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アサックス 8772

首都圏の不動産担保ローン専業。貸倒れがほぼ無く自己資本比率も4割だが、資本を抱え込みROEは7%台。金利上昇の転嫁が10年の分かれ目

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,199 円395 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)884 円292 億円差 +35.6%
10 年後から見ると 割安 価値 1,199 円395 億円 · 差 +35.6% · 期待の年率 +11.0%
期待の年率リターン(10 年)+11.0%資本コスト比 +2.7 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アサックスは、首都圏の不動産を担保に事業者や個人へ貸すノンバンクだ。筆者の結論は、今の値段はやや安い、というものだ。ただし割安の幅は2割ほどで、確信を持てる大きさではない。

稼ぎの源は、貸す金利と借りる金利の差だ。平均の貸出金利は5.9%、借入の平均金利は1.5%で、差は4ポイントを超える。貸倒償却は過去5期でゼロ。自己資本比率は4割と、ノンバンクとしては際立って厚い。

弱みは二つある。一つは金利の上昇だ。借入は銀行からの調達が中心で、金利は3%台半ばへ上がっていく。貸出金利をどこまで引き上げられるかが、10年の利益を決める。もう一つは資本の抱え込みだ。純利益の8割を内部にためるため、ROEは7%台にとどまる。

10年の中立は、貸付残高が実質で1.25倍、営業利益が約106億円、純利益が約71億円。強気の見方は、銀行が不動産向けの貸出を絞り、同社が顧客を取り込む姿だ。慎重な見方は、不動産市況の悪化と金利負けが重なる姿である。

バリュー投資の観点から

事業は分かりやすい。資金需要のある事業者に、担保を取って貸し、金利の差で稼ぐ。貸倒れが少なく、費用も軽い。

良い点は三つある。第一に、担保の見方が保守的で、5期連続で貸倒償却がゼロだ。第二に、自己資本比率が4割あり、不況の耐久力が高い。第三に、営業利益率が66%と高く、人が57名で回る。

気になる点も三つある。第一に、利益の源が借入と貸出の金利差で、金利の上昇に弱い。第二に、担保が首都圏の不動産に集まり、市況が崩れると全体が同時に痛む。第三に、資本の使い方が悪い。利益の8割をため、ROEは7%台で、ためた資本が稼いでいない。

筆者は、この会社を「質の良い、ただし資本を持て余す貸し手」と見る。株主として持ち続けたいかは、配当を厚くするか、貸付の拡大で資本を使い切るかにかかる。今の時価総額は、純資産の5割台にとどまる。その差は、資本の使い方への割引として受け止めるべきで、割安の証明ではない。

安全域は薄くない。貸倒れの履歴と自己資本の厚さが下支えになる。ただし、利益を伸ばす力は金利の局面次第だ。

何で稼ぐ会社か

アサックスは、不動産を担保に事業者や個人へお金を貸す会社だ。1969年に自営業者向けの貸付で創業し、1995年に今の社名になった。貸付金の使い道は問わず、担保は不動産に限る。営業は首都圏が中心だ。

2026年3月期の営業収益は88億円で、うち84億円が貸付、3億円が賃貸だ。貸付残高は1,120億円、貸付件数は5,305件で、顧客は約4,200先。1顧客の平均は2,600万円台と、銀行の大口融資より小さい。

残高の75%は事業者向け、25%は個人向けだ。業種別では不動産賃貸業が25%、不動産業が14%を占める。つまり、不動産で稼ぐ人に、不動産を担保に貸している。平均の貸付期間は5.1年。利率は5〜7%の帯に7割が集まる。

費用は、借入の利息、人件費、貸倒れに備える引当だ。従業員は57名と少なく、1人当たりの貸付残高は約19億円になる。借入は744億円で、平均金利は1.50%。都市銀行、地方銀行、信託銀行のほか、貸付債権の証券化でも調達する。

関連事業は三つある。信用保証、不動産賃貸、債権回収のために取得した不動産の販売だ。いずれも小さく、利益の大半は貸付の利ざやで決まる。

優良さと弱いところ

堀は、審査の速さと担保の見方にある。ただ、広い堀ではない。

強みは、貸倒れの少なさだ。過去5期の貸倒償却はゼロで、引当率は0.11%だ。担保は不動産で、評価額に対して控えめに貸す姿勢を、格付会社の日本格付研究所も評価している(長期格付けはA−、見通しは安定的)。銀行が断る案件を、担保を厳しく見ることで拾う。この審査の力は、長い貸金業の歴史で磨かれた。

自己資本比率は40%を超える。ノンバンクとしては際立って厚く、不況でも借り換えに困りにくい。

一方、値決めの力は強くない。貸出金利は5.9%と、銀行より高い。それでも、顧客は銀行に断られたり、時間がかかったりする人たちで、金利より速さを選んでいる。銀行が不動産向けの審査を緩めれば、顧客は戻る。商品は単一で、他社がまねしやすい。

資本効率は低い。ROEは7.5%、資本コストを下回りかねない水準だ。原因は、利益の8割を内部にためる配当政策にある。事業そのものの収益性は高く、営業利益率は66%に達する。借金を増やして貸付を伸ばす余力があるのに、使い切っていない。

経営は、オーナー色が濃い。34.56%を持つフレキシブルの代表者は、開示上アサックスの社長と同じ名前だ。意思決定は速いが、少数株主の意見は届きにくい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

市場は成熟しており、景気より不動産の価格と銀行の姿勢に左右される。

日本貸金業協会の2025年度の調査では、協会員の事業者向け貸付残高は2023年から増えているが、コロナ前の2020年の水準には戻っていない。2025年は無担保が4.6%増えた一方、有担保は0.5%減った。つまり、不動産担保の貸出市場は、業界全体では伸びていない。

登録の貸金業者は1,473者ある。市場の大きさは公的な統計から取れなかった。筆者の粗い推定では、不動産を担保にした事業者向けの貸付残高は、ノンバンク全体で1〜3兆円の範囲にある。アサックスの事業者向けの残高は約840億円で、シェアは数%と見る。根拠は弱い。

競争は三つある。第一に、地方銀行と信用金庫だ。金利はずっと低いが、審査に時間がかかり、不動産業者向けは絞られやすい。第二に、同じ不動産担保を扱うほかのノンバンクだ。名前を挙げて残高を比べられる開示は確認できなかった。第三に、ネット系の貸し手や不動産の証券化といった新しい調達の形が、中小の不動産オーナーの選択肢を広げている。

数量の物差しは、実質の平均貸付残高とした。物価の分は価格の欄に入れた。金利が上がる世界では、借入の費用が先に上がり、貸出金利の引き上げが後から追う。この遅れの大きさが、10年の利益を決める。

資本政策と M&A

還元は控えめだ。配当は年1回で、2026年3月期の配当性向は18.4%だった。自社株買いの方針は確認できなかった。

利益の8割を内部にため、貸付の原資と自己資本にあてる。自己資本は528億円で、時価総額298億円の1.8倍ある。株価純資産倍率は0.56倍だ。ただし、これは割安の根拠にはならない。資本が稼ぐ力、つまりROEが7.5%にとどまるためだ。

借入は744億円。主に無担保で、都市銀行や地方銀行から借りる。一部の契約に財務制限条項がある。証券化の実績もあり、調達の窓口は広い。

大株主は、フレキシブルが34.56%を持つ。ほかに大株主の一覧はない。10年以内の買収の確率は、kabufuの推計で28%だが、支配株主の意向が決め手になる。M&Aの歴史は乏しく、米国子会社のASAX Americaを連結に入れた程度だ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

強気の見方は、銀行の後退と、この会社の審査の強さを組み合わせる。

2026年3月期の貸付残高は1,120億円で、前期から9%増えた。期中の貸付は474億円で、回収の380億円を94億円上回る。直近の四半期は営業収益が24%増え、営業利益は28%増えた。会社は2027年3月期の営業利益を63億円と見込み、5期連続の最高益を狙う。

銀行は不動産向け貸出の規制や自己資本の制約を受ける。金利が上がり、不動産の評価が厳しくなれば、断られる案件は増える。アサックスの顧客は、銀行から断られる案件を担保の力で拾う。残高が毎年1割前後伸びる勢いが、10年続く姿は荒唐無稽ではない。

金利の上昇も、味方になる。自己資本4割で、借金に頼らない部分が厚い。貸出金利が借入金利の上昇に合わせて上がれば、自己資本で賄う部分の利益は丸ごと増える。貸出の平均期間は5.1年と短めで、新規の貸付はすぐ新しい金利になる。

貸倒れはほぼゼロだ。5期連続で償却がなく、引当率も0.11%と低い。10年後、貸付残高が名目で2,500億円台に増え、営業利益が152億円になる。この筋書きの確率を7%とした。

慎重な見方

慎重な見方は、金利と不動産の両方に目を向ける。

借入は744億円で、平均金利は1.50%。この水準は10年は続かない。借り換えのたびに、金利は3.5%に近づく。借入が増えれば、費用の増え方はさらに大きい。貸出金利の平均は5.9%で、7割が5〜7%に集まる。この水準を上げるには、顧客に高い金利を受け入れてもらう必要がある。顧客は銀行にも相談できる。

担保の不動産は、首都圏に偏る。貸付先の4割弱が不動産賃貸業と不動産業で、不動産が下がれば、担保の価値と顧客の返済力が同時に落ちる。貸倒償却が5期ゼロなのは、価格が上がり続けた期間の結果でもある。

協会員の有担保の事業者向け残高は、2025年に0.5%減った。市場は伸びていない。アサックスは、シェアの上昇に頼って伸びている。

資本の使い方も問題だ。利益の8割をためるため、残高が増えてもROEは7%台のままだ。ためた資本は、資本コストを下回る稼ぎしか生まない。

最後に、支配株主が34.56%を持つ。社長との関係は、少数株主にとって、意思決定の読みにくさになる。

どちらに重みを置いたか

結論は、今の値段はやや安い、というものだ。確率を重ねた価値は約356億円で、時価総額298億円を2割ほど上回る。

分かれ目は、貸出金利をどこまで引き上げられるかだ。借入金利の上昇のうち、7割を転嫁できれば中立の姿になる。転嫁が3割台なら、利益は実質で細る。10年の中立は、営業利益106億円、ROE7.3%と置いた。

強気の言い分は、残高の伸びと貸倒れの少なさで、慎重な見方は金利と市況だ。どちらの根拠も強く、確率は中立の37%に集め、慎重側の筋書きに合計38%を置いた。

見るべき点は三つ。借入の調達金利と貸出金利の差、貸倒償却と担保の評価、そして配当政策の変化である。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,193 円723 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 307 円101 億円)。 今の値に割り戻すと 1,199 円395 億円、今との差 +35.6%、 期待の年率 +11.0%(資本コスト 8.3%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,845 円1,268 億円 528 円174 億円 +394.7% +17.3% 306 円101 億円
やや楽観 18% 3,151 円1,039 億円 418 円138 億円 +303.8% +15.0% 642 円212 億円
中立 37% 2,599 円857 億円 340 円112 億円 +232.4% +12.8% 1,087 円358 億円
やや悲観 25% 1,245 円411 億円 234 円77 億円 +67.3% +5.3% 370 円122 億円
悲観 13% 646 円213 億円 82 円27 億円 −17.7% −1.9% 95 円31 億円
加重平均100% 2,193 円723 億円307 円101 億円 +182.8% +11.0% 2,500 円824 億円

今の株価時価総額 884 円292 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 7% 銀行が貸出を絞り、顧客を取り込んで残高が実質で7割増える 利益 100 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 3,845 円1,268 億円

銀行が不動産向けの貸出に慎重になり、断られた事業者がアサックスに流れる。貸付残高は実質で1.7倍になり、名目では2.3倍の2,500億円台へ進む。

貸出金利は借入金利の上昇を満額で映して上がり、利ざやは今の水準を保つ。担保の評価を厳しく見る姿勢は崩れず、貸倒れはほぼゼロのままだ。営業利益は約152億円、純利益は約100億円になる。

自己資本は約1,050億円で、自己資本比率は35%まで下がる。借金を増やして貸付を伸ばす分、資本の使い方は効率が上がる。ROEは9.5%と、資本コストをようやく上回る。それでも堀は広くない。値決めは銀行との競争に左右され、この姿は10年続けて顧客を取り続けた場合に限られる。

  • 不動産担保ローン:数量 1,829(平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質))× 価格 0.14(実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数))→ 売上 250 億円・営業利益 149 億円。実質残高1828億円、収益率10.2%(物価込みの名目)
  • 不動産賃貸:数量 1.0(稼働の指数(今を1))× 価格 4.62(年間賃料収入(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料は物価並み、償却は取得時の値段のまま

倍率:事業の純利益 100 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.68 倍、時価総額 1,268 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:首都圏の中小事業者の資金需要は底堅いが、銀行が不動産向けを絞り続ける保証はない。残高が7割増えて、貸出金利の上昇も満額で転嫁できる姿は、うまくいった場合の上限に近い。7%とした。

やや楽観 18% 残高は実質で45%増え、金利の転嫁もほぼ済む 利益 85 億円 · PER 12.2 倍 · 株価時価総額 3,151 円1,039 億円

貸付残高は実質で1.45倍、名目で約2,100億円になる。顧客の中心は、銀行が扱いにくい中小の不動産オーナーと不動産業者だ。

貸出金利は借入金利の上昇のほぼ9割を映して上がる。利ざやは今よりわずかに縮むが、残高の伸びがそれを補う。貸倒れは平時の水準で、不動産市況が崩れる年は起きない。営業利益は約129億円、純利益は約85億円。

自己資本は約1,020億円。配当性向は2割台前半に上がるが、ためる利益の大半は残る。ROEは8.4%で資本コストにわずかに届き、ためた利益がその分だけ価値を持つ。

堀は広がらない。値決めは銀行との競争に縛られ、強気の筋書きほどシェアを奪えない。それでも、貸倒れが少なく自己資本が厚い体質は保たれ、配当も少しずつ増える。

  • 不動産担保ローン:数量 1,572(平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質))× 価格 0.13(実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数))→ 売上 211 億円・営業利益 126 億円。実質残高1571億円、収益率10.0%(物価込みの名目)
  • 不動産賃貸:数量 1.0(稼働の指数(今を1))× 価格 4.62(年間賃料収入(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料は物価並み、償却は取得時の値段のまま

倍率:事業の純利益 85 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.4% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.2 倍。全体の PER 12.18 倍、時価総額 1,039 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近は残高が毎年1割前後伸びており、自己資本の余力もある。実質で45%の伸びは、この勢いが半分ほどに落ち着いて続く姿で、十分ありうる。18%とした。

中立 37% 残高は実質で25%増え、利ざやは少し縮んでROEは7%台 利益 71 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 2,599 円857 億円

貸付残高は実質で1.25倍、名目では約1,880億円と1.7倍になる。伸びの上限は、自己資本の積み上がりと、銀行が許す借入の枠で決まる。

借入金利は3.5%へ上がる。貸出金利は、その上昇の7割を映して上がる。差の3割は、銀行との競争と、既存の顧客の金利への抵抗で取れない。利ざやは今の6.7ポイントから6.1ポイントに縮み、営業利益は約106億円と、今の1.8倍になる。

純利益は約71億円。純利益の2割を配当に回し、残りをためるため、自己資本は約975億円に膨らむ。自己資本比率は45%に上がり、ROEは7.3%と今とほぼ同じだ。残高は増えるが、資本が稼ぐ力は変わらない。

  • 不動産担保ローン:数量 1,365(平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質))× 価格 0.13(実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数))→ 売上 176 億円・営業利益 104 億円。実質残高1364億円、収益率9.6%(物価込みの名目)
  • 不動産賃貸:数量 1.0(稼働の指数(今を1))× 価格 4.62(年間賃料収入(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料は物価並み、償却は取得時の値段のまま

倍率:事業の純利益 71 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 857 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:首都圏の中小向け不動産担保融資は成熟した市場で、協会員の有担保の事業者向け残高は直近で横ばいだった。その中でシェアを少しずつ取り、資本の増える範囲で伸ばす姿を中立とした。37%とした。

やや悲観 25% 転嫁が進まず、不良債権も増えて利益は伸びない 利益 47 億円 · PER 8.7 倍 · 株価時価総額 1,245 円411 億円

銀行とネット系の貸し手が中小の不動産オーナーを取り込み、アサックスは貸出金利を借入金利の上昇に合わせきれない。転嫁できるのは3割台にとどまる。

貸付残高は実質で5%減り、名目では約1,430億円。担保の値上がりが止まり、評価額の見直しで貸倒れが増える。貸倒コストは平均で残高の0.5%に上がる。

営業利益は約70億円、純利益は約47億円。名目では今の1.2倍だが、物価が1.34倍になるので、実質では細っている。ROEは5.4%と資本コストを大きく下回り、積み上がる自己資本は稼ぎを生まない。

自己資本比率は50%を超えるが、厚さは強みにならず、使い道のない資本になる。配当は性向を上げないかぎり増えず、株主の取り分は利益の伸びより遅れる。

  • 不動産担保ローン:数量 1,051(平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質))× 価格 0.12(実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数))→ 売上 125 億円・営業利益 68 億円。実質残高1051億円、収益率8.9%(物価込みの名目)
  • 不動産賃貸:数量 1.0(稼働の指数(今を1))× 価格 4.62(年間賃料収入(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料は物価並み、償却は取得時の値段のまま

倍率:事業のROEは5.4%で資本コスト8.25%を大きく下回る。上限は1÷k=約12.1倍で、ためた利益の価値は額面を下回る。利益が実質で細り、成長も止まる筋書きなので、上限の72%の8.7倍とした。

確率:借入金利が3%台半ばに上がる一方で、貸出金利を上げられない局面は現実的にある。不動産市況の停滞と銀行の巻き返しが重なる姿として、25%とした。

悲観 13% 不動産市況の悪化と金利負けが重なり、利益が今を下回る 利益 28 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 646 円213 億円

首都圏の不動産市況が大きく崩れる。担保の評価額が下がり、ほぼゼロだった貸倒れが毎年残高の1%を超える。10年の途中で、回収の遅れと担保の処分損で自己資本が約100億円削られる。

銀行は貸出枠を絞り、借入金利は4%に上がる。貸出金利は借入金利の上昇の2割しか映せない。優良な顧客は銀行に戻り、残るのは銀行が断った案件が中心になる。貸付残高は実質で25%減り、名目では約1,130億円と横ばい。

営業利益は約41億円、純利益は約28億円で、今の7割にとどまる。配当は大きく細り、ROEは3.9%。倒れはしないが、資本を食いつぶしながら細る会社になる。

  • 不動産担保ローン:数量 840(平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質))× 価格 0.12(実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数))→ 売上 97 億円・営業利益 39 億円。実質残高839億円、収益率8.6%(物価込みの名目)
  • 不動産賃貸:数量 1.0(稼働の指数(今を1))× 価格 4.16(年間賃料収入(億円・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 2 億円。賃料は物価並み、償却は取得時の値段のまま

倍率:事業のROEは3.9%で資本コストを大きく下回り、稼ぐ力は純利益÷k=約340億円どまり。成長がなく、担保の質も落ちるので、上限の約6割の7.5倍とした。

確率:貸倒れがほぼ出ていない会社だが、担保は首都圏の不動産に集中する。市況の悪化と調達難が重なる構造的な負けとして、13%とした。この数字を、k の上乗せでも重ねて数えていない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産担保ローン

不動産を担保に、事業者(残高の75%)と個人(25%)へ資金使途自由で貸す。金利差と手数料が収益。

数量平均営業貸付金残高(億円・今の値段の実質)価格実質残高1億円あたりの年間収益(億円・名目。物価の倍率に貸出金利の変化を重ねた指数)売上営業利益
今 2026/03 1,073 0.08 84 56
10 年後 中立 1,365 0.13 176 104

取り方:期首1,026億円と期末1,120億円の平均残高1,073億円に、貸付の収益84.35億円を割った7.9%。約定利率5.92%より高い差は、手数料など利息以外の収入と見る(内訳は未確認)。利益は営業利益58.2億円から賃貸の推定1.8億円を引いた値で、支払利息を引いたあとの利益。数量は実質、価格は物価込みの名目(二重がけなし)。

不動産賃貸

保有する賃貸不動産の賃料。規模は小さい。

数量稼働の指数(今を1)価格年間賃料収入(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1.0 3.44 3 2
10 年後 中立 1.0 4.62 5 3

取り方:賃貸の営業収益3.44億円。利益は未開示のため、減価償却と維持費を引いた推定1.8億円。賃料は物価で上がるが、減価償却は取得時の値段のままで増えないので、10年で利益率は少し上がる。

リスクと懸念

金利の上昇と転嫁の遅れ

借入の平均金利は1.50%で、3.5%近くまで上がる。貸出金利を同じだけ上げられるとは限らない。転嫁が3割台にとどまれば、10年後の利ざやは大きく縮み、営業利益が実質で細る。借入が貸付の原資の6割近くを占めるので、影響は直接に出る。

不動産市況の悪化

担保は不動産100%で、首都圏に偏る。貸付先の4割弱が不動産賃貸業と不動産業だ。市況が崩れると、担保の評価額が下がり、顧客の返済力も同時に落ちる。5期連続の貸倒償却ゼロは、上昇相場の結果でもある。担保の評価額に対する貸付比率は、開示から確認できなかった。

銀行との競争

銀行は金利が低い。不動産向けの審査を緩めれば、優良な顧客は戻る。残るのは銀行が断った案件で、質が落ちる。協会員の有担保の事業者向け残高は、2025年に前年から0.5%減っており、市場全体は伸びていない。

資金調達の依存

借入744億円の大半は銀行で、一部に財務制限条項がある。銀行が貸出態度を変えれば、貸付の伸びは止まる。格付けはA−で安定的だが、金融環境が急変すれば、調達の費用も量も影響を受ける。

単一商品と支配株主

利益の大半が不動産担保ローンで、商品は一本だ。従業員は57名と少なく、人への依存が大きい。34.56%を持つ支配株主の意向が、配当や資本政策に強く効く。少数株主が資本の使い方を変えさせるのは難しい。

規制の変化

貸金業法の総量規制は個人向けに適用され、個人は残高の25%を占める。事業者向けは対象外だが、金利の上限や貸金業の登録要件が変われば、事業の形が変わる。過去のグレーゾーン金利の返還のような制度変更は、業界の教訓として残る。

今後の分かれ目

借入の平均金利が3%を超えても、貸出の平均約定利率が6%台前半にとどまった
転嫁が進んでいない合図だ。利ざやの縮小として、慎重な筋書きの確率を上げる。
貸倒償却が初めて計上され、引当率が0.3%を超えた
担保の評価か審査に緩みが出た合図だ。貸倒コストの前提を引き上げ、やや悲観の確率を上げる。
貸付残高の伸びが年5%を割った
銀行の巻き返しか、会社が貸し控えている合図だ。数量の置き方を下げる。
配当性向が3割を超えた、または自社株買いを始めた
資本の使い方が改善する合図だ。ROEが上がり、中立の倍率の根拠が強まる。
首都圏の不動産価格が2割以上下落した
担保の評価額が下がる。貸倒れと自己資本の毀損を見込み、悲観の確率を上げる。
フレキシブルが株式の買い増しや公開買付けを発表した
価格が付く可能性がある。ただし、価格が事業の価値を反映しているかを確かめる。

見ておくもの

  • 借入の平均調達金利と、貸付の平均約定利率の差
  • 貸倒償却額と貸倒引当率
  • 営業貸付金の残高と、期中貸付額・回収額
  • 自己資本比率と配当性向
  • 首都圏の不動産価格と、貸付先の業種構成
  • 日本貸金業協会の有担保の事業者向け貸付残高

倍率と資本コストの決め方

起点は2026年3月期の実績(営業収益88億円、営業利益58億円)で、時価からは出発していない。会社の2027年3月期予想(営業利益63億円)は、1Qの好調を受けた据え置きなので、10年の筋書きの出発点としては参考にとどめた。

倍率は式から決めた。資本コストは8.25%(基本7.5%+quality0.75%)。ROEが資本コストに届かない筋書きでは、PERの上限が1÷kの約12.1倍になる。中立はその83%、慎重側は72%と60%に置いた。他社や過去の倍率は、判断に使っていない。

金利は、借入が借り換えで3.5%に向かうとし、貸出金利は転嫁の割合(強気は10割、中立は7割、慎重は3〜4割、悲観は2割)で上がるとした。数量は実質の平均残高、価格は物価を含む名目の収益率で、二重がけはない。

数字の置き場所は、貸付の収益と費用を残高から積み上げた試算である(notes/8772.md)。賃貸の利益は未開示で、推定値だ。新リース会計基準の影響は小さい(事務所の賃借のみ)。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にquality0.75%を足した。不動産市況の悪化や支配株主との関係など個別の事情は、k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(その他金融業)の AI 分析

割安 中道リース8594 北海道の中小企業に設備を貸す地場のリース会社。稼ぐ力は資本コストに少し届かないが、今の値段はそれを大きく下回る 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 インテグラル5842 日本の中堅企業を買って育てる PE の運用会社。利益の大半は売却時の成功報酬で、年ごとに大きく動く。10 年で見ると値打ちは今の値段をやや上回るが、安全域は厚くない 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 ジェイリース7187 家賃保証の独立系大手。件数と利益は急伸したが、利益率は貸倒れ次第で振れ、借入も増えた。今の値段はやや安い 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 プレミアグループ7199 中古車ローンと故障保証を束ねる独立系。伸びは本物だが、借金と中古車一本足が安全域を削る 本質価値との差 +31.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) やや割安 全国保証7164 銀行の住宅ローンに保証をつけて稼ぐ独立系。利益の安定に比べ、今の値段は安いと筆者は見る 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 クレディセゾン8253 カードに頼らない稼ぎ方へ変わりつつあるが、借金の重さが安全域を削る。事業の力に対して値段は低い 本質価値との差 +28.1% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 みずほリース8425 みずほ・丸紅・日鉄興和不動産を株主に据え、リースから不動産と海外へ軸足を移す。借金が仕入れの薄利の商売で、利ざやの守り方が値打ちを決める 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オリックス8591 法人営業・不動産・事業投資・環境エネルギー・金融を束ねる複合金融グループ。中計ROE11%は道半ばで、今の株価は新中計の実行をかなり素直に織り込む水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 東京センチュリー8439 航空機と海外に厚みのある独立系総合リース。中計2030の利益倍増は7割強の達成と見て、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ニッポンインシュア5843 福岡発の家賃保証会社。回収の腕で高い利益率を保つが、初回の件数は横ばいで、現金を株主に返す気配は薄い 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 Casa7196 独立系の家賃保証。引当の見積りを外して赤字になり、回復は遅い。今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 芙蓉総合リース8424 みずほ系の総合リース。再エネ債権の失敗で利益が沈んだ今期を、傷が癒える前の底と見るか、体質の表れと見るかが分かれ目 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ネットプロテクションズホールディングス7383 後払いの老舗が、企業間決済と分割払いで利益の柱を替えつつある。ただし料率の下落が利益を削る 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 NECキャピタルソリューション8793 NEC の販売金融から SBI 新生銀行の持分法会社へ。自己資本比率 10% を切る薄い資本で稼ぐ、小さなリース会社 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 九州リースサービス8596 地方銀行系のリースと不動産の二刀流。低い調達コストが武器だが、金利上昇で利ざやが試される。10 年で見ると適正の範囲 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) 適正 全保連5845 家賃債務保証の専業で、MUFG傘下に入って利益率が上がり始めた。ROEは20%台と高いが、市場は成熟し料率は下がりやすい。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 三菱HCキャピタル8593 航空機・エンジン・コンテナのグローバルリースで稼ぐ総合リース最大手。2028中計は前回の目標が半分しか埋まらなかった実績の延長で見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 SBIアルヒ7198 フラット35の件数で首位を守る専業。稼ぎの回復を織り込んでも、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フィンテック グローバル8789 事業承継ファンドで稼ぐ軽い投資銀行。足元の純利益は一過性を含み、繰り返せる実力は営業利益で37億円前後と見る。今の値段はやや高い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本証券金融8511 日本で唯一の証券金融会社。独占の地位は本物だが、市況の山にいる利益に今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 イントラスト7191 家賃保証と医療・介護の費用保証の会社。ROEは20%台で増配も続くが、売上の6割強が一つの取引先に偏る。今の値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 日本モーゲージサービス7192 中小の工務店にフラット35と住宅かし保険をまとめて売る会社。住宅の着工は細るが、顧客の工務店への入り込みで稼ぐ力は保つ。値段はおおむね妥当 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ジャックス8584 金利の上昇で利ざやが削られ、稼ぐ力が細る信販会社。MUFG の後ろ盾はあるが、値段はやや高め 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 NEXYZ.Group4346 中小企業に省エネ設備を月払いで入れる仕組みが、地銀・信金の紹介で伸びる。ただ解約と貸倒れの重みは過去に一度会社を傾けた。値段はやや高い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 オリエントコーポレーション8585 車と分割払いを支える老舗の信販会社。利益は薄く借金は重い。みずほ・アイフル・物言う株主の動きが焦点 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アコム8572 金利の上限規制と貸し倒れの循環の中で、10 年の価値は今の値段を約 2 割下回る 本質価値との差 −9.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 Jトラスト8508 日本の保証が稼ぎ、アジアの銀行が足を引く。10 年の価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンフィナンシャルサービス8570 イオン経済圏とアセアンで稼ぐが、資本の薄さと低い ROE が重い。事業の力に対して今の値段は高め 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 イー・ギャランティ8771 会社間の売掛金に保証をつける軽い資本の会社。事業は良いが、料率の下落に比べて今の値段は高いと筆者は見る 本質価値との差 −24.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ヒロセ通商7185 個人向けFXの中堅で利益率は高いが、スプレッド競争と規制の影響を受ける。利益を内部にためて自己資本が膨らむ形で、今の値段は10年の価値を3割ほど上回り割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 日本取引所グループ8697 国内現物・デリバティブ・清算をほぼ独占する取引所インフラ。今の株価は中計目標超えの好決算が続く前提をすでに大きく超えて織り込む水準 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 リコーリース8566 ベンダーリースで中小企業を支える堅実な会社。ただ ROE が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 信金中央金庫8421 上場しているのは定額配当の優先出資。金庫がいくら稼いでも持ち主の取り分は増えにくく、今の値段は高い 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 山田再生系債権回収総合事務所4351 債権回収と、創業家の司法書士法人への事務の派遣で稼ぐ小さな会社。本社の費用が稼ぎをほぼ食い、ROEは2%。今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書 FY2026(アサックス)
  2. 2027年3月期 第1四半期決算(モネックス)
  3. 日本貸金業協会 2025年度 貸金業者の経営実態等に関する調査報告書

分析日 2026-10-16