株譜
AI 銘柄分析 · 生活必需品 · 試作

JM スマッカー SJM

コーヒーの値付けと借金返済で利益の底が見えたが、ブランドの堀は広がらず、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると中立の価値は今とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)92.61 ドル99 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)133.4 ドル142 億ドル差 −30.6%
10 年後から見ると 割高 価値 92.61 ドル99 億ドル · 差 −30.6% · 期待の年率 +3.2%
期待の年率リターン(10 年)+3.2%資本コスト比 −5.5 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

JM スマッカーは、米国のコーヒー(フォルジャーズ、ダンキン、カフェブステロ)、冷凍サンドのアンクラスタブルズとジフなどのスプレッド、ペットフード(ミルクボーン、ミャウミックス)、菓子パンのホステスを持つ大手食品会社。2026 年 4 月期(kabufu の表記は 2025/12)の売上は 90.5 億ドル(+4%)、調整後営業利益は 16.8 億ドル(率 18.5%)。GAAP はのれん 5.1 億ドルと無形資産 4.5 億ドルの減損で 1.4 億ドルの純損失だったが、これは会計上の評価替えで、現金は FCF 11.6 億ドルを稼いだ。

2027 年 4 月期の見通しは、コーヒーの生豆が下がり価格を戻すため売上 −1〜−2%(8 月に −3〜−4% から上方修正)、調整後純利益 約 11.2〜11.8 億ドル(会社の調整後の基準。関税の還付 約 1.15 億ドルを含む)。純負債/EBITDA は 2.9 倍まで下がり、自社株買いを検討できる位置に戻った。一方、ホステスは売上が 2 年続けて落ち、コーヒーは価格を上げた分だけ数量を失った。

バリュー投資の観点では、資本コスト 8.75%(基本 8.0% + quality +0.75%)、自己資本 ROE 約 15%、長期の g 約 3.0%(コーヒー 数量 −0.5% × 価格 +2.5%、冷凍とペットは数量が伸びる)の利益ベースの正当化 PER は来年の利益に約 13 倍で、コーヒー相場と買収の減損で利益が振れるのでその 8.5 割を使い、10 年目の利益に約 11.3 倍。中立の 10 年後は売上 112.7 億ドル、調整後営業利益 21.6 億ドル、純利益 13.2 億ドル、時価総額 約 149 億ドル(今の約 1.1 倍)。確率はコーヒーの値幅とホステスの傷みを見て慎重側に厚く置いたので、総合では今の時価総額(約 136 億ドル)を約 27% 下回る「やや割高」と出る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、JM スマッカーは「10 年後も存在する」事業である。コーヒー・スプレッド・ペットの定番ブランドは 10 年後も棚にあるが、「今より強い」かと言えば、堀は広がっていない。コーヒーは商品相場の受け手で、生豆が高ければ値上げで数量を失い、安ければ売上が減る。ホステスは買収の値段が重かった(のれん・商標の減損が 2 期続く)。

オーナー利益は、調整後の営業利益 16.8 億ドルから、償却(推定 3.0 億ドル)・利息 3.8 億ドル・税を引いた純利益が約 7.5 億ドル、FCF は 11.6 億ドル。2027 年 4 月期は調整後の純利益が約 10.6 億ドルへ戻る見通しで、今の時価総額 約 136 億ドルは償却後の利益の約 14 倍。配当利回りは約 3.5%。資本配分はホステスで価値を壊したが、2.9 倍までの借金返済は評価できる。

式の値(ROE 約 15%・g 約 3.0%・k 8.75%)は来年の利益に約 13 倍で、その 8.5 割に置いた。安全域は、悲観の筋書きでも純利益 ÷ k の稼ぐ力(倍率 10 倍前後)が残る点と、FCF が配当の 2 倍以上ある点。確信度は中程度(コーヒーの値幅とホステスの再建の読みが難しい)。確率を悲観側に寄せた。

何で稼ぐ会社か

6 つのセグメントで稼ぐ。最大は米国小売コーヒー(2026 年 4 月期の売上 33.0 億ドル、セグメント利益 7.0 億ドル、率 21.2%):フォルジャーズ、ダンキン(小売の缶・ポッドだけを許諾された商標)、カフェブステロ。米国の小売コーヒーで約 26%(Circana、2024 年 11 月までの 52 週)の占有率を持つ。生豆は年約 5 億ポンドで、ブラジルとベトナムが中心。2025〜26 年に生豆の高騰を大幅な値上げで転嫁し、第 4 四半期は価格 +21 点・数量 −8 点だった。

次に冷凍ハンドヘルド・スプレッド(18.5 億ドル、率 24.0%):アンクラスタブルズ(冷凍のクラストなしサンドイッチ)、ジフ、スマッカーズのジャム、ハングリージャック。米国ペットフード(16.0 億ドル、率 29.6%):ミルクボーン、ミャウミックス、ナチュラルバランス、ピュアペロニ。スイートベイクドスナック(ホステス、9.7 億ドル、率 10.0%):ホステス、ドーネッツ、クッキー。アウェイ・フロム・ホーム(8.8 億ドル、率 25.0%、2026 年度から独立表示):コーヒー・サンドイッチ・ホステスを外食・施設に卸す。国際(4.4 億ドル、率 15.8%):カナダ・豪州のコーヒーとスプレッド。

収益の仕組みは数量 × 価格。数量は家庭の購入頻度と棚の面積・販促、価格は生豆・ピーナッツ・小麦粉・砂糖の原料と関税で決まる。ここでは 6 セグメントを、販売トン数(万トン、推定)× 1 キロあたり平均単価で置いた。数量は開示が無いので、売上を推定単価で割って逆算した。本社費など(調整後で約 3.3 億ドル)は調整欄に置いた。

優良さと弱いところ

堀は 3 つ。第 1 に定番ブランドの規模:フォルジャーズ・カフェブステロ・ダンキンで米国の小売コーヒーの約 26%、アンクラスタブルズは冷凍サンドの代名詞(2026 年度は高い 1 桁成長、8 月に上方修正)、ジフは常温スプレッドの首位級、ミルクボーンはおやつの定番。第 2 に流通:スーパー・量販・クラブ・外食に届き、コーヒーのポッド・生豆の調達規模も大きい。第 3 に調達とコスト:2024 年のホステス買収(約 56 億ドル)後、工場の統合で原価を削っている。

堀は広がっていない。コーヒーは値上げで数量を落とし(第 4 四半期の数量 −8 点)、フォルジャーズとダンキンの数量は減ったまま。ホステスはのれん・商標の減損を 2025・2026 年度と続け、セグメントの率は 10%(買収時の見込みは 20% 前後)まで落ちた。ROE は 2024〜2026 年度に減損で赤字(−20%、−2.5%)。減損を除いた償却後の純利益は約 7.5 億ドル(推定)で、自己資本 55 億ドルに対し約 14%。

弱み:(1) コーヒーの価格は生豆に連動し、値が下がると売上と利益の両方が減る。(2) ホステスの数量減(2026 年第 1 四半期は売上 −7%)。(3) 利息が営業利益の 2 割を食う(支払利息 3.8 億ドル)。(4) PB(コストコ・ウォルマート)とクラフト・ハインツ(マックスウェルハウス)・ネスレとの競争。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の加工食品は成熟し、名目の売上は物価に連動して伸びても数量はほぼ横ばいから微減。業界ノートでは 2026 年の数量は GLP-1 薬(成人の 13.1%)で −1.4〜3.4%、大手ブランドは数量 年 −1.5%・単価 年 +3.0% を中立に置く。スマッカーはその平均より強い面(冷凍のアンクラスタブルズ、ペットの猫・おやつ)と弱い面(ホステス、フォルジャーズ)が混ざる。

競合は事業ごとに違う。コーヒーは占有率でスマッカー 約 26%、ネスレ(ネスカフェ、スターバックスの家庭向け)、ケイグ・ドクターペッパー(ケイグ、グリーンマウンテン。JDE ピーツの取得を進めている、推定)、クラフト・ハインツ(マックスウェルハウス)、コストコの PB(カークランド)。ペットはネスレ ピュリナ、マース(ペディグリー、グリーニーズ)、ゼネラル・ミルズ(ブルーバッファロー)、ヒルズ(コルゲート)。ホステスはマッキー(リトルデビー)、フラワーズ・フーズ(タスティケーキ)、ビンボ(エンテンマンズ)。スプレッドはホーメル(スキッピー)、コナグラ(ピーターパン)、PB。

小売コーヒーの市場は、スマッカーの売上 33 億ドルと占有率 26% から約 130 億ドル規模(推定、2026 年は価格が高い)。生豆価格は 2024〜25 年の高騰から下げ、スマッカーは値下げを価格 −3〜−4%(売上全体)として織り込む一方、8 月には定価の引き下げを一時停止し販促で対応すると言った。循環のどこにいるか:コーヒーの価格は山から下り坂で、数量の回復と引き換えに売上が縮む局面。ホステスは数量の底(8 月の第 1 四半期は SKU 整理の影響で売上 −7%、前年より縮み方は小さい)。

資本政策と M&A

還元は配当が中心:2026 年 4 月期は配当 4.65 億ドル(FCF 11.6 億ドルの 40%)、自社株買いは 0.06 億ドルのみ。2027 年 4 月期の第 1 四半期は純負債/EBITDA が 2.9 倍と目標の 3 倍を前倒しで達成し、通期で 5 億ドル以上の借金を返し、自社株買いも検討できると経営陣が述べた(まだ未開始)。配当は直近で増額された。純負債は約 67 億ドル。

M&A:ホステス(2024 年に約 56 億ドル)の買収が資本配分の最大の失敗で、のれん・商標の減損が続く。冷凍ハンドヘルド(アンクラスタブルズ)への設備投資は成果が出ている。今後は借金返済と自社株買いが先で、大型買収は当面ない見込み。

借金は借り換えで約 5.75% に上がる(利払いは 3 年で約 1 億ドル、10 年で約 1 億ドル増える推定)。2027 年 4 月期の支払利息は約 3.45 億ドルの見通し。2026 年 4 月期の純利益は減損を除いて約 7.5 億ドル(償却は推定 3.0 億ドルを費用に入れた)で、会社の調整後の 9.8 億ドルとは償却の扱いが違う。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2027 年 4 月期は利益の底を過ぎた年になる。第 1 四半期に調整後純利益が約 3.5 億ドル(前年同期比 +71%)と予想を大きく超え(関税還付を除いても強い)、通期の調整後純利益の見通しを約 11.2〜11.8 億ドルへ上げ、純負債/EBITDA は目標より早く 2.9 倍に下がった。コーヒーは生豆が下がり、粗利益率が回復する一方で、価格を急には下げず、数量も第 1 四半期は +2 点に戻った。アンクラスタブルズは高い 1 桁成長で、ペットは猫とおやつが伸びている。

借金が減れば利息(3.8 億ドル)が減り、純利益は営業利益より速く伸びる。5 億ドルの返済と自社株買いの再開で、1 株の価値は増える。ホステスはドーネッツが 2 桁成長し、SKU 整理が終われば売上が下げ止まる。今の時価総額は調整後純利益の約 12.5 倍(償却後で約 14 倍)で、k 8.75% の式の値(来年の利益に約 13 倍)に近い。数量が横ばいに戻っても、k 8.75% の式の値は 15 倍前後にとどまる。

慎重な見方

コーヒーの数量は戻っていない:第 4 四半期は −8 点、2027 年度通期も低位 1 桁の減の見通しで、価格を上げた分だけ客を失った。生豆が下がると売上が減り、定価の引き下げを止めて販促に頼るのは、価格を決める力が弱い証拠。関税の還付 約 1.15 億ドルは 1 回限りで、見通しの引き上げの大半(税引き後で約 0.9 億ドル)を占める。

ホステスは売上 −7%(第 1 四半期)、2 年続きの減損にもかかわらず、買収時の見込み(率 20% 前後)から遠い。残るのれんで減損がもう 1 度出る恐れがある。純負債 約 67 億ドルは EBITDA の 2.9 倍だが、金利が 5.75% に上がる借り換えで利息は減りにくい。配当 4.7 億ドルは償却後の純利益 約 8 億ドルの 6 割で、余力は大きくない。

アンクラスタブルズは PB(ウォルマート、クローガーのクラストなしサンド)と追随に狙われ、ペットはネスレ ピュリナ・マースの攻勢で、GLP-1 とスマッカー自身の価格設定で数量が減る。式の値は g が 1% を割れば 11 倍台に落ち、今の利益水準が恒久になる。

どちらに重みを置いたか

強気の見方は、借金返済が利益を押し上げ、アンクラスタブルズ・ペットが伸び、時価総額が低い点が強い。慎重な見方は、コーヒーの数量が戻らず、関税還付は一回限りで、ホステスの回復の証拠が弱い点が強い。双方を取り入れ、中立ではコーヒーの数量を年 −0.5%、価格を 2027 年 −3%・2028 年 −6%・2029 年 −1%・その後 +2.5% と置き(生豆の下落の転嫁)、ホステスの率は 12〜13% までしか戻さない。確率は中立を最も厚く(10 年 38%)、悲観側(やや悲観 27%・悲観 13%)を楽観側(やや楽観 16%・楽観 6%)より厚くした。倍率は利益ベースの正当化 PER(k 8.75%)の 8.5〜9 割に置き、10 年中立は 11.3 倍。総合の差は約 −27% で「やや割高」と出る。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 124.37 ドル133 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 59.09 ドル63 億ドル)。 今の値に割り戻すと 92.61 ドル99 億ドル、今との差 −30.6%、 期待の年率 +3.2%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 231.21 ドル247 億ドル 92.50 ドル99 億ドル +142.7% +9.3% 19.42 ドル21 億ドル
やや楽観 16% 183.41 ドル196 億ドル 78.35 ドル84 億ドル +96.2% +7.0% 41.88 ドル45 億ドル
中立 38% 139.74 ドル149 億ドル 66.73 ドル71 億ドル +54.8% +4.5% 78.46 ドル84 億ドル
やや悲観 27% 92.03 ドル98 億ドル 45.64 ドル49 億ドル +3.2% +0.3% 37.17 ドル40 億ドル
悲観 13% 24.65 ドル26 億ドル 25.59 ドル27 億ドル −62.3% −9.3% 6.53 ドル7 億ドル
加重平均100% 124.37 ドル133 億ドル59.09 ドル63 億ドル +37.5% +3.2% 183.46 ドル196 億ドル

今の株価時価総額 133.39 ドル142 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:アンクラスタブルズとペットが伸び、ホステスも再建する 利益 17 億ドル · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 231.21 ドル247 億ドル

2036 年 4 月期、コーヒーは占有率を保ち数量が年 +0.0%(2029 年まで +1%)、価格は +3.0%/年で、利益率は 25% を保つ。アンクラスタブルズは高い 1 桁成長を続け、冷凍ハンドヘルド・スプレッドの売上は 31 億ドル(今の約 1.7 倍)、ペットは売上 24 億ドル(今の約 1.5 倍)、ホステスは率 15% へ戻り売上 13.6 億ドル。外食向け(アウェイ・フロム・ホーム)は数量 +2〜3%。 売上 128.3 億ドル、調整後営業利益 27.2 億ドル(率 21.2%)、純利益 17.4 億ドル。純負債は約 17 億ドル、10 年の正味還元は約 99 億ドル。純負債/EBITDA は 2 倍を割り、2028 年から自社株買いを増やす。ブランドの堀(ジフ・フォルジャーズ・アンクラスタブルズ)が広がり、冷凍サンドで PB を寄せつけない筋書き。

  • 米国小売コーヒー:数量 20.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 19(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 39 億ドル・営業利益 10 億ドル。数量 2027 -2.0%・2028 +1.0%・2029 +1.0%、その後 +0.0%/年;価格 2027 -1.0%・2028 -4.0%・2029 +1.0%、その後 +3.0%/年
  • 米国小売ペットフード:数量 50.0(販売トン数(万トン、推定))× 価格 4.82(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 24 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量 2027 +0.5%・2028 +1.5%・2029 +1.5%、その後 +1.2%/年;価格 2027 +2.5%・2028 +3.0%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • 冷凍ハンドヘルド・スプレッド:数量 33.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.27(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 31 億ドル・営業利益 8 億ドル。数量 2027 +4.0%・2028 +3.5%・2029 +3.0%、その後 +2.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • スイートベイクドスナック:数量 12.9(販売トン数(万トン、推定))× 価格 11(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量 2027 -3.0%・2028 +0.5%・2029 +1.5%、その後 +1.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • アウェイ・フロム・ホーム:数量 13.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.93(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量 2027 +2.5%・2028 +3.0%・2029 +3.0%、その後 +2.0%/年;価格 2027 -1.0%・2028 -1.0%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • 国際:数量 10.2(販売トン数(万トン、推定))× 価格 6.52(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 +1.0%・2028 +1.5%・2029 +1.5%、その後 +1.5%/年;価格 2027 +0.0%・2028 +3.0%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年

倍率:ROE 20.0%、k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.8%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 14.4%、g 4.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 15.2 倍(来年の利益に対して)。コーヒーの値付けが通り冷凍・ペットも伸びる筋書き。コーヒー相場と減損で利益が振れるので上限の 9 割。上限の 9.0 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 14.2 倍。時価総額 = 純利益 17 億ドル × 14.2 倍 = 247 億ドル。

確率:10 年間コーヒーの占有率を保ち、アンクラスタブルズ・ペットが伸び、ホステスも再建するには複数の事業が同時に当たる必要がある。6% と薄く置く。

やや楽観 16% やや楽観:コーヒーの数量が横ばいに戻り、冷凍とペットが利益を押し上げる 利益 15 億ドル · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 183.41 ドル196 億ドル

2036 年 4 月期、コーヒーの数量は年 0% に戻り(2029 年まで +0.5%)、価格は +2.75%/年。利益率は 24%。アンクラスタブルズは成長が緩み、冷凍ハンドヘルド・スプレッドの数量は 年 +1.5%、ペットは +0.8%、ホステスは率 14%、外食向けは数量 +1.5%。 売上 120.1 億ドル、調整後営業利益 24.3 億ドル(率 20.2%)、純利益 15.2 億ドル。純負債は約 16 億ドル、10 年の正味還元は約 84 億ドル。純負債/EBITDA は 2 倍前後、2029 年から自社株買い。

  • 米国小売コーヒー:数量 20.4(販売トン数(万トン、推定))× 価格 18(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 37 億ドル・営業利益 9 億ドル。数量 2027 -2.5%・2028 +0.5%・2029 +0.5%、その後 +0.0%/年;価格 2027 -2.0%・2028 -5.0%・2029 +0.5%、その後 +2.8%/年
  • 米国小売ペットフード:数量 48.0(販売トン数(万トン、推定))× 価格 4.79(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 23 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量 2027 +0.0%・2028 +1.0%・2029 +1.2%、その後 +0.8%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +3.0%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • 冷凍ハンドヘルド・スプレッド:数量 32.0(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.07(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 29 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量 2027 +3.0%・2028 +3.0%・2029 +2.5%、その後 +1.5%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +2.5%、その後 +2.8%/年
  • スイートベイクドスナック:数量 11.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 10(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量 2027 -3.5%・2028 -1.0%・2029 +0.5%、その後 +0.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +3.0%、その後 +2.8%/年
  • アウェイ・フロム・ホーム:数量 13.1(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.79(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +2.5%、その後 +1.5%/年;価格 2027 -1.5%・2028 -1.5%・2029 +2.5%、その後 +3.0%/年
  • 国際:数量 9.8(販売トン数(万トン、推定))× 価格 6.51(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 +0.5%・2028 +1.2%・2029 +1.2%、その後 +1.0%/年;価格 2027 +0.0%・2028 +2.8%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年

倍率:ROE 17.2%、k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.8%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 13.0%、g 3.7%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 14.2 倍(来年の利益に対して)。コーヒー相場と減損で利益が振れる分を割り引いた。上限の 8.8 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 12.9 倍。時価総額 = 純利益 15 億ドル × 12.9 倍 = 196 億ドル。

確率:コーヒーの数量が横ばいに戻り、冷凍・ペットが伸びる筋書き。強気の見方の中心だが、直近のコーヒーの数量減とホステスの落ち込みに反する。

中立 38% 中立:コーヒーは占有率を少しずつ失い、冷凍とペットで補う 利益 13 億ドル · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 139.74 ドル149 億ドル

2036 年 4 月期、コーヒーは占有率を年 0.5% ずつ失い、数量は年 −0.5%、価格は +2.5%(生豆の変動を均した物価を下回る値上げ)で、売上は 10 年で 33 億ドルから 34 億ドルとほぼ横ばい。利益率は 23%。冷凍ハンドヘルド・スプレッドはアンクラスタブルズ主導で数量 +1%・価格 +2.5% で売上 27 億ドル、ペットは数量 +0.5%・価格 +3% で売上 22.5 億ドル、ホステスは数量 −1%・価格 +2.5% で売上は 10.9 億ドル、率は 13%、外食向けは数量 +1.5%・価格 +3%。本社費は物価並み。 売上 112.7 億ドル、調整後営業利益 21.6 億ドル(率 19.2%)、純利益 13.2 億ドル。純負債は約 16 億ドル、10 年の正味還元は約 71 億ドル。自社株買いは 2029 年から純負債/EBITDA が 2 倍を割るまでに増える。配当は年 2% 増。

  • 米国小売コーヒー:数量 19.5(販売トン数(万トン、推定))× 価格 17(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 34 億ドル・営業利益 8 億ドル。数量 2027 -3.0%・2028 +0.0%・2029 +0.5%、その後 -0.5%/年;価格 2027 -3.0%・2028 -6.0%・2029 +0.0%、その後 +2.5%/年。価格が物価(3.5%)を下回る理由:生豆の下落を価格に転嫁して下げるため(コーヒー)
  • 米国小売ペットフード:数量 46.9(販売トン数(万トン、推定))× 価格 4.79(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 23 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 2027 +0.0%・2028 +1.0%・2029 +1.0%、その後 +0.5%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +3.0%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年
  • 冷凍ハンドヘルド・スプレッド:数量 30.4(販売トン数(万トン、推定))× 価格 8.92(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 27 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量 2027 +2.5%・2028 +2.5%・2029 +2.0%、その後 +1.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +2.5%、その後 +2.5%/年
  • スイートベイクドスナック:数量 10.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 10(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 -4.0%・2028 -1.5%・2029 -0.5%、その後 -1.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +3.0%、その後 +2.5%/年
  • アウェイ・フロム・ホーム:数量 12.8(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.69(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 12 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量 2027 +1.0%・2028 +2.0%・2029 +2.0%、その後 +1.5%/年;価格 2027 -2.0%・2028 -2.0%・2029 +2.5%、その後 +3.0%/年。価格が物価(3.5%)を下回る理由:生豆の下落を価格に転嫁して下げるため(コーヒー)
  • 国際:数量 9.3(販売トン数(万トン、推定))× 価格 6.49(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 +0.0%・2028 +1.0%・2029 +1.0%、その後 +0.5%/年;価格 2027 +0.0%・2028 +2.5%・2029 +3.0%、その後 +3.0%/年。価格が物価を下回る理由:国際のコーヒー・スプレッドも生豆とピーナッツの下落を転嫁するため

倍率:ROE 14.8%、k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.8%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 11.8%、g 3.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 13.0 倍(来年の利益に対して)。コーヒー相場と買収の減損で利益が振れるので上限の 8.5 割。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 11.3 倍。時価総額 = 純利益 13 億ドル × 11.3 倍 = 149 億ドル。

確率:コーヒーが年 −0.5% の数量・名目 +2.5% の価格、ホステスは回復しても利益率 13%、冷凍とペットが数量を伸ばす落としどころ。

やや悲観 27% やや悲観:コーヒーとホステスが縮み、利益率が下がる 利益 9 億ドル · PER 10.6 倍 · 株価時価総額 92.03 ドル98 億ドル

2036 年 4 月期、コーヒーは数量が年 −0.5%、価格は +2.5%(PB と販促で物価を下回る)、利益率は 20% まで下がる。ホステスは数量が年 −1.5% で縮み続け、率は 9%、追加の減損が約 12 億ドル出る。冷凍・ペットは数量が横ばい〜+0.5%。外食向けも伸びが鈍る。ネスレ・KDP の販促とコストコの PB が棚を奪い、アンクラスタブルズも追随商品に価格で追われて成長が鈍る。ブランドの堀は狭まるが、定番としての存在は保たれる。 売上 102.5 億ドル、調整後営業利益 16.8 億ドル(率 16.4%)、純利益 9.3 億ドル。純負債は約 19 億ドル、10 年の正味還元は約 49 億ドル。配当は据え置きで純利益の約 5 割。

  • 米国小売コーヒー:数量 18.9(販売トン数(万トン、推定))× 価格 17(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 32 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 2027 -4.0%・2028 -1.0%・2029 -0.5%、その後 -0.5%/年;価格 2027 -4.0%・2028 -7.0%・2029 -1.0%、その後 +2.5%/年
  • 米国小売ペットフード:数量 44.0(販売トン数(万トン、推定))× 価格 4.59(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 20 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 2027 -1.0%・2028 +0.0%・2029 +0.0%、その後 +0.0%/年;価格 2027 +2.0%・2028 +2.5%・2029 +2.5%、その後 +2.5%/年
  • 冷凍ハンドヘルド・スプレッド:数量 28.3(販売トン数(万トン、推定))× 価格 8.79(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 25 億ドル・営業利益 6 億ドル。数量 2027 +1.5%・2028 +1.0%・2029 +0.5%、その後 +0.5%/年;価格 2027 +1.5%・2028 +2.0%・2029 +2.0%、その後 +2.5%/年
  • スイートベイクドスナック:数量 9.8(販売トン数(万トン、推定))× 価格 10(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 10 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 -6.0%・2028 -3.0%・2029 -2.0%、その後 -1.5%/年;価格 2027 +1.5%・2028 +2.0%・2029 +2.0%、その後 +2.5%/年
  • アウェイ・フロム・ホーム:数量 11.5(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.17(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量 2027 +0.0%・2028 +0.5%・2029 +0.5%、その後 +0.5%/年;価格 2027 -2.5%・2028 -3.0%・2029 +2.0%、その後 +2.5%/年
  • 国際:数量 8.8(販売トン数(万トン、推定))× 価格 6.21(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 -1.0%・2028 +0.0%・2029 +0.0%、その後 +0.0%/年;価格 2027 +0.0%・2028 +2.0%・2029 +2.5%、その後 +2.5%/年

倍率:ROE 12.8%、k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.8%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 10.8%、g 2.2%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 12.1 倍(来年の利益に対して)。悲観側も純利益と ROE から式で出し、市場の倍率や自己資本の PBR は使わない(前は自己資本を積み上げた PBR になっていた)。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 10.6 倍。時価総額 = 純利益 9 億ドル × 10.6 倍 = 98 億ドル。

確率:コーヒーの数量が年 −0.5% で縮み、価格も物価に届かず、ホステスは回復しない。直近 2 年の傾向に近い。

悲観 13% 悲観:構造的に負け、コーヒー・ホステスの減損と減配で利益が 3 分の 1 になる 利益 3 億ドル · PER 9.6 倍 · 株価時価総額 24.65 ドル26 億ドル

2036 年 4 月期、10 年で構造的に負ける。コーヒーは数量が年 −2%(2027〜2028 年の景気後退と PB・KDP の攻勢)、利益率は 16% へ。ペットは価格を決める力を失い率 22%、冷凍は PB に押され率 18%、ホステスは数量 −3%/年で率 5%(売却か閉鎖に近い)。追加の減損が約 25 億ドル出て、自己資本は約 39 億ドル。 売上 82.0 億ドル、調整後営業利益 9.1 億ドル(率 11.1%)、純利益 2.7 億ドル。純負債は約 40 億ドル、10 年の正味還元は約 27 億ドル。配当は 2029 年に 4 割切り、純負債は約 40 億ドル。ここまで負けた会社は、のれんと商標の評価も大きく下がる。

  • 米国小売コーヒー:数量 15.9(販売トン数(万トン、推定))× 価格 16(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 26 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量 2027 -6.0%・2028 -5.0%・2029 -1.0%、その後 -2.0%/年;価格 2027 -5.0%・2028 -7.0%・2029 -1.0%、その後 +2.0%/年
  • 米国小売ペットフード:数量 36.9(販売トン数(万トン、推定))× 価格 4.35(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 16 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量 2027 -3.0%・2028 -4.0%・2029 -1.0%、その後 -1.5%/年;価格 2027 +1.5%・2028 +1.5%・2029 +2.0%、その後 +2.0%/年
  • 冷凍ハンドヘルド・スプレッド:数量 23.7(販売トン数(万トン、推定))× 価格 8.33(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 20 億ドル・営業利益 4 億ドル。数量 2027 -1.0%・2028 -2.0%・2029 -1.0%、その後 -1.0%/年;価格 2027 +1.0%・2028 +1.0%・2029 +1.5%、その後 +2.0%/年
  • スイートベイクドスナック:数量 8.2(販売トン数(万トン、推定))× 価格 9.52(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量 2027 -8.0%・2028 -6.0%・2029 -3.0%、その後 -3.0%/年;価格 2027 +1.0%・2028 +1.0%・2029 +1.5%、その後 +2.0%/年
  • アウェイ・フロム・ホーム:数量 9.4(販売トン数(万トン、推定))× 価格 8.78(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 -3.0%・2028 -4.0%・2029 -1.0%、その後 -1.0%/年;価格 2027 -3.0%・2028 -3.0%・2029 +1.5%、その後 +2.0%/年
  • 国際:数量 7.8(販売トン数(万トン、推定))× 価格 5.92(1 キロあたり平均単価(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量 2027 -2.0%・2028 -3.0%・2029 +0.0%、その後 -1.0%/年;価格 2027 +0.0%・2028 +1.0%・2029 +2.0%、その後 +2.0%/年

倍率:ROE が k 以下(または自己資本が薄い)で、k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.8%)、g -1.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)。正当化 PER = 1 ÷ k = 11.4 倍(来年の利益に対して)。ROE が k を下回るので稼ぐ力の 1 ÷ k が下限で、悲観側も純利益 ÷ k から出す。市場の倍率は使わない。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 9.6 倍。時価総額 = 純利益 3 億ドル × 9.6 倍 = 26 億ドル。

確率:数量が毎年縮み、減損と減配が続く。クラフト・ハインツやゼネラル・ミルズの同じ筋書きと同程度の 13% に置いた(コーヒーの相場リスクとホステスの再建失敗が重なるため)。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

米国小売コーヒー

米国のスーパー・量販・クラブで売る缶・袋・ポッドのコーヒー(フォルジャーズ、ダンキン、カフェブステロ)。売上の 37%、セグメント利益の約 3.5 割。生豆の価格に連動して価格が動く。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 20.7 16 33 7
10 年後 中立 19.5 17 34 8

取り方:2026 年 4 月期の米国小売コーヒーの売上 33.05 億ドル(前年比 +18%、価格 大幅増・数量 減)とセグメント利益 7.02 億ドル(率 21.2%)。数量は開示が無いので、ポッド・缶・袋の混合の平均単価を 1 キロあたり約 16 ドルと置いて約 20.7 万トンに逆算した推定。2027 年 4 月期の第 1 四半期は売上 8.08 億ドル(+13%:価格 +10・数量 +2)、利益 3.00 億ドル(関税還付を含む)。

米国小売ペットフード

ミルクボーン、ミャウミックス、ナチュラルバランス、ピュアペロニ。売上の 18%、利益の約 2.4 割。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 44.4 3.60 16 5
10 年後 中立 46.9 4.79 23 6

取り方:2026 年 4 月期の米国ペットフードの売上 16.00 億ドル(前年比 −4%)、セグメント利益 4.73 億ドル(率 29.6%)。ドライ・おやつ・猫の混合の平均単価を 1 キロあたり約 3.6 ドルと置いて約 44 万トンに逆算した推定。

冷凍ハンドヘルド・スプレッド

アンクラスタブルズ(冷凍サンド)、ジフ、スマッカーズのジャム、ハングリージャック。売上の 20%、利益の約 2.2 割。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 26.5 7.00 19 4
10 年後 中立 30.4 8.92 27 7

取り方:2026 年 4 月期の冷凍ハンドヘルド・スプレッドの売上 18.54 億ドル(前年比 −1%)、セグメント利益 4.45 億ドル(率 24.0%)。アンクラスタブルズは高い 1 桁成長、スプレッドは縮む。冷凍とジャムの混合の平均単価を 1 キロあたり約 7 ドルと置いて約 26.5 万トンに逆算した推定。

スイートベイクドスナック

ホステス(ドーネッツなど)の菓子パン。売上の 11%、利益の約 5%。減損が続いた不振事業。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 12.1 8.00 10 1
10 年後 中立 10.7 10 11 1

取り方:2026 年 4 月期のスイートベイクドスナックの売上 9.71 億ドル(前年比 −18%)、セグメント利益 0.97 億ドル(率 10.0%)。2027 年 4 月期の第 1 四半期は売上 2.37 億ドル(−7%)、利益 0.30 億ドル。菓子パンの平均単価を 1 キロあたり約 8 ドルと置いて約 12 万トンに逆算した推定。

アウェイ・フロム・ホーム

外食・施設向けのコーヒー・サンドイッチ・ホステス(2026 年度から独立表示)。売上の 10%、利益の約 1.1 割。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 11.0 8.00 9 2
10 年後 中立 12.8 9.69 12 3

取り方:2026 年 4 月期のアウェイ・フロム・ホームの売上 8.79 億ドル(前年比 +15%、コーヒー価格が主)、セグメント利益 2.20 億ドル(率 25.0%)。平均単価を 1 キロあたり約 8 ドルと置いて約 11 万トンに逆算した推定。

国際

カナダ・豪州のコーヒーとスプレッド。売上の 5%。

数量販売トン数(万トン、推定)価格1 キロあたり平均単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 8.8 5.00 4 1
10 年後 中立 9.3 6.49 6 1

取り方:2026 年 4 月期の国際(その他)の売上 4.42 億ドル(前年比 +1%)、セグメント利益 0.70 億ドル(率 15.8%)。平均単価を 1 キロあたり約 5 ドルと置いて約 8.8 万トンに逆算した推定。

リスクと懸念

コーヒーの価格と数量

生豆が下がると売上が減る(2027 年度 −1〜−2% の見通しの主因)。逆に再高騰すれば値上げで数量を失う(第 4 四半期は数量 −8 点)。コーヒーは利益の 3 割以上で、相場の受け手。定価の引き下げを止めて販促に頼る間は、価格を決める力が試される。数量が戻らないまま生豆が下げれば、売上と利益が同時に縮む。

ホステスの再建と追加の減損

売上は FY2026 に −18%、第 1 四半期も −7%、セグメントの率は 10%。のれん・商標を 2 年続けて減損したが、買収時の値段(約 56 億ドル)に比べ利益がまだ低く、追加の減損が自己資本(55 億ドル)を削る可能性がある。

関税とその還付

2027 年度の見通しの引き上げは関税の還付(約 1.15 億ドル、税引き後で約 0.9 億ドル)が大半で、一回限り。コーヒー・ペットの原料・包装の関税が戻れば粗利益率を圧迫する。見通しは新たな関税を織り込んでいない。還付が無くなる 2028 年度は、利益の伸びを見る基準が下がる。

借金と金利

純負債は約 67 億ドル(時価総額の約 50%)、純負債/EBITDA 2.9 倍。借り換えで金利は約 5.75% に上がり、利払いは減りにくい。景気後退で EBITDA が落ちれば、3 倍を超えて自社株買いが止まる。

PB と競合

コストコ・ウォルマート・クローガーの PB がコーヒー・スプレッド・冷凍サンドで価格差を広げる。アンクラスタブルズは成功したため追随が増える。ペットはネスレ ピュリナ・マースが大きく、棚と販促で押される。価格差が広がれば数量が戻らず、利益率を下げて対抗する。

GLP-1・食品規制

GLP-1 の普及(成人の 13.1%)で菓子パン・スナックの数量が縮む。着色料・添加物・超加工食品への規制は、ホステスとスマッカーズのジャム・ジフにも効き、原料の見直しや表示の変更で費用が増え、棚の確保にも響く。

資本配分

買収の失敗(ホステス)のあとだが、ペットや冷凍の再投資の機会が出れば再び買収に動く恐れがある。借金返済を優先する間は自社株買いの利回りが低く、配当が株主還元の中心になる。割高な値段で買い戻せば価値を壊す。

今後の分かれ目

2027 年度の第 2〜4 四半期にコーヒーの数量が前年を上回り、利益率が 24% 台を保つ
値下げの転嫁で数量が戻った状態。やや楽観・楽観の確率を上げ、中立のコーヒーの数量を年 0% に上げてよい。
関税還付を除いた調整後純利益が見通し(約 10.4〜10.9 億ドル)を下回る
コーヒーの利益率の戻りが弱い。中立のコーヒーの利益率を 22% に下げ、やや悲観の確率を上げる。価値は 2〜3 割下がる。
ホステスで追加の減損が出る、または売却・分離の発表がある
売却価格と残る利益で再計算する。成立するまで筋書きには入れない。ホステスは利益の約 5% で、売れば借金返済が進む反面、のれんの損失が確定する。
純負債/EBITDA が 2.5 倍を割り、自社株買いが始まる
還元と 1 株の価値が上がる。逆に 3.5 倍を超えれば配当の据え置きが危うくなる。
生豆価格が再び高騰し、価格を 10% 以上上げざるを得なくなる
2025〜26 年の再現で数量が大きく落ちる。コーヒーの数量を −5% 前後に置き直し、悲観の確率を上げる。
10 年国債が 6% を超える、または物価が 5% を超えて続く
k の 8.75% は低すぎたことになり、倍率が 1 割強下がる。全筋書きの価値が下がる。

見ておくもの

  • コーヒーの数量と価格(四半期ごと。2027 年度の見通しは数量が低位 1 桁の減)と、生豆の価格
  • 関税還付を除いた調整後純利益と粗利益率(見通し約 38% を保つか)
  • ホステス(売上 −7% が縮むか、率 10% が戻るか)と追加の減損
  • アンクラスタブルズの成長率(高い 1 桁)とペット(ミルクボーン・ミャウミックス)の数量
  • 純負債/EBITDA(2.9 倍から 2.5 倍へ)と自社株買いの開始
  • Circana のコーヒー占有率(約 26%)
  • 次の決算(2026 年 11〜12 月の第 2 四半期)

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額(約 136 億ドル、減損を除いた償却後の利益の約 14 倍)を見る前に、6 セグメントを販売トン数(推定)× 平均単価で積み、セグメントの利益率から調整後営業利益を作り、償却(推定 3.0 億ドル)・利払い(借り換えで 5.75%)・税(24.3%)を引いて純利益を出した(2027 年 4 月期は経営陣の見通しから関税還付の約 0.9 億ドルを除いた約 10.6 億ドル前後に収まるよう、コーヒーの価格と利益率を置いた)。倍率は k 8.75%(基本 8.0% + quality +0.75%)の式 (1 − g/RONIC) ÷ (k − g) × (1 + g) で置き、上限の 8.5〜9 割に置いた。g は数量と価格から出し ROE から出していない。悲観側も純利益と ROE から式で出し、過去の PER・PBR は使っていない。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β 0.70 × 5%。k = 基本 8.0% + quality +0.75% = 8.75%。コーヒーと菓子パンは相場・景気で利益が振れるが、個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。倍率は式どおりで、k の低さを倍率の割り引きで打ち消すことはしない。

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適正 クロロックスCLX 漂白剤・猫砂・ごみ袋・ピュレルの必需品ブランド。ERP 移行の傷・CEO 交代・借入増が重なり利益が谷にあるが、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 マコーミックMKC 調味料で世界首位の安定事業。米国の数量は弱いが、k 8.25% の利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測った値は今の時価総額を上回り、ユニリーバ統合を除いた単体ではやや割安 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ペプシコPEP 飲料とスナックの二本柱だが、値下げと原料高で北米の利益が痩せている。利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 クローガーKR 米国最大の伝統的な食品スーパー。占有率を毎年失う薄利の成熟事業だが、食料品は落ちにくく、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で見ると今の値段は適正 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ターゲットTGT 縮んだ総合量販が立て直しに投資する局面。成功すれば倍率以上に利益が戻り、競合に負ければ構造的に縮む。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は適正 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 ゼネラル・ミルズGIS 数量が縮み利益が 2 期続けて落ちた大手ブランド。価格投資は一巡したが、借金の重さを k に入れて確率を慎重側に厚くすると、本質価値は今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 タイソン・フーズTSN 牛肉の赤字を鶏肉と加工食品が支える食肉大手。k 9.75% の正当化 PER(弱い堀で下限の 1 ÷ k に近い)で測ると、中立の価値は今を上回るが、期待の年率は k を下回り、適正 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンバリークラークKMB ハギーズ・クリネックスの北米首位と、IFP 売却後の身軽な形。北米の価格投資と中国の失速はあるが、k 8.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 15 倍)は今の PER 17 倍と近く、値段は適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ホーメル・フーズHRL 豚肉の原価高と撤退で利益が落ちた、配当 127 年の加工肉・外食の会社。借金は軽いが、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で測ると今の時価総額をやや下回り、適正 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 モルソン・クアーズ・ビバレッジTAP 米国ビールの縮小とシェア低下で利益が減る最中。それでも伸びのない会社の式(PER = 1 ÷ k = 10.5 倍)で測ると中立の 10 年後は今とほぼ同じで、確率を重ねるとやや割高 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ダラー・ツリーDLTR 裁量品が約半分の均一価格店が、多価格化と客層の広がりで利益率 9% 前後に乗せた局面。利益ベースの正当化 PER で測るとやや割高で、関税還付の一過性と客数の弱さから確率も慎重側に厚く置いた 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ブンゲ・グローバルBG 世界最大級の油糧種子の圧搾・穀物商社。2026 年は圧搾利幅が山で、ならした利益に弱い堀の正当化 PER(下限の 1 ÷ k = 10.0 倍)を当てると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アルトリア・グループMO 数量が毎年 5% 減る紙巻きを値上げで支える高配当の縮む事業。名目の利益は横ばいで、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コンステレーション・ブランズSTZ モデロ・コロナの輸入ビール一本足。数量が縮む産業で純負債も重いが、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると、中立の 10 年後は今の 0.94 倍で、還元を足しても資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 クラフト・ハインツKHC ブランドは強いが数量が毎年縮む会社。k 9.0% の稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測ると中立の価値は今の時価総額とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ダラー・ゼネラルDG 農村の小型店の密度で食品の来店頻度を握る会社が、盛り損の削減と改装で利益率を戻す局面。今の値段はやや割高で、利益率の戻りが続くかが価値を分ける 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モンデリーズ・インターナショナルMDLZ 世界首位のビスケットと世界 2 位のチョコを持ち、カカオ高で利益が削られた谷にある。k 8.0% の利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は中立の価値とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ハーシーHSY チョコレート首位のブランドが、カカオ高の谷を価格改定で抜けた直後。k 7.5% の利益ベースの正当化 PER で測ると、値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コルゲート・パルモリブCL 歯磨きで世界首位とペット用療法食を持つ超安定企業。北米の数量減は重く、k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 20 倍)で見ると今の PER 25 倍はやや高く、利益の質は高いがやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 コカ・コーラKO 世界最強のブランド原液事業。強い堀の利益ベースの正当化 PER で測っても、k 7.5% では中立の 10 年後が今の約 1.1 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 プロクター・アンド・ギャンブルPG 世界最強の日用品ブランド群だが、PER 24 倍は k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 19 倍)を上回る。数量の弱さを長期の成長に入れると、値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 キューリグ・ドクターペッパーKDP JDE ピーツの買収で純負債が時価総額の 6 割になった飲料・コーヒー複合。強い飲料と縮むポッドの綱引きで、借金の重さを k に入れると 10 年の中立は今の約 0.93 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) 割高 シスコSYY 米国最大の外食向け食品卸。薄利の物流業で価格を決める力は弱いが、規模の経済と AI 効率化で利益は着実に伸びる。利益ベースの正当化 PER で見ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ケンビューKVUE タイレノール・リステリン・ニュートロジーナを持つが、数量は縮み、訴訟が再燃。買収条件に連動する株価に安全域は見えず、単体の本質価値はやや下 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 フィリップ モリス インターナショナルPM 紙巻きの減りを煙の出ない製品で埋める成長株。強い堀の利益ベースの正当化 PER でも、資本コスト 7.5% に対して今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ブラウン・フォーマンBF-B ジャックダニエルを軸にした酒類の老舗。米国の飲酒減・関税・カナダの棚外しが重いが、財務は軽く、利益ベースの正当化 PER(下限の 1 ÷ k)で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM 価格を決める力のない農産物加工の循環株。バイオ燃料の追い風で 2026 年は利益の山。ならした利益に k 9.5% の稼ぐ力(弱い堀の下限 1 ÷ k = 10.5 倍)を当てると、値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウォルマートWMT 食品の規模・通販・広告で堀は広がる。だが今の PER 43 倍は、強い堀の利益ベースの正当化 PER(約 22 倍)の 2 倍近くで、割高 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 チャーチ・アンド・ドワイトCHD 猫砂・洗濯・オーラルケアの強いブランドを買い足して伸びる必需品の中堅。ウォルマート依存と買収の失敗が影で、k 7.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 モンスタービバレッジMNST エナジー専業の高採算ブランド。利益ベースの正当化 PER で測っても、中立の 10 年後は今の時価総額の約 0.87 倍にとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エスティ ローダーEL 高級美容の名門が再建の途中。利益率は戻るが、利益ベースの正当化 PER(k 9.25%・ROE 25% 台で来年の利益に約 14 倍)では今の約 380 億ドルは回復を先取りしており、割高 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 コストコ・ホールセールCOST 会費が利益の半分を生む堀は本物だが、PER 47.6 倍は成熟後の約 2 倍。10 年の年率は資本コスト 7.5% に届かず割高 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ケーシーズ・ゼネラル・ストアーズCASY 米国 3 位のコンビニ。小さな町の寡占と調理品で伸びる良質な事業だが、燃料粗利が高止まりの今、GAAP の約 36 倍は利益ベースの正当化 PER(約 15 倍)の倍以上で割高 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −3.1%)

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読んだ資料

  1. JM スマッカー 2026 年度第 4 四半期・通期決算(8-K 別紙、2026-06-09)
  2. JM スマッカー 2027 年度第 1 四半期決算・見通し更新(2026-08-26)
  3. 2027 年度第 1 四半期 電話会議の要点(Yahoo Finance)
  4. 2027 年度第 1 四半期 電話会議の要点(GuruFocus)
  5. スマッカー、来年のコーヒー価格の引き下げを計画(Bloomberg Government)
  6. 米国小売コーヒー 占有率 26%(投資家説明会、2024-12)
  7. SJM の時価総額・株数(Google Finance、2026-10-07)

分析日 2026-10-16