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AI 銘柄分析 · ガラス・土石製品 · 試作

日本インシュレーション 5368

けい酸カルシウムの保温材で 100 年続く老舗だが、国内プラントの集約で補修の母数が細る。純現金は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はほぼ適正

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,072 円93 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)975 円85 億円差 +10.0%
10 年後から見ると 適正 価値 1,072 円93 億円 · 差 +10.0% · 期待の年率 +8.1%
期待の年率リターン(10 年)+8.1%資本コスト比 +0.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本インシュレーションは、けい酸カルシウムという白い鉱物の板で熱を封じ込める会社だ。製油所や化学工場の配管を包む保温材と、ビルの鉄骨を火から守る耐火被覆材を作り、自社で施工もする。筆者の結論は「ほぼ適正、わずかに割高寄り」である。純現金は時価総額の 4 割を超えるが、事業の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金も株主に戻る速さが遅い。

2026 年 3 月期は売上 144 億円、営業利益 16 億円と好調だった。ただ受注残は 3 割減り、会社は今期の営業利益を 11 億円と見込む。プラントの定期修理と大型ビルの着工に合わせて利益が上下する事業である。

10 年先を見ると、国内の製油所とエチレン設備は集約が続き、保温の補修の母数は細る。一方で発電所、LNG、データセンターの鉄骨造の需要は残る。筆者は営業利益が名目で今と同じ 16 億円前後にとどまると見る。物価の分だけ値段は上がるが、量は 1 割ほど減るからだ。

安全域は現金にある。悲観の筋書きでも、純現金と政策保有株を合わせた額が時価総額の 3 割を支える。ただし石綿の訴訟という古い負債が尾を引く点は、割り引いて見ておきたい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、日本インシュレーションは「わかりやすいが、伸びない事業」だ。保温材と耐火被覆は 10 年後も必ず要る。その点で予測はしやすい。だが、母数が減る市場で、値段を決める力も強くない。オーナーとして長く持ちたいかと問われれば、事業より現金の方に魅力がある会社である。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、会計の純利益にかなり近い。設備投資は減価償却と同じ年 3 億円ほどで、事業に追加の資本はあまり要らない。問題はその先だ。余った利益が配当に回らず、現金として積もる。資本コストを超えて稼げない現金は、帳簿の額ほどの価値を株主にもたらさない。

安全域は、悲観の側の床の高さにある。純現金と政策保有株で時価総額の 3 割強が支えられる。ただし今の値段は、その床と普通の筋書きの真ん中より上にある。払う値段に見合う安全域があるとは言いにくい。

何で稼ぐ会社か

事業は 2 つに分かれる。売上の 3 分の 2 を占めるプラント関連と、3 分の 1 の建築関連だ。どちらも材料を売るだけでなく、自社の職人と協力会社で工事まで請け負う。材料と工事を一緒に売るのが、この会社の稼ぎ方の芯である。

プラント関連は、石油精製、石油化学、製鉄、発電所の配管や塔を保温材で包む仕事だ。熱が逃げると燃料が無駄になり、外側が熱いと人がやけどする。保温材は 10〜20 年で傷むので、数年ごとの定期修理のたびに張り替えの需要が出る。新設より補修が中心で、顧客は国内の大手の石油・化学の会社と、そのプラントを預かるエンジニアリング会社である。

建築関連は、高層ビルや物流倉庫の鉄骨に耐火被覆の板を張る仕事と、不燃の内装材だ。鉄骨は火災で熱されると柔らかくなるので、法令で一定時間守る被覆が要る。吹き付けのロックウールと競うが、板は粉じんが出ず仕上がりがきれいで、都心の大型ビルで選ばれやすい。

材料はゾノトライトという結晶のけい酸カルシウムで、軽くて 1,000 度近い熱に耐える。岐阜と三重の工場で作り、保温材の板はベトナムの子会社に生産を移している。ほかにアスベストの調査と除去の工事も手がける。

優良さと弱いところ

強みは、けい酸カルシウムの保温材という狭い市場で、国内の数少ない作り手の 1 つであることだ。競合は A&A マテリアルなど限られ、プラントの顧客は実績のある材料を変えたがらない。工事まで請け負うので、定期修理の段取りに深く入り込める。

弱さは 3 つある。第 1 に、需要の母数を自分で増やせないことだ。保温の補修はプラントの数に比例し、そのプラントが国内で減っていく。第 2 に、値段を決めるのは元請けのエンジニアリング会社とゼネコンで、ロックウールやグラスウールという安い代替材も常にある。第 3 に、資本の使い方である。過去 7 年の ROE の中央値は 8% で、現金をためるほど ROE は下がる。

石綿の問題も残る。昔の建材にアスベストを使っていたため、建材メーカー多数を相手取った集団訴訟の 1 社になっている。元従業員への補償も続く。毎年の負担は小さいが、判決次第で一度に費用が出る可能性は消えていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

保温材と耐火被覆は、国内の設備投資と建設のおこぼれで育つ小さな業界だ。業界の芯は新設ではなく、既存の設備の手入れにある。だから需要は景気で 2〜3 割は振れても、消えはしない。

プラントの側では、構造の変化が逆風になる。国内の石油需要は減り続け、製油所の閉鎖や縮小が相次ぐ。エチレンの設備も、石油化学の大手が西日本と東日本で集約を進めている。設備が減れば、保温を張り替える配管の長さも減る。一方で、LNG の基地、水素やアンモニアの試験設備、ごみ焼却の発電所は、高い温度か極端な低温を扱うので保温材が要る。筆者はこの置き換わりで、プラント向けの量は 10 年で 1 割強減ると見る。

建築の側では、新築の着工は人口とともに細る。ただ鉄骨造の大型ビル、物流倉庫、データセンターは都市部で建ち続ける。耐火被覆は法令で必ず要る材料なので、建物が建つ限り需要はある。競うのは吹き付けのロックウールで、人手不足で現場の吹き付け作業が難しくなる中、工場で作った板を張る工法には追い風もある。

物価の面では、材料費と職人の人件費が上がり、それを値段に移せるかが鍵だ。2026 年 3 月期の増益は、値上げが通った面もある。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、自社株買いはしていない。会社は「継続的かつ安定的な配当」を掲げ、2026 年 3 月期は総額 3.5 億円を払い、今期も同じ額を予定する。配当性向は 3 割前後、利益が落ちる今期は 5 割近くになる。

財務は堅すぎるほど堅い。自己資本比率は 79%、純現金は 38 億円で、2019 年の純負債から 7 年で積み上がった。政策保有株も 14 銘柄で約 10 億円ある。会社は 2030 年度までに約 70 億円の成長投資の枠を掲げ、岐阜工場の設備を三重に移す計画も検討している。

筆頭株主は大阪中小企業投資育成で、持株は約 1 割。親会社はいない。時価総額が 90 億円に満たない小さな会社で、PBR 1 倍を目指すと言いながら現金を寝かせている。買い手から見れば、現金と工場ごと手に入る割安な標的にも映る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

保温材の需要は思われているより固い。製油所が減っても、残る設備は古くなり、補修の頻度はむしろ上がる。LNG の基地、ごみ発電、水素とアンモニアの設備は、高温か極低温を扱い、けい酸カルシウムの出番が多い。プラント向けの量は大きく減らない。

建築では追い風が吹く。東京と大阪の再開発、物流倉庫、データセンターは鉄骨造で、耐火被覆が法令で欠かせない。現場で吹き付ける職人は年々減り、工場で作った板を張る工法の方が人手を食わない。値上げも通り始めた。2026 年 3 月期の営業利益率 11% は、その証拠である。

資本の側にも上振れの余地がある。純現金 38 億円と政策保有株 10 億円で、時価総額の半分を超える。会社は PBR 1 倍と ROE 10% を目標に掲げた。還元を厚くするか、自社株買いに踏み出せば、株主の取り分は一気に増える。時価総額 90 億円弱の会社は、同業や投資ファンドに買われる可能性も十分ある。

慎重な見方

母数が細る市場で、値段も決められない。それがこの会社の本当の姿だ。国内の石油需要は年々減り、製油所とエチレン設備の集約は止まらない。補修の配管の長さが減れば、保温の需要も減る。脱炭素が進むほど、主な顧客の設備は縮む。

値段の主導権も弱い。元請けのエンジニアリング会社とゼネコンが工事の値段を決め、ロックウールとグラスウールという安い代替材が常にある。値上げが通ったのは、材料費の高騰を皆が転嫁した一時の流れにすぎない。受注残はすでに 3 割減り、今期は減益になる。

資本の使い方も変わらない。自社株買いの実績はなく、現金は積もるだけだ。PBR 1 倍の目標は掲げても、行動が伴っていない。さらに石綿の集団訴訟が残る。敗訴すれば、ためた現金が補償に回る。10 年後に、現金は増えたが事業は小さくなった会社になる道は十分にある。

小さな会社であることも弱みになる。従業員は 350 人ほどで、職人の高齢化と採用難が工事の受け手を細らせる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方の方がやや強い。国内プラントの集約は業界全体の事実で、補修の母数が細る流れは会社の努力で止められない。強気の側の上振れは、還元の強化や買収という会社の外の出来事に頼る部分が大きい。確率は中立を中心に置き、悲観側を楽観側よりやや厚くした。還元の方針がはっきり変わるか、受注残が増えに転じるまでは、中立から上を厚くする理由は乏しいと筆者は見る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,728 円150 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 399 円35 億円)。 今の値に割り戻すと 1,072 円93 億円、今との差 +10.0%、 期待の年率 +8.1%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 3,195 円278 億円 541 円47 億円 +283.2% +14.4% 299 円26 億円
やや楽観 20% 2,466 円214 億円 472 円41 億円 +201.3% +11.7% 588 円51 億円
中立 40% 2,023 円176 億円 403 円35 億円 +148.8% +9.5% 970 円84 億円
やや悲観 22% 638 円55 億円 380 円33 億円 +4.4% +0.4% 224 円19 億円
悲観 10% 299 円26 億円 173 円15 億円 −51.6% −7.0% 47 円4 億円
加重平均100% 1,728 円150 億円399 円35 億円 +118.2% +8.1% 2,128 円185 億円

今の株価時価総額 975 円85 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 値上げの定着と再開発の波で、利益率が過去の山に戻る 利益 19 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 3,195 円278 億円

プラントの集約は進むが、残った設備の老朽化で補修の頻度が上がる。LNG の基地、ごみ発電、水素とアンモニアの設備が新しい需要になり、保温の量は今とほぼ変わらない。建築では、東京と大阪の再開発、物流倉庫、データセンターが続き、吹き付けから板への置き換えも進む。値上げは物価を上回って通り、営業利益率は過去の山に近い 15% 台に戻る。会社は PBR 1 倍の目標に向けて配当を厚くし、ROE は 8% に近づく。それでも資本コストには届かず、ためた現金が足を引っ張る構図は残る。株主から見れば、事業の伸びよりも還元の強化が価値を押し上げる筋書きである。同業や投資ファンドが現金と工場に目をつけ、買収の話が出る可能性もここに含めた。

  • プラント関連:数量 316(保温・保冷の施工面積(万 m²・推定))× 価格 4.20(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 133 億円・営業利益 25 億円。316 万 m²(1.02 倍。老朽化で補修の頻度が上がる)× 4.20 万円(1.40 倍)、利益率 19%
  • 建築関連:数量 560(耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定))× 価格 1.40(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 78 億円・営業利益 17 億円。560 万 m²(1.10 倍。再開発と板への置き換え)× 1.40 万円(1.40 倍)、利益率 22%

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)15 億円。全体の PER 13.63 倍、時価総額 265 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去 9 年で営業利益率 14% 超は 3 回あり、山は 15.9%。再開発と値上げの定着が重なれば届くが、プラントの集約の流れに逆らう筋書きなので 8% とした。

やや楽観 20% 建築の追い風で量を保ち、値上げも物価を少し上回る 利益 15 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 2,466 円214 億円

プラントの保温は集約で量が 5% ほど減るが、補修の単価が上がって売上は物価以上に伸びる。建築は再開発と物流倉庫で量を保ち、板の耐火被覆が吹き付けからシェアを少し取る。ベトナムへの生産の移管で材料の原価が下がり、プラントの利益率は 18% に上がる。全社の営業利益は 21 億円前後になる。還元は配当の性向 3 割を保ち、現金はさらに積もる。ROE は 6〜7% にとどまる。

石綿の訴訟は和解や判決で区切りがつき、費用は小さく収まる。株主から見れば、利益は伸びるが現金の使い方が変わらず、価値の伸びは利益ほどではない。自社株買いはなく、配当の額を少しずつ上げる形が続く。

  • プラント関連:数量 293(保温・保冷の施工面積(万 m²・推定))× 価格 4.08(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 120 億円・営業利益 22 億円。293 万 m²(0.95 倍)× 4.08 万円(1.36 倍)、利益率 18%
  • 建築関連:数量 520(耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定))× 価格 1.36(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 71 億円・営業利益 15 億円。520 万 m²(1.02 倍)× 1.36 万円(1.36 倍)、利益率 21%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)15 億円。全体の PER 12.65 倍、時価総額 196 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026 年 3 月期に値上げが通った実績があり、建築の大型案件も続く。母数の縮みを値段と建築で補う筋書きとして 20% とした。

中立 40% 補修の母数が 1 割細り、値段は物価並み。利益は名目で横ばい 利益 11 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,023 円176 億円

製油所とエチレン設備の集約で、プラント向けの量は 10 年で 1 割強減る。LNG やごみ発電の需要が一部を埋める。建築は着工の縮みで量が少し減るが、大型ビルと倉庫で底は堅い。値段は物価並みに上がり、全社の営業利益は 16 億円前後と今とほぼ同じになる。実質では 1 割ほど小さくなった会社だ。配当は性向 3 割台を保ち、現金は積もり続ける。ROE は 5% 台で、資本コストを下回ったままだ。石綿の訴訟は小さな負担として続く。

会社は 2030 年の ROE 10% の目標に届かない。それでも配当は守られ、株主は年 3〜4% ほどの配当を受け取り続ける。

  • プラント関連:数量 272(保温・保冷の施工面積(万 m²・推定))× 価格 4.02(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 109 億円・営業利益 19 億円。272 万 m²(0.88 倍。製油所・エチレンの集約)× 4.02 万円(物価並み 1.34 倍)、利益率 17%
  • 建築関連:数量 485(耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定))× 価格 1.34(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 65 億円・営業利益 13 億円。485 万 m²(0.95 倍。着工の縮み)× 1.34 万円(1.34 倍)、利益率 20%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)15 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 154 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内プラントの集約と建築の底堅さ、値上げの持続と代替材の圧力が打ち消し合う落としどころとして最も厚く 40% とした。

やや悲観 22% プラントの縮みが速く、代替材との値下げ競争が始まる 利益 5 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 638 円55 億円

脱炭素で製油所とエチレン設備の閉鎖が前倒しになり、プラント向けの量は 2 割以上減る。残った顧客も補修の費用を絞り、ロックウールなど安い材料への置き換えを求める。値上げは物価に届かず、利益率は下がる。建築も着工の減少で量が 1 割強減る。全社の営業利益は 6 億円ほどに落ちる。会社は配当の総額を据え置き、配当性向は 7 割を超える。現金は増えず、石綿の訴訟の費用が重なる年もある。

経営は工場の集約とベトナムへの生産の移管で費用を削るが、量の減りに追いつかない。ためた現金は事業の立て直しと補償に少しずつ使われ、株主に戻る分は細る。

  • プラント関連:数量 240(保温・保冷の施工面積(万 m²・推定))× 価格 3.84(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 92 億円・営業利益 12 億円。240 万 m²(0.78 倍)× 3.84 万円(1.28 倍、物価に届かない)、利益率 13%
  • 建築関連:数量 440(耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定))× 価格 1.28(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 56 億円・営業利益 9 億円。440 万 m²(0.86 倍)× 1.28 万円(1.28 倍)、利益率 16%

倍率:事業の ROE は約 2.5% で k を大きく下回る。稼ぐ力(純利益÷k)で見て、1÷k の 11.8 倍の 6 割の 7.0 倍。余った現金は今の 0.75 倍の 15 億円を戻り方 0.75 で足す。

確率:石油需要の減り方が速まれば、製油所の閉鎖は前倒しになる。受注残が 3 割減った足元はその入口にも見える。構造的な逆風が強まる筋書きとして 22% とした。

悲観 10% 国内の母数が崩れ、赤字に転じる 利益 −3 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 299 円26 億円

国内の石油精製と石油化学は大きく縮み、保温の補修は 3 分の 1 以上減る。建築ではロックウールの吹き付けに機械化が進み、板の耐火被覆の優位が消える。値上げは通らず、工場の固定費が残って営業は赤字に転じる。石綿の集団訴訟で敗訴が重なり、補償の費用が現金を削る。会社は配当を減らし、工場の集約と人員の削減に追われる。株主に残るのは、削られた現金と政策保有株が中心になる。

経営は新しい事業として廃棄物やバイオマスに手を広げるが、本業の縮みを埋める規模にはならない。帳簿の自己資本は残っても、稼ぐ力はほとんど無い会社になる。

  • プラント関連:数量 200(保温・保冷の施工面積(万 m²・推定))× 価格 3.60(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 72 億円・営業利益 5 億円。200 万 m²(0.65 倍)× 3.60 万円(1.20 倍)、利益率 7%
  • 建築関連:数量 380(耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定))× 価格 1.20(1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み))→ 売上 46 億円・営業利益 5 億円。380 万 m²(0.74 倍)× 1.20 万円(1.20 倍)、利益率 10%

倍率:赤字なので PBR で置く。床は純現金と政策保有株の税後から縮小と訴訟の費用を引き、戻り方 0.75 を掛けた約 26 億円で、今の自己資本 148 億円の 0.176 倍。

確率:製油所の閉鎖と代替材への置き換え、石綿の訴訟の敗訴が重なる筋書き。会社は赤字の期を持たず財務も堅いので 10% にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

プラント関連

石油精製・石油化学・製鉄・発電所の配管や塔の保温・保冷の材料と工事。定期修理の張り替えが中心。

数量保温・保冷の施工面積(万 m²・推定)価格1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み)売上営業利益
今 2026/03 309 3.00 93 17
10 年後 中立 272 4.02 109 19

取り方:数量の開示は無いので推定。保温・保冷の工事と材料を施工面積に直し、1 m² あたり約 3 万円(材料・外装・工賃込み)と置くと約 309 万 m²(92.8 億円)。営業利益 16.7 億円はセグメント利益(全社費用の配賦前。有報の要約からの推定)。

建築関連

鉄骨造のビル・倉庫の耐火被覆の板と工事、不燃の内装材。アスベストの調査・除去の工事も含む。

数量耐火被覆・不燃内装の施工面積(万 m²・推定)価格1 m² あたりの売上(万円・材料と工賃込み)売上営業利益
今 2026/03 511 1.00 51 11
10 年後 中立 485 1.34 65 13

取り方:数量の開示は無いので推定。耐火被覆の板と不燃内装の施工面積を、1 m² あたり約 1 万円(材料・工賃込み)と置くと約 511 万 m²(51.1 億円)。営業利益 11.0 億円はセグメント利益(配賦前の推定)。全社費用約 11.6 億円は調整に入れた。

リスクと懸念

国内プラントの集約

国内の石油需要は減り続け、製油所とエチレン設備の閉鎖や縮小が進む。保温の補修は配管の長さに比例するので、設備が減ればプラント関連の量が細る。売上の 3 分の 2 を占める柱の母数が縮むことが、最大の構造リスクだ。

石綿の集団訴訟

昔の建材にアスベストを使っていたため、建材メーカー多数を相手取った集団訴訟の 1 社として係争中だ。会社は因果関係が認められれば敗訴の可能性があると開示している。元従業員への補償も続き、判決次第で一度に費用が出る。

代替材との値段の競争

保温材ではロックウールとグラスウール、耐火被覆では吹き付けのロックウールが安い代替になる。元請けが工事の値段を決めるので、材料費の高騰が一服すると値上げを保てない恐れがある。

受注の波

受注残は 2026 年 3 月期末に前年の 7 割まで減り、会社は今期の営業利益を 3 割減と見込む。プラントの定期修理と大型ビルの着工の時期で、利益は 2〜3 割振れる。

現金をためる資本政策

純現金は 7 年で 38 億円まで積み上がったが、自社株買いの実績はない。資本コストを下回る ROE が続けば、ためた現金は帳簿の額ほどの価値を生まない。PBR 1 倍の目標に行動が伴うかが問われる。

今後の分かれ目

自社株買いを始めるか、配当性向を 5 割以上に引き上げる方針を出したら
余った現金の戻り方を 1.0 に上げ、やや楽観の確率を厚くする。
受注残が 2 期続けて増え、営業利益率が 12% 以上で定着したら
値上げの定着の証拠として、中立の利益率を上に直す。
大手の石油・化学会社が製油所やエチレン設備の閉鎖を追加で発表したら
プラント向けの量の見通しを下げ、やや悲観に重みを移す。
石綿の集団訴訟で敗訴し、まとまった補償の費用が出たら
悲観の床を下げ、悲観の確率を上げる。
同業や投資ファンドから買収の提案や大量保有が出たら
現金と工場の価値が表に出る筋書きとして、楽観側の確率を見直す。

見ておくもの

  • 受注高と受注残(特にプラント関連の定期修理)
  • 営業利益率と値上げの浸透
  • 製油所・エチレン設備の閉鎖の発表
  • 石綿の集団訴訟の判決
  • 自社株買いと配当性向の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価や PBR を見ずに、ROE と k 8% から決めた。事業の ROE は中立で 6% 前後と k を下回るので、PER の上限は 1÷k の 11.8 倍で、中立はその 8 割。量はプラントの集約で 1 割強減り、値段は物価並みとした。営業利益率は 9.3% で過去 9 年の山 15.9% より下。純現金 38 億円のうち運転資金を残した 20 億円を余った現金とし、政策保有株の配当は利益に残すので余りに足していない。PBR 0.6 倍は割安の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→13.63 倍・やや楽観 PER 10.5→12.65 倍・中立 PER 9.4→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(ガラス・土石製品)の AI 分析

割安 ヤマックス5285 熊本発の二次製品メーカー。利益率は3年で3倍に跳ねた。山が半分戻ってもなお、今の値段は低い 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 石塚硝子5204 ガラスびん・プラスチック容器・食器を手がける容器メーカー。稼ぐ力は資本コストに届かないが、時価総額は純資産の3分の1で、政策保有株と賃貸不動産の含みまで考えると、値段は低すぎると見る 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 太平洋セメント5233 国内の縮む需要を米国と廃棄物処理で埋める会社。稼ぐ力に対し、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 クニミネ工業5388 ベントナイトの国内最大手。資源と現金の厚みは本物だが、主力の鋳物向けが縮み、値段は適正圏 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アジアパイルホールディングス5288 国内の杭で首位を争う会社。過去最高の利益が定着するかが分かれ目で、今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 日本興業5279 四国の土木用コンクリート製品の会社。防災と維持補修の仕事は底堅く、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +37.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ヤマウホールディングス5284 利益率16%の山をならして置いても、値段は妥当圏。上振れは大きいが、公共予算と値崩れの下振れも深い 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 美濃窯業5356 セメント向け耐火物で国内首位、半導体向け焼成炉が稼ぎ頭。純現金が時価総額の3割あり、還元が強まれば差が出る 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) やや割安 神島化学工業4026 海水から作るマグネシウムと外装建材の2本柱。利益は伸びたが、住宅の縮小と投資の重さが重い 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニチハ7943 国内の窯業系外壁材で6割を握る堅い会社だが、縮む新築市場と米国の失敗で稼ぐ力は戻りきらず、今の値段はほぼ適正から小幅な割高 本質価値との差 +23.4% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ベルテクスコーポレーション5290 下水道・浸水対策のコンクリート製品で国内首位級。稼ぐ力は堅いが、買収の効果が出るまでは割安とは言い切れない 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 エーアンドエーマテリアル5391 ビルの耐火ボードと船・プラントの断熱で稼ぐ太平洋セメント系の素材会社。借金とアスベストの重荷があり、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ノザワ5237 堅い財務と高い還元はあるが、稼ぐ力が資本コストに届かない。値段は妥当圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 ニッコー5343 浄化槽とセラミック基板で立ち直った金沢の老舗。基板の伸びは本物だが、薄い自己資本と無配を考えるとまだやや割高 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 TOTO5332 国内トイレ首位の安定収益と中国不振を抱えつつ、半導体用セラミックスが利益の半分を稼ぐ柱に育ち、10年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +10.7% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日本カーボン5302 半導体向け炭素材とSiC繊維に稼ぎの核があるが、電極事業の重しで価値は今の値段の近辺 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 品川リフラ5351 鉄鋼向け耐火物の世界大手だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、利益の質も見かけより低い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 ノリタケ5331 MLCC 材料が稼ぎを引っ張る一方、砥石と食器が重く、資本効率は低い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 AGC5201 建築・自動車ガラスの世界首位級の地位とEUVマスクブランクスの成長は本物だが、ライフサイエンスの再建とROEの資本コスト割れの解消が本質価値を左右する 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 フジミインコーポレーテッド5384 半導体を磨く材料で世界の過半を握る優良会社。ただ 1,300 億円の投資が実る前の値段は、おおむね妥当 本質価値との差 +8.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 SECカーボン5304 アルミ精錬の炉に敷く炭素の部材で世界の二強の一角。現金と保有株は時価総額並みだが、稼ぐ力は市況次第で、評価はほぼ適正 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 日本ヒューム5262 下水道管と杭で稼ぐ堅実な会社。利益の質は悪くないが、今の値段は稼ぐ力に対してやや高い 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ジオスター5282 トンネルの部材を作る日鉄系の軽い工場会社。現金は厚いが、事業の稼ぎは細り、現金の戻り方も弱く、安さは見かけほどではない 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 MARUWA5344 AI 向けの通信基板で利益は急伸中。ただ稼ぎが一つの需要に偏り、今の値段は先の先まで織り込んでいる 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 三谷セキサン5273 杭で首位に並ぶ軽い事業と、使われない現金の山。利益率は山の上にあり、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本山村硝子5210 国内シェア首位のガラスびん会社。稼ぐ力は戻ったが、縮む市場と窯の更新費が値段の上限を決める 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 TYK5363 製鉄所の炉を守る耐火物の老舗。純現金は厚いが、国内の需要が縮み、資本の効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 住友大阪セメント5232 国内セメントは稼げない側に回り、半導体部品が頼み。稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) やや割高 日本電気硝子5214 液晶ガラスの値上げで利益は戻ったが、稼ぐ力はまだ資本コストに届かない。今の値段は先の成功をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −11.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ヨータイ5357 鉄鋼・セメント・ガラスの窯を守る耐火物の専業。無借金で稼ぎは安定するが、鉄鋼の縮小が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 日本特殊陶業(Niterra)5334 デンソー統合の白紙撤回で規模拡大の青写真は消え、今の値段がもう無い前提をまだ映していないかが問われる 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ニチアス5393 断熱とシールで堅実に稼ぐ会社だが、半導体の追い風を先取りした今の値段は高い 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 イトーヨーギョー5287 道路用コンクリート製品と空調施工の小さな堅実企業。手元の現金は厚いが、稼ぐ力は資本コスト並みで、価値は今の値段をやや下回る。 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ニッカトー5367 電子部品の工場で使う消耗品が稼ぎの柱。堅い財務は魅力だが、事業の利益は 10 年で現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 日東紡績3110 AI サーバー向けガラスクロスで稼ぐ力は本物。ただし今の値段は、その好況が長く続くところまで織り込んでいる 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 日本ガイシ(NGK)5333 事業構成の転換は方向として正しいが、今の値段はその転換の成功をすでに先取りしすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) 割高 日本ルツボ5355 140年続く坩堝の老舗。焼却炉の工事が稼ぎ頭に育ったが、資本コストに届く稼ぎはまだ遠く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 オハラ5218 半導体露光装置向けの素材は本物の強み。ただ光学ガラスの赤字と低い資本効率が重く、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東洋炭素5310 黒鉛で世界首位級の素材会社。SiC の調整で利益は急減し、今の値段は中計どおりの回復を先取りしている 本質価値との差 −33.7% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 マイポックス5381 光ファイバーと半導体の研磨フィルムを作る小型メーカー。AI 需要で利益は戻るが、波が大きく、利益の波と借入が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 東海カーボン5301 炭素素材の老舗。半導体とアルミ向けの追い風で稼ぎは戻ったが、倍率は先を見すぎている 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 鶴弥5386 屋根瓦の国内最大手だが、新築の減少で稼ぐ力は細る。純資産の 2 割の値段でも、本業の利益を見ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 日本コンクリート工業5269 杭で首位に離され、稼ぎは資産の半分も活かせない。持ち合い株の厚みが下値を支えるが、値段は先走り 本質価値との差 −48.9% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 トーヨーアサノ5271 建物の基礎杭を作る静岡・東京の小さな会社。売上は2年で3割縮み、借金は自己資本を超える。稼ぐ力に比べ、今の値段は割高 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 旭コンクリート工業株式会社5268 下水道のヒューム管などを作る小さな堅実企業。無借金で利益率は最高圏だが、成長はなく、今の値段は割高 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 ダントーホールディングス5337 外装タイルの老舗は12年連続で営業赤字。不動産の売却益で純利益が出ただけの会社に、今の値段は蓄電池への期待を先に払いすぎで大幅な割高 本質価値との差 −95.6% · 10 年 割高(年 −19.2%)

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読んだ資料

  1. 2027年3月期 第1四半期決算短信
  2. 有価証券報告書テキスト(2026年3月期・EDINET DB)

分析日 2026-10-20