株譜
AI 銘柄分析 · 生活必需品 · 試作

ブンゲ・グローバル BG

世界最大級の油糧種子の圧搾・穀物商社。2026 年は圧搾利幅が山で、ならした利益に弱い堀の正当化 PER(下限の 1 ÷ k = 10.0 倍)を当てると、今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)83.68 ドル162 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)103.2 ドル200 億ドル差 −18.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 83.68 ドル162 億ドル · 差 −18.9% · 期待の年率 +6.0%
期待の年率リターン(10 年)+6.0%資本コスト比 −4.0 pt
推定の資本コスト10.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 10.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ブンゲ(Bunge)は、大豆・菜種・ひまわりなどの油糧種子を搾って植物油と粕にし、穀物を世界の産地から集めて運ぶ、世界最大級の農産物加工・穀物商社である。2025 年 7 月にビテルラ(Viterra)を取り込み、圧搾量と穀物の取扱量が一気に増えた。2025 年は売上 703 億ドル(ビテルラは半年分)、調整後の営業利益(EBIT)20.3 億ドル、調整後の純利益 12.6 億ドルで、帳簿の純利益は 8 億ドル・ROE 5.1% と谷にあった。ところが 2026 年は、米国のバイオ燃料の混合義務量(RVO)が 3 月に確定して大豆油が上がり、米国の大豆圧搾利幅は過去最高圏に入った。上半期の調整後 EBIT は 12.3 億ドル(前年 6.6 億)、通期の調整後利益の見通しは二度上がり、調整後の純利益は約 18 億ドルの水準に乗る。

ただし事業の性格は変わらない。ブンゲは商品価格の受け手で、利益は「処理量 × 1 トンあたり利益」が政策・原油・豊作に振られて決まる。2026 年は山であり、2021〜23 年の山の後に 2024〜25 年で 4〜5 割落ちた型を忘れてはならない。会社は「ミッドサイクルの利益はいまの規模で純利益 25 億ドル前後、2030 年に 29 億ドル超」と言うが、2022〜23 年の山を含む自己申告なので、中立はそれより低く置いた。

バリュー投資の観点では、山の利益に倍率を掛けず、ならした利益に利益ベースの正当化 PER を当てる。中立の 10 年後は、価格が物価並みの 1.41 倍、処理量が年 +1.5〜1.8%、純利益 27 億ドル(2026 年の約 1.5 倍)、ROE 約 10%・g 4.0%・k 10.0% で、弱い堀の正当化 PER の下限 1 ÷ k(10.0 倍)の 9.7 割を当て、10 年目の利益に対して 10.1 倍、時価総額は約 270 億ドル。今の時価総額 206 億ドルは 2026 年の調整後利益の 11 倍台だが、山の利益なので割安とは言えない。純負債は重いが、ほぼ全額が換金しやすい在庫(RMI)に見合う。ただし下は深く(悲観は今の 2 割弱)、中立でも 10 年後の時価総額は今の 1.3 倍にとどまり資本コスト 10.0% に届かないので、確率で重ねた結論は「やや割高」。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず 10 年後もあるかを問う。答えは、ある。人が食べ、燃やす穀物と油の加工と物流は、物価が上がる世界でも必要で、世界の集荷網と圧搾工場網という堀は、広がらなくても残る。ビテルラの統合でその網は厚くなった。ただし「今より強いか」には慎重で、米国の圧搾の増設、ブラジルの急増、中国との貿易、バイオ燃料政策が、利益の構造を左右する。

次にオーナー利益を見る。純利益から、工場を維持し能力を足す設備投資(年 15〜17 億ドル、減価償却 約 10 億ドルを上回る)の増加分と、在庫の資金を引いた余りが、株主のものになる。10 年後の中立の純利益 27 億ドルをならした利益と見ると、今の時価総額 204 億ドルに対する利回りは 13% 台だが、そこへ届くのに 10 年かかり、k 10.0% と成長 4% の式が出す倍率は 10 倍強にとどまる。今の 11 倍(2026 年の山の利益に対して)は、山の利益を割り引いていない値段である。

資本配分は、谷の年にも自社株買いを続けた点(2024 年 11 億ドル)、ビテルラを株式と現金で買い規模と網を取った点は評価できる。減点は、ビテルラの統合が計画どおりに行く保証がないこと、のれんと無形資産 34.5 億ドルを背負ったこと、レバレッジが 1.9 倍と上がったこと。安全域は、10 年の悲観の時価総額(約 34 億ドル)が今の 2 割弱、やや悲観でも 8 割で、下は深い。わからない部分は、RVO と 45Z が 10 年続くかと、中国の大豆・菜種の買い方である。

何で稼ぐ会社か

ブンゲの事業は 4 つの報告セグメントと本社に分かれる。第 1 は大豆の圧搾・精製(Soybean Processing and Refining)で、2025 年の売上 363 億ドル・調整後 EBIT 13.3 億ドルと最大の柱。南北アメリカ・欧州・アジアで大豆を搾り、油(食用・バイオ燃料原料)と粕(飼料)を売る。第 2 はソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製で、売上 113 億ドル・EBIT 5.8 億ドル。ビテルラのカナダの菜種、黒海のひまわり、欧州の工場が加わり、2026 年に利益が最も伸びている。第 3 は熱帯油脂と特殊素材(パーム・ココナッツなどと、製菓・外食向けの特殊油脂。旧その他油糧種子)で、売上 46 億ドル・EBIT 1.7 億ドル。第 4 は穀物の取扱いと製粉で、売上 181 億ドル・EBIT 3.9 億ドル。ビテルラの集荷網(カナダ・オーストラリア・黒海)で取扱量は 2025 年に 6,700 万トン、2026 年は年 1 億トン近い規模になる。

利益は「処理量(百万トン)× 1 トンあたり EBIT」で見る。売上は穀物の価格で膨らむので、売上ではなく 1 トンあたりの利益を見る必要がある。大豆の 1 トンあたり EBIT は 2024・2025 年が 32〜33 ドルだったが、2026 年は 45 ドル前後に上がる見込み。ソフトシードは 2025 年が 54 ドル、2026 年は約 70 ドル、穀物の取扱いは 2025 年の約 6 ドルから 2026 年は 3 ドル弱へ落ちる(ビテルラの取扱量が増えたうえ、穀物の供給が潤沢で利ざやが薄い)。本社・その他は 2025 年に −4.3 億ドルの費用。

数字の注意:2025 年は半年分のビテルラだけが入るので、2025 年の処理量と売上をそのまま比べると 2026 年以降が跳ねて見える。筋書きの数量は、ビテルラが通年入った換算(大豆 約 4,400 万トン・ソフトシード 約 1,380 万トン・穀物 約 9,800 万トン)に伸びを乗せた。世界の市場に占めるシェアは推定で、大豆の圧搾は世界約 3.4 億トンに対し約 13%、菜種・ひまわりは約 1.4 億トンに対し約 10%。調整後 EBIT の合計(20.3 億ドル)と kabufu の営業利益(11 億ドル)の差は、時価評価のずれ・統合費用・再編費用である。

優良さと弱いところ

堀は規模・物流・拠点の組み合わせにある。ブンゲは圧搾能力で世界最大と自称し(南米 36%・北米 26%・欧州 23%・アジア太平洋 15%)、産地の集荷、港湾、搾油工場、精製、顧客への配送までを一本でつなぐ。ビテルラの統合で、カナダ・オーストラリア・黒海の穀物の集荷網が加わり、農家からの直接調達を 2030 年までに 65% 超にする計画で調達の質は上がる。競合はカーギル(非上場)、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)、ルイ・ドレフュス、中国の COFCO、シンガポールのウィルマーで、寡占だが、価格を決める力は弱い。商品は規格品で、顧客は食品大手・燃料会社・飼料会社、差がつくのは調達力・稼働率・物流費・精製の歩留まりだけ。

資本効率は低め。営業利益率は調整後で 2.9%(2025 年)、ROE は過去 12 期で −22〜27% と大きく振れ、中央は約 11%。調整後 ROIC(直近 12 か月)は 8.4% で、会社は「資本コストを上回る」と言うが、余裕は大きくない。2026 年は ROE が 10% 台まで戻るが、山の年である。財務は重い。純有利子負債は 2025 年末で 136 億ドル(台帳。時価総額比 66%)、2026 年 6 月末は約 146 億ドルで、ほぼ換金しやすい在庫(RMI、2025 年末 114 億ドル)の資金手当て。調整後の純負債は RMI を約 10 億ドル上回る水準(レバレッジ 1.9 倍)。経営は谷の年にも自社株買いを続け(2024 年 11 億ドル)、資本配分は比較的堅実。弱みは、ビテルラ統合の実行、グレンコア(16.4%)の売却の重し、のれん・無形資産 34.5 億ドルの減損リスクである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

最大の変数は、米国のバイオ燃料政策と植物油の需要である。再生可能ディーゼル・持続可能航空燃料の原料に大豆油・菜種油が回り、米国の混合義務量(RVO)は 2026・27 年分が 2026 年 3 月に確定した(2025 年の実績に比べ 67%・70% の増)。CBOT の圧搾利幅は 2 月末の 1 ブッシェルあたり 2.1 ドルから 5 月に 3.8 ドル前後の過去最高へ上がり、米国の圧搾の稼働率は 3 月に 92% に届いた。2026 年上期の大豆セグメントの調整後 EBIT は 8.2 億ドル(前年 5.5 億)、ソフトシードは 4.5 億ドル(前年 1.0 億)と、昨年の谷から大きく戻った。会社自身も、米国の利幅は RVO と粕の需要で説明がつくが、エネルギー価格が増幅していると言う。

供給側では、米国の圧搾能力は 2023 年から 14% 増え、2030 年までに 27.8 億ブッシェル超へ増設が発表されている(ブンゲのデストレハン・ウェストヘブンも含む)。USDA は 2026/27 の圧搾が +5% と見る。つまり今の高い利幅は、能力が追いつく前の一時的な状態で、増設が進むと平常へ下がる。南米はブラジルの圧搾能力が 2026 年に +13% と急増しており、精製製品の利益を削る。ソフトシードでは、カナダ・中国の合意(2026 年 1 月)で菜種の中国向け関税が 75.8% から 5.9% に下がり、カナダの菜種の需給は戻るが、菜種油は 100% のまま。カナダの圧搾能力は約 1,460 万トンで、リチャードソン・カーギル・ルイ・ドレフュスが 2021 年から約 20 億ドルを投資しており、ブンゲ(ビテルラ)は競り合う立場。

穀物の取扱いは、供給が潤沢で利ざやが薄い(会社も 2026 年の見通しを下げた)。黒海の小麦と中国の購買が分かれ目。循環でいえば、2026 年は山で、2022 年の山の後と同じく数年かけて平常へ下がるのが過去の型。リーマン期のブンゲの株価は −68%、コロナで −31%、2022 年の利上げで −30%。

資本政策と M&A

還元の枠組みは「自由に使える現金の 50% 以上を配当と自社株買いで返す」。配当は 2025 年に 4.6 億ドル、2026 年は 5 億ドル台前半に増える。自社株買いは 2024 年に 11 億ドル、2025 年に 5.5 億ドルで、2026 年 4〜6 月期(約 2.5 億ドル)でビテルラ関連の 20 億ドル枠を使い切った。2026 年 3 月の投資家説明会で、新たに 30 億ドルの枠が決まった(実行の時期は未定。会社の説明では、後半は運転資本(在庫)が先に増える)。レバレッジの目標は 2〜2.5 倍で、今の 1.9 倍はその下限近く。

M&A では、ビテルラの取り込み(2025 年 7 月、ビテルラの株主へ新株と現金を払った)が最大で、台帳の株数には新株が入っている。費用シナジーの目標は 2.5 億ドルから 3.5 億ドルへ引き上げられ、「計画より早い」と言う。営業(商業)面のシナジーも 2.5〜3 億ドルを見込む。2026 年のソフトシードの利益の戻りはこの統合の効果を含む。グレンコアは新株 3,280 万株(16.4%)と現金約 9 億ドルを受け取り、2026 年 7 月にロックアップが明けた。当面売らない姿勢だが、長期は売却もありうると公言しており、株式の売り圧力の上限になる。大型の買収はいったん終わり、今後は効率化と小さな買収、デストレハン・ウェストヘブンなどの能力増強(設備投資 年 15〜17 億ドル)が中心。時価総額 204 億ドルで買収される可能性は低い。株式報酬は小さく(年 1 億ドル前後)、正味の還元は配当が中心になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ブンゲは今、利益の構造が上がる局面にある。米国の混合義務量は 2026・27 年分が確定し、再生可能ディーゼルの需要で大豆油が支えられ、圧搾利幅は過去最高圏にある。圧搾の稼働率は 9 割を超え、新設は建設費と金利で簡単には増えない。ブンゲは米国の圧搾能力の 2 割前後(第三者の推定)を持ち、デストレハンの新工場(2026 年 9 月末)、ウェストヘブン(2027 年 3 月末)で自前の増設に入っており、競合が新工場を待つ間に先に規模の効果を取る。

ビテルラの統合は計画より早く、費用シナジーは 2.5 億から 3.5 億ドルへ、営業面のシナジーも 2.5〜3 億ドルある。2026 年上期の調整後 EBIT は 12.3 億ドルと前年の 1.9 倍、通期の調整後純利益は約 18 億ドルになる。ここに、まだ織り込まれていないシナジーの残りと、新しい 30 億ドルの自社株買い枠が加わる。会社が言うミッドサイクル(純利益 25 億ドル前後)に近づき、2030 年に 29 億ドルを超えれば、利益は今の 1.6 倍になる。

ソフトシードは、カナダ・中国の関税が下がってカナダの菜種の需給が戻り、欧州・アルゼンチンの能力増強が効いて、2026 年の EBIT は 9〜10 億ドルへ(2025 年は 5.8 億)。この好条件が定着すれば、10 年後は物価で価格が 1.41 倍になり、数量の伸びが加わって純利益 42 億ドル、ROE 14% の式どおりの PER 約 11 倍で、時価総額は約 460 億ドル(今の 2.2 倍)になる。

慎重な見方

2026 年の利益は、RVO の確定・原油高・粕の需要・天候が重なった山で、ならした利益ではない。2021〜23 年にも純利益 16〜22 億ドルの山があり、その後の 2024 年に 13 億ドル、2025 年に 12.6 億ドル(調整後)へ下がった。今回も、混合義務は政治で変わり、原油が下がれば植物油の需要も細る。会社は小規模製油所の免除(SRE)の裁定を注視していると言い、後半の見通しは視界が悪い。米国の圧搾能力は 2023 年から 14% 増え、2030 年までに増設が続く。ブンゲ自身も増設に走り、全員が同じ方向へ増やせば、山の利益は平常以下まで下がる。

構造の面でも、ブラジルの圧搾能力は 2026 年に +13% で、南米の精製利益を削る。穀物の取扱いは、ビテルラで量は倍になったが、1 トンあたりの利益は 2025 年の約 6 ドルから 2026 年は 3 ドル弱へ落ち、会社も見通しを下げた。ROIC は 8.4% で資本コストに届くか届かないか、会社のミッドサイクルは 2022〜23 年の山を含む自己申告にすぎない。純負債は 140 億ドル台と時価総額の 7 割、のれんと無形資産が 34.5 億ドル、グレンコアの 16.4% は 2026 年 7 月にロックアップが明けた。

しかも今の時価総額は 2025 年の帳簿の純利益の 25 倍、純資産の 1.3 倍。山の 2026 年の利益に対して 11 倍は低く見えるが、その利益は続かない。10 年の純利益が 27 億ドルでも時価総額は約 270 億ドルで、株価の上昇は年 3% 弱、配当・買い戻しを足しても年率約 6% で資本コスト 10.0% に届かない。悲観(構造的に負け、ROE 3%)では純利益 4 億ドルの稼ぐ力から約 34 億ドルまで下がる。

どちらに重みを置いたか

事業の質(価格を決める力・資本効率・統合の実行・負債)は慎重な見方が強く、確率は悲観側に少し寄せた(10 年の悲観・やや悲観の合計は 34%。ADM と同水準)。一方、強気の見方が示す RVO の確定・シナジーの前倒し・ソフトシードの戻りは実際の追加利益で、中立の純利益は 2026 年の山の利益(約 18 億ドル)を 10 年で 27 億ドルまで伸ばし、大豆の 1 トンあたり利益だけ山から 13% 下げた。10 年の中立は、純利益 27 億ドルに、弱い堀の正当化 PER の下限 1 ÷ k(10.0 倍)の 9.7 割を掛け、10 年目の利益に ×(1+g) で 10.1 倍とした。会社のミッドサイクルは採らず、悲観は構造的な負けで、稼ぐ力(純利益 ÷ k)の 9 割とした。k を quality で付け直した(8.1% → 10.0%)ので、総合の差は −21% で、結論は「やや割高」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 130.52 ドル253 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 53.73 ドル104 億ドル)。 今の値に割り戻すと 83.68 ドル162 億ドル、今との差 −18.9%、 期待の年率 +6.0%(資本コスト 10.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 235.61 ドル456 億ドル 82.63 ドル160 億ドル +208.5% +11.9% 25.46 ドル49 億ドル
やや楽観 20% 188.19 ドル364 億ドル 67.14 ドル130 億ドル +147.5% +9.5% 51.07 ドル99 億ドル
中立 38% 139.55 ドル270 億ドル 55.78 ドル108 億ドル +89.4% +6.6% 74.22 ドル144 億ドル
やや悲観 22% 85.89 ドル166 億ドル 41.32 ドル80 億ドル +23.3% +2.1% 27.98 ドル54 億ドル
悲観 12% 17.56 ドル34 億ドル 28.40 ドル55 億ドル −55.4% −7.8% 5.52 ドル11 億ドル
加重平均100% 130.52 ドル253 億ドル53.73 ドル104 億ドル +78.6% +6.0% 184.25 ドル357 億ドル

今の株価時価総額 103.15 ドル200 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 10.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 楽観:義務量が定着し、圧搾利幅が高止まり、ビテルラの網が育つ 利益 42 億ドル · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 235.61 ドル456 億ドル

10 年後(2035 年 12 月期)、大豆の処理量は 5,500 万トン(ビテルラ通年換算から 1.25 倍)、価格は物価並みの 1.41 倍、1 トンあたり EBIT は 70 ドル(2025 年の価値で約 50 ドル。2025 年の 32 ドルの 1.5 倍)で EBIT は 38.5 億ドル。ソフトシードは処理量 1,800 万トン・1 トンあたり 95 ドルで 17.1 億ドル、熱帯油脂と特殊素材は 3.4 億ドル、穀物の取扱いは 1 億 1,800 万トン・1 トンあたり 9.0 ドル(直接調達 65% 超と営業シナジー)で 10.6 億ドル。本社費用 −4.6 億ドルを引いた全社の EBIT は 65 億ドル、利息 8.5 億ドルと税を引いた純利益は 42 億ドル。ADM・カーギルに対しては、ブンゲの増設が先に効いて利益率を約 0.5 ポイント上回る。ROE は約 14%、g 4.0%・k 10.0% の式で PER 10.8 倍、時価総額は約 460 億ドル。10 年の正味還元は約 160 億ドル。

  • 大豆の圧搾・精製:数量 55.0(大豆の処理量(百万トン))× 価格 1,249(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 687 億ドル・営業利益 39 億ドル。1 トンあたり EBIT 70 ドル
  • ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製:数量 18.0(ソフトシードの処理量(百万トン))× 価格 1,476(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 266 億ドル・営業利益 17 億ドル。1 トンあたり EBIT 95 ドル
  • 熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子):数量 3.4(出荷量(百万トン))× 価格 2,645(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 90 億ドル・営業利益 3 億ドル。1 トンあたり EBIT 100 ドル
  • 穀物の取扱い・製粉:数量 118(穀物の取扱量(百万トン))× 価格 381(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 449 億ドル・営業利益 11 億ドル。1 トンあたり EBIT 9 ドル

倍率:ROE 13.3%、k 10.00%(基本 8.0% + quality +2.0%)、残る割合 弱い堀 1/3、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 11.1%、g 4.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 10.7 倍(来年の利益に対して)。ROE が k を少し上回るだけで、弱い堀なので再投資の超過利益は 1/3 しか残らず、式の値は下限の 1 ÷ k に近い。g は上限の 4% に置いた(前は 4.5%)。上限の 9.7 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.8 倍。時価総額 = 純利益 42 億ドル × 10.8 倍 = 456 億ドル。

確率:バイオ燃料の混合義務が拡大・定着し、植物油の需要で圧搾利幅が高いまま 10 年続き、ソフトシードの能力増強とシナジーが全部効き、中国も北米産を買い続ける展開。

やや楽観 20% やや楽観:利幅は平常を上回って推移し、穀物の網が稼ぐ 利益 35 億ドル · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 188.19 ドル364 億ドル

10 年後、大豆の処理量は 5,280 万トン(1.2 倍)、価格は 1.41 倍、1 トンあたり EBIT は 62 ドル(2025 年の価値で 44 ドル)で 32.7 億ドル。ソフトシードは 1,740 万トン・1 トンあたり 88 ドルで 15.3 億ドル、熱帯油脂と特殊素材は 3.0 億ドル、穀物の取扱いは 1 億 1,500 万トン・1 トンあたり 8.0 ドルで 9.2 億ドル。全社の EBIT は 55 億ドル、純利益は 35 億ドル(2026 年の約 1.9 倍)。競合との差は、圧搾の稼働率と調達費用でブンゲが ADM とほぼ同じ利益率(大豆で約 5%)を保つにとどまる。ROE は約 12%、g 4.0%・k 10.0% の式で PER 10.5 倍、時価総額は約 360 億ドル。10 年の正味還元は約 130 億ドル。

  • 大豆の圧搾・精製:数量 52.8(大豆の処理量(百万トン))× 価格 1,249(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 659 億ドル・営業利益 33 億ドル。1 トンあたり EBIT 62 ドル
  • ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製:数量 17.4(ソフトシードの処理量(百万トン))× 価格 1,476(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 257 億ドル・営業利益 15 億ドル。1 トンあたり EBIT 88 ドル
  • 熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子):数量 3.3(出荷量(百万トン))× 価格 2,645(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 87 億ドル・営業利益 3 億ドル。1 トンあたり EBIT 92 ドル
  • 穀物の取扱い・製粉:数量 115(穀物の取扱量(百万トン))× 価格 381(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 438 億ドル・営業利益 9 億ドル。1 トンあたり EBIT 8 ドル

倍率:ROE 11.8%、k 10.00%(基本 8.0% + quality +2.0%)、残る割合 弱い堀 1/3、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.6%、g 4.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 10.4 倍(来年の利益に対して)。式の値は下限の 1 ÷ k に近い。g は上限の 4% に置いた(前は 4.2%)。上限の 9.7 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.5 倍。時価総額 = 純利益 35 億ドル × 10.5 倍 = 364 億ドル。

確率:RVO と 45Z が続くが、米国の増設で利幅が山の 6〜7 割に落ち着く展開。カナダ・欧州・黒海のソフトシードが伸び、穀物の取扱いも営業シナジーで 1 トンあたり 8 ドルまで戻る。

中立 38% 中立:ならした純利益 27 億ドル、倍率は式どおり 利益 27 億ドル · PER 10.1 倍 · 株価時価総額 139.55 ドル270 億ドル

10 年後、大豆の処理量は 5,100 万トン(ビテルラ通年換算から 1.16 倍、年 +1.5%)、価格は物価並みの 1.41 倍で売上は約 640 億ドル、1 トンあたり EBIT は 52 ドル(2025 年の価値で 37 ドル。2025 年より約 15% 高く、2026 年の山より低い)で EBIT は 26.5 億ドル。ソフトシードは 1,620 万トン(年 +1.6%)・1 トンあたり 80 ドルで 13.0 億ドル、熱帯油脂と特殊素材は 2.6 億ドル、穀物の取扱いは 1 億 1,200 万トン・1 トンあたり 7.2 ドルで 8.1 億ドル。本社費用 −5.2 億ドルを引いた全社の EBIT は 45 億ドル(売上 1,380 億ドルの 3.3%)、利息 9 億ドルと税 24% を引いた純利益は 27 億ドル(2026 年の約 1.5 倍、年 +4.5%)。競合の ADM・カーギルとほぼ同水準で、ブンゲは世界の大豆圧搾の約 13% を保つ。ROE は約 10%、g 4.0%・k 10.0% の式で PER 10.1 倍、時価総額は約 270 億ドル。10 年の正味還元は約 108 億ドル。

  • 大豆の圧搾・精製:数量 51.0(大豆の処理量(百万トン))× 価格 1,249(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 637 億ドル・営業利益 27 億ドル。1 トンあたり EBIT 52 ドル
  • ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製:数量 16.2(ソフトシードの処理量(百万トン))× 価格 1,476(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 239 億ドル・営業利益 13 億ドル。1 トンあたり EBIT 80 ドル
  • 熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子):数量 3.1(出荷量(百万トン))× 価格 2,645(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 82 億ドル・営業利益 3 億ドル。1 トンあたり EBIT 85 ドル
  • 穀物の取扱い・製粉:数量 112(穀物の取扱量(百万トン))× 価格 381(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 426 億ドル・営業利益 8 億ドル。1 トンあたり EBIT 7.2 ドル

倍率:ROE 10.2%、k 10.00%(基本 8.0% + quality +2.0%)、残る割合 弱い堀 1/3、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.1%、g 4.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 10.0 倍(来年の利益に対して)。ROE が k を超えるので中立の PER は 1 ÷ k を下回らせられない。式の値が下限に近いので上限の 9.7 割に置いた。上限の 9.7 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.1 倍。時価総額 = 純利益 27 億ドル × 10.1 倍 = 270 億ドル。

確率:業界ノートの中立(処理量 年 +1.5%、1 トンあたり粗利益は物価並みの +3.0%)に、ビテルラの費用シナジー 3.5 億ドルと営業シナジーの一部を加える。2026 年の山と 2024〜25 年の谷のならし。

やや悲観 22% やや悲観:米国・ブラジル・カナダの増設で、利益率が平常を下回る 利益 16 億ドル · PER 10.2 倍 · 株価時価総額 85.89 ドル166 億ドル

10 年後、大豆の処理量は 4,750 万トンにとどまり、価格は 1.36 倍(物価に届かない)。1 トンあたり EBIT は 41 ドル(2025 年の価値で 30 ドル、2024・25 年並み)で 19.5 億ドル。ソフトシードは 1,500 万トン・1 トンあたり 62 ドルで 9.3 億ドル、熱帯油脂と特殊素材は 2.0 億ドル、穀物の取扱いは 1 億 500 万トン・1 トンあたり 5.8 ドルで 6.1 億ドル。全社の EBIT は 31 億ドル、純利益は 16 億ドル(2026 年を下回る)。ADM・カーギルとの増設競争で、ブンゲは営業利益率で競合に負け、ROE は 7.3% と資本コスト 10.0% に届かない。PER 10.2 倍(ROE が k を下回るので、稼ぐ力の 1 ÷ k に成長を乗せた値)、時価総額は約 166 億ドル(今の 8 割)。10 年の正味還元は約 80 億ドル。

  • 大豆の圧搾・精製:数量 47.5(大豆の処理量(百万トン))× 価格 1,205(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 572 億ドル・営業利益 20 億ドル。1 トンあたり EBIT 41 ドル
  • ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製:数量 15.0(ソフトシードの処理量(百万トン))× 価格 1,424(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 214 億ドル・営業利益 9 億ドル。1 トンあたり EBIT 62 ドル
  • 熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子):数量 2.9(出荷量(百万トン))× 価格 2,551(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 74 億ドル・営業利益 2 億ドル。1 トンあたり EBIT 70 ドル
  • 穀物の取扱い・製粉:数量 105(穀物の取扱量(百万トン))× 価格 367(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 385 億ドル・営業利益 6 億ドル。1 トンあたり EBIT 5.8 ドル

倍率:ROE が k 以下(または自己資本が薄い)で、k 10.00%(基本 8.0% + quality +2.0%)、g 3.5%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)。正当化 PER = 1 ÷ k = 10.0 倍(来年の利益に対して)。ROE が k 以下なので稼ぐ力の 1 ÷ k が下限。悲観側も純利益 ÷ k に成長 g を乗せた値に置き、市場の倍率や自己資本の PBR は使わない。上限の 9.9 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.2 倍。時価総額 = 純利益 16 億ドル × 10.2 倍 = 166 億ドル。

確率:米国・ブラジル・カナダの圧搾能力の増加と中国の購買の減少で、圧搾利幅が 2024〜25 年に近い水準にとどまり、穀物の利ざやも薄いまま、バイオ燃料は需要が鈍る展開。価格は物価に届かない(1.36 倍)。

悲観 12% 悲観:構造的に負け、優良な加工会社ではなくなる 利益 4 億ドル · PER 9.2 倍 · 株価時価総額 17.56 ドル34 億ドル

10 年後、大豆の処理量は 4,300 万トン(ビテルラ通年換算から横ばい)、価格は 1.25 倍(物価を大きく下回る)、1 トンあたり EBIT は 25 ドル(2025 年の価値で 18 ドル)で 10.8 億ドル。ソフトシードは 1,350 万トン・1 トンあたり 38 ドルで 5.1 億ドル、熱帯油脂と特殊素材は 1.3 億ドル、穀物の取扱いは 1 トンあたり 4.0 ドルで 3.9 億ドル。本社費用を含む全社の EBIT は 15 億ドル、利息 9.5 億ドルを引いて純利益は約 4 億ドル。カーギル・ADM・COFCO・ブラジルの新工場に圧搾のシェアを奪われ、のれん・無形資産 20 億ドルを減損する。自己資本は約 131 億ドル(利益より大きい還元と減損で減る)。時価総額は稼ぐ力(純利益 4 億ドル ÷ k)に成長 2% を乗せた PER 9.2 倍で約 34 億ドル(今の 2 割弱)。配当は維持し、10 年の正味還元は約 55 億ドル。純利益の合計(約 47 億ドル)を上回る分は、借入と資産の売却で払う。

  • 大豆の圧搾・精製:数量 43.0(大豆の処理量(百万トン))× 価格 1,107(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 476 億ドル・営業利益 11 億ドル。1 トンあたり EBIT 25 ドル
  • ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製:数量 13.5(ソフトシードの処理量(百万トン))× 価格 1,308(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 177 億ドル・営業利益 5 億ドル。1 トンあたり EBIT 38 ドル
  • 熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子):数量 2.6(出荷量(百万トン))× 価格 2,345(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 61 億ドル・営業利益 1 億ドル。1 トンあたり EBIT 50 ドル
  • 穀物の取扱い・製粉:数量 98.0(穀物の取扱量(百万トン))× 価格 337(1 トンあたりの売上(ドル))→ 売上 331 億ドル・営業利益 4 億ドル。1 トンあたり EBIT 4 ドル

倍率:ROE が k 以下(または自己資本が薄い)で、k 10.00%(基本 8.0% + quality +2.0%)、g 2.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)。正当化 PER = 1 ÷ k = 10.0 倍(来年の利益に対して)。成長が止まり利益が資本コストを大きく下回る局面(ROE 約 3%)。稼ぐ力(純利益 ÷ k)に成長 g を乗せた値の 9 割に置いた(利幅の構造的な縮みが続くため)。市場の倍率は使わない。上限の 9.0 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 9.2 倍。時価総額 = 純利益 4 億ドル × 9.2 倍 = 34 億ドル。

確率:米国のバイオ燃料の需要が失われ、中国が構造的に米国・カナダ産を減らし、ブラジルとの競争で米国の圧搾が不利になり、ビテルラの統合が実を結ばず、穀物の網も稼げない展開。ブンゲは資本を増やしても稼げない会社になる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

大豆の圧搾・精製

大豆を搾って油(食用・バイオ燃料原料)と粕(飼料)にし、精製する。南北アメリカ・欧州・アジアの工場網。

数量大豆の処理量(百万トン)価格1 トンあたりの売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 41.0 886 363 13
10 年後 中立 51.0 1,249 637 27

取り方:売上 363 億ドル・調整後 EBIT 13.25 億ドルは 2025 年通期の開示。処理量 4,101 万トン(開示)、1 トンあたり売上は売上 ÷ 処理量で 886 ドル。数量は「世界の大豆圧搾(約 3.4 億トン、推定)× シェア(約 13%)」で、ビテルラが通年入る換算では約 4,400 万トン(2026 年は約 4,650 万トンの見込み)。1 トンあたり EBIT は 2025 年 32 ドル、2024 年 33 ドル、2026 年は約 46 ドルの見込み。競合は ADM・カーギル(非上場)・ルイ・ドレフュス・COFCO。

ソフトシード(菜種・ひまわり)の圧搾・精製

菜種・ひまわりなどを搾り、食用油・バイオ燃料原料と粕にする。ビテルラのカナダ・黒海・欧州の工場が加わった。

数量ソフトシードの処理量(百万トン)価格1 トンあたりの売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 10.8 1,047 113 6
10 年後 中立 16.2 1,476 239 13

取り方:売上 112.5 億ドル・EBIT 5.8 億ドルは 2025 年通期の開示。処理量 1,075 万トン(開示、ビテルラは 7 月から)、1 トンあたり売上は 1,047 ドル。ビテルラ通年換算で約 1,380 万トン(2026 年上期は 677 万トン)。数量は「世界の菜種・ひまわりの圧搾(約 1.4 億トン、推定)× シェア(約 10%)」。1 トンあたり EBIT は 2025 年 54 ドル、2026 年上期は約 66 ドル。競合はカーギル・ルイ・ドレフュス・リチャードソン(カナダ)・ADM。

熱帯油脂・特殊素材(旧その他油糧種子)

パーム・ココナッツなどの熱帯油脂と、製菓・外食向けの特殊油脂・素材。

数量出荷量(百万トン)価格1 トンあたりの売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 2.5 1,876 46 2
10 年後 中立 3.1 2,645 82 3

取り方:売上 46.3 億ドル・EBIT 1.68 億ドルは 2025 年通期の開示(旧「その他油糧種子」)。出荷量 247 万トン(開示)、1 トンあたり売上は 1,876 ドル。2026 年上期は 130 万トン、EBIT 0.74 億ドルと横ばい。数量は「特殊油脂・熱帯油脂の市場 × シェア」で、競合はウィルマー・IOI・AAK。

穀物の取扱い・製粉

穀物・油糧種子の集荷・保管・輸出と、小麦・トウモロコシの製粉。ビテルラで集荷網がカナダ・オーストラリア・黒海へ広がった。

数量穀物の取扱量(百万トン)価格1 トンあたりの売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 67.2 270 181 4
10 年後 中立 112 381 426 8

取り方:売上 181.3 億ドル・EBIT 3.86 億ドルは 2025 年通期の開示。取扱量 6,717 万トン(開示、ビテルラは 7 月から)、1 トンあたり売上は 270 ドル。ビテルラ通年換算で約 9,800 万トン(2026 年上期は 5,041 万トン)。数量は「世界の穀物・油糧種子の貿易 × 取扱いシェア」。1 トンあたり EBIT は 2025 年 5.7 ドル、2026 年上期は約 2.2 ドルと、供給の潤沢と取扱量の増加で薄い。競合はカーギル・ADM・ルイ・ドレフュス・COFCO・グレンコア(ビテルラの旧親会社)。

リスクと懸念

バイオ燃料政策の転換(最大のリスク)

米国の圧搾利幅は、2026 年 3 月に確定した混合義務量(RVO)と税額控除(45Z)に支えられている。政権交代・議会の判断・小規模製油所の免除(SRE)の乱発で義務が弱まれば、大豆油の需要が落ち、2024〜25 年の谷(大豆の 1 トンあたり EBIT 32〜33 ドル)か、それ以下へ戻りうる。会社は 2026 年上期の高い利幅のうち、エネルギー価格による増幅分は一時的と認めている。

米国・南米・カナダの圧搾能力の過剰

米国の圧搾能力は 2023 年から 14% 増え、2030 年までに 27.8 億ブッシェル超へ増設が発表されている。ブラジルは 2026 年に +13%、カナダにもリチャードソン・カーギル・ルイ・ドレフュスの投資がある。需要が満杯の今は問題ないが、政策が緩めば全員が同じ方向に増やした結果として過剰になり、ブンゲ自身の増設(デストレハン・ウェストヘブン)も稼働直後に低い利益率で回り始める恐れがある。

ビテルラ統合の実行とのれんの減損

2025 年 7 月に取り込んだビテルラの統合は計画より早いが、穀物の取扱いは 2026 年に 1 トンあたり EBIT が 3 ドル弱へ落ち、営業シナジー(2.5〜3 億ドル)が出る保証はない。のれん・無形資産は 34.5 億ドル(2024 年 7.7 億ドルから増加)で、谷の年に減損が出れば自己資本が減り、悲観の深さも増す。

中国・カナダ・黒海の貿易と地政学

中国は 2026 年 1 月のカナダとの合意で菜種の関税を下げたが、菜種油は 100% のまま、米国産大豆の買い方も政治で決まる。黒海の小麦・ひまわりは地政学で供給が振れる。ブンゲの穀物の取扱いとソフトシードは、この貿易の流れに左右され、一方向に偏った時に利益が大きく動く。

負債の重さと利息

純有利子負債は 2026 年 6 月末で約 146 億ドル(時価総額の 7 割)、2026 年の純利息は 6.2〜6.6 億ドルで、2025 年の約 4 億ドルから増える。ほぼ換金しやすい在庫(RMI)に見合う負債だが、穀物価格が大きく下がれば在庫の価値と担保が減り、運転資本の金利の負担も重くなる。調整後レバレッジは 1.9 倍と目標(2〜2.5 倍)の下限近く。

グレンコアの持ち分(16.4%)の売却の重し

グレンコアはビテルラの対価として新株 3,280 万株を受け、1 年のロックアップが 2026 年 7 月に明けた。当面売らない姿勢だが、長期戦略に売却を含めると公言している。大口の売り出しが行われれば、価値と無関係に株価が圧迫される(価値の計算には入れず、確率と悲観の深さで扱う)。

循環と資本配分(山での自社株買い)

2026 年の山の利益で自社株買い(新しい 30 億ドル枠)を急げば、割高な買いになりうる。谷でも続ける姿勢(2024 年)は評価できるが、設備投資(年 15〜17 億ドル)が山の期待で膨らむと、利幅が平常に戻った時に ROIC が資本コスト(10.0%)を割る。

今後の分かれ目

RVO・45Z が縮小・先送りされる、または SRE の免除が広がったら
圧搾利幅は 2024〜25 年並みの谷へ戻る。悲観・やや悲観の確率を上げ、10 年の中立の大豆の 1 トンあたり EBIT(2025 年の価値で 37 ドル)を 32 ドルへ下げて見直す。
米国の大豆圧搾利幅が 2026 年の水準を、確定済みの分を超えて 2027 年も保ったら
山でなく新しい平常になった可能性。中立の 10 年の大豆の 1 トンあたり EBIT を 5 ドル程度上げ、楽観寄りに確率をずらす。
ビテルラの営業シナジーが 2.5〜3 億ドルを上回る、または穀物の 1 トンあたり EBIT が 5 ドルへ戻ったら
穀物の取扱いの利益が 2 倍近くになり、中立の純利益を 10 年で 1〜2 億ドル上げてよい。
グレンコアが保有分を市場で大きく売り出したら
価値は変わらないが、短期の株価は圧迫される。割安度が大きく広がる局面になる。
中国が米国産大豆・カナダ産菜種の購入を止めたら
南米への調達の移行は不可逆になりうる。10 年の悲観・やや悲観の確率を上げ、ソフトシードの利益を下げる。
ブンゲが利益の山で数十億ドルの自社株買いを一気に進めたら
資本配分の質への疑いが強まる。谷でも続ける姿勢なら評価を上げる。

見ておくもの

  • 米国の大豆圧搾利幅(CBOT の圧搾利幅と現物の差)と、第 4 四半期の確定度
  • 米環境保護庁の RVO・SRE の裁定と、45Z の細則(再生可能ディーゼルの需要)
  • 大豆セグメントの 1 トンあたり EBIT(2026 年約 46 ドル → 10 年の中立は 2025 年の価値で 37 ドル)
  • ソフトシードの 1 トンあたり EBIT と、カナダ・中国の菜種の関税の行方
  • 穀物の取扱いの 1 トンあたり EBIT と、ビテルラの営業シナジーの進み具合
  • 調整後レバレッジ(1.9 倍)と調整後 ROIC(8.4%)、純有利子負債と RMI の差
  • グレンコアの持ち分の売却の動き、新しい 30 億ドルの自社株買いの規模とタイミング

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額や PER を見る前に、大豆・ソフトシード・熱帯油脂と特殊素材・穀物の 4 つに分け、処理量 × 1 トンあたり EBIT(価格は物価並みに 10 年 1.41 倍)で 10 年後の利益を積み上げた。倍率は 2026 年の山でなく、ならした利益(中立の 10 年後 27 億ドル)に、ROE・g(物価+数量−利幅の薄れ)・k 10.0% の式どおりの値(上限の 7〜10 割。ROE が k に近いので下限の 1 ÷ k 付近)を当てた。悲観側の倍率は稼ぐ力(純利益 ÷ k)から置き、今や過去の PER・PBR は使っていない。循環・負債・グレンコア・統合の実行は quality(k に +2.0%)と確率(悲観・やや悲観で 34%)に分けて入れ、割り引きは重ねていない。会社のミッドサイクルは採らなかった。

資本コスト 10.0% = 無リスク金利 5% + β 1.02 × 5%。k = 基本 8.0% + quality +2.0% = 10.0%。需要は景気で落ちにくいが、利幅の循環・価格を決める力の弱さ・借金の重さを quality で上乗せした。ビテルラ統合の実行・グレンコアの売却の重し・政策・中国との貿易は k に足さず、筋書き(利幅・数量)と確率で表した。

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適正 クロロックスCLX 漂白剤・猫砂・ごみ袋・ピュレルの必需品ブランド。ERP 移行の傷・CEO 交代・借入増が重なり利益が谷にあるが、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 マコーミックMKC 調味料で世界首位の安定事業。米国の数量は弱いが、k 8.25% の利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測った値は今の時価総額を上回り、ユニリーバ統合を除いた単体ではやや割安 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ペプシコPEP 飲料とスナックの二本柱だが、値下げと原料高で北米の利益が痩せている。利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 クローガーKR 米国最大の伝統的な食品スーパー。占有率を毎年失う薄利の成熟事業だが、食料品は落ちにくく、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で見ると今の値段は適正 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ターゲットTGT 縮んだ総合量販が立て直しに投資する局面。成功すれば倍率以上に利益が戻り、競合に負ければ構造的に縮む。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は適正 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 ゼネラル・ミルズGIS 数量が縮み利益が 2 期続けて落ちた大手ブランド。価格投資は一巡したが、借金の重さを k に入れて確率を慎重側に厚くすると、本質価値は今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 タイソン・フーズTSN 牛肉の赤字を鶏肉と加工食品が支える食肉大手。k 9.75% の正当化 PER(弱い堀で下限の 1 ÷ k に近い)で測ると、中立の価値は今を上回るが、期待の年率は k を下回り、適正 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンバリークラークKMB ハギーズ・クリネックスの北米首位と、IFP 売却後の身軽な形。北米の価格投資と中国の失速はあるが、k 8.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 15 倍)は今の PER 17 倍と近く、値段は適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ホーメル・フーズHRL 豚肉の原価高と撤退で利益が落ちた、配当 127 年の加工肉・外食の会社。借金は軽いが、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で測ると今の時価総額をやや下回り、適正 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 モルソン・クアーズ・ビバレッジTAP 米国ビールの縮小とシェア低下で利益が減る最中。それでも伸びのない会社の式(PER = 1 ÷ k = 10.5 倍)で測ると中立の 10 年後は今とほぼ同じで、確率を重ねるとやや割高 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ダラー・ツリーDLTR 裁量品が約半分の均一価格店が、多価格化と客層の広がりで利益率 9% 前後に乗せた局面。利益ベースの正当化 PER で測るとやや割高で、関税還付の一過性と客数の弱さから確率も慎重側に厚く置いた 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アルトリア・グループMO 数量が毎年 5% 減る紙巻きを値上げで支える高配当の縮む事業。名目の利益は横ばいで、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コンステレーション・ブランズSTZ モデロ・コロナの輸入ビール一本足。数量が縮む産業で純負債も重いが、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると、中立の 10 年後は今の 0.94 倍で、還元を足しても資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 クラフト・ハインツKHC ブランドは強いが数量が毎年縮む会社。k 9.0% の稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測ると中立の価値は今の時価総額とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ダラー・ゼネラルDG 農村の小型店の密度で食品の来店頻度を握る会社が、盛り損の削減と改装で利益率を戻す局面。今の値段はやや割高で、利益率の戻りが続くかが価値を分ける 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モンデリーズ・インターナショナルMDLZ 世界首位のビスケットと世界 2 位のチョコを持ち、カカオ高で利益が削られた谷にある。k 8.0% の利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は中立の価値とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ハーシーHSY チョコレート首位のブランドが、カカオ高の谷を価格改定で抜けた直後。k 7.5% の利益ベースの正当化 PER で測ると、値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コルゲート・パルモリブCL 歯磨きで世界首位とペット用療法食を持つ超安定企業。北米の数量減は重く、k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 20 倍)で見ると今の PER 25 倍はやや高く、利益の質は高いがやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 コカ・コーラKO 世界最強のブランド原液事業。強い堀の利益ベースの正当化 PER で測っても、k 7.5% では中立の 10 年後が今の約 1.1 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 プロクター・アンド・ギャンブルPG 世界最強の日用品ブランド群だが、PER 24 倍は k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 19 倍)を上回る。数量の弱さを長期の成長に入れると、値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 キューリグ・ドクターペッパーKDP JDE ピーツの買収で純負債が時価総額の 6 割になった飲料・コーヒー複合。強い飲料と縮むポッドの綱引きで、借金の重さを k に入れると 10 年の中立は今の約 0.93 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) 割高 JM スマッカーSJM コーヒーの値付けと借金返済で利益の底が見えたが、ブランドの堀は広がらず、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると中立の価値は今とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 シスコSYY 米国最大の外食向け食品卸。薄利の物流業で価格を決める力は弱いが、規模の経済と AI 効率化で利益は着実に伸びる。利益ベースの正当化 PER で見ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ケンビューKVUE タイレノール・リステリン・ニュートロジーナを持つが、数量は縮み、訴訟が再燃。買収条件に連動する株価に安全域は見えず、単体の本質価値はやや下 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 フィリップ モリス インターナショナルPM 紙巻きの減りを煙の出ない製品で埋める成長株。強い堀の利益ベースの正当化 PER でも、資本コスト 7.5% に対して今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ブラウン・フォーマンBF-B ジャックダニエルを軸にした酒類の老舗。米国の飲酒減・関税・カナダの棚外しが重いが、財務は軽く、利益ベースの正当化 PER(下限の 1 ÷ k)で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM 価格を決める力のない農産物加工の循環株。バイオ燃料の追い風で 2026 年は利益の山。ならした利益に k 9.5% の稼ぐ力(弱い堀の下限 1 ÷ k = 10.5 倍)を当てると、値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウォルマートWMT 食品の規模・通販・広告で堀は広がる。だが今の PER 43 倍は、強い堀の利益ベースの正当化 PER(約 22 倍)の 2 倍近くで、割高 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 チャーチ・アンド・ドワイトCHD 猫砂・洗濯・オーラルケアの強いブランドを買い足して伸びる必需品の中堅。ウォルマート依存と買収の失敗が影で、k 7.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 モンスタービバレッジMNST エナジー専業の高採算ブランド。利益ベースの正当化 PER で測っても、中立の 10 年後は今の時価総額の約 0.87 倍にとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エスティ ローダーEL 高級美容の名門が再建の途中。利益率は戻るが、利益ベースの正当化 PER(k 9.25%・ROE 25% 台で来年の利益に約 14 倍)では今の約 380 億ドルは回復を先取りしており、割高 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 コストコ・ホールセールCOST 会費が利益の半分を生む堀は本物だが、PER 47.6 倍は成熟後の約 2 倍。10 年の年率は資本コスト 7.5% に届かず割高 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ケーシーズ・ゼネラル・ストアーズCASY 米国 3 位のコンビニ。小さな町の寡占と調理品で伸びる良質な事業だが、燃料粗利が高止まりの今、GAAP の約 36 倍は利益ベースの正当化 PER(約 15 倍)の倍以上で割高 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −3.1%)

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読んだ資料

  1. ブンゲ 2026 年 4〜6 月期決算(8-K)
  2. ブンゲ 2025 年通期決算(8-K)
  3. ブンゲ 2026 年 4〜6 月期の決算説明会(Motley Fool)
  4. ブンゲ 投資家説明会(2026-03-16)の要約(Quartr)
  5. グレンコア:ブンゲの持ち分の売却は長期戦略に含む(Yahoo Finance)
  6. ブンゲの事業(圧搾能力の地域別の割合)
  7. 米国の大豆圧搾利幅が過去最高(CoBank)
  8. 米国の大豆圧搾利幅と稼働率(Argus)
  9. 米国の圧搾能力の増設(American Soybean Association)
  10. カナダ・中国の関税引き下げの合意(Al Jazeera)
  11. カナダの油糧種子の年次報告(USDA)

分析日 2026-10-16