株譜
AI 銘柄分析 · ガラス・土石製品 · 試作

日本ルツボ 5355

140年続く坩堝の老舗。焼却炉の工事が稼ぎ頭に育ったが、資本コストに届く稼ぎはまだ遠く、今の値段はやや高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)446 円30 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)658 円44 億円差 −32.3%
10 年後から見ると 割高 価値 446 円30 億円 · 差 −32.3% · 期待の年率 +3.4%
期待の年率リターン(10 年)+3.4%資本コスト比 −5.1 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本ルツボは、金属を溶かす坩堝(るつぼ)と耐火物を140年作り続けてきた会社だ。今は焼却炉や工業炉の工事も手がけ、利益の半分以上をそちらで稼ぐ。筆者の結論は、今の値段は稼ぐ力に比べてやや高い、というものだ。

一番の理由は、資本効率が資本コストに届かないことだ。過去10年のROEの中央値は6%台で、8%台半ばの資本コストを下回る。坩堝の看板は古く、鋳物の会社からの信頼は厚い。だが、客は自動車や鉄鋼の大手で、値段を自分で決める力は限られる。

伸びしろもある。焼却炉の補修や工業炉の電化は、人手不足と脱炭素で需要が増える。2026/03期はこの工事の部門が3割増益だった。

10年後の中立は、営業利益率が4%台半ばに上がる姿と見る。それでもROEは5%ほどで、ためた利益は額面ほどの価値を生まない。今の時価総額は、確率で重ねた価値を4割ほど上回る。

下値の支えは、賃貸の土地と持ち合いの株だ。ただ、会社はそれを売る方針を出しておらず、少数の株主に届くのは賃料と配当の分にとどまる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、続く事業だが、株主が持ち続けたい事業とまでは言えない。

坩堝は140年売れ続けてきた。10年後も鋳物の工場は坩堝を使い、焼却炉は毎年補修が要る。事業が消える心配は小さい。

問題は稼ぐ力の水準だ。ROEは良い年でも9%で、普通の年は5〜6%だ。資本コストを下回る稼ぎでためた利益は、株主にとって額面ほどの価値を生まない。配当性向が3割なので、残りの7割はその低い稼ぎに再投資される。

工事の部門が伸び、全社の利益率が上がれば話は変わる。中計の経常利益8.3億円に届けばROEは9%近くになる。ただ、それは過去の最良の年に並ぶ水準で、それが続く根拠はまだ薄い。

買収防衛策を続け、持ち合いの株を持つ姿勢も、株主の取り分を広げる方向ではない。今の値段に安全域があるとは、筆者は見ない。

何で稼ぐ会社か

日本ルツボは1885年に創業した耐火物の会社だ。登記上の社名は日本坩堝。事業は三つの柱と、小さな装置の事業でできている。

一つ目は耐火物で、売上の半分を占める。看板は黒鉛の坩堝で、アルミや銅を溶かして鋳物を作る工場で使う消耗品だ。ほかに、炉の内側に貼る定形のれんがと、流し込んで固める不定形の耐火物を作る。主な客は自動車部品の鋳物の会社で、鉄鋼の高炉の補修も請け負う。

二つ目はエンジニアリングで、売上の4割だ。アルミを溶かす工業炉を設計して据え付け、ごみの焼却炉の内張りを補修する。2025年には保温工事の中橋保温工業所を買い、工事の手を増やした。2026/03期はこの部門が営業利益の過半を稼いだ。

三つ目は不動産だ。工場の跡地などを貸し、売上は4億円弱だが、利益率は5割を超える。

ほかに、自動車の塗装工場で塗料を回す装置を作る小さな事業がある。

稼ぎ方は、坩堝や耐火物を繰り返し売る消耗品の商売と、案件ごとの工事の商売の組み合わせだ。工事は年によって大型案件の有無で売上が振れる。

売上の大半は国内で、海外は関連会社を通じた坩堝の輸出が中心だ。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、坩堝の長い実績と、炉と耐火物をまとめて面倒を見る力にある。ただ、値段を決める力は弱い。

坩堝は鋳物の品質を左右するので、客は実績のある品を使い続けたがる。国内で黒鉛の坩堝を作る会社は少なく、日本ルツボはその中心にいる。それでも、客は自動車の部品を作る大手とその下請けで、値上げは原料の黒鉛や電気代が上がった分を後から通すのがやっとだ。

耐火物は品川リフラや黒崎播磨のような大手が鉄鋼向けで規模を持つ。日本ルツボは鉄鋼では小さく、高炉の受注は減っている。

工事の部門は強みになりつつある。炉の設計と耐火物の施工を一社でこなせる会社は限られ、焼却炉の補修は毎年必ず要る。ただ、人手が要る商売で、人を集められるかが利益を決める。

資本効率は低い。過去10年のROEの中央値は6.3%で、資本コストを下回る。手元の投資有価証券16億円と賃貸の土地は、資本を重くしている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

坩堝と耐火物の需要は、鋳物と鉄の量で決まる。国内の粗鋼生産は減り続け、高炉の休止が進む。鉄鋼向けの耐火物は、量が細る市場だ。

鋳物の側は、自動車の変化が大きい。エンジンの部品は電気自動車で減るが、車体やモーターの部品にはアルミの鋳物が増える。大きなアルミの一体の部品を作る動きも出てきた。アルミを溶かす坩堝と炉の需要は、急には減らないと筆者は見る。

工業炉は、脱炭素が追い風だ。ガスで焚く炉を電気の炉に替える投資が、鋳物の工場で始まっている。日本ルツボは電気で保温するアルミの炉を持つ。

焼却炉の補修は、全国のごみ処理の施設が古くなるほど増える。自治体と民間の焼却炉は毎年止めて内張りを直す必要があり、景気に左右されにくい。

費用の面では、黒鉛などの原料、電気代、人件費が上がる。業界の会社はどれも値上げを進めているが、中国の安い耐火物と黒鉛が値段の上限を押さえる。

10年の中立では、数量はほぼ横ばいで、値段は物価にやや遅れて上がると見る。工事の比率が上がる分、利益率は少し良くなる。

業界の再編も進む。品川リフラは海外の会社を買い、規模で生き残りを図っている。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。中計は配当性向30%ほどを掲げ、2026/03期の配当総額は1.2億円、次の期は1.3億円の予定だ。自社株買いは無い。

中計の3年間で、営業のキャッシュフロー約23億円を、設備に11億円、配当に5億円、借入の返済に4億円充てる計画だ。

買収は小さく進める。2025年に中橋保温工業所を安く買い、負ののれんが出た。工事の人手を買う形の買収は、今後も続くだろう。

買収への対応方針、いわゆる買収防衛策を続けている。投資有価証券16億円は持ち合いが中心で、売る方針の数字は無い。

従業員に自社株を渡す制度も入れ、株主との利害をそろえる手は打ち始めた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

強気の見方は、工事の部門の伸びと、中計の利益目標に賭ける。

2026/03期、エンジニアリングの部門の利益は3割増えた。焼却炉の補修は全国の施設が古くなるほど増え、景気に左右されない。工業炉は電化の投資が始まったばかりで、電気で保温するアルミの炉を持つ日本ルツボには追い風だ。今期の第1四半期も工業炉は5割近く伸びた。

坩堝も底堅い。電気自動車でエンジンの部品は減るが、車体のアルミの鋳物は増える。国内で黒鉛の坩堝を作る会社は少なく、米国など海外への販売も広げている。

中計の2028/03期の経常利益8.3億円に届けば、ROEは9%近くになり、資本コストを超える。配当は増やし続けており、中橋保温工業所のような安い買収で工事の手も増やせる。

今の値段は純資産の0.7倍ほどだ。稼ぐ力が1段上がれば、今の時価総額は安く見える。

賃貸の土地と持ち合いの株も、下値を支える。不動産の部門だけで年2億円の利益があり、事業が苦しい年も黒字を保ちやすい。

慎重な見方

慎重な見方は、低い稼ぐ力が20年変わっていない点を突く。

営業利益率が6%を超えたのは2018/03期の一度だけだ。過去10年のROEの中央値は6.3%で、資本コストを下回り続けてきた。2026/03期も、耐火物の部門の利益は4割以上減った。工事の伸びが、耐火物の落ち込みを埋めただけだ。

鉄鋼の高炉は休止が進み、鉄鋼向けの耐火物は細り続ける。鋳物の側も、電気自動車でエンジンの部品が減れば、鋳鉄とアルミの溶解の量は減る。自動車の生産が海外へ移れば、坩堝の客も一緒に出ていく。

工事は人手が要る。職人の高齢化と人手不足で、受注があっても人が足りなくなる。案件の大小で利益は年ごとに振れる。

中計の目標は過去の最良の水準で、届いても続く保証は無い。買収防衛策と持ち合いの株は、資本を軽くする気が薄いことを示している。

配当性向3割では、ためた利益の7割が低い稼ぎに回る。株主にとっては、その分だけ価値が目減りしていく。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。工事の部門の伸びは本物で、利益率は少し上がると見る。だが、坩堝と耐火物の値決めの力は弱く、全社のROEが資本コストを安定して超える道筋は見えない。確率は中立を厚くし、慎重な側をやや重くした。

賃貸の土地と持ち合いの株は下値を支えるが、会社が持ち続ける限り、株主の取り分を大きくは変えない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 739 円49 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 178 円12 億円)。 今の値に割り戻すと 446 円30 億円、今との差 −32.3%、 期待の年率 +3.4%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 1,711 円114 億円 316 円21 億円 +208.0% +11.9% 142 円9 億円
やや楽観 20% 1,185 円79 億円 256 円17 億円 +119.0% +8.2% 288 円19 億円
中立 37% 913 円61 億円 211 円14 億円 +70.7% +5.5% 416 円28 億円
やや悲観 24% 149 円10 億円 90 円6 億円 −63.7% −9.6% 57 円4 億円
悲観 12% 75 円5 億円 45 円3 億円 −81.7% −15.6% 14 円1 億円
加重平均100% 739 円49 億円178 円12 億円 +39.5% +3.4% 918 円61 億円

今の株価時価総額 658 円44 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 工事が育ち、利益率7%台 利益 9 億円 · PER 11.9 倍 · 株価時価総額 1,711 円114 億円

焼却炉の補修と工業炉の電化が大きく伸びる。古い焼却炉の補修は毎年増え、鋳物の工場はガスの炉を電気の炉に替える。日本ルツボは炉と耐火物をまとめて請け負う会社として、案件を2割5分増やす。

坩堝は車体のアルミの鋳物と海外の販売で数量を1割伸ばし、値上げも通る。耐火物の利益率は10%に戻る。

全社の営業利益は約12億円、利益率は7%台になる。純利益は9億円を超え、ROEは資本コストに並ぶ。配当は増え、工事の会社をさらに買って人手を補う。

それでも、資本コストを大きく超える稼ぎにはならない。強気の筋書きは、会社が一段上の稼ぐ力に移る姿だ。

  • 耐火物(坩堝・定形・不定形):数量 28.6(出荷量(千トン、推定))× 価格 28(平均単価(万円/トン、推定))→ 売上 80 億円・営業利益 8 億円。出荷+10%、単価+40%、利益率10%
  • エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修):数量 260(案件数(件、推定))× 価格 28(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 73 億円・営業利益 10 億円。案件+25%、単価+40%
  • 不動産:数量 25.0(賃貸面積(千㎡、推定))× 価格 1.90(1㎡あたり年の賃料(万円))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料+25%、償却は据え置き
  • その他(塗料循環装置):数量 30.0(案件数(件、推定))× 価格 26(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。案件+25%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.7% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.9 倍。全体の PER 11.9 倍、時価総額 111 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:全社の営業利益率7%は過去の最良の6.2%を上回る。工事の伸び、坩堝の海外の販売、値上げの定着がそろう必要があり、7%に抑えた。

やや楽観 20% 中計の道筋に近く、利益率5%台 利益 6 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 1,185 円79 億円

工事の部門が着実に伸びる。焼却炉の補修と工業炉の更新で、案件は10年で15%増える。坩堝と耐火物は鉄鋼向けが細るが、鋳物向けが支えて数量は横ばいだ。

値上げは物価をやや上回って通り、耐火物の利益率は8%台に戻る。全社の営業利益は約8億円、利益率は5%台半ばだ。純利益は約6.4億円で、ROEは6%台になる。

配当性向3割を保ち、配当は少しずつ増える。中橋保温工業所のような小さな買収で工事の手を足す。

会社は今より一段強くなるが、ためた利益の稼ぎは資本コストにまだ届かない。

賃料は物価にやや遅れて上がり、不動産の部門は年2.8億円ほどを安定して稼ぐ。

  • 耐火物(坩堝・定形・不定形):数量 26.0(出荷量(千トン、推定))× 価格 27(平均単価(万円/トン、推定))→ 売上 71 億円・営業利益 6 億円。出荷横ばい、単価+36%
  • エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修):数量 239(案件数(件、推定))× 価格 27(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 65 億円・営業利益 8 億円。案件+15%
  • 不動産:数量 25.0(賃貸面積(千㎡、推定))× 価格 1.90(1㎡あたり年の賃料(万円))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料+25%
  • その他(塗料循環装置):数量 27.0(案件数(件、推定))× 価格 26(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。案件+12%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.6% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 75 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の経常利益8.3億円は2019/03期以来の水準で、工事の伸びという具体的な裏付けがある。届いても保つのは簡単ではなく2割に置いた。

中立 37% 数量は横ばい、工事の比率が上がる 利益 5 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 913 円61 億円

鉄鋼向けの耐火物は高炉の休止で細り、鋳物向けの坩堝が支える。耐火物の数量は10年で5%減る。値上げは物価にやや遅れ、単価は3割強上がる。

工事の部門は焼却炉の補修が安定して増え、案件は5%増える。人手の確保に費用がかかり、利益率は12%台にとどまる。

本社の費用は物価で上がる。償却は取得した時の値段のままなので、そこは物価ほど増えない。全社の営業利益は約6億円で、利益率は4%台半ばだ。純利益は約4.7億円になる。

配当性向3割で配当を続け、純資産は90億円台に増える。ROEは5%ほどで、資本コストを下回ったままだ。

  • 耐火物(坩堝・定形・不定形):数量 24.7(出荷量(千トン、推定))× 価格 27(平均単価(万円/トン、推定))→ 売上 66 億円・営業利益 5 億円。出荷−5%、単価+33%
  • エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修):数量 218(案件数(件、推定))× 価格 27(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 58 億円・営業利益 7 億円。案件+5%
  • 不動産:数量 25.0(賃貸面積(千㎡、推定))× 価格 1.90(1㎡あたり年の賃料(万円))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。賃料+25%、償却は据え置き
  • その他(塗料循環装置):数量 24.0(案件数(件、推定))× 価格 26(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。横ばい

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.5% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 56 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去10年の営業利益率は1〜6%で、平均は4%前後だ。工事の比率が上がって少し良くなる姿が最も起こりやすく、4割弱に置いた。

やや悲観 24% 鉄鋼と鋳物が細り、利益が消える 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 149 円10 億円

高炉の休止が進み、鉄鋼向けの耐火物はほぼ消える。自動車の生産が海外へ移り、国内の鋳物の工場も減る。耐火物の数量は2割近く減る。

値上げは原料と電気代の上昇に追いつかない。工事の部門も、人手が足りず大型の案件を取りこぼす。案件は1割減り、利益率は9%に落ちる。

全社の営業利益はほぼゼロになる。持ち合いの株の配当と賃料で黒字は保つが、純利益は年0.3億円ほどだ。配当は減る。

会社は続くが、純資産は増えない。株主に残るのは、賃貸の土地と持ち合いの株、それに細った事業だ。

人手が足りない分を外注で埋めれば、工事の利益はさらに薄くなる。

  • 耐火物(坩堝・定形・不定形):数量 21.3(出荷量(千トン、推定))× 価格 25(平均単価(万円/トン、推定))→ 売上 53 億円・営業利益 2 億円。出荷−18%、単価+25%
  • エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修):数量 187(案件数(件、推定))× 価格 25(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 47 億円・営業利益 4 億円。案件−10%
  • 不動産:数量 25.0(賃貸面積(千㎡、推定))× 価格 1.75(1㎡あたり年の賃料(万円))→ 売上 4 億円・営業利益 2 億円。賃料+15%
  • その他(塗料循環装置):数量 20.0(案件数(件、推定))× 価格 24(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。縮小

倍率:本業は稼がず、稼ぐ力では測れない。持ち合いの株と賃貸の土地は会社が持ち続ける。売れる資産から退職給付を引いた床を見て、今の自己資本62億円の0.16倍。

確率:2021/03期と2023/03期に営業利益率は1%前後まで落ち、2023/03期は赤字だった。高炉の休止と自動車の海外移転が重なる道は現実的で、2割強に置いた。

悲観 12% 国内の鋳物と鉄が縮み、赤字が続く 利益 −5 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 75 円5 億円

構造的に負ける筋書きだ。国内の高炉は大半が止まり、自動車の鋳物は海外と電動化で大きく減る。中国の安い坩堝と耐火物も入ってくる。耐火物の数量は3分の1以上減る。

工事の部門も人手不足と自治体の予算の締め付けで案件が減り、利益率は5%に落ちる。本社と工場の固定費が残り、全社は毎年赤字になる。工場の減損も出る。

配当はほぼ止まり、純資産は30億円ほどに細る。賃貸の土地と持ち合いの株は会社が持ち続け、赤字の穴埋めに少しずつ売られる。

少数の株主に残るのは、細った事業と、会社の外へ出てこない資産だけになる。

  • 耐火物(坩堝・定形・不定形):数量 16.9(出荷量(千トン、推定))× 価格 24(平均単価(万円/トン、推定))→ 売上 41 億円・営業利益 −1 億円。出荷−35%、赤字
  • エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修):数量 156(案件数(件、推定))× 価格 24(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 37 億円・営業利益 2 億円。案件−25%
  • 不動産:数量 24.0(賃貸面積(千㎡、推定))× 価格 1.75(1㎡あたり年の賃料(万円))→ 売上 4 億円・営業利益 2 億円。一部を売却
  • その他(塗料循環装置):数量 15.0(案件数(件、推定))× 価格 23(1件あたり売上(百万円、推定))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。縮小

倍率:赤字が続き稼ぐ力は無い。持ち合いの株と賃貸の土地は赤字の穴埋めに使われ、少数の株主に戻る見込みは低い。今の自己資本62億円の0.08倍。

確率:2009/03期と2023/03期に赤字があり、1998〜2002年には利益率がマイナスの年が続いた。国内の素材産業が構造的に縮む道として1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

耐火物(坩堝・定形・不定形)

黒鉛の坩堝、れんが、流し込みの耐火物を作って売る。客は鋳物の会社と鉄鋼。

数量出荷量(千トン、推定)価格平均単価(万円/トン、推定)売上営業利益
今 2026/03 26.0 20 52 3
10 年後 中立 24.7 27 66 5

取り方:出荷量の開示は無い。坩堝と安い不定形の耐火物が混ざる平均単価を1トン20万円と推定し、外部への売上52億円から2.6万トンと置いた。利益はセグメント利益。

エンジニアリング(工業炉・焼却炉の補修)

アルミの溶解炉などを設計して据え付け、焼却炉や工業炉の内張りを補修する。

数量案件数(件、推定)価格1件あたり売上(百万円、推定)売上営業利益
今 2026/03 208 20 42 6
10 年後 中立 218 27 58 7

取り方:案件数の開示は無い。大型の工業炉と小口の補修が混ざる平均を1件0.2億円と推定し、売上41.7億円から約208件と置いた。

不動産

工場の跡地などの建物と駐車場を貸す。太陽光の売電を含む。

数量賃貸面積(千㎡、推定)価格1㎡あたり年の賃料(万円)売上営業利益
今 2026/03 25.0 1.52 4 2
10 年後 中立 25.0 1.90 5 3

取り方:面積の開示は無い。賃料の水準から約2.5万㎡と推定し、売上3.8億円を割って1㎡あたり年1.52万円。償却は年1億円で取得原価のまま。

その他(塗料循環装置)

自動車の塗装工場で塗料を循環させる装置を作る。

数量案件数(件、推定)価格1件あたり売上(百万円、推定)売上営業利益
今 2026/03 24.0 20 5 0
10 年後 中立 24.0 26 6 0

取り方:案件数の開示は無い。1件約0.2億円と推定し売上4.7億円から24件と置いた。

リスクと懸念

高炉の休止

国内の鉄鋼会社は高炉を減らしている。日本ルツボが補修を請け負う高炉の受注は2026/03期に16%減った。鉄鋼向けの耐火物と工事は、この流れで細り続ける。

自動車の鋳物の変化

坩堝と耐火物の主な客は自動車の部品の鋳物の会社だ。電気自動車でエンジンの部品は減り、生産の海外移転も進む。車体のアルミの鋳物が埋めきれなければ、坩堝の数量は減る。

工事の人手

焼却炉の補修や炉の据え付けは職人の手が要る。人手が集まらなければ、受注があっても利益にならない。人件費の上昇も利益率を削る。

原料と電気代

黒鉛などの原料と、焼成に使う電気とガスの値段が上がると、値上げが追いつくまで利益が削られる。中国の安い品が値段の上限を押さえる。

案件の振れ

工業炉の大型案件は年によって有無が分かれる。2026/03期の工業炉の売上は5割増えたが、翌年に同じ大きさの案件がある保証は無い。

資本の重さ

投資有価証券16億円と賃貸の土地は、配当と賃料を生むが資本を重くしている。会社が売る方針を出さない限り、ROEは上がりにくい。

今後の分かれ目

中計の経常利益8.3億円に届き、翌年も保った
工事の部門の伸びが一時でないとわかる。やや強気の筋書きの確率を上げる。
耐火物の部門の利益率が2期続けて8%を超えた
値上げが原料の上昇を上回って通った合図だ。値決めの力の評価を上げる。
持ち合いの株を売って還元に回す方針を数字で出した
資本が軽くなりROEが上がる。株の価値を別に足して見直す。
担当する高炉が止まると決まった
鉄鋼向けの売上の柱が一つ消える。慎重な筋書きの確率を上げる。
工事の会社をさらに買い、人手を大きく増やした
工事の部門の伸びを速める手だ。買った値段と稼ぎを見て、強気の側に寄せるか決める。

見ておくもの

  • エンジニアリングの部門の受注と利益率
  • 耐火物の部門の利益率と値上げ
  • 国内の粗鋼生産と鋳物の生産量
  • 工業炉の電化の案件
  • 投資有価証券の残高と売却の有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から出した。中立のROEは5%ほどで資本コスト8.5%を下回り、PERの上限は1÷kの約11.8倍で、その約75%の8.8倍に置いた。今のPER10倍台やPBR0.7倍、同業の値付けは根拠に使っていない。持ち合いの株と賃貸の土地は配当と賃料を利益に残すので、価値を別に足さず、悲観の床の説明にだけ使った。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→11.9 倍・やや楽観 PER 9.5→11.76 倍・中立 PER 8.8→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%にquality +1.0%を足した8.5%。同じ領域の東海カーボン、品川リフラ、美濃窯業、TYK(8.2〜8.8%)の中ほど。黒鉛電極の市況に振られる東海カーボンより循環は小さく、工事の安定した稼ぎがある分を見た。

同じ業種(ガラス・土石製品)の AI 分析

割安 ヤマックス5285 熊本発の二次製品メーカー。利益率は3年で3倍に跳ねた。山が半分戻ってもなお、今の値段は低い 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 石塚硝子5204 ガラスびん・プラスチック容器・食器を手がける容器メーカー。稼ぐ力は資本コストに届かないが、時価総額は純資産の3分の1で、政策保有株と賃貸不動産の含みまで考えると、値段は低すぎると見る 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 太平洋セメント5233 国内の縮む需要を米国と廃棄物処理で埋める会社。稼ぐ力に対し、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 クニミネ工業5388 ベントナイトの国内最大手。資源と現金の厚みは本物だが、主力の鋳物向けが縮み、値段は適正圏 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アジアパイルホールディングス5288 国内の杭で首位を争う会社。過去最高の利益が定着するかが分かれ目で、今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 日本興業5279 四国の土木用コンクリート製品の会社。防災と維持補修の仕事は底堅く、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ヤマウホールディングス5284 利益率16%の山をならして置いても、値段は妥当圏。上振れは大きいが、公共予算と値崩れの下振れも深い 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 美濃窯業5356 セメント向け耐火物で国内首位、半導体向け焼成炉が稼ぎ頭。純現金が時価総額の3割あり、還元が強まれば差が出る 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 神島化学工業4026 海水から作るマグネシウムと外装建材の2本柱。利益は伸びたが、住宅の縮小と投資の重さが重い 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニチハ7943 国内の窯業系外壁材で6割を握る堅い会社だが、縮む新築市場と米国の失敗で稼ぐ力は戻りきらず、今の値段はほぼ適正から小幅な割高 本質価値との差 +23.4% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ベルテクスコーポレーション5290 下水道・浸水対策のコンクリート製品で国内首位級。稼ぐ力は堅いが、買収の効果が出るまでは割安とは言い切れない 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 エーアンドエーマテリアル5391 ビルの耐火ボードと船・プラントの断熱で稼ぐ太平洋セメント系の素材会社。借金とアスベストの重荷があり、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ノザワ5237 堅い財務と高い還元はあるが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段は妥当圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 ニッコー5343 浄化槽とセラミック基板で立ち直った金沢の老舗。基板の伸びは本物だが、薄い自己資本と無配を考えるとまだやや割高 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 TOTO5332 国内トイレ首位の安定収益と中国不振を抱えつつ、半導体用セラミックスが利益の半分を稼ぐ柱に育ち、10年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +10.7% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日本カーボン5302 半導体向け炭素材とSiC繊維に稼ぎの核があるが、電極事業の重しで価値は今の値段の近辺 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 品川リフラ5351 鉄鋼向け耐火物の世界大手だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、利益の質も見かけより低い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 日本インシュレーション5368 けい酸カルシウムの保温材で 100 年続く老舗だが、国内プラントの集約で補修の母数が細る。純現金は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ノリタケ5331 MLCC 材料が稼ぎを引っ張る一方、砥石と食器が重く、資本効率は低い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 AGC5201 建築・自動車ガラスの世界首位級の地位とEUVマスクブランクスの成長は本物だが、ライフサイエンスの再建とROEの資本コスト割れの解消が本質価値を左右する 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 フジミインコーポレーテッド5384 半導体を磨く材料で世界の過半を握る優良会社。ただ 1,300 億円の投資が実る前の値段は、おおむね妥当 本質価値との差 +8.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 SECカーボン5304 アルミ精錬の炉に敷く炭素の部材で世界の二強の一角。現金と保有株は時価総額並みだが、稼ぐ力は市況次第で、評価はほぼ適正 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 日本ヒューム5262 下水道管と杭で稼ぐ堅実な会社。利益の質は悪くないが、今の値段は稼ぐ力に対してやや高い 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ジオスター5282 トンネルの部材を作る日鉄系の軽い工場会社。現金は厚いが、事業の稼ぎは細り、現金の戻り方も弱く、安さは見かけほどではない 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 MARUWA5344 AI 向けの通信基板で利益は急伸中。ただ稼ぎが一つの需要に偏り、今の値段は先の先まで織り込んでいる 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 三谷セキサン5273 杭で首位に並ぶ軽い事業と、使われない現金の山。利益率は山の上にあり、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本山村硝子5210 国内シェア首位のガラスびん会社。稼ぐ力は戻ったが、縮む市場と窯の更新費が値段の上限を決める 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 TYK5363 製鉄所の炉を守る耐火物の老舗。純現金は厚いが、国内の需要が縮み、資本の効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 住友大阪セメント5232 国内セメントは稼げない側に回り、半導体部品が頼み。稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) やや割高 日本電気硝子5214 液晶ガラスの値上げで利益は戻ったが、稼ぐ力はまだ資本コストに届かない。今の値段は先の成功をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −11.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ヨータイ5357 鉄鋼・セメント・ガラスの窯を守る耐火物の専業。無借金で稼ぎは安定するが、鉄鋼の縮小が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 日本特殊陶業(Niterra)5334 デンソー統合の白紙撤回で規模拡大の青写真は消え、今の値段がもう無い前提をまだ映していないかが問われる 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ニチアス5393 断熱とシールで堅実に稼ぐ会社だが、半導体の追い風を先取りした今の値段は高い 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 イトーヨーギョー5287 道路用コンクリート製品と空調施工の小さな堅実企業。手元の現金は厚いが、稼ぐ力は資本コスト並みで、価値は今の値段をやや下回る。 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ニッカトー5367 電子部品の工場で使う消耗品が稼ぎの柱。堅い財務は魅力だが、事業の利益は 10 年で現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 日東紡績3110 AI サーバー向けガラスクロスで稼ぐ力は本物。ただし今の値段は、その好況が長く続くところまで織り込んでいる 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 日本ガイシ(NGK)5333 事業構成の転換は方向として正しいが、今の値段はその転換の成功をすでに先取りしすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) 割高 オハラ5218 半導体露光装置向けの素材は本物の強み。ただ光学ガラスの赤字と低い資本効率が重く、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東洋炭素5310 黒鉛で世界首位級の素材会社。SiC の調整で利益は急減し、今の値段は中計どおりの回復を先取りしている 本質価値との差 −33.7% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 マイポックス5381 光ファイバーと半導体の研磨フィルムを作る小型メーカー。AI 需要で利益は戻るが、波が大きく、利益の波と借入が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 東海カーボン5301 炭素素材の老舗。半導体とアルミ向けの追い風で稼ぎは戻ったが、倍率は先を見すぎている 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 鶴弥5386 屋根瓦の国内最大手だが、新築の減少で稼ぐ力は細る。純資産の 2 割の値段でも、本業の利益を見ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 日本コンクリート工業5269 杭で首位に離され、稼ぎは資産の半分も活かせない。持ち合い株の厚みが下値を支えるが、値段は先走り 本質価値との差 −48.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 トーヨーアサノ5271 建物の基礎杭を作る静岡・東京の小さな会社。売上は2年で3割縮み、借金は自己資本を超える。稼ぐ力に比べ、今の値段は割高 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 旭コンクリート工業株式会社5268 下水道のヒューム管などを作る小さな堅実企業。無借金で利益率は最高圏だが、成長はなく、今の値段は割高 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 ダントーホールディングス5337 外装タイルの老舗は12年連続で営業赤字。不動産の売却益で純利益が出ただけの会社に、今の値段は蓄電池への期待を先に払いすぎで大幅な割高 本質価値との差 −95.6% · 10 年 割高(年 −19.2%)

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読んだ資料

  1. 日本ルツボ 中期経営計画2027
  2. 日本ルツボ 2026年3月期 決算短信
  3. 日本ルツボ 2027年3月期 第1四半期決算短信

分析日 2026-10-20