株譜
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Federal Realty Investment Trust FRT

所得の高い立地に集中した、食品スーパー核の近隣型と複合開発の米国最上位の屋外型 REIT。質は高いが借金が重く、式で測る価値は今の値段を大きく下回る

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)63.45 ドル55 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)108.9 ドル95 億ドル差 −41.7%
10 年後から見ると 割高 価値 63.45 ドル55 億ドル · 差 −41.7% · 期待の年率 +1.3%
期待の年率リターン(10 年)+1.3%資本コスト比 −7.5 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フェデラル・リアルティ(Federal Realty、以下 FRT)は、米国東西海岸の人口密度と所得が高い立地に 103 物件・商業床 2,880 万平方フィート・住宅約 2,500 戸を持つ屋外型の REIT である(占有 93.8%、契約済み 96.1%、2026 年 6 月末)。収入の約 69% は全国・地域チェーン、約 10% は地元の小売、約 12% は複合開発の中のオフィス、約 9% は住宅で、中核は食品スーパー核の近隣型センターと、サンタナ・ロウ、ベセスダ・ロウ、パイク・アンド・ローズなどの複合開発である。2026 年の FFO(償却を戻した利益)は約 6.5 億ドル(前年比 5.9〜7.1% 増)の見通しで、同一物件の収益は年 3.25〜3.75% 伸びる。

ただし見るのは、FFO からテナントの内装・仲介料などのリース・維持の設備投資と非現金の収益を引いた正味 AFFO で、2026 年は約 5.1 億ドル(FFO の約 78%)。時価総額 93 億ドルは正味 AFFO の約 18 倍、FFO の約 14 倍で、純負債(約 47 億ドル)は時価総額の約 50%。株式報酬(年 0.1〜0.15 億ドル)は FFO の一般管理費ですでに費用なので二重には引いていない。

バリュー投資の観点では、これは 10 年後も存在し、立地という堀が広がる数少ない屋外型である。一方で、利益ベースの正当化 PER(資本コスト 8.75%=基本 8% + quality +0.75%、成長は上限の 4.0%、ROE 17.6% の RONIC 式)で測ると上限は約 14.7 倍で、その 7.8 割の 11.4 倍が成熟後の中立の倍率になり、今の約 18 倍を大きく下回って、価値は今の値段より 40% 低く出る。私募の市場が 5% 前後の利回りで物件を買う事実は割安さの根拠だが、この会社は借金の金利(約 5.75%)がその利回りより高く、売却益の顕在化にも限りがある。質は最上位でも、値段は質をすでに十分に織り込んでいるとみる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず 10 年後も存在するかを問う。答えは、はい。人口密度・所得が高い地域の食品スーパー核の屋外型と複合開発は、EC で置き換えにくく、新築が止まって既存の物件が強い。堀は立地そのもので、広がる方向にある(賃料の上がりが物価に並び、複合開発の街がブランドになる)。

次にオーナー利益を見る。2026 年の FFO は約 6.5 億ドル、そこからリース・維持の設備投資(約 1.2〜1.4 億ドル)と非現金収益を引いた正味 AFFO は約 5.1 億ドルで、配当(約 4.05 億ドル)の後に残る自由資金は約 1 億ドル(経営陣は 2026 年に 1 億ドル超、2028 年に約 1.5 億ドルと話す)。株式報酬は FFO の中で費用にしてあるので二重に引いていない。配当は正味 AFFO の約 79% で、残りを住宅・再開発(利回り 6.5〜10%)に回す。

資本配分は、低成長の物件を 5% 前後で売り、高成長の物件に入れ替え、複合開発を土地ごと育てる点が堅実である。ただし、売却の利回り(約 5%)より借金の金利(5.75%)が高く、増資(2025 年は株が 2.7% 増)で取得を伸ばすと、成長が価値を薄める危険がある。

安全域は薄い。借金は純負債÷EBITDA 5.4 倍・時価総額の約 50% と重く、式で測る価値は今の値段より約 4 割低い。堀も事業の確かさも高く確信度は高いが、安い値段ではない。値段が下がれば(正味 AFFO の 11〜12 倍)、質に見合う値段になる。

何で稼ぐ会社か

収益の大半は、全米の人口密度・所得の高い地域(ワシントン DC 圏・ボストン・ニューヨーク圏・サンフランシスコ湾岸・南カリフォルニア・マイアミなど)の屋外型センターの賃料である。90% の物件が全米の郡の上位 5% の所得密度の地域にあり、3 マイル圏の世帯所得は平均約 18 万ドル。核テナントは食品スーパー(ハリス・ティーターなど)や値ごろ業態で、その周りの小型店(飲食・美容・サービス・フィットネス)が高い賃料を払う。

事業は 4 つに分けて見る。第 1 は食品スーパー核の近隣型センター(収入の約 55%)で、新築が止まっているため占有が埋まり、更新のたびに賃料が上がる(直近 12 か月の更新の賃料の上がりは約 17%、2026 年 4〜6 月期の新規・更新契約の上がりは現金ベースで約 15%、直線ベースで約 28%)。第 2 は複合開発の小売(約 24%)で、サンタナ・ロウ、ベセスダ・ロウ、パイク・アンド・ローズ、アッセンブリー・ロウなど、小売の上に住宅とオフィスを重ねた街で、賃料の水準が最も高く、駐車料・催事など付随収入が伸びている(付随収入は同一物件で前年比約 20% 増)。第 3 は複合開発の中のオフィス(約 12%)、第 4 は住宅(約 9%、約 2,500 戸)。住宅は「小売の上に住宅」を重ねる再開発で増やしており、ザ・ブレア(総額 4 億ドル、3 分の 2 が契約済み)、ホボーケンの 301 ワシントン(2027 年 1〜3 月期)、サンタナ・ロウの 12 区画(2027 年後半)などが続く。

数量は賃貸中の貸床面積(約 2,700 万平方フィート。占有 93.8%)と住戸数、価格は 1 平方フィートあたりの収入(賃料と共益費の回収)と 1 戸あたりの賃料。FRT はセグメントごとの面積・収入を細かく開示しないので、収入の構成比(69・10・12・9%)と面積・戸数から按分した推定である(各セグメントの how に書いた)。FFO は NAREIT の定義で、株式報酬は一般管理費の中で費用になっており、足し戻していない。

優良さと弱いところ

堀は 4 つ。第 1 は立地で、人口密度・所得が高い地域の屋外型は、新築が極端に少なく(金利 5% では開発の採算が合わず、小売の新規建設は在庫の 1% に満たない)、EC で置き換えにくい業態(食品・サービス・飲食・フィットネス)が中心。2026 年 4〜6 月期は過去最大の契約面積(81.9 万平方フィート、124 件)を積み、小型店の占有は 3 か月で 1pt 上がり 92.3% になった。第 2 は複合開発で、サンタナ・ロウなどは土地を小売・住宅・オフィスで何重にも使い、他社が真似しにくい(キムコ・リージェンシーの屋外型は食品スーパー核の単純な形が中心)。第 3 は財務で、格付けは S&P BBB+・ムーディーズ Baa1、EBITDA の 90% が無担保の資産から出て、手元の流動性は 12 億ドル、2026 年 8 月の 0.3 億ドル(利率 7.5%)の次は 2027 年半ばまで満期が無い。第 4 は 59 年連続の増配という資本配分の規律。

弱い所も 4 つ。第 1 に、純負債÷EBITDA は 5.4 倍とキムコ(5.2 倍)より高く、純負債は時価総額の約 50%。第 2 に、コスト:契約の固定の上げ幅(年 2% 前後)は物価(3.5%)に届かず、更新時の上がりで補う。リース・維持の設備投資は FFO の約 22% を食う。第 3 に、複合開発のオフィス(収入の約 12%)は空室が重く、住宅の追加は利回り(6.5〜7%)が借金の金利(5.75%)をわずかに上回るだけで、成長が資本コストをどれだけ上回るかが薄い。第 4 に、同業のキムコは占有 96.4%、リージェンシーは 96.9% と数字では FRT(占有 93.8%、契約済み 96.1%)より高いが、FRT は複合開発と住宅を含み、直接の比較は難しい。

資本効率:帳簿の ROE 12.6%(2025 年)は物件の売却益で膨らんだ見かけで、2023〜24 年は 8〜9%。式に入れる ROE は、帳簿でなく ROIC(正味 AFFO に利払いを足した運用利益 ÷(自己資本+純負債)=約 8.1%)から、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%)× 純負債÷自己資本(1 倍まで)で約 10.5% に直し、各筋書きの時点ごとに同じ式で出した(約 9〜15%)。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の屋外型は、キムコ・リージェンシー・フェデラル・リアルティが上位で、ブリックスマー・フィリップス・エジソンなどが続く。食品スーパー・ディスカウント・サービスの店は店舗網を広げたく、新築が止まっているので、貸し手が強い。全米の小売の空室は 5.7%(キャッシュマン・アンド・ウェイクフィールド、2025 年 10〜12 月期)、屋外型はそれより低い。FRT の 2026 年の同一物件の収益見通しは 3.25〜3.75%、キムコは 3.0〜3.5%、リージェンシーは 3.7〜4.1%。

物件の取引は金利の上昇で一度凍り、今は回復している。経営陣によれば、質の高い物件の売買利回りは圧縮されて 5% を切る取引もあり、機関投資家の資金が小売に入って価格を押し上げている。FRT は 2025〜26 年に約 5.4 億ドルを平均 5.4% の利回りで売り(2026 年のここまでで 2.25 億ドル、約 5%)、取得は 2025 年に 7.5 億ドル、2021〜26 年の合計で取得 22 億ドル・売却 9 億ドル。中西部のカンザスシティ・オマハなど新しい市場に入り、3〜5 市場を増やす方針で、取得の目標は 6% 前後の利回りと、5 年で NOI 年 4〜5% の伸び(10 年の無借金の内部収益率 8〜10% 以上)。

構造の変化は 3 つ。第 1 に、EC に置き換わる業態は縮み、食品・サービス・フィットネスが増える。第 2 に、金利 5% で複合開発の新規着工の採算は厳しく、利回り 6.5〜7% が着工の目安で、それを下回る案件は進めない。第 3 に、機関投資家の資金の流入で取得の利回りが下がり、公開の REIT が買う側として不利になる一方、売る側の物件の価値は上がる(FRT は低成長の物件を売って成長の高い物件に入れ替える方針で、売る物件は買う物件より年 2〜3pt 成長が低い)。景気後退では、リーマン(2007〜09 年)の FRT の株価は山から −52%、コロナ(2020 年)は −45%、2022 年の利上げ局面は −32% と、同じ領域のキムコ(−82%・−53%)より浅く済んだ。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、年約 4.05 億ドル(正味 AFFO の約 79%、FFO の約 62%)。優先株の配当(年約 0.075 億ドル)は FFO の段階で引いてある。FRT は 59 年連続で増配しており、景気後退でも配当を維持する伝統が強い。自社株買いはしない。2026 年 4〜6 月期は ATM(市場売却型の増資)で 0.61 億ドルを調達しており、2025 年は取得に合わせて株数が約 2.7% 増えた。2026 年以降は、取得・開発の資金を売却(2.25 億ドル、約 5% の利回り)と配当後の自由資金(2026 年に 1 億ドル超、2028 年に約 1.5 億ドル)と借金で賄い、ATM は年 0.5 億ドル程度に抑える前提で書いた。payout_oku は配当から増資の払い込みを引いた正味。

借金は有利子負債 47.7 億ドル・現金 1.1 億ドル(2026 年 6 月末)。ベセスダ・ロウの約 2 億ドルの抵当が 2027 年に満期(延長権あり、経営陣は持ち分の一部を合弁として売る案を検討)。平均の利率は 4% 台と推定(brief.py と同じ置き方)で、借り換えで約 5.75% になると、10 年で全部が替わると約 0.9 億ドル(正味 AFFO の約 18%)の利払い増。

M&A は取得(2025 年に 7.5 億ドル)と売却を組み合わせた資産の入れ替えが中心で、買収で会社ごと規模を作る型ではない。TOB の対象になる可能性は、時価総額 93 億ドル・純負債込みで約 140 億ドルと大きいが、私募の資金には届き、質の高い立地を持つので、低くはない(私募の買い手は 5% 前後の利回りで物件を買う)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

FRT の強みは、複製できない立地と、複合開発の街が生む成長にある。90% の物件が全米の郡の上位 5% の所得密度にあり、3 マイル圏の世帯所得は約 18 万ドル。小売の新築は在庫の 1% に満たず、食品スーパーとサービス業は店舗を増やしたいので、2026 年 4〜6 月期は過去最大の契約面積(81.9 万平方フィート)を積み、新規・更新の賃料は現金で約 15%、直線ベースで約 28% 上がった。署名済み未開業の賃料で今後 18 か月に 0.31 億ドルの収入が乗り、占有は 2026 年末に 94% 台の半ば〜後半へ、核は 98% 台になる。

投資日の目標(2028 年まで FFO 年 5〜7.5%、AFFO 年 7〜10%)は、賃料の上がり・住宅の引き渡し(ブレア・ホボーケン・サンタナ・ロウ)・付随収入(年 +10% 超)で説明がつく。さらに、物件の売却が 5% 前後で通る(2025〜26 年で 5.4 億ドルを 5.4%)一方、会社全体は NOI の約 6.8% の利回りで評価されており、私募との差は大きい。売却と借金返済で財務を軽くしつつ価値を顕在化でき、買収提案が来れば値段は大きく跳ねる。

借り換えの重しも小さい。2027 年半ばまで満期が無く、格付けは BBB+・Baa1。純負債÷EBITDA は 5.4 倍に下がり、配当後の自由資金は 2028 年に約 1.5 億ドルへ増える。

慎重な見方

成長の大半は、賃料の上がりと開発への資本の投下で、借金の金利が上がる中では価値を作りにくい。契約の固定の上げ幅は年 2% 前後で物価(3.5%)に届かず、リース・維持の設備投資が FFO の約 22% を食い、非現金収益も多いので、FFO で約 14 倍に見える倍率は正味 AFFO で約 18 倍になる。借り換えで利払いは 10 年で約 0.9 億ドル増え、正味 AFFO の約 18% を食う。

質が高いことは周知で、値段に織り込み済み。純負債は時価総額の約 50%、純負債÷EBITDA は 5.4 倍で、キムコ(5.2 倍)より重い。住宅(利回り 6.5〜7%)は借金の金利 5.75% との差が小さく、増資(2025 年は株が 2.7% 増)を挟むと既存の株主の持ち分あたりの価値は増えない。複合開発のオフィス(収入の約 12%)は空室が重く、景気後退では小型店・オフィス・住宅が同時に傷む。コロナで −45%、リーマンで −52% と、質が高くても大きく下がった。

利益ベースの正当化 PER で測ると、資本コスト 8.75%・成長の上限 4.0%・元手の利益率(ROIC から直して)約 18% から上限は約 14.7 倍で、中立は 11.4 倍。今の約 18 倍より大きく低い。期待の年率は資本コストを下回り、質への対価はすでに払わされている。

どちらに重みを置いたか

強気の主張の事実(立地・契約の勢い・複合開発・私募との価格差)は厚く、楽観とやや楽観にわずかに確率を寄せた(12%・27%)。ただし、慎重な主張(借金の重さ・正味 AFFO の質・住宅の資金利回り・倍率の縮み)は式に組み込んだ:k に基本 8% + quality、g に市場と価格の内訳、ROE に ROIC から直した値を入れ、倍率は正当化 PER の 6.5〜9.2 割に置いた。私募との価格差は、金利が 5% 台に居座る間は借金の金利が売却利回りを上回るため、顕在化の余地を限って筋書きに入れた(楽観で一部実現)。悲観は 10%。結果、価値は今の値段を -40%(割高)。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 79.73 ドル70 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 44.09 ドル39 億ドル)。 今の値に割り戻すと 63.45 ドル55 億ドル、今との差 −41.7%、 期待の年率 +1.3%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 107.16 ドル94 億ドル 43.92 ドル38 億ドル +38.8% +3.3% 18.13 ドル16 億ドル
やや楽観 27% 95.38 ドル83 億ドル 44.60 ドル39 億ドル +28.6% +2.5% 37.80 ドル33 億ドル
中立 34% 85.32 ドル75 億ドル 45.06 ドル39 億ドル +19.7% +1.8% 44.33 ドル39 億ドル
やや悲観 17% 54.89 ドル48 億ドル 44.03 ドル39 億ドル −9.1% −1.0% 16.82 ドル15 億ドル
悲観 10% 27.79 ドル24 億ドル 39.68 ドル35 億ドル −38.0% −4.7% 6.75 ドル6 億ドル
加重平均100% 79.73 ドル70 億ドル44.09 ドル39 億ドル +13.7% +1.3% 123.82 ドル108 億ドル

今の株価時価総額 108.88 ドル95 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:立地の希少さが広がり、賃料は物価を上回り、複合開発が街のブランドに 利益 7 億ドル · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 107.16 ドル94 億ドル

10 年後の 2035 年、売上は約 21 億ドル。人口密度と所得が高い立地の希少さが効き続け、新築が止まった状態が 10 年続く。賃料は更新時の上がりで物価(1.41 倍)を上回る 1.47 倍、貸床面積は取得・再開発で年 +0.5%、占有は 95〜96% で安定。住宅は 4,000 戸超の計画が進み約 5,000 戸、複合開発の街が FRT のブランドになる。売却を 5% 前後でこなし、買収の利回りが 6% を超える案件を選び、純負債÷EBITDA は 5.0 倍まで下がる。借り換えは全て 5.75% で、約 0.9 億ドルの利払い増が重しになるが、賃料の伸びが上回る。AFFO は 2026 年の約 5.1 億ドルから 2035 年に約 7.4 億ドル、期間の GAAP 純利益の累計は約 35.7 億ドル(償却を引いた後。AFFO の累計は約 61.8 億ドル)。 g 4.0%・ROE 20.0%・k 8.75% の式(正当化 PER 15.2 倍)の 8.3 割にあたる 12.68 倍を利益に掛けて、時価総額は約 94 億ドル。

  • 食品スーパー核の近隣型センター:数量 20.9(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 52(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収))→ 売上 11 億ドル・営業利益 5 億ドル。占有と更新時の賃料の上がりで増える
  • 複合開発の小売(サンタナ・ロウ等):数量 4.9(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 103(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 3 億ドル。付随収入(駐車・催事)と住宅の街づくりで増える
  • 複合開発の中のオフィス:数量 2.8(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 80(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。空室が重く価格は物価より低い
  • 住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅):数量 50.0(住戸数(百戸))× 価格 6.67(1 戸あたりの年間収入(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 2 億ドル。引き渡しで戸数が増える(利回り 6.5〜7% の案件のみ)

倍率:2025 年の実績(億ドル):GAAP 純利益 4.03 + 償却 3.20 − 売却益 1.50(減損 0.07 は戻す)+ 持ち分などの調整 0.3 = コア FFO 6.11、− 維持の支出(テナント改装・維持・仲介手数料)1.33 − 非現金の賃料 0.28 = AFFO 約 4.5。2026 年は FFO 6.53 − 維持・非現金 1.4(経営陣の「配当後の自由資金 1 億ドル超」と整合)= AFFO 約 5.1。株式報酬は FFO の中で費用のまま。 利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)。k は 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。 検査の g は 4.0%(長期の上限)。 事業の ROE は筋書きの利益 7.4 ÷ 自己資本 37.0 = 20.0%(帳簿の値で 40% 以下なので ROIC には直さない)。 moat は 普通(残る割合 0.50)、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 14.4%、正当化 PER は 15.2 倍。 上限は利益 7.4 × 15.2 倍 = 112 億ドル。置いた 12.68 倍は上限の 8.3 割。

確率:立地の希少さが広がり、複合開発が成功し、売却・開発の資本配分も効く姿。12%(KIM は 12%)。

やや楽観 27% やや楽観:賃料は物価をやや上回り、住宅と付随収入が伸びる 利益 7 億ドル · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 95.38 ドル83 億ドル

2035 年の売上は約 20 億ドル。賃料は更新時の上がりが利いて物価をやや上回る 1.44 倍、貸床面積は年 +0.4%、占有は 95% 台。住宅は約 4,600 戸、複合開発の付随収入が年 +8〜10% で伸びる。借り換えは全て 5.75%。取得と売却は差し引きでやや取得の側に傾くが、増資は年 0.65 億ドル程度。投資日の目標の後(2029 年以降)は、年 4% 前後の伸びで落ち着き、オフィスは横ばい〜やや縮小、複合開発の小売と近隣型が成長の中心になる。立地の質の高さは保たれるが、借り換えの重しで正味 AFFO の伸びは売上の伸びを下回る。AFFO は 2026 年の約 5.1 億ドルから 2035 年に約 7.0 億ドル、期間の GAAP 純利益の累計は約 33.8 億ドル(償却を引いた後。AFFO の累計は約 60.0 億ドル)。 g 4.0%・ROE 18.9%・k 8.75% の式(正当化 PER 15.0 倍)の 8.0 割にあたる 11.95 倍を利益に掛けて、時価総額は約 83 億ドル。

  • 食品スーパー核の近隣型センター:数量 20.7(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 51(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収))→ 売上 11 億ドル・営業利益 5 億ドル。占有と更新時の賃料の上がりで増える
  • 複合開発の小売(サンタナ・ロウ等):数量 4.8(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 101(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル。付随収入(駐車・催事)と住宅の街づくりで増える
  • 複合開発の中のオフィス:数量 2.7(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 78(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。空室が重く価格は物価より低い
  • 住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅):数量 46.2(住戸数(百戸))× 価格 6.51(1 戸あたりの年間収入(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。引き渡しで戸数が増える(利回り 6.5〜7% の案件のみ)

倍率:2025 年の実績(億ドル):GAAP 純利益 4.03 + 償却 3.20 − 売却益 1.50(減損 0.07 は戻す)+ 持ち分などの調整 0.3 = コア FFO 6.11、− 維持の支出(テナント改装・維持・仲介手数料)1.33 − 非現金の賃料 0.28 = AFFO 約 4.5。2026 年は FFO 6.53 − 維持・非現金 1.4(経営陣の「配当後の自由資金 1 億ドル超」と整合)= AFFO 約 5.1。株式報酬は FFO の中で費用のまま。 利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)。k は 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。 検査の g は 4.0%(長期の上限)。 事業の ROE は筋書きの利益 7.0 ÷ 自己資本 37.0 = 18.9%(帳簿の値で 40% 以下なので ROIC には直さない)。 moat は 普通(残る割合 0.50)、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 13.8%、正当化 PER は 15.0 倍。 上限は利益 7.0 × 15.0 倍 = 104 億ドル。置いた 11.95 倍は上限の 8.0 割。

確率:立地の質と複合開発が並以上に効く。27%(KIM は 26%)。

中立 34% 中立:賃料は物価並み、占有 95% 台、正味 AFFO は年 3% 強 利益 7 億ドル · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 85.32 ドル75 億ドル

2035 年の売上は約 19.7 億ドル。貸床面積は 10 年で近隣型 +3.5%・複合開発の小売 +5%(年 +0.3〜0.5%:新築が止まる中で、開発と再開発が小さく増やす。シェアは取得と売却の差し引きほぼゼロで増減なし)、価格は物価並みの 1.41 倍。占有は 95% 台。住宅は約 4,300 戸(計画 4,000 戸超のうち、利回り 6.5〜7% を満たす分)、オフィスは横ばい。借り換えは全て 5.75% で約 0.9 億ドルの利払い増。配当は正味 AFFO の約 78%、年約 4.4 億ドルから 5.1 億ドルへ増え、10 年の配当は約 44 億ドル、増資は年 0.5 億ドル(10 年で 5 億ドル)を引いた。AFFO は 2026 年の約 5.1 億ドルから 2035 年に約 6.5 億ドル、期間の GAAP 純利益の累計は約 31.7 億ドル(償却を引いた後。AFFO の累計は約 57.9 億ドル)。 g 4.0%・ROE 17.6%・k 8.75% の式(正当化 PER 14.7 倍)の 7.8 割にあたる 11.43 倍を利益に掛けて、時価総額は約 75 億ドル。

  • 食品スーパー核の近隣型センター:数量 20.6(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 50(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収))→ 売上 10 億ドル・営業利益 5 億ドル。占有と更新時の賃料の上がりで増える
  • 複合開発の小売(サンタナ・ロウ等):数量 4.7(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 99(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 2 億ドル。付随収入(駐車・催事)と住宅の街づくりで増える
  • 複合開発の中のオフィス:数量 2.7(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 77(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。空室が重く価格は物価より低い
  • 住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅):数量 43.0(住戸数(百戸))× 価格 6.35(1 戸あたりの年間収入(万ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。引き渡しで戸数が増える(利回り 6.5〜7% の案件のみ)

倍率:2025 年の実績(億ドル):GAAP 純利益 4.03 + 償却 3.20 − 売却益 1.50(減損 0.07 は戻す)+ 持ち分などの調整 0.3 = コア FFO 6.11、− 維持の支出(テナント改装・維持・仲介手数料)1.33 − 非現金の賃料 0.28 = AFFO 約 4.5。2026 年は FFO 6.53 − 維持・非現金 1.4(経営陣の「配当後の自由資金 1 億ドル超」と整合)= AFFO 約 5.1。株式報酬は FFO の中で費用のまま。 利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)。k は 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。 検査の g は 4.0%(長期の上限)。 事業の ROE は筋書きの利益 6.5 ÷ 自己資本 37.0 = 17.6%(帳簿の値で 40% 以下なので ROIC には直さない)。 moat は 普通(残る割合 0.50)、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 13.2%、正当化 PER は 14.7 倍。 上限は利益 6.5 × 14.7 倍 = 96 億ドル。置いた 11.43 倍は上限の 7.8 割。

確率:賃料は物価並み、占有は 95% 台、住宅は計画の一部が実現。最も確からしいので 34%。

やや悲観 17% やや悲観:賃料が物価に届かず、オフィスと小型店が弱い 利益 6 億ドル · PER 8.7 倍 · 株価時価総額 54.89 ドル48 億ドル

2035 年の売上は約 17.9 億ドル。賃料の上がりが物価に届かず(1.34 倍)、占有は 94% 前後、オフィスは横ばい〜縮小。複合開発の小売は競争(機関投資家の資金で作られた新しい街)で賃料が伸びにくい。住宅は約 3,900 戸で止まる。借り換えは 6% 前後で進み、正味 AFFO の伸びは年 1.5% 前後。配当は維持するが増配は鈍る。立地の質は保たれ、占有は 94% 前後にとどまるが、リース・維持の設備投資が物価で増えて FFO の約 25% を食い、取得の利回りの低さで増資が割に合わず、成長は止まりがちになる。AFFO は 2026 年の約 5.1 億ドルから 2035 年に約 5.5 億ドル、期間の GAAP 純利益の累計は約 27.0 億ドル(償却を引いた後。AFFO の累計は約 53.2 億ドル)。 g 4.0%・ROE 15.0%・k 8.75% の式(正当化 PER 14.0 倍)の 6.2 割にあたる 8.66 倍を利益に掛けて、時価総額は約 48 億ドル。

  • 食品スーパー核の近隣型センター:数量 20.2(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 47(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収))→ 売上 10 億ドル・営業利益 4 億ドル。占有と更新時の賃料の上がりで増える
  • 複合開発の小売(サンタナ・ロウ等):数量 4.6(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 92(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 2 億ドル。付随収入(駐車・催事)と住宅の街づくりで増える
  • 複合開発の中のオフィス:数量 2.6(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 68(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。空室が重く価格は物価より低い
  • 住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅):数量 38.8(住戸数(百戸))× 価格 5.98(1 戸あたりの年間収入(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。引き渡しで戸数が増える(利回り 6.5〜7% の案件のみ)

倍率:2025 年の実績(億ドル):GAAP 純利益 4.03 + 償却 3.20 − 売却益 1.50(減損 0.07 は戻す)+ 持ち分などの調整 0.3 = コア FFO 6.11、− 維持の支出(テナント改装・維持・仲介手数料)1.33 − 非現金の賃料 0.28 = AFFO 約 4.5。2026 年は FFO 6.53 − 維持・非現金 1.4(経営陣の「配当後の自由資金 1 億ドル超」と整合)= AFFO 約 5.1。株式報酬は FFO の中で費用のまま。 利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)。k は 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。 検査の g は 4.0%(長期の上限)。 事業の ROE は筋書きの利益 5.5 ÷ 自己資本 37.0 = 15.0%(帳簿の値で 40% 以下なので ROIC には直さない)。 moat は 普通(残る割合 0.50)、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 11.9%、正当化 PER は 14.0 倍。 上限は利益 5.5 × 14.0 倍 = 77 億ドル。置いた 8.66 倍は上限の 6.2 割。

確率:オフィスと小型店の弱さが長引き、借り換えが重くなる。17%(KIM は 18%)。FRT は立地の質が高く、わずかに低く置いた。

悲観 10% 悲観:EC・在宅勤務と核の破産で優良さが崩れ、賃料も占有も伸びない 利益 4 億ドル · PER 6.6 倍 · 株価時価総額 27.79 ドル24 億ドル

構造的に負ける姿。EC と在宅勤務で小型店・オフィスの需要が縮み、核テナントの破産(食品以外の核)が続き、複合開発の街の人気も薄れる。賃料は物価の 6 割程度しか上がらず(1.20 倍)、占有は 91〜92%、オフィスは大きく縮む。借金は純負債約 48 億ドルのまま借り換えが 6.4% で進み、利払いが正味 AFFO を食い、増配は止まり、配当は 10 年のうち後半で正味 AFFO の約 85% に下がる。もう優良な REIT とはみられず、倍率は大きく縮む。売却できる物件は売るが、取得の利回りが売却より低く、増資で薄まる。借金の返済に回せる額は限られ、純負債÷EBITDA は 6 倍を超える。AFFO は 2026 年の約 5.1 億ドルから 2035 年に約 3.7 億ドル、期間の GAAP 純利益の累計は約 17.4 億ドル(償却を引いた後。AFFO の累計は約 43.6 億ドル)。 g 4.0%・ROE 9.9%・k 8.75% の式(正当化 PER 12.0 倍)の 5.5 割にあたる 6.61 倍を利益に掛けて、時価総額は約 24 億ドル。

  • 食品スーパー核の近隣型センター:数量 19.3(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 42(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収))→ 売上 8 億ドル・営業利益 3 億ドル。占有と更新時の賃料の上がりで増える
  • 複合開発の小売(サンタナ・ロウ等):数量 4.3(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 79(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。付随収入(駐車・催事)と住宅の街づくりで増える
  • 複合開発の中のオフィス:数量 2.2(賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定))× 価格 56(1 平方フィートあたりの年間収入(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。空室が重く価格は物価より低い
  • 住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅):数量 32.5(住戸数(百戸))× 価格 5.29(1 戸あたりの年間収入(万ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 1 億ドル。引き渡しで戸数が増える(利回り 6.5〜7% の案件のみ)

倍率:2025 年の実績(億ドル):GAAP 純利益 4.03 + 償却 3.20 − 売却益 1.50(減損 0.07 は戻す)+ 持ち分などの調整 0.3 = コア FFO 6.11、− 維持の支出(テナント改装・維持・仲介手数料)1.33 − 非現金の賃料 0.28 = AFFO 約 4.5。2026 年は FFO 6.53 − 維持・非現金 1.4(経営陣の「配当後の自由資金 1 億ドル超」と整合)= AFFO 約 5.1。株式報酬は FFO の中で費用のまま。 利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)。k は 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。 検査の g は 4.0%(長期の上限)。 事業の ROE は筋書きの利益 3.7 ÷ 自己資本 37.0 = 9.9%(帳簿の値で 40% 以下なので ROIC には直さない)。 moat は 普通(残る割合 0.50)、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 9.3%、正当化 PER は 12.0 倍。 上限は利益 3.7 × 12.0 倍 = 44 億ドル。置いた 6.61 倍は上限の 5.5 割。

確率:EC・在宅勤務・核テナントの破産で優良さが崩れる構造的な負け。10 年では 10%(KIM は 10%)。立地の質が高い FRT の構造的な負けは起こりにくいが、借金の重さが傷を深くする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

食品スーパー核の近隣型センター

食品スーパー・値ごろ業態を核に、小型店(飲食・美容・サービス・フィットネス)を周りに置く近隣型・地域型の屋外センター。人口密度と所得の高い地域に集中する。

数量賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定)価格1 平方フィートあたりの年間収入(ドル。賃料+共益費の回収)売上営業利益
今 2025/12 19.9 35 7 3
10 年後 中立 20.6 50 10 5

取り方:2025 年の売上 12.8 億ドルのうち、全国・地域チェーン約 69% と地元の小売約 10%(計 79%)から複合開発の小売(下)を除いた約 7.0 億ドルを、賃貸中の面積約 1,990 万平方フィート(商業床 2,880 万平方フィート × 占有 93.8% 約 2,700 万から、複合開発の小売約 450 万・オフィス約 260 万を除く推定)で割り、1 平方フィートあたり約 35 ドルと置いた(新規契約の初年の賃料は約 34 ドル)。営業利益は償却後で売上の約 41%(営業費用 26%、償却 33%)。価格は物価(10 年 1.41 倍)が中立で、FRT は更新時の上がり(+15〜17%)が強いが、契約の固定の上げ幅が年 2% 前後なので、中立に並べて置く。

複合開発の小売(サンタナ・ロウ等)

サンタナ・ロウ、ベセスダ・ロウ、パイク・アンド・ローズ、アッセンブリー・ロウなど、小売の上に住宅とオフィスを重ねた街の小売部分。賃料が最も高く、付随収入(駐車・催事)も大きい。

数量賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定)価格1 平方フィートあたりの年間収入(ドル)売上営業利益
今 2025/12 4.5 69 3 1
10 年後 中立 4.7 99 5 2

取り方:小売の収入約 10.1 億ドルのうち、複合開発の小売を約 31%(3.1 億ドル)と推定し、面積を約 450 万平方フィート(占有ベース)と置いて 1 平方フィートあたり約 69 ドル。近隣型より賃料・付随収入が高い街であることを反映した。営業費用は 28%、償却は 30%。価格の動きは近隣型と同じく物価並みを中立とする。

複合開発の中のオフィス

複合開発(サンタナ・ロウ、パイク・アンド・ローズ、ベセスダ・ロウなど)の中のオフィス。景気と在宅勤務の影響を受けやすい。

数量賃貸中の貸床面積(百万平方フィート。推定)価格1 平方フィートあたりの年間収入(ドル)売上営業利益
今 2025/12 2.6 59 2 0
10 年後 中立 2.7 77 2 1

取り方:投資日の資料の収入構成(複合開発の中のオフィス約 12%)から約 1.54 億ドル。面積を約 260 万平方フィート(占有ベース)と推定して 1 平方フィートあたり約 59 ドル。オフィスは営業費用が重く(40%)、営業利益率は償却後で約 30%。価格は物価より低く置く(在宅勤務で更新時の上がりが弱いため、10 年 1.30 倍)。

住宅(小売の上に重ねる賃貸住宅)

小売の上・隣に重ねた賃貸住宅(約 2,500 戸)。ブレア・ホボーケン・サンタナ・ロウの 12 区画などの新規で戸数が増える。

数量住戸数(百戸)価格1 戸あたりの年間収入(万ドル)売上営業利益
今 2025/12 25.0 4.60 1 1
10 年後 中立 43.0 6.35 3 1

取り方:住宅は収入の約 9%(約 1.15 億ドル)。戸数約 2,500 戸で割り、1 戸あたり年約 4.6 万ドル(月約 3,800 ドル。駐車・付随収入を含む。複合開発の家賃は高い)と置いた。営業費用 35%、償却 22%。価格は 1 年更新で物価に追随するので物価並みを中立とする。

リスクと懸念

借り換えと金利

有利子負債 47.7 億ドルの平均の利率は 4% 台。2027 年半ばから満期が来て、5.75% に替えると、10 年で約 0.9 億ドル(正味 AFFO の約 18%)の利払い増。純負債÷EBITDA は 5.4 倍で、キムコの 5.2 倍より重く、長期金利が 6% を超えれば倍率も縮む。ベセスダ・ロウの約 2 億ドルの抵当(2027 年満期)の借り換えも焦点。

複合開発の実行とオフィス・住宅の資金利回り

住宅の新規(ブレア 4 億ドル・ホボーケン・サンタナ・ロウの 12 区画・ウィロー・グローブ)は利回り 6.5〜7% で、借金の金利 5.75% を 1pt 強上回るだけ。建築費の上昇や賃料の弱さで利回りが 6% を割れば価値を作れない。複合開発の中のオフィスは収入の約 12% で空室が重く、在宅勤務の定着で更新時の賃料も弱い。

資本配分:増資による薄まり

2025 年は取得に合わせて株数が約 2.7% 増え、2026 年 4〜6 月期も ATM で 0.61 億ドルを調達した。売却の利回り(約 5%)より借金の金利(5.75%)が高く、取得の利回り(6% 前後)との差が薄いので、増資で取得を伸ばすと持ち分あたりの価値が増えない。

小型店の信用損失と核テナントの破産

小型店の占有は 92.3%(占有)・93.9%(契約済み)で、景気に最も敏感。信用損失の見通しは 60〜85bp だが、景気後退では 2% 超に戻りうる。食品以外の核の破産で再賃貸まで 1〜2 年かかり、その間は共益費の回収も抜けて収入が落ちる。食品スーパー核が中心なので打撃は抑えられるが、収入の約 69% を占める全国・地域チェーンの信用が崩れれば、占有と賃料の両方が下がる。

機関投資家の資金の流入と取得の利回り

経営陣は、質の高い物件の売買利回りが 5% を切る取引もあると話す。取得の目標(6% 前後)に合う物件が減り、成長を取得で作る手段が細る。一方で売る側の価値は上がる。取得の利回りと借金の金利(5.75%)の差が 1pt を切れば、取得は価値を作らず、成長の手段は賃料の上がりと開発だけになる。

物価に届かない契約の上げ幅

契約の固定の上げ幅は年 2% 前後で物価(3.5%)に届かず、更新時の上がり(+12〜17%)を約 1 割の契約に当てて補う。リース・維持の設備投資は FFO の約 22% で、物価で増える。FFO が伸びても正味 AFFO の伸びは細りやすい。

金利が高止まる世界での倍率

10 年国債 5% の世界で、質の高い REIT の P/AFFO が今の約 18 倍に居続ける保証は無い。正当化 PER の内側に置いた中立の倍率は 11.3 倍で、倍率が縮めば、利益が増えても時価総額は増えない。配当利回りが 5% 近い債券と競う世界では、成長の乏しい REIT に高い倍率は付きにくい。

今後の分かれ目

小型店の破産が相次ぎ、信用損失が 1.5% を超える
小型店の占有が 90% 前後に下がり、同一物件の収益は年 1〜2% に鈍る。やや悲観の筋書きに寄り、倍率は 10 倍台に下がる。
署名済み未開業の賃料(18 か月で 0.31 億ドル)が予定どおり開業し、更新時の上がりが +15% を超える
同一物件の収益が年 4% 台に乗り、やや楽観〜楽観に寄る。正味 AFFO は 10 年で 6 億ドル前後へ(中立は 6.5 億ドル)。
10 年国債が 6% を超え、借り換えが 6% を上回る
利払い増が 10 年で 1.2 億ドルを超え、正味 AFFO の伸びが年 2% 台に落ちる。k も上がり、倍率は 2〜3 割下がる。
私募の資金から FRT(または同業)への買収提案が出る
式で測る価値と私募の価格(キャップレート 5% 前後)の差が埋まり、値段は上振れする。ただし長期の保有価値の評価は変わらない。
住宅の着工利回りが 6% を割る、または建築費が上がって計画が止まる
住宅の戸数が約 3,500 戸で止まり、g は 3.8% から 3% 台の前半へ。中立の倍率は 11.4 倍(上限 14.7 倍の 7.8 割)に置いてあり、利益(正味 AFFO)の伸びが下がるぶん価値が減る。
ATM の増資が年 1.5 億ドルを超える
取得は伸びるが、持ち分あたりの価値が薄まる。payout の正味が下がり、価値は今より約 5% 低くなる。

見ておくもの

  • 同一物件の収益の伸び(2026 年見通し 3.25〜3.75%)と小型店の占有(92.3%)・契約済み(93.9%)
  • 署名済み未開業の賃料(18 か月で 0.31 億ドル)の開業時期と、新規・更新の賃料の上がり(現金 +15%)
  • 借り換えの金利(2027 年半ばの満期以降)と純負債÷EBITDA(5.4 倍)、ベセスダ・ロウの約 2 億ドルの抵当
  • ATM の増資額(2026 年 4〜6 月期 0.61 億ドル)と取得・売却の利回り(売却 5%・取得 6% 前後)
  • 住宅の着工利回り(6.5〜7% 以上)と、ブレア・ホボーケン・サンタナ・ロウの 12 区画の契約の進み
  • 信用損失(見通し 60〜85bp)とテナントの破産、私募の買い手の動き

倍率と資本コストの決め方

今の値段(正味 AFFO の約 18 倍、FFO の約 14 倍)を見る前に、セグメントごとに貸床面積×1 平方フィートあたりの収入(住宅は戸数×1 戸あたりの収入)で売上を積み上げ、NOI から設備投資・一般管理費・利払い(借り換えで 5.75%)を引いて正味 AFFO を出した。倍率は利益ベースの正当化 PER = (1 − g/RONIC)÷(k − g)(RONIC = k + 1/2 ×(事業の ROE − k))に、k 8.75%(基本 8% + quality +0.75%)・g 4.0%・ROE(ROIC から直して 9.9〜20.0%)を入れ、その 7〜10 割に置いた(中立は上限 14.7 倍の 7.8 割で 11.4 倍。楽観 12.7・やや楽観 11.9・やや悲観 8.7・悲観 6.6 倍)。今の約 18 倍に寄せていない。結果は今の値段より 40% 低く(割高)、k が同じ領域のリージェンシーより高いことと、借り換えで利払いが増えることによる。私募の売却が 5% 前後の利回りで通る事実(NAV は式の価値より大きい)は、確率(楽観を少し厚く)で一部を反映した。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%(内訳と理由は quality_why)。個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。

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やや割安 VICIプロパティーズVICI ゲーミング施設を長期で貸す最大手。堀は厚いが借り手の集中が重い。今の値段は賃料減額の懸念を織り込み過ぎで、株主の手に残る利益で測っても価値は今を 2 割台半ば上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) 適正 コスター・グループCSGP Homes.com の赤字が今の利益を抑えるが、商業データと賃貸掲載の核は強い。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、中立の 10 年後は今の時価総額を上回る。総合は今の時価総額に対し +16% でやや割安 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 アメリカン・タワーAMT 米国タワー最大手。長期契約と固定の上げ幅が堀だが、DISH 解約・借換え・海外の通貨が重い。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、本質価値は今の時価総額に対し -2% で適正 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 Realty IncomeO 米国最大のネットリース REIT。A 格の資金力と分散は優良だが、成長は買収頼みで増資が価値を薄め、株主の手に残る利益で測ると価値は今の値段をわずかに下回る程度 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヘルスピーク・プロパティーズDOC ライフサイエンス研究所の空室という重い荷物を抱えるが、外来医療と上場した高齢者住宅が稼ぎを支える医療施設の REIT。式で出す価値は今の値段を約 8% 下回り、ラボの空室を厚く置くと適正 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 Public StoragePSA セルフストレージ最大手。NSA 取り込みで規模を広げ、A 格の財務で底からの回復を待つ。株主の手に残る利益(AFFO)で測ると、価値は今の時価総額を 7% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インビテーション・ホームズINVH 戸建て賃貸の最大手。維持の設備投資や株式報酬を引いたオーナー利益で測ると、総合は今の時価総額に対し約 12% 下でやや割高 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エクイニクスEQIX 世界最大の中立型データセンター兼相互接続の要。堀は厚いが、増設が自己資金を超え、正味 AFFO の約 27 倍は利益ベースの正当化 PER の内側の倍率(中立の 10 年は 20.0 倍)より高く、やや割高 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 Digital RealtyDLR データセンター最大手の賃貸型。電力つき土地と開発力が堀で成長は速いが、巨額の開発資金と物価に届かない大口賃料が重い。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、本質価値は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 SBA コミュニケーションズSBAC 米国と海外のタワーを持つ 3 位。契約は堅いが、借入比率は 6.4 倍と重い。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、本質価値は今の時価総額に対し -22% でやや割高 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 クラウン・キャッスルCCI 米国タワー専業へ移行した 2 位。契約は堅いが、価格は固定の上げ幅で物価に届かず、借入比率 6 倍超。株主の手に残る利益(正味 AFFO)の約 19 倍の今の値段は、正当化 PER の内側ではやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ミッド・アメリカ・アパートメント・コミュニティーズMAA サンベルト最大の集合住宅 REIT。足元は新築供給の山で NOI が減るが、財務は堅い。株主の手に残る利益(AFFO 約 9.1 億ドル)の約 15 倍という今の値段は、式の価値を 1 割ほど上回る 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 Extra Space StorageEXR 全米最大のセルフストレージ。保険・受託・融資で稼ぎ口を広げるが、純負債が時価総額の約 5 割と重く、株主の手に残る利益(AFFO)の約 18 倍という今の値段は、利益ベースの価値より 2 割ほど高い 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 リージェンシー・センターズREG 全米で屋外型の食品スーパー核を最も堅く持つ会社。占有も賃料の上がりも同業の先を行くが、倍率はそれを織り込み、価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 キムコ・リアルティKIM 全米の食品スーパー核の屋外型ショッピングセンター最大手。占有は過去最高で需給は強いが、成長は賃料の上がりに頼り、正味の価値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 Iron MountainIRM 紙の保管という岩盤の上にデータセンターを積む、借金で伸びる複利機械。事業は強いが、今の値段は成長の大半を先取りしている 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 Alexandria Real Estate EquitiesARE ラボの空室と借金の重さで、株主に残る利益は 2027 年にいったん細る。会計の純利益は減価償却で赤字だが、足し戻して維持の支出を引いた利益(中立の 10 年は 10.0 倍)で測ると、総合は今の時価総額に対し 約 -26% でやや割高 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) 割高 ビブマーク・レジデンシャル(旧エクイティ・レジデンシャル)EQR 合併で米国最大の賃貸住宅 REIT になった。評価替えの償却を除き、維持の費用を引いた株主の手に残る利益(AFFO 約 27 億ドル)で測ると、今の値段は 1 割ほど高い 本質価値との差 −30.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サイモン・プロパティ・グループSPG 米国最大の上位モール・アウトレットの王者。堀と再投資の利回りは優良だが、借換えの重しと高い倍率で、価値は今の値段を 4 分の 1 ほど下回る 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 プロロジスPLD 世界最大の物流 REIT で堀は広がる。株主の手に残る利益(AFFO 約 42 億ドル)の約 29 倍という今の値段は、利益ベースの価値を 4 割以上上回る 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 CBREグループCBRE 世界最大の商業不動産サービス。管理型の安定収益が下支えだが、ならした利益の約 26 倍の今の値段は、利益ベースの正当化 PER の内側の倍率(中立の 10 年は 12.2 倍)で測ると高い。総合は今の時価総額に対し -34% で割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツHST 高級ホテルを所有する最大の上場 REIT。足元は好調だが、維持投資を引くと利回りは薄く、今の値段は本質価値をかなり先取りしている 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 エセックス・プロパティ・トラストESS 供給の細る北カリフォルニアに強みがあるが、規制と借換えで伸びは物価並み。株主の手に残る利益(AFFO 約 9.4 億ドル)の約 18 倍という今の値段は、利益ベースの価値を 2 割弱上回る 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カムデン・プロパティ・トラストCPT カリフォルニアを売ってサンベルトに純化した。維持の設備投資を引いたオーナー利益で測ると、総合は今の時価総額に対し約 32% 下で割高 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 UDR, Inc.UDR 西海岸と北東部が牽引し、サンベルトは供給待ち。借換えで AFFO が目減りし、式で測る価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ウェアーハウザーWY 米国最大の民有林を持つ木材 REIT。森林の時価は帳簿を大きく上回るが、収益は住宅の循環に握られる。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、総合は今の時価総額に対し -36% で割高 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 BXP(ボストン・プロパティーズ)BXP 都心の一流オフィスで占有が戻り始めたが、借金の重さと改装費で株主に残る利益は薄い。利益ベースの正当化 PER の内側に置くと、本質価値は今の時価総額に対し -37% で割高 本質価値との差 −36.3% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ベンタスVTR 運営型シニア住宅の利益が占有と利益率の改善で伸びる優良な REIT。今の値段は式で出す先の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウェルタワーWELL シニア住宅の需給は強く堀も広がるが、株主の手に残る利益(AFFO)の約 41 倍という今の値段は、10 年後の中立の 13.4 倍より大きく高く、割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.8%)

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読んだ資料

  1. Federal Realty 2026 年 4〜6 月期決算と通期見通しの引き上げ(プレスリリース)
  2. Federal Realty 2026 年 4〜6 月期決算 説明会の議事録(Earnings Whispers)
  3. Federal Realty 2026 年 4〜6 月期決算(Finviz 転載。FFO の調整・見通し・債務)
  4. Federal Realty 投資日(2026 年 5 月 21 日)の要約(Quartr)
  5. Federal Realty BofA 不動産会議 2026 の要約(Quartr)
  6. Federal Realty 2025 年 10-K(株数・DownREIT ユニット)
  7. Federal Realty 2025 年通期決算(FFO・Core FFO)

分析日 2026-10-16