開拓を目指す。医療費の未払いは病院の悩みで、需要は確かにある。ただ、導入に時間がかかり、立ち上がりは緩やかだ。

数量は、家賃の保有契約件数と、医療・介護の契約施設数で置いた。1件あたりの売上は、物価で1.34倍になるところ、競争で1.2倍にとどまるとした。

資本政策と M&A

還元は厚くなる方向だ。配当は10期連続で増え、2026年3月期の配当性向は48.7%だった。中期計画は40〜60%で、2027年3月期は60%を計画する。自社株買いの方針は確認できなかった。

現金は72億円で、借金はない。自己資本比率は63%と厚い。ただ、負債の約47億円には前受けの保証料や引当金が含まれ、現金の全部が自由なわけではない。

買収は小粒だ。2023年にプレミアライフ、2024年にラクーンレント(のちに吸収)、2026年1月にキャロルシステムを買った。ITの買収は、保証事業から離れた分野で、うまくいくかは見えていない。

親会社のプレステージ・インターナショナルが、議決権の56.8%を持つ。上場子会社として、少数株主の利益が親会社の都合と食い違うおそれがある。kabufuの推計では、10年以内の買収や公開買付けの確率は18%だ。価格が事業の価値を映すかは、そのときに確かめる必要がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

強気の見方は、新しい分野と配当の厚さに目を向ける。

2026年3月期の営業利益は27.7億円で、前期から19%増えた。売上は16%増え、過去最高を更新した。2027年3月期の計画は、売上142億円、営業利益30億円だ。ROEは23.2%と高い。

成長の先頭が、医療と介護の費用保証だ。2025年9月期の上期は、医療が約2.4倍、介護が約2.5倍に伸びた。医療機関は8,000超あり、会社が目標とする1〜2割は、今の239から数倍にあたる。契約の継続率は約95%と高い。

家賃保証では、地方銀行が競合ではなくパートナーになる「地銀モデル」を始めた。4行が参入し、今期は2行が加わった。ここが広がれば、大和リビング以外の経路が育つ。

還元も厚い。配当性向は2027年3月期に60%を計画し、配当は11期連続で増える予定だ。

10年後、家賃の保有契約が76万件、医療・介護が3倍強、営業利益が75億円に届けば、ROE21%の高収益が続く。この筋書きの確率を6%とした。

慎重な見方

慎重な見方は、取引先の偏りと、成熟した市場を突く。

大和リビングの管理物件に関する保証が、連結売上の62%を占める。この関係は2014年からの提携に基づくが、条件の見直しや、保証会社の使い分けが起きれば、利益は直接削られる。大口の管理会社には、価格を交渉する力がある。

家賃保証は、保証会社を付けるのが標準で、新規契約の自然な伸びは小さい。会社自身も、賃貸住宅の戸数が10年ほどで頭打ちになりうると書く。保証の許認可は要らず、料率は競争で下がりやすい。

直近の好成績には、貸倒れの低さが効いた。不況になれば代位弁済は増え、回収率は下がる。貸倒引当金は33億円と、立替金60億円の半分を超える。回収の難しい債権が多いことをうかがわせる。

医療・介護は伸びているが、売上の規模はまだ小さい。収益への寄与は、見かけの伸び率ほど大きくない。買収したITサービスは、本業から遠い。

最後に、56.8%を持つ親会社の存在だ。少数株主の利益と食い違うおそれがあり、株価には買収の期待が混じりうる。

どちらに重みを置いたか

結論は、今の値段はほぼ適正、というものだ。確率を重ねた価値は約241億円で、時価総額257億円の6%下にあたり、適正の範囲に入る。

分かれ目は、取引先の偏りがどう動くかだ。大口を保ちつつ、医療・介護と地銀モデルが育てば、高いROEが10年続く。大口の条件が悪化すれば、利益は今の4割以下まで落ちる。

強気の言い分は、成長分野の勢いと増配で、慎重な見方は偏りと料率だ。どちらも根拠が強く、確率は中立の37%に集め、慎重側の筋書きに合計40%を置いた。10年の中立は、営業利益47億円、ROE17.5%で、足元より落ち着いた姿だ。

見るべき点は三つ。大和リビング向けの売上比率、医療・介護の保証の売上、そして貸倒れと回収の数字である。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,768 円396 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 586 円131 億円)。 今の値に割り戻すと 1,171 円262 億円、今との差 +2.3%、 期待の年率 +7.5%(資本コスト 8.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 3,592 円804 億円 822 円184 億円 +285.6% +14.4% 265 円59 億円
やや楽観 17% 2,836 円634 億円 742 円166 億円 +212.4% +12.1% 608 円136 億円
中立 37% 2,146 円480 億円 653 円146 億円 +144.4% +9.3% 1,036 円232 億円
やや悲観 26% 948 円212 億円 505 円113 億円 +26.9% +2.4% 378 円85 億円
悲観 14% 212 円47 億円 268 円60 億円 −58.1% −8.3% 67 円15 億円
加重平均100% 1,768 円396 億円586 円131 億円 +105.6% +7.5% 2,354 円527 億円

今の株価時価総額 1,145 円256 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 大和リビング以外にも広がり、医療・介護の保証が育つ 利益 49 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 3,592 円804 億円

地方銀行向けの「地銀モデル」が全国に広がり、大和リビング以外の管理会社からの契約が増える。家賃の保有契約は76万件と、今の1.55倍になる。

医療費用保証は、全国8,000超の病院のうち2割に届き、介護も導入が進む。この領域は件数が3倍強に増え、保証事業の第二の柱になる。買収で取り込んだITサービスも伸びる。

営業利益は約75億円、純利益は約49億円。ROEは21.4%と、過去の中央値に近い高さを保つ。配当性向は5割台半ばで、ためる利益は買収にも回る。

料率は競争で削られるが、件数の伸びと新分野の厚みがそれを上回る。大口の取引先との関係も保たれ、偏りは薄まっていく。

  • 家賃債務保証:数量 75.9(保有契約件数(万件))× 価格 24,192(1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため))→ 売上 184 億円・営業利益 45 億円。保有契約75.9万件、1件あたり売上は今の1.30倍、利益率24.5%
  • 医療・介護・養育費の費用保証:数量 1,485(契約施設数(医療機関+介護事業者。推定))× 価格 0.06(1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目))→ 売上 86 億円・営業利益 22 億円。契約施設1485、1施設あたり581万円、利益率26%
  • ソリューション・ITサービス:数量 2.4(売上の規模の指数(今を1))× 価格 16(売上(億円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 8 億円。売上指数2.4、利益率20%

倍率:事業の純利益 49 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.4% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍。全体の PER 16.27 倍、時価総額 804 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:家賃保証は大和リビング向けの比重が高く、他の管理会社や地方銀行への広がりは道半ばだ。それが進み、医療・介護も計画を上回る姿は、うまくいった場合の上限に近い。6%とした。

やや楽観 17% 家賃保証の網が少しずつ広がり、医療・介護が上乗せされる 利益 40 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 2,836 円634 億円

家賃の保有契約は69万件に増える。更新のたびに入る保証料が積み上がり、新規契約の伸びが鈍っても収入は崩れない。

医療・介護は件数が2.6倍になり、利益の約1/4を稼ぐ。傷害保険付きの商品や、病院向けの導入が広がる。ITとソリューションも緩やかに伸びる。

営業利益は約60億円、純利益は約40億円。自己資本は約201億円で、ROEは19.8%。貸倒れは平時の水準に収まり、配当性向は6割に近い。

料率は物価ほどは上がらないが、件数の積み上がりがそれを補う。大口の取引先との関係は保たれ、偏りは少しずつ薄まる。

  • 家賃債務保証:数量 69.5(保有契約件数(万件))× 価格 23,261(1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため))→ 売上 162 億円・営業利益 38 億円。保有契約69.5万件、1件あたり売上は今の1.25倍、利益率23.5%
  • 医療・介護・養育費の費用保証:数量 1,170(契約施設数(医療機関+介護事業者。推定))× 価格 0.06(1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目))→ 売上 67 億円・営業利益 17 億円。契約施設1170、1施設あたり576万円、利益率24%
  • ソリューション・ITサービス:数量 2.0(売上の規模の指数(今を1))× 価格 16(売上(億円・名目))→ 売上 32 億円・営業利益 6 億円。売上指数2.0、利益率18%

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.8% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.94 倍、時価総額 634 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近は売上が毎年1〜2割伸びており、医療・介護の保証は倍以上の伸びを続けている。この勢いが半分ほどに落ちて続く姿は、十分ありうる。17%とした。

中立 37% 件数は3割増え、保証料は物価に届かず、ROEは17%台 利益 31 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 2,146 円480 億円

家賃の保有契約は64万件と、今の1.3倍になる。賃貸住宅の戸数は頭打ちに近く、伸びの源は更新の積み上げと、地方銀行などの新しい経路だ。

1件あたりの売上は1.2倍にとどまる。初回の保証料は家賃に連動して上がるが、更新料は定額が多く、競争で料率も削られる。物価の1.34倍には届かない。

医療・介護は件数が2倍になり、ITとソリューションは買収の通年分で段差が付く。営業利益は約47億円と、今の1.7倍。営業利益率は21%で、過去の山の28%を下回る。

純利益は約31億円。配当性向を6割に保つため、自己資本は約178億円にとどまり、ROEは17.5%。

  • 家賃債務保証:数量 63.6(保有契約件数(万件))× 価格 22,331(1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため))→ 売上 142 億円・営業利益 31 億円。保有契約63.6万件、1件あたり売上は今の1.20倍、利益率22.0%
  • 医療・介護・養育費の費用保証:数量 900(契約施設数(医療機関+介護事業者。推定))× 価格 0.06(1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目))→ 売上 51 億円・営業利益 12 億円。契約施設900、1施設あたり563万円、利益率23%
  • ソリューション・ITサービス:数量 1.7(売上の規模の指数(今を1))× 価格 15(売上(億円・名目))→ 売上 26 億円・営業利益 4 億円。売上指数1.7、利益率15%

倍率:事業の純利益 31 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.5% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.39 倍、時価総額 480 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:賃貸の保証は普及しきっているが、医療・介護など新しい分野が足していく。大口の取引先を失わず、料率が少しずつ削られる姿を中立とした。37%とした。

やや悲観 26% 料率が崩れ、取引先の見直しも入って利益は横ばい 利益 20 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 948 円212 億円

保険会社やカード会社、地方銀行系の保証が広がり、料率が下がる。1件あたりの売上は1.1倍にとどまる。家賃の保有契約は55万件で、伸びは鈍い。

大口の管理会社が、保証会社の使い分けや手数料の引き下げを求める。医療・介護は伸びるが、導入に時間がかかり、利益への寄与は小さい。

営業利益は約30億円と、今とほぼ同じ。物価が1.34倍になるので、実質では細る。純利益は約20億円、ROEは12.9%。取引先は保たれるが、料率を物価に合わせて上げられない。

借金のない財務は崩れず、配当も払われる。ただ、利益が伸びない分、増配は止まり、成長株としての見方は失われる。

  • 家賃債務保証:数量 54.8(保有契約件数(万件))× 価格 20,470(1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため))→ 売上 112 億円・営業利益 21 億円。保有契約54.8万件、1件あたり売上は今の1.10倍、利益率19.0%
  • 医療・介護・養育費の費用保証:数量 675(契約施設数(医療機関+介護事業者。推定))× 価格 0.05(1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目))→ 売上 35 億円・営業利益 7 億円。契約施設675、1施設あたり520万円、利益率19%
  • ソリューション・ITサービス:数量 1.3(売上の規模の指数(今を1))× 価格 14(売上(億円・名目))→ 売上 18 億円・営業利益 2 億円。売上指数1.3、利益率10%

倍率:事業のROEは12.9%で資本コストを上回るが、今より低い。RONICは約11%で式の上限は約13.9倍。利益が横ばいで成長が乏しいので、上限の75%の10.5倍とした。

確率:参入の壁が低い事業で、料率の競争は続く。大口の取引先が条件の見直しを求める可能性も加わる。名目の利益が10年ほぼ横ばいになる姿として、26%とした。

悲観 14% 大口の取引先を失い、料率が崩れて利益が細る 利益 7 億円 · PER 7.3 倍 · 株価時価総額 212 円47 億円

大口の取引先が、保証の手数料を大幅に引き下げるか、別の保証会社に切り替える。家賃の保有契約は44万件に減り、1件あたりの売上も下がる。

同時に、競合の参入で料率が崩れ、景気の悪化で代位弁済が増える。回収率が下がると、貸倒引当が利益を食う。医療・介護は軌道に乗らず、買収したITも低迷する。

営業利益は約8億円、純利益は約7億円と、今の4割以下に落ちる。配当性向は5割に下げざるをえず、ROEは4.6%。借金はなく倒れはしないが、稼ぐ力は大きく損なわれる。

現金は残るが、事業の縮小に使うほかなく、株主への還元も細る。親会社が完全子会社化を選ぶ場合も、価格は低い水準に落ち着く。

  • 家賃債務保証:数量 44.1(保有契約件数(万件))× 価格 17,679(1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため))→ 売上 78 億円・営業利益 7 億円。保有契約44.0万件、1件あたり売上は今の0.95倍、利益率9.0%
  • 医療・介護・養育費の費用保証:数量 450(契約施設数(医療機関+介護事業者。推定))× 価格 0.04(1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目))→ 売上 20 億円・営業利益 1 億円。契約施設450、1施設あたり433万円、利益率5%
  • ソリューション・ITサービス:数量 1.0(売上の規模の指数(今を1))× 価格 12(売上(億円・名目))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。売上指数1.0、利益率3%

倍率:事業のROEは4.6%で資本コスト8.5%を大きく下回る。上限は1÷k=約11.8倍。利益が今の4割以下に落ち、大口依存も解けないので、上限の約6割の7.3倍とした。

確率:売上の6割強が大和リビングの管理物件に由来する。取引条件の変更や内製化は起こりうる。料率の崩れと貸倒れの増加が重なる構造的な負けとして、14%とした。この集中の理由を、k の上乗せでは重ねて数えていない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

家賃債務保証

賃貸住宅の家賃を保証し、滞納時に家主へ立て替える。初回保証料と、更新のたびに入る更新保証料が収入。

数量保有契約件数(万件)価格1件あたり年間売上(円。物価なら10年で1.34倍が基準。中立は1.2倍:更新料は定額が多く、競争で料率も下がるため)売上営業利益
今 2026/03 48.9 18,609 91 21
10 年後 中立 63.6 22,331 142 31

取り方:保有契約48万9,399件は開示。保証事業110.5億円のうち家賃の売上は内訳が未開示のため、91.1億円と推定(医療・介護・養育費を19.5億円と置いた残り)。1件あたり約1.9万円は推定を件数で割った値。利益は営業利益27.7億円の配分の推定で、利益率22.5%。数量は件数、価格は名目(二重がけなし)。

医療・介護・養育費の費用保証

医療費の未払い、介護費用の未払い、養育費の不払いを保証する。成長中の新しい分野。

数量契約施設数(医療機関+介護事業者。推定)価格1施設あたり年間売上(億円。養育費の売上を分母に混ぜた推定。名目)売上営業利益
今 2026/03 450 0.04 20 5
10 年後 中立 900 0.06 51 12

取り方:売上は開示がなく、保証事業110.5億円から家賃を除いた推定19.5億円(約18%)。契約施設は2025年9月期上期で医療239・介護115。そこから年末の増加を足し450と推定。利益率25%は推定。数量は施設数、価格は名目。

ソリューション・ITサービス

ソリューション事業(SMS、保険取次など)と、2026年1月に子会社化したITサービス(キャロルシステム)。

数量売上の規模の指数(今を1)価格売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1.0 12 12 2
10 年後 中立 1.7 15 26 4

取り方:ソリューション9.1億円とITサービス3.2億円(第4四半期のみ)の合計12.3億円。ITは2027年3月期に通期で12.2億円の計画のため、10年の数量にこの段差を含めた。利益は推定。

リスクと懸念

大口の取引先への偏り

大和リビングの管理物件に関する保証が、連結売上の61.9%を占める。条件の見直しや保証会社の使い分けが起これば、売上と利益が直接減る。提携は2014年から続くが、契約の期間や更新の条件は確認できなかった。

料率の下落と競争

家賃保証に許認可は要らず、参入は自由だ。保険会社、カード会社、地方銀行系の保証が入り、料率は競争で下がりやすい。更新保証料は定額が多く、物価に連動しない。1件あたりの売上が、物価に届かない形で細る。

貸倒れの循環

代位弁済は景気の悪化で増える。貸倒引当金は33億円、保証履行引当金は9億円あり、回収率は安定とされるが、数字は開示が乏しい。不況で回収が遅れれば、引当が利益を食う。

賃貸住宅市場の頭打ち

会社自身が、賃貸住宅の戸数が10年ほどで頭打ちになりうると書く。新規契約の伸びは細り、更新の積み上げと新分野に頼ることになる。

親子上場と買収

親会社のプレステージ・インターナショナルが議決権の56.8%を持つ。少数株主の利益が親会社の都合と食い違うおそれがある。公開買付けになる場合、価格が事業の価値を映すとは限らない。

新分野と買収の実行

医療・介護の保証は成長中だが、売上の規模はまだ小さい。ITサービスのキャロルシステムの買収は、保証事業から離れた分野で、うまく統合できるかは見えない。風評リスクも、督促を伴う事業の常として残る。

今後の分かれ目

大和リビング向けの保証の売上比率が、5割を下回った
取引先の偏りが解けてきた合図だ。強気の確率を上げ、悲観の確率を下げる。
大和リビング向けの保証で、料率の引き下げか取引の縮小が発表された
売上の6割強に響く。悲観の確率を引き上げ、価値の前提を見直す。
代位弁済の増加で、貸倒引当金が売上の3割を超えた
回収率が下がり始めた合図だ。営業利益率の前提を下げ、慎重な筋書きの確率を上げる。
医療・介護の保証が、売上の2割を超えた
第二の柱が育った証拠だ。強気の確率を上げる。
親会社が完全子会社化のための公開買付けを発表した
価格が付く可能性がある。ただし、価格が10年の稼ぐ力を映しているかを確かめる。
配当性向が6割を超えて続き、自社株買いも始まった
資本の使い方がさらに改善する合図だ。ROEが高く保たれ、中立の根拠が強まる。

見ておくもの

  • 大和リビング向け保証の売上比率
  • 家賃の保有契約件数と、更新保証料の伸び
  • 貸倒引当金・保証履行引当金の推移と、回収率
  • 医療・介護・養育費の保証の売上と契約施設数
  • 地銀モデルに参加する銀行の数
  • 配当性向と自社株買いの方針

倍率と資本コストの決め方

起点は2026年3月期の実績(売上123億円、営業利益27.7億円)で、時価からは出発していない。会社の2027年3月期予想(営業利益30億円)は、中期計画の最終年度なので、10年の筋書きの出発点としては参考にとどめた。

倍率は式から決めた。資本コストは8.5%(基本7.5%+quality1.0%)。中立のROEは17.5%で、堀が普通(残る割合1/2)として式の上限は約15倍。中立はその84%に置き、慎重側ほど割り引いた。他社や過去の倍率は、判断に使っていない。

家賃・医療介護・ソリューションの売上内訳と利益は、開示がなく推定である(notes/7191.md)。家賃の保有契約48.9万件は開示、1件あたりの売上は推定を件数で割った値。医療・介護の契約施設数450は、239(2025年9月期上期)と115から積んだ推定。

中立の営業利益率は21%と、過去の山28%より低い。新リース会計基準の影響は小さい(事務所の賃借のみ)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.6→16.27 倍・やや楽観 PER 14→15.94 倍・中立 PER 12.9→15.39 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にquality1.0%を足した。親会社との関係や取引先の偏りなど個別の事情は、k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(その他金融業)の AI 分析

割安 中道リース8594 北海道の中小企業に設備を貸す地場のリース会社。稼ぐ力は資本コストに少し届かないが、今の値段はそれを大きく下回る 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 インテグラル5842 日本の中堅企業を買って育てる PE の運用会社。利益の大半は売却時の成功報酬で、年ごとに大きく動く。10 年で見ると値打ちは今の値段をやや上回るが、安全域は厚くない 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 ジェイリース7187 家賃保証の独立系大手。件数と利益は急伸したが、利益率は貸倒れ次第で振れ、借入も増えた。今の値段はやや安い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アサックス8772 首都圏の不動産担保ローン専業。貸倒れがほぼ無く自己資本比率も4割だが、資本を抱え込みROEは7%台。金利上昇の転嫁が10年の分かれ目 本質価値との差 +35.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 プレミアグループ7199 中古車ローンと故障保証を束ねる独立系。伸びは本物だが、借金と中古車一本足が安全域を削る 本質価値との差 +31.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) やや割安 全国保証7164 銀行の住宅ローンに保証をつけて稼ぐ独立系。利益の安定に比べ、今の値段は安いと筆者は見る 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 クレディセゾン8253 カードに頼らない稼ぎ方へ変わりつつあるが、借金の重さが安全域を削る。事業の力に対して値段は低い 本質価値との差 +28.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 みずほリース8425 みずほ・丸紅・日鉄興和不動産を株主に据え、リースから不動産と海外へ軸足を移す。借金が仕入れの薄利の商売で、利ざやの守り方が値打ちを決める 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オリックス8591 法人営業・不動産・事業投資・環境エネルギー・金融を束ねる複合金融グループ。中計ROE11%は道半ばで、今の株価は新中計の実行をかなり素直に織り込む水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 東京センチュリー8439 航空機と海外に厚みのある独立系総合リース。中計2030の利益倍増は7割強の達成と見て、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ニッポンインシュア5843 福岡発の家賃保証会社。回収の腕で高い利益率を保つが、初回の件数は横ばいで、現金を株主に返す気配は薄い 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 Casa7196 独立系の家賃保証。引当の見積りを外して赤字になり、回復は遅い。今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 芙蓉総合リース8424 みずほ系の総合リース。再エネ債権の失敗で利益が沈んだ今期を、傷が癒える前の底と見るか、体質の表れと見るかが分かれ目 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ネットプロテクションズホールディングス7383 後払いの老舗が、企業間決済と分割払いで利益の柱を替えつつある。ただし料率の下落が利益を削る 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 NECキャピタルソリューション8793 NEC の販売金融から SBI 新生銀行の持分法会社へ。自己資本比率 10% を切る薄い資本で稼ぐ、小さなリース会社 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 九州リースサービス8596 地方銀行系のリースと不動産の二刀流。低い調達コストが武器だが、金利上昇で利ざやが試される。10 年で見ると適正の範囲 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) 適正 全保連5845 家賃債務保証の専業で、MUFG傘下に入って利益率が上がり始めた。ROEは20%台と高いが、市場は成熟し料率は下がりやすい。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 三菱HCキャピタル8593 航空機・エンジン・コンテナのグローバルリースで稼ぐ総合リース最大手。2028中計は前回の目標が半分しか埋まらなかった実績の延長で見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 SBIアルヒ7198 フラット35の件数で首位を守る専業。稼ぎの回復を織り込んでも、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フィンテック グローバル8789 事業承継ファンドで稼ぐ軽い投資銀行。足元の純利益は一過性を含み、繰り返せる実力は営業利益で37億円前後と見る。今の値段はやや高い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本証券金融8511 日本で唯一の証券金融会社。独占の地位は本物だが、市況の山にいる利益に今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本モーゲージサービス7192 中小の工務店にフラット35と住宅かし保険をまとめて売る会社。住宅の着工は細るが、顧客の工務店への入り込みで稼ぐ力は保つ。値段はおおむね妥当 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ジャックス8584 金利の上昇で利ざやが削られ、稼ぐ力が細る信販会社。MUFG の後ろ盾はあるが、値段はやや高め 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NEXYZ.Group4346 中小企業に省エネ設備を月払いで入れる仕組みが、地銀・信金の紹介で伸びる。ただ解約と貸倒れの重みは過去に一度会社を傾けた。値段はやや高い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 オリエントコーポレーション8585 車と分割払いを支える老舗の信販会社。利益は薄く借金は重い。みずほ・アイフル・物言う株主の動きが焦点 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アコム8572 金利の上限規制と貸し倒れの循環の中で、10 年の価値は今の値段を約 2 割下回る 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 Jトラスト8508 日本の保証が稼ぎ、アジアの銀行が足を引く。10 年の価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンフィナンシャルサービス8570 イオン経済圏とアセアンで稼ぐが、資本の薄さと低い ROE が重い。事業の力に対して今の値段は高め 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 イー・ギャランティ8771 会社間の売掛金に保証をつける軽い資本の会社。事業は良いが、料率の下落に比べて今の値段は高いと筆者は見る 本質価値との差 −24.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ヒロセ通商7185 個人向けFXの中堅で利益率は高いが、スプレッド競争と規制の影響を受ける。利益を内部にためて自己資本が膨らむ形で、今の値段は10年の価値を3割ほど上回り割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 日本取引所グループ8697 国内現物・デリバティブ・清算をほぼ独占する取引所インフラ。今の株価は中計目標超えの好決算が続く前提をすでに大きく超えて織り込む水準 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 リコーリース8566 ベンダーリースで中小企業を支える堅実な会社。ただ ROE が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 信金中央金庫8421 上場しているのは定額配当の優先出資。金庫がいくら稼いでも持ち主の取り分は増えにくく、今の値段は高い 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 山田再生系債権回収総合事務所4351 債権回収と、創業家の司法書士法人への事務の派遣で稼ぐ小さな会社。本社の費用が稼ぎをほぼ食い、ROEは2%。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書 FY2026(イントラスト)
  2. 2026年3月期 決算説明会(ログミーFinance)
  3. 2026年3月期 上期 決算説明会(ログミーFinance)

分析日 2026-10-16