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ケーシーズ・ゼネラル・ストアーズ CASY

米国 3 位のコンビニ。小さな町の寡占と調理品で伸びる良質な事業だが、燃料粗利が高止まりの今、GAAP の約 36 倍は利益ベースの正当化 PER(約 15 倍)の倍以上で割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)270.42 ドル101 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)713.7 ドル266 億ドル差 −62.1%
10 年後から見ると 割高 価値 270.42 ドル101 億ドル · 差 −62.1% · 期待の年率 −3.1%
期待の年率リターン(10 年)−3.1%資本コスト比 −11.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ケーシーズ(Casey's)は米国中西部を中心に 19 州で 2,944 店を持つ米国 3 位のコンビニで、ピザでは全米 5 位の規模でもある。2026 年 4 月期(kabufu の表記は 2025/12)の売上は 175.6 億ドル、EBITDA は約 14.8 億ドル、GAAP の純利益は 7.14 億ドル(前年比 +30.7%)。利益の柱は店内販売(調理品・飲料と食料品)の粗利 26.8 億ドル、燃料の粗利 15.0 億ドル(1 ガロン 42.6 セント)、その他 1.5 億ドルで、店内は粗利率 42% 前後と高く、燃料は数量が減る前提でも粗利が積み上がる。

売上 = 数量 × 価格で 3 つの塊に分け、10 年を置いた。店内は取引件数 × 1 件の売上(価格は物価並みの 1.41 倍が基本)、燃料はガロン数 × 価格(粗利は 1 ガロンあたりのセントで置く)。数量は小さな町での出店(今後 3 年で 400 店以上)と占有率の上昇で、業界全体の取引件数の減少(2025 年に −1.7%)を上回る。ワワ(Wawa)・バッキーズ(Buc-ee's)・サークル K(Circle K)が中西部へ入り、電気自動車で燃料が減り、たばこが細る点は悲観の筋書きに入れた。

バリュー投資の観点では、10 年後も存在し堀は今と同程度から少し広い。ただし今の値段は GAAP の純利益の約 36 倍で、資本コスト 8.0%・ROE 約 14%・長期の g 3.3% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 15 倍。利益の質を見てその 8 割を使い、10 年目の利益に 12.4 倍)の倍以上で、2026 年度は燃料粗利が歴史的に高い(第 1 四半期は 47.8 セント)。確率を中立寄りに置いても、本質価値は今の時価総額を約 61% 下回り、割高と出た。台帳の時価総額 257 億ドルは検索の 228 億ドルより 13% 高いが、検索の値でも割高は変わらない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10 年後も存在し今より強いかを問う。答えは「存在し、少し強い」。人は 10 年後も車で出かけ、小さな町には店が要る。ケーシーズは調理品(ピザ)と会員制度と PB を足場に、店内の粗利率を上げながら新店で数量を増やしている。電気自動車で燃料は減るが、店内の来店理由(食事)は燃料から切り離せる。

オーナー利益:純利益 7.14 億ドルから、設備投資(約 6.6 億ドル。D&A 4.5 億ドルを約 2 億ドル上回る分が成長投資)を引いた FCF は約 7 億ドル(facts の FCF 7.2 億ドル)で、時価総額の約 2.8%。成長に投資しながら ROIC 15% を保つため、事業としては優れている。

資本配分:買収は一部成功(フィクスは EBITDA の約 9 倍と高く、改装が続く)で、配当・自社株買いは控えめ。経営の質は良好で、強い小売の資本配分に近い。

安全域:問題は値段にある。今の GAAP PER は約 36 倍。式どおりに置くと、成熟した倍率は約 15 倍で、純利益が 5% 台で伸びても今の 4 割ほどの値段が本質。2026 年度は燃料粗利が歴史的に高く、正常化すれば利益は下がる。事業は評価できるが、安全域は無い。

何で稼ぐ会社か

収益は 3 つの塊に分かれる(セグメント開示は売上と粗利のみで、営業利益は営業費用 28.4 億ドルと D&A 4.5 億ドルを配分した推定)。第 1 は店内販売で、売上 63.4 億ドル(粗利率 42.2%)。調理品・飲料(ピザ・朝食・チキン・ドリンク。粗利 10.4 億ドル)と食料品・雑貨(スナック・飲料・たばこ・酒。粗利 16.4 億ドル)から成り、調理品は原価率が低く利益の質を決める。会員制度(ケーシーズ・リワード、約 1,100 万人)で来店を呼び、PB(自社ブランド)の菓子は 2027 年度第 1 四半期に数量 +16% と全国ブランドを上回った。営業利益は推定で 5.2 億ドル(利益率約 8%)。

第 2 は燃料で、売上 106.2 億ドル、販売量 35.2 億ガロン、粗利は 1 ガロン 42.6 セント(カード手数料を除く)。売上の 6 割を占めるが、粗利では 3 割強にとどまる。店へ客を呼ぶ入口で、エタノール混合燃料の粗利が高い。営業利益は推定で約 5.0 億ドル。第 3 はその他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料など)で売上 6.1 億ドル。2024 年 11 月に買収したフィクス(Fikes。CEFCO を含む 198 店と卸燃料網、11.45 億ドル)の卸売がここに入る。

全社の営業利益は約 10.4 億ドルで、塊の合計 10.35 億ドルに調整 0 を足した。数字の注意:塊ごとの営業利益と、取引件数 7.0 億件(1 店 1 日 約 650 件)、その他の取引単位 3.0 億は推定。売上と粗利は開示どおり。

優良さと弱いところ

堀は「小さな町での密度」と「調理品を店内で作る仕組み」にある。人口 2 万人未満の町に 6 割ほどが出店し、ほかにガソリンと食料品を同時に買える店がない場所が多い。ウォルマートや大手チェーンが入りにくい市場で、店舗の近くに専用の配送拠点と調理工場を持つ。ピザ(全米 5 位)は店内で作り、粗利が高く、価格を決める力は店内の方が燃料より強い。直近 3 年計画では EBITDA が年 16%・店内既存店が年 +4% で、店舗を 504 増やした。

弱いところ:燃料は市場価格に連動し、粗利は 36〜48 セントの間で動く(2026 年度は 42.6 セントで過去最高水準。マーフィー USA も 2026 年は 35〜40 セントと高い)。たばこは長期で減り、2027 年度第 1 四半期は酒・スナック・たばこが食料品を引き下げた。店内の取引件数は業界全体で 2025 年に −1.7%。

資本効率:帳簿の ROE は 18.1%、投下資本利益率(ROIC)は説明会で 15%(WACC 7.3%)。経営は CEO ダレン・レベレス体制で買収と新店を続けるが、買収は価格が高い(フィクスは EBITDA の約 9 倍)。ROIC が資本コストを約 8 ポイント上回る、堅い事業。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国のコンビニの店内売上は 2025 年に 3,412 億ドル(+1.7%、23 年連続の増加)で、ガソリンを含む総売上は 8,175 億ドル。店数は 15.2 万店(−0.2%)、取引件数は店内 −1.7%・全体 −3.0% と、客数は減って単価が支える。燃料は売上の 65% だが粗利の 38.8% で、コンビニが米国の燃料の約 8 割を売る。10 店以下の小さな事業者が 63% を持ち、500 店以上の事業者は 22%。つまり再編が続く業界で、ケーシーズの店内売上 63.4 億ドルは 1.9% の占有率。

構造の変化は 3 つ。第 1 に GLP-1 薬の普及と禁煙で、菓子・酒・たばこの数量が減る。第 2 に電気自動車で、燃料のガロンは長期で減る方向(既存店ガロンは 2027 年度の見通しで −1〜+1%)。第 3 に競合の入れ替えで、ワワは 6 州へ 240 店、バッキーズは 6 州へ、サークル K(カウチ・タール)とセブン-イレブンの再編、マーフィー USA の低価格燃料店が共存する。ケーシーズは調理品と PB で店内の粗利を守る。

循環の位置:燃料粗利は高止まりで利益が上振れしている局面。2027 年度第 1 四半期は燃料粗利 47.8 セントで EBITDA が +17% だが、店内既存店は +3.2%(前年 +4.3%)に鈍り、売られた。景気後退期は店内の客数が落ちても燃料粗利が上がる(価格が下がる局面)ため、利益の下振れは小さい。

資本政策と M&A

資本配分は新店・買収が最優先で、増配が 27 年連続、自社株買いは補助。2026 年度の設備投資は 6.6 億ドル、自社株買い 2.0 億ドル、配当 0.83 億ドル、買収 1.4 億ドル。2027 年度の設備投資は約 8 億ドルの見通しで、3 年で FCF 約 20 億ドル、新しい 10 億ドルの自社株買い枠(残り約 9.7 億ドル)を示した。負債は有利子負債 24.3 億ドル(平均金利 4.3%)、長期の目標は負債÷EBITDA 約 2.0 倍で、今は約 1.6 倍と余力がある。

M&A:2024 年 11 月のフィクス(CEFCO)は 11.45 億ドル(税の恩恵込みで実質 9.8 億ドル)で 198 店。CEFCO の旗をケーシーズに替える改装を進めており(2026 年度に約 50 店)、2027 年度第 2 四半期は改装で売上が一時的に落ちる。今後の M&A は小規模な買収が中心で、未成立の大型案件はなく、筋書きには足していない。

借り換え:平均金利 4.3% の負債が借り換えで約 5.75% へ上がり、3 年で利払いは約 0.2 億ドル、10 年で約 0.4 億ドル増える。この分は純利益に入れた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ケーシーズは小さな町で寡占に近い立場を持ち、調理品で店内の粗利率を 42% 台に保ったまま、店内既存店を年 +4% で伸ばしてきた。3 年計画では EBITDA が年 16%、新店 504 で、新しい計画(2027〜2029 年度)は EBITDA 年 8〜10%、新店 400 以上、3 年で FCF 約 20 億ドルを目標にしている。リワード会員 約 1,100 万人、PB の菓子 +16%、ピザは全米 5 位で、競合が入りにくい地域に出店余地が大きい。

買収したフィクス(198 店)は旗の替えが進み、2027 年度から本格的に利益を出す。EBITDA の見通し +8〜10% に対し、第 1 四半期は +17%。燃料粗利が 47.8 セントと高く、エタノール混合燃料の比率が上がれば、粗利の底上げが続く。10 年で店内取引が 1.45 倍、価格 1.46 倍、店内営業利益率 13% に届けば、純利益は 17 億ドル超(今の約 2.4 倍)、式の倍率(ROE 19%・g 4%)で約 17 倍となり、時価総額は 290 億ドルに届く。

慎重な見方

今の値段は燃料粗利が歴史的に高い年の純利益の約 36 倍で、正常化の余地がない。燃料粗利は 2026 年度に 42.6 セント、第 1 四半期は 47.8 セントだが、過去 10 年は 36〜42 セントで、マーフィー USA の想定のとおり 2026 年後半は低下する。店内既存店は第 1 四半期に +3.2% へ鈍り(前年 +4.3%)、見通し(+2〜5%)の下限に近い。

店内は構造的に細る。取引件数は業界全体で 2025 年に −1.7%、たばこ・酒・スナックは 2027 年度第 1 四半期に食料品を引き下げ、GLP-1 薬の普及で菓子の数量は減る。電気自動車で燃料のガロンは減り、既存店ガロンの見通しは −1〜+1%。ワワ・バッキーズ・サークル K が中西部へ入り、小さな町の寡占は崩れうる。

買収も重い。フィクスは EBITDA の約 9 倍で、CEFCO の改装中は売上が落ちる。式で置いても、資本コスト 8.0%・ROE 14%・g 3.3% の倍率は約 15 倍で、今の約 36 倍はそのまま正当化されない。

どちらに重みを置いたか

事業の質(調理品・会員・PB・小さな町の寡占)は実際の数字で、倒れる事業ではない。一方、今の値段は燃料粗利が高い年の利益の約 36 倍で、利益ベースの正当化 PER(約 15 倍)の倍以上。10 年の中立の時価総額は今を下回り、強気の筋書き(確率 9%)でもようやく今を超える。確率は中立を最も厚くし、悲観側(やや悲観・悲観)を 33% に置いた。倍率は式の 7〜9 割に置き、燃料粗利の正常化と取引件数の減少は利益率と数量に入れた。確率で重ねた本質価値は今の時価総額を約 61% 下回り、結論は「割高」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 389.40 ドル145 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 132.32 ドル49 億ドル)。 今の値に割り戻すと 270.42 ドル101 億ドル、今との差 −62.1%、 期待の年率 −3.1%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 772.50 ドル288 億ドル 187.76 ドル70 億ドル +34.6% +3.0% 86.42 ドル32 億ドル
やや楽観 22% 524.12 ドル195 億ドル 160.94 ドル60 億ドル −4.0% −0.4% 150.71 ドル56 億ドル
中立 36% 398.59 ドル149 億ドル 139.48 ドル52 億ドル −24.6% −2.8% 193.70 ドル72 億ドル
やや悲観 22% 234.16 ドル87 億ドル 101.93 ドル38 億ドル −52.9% −7.3% 73.94 ドル28 億ドル
悲観 11% 86.91 ドル32 億ドル 67.06 ドル25 億ドル −78.4% −14.2% 16.94 ドル6 億ドル
加重平均100% 389.40 ドル145 億ドル132.32 ドル49 億ドル −26.9% −3.1% 521.72 ドル195 億ドル

今の株価時価総額 713.65 ドル266 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 9% 楽観:占有率が 1.5 倍になり、店内利益率が 13% へ 利益 17 億ドル · PER 16.6 倍 · 株価時価総額 772.50 ドル288 億ドル

10 年後(2036 年 4 月期)、ケーシーズは店数を約 4,300 店へ増やし、店内の取引件数は今の 1.45 倍(市場 −5%、占有率 +53%)、1 件の売上は 1.46 倍(物価 1.41 倍と調理品の構成上昇)。店内営業利益率は調理品の構成と運営の効率で 13%(今 8.2%)。燃料は電気自動車でも新店と寡占でガロン 1.25 倍、粗利は 49 セント。売上は約 3,371 億ドル、EBITDA は約 34.2 億ドル(年 +8.7%)、純利益は約 17.4 億ドルで、今の約 2.4 倍。競合ではワワ・マーフィー USA を店内で上回る姿。倍率は ROE 19.4%・g 4%・k 8.0% の式の 9 割(10 年目の利益に ×(1+g))で 16.6 倍、時価総額は約 288 億ドル。10 年の正味還元は約 70 億ドル。

  • 店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨):数量 10.2(店内の取引件数(億件))× 価格 13(1 件あたり店内売上(ドル))→ 売上 134 億ドル・営業利益 17 億ドル。数量 ×1.45、価格 ×1.46、営業利益率 13.0%
  • 燃料:数量 43.9(燃料の販売量(億ガロン))× 価格 4.26(1 ガロンあたり価格(ドル))→ 売上 187 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 ×1.25、価格 ×1.41、粗利 49 セント − 費用 35 セント(ガロンあたり)
  • その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか):数量 5.4(サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位))× 価格 2.93(1 単位あたり売上(ドル))→ 売上 16 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 ×1.8、価格 ×1.45、営業利益率 8.0%

倍率:利益ベースの正当化 PER:事業の ROE 19.3%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 0.50(普通の堀)で RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 13.7%、g 4.0%(価格(物価 3.5%)+ 市場の数量(取引件数の減少)+ 占有率の増減から出した値。ROE から出していない)、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 17.7 倍(来年の利益に対して)。燃料の粗利が高い年の利益を平らにならした稼ぎに掛けるので、上限の 9 割(15.9 倍)に置き、10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 16.6 倍。時価総額 = 純利益 17 × 16.6 倍 = 288 億ドル。

確率:調理品・会員・PB で店内利益率が 13% へ上がり、新店が 10 年続き、燃料粗利も保たれる、が揃う必要がある。EBITDA 年 8.7% を 10 年続ける筋書きで 9%。

やや楽観 22% やや楽観:店内が年 +6%、EBITDA 年 +6.9% 利益 14 億ドル · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 524.12 ドル195 億ドル

10 年後(2036 年 4 月期)、店数は約 4,100 店、店内の取引件数は 1.30 倍、1 件の売上は 1.43 倍、店内営業利益率は 12.1%。燃料はガロン 1.17 倍、粗利は 47.5 セント。売上は約 3,072 億ドル、EBITDA は約 29.0 億ドル(年 +6.9%)、純利益は約 14.0 億ドルで、今の約 2.0 倍。競合のワワ・バッキーズに分けつつ、小さな町の寡占で伸び続ける。倍率は ROE 16.5%・g 3.5% の式の 85% で 14.0 倍、時価総額は約 195 億ドル。10 年の正味還元は約 60 億ドル。

  • 店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨):数量 9.1(店内の取引件数(億件))× 価格 13(1 件あたり店内売上(ドル))→ 売上 118 億ドル・営業利益 14 億ドル。数量 ×1.3、価格 ×1.43、営業利益率 12.1%
  • 燃料:数量 41.1(燃料の販売量(億ガロン))× 価格 4.26(1 ガロンあたり価格(ドル))→ 売上 175 億ドル・営業利益 5 億ドル。数量 ×1.17、価格 ×1.41、粗利 47.5 セント − 費用 35 セント(ガロンあたり)
  • その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか):数量 5.0(サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位))× 価格 2.86(1 単位あたり売上(ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 ×1.65、価格 ×1.42、営業利益率 7.0%

倍率:利益ベースの正当化 PER:事業の ROE 16.5%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 0.50(普通の堀)で RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 12.2%、g 3.5%(価格(物価 3.5%)+ 市場の数量(取引件数の減少)+ 占有率の増減から出した値。ROE から出していない)、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 15.9 倍(来年の利益に対して)。燃料の粗利が高い年の利益を平らにならした稼ぎに掛けるので、上限の 8.5 割(13.5 倍)に置き、10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 14.0 倍。時価総額 = 純利益 14 × 14.0 倍 = 195 億ドル。

確率:新計画(年 8〜10%)の後半に減速して、10 年全体で年 +6.9%。小さな町の出店余地が約 7 年は続く。22%。

中立 36% 中立:店内が年 +5.4%、燃料は粗利が物価に追いつかない 利益 12 億ドル · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 398.59 ドル149 億ドル

10 年後(2036 年 4 月期)、店内の取引件数は今の 1.22 倍(市場 −5%、占有率 +28.5%)、1 件の売上は物価並みの 1.41 倍で、店内営業利益率は 11.8%(今 8.2%。調理品の構成上昇と運営の効率)。燃料は電気自動車で既存店は減るが新店でガロン 1.12 倍、粗利は 46 セントで、費用が物価で上がり 1 ガロンの営業利益は今の 14 セントから 10.5 セントへ下がる。売上は約 2,895 億ドル、EBITDA は約 26.0 億ドル(年 +5.8%)、純利益は約 12.0 億ドルで、今の約 1.7 倍(年 +5.3%)。倍率は ROE 14.4%・g 3.3%(価格 3.5% + 市場の数量 −0.6% + 占有率 +0.4%)・k 8.0% の式の 8 割で 12.4 倍、時価総額は約 149 億ドル。10 年の正味還元は約 52 億ドル。

  • 店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨):数量 8.5(店内の取引件数(億件))× 価格 13(1 件あたり店内売上(ドル))→ 売上 109 億ドル・営業利益 13 億ドル。数量 ×1.22、価格 ×1.41、営業利益率 11.8%
  • 燃料:数量 39.4(燃料の販売量(億ガロン))× 価格 4.26(1 ガロンあたり価格(ドル))→ 売上 168 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量 ×1.12、価格 ×1.41、粗利 46 セント − 費用 35.5 セント(ガロンあたり)
  • その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか):数量 4.5(サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位))× 価格 2.84(1 単位あたり売上(ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 ×1.5、価格 ×1.41、営業利益率 6.0%

倍率:利益ベースの正当化 PER:事業の ROE 14.3%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 0.50(普通の堀)で RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 11.1%、g 3.3%(価格(物価 3.5%)+ 市場の数量(取引件数の減少)+ 占有率の増減から出した値。ROE から出していない)、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 15.0 倍(来年の利益に対して)。燃料の粗利が高い年の利益を平らにならした稼ぎに掛けるので、上限の 8 割(12.0 倍)に置き、10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 12.4 倍。時価総額 = 純利益 12 × 12.4 倍 = 149 億ドル。

確率:新計画の 3 年を過ぎると新店の効果が薄れる。店数は約 3,900 店、店内は年 +5.4%。燃料の費用は物価で上がるが、粗利は 46 セントまでしか上がらない。最も自然で 36%。

やや悲観 22% やや悲観:競合に分けられ、燃料が細る 利益 9 億ドル · PER 10.3 倍 · 株価時価総額 234.16 ドル87 億ドル

10 年後(2036 年 4 月期)、店内の取引件数は 1.12 倍にとどまり(市場 −7%、占有率 +20%)、1 件の売上は競争で物価を下回る 1.38 倍、店内営業利益率は 10.5%。燃料は既存店の減少を新店が打ち消し、ガロン 1.0 倍、粗利は 43 セント、費用は 36 セント。売上は約 2,580 億ドル、EBITDA は約 20.8 億ドル(年 +3.4%)、純利益は約 8.5 億ドルで、今の約 1.2 倍(物価を下回る)。競合に負ける場合の利益はこの程度。倍率は ROE 10.6%・g 2.6%・k 8.0% の式の 75% で 10.3 倍、時価総額は約 87 億ドル。10 年の正味還元は約 38 億ドル。

  • 店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨):数量 7.8(店内の取引件数(億件))× 価格 12(1 件あたり店内売上(ドル))→ 売上 98 億ドル・営業利益 10 億ドル。数量 ×1.12、価格 ×1.38、営業利益率 10.5%
  • 燃料:数量 35.2(燃料の販売量(億ガロン))× 価格 4.26(1 ガロンあたり価格(ドル))→ 売上 150 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量 ×1、価格 ×1.41、粗利 43 セント − 費用 36 セント(ガロンあたり)
  • その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか):数量 3.8(サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位))× 価格 2.78(1 単位あたり売上(ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量 ×1.25、価格 ×1.38、営業利益率 4.0%

倍率:利益ベースの正当化 PER:事業の ROE 10.6%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 0.50(普通の堀)で RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 9.3%、g 2.6%(価格(物価 3.5%)+ 市場の数量(取引件数の減少)+ 占有率の増減から出した値。ROE から出していない)、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 13.3 倍(来年の利益に対して)。競合の進出と燃料の縮小で優良でなくなる分、上限の 7.5 割(10.0 倍)に置き、10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.3 倍。時価総額 = 純利益 8 × 10.3 倍 = 87 億ドル。

確率:ワワ・バッキーズ・サークル K が中西部へ入り、店内の取引件数が減る。電気自動車で燃料の既存店が減り、粗利は 43 セントにとどまる。22%。

悲観 11% 悲観:構造的に負け、電気自動車と競合で収益が細る 利益 4 億ドル · PER 8.8 倍 · 株価時価総額 86.91 ドル32 億ドル

10 年後(2036 年 4 月期)、もう優良ではなくなっている。店内の取引件数は 0.95 倍(市場 −10%、占有率 +5.5%)、1 件の売上は 1.30 倍にとどまり、店内営業利益率は 8.2%。燃料はガロン 0.85 倍、粗利は 38 セント、費用は 37 セントで利益はほぼゼロ。CEFCO 系の店舗は閉鎖と減損が出る。売上は約 2,134 億ドル、EBITDA は約 13.7 億ドル(年 −0.8%)、純利益は約 3.7 億ドル。倍率は ROE 5.7% が k 8.0% 以下なので 1÷k の 7 割で 8.8 倍、時価総額は約 32 億ドル(自己資本約 65 億ドルに対し PBR 0.5 倍。倒産に近いわけではなく、ROE 6% の事業は自己資本を下回るという式の結果)。10 年の正味還元は約 25 億ドル。

  • 店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨):数量 6.7(店内の取引件数(億件))× 価格 12(1 件あたり店内売上(ドル))→ 売上 78 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 ×0.95、価格 ×1.3、営業利益率 8.2%
  • 燃料:数量 29.9(燃料の販売量(億ガロン))× 価格 4.26(1 ガロンあたり価格(ドル))→ 売上 127 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量 ×0.85、価格 ×1.41、粗利 38 セント − 費用 37 セント(ガロンあたり)
  • その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか):数量 3.0(サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位))× 価格 2.62(1 単位あたり売上(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量 ×1、価格 ×1.3、営業利益率 2.0%

倍率:事業の ROE 5.7% が k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)以下なので、ためた利益は 1 ドル未満の価値。PER は 1 ÷ k = 12.5 倍が上限。競合の進出と燃料の縮小で優良でなくなる分、上限の 7 割(8.8 倍)に置き、10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 8.8 倍。時価総額 = 純利益 4 × 8.8 倍 = 32 億ドル。

確率:電気自動車と競合の進出で燃料の既存店が毎年 3% 減り、店内の取引件数も減る構造的な筋書き。たばこと GLP-1 の逆風も重なる。11%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

店内販売(調理品・飲料と食料品・雑貨)

店内の調理品・飲料(ピザ・朝食・ドリンク)と食料品・雑貨(スナック・飲料・たばこ・酒)。売上の約 36%、粗利の約 62%。

数量店内の取引件数(億件)価格1 件あたり店内売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 7.0 9.06 63 5
10 年後 中立 8.5 13 109 13

取り方:売上 63.4 億ドル・粗利率 42.2%(開示)。営業利益 5.2 億ドルは推定(営業費用と D&A を配分)。取引件数 7.0 億件は、1 店 1 日 約 650 件 × 2,944 店 × 365 日で推定、1 件 9.06 ドル。

燃料

店舗併設のガソリンスタンド。売上の約 60% だが粗利は 35%。来店の入口で、粗利は 1 ガロンあたりのセントで見る。

数量燃料の販売量(億ガロン)価格1 ガロンあたり価格(ドル)売上営業利益
今 2025/12 35.2 3.02 106 5
10 年後 中立 39.4 4.26 168 4

取り方:売上 106.2 億ドル・販売量 35.15 億ガロン(開示)から 1 ガロン 3.02 ドル。粗利は 1 ガロン 42.6 セント。営業利益 5.0 億ドルは、粗利 15.0 億ドルから配分した営業費用・D&A(1 ガロン約 28 セント)を引いた推定。

その他(洗車・卸売燃料・宝くじ手数料ほか)

洗車・卸売燃料(フィクス)・宝くじ手数料・ギフトカードなど。売上の約 3%。

数量サービス・卸売の取引・出荷単位(億単位)価格1 単位あたり売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 3.0 2.02 6 0
10 年後 中立 4.5 2.84 13 1

取り方:売上 6.05 億ドル・粗利 1.48 億ドル(開示)。営業利益 0.15 億ドルは推定。取引・出荷単位 3.0 億は売上に合わせて置いた推定。

リスクと懸念

燃料粗利の正常化

2026 年度の燃料粗利は 42.6 セント、第 1 四半期は 47.8 セントで、過去 10 年(36〜42 セント)の上端を超える。5 セント下がると 1 年で営業利益が約 1.8 億ドル(今の約 17%)減る。マーフィー USA も 2026 年後半に 35 セントを想定し、業界全体で戻る可能性が高い。

店内の取引件数の減少

業界の店内取引件数は 2025 年に −1.7%。たばこ・酒・スナックは 2027 年度第 1 四半期に食料品を引き下げ、GLP-1 薬の普及で菓子の数量も減る。店内既存店の見通しは +2〜5% で、第 1 四半期は +3.2%(前年 +4.3%)と鈍った。

電気自動車による燃料の減少

既存店のガロンは 2027 年度の見通しで −1〜+1%。電気自動車の普及で長期は減る方向で、燃料は粗利の 35% を占める。ガロンが年 2〜3% 減ると、粗利は 10 年で約 2〜3 割減る。店内の調理品の粗利でそれを埋め続けられるかが、10 年の分かれ目になる。

競合の進出

ワワは 6 州へ 240 店、バッキーズは 6 州へ、サークル K・セブン-イレブン・マーフィー USA が低価格と大型店で重なる。小さな町の寡占が崩れれば、調理品の取引と燃料の両方が分散し、店内の利益率の上昇(今の 8% から 11% 台へ)が実現しない。

買収の統合

フィクス(198 店・11.45 億ドル、EBITDA の約 9 倍)の CEFCO 店は旗の替えが続き、2027 年度第 2 四半期は改装で売上が一時的に落ちる。想定の利益に届かなければ減損が出る。

値段の高さ(倍率の縮み)

今の GAAP PER は約 36 倍。式の倍率(約 15 倍)まで縮むだけで、利益が 10 年で 1.7 倍に伸びても時価総額は今の約 0.7 倍にしかならない。

今後の分かれ目

燃料粗利が 3 四半期続けて 45 セントを超えた場合
粗利が構造的に上がっている可能性。中立の燃料の粗利を 46 セントから上げ、楽観・やや楽観の確率を上げる。
店内既存店が 3 四半期続けて +2% を下回った場合
調理品と PB の効果が鈍っている。10 年の中立の店内営業利益率 11.8% を下げ、やや悲観・悲観の確率を上げる。
ワワまたはバッキーズが、ケーシーズの主力の州(アイオワ・ミズーリ・イリノイ)に大規模に出店した場合
小さな町の寡占が崩れ始めたサイン。占有率の上昇を 0 に近づけ、10 年の g を下げる。
2026 年 12 月の第 2 四半期決算で EBITDA の見通し(+8〜10%)が引き上げられた場合
2027 年度の水準が上がり、10 年の道筋の出発点が上へずれる。ただし燃料粗利の上振れなら 10 年の倍率には効かない。
CEFCO 系 198 店の改装後の店内既存店が、ケーシーズ全体を上回った場合
買収の価値が実現する。買収額(11.45 億ドル)に対する利益が EBITDA の 9 倍を割れば成功。
不況で店内の客数が 5% 以上落ちた場合
低価格店への切り替えで利益率が下がる。10 年の悲観の確率を上げる。燃料粗利は価格下落で一時的に上がる点を差し引く。

見ておくもの

  • 店内既存店売上(2〜5% の見通し)と客数
  • 燃料粗利(セント/ガロン)と既存店ガロン
  • 店内粗利率(42% 超)と調理品の構成
  • EBITDA の伸び(年 +8〜10% の見通し)と営業費用の伸び
  • 新店の数(年 120 以上)と CEFCO の改装の進み
  • ワワ・バッキーズの中西部への出店
  • 負債÷EBITDA と自社株買い(枠の残り 約 9.7 億ドル)

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額(257 億ドル、GAAP の純利益の約 36 倍)を見る前に、3 つの塊を「数量 × 価格」と営業利益で 10 年へ積み上げた。燃料粗利は今が歴史的に高いので、正常化して置いた。倍率は今の PER ではなく、k 8.0%(基本 8.0%。循環 −0.5% と電気自動車・たばこの逆風 +0.5% で相殺)・帳簿の ROE(19% から 6% へ筋書きごとに下がる)・g(価格 3.5% + 市場の数量 + 占有率の増減。ROE からは出していない)の式から出し、上限の 7〜9 割に置いた。ROE が k 以下の悲観は PER の上限が 1÷k。結果は大きな割高になるが、倍率を今の値段へ寄せない限り避けられない。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。

同じ業種(生活必需品)の AI 分析

適正 クロロックスCLX 漂白剤・猫砂・ごみ袋・ピュレルの必需品ブランド。ERP 移行の傷・CEO 交代・借入増が重なり利益が谷にあるが、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 マコーミックMKC 調味料で世界首位の安定事業。米国の数量は弱いが、k 8.25% の利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測った値は今の時価総額を上回り、ユニリーバ統合を除いた単体ではやや割安 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ペプシコPEP 飲料とスナックの二本柱だが、値下げと原料高で北米の利益が痩せている。利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 クローガーKR 米国最大の伝統的な食品スーパー。占有率を毎年失う薄利の成熟事業だが、食料品は落ちにくく、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で見ると今の値段は適正 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ターゲットTGT 縮んだ総合量販が立て直しに投資する局面。成功すれば倍率以上に利益が戻り、競合に負ければ構造的に縮む。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は適正 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 ゼネラル・ミルズGIS 数量が縮み利益が 2 期続けて落ちた大手ブランド。価格投資は一巡したが、借金の重さを k に入れて確率を慎重側に厚くすると、本質価値は今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 タイソン・フーズTSN 牛肉の赤字を鶏肉と加工食品が支える食肉大手。k 9.75% の正当化 PER(弱い堀で下限の 1 ÷ k に近い)で測ると、中立の価値は今を上回るが、期待の年率は k を下回り、適正 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンバリークラークKMB ハギーズ・クリネックスの北米首位と、IFP 売却後の身軽な形。北米の価格投資と中国の失速はあるが、k 8.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 15 倍)は今の PER 17 倍と近く、値段は適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ホーメル・フーズHRL 豚肉の原価高と撤退で利益が落ちた、配当 127 年の加工肉・外食の会社。借金は軽いが、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で測ると今の時価総額をやや下回り、適正 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 モルソン・クアーズ・ビバレッジTAP 米国ビールの縮小とシェア低下で利益が減る最中。それでも伸びのない会社の式(PER = 1 ÷ k = 10.5 倍)で測ると中立の 10 年後は今とほぼ同じで、確率を重ねるとやや割高 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ダラー・ツリーDLTR 裁量品が約半分の均一価格店が、多価格化と客層の広がりで利益率 9% 前後に乗せた局面。利益ベースの正当化 PER で測るとやや割高で、関税還付の一過性と客数の弱さから確率も慎重側に厚く置いた 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ブンゲ・グローバルBG 世界最大級の油糧種子の圧搾・穀物商社。2026 年は圧搾利幅が山で、ならした利益に弱い堀の正当化 PER(下限の 1 ÷ k = 10.0 倍)を当てると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アルトリア・グループMO 数量が毎年 5% 減る紙巻きを値上げで支える高配当の縮む事業。名目の利益は横ばいで、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コンステレーション・ブランズSTZ モデロ・コロナの輸入ビール一本足。数量が縮む産業で純負債も重いが、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると、中立の 10 年後は今の 0.94 倍で、還元を足しても資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 クラフト・ハインツKHC ブランドは強いが数量が毎年縮む会社。k 9.0% の稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測ると中立の価値は今の時価総額とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ダラー・ゼネラルDG 農村の小型店の密度で食品の来店頻度を握る会社が、盛り損の削減と改装で利益率を戻す局面。今の値段はやや割高で、利益率の戻りが続くかが価値を分ける 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モンデリーズ・インターナショナルMDLZ 世界首位のビスケットと世界 2 位のチョコを持ち、カカオ高で利益が削られた谷にある。k 8.0% の利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は中立の価値とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ハーシーHSY チョコレート首位のブランドが、カカオ高の谷を価格改定で抜けた直後。k 7.5% の利益ベースの正当化 PER で測ると、値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コルゲート・パルモリブCL 歯磨きで世界首位とペット用療法食を持つ超安定企業。北米の数量減は重く、k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 20 倍)で見ると今の PER 25 倍はやや高く、利益の質は高いがやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 コカ・コーラKO 世界最強のブランド原液事業。強い堀の利益ベースの正当化 PER で測っても、k 7.5% では中立の 10 年後が今の約 1.1 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 プロクター・アンド・ギャンブルPG 世界最強の日用品ブランド群だが、PER 24 倍は k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 19 倍)を上回る。数量の弱さを長期の成長に入れると、値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 キューリグ・ドクターペッパーKDP JDE ピーツの買収で純負債が時価総額の 6 割になった飲料・コーヒー複合。強い飲料と縮むポッドの綱引きで、借金の重さを k に入れると 10 年の中立は今の約 0.93 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) 割高 JM スマッカーSJM コーヒーの値付けと借金返済で利益の底が見えたが、ブランドの堀は広がらず、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると中立の価値は今とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 シスコSYY 米国最大の外食向け食品卸。薄利の物流業で価格を決める力は弱いが、規模の経済と AI 効率化で利益は着実に伸びる。利益ベースの正当化 PER で見ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ケンビューKVUE タイレノール・リステリン・ニュートロジーナを持つが、数量は縮み、訴訟が再燃。買収条件に連動する株価に安全域は見えず、単体の本質価値はやや下 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 フィリップ モリス インターナショナルPM 紙巻きの減りを煙の出ない製品で埋める成長株。強い堀の利益ベースの正当化 PER でも、資本コスト 7.5% に対して今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ブラウン・フォーマンBF-B ジャックダニエルを軸にした酒類の老舗。米国の飲酒減・関税・カナダの棚外しが重いが、財務は軽く、利益ベースの正当化 PER(下限の 1 ÷ k)で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM 価格を決める力のない農産物加工の循環株。バイオ燃料の追い風で 2026 年は利益の山。ならした利益に k 9.5% の稼ぐ力(弱い堀の下限 1 ÷ k = 10.5 倍)を当てると、値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウォルマートWMT 食品の規模・通販・広告で堀は広がる。だが今の PER 43 倍は、強い堀の利益ベースの正当化 PER(約 22 倍)の 2 倍近くで、割高 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 チャーチ・アンド・ドワイトCHD 猫砂・洗濯・オーラルケアの強いブランドを買い足して伸びる必需品の中堅。ウォルマート依存と買収の失敗が影で、k 7.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 モンスタービバレッジMNST エナジー専業の高採算ブランド。利益ベースの正当化 PER で測っても、中立の 10 年後は今の時価総額の約 0.87 倍にとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エスティ ローダーEL 高級美容の名門が再建の途中。利益率は戻るが、利益ベースの正当化 PER(k 9.25%・ROE 25% 台で来年の利益に約 14 倍)では今の約 380 億ドルは回復を先取りしており、割高 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 コストコ・ホールセールCOST 会費が利益の半分を生む堀は本物だが、PER 47.6 倍は成熟後の約 2 倍。10 年の年率は資本コスト 7.5% に届かず割高 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −0.9%)

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読んだ資料

  1. ケーシーズ 2026 年度(4 月期)第 4 四半期・通期決算(8-K)
  2. ケーシーズ 2027 年度第 1 四半期決算の要約(Quartr)
  3. ケーシーズ 2026 年投資家説明会の要約(Quartr)
  4. ケーシーズ 2026 年度 10-K(フィクス買収・店舗数)
  5. 米国コンビニの店内売上 3,400 億ドル超(NACS)
  6. マーフィー USA 2026 年第 2 四半期決算(8-K)
  7. ケーシーズ 株価 5 日続落(Trefis)

分析日 2026-10-16