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ペプシコ PEP

飲料とスナックの二本柱だが、値下げと原料高で北米の利益が痩せている。利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じで適正

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)132.26 ドル1,816 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)138.8 ドル1,906 億ドル差 −4.7%
10 年後から見ると 適正 価値 132.26 ドル1,816 億ドル · 差 −4.7% · 期待の年率 +6.1%
期待の年率リターン(10 年)+6.1%資本コスト比 −1.9 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ペプシコは、ペプシ・ゲータレード・マウンテンデュー・ポッピ(poppi)などの飲料と、レイズ・ドリトス・チートスなどのフリトレー、クエーカーのオートミール・シリアルを持つ飲料と食品の複合企業である。2025 年は売上 939 億ドル、コアの営業利益 149 億ドル(率 15.9%)、報告の純利益は 82 億ドル(ロックスターなどの減損で低い。ならすと約 112 億ドル)。売上のうち北米が 6 割、国際が 4 割。

足元は弱い。2026 年 7〜9 月期は北米の食品(PFNA)の売上が横ばい、コア営業利益が 12% 減り、通期のコア為替中立 EPS の見通しは +4〜6% から +1〜2% に引き下げられた。2 月に最大 15% の値下げでスナックの数量とシェアを取り戻しにかかったが、利益率が削られている。北米の飲料は数量が 3% 減り、アラニ ヌー(Alani Nu)の取り決めとコンビニの不振が重い。一方、国際の 4 セグメントは数量が伸び、営業利益も 9〜19% 増えている。

バリュー投資の観点では、10 年後も存在し、ブランドと配荷網の堀は残るとみる。ただし北米のスナックの価格を決める力は落ちており、先進国の炭酸の数量は縮む。事業ごとに数量×価格(10 年で物価並みの約 1.4 倍が基本、北米スナックは値下げの分だけ低く 1.27 倍。北米スナックの数量は値下げの戻りの後、GLP-1 の普及で年 −0.3%)を積み上げると、10 年後の中立は純利益 178 億ドル、利益ベースの正当化 PER(g 3%・ROE 約 38%・k 8% で来年の利益に約 17.4 倍、その 8.5 割を使い 10 年目の利益に 15.2 倍)で時価総額は約 2,713 億ドルと今の約 1.5 倍になり、配当を足した年率は 7〜8%。確率を慎重側に寄せると、総合は今の値段とほぼ同じで「適正」と出る。k − g が 5% と薄く、k が 1% 上がれば倍率は 2 割弱下がる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず 10 年後もあるかを問う。答えは、ある。飲料の瓶詰め網とスナックの自社配送は複製が難しく、世界 200 超の国での配荷も続く。ただし堀の広がり方は一様ではない。北米のスナックは価格を決める力が落ち、値下げで数量を買い戻している。国際は数量が伸びて堀が広がる。全体として、堀は「維持」で、コカ・コーラほど「広がる」とは言えない。

オーナー利益は、純利益(コア約 112 億ドル)から、設備投資が減価償却を上回る分と株式報酬を引いたもので、FCF 77 億ドル(2025 年)が目安になる。時価総額 1,800 億ドルに対する今のオーナー利益利回りは約 4.3%。国債 5% を下回るが、利益は物価についてくる前提で実質では見劣りしない。ただし現状は利益が減っており、この前提が揺らいでいる。

経営は資本の使い方に難がある。ポッピ・ロックスター・Be & Cheery の減損と、北米の値上げの積み重ねによる数量の取りこぼしがその例。自社株買いは割高でなく安い局面で控えめだが、借金で配当を支える形が続く。安全域は、中立の 10 年後(PER 15 倍)で配当を足して今の約 2.1 倍(年率 7〜8%)と、資本コスト 8% をわずかに下回る程度で厚くはなく、悲観では元本割れもありうる。わからない部分は、北米の価格と数量の均衡点と、GLP-1 の影響である。

何で稼ぐ会社か

事業は 6 つの報告セグメントに分かれる。北米の食品 PFNA(売上 275 億ドル)はフリトレー(レイズ・ドリトス・チートス・トスティトス)とクエーカー(オートミール・グラノーラ)で、米国の塩味スナックの小売売上の約 6 割を占め、営業利益率は 24% と全社で高い。北米の飲料 PBNA(282 億ドル)はペプシ・マウンテンデュー・ゲータレード・ブリスク・アクアフィナ・ロックスター・ポッピなどで、自社の瓶詰め網で完成品を作って小売・外食に届けるため、営業利益率は 12% と低い。国際の飲料フランチャイズ(IB Franchise、50 億ドル)は濃縮液を外部の瓶詰め会社に売る軽い事業で、利益率は 37%。EMEA(180 億ドル)はウォーカーズなどのスナック・欧州の飲料・クエーカー、中南米の食品(LatAm Foods、106 億ドル。サブリタス・ドリトス・ガマサ)、アジア太平洋の食品(46 億ドル)が続く。

利益は、数量 × 1 つあたりの価格で決まる。スナックは重量(ポンド)、飲料はケース、国際は食品と飲料をまとめた重量換算で数量を置き、価格は物価と値上げの力、ミックスで動く。2025 年は北米の食品の数量が 2% 減、飲料が 3% 減。関税による原料高(アルミ缶)が PBNA で営業利益を圧迫した。国際は数量が伸びる一方、乳製品・じゃがいも・食用油の高騰が EMEA の利益を押し下げた。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第 1 は北米のスナックの配荷網で、フリトレーの自社配送(倉庫から店の棚まで)は競合が真似しにくく、小売の棚で圧倒的な占有率を持つ。第 2 はブランドで、レイズ・ドリトス・ペプシ・ゲータレードは認知と習慣の強さが売上の安定を生む。第 3 は国際の規模で、世界 200 超の国と地域で売る。

堀の質は、コカ・コーラより一段落ちる。コカ・コーラは原液だけを売る軽い資産で営業利益率が 31%、ROE は 40% 超、価格を決める力が強い。ペプシコは完成品と食品の工場・物流を抱え、営業利益率は 15.9%、設備投資は売上の 5% 近く、FCF 転換率は目標の 80% 以上。2026 年 2 月に北米のスナックを最大 15% 値下げしたのは、値上げを重ねた末に数量を失った結果で、価格を決める力が弱まった証拠でもある。ポッピ・シエテ・ロックスター・Be & Cheery では買収のたびに減損が出ている。

資本効率は高い(ROE 40〜50% 台。ただし自社株買いで自己資本が薄く、水増しされている)。経営はラモン・ラグアルタ氏が 2018 年から率いており、2025 年 12 月にエリオット・マネジメント(Elliott)と合意し、商品数の削減・費用削減・供給網の見直しに踏み込んだ。強さは、事業の多様さと国際の成長。弱さは、北米の価格競争力の低下と買収の目利き。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ペプシコは 2 つの市場に立つ。第 1 は米国の飲料(ノンアルコール)で、ソフトドリンク製造は約 480 億ドル(2021〜26 年は年 +2.1%、IBISWorld)。炭酸は数量が毎年 1〜2% 減り、GLP-1 の普及(成人の 13% 超)と砂糖規制が逆風。価格は物価並みに上げて名目を保つ構図は、業界ノートのとおり。炭酸はコカ・コーラ(約 45%)・ペプシコ(2 割台半ば)・キューリグ・ドクターペッパー(2 割前後)の 3 強で、エナジーはレッドブル・モンスター・ビバレッジ・セルシウス・ホールディングス(アラニ ヌーを含めて米国で約 21%)の寡占。ペプシコはロックスターで出遅れ、アラニ ヌーを流通する取り決めに頼る。

第 2 は米国の塩味スナックで、約 240 億ドルの市場のうち、フリトレーが約 6 割。競合はユーツ・ブランズ、キャンベル(ケトル・スニダース)、自社ブランド(PB)。値上げが続いた結果、2024〜25 年に低所得層を中心に数量が減り、PB に流れた。ペプシコは 2026 年 2 月に最大 15% の値下げで数量を取り戻しにかかり、数量・シェアは改善したが、価格と費用のバランスはまだ取れていない。GLP-1 で間食は全体に減る方向。

国際は人口と所得で数量が伸び、アジア太平洋は数量 +10%、EMEA +3% と好調。循環でいえば、必需品は景気後退でも需要は 0〜5% しか落ちないが、リーマンでペプシコの株価は −36% と、倍率の縮みと原料高で動いた。分かれ目は、北米で数量を取り戻しつつ利益率をどこまで戻せるか。

資本政策と M&A

還元は配当が中心。配当は 54 年連続で増え、2026 年は 4% 増、年の配当総額は約 79 億ドル(純利益の約 7 割)。自社株買いは 2026 年の見込みで約 10 億ドルと小さく、新しい 100 億ドルの枠(2030 年 2 月まで)は使い切る前提ではない。株式報酬は年約 4 億ドルで、株数は年 0.2〜0.3% ずつ減る程度。つまり正味の還元は配当にほぼ等しい。

純負債は 435 億ドルで時価総額比 24%(有利子負債 530・現金等 95)。借り換えで利払いが 10 年で約 8 億ドル増える(税前)。FCF は 2025 年に 77 億ドルで、配当 77 億ドルをほぼ賄う水準で、自社株買いは借金頼みに近い。

M&A はポッピ(poppi。約 20 億ドル。2025 年)、シエテ(Siete)、サブラ(Sabra)の残りの持ち分取得などが続くが、減損も多い。エリオットは瓶詰め部門の再フランチャイズや分離、非中核の食品の売却を求めた。会社は商品数約 2 割の削減と北米の供給網の見直し、人員削減に応じたが、分離には踏み込んでいない。分離や売却は未確定で、確率で扱う。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ペプシコの食品と飲料は、世界で最も配荷が強い部類の事業で、北米で一度失った数量を取り戻す局面にある。2026 年 2 月の最大 15% の値下げで、塩味スナックの数量とシェアはすでに改善に転じ、7〜9 月期は価格だけが重しだった。値下げの効果が一巡し、一部の商品で低〜中の 1 桁の値上げに戻れば、フリトレーの営業利益率は 24% 台に戻る。PFNA は 65 億ドルの営業利益が 3 年で 76 億ドルへ、10 年では 116 億ドルへ伸びる。

国際は数量が年 +4〜6% で伸び、アジア太平洋は数量 +10%、EMEA +3% と勢いがある。国際の飲料フランチャイズは営業利益率 37% の軽い事業で、10 年で売上が 2 倍になる。ここで稼いだ利益が北米の再建の費用を賄う。

加えてエリオットとの合意で費用削減と商品数の約 2 割削減が進み、供給網の見直しが利益率を押し上げる。北米の飲料も瓶詰め網の効率化とポッピ・アラニ ヌーの取り込みで底を打つ。時価総額は 5 年先の成長を織り込めば、国債より高い利回りの優良な必需品として、資本コスト 8% の式なら 20 倍近い倍率が付く。楽観の 10 年後で時価総額は約 2.2 倍、配当を足せば年率 11% 前後と資本コストを上回る。

慎重な見方

ペプシコは、成熟した炭酸とスナックの会社が、価格競争と GLP-1 に挟まれて利益を削られている最中にある。2025 年はコア営業利益が数字の上で保たれたように見えるが、報告ベースでは 11% 減。2026 年は通期の見通しを引き下げ、7〜9 月期のコア営業利益 +3% は関税の払い戻し 4 ポイントのおかげで、それを除くと減益である。北米の食品は価格を下げて数量を買ったが、営業利益は 12% 減った。北米の飲料は数量が 3% 減り、ロックスターは減損、アラニ ヌーは取り決めの負担が重い。

値下げは一度やると戻しにくい。PB は棚で占有率を伸ばし、ウォルマートやコストコの交渉力は強まるばかり。値段を戻せなければ、利益率は 24% から戻らない。さらに GLP-1 の普及(成人の 13% 超)で、スナックと甘い飲料の数量が構造的に減る。炭酸は毎年 1〜2% 減る。買収(ポッピ・シエテ・ロックスター・Be & Cheery)は減損が続き、資本配分に疑いが残る。

財務も薄い。純負債は 435 億ドル、FCF 77 億ドルは配当 77 億ドルを賄うのがやっとで、借り換えで利払いは増える。自己資本が薄く、ROE が 50% 前後と高く見えるのは自社株買いの結果である。エリオットの合意は効果が出るまで時間がかかり、未達なら次の追加の費用削減が必要になる。PER が 15 倍まで下がったのは、市場がこの構図を織り込んでいるからで、倍率が戻る前提は甘い。

どちらに重みを置いたか

北米の足元の悪化(見通しの引き下げ、数量の減少、価格の引き下げ)は慎重な見方が強く、確率は悲観側に寄せた(10 年のやや悲観と悲観の合計 40%)。一方、国際の数量の伸びと、軽い飲料フランチャイズ、費用削減の余地、54 年連続の増配に表れる事業の安定は強気の見方に分がある。強気の確率は楽観・やや楽観で 24% に抑えた。北米スナックの価格を決める力の低下は、倍率を割り引くのでなく長期の g をコカ・コーラ(3.5%)より低い 3% に置き、事業の ROE(約 27%、コカ・コーラは約 32%)の低さと合わせて式に入れ、10 年後の中立は 15.2 倍とコカ・コーラ(20.5 倍)より 2 割台半ば低い。結論は「北米の再建の成否が値段を左右し、今の値段は適正」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 180.23 ドル2,475 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 71.67 ドル984 億ドル)。 今の値に割り戻すと 132.26 ドル1,816 億ドル、今との差 −4.7%、 期待の年率 +6.1%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 293.32 ドル4,027 億ドル 83.76 ドル1,150 億ドル +171.6% +10.5% 22.62 ドル311 億ドル
やや楽観 18% 263.16 ドル3,613 億ドル 80.12 ドル1,100 億ドル +147.3% +9.5% 61.79 ドル848 億ドル
中立 36% 197.57 ドル2,713 億ドル 75.75 ドル1,040 億ドル +96.9% +7.0% 98.40 ドル1,351 億ドル
やや悲観 26% 134.91 ドル1,852 億ドル 67.73 ドル930 億ドル +46.0% +3.9% 52.69 ドル723 億ドル
悲観 14% 64.73 ドル889 億ドル 52.44 ドル720 億ドル −15.6% −1.7% 16.40 ドル225 億ドル
加重平均100% 180.23 ドル2,475 億ドル71.67 ドル984 億ドル +81.4% +6.1% 251.90 ドル3,459 億ドル

今の株価時価総額 138.83 ドル1,906 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:北米の再建に成功し、国際が 10 年で 1.8 倍になる 利益 230 億ドル · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 293.32 ドル4,027 億ドル

10 年後(2035 年 12 月期)、PFNA は数量が 1.15 倍(値下げの戻りの後は GLP-1 の逆風の中で年 +0.9%)、価格は 1.35 倍(2026 年の値下げを数年かけて取り戻す)、営業利益率 26%(営業利益 111 億ドル)。PBNA は数量がほぼ横ばいで価格は物価並み 1.41 倍、営業利益率 16%(66 億ドル)。国際は数量が IB Franchise 1.55 倍、EMEA 1.3 倍、アジア太平洋 1.75 倍、中南米 1.12 倍で、営業利益は国際で計 155 億ドル。売上は 1,560 億ドル、営業利益 308 億ドル、純利益 230 億ドル(今のコアの約 2.1 倍)。10 年の正味還元は約 1,150 億ドル。成長が物価並みに落ち着いても式の 9 割で PER 17.5 倍。

  • 北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー):数量 80.5(北米の食品の販売重量(億ポンド、推定))× 価格 5.31(1 ポンドあたりの純売上(ドル))→ 売上 427 億ドル・営業利益 111 億ドル。数量 +0.9%/年(3 年目から)
  • 北米の飲料 PBNA:数量 31.2(北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定))× 価格 13(1 ケースあたりの純売上(ドル))→ 売上 414 億ドル・営業利益 66 億ドル。数量 +0.4%/年
  • 国際の飲料フランチャイズ:数量 171(国際の販売ケース数(億ケース、推定))× 価格 0.64(1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース))→ 売上 109 億ドル・営業利益 41 億ドル。数量 +4.5%/年
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ):数量 260(EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定))× 価格 1.27(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 330 億ドル・営業利益 61 億ドル。数量 +2.7%/年
  • 中南米の食品 LatAm Foods:数量 89.6(中南米の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.86(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 167 億ドル・営業利益 37 億ドル。数量 +1.1%/年
  • アジア太平洋の食品:数量 105(アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.08(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 113 億ドル・営業利益 17 億ドル。数量 +5.8%/年

倍率:ROE 37.5%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 22.7%、g 3.5%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 18.8 倍(来年の利益に対して)。北米の再建に成功する最良の筋書きだが、スナックの価格を決める力が一度落ちたので 9 割に置いた。上限の 9.0 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 17.5 倍。時価総額 = 純利益 230 億ドル × 17.5 倍 = 4027 億ドル。

確率:北米の数量と利益率が戻り、国際の数量が年 +4〜6% で 10 年続き、買収がブランドの穴を埋め、費用削減が定着する。10 年全部が当たる確率は小さい。

やや楽観 18% やや楽観:北米は利益率が少し戻り、国際の数量が伸びる 利益 206 億ドル · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 263.16 ドル3,613 億ドル

10 年後、PFNA は数量 1.09 倍(3 年目から年 +0.4%)、価格 1.31 倍、営業利益率 25%(98 億ドル)。PBNA は数量が横ばいで価格 1.41 倍、営業利益率 15%(60 億ドル)。国際は数量が IB 1.5 倍・EMEA 1.26 倍・アジア太平洋 1.68 倍で、営業利益は国際で計 146 億ドル。売上は 1,487 億ドル、営業利益 278 億ドル、純利益 206 億ドル(今のコアの約 1.8 倍)。正味還元は約 1,100 億ドル。炭酸の減少はゼロ糖・エナジー・たんぱく質飲料で埋まり、国際の営業利益率が 1 ポイント上がる。PER 17.5 倍(g 3.5% の式の 9 割)。競合のコカ・コーラ・モンスター・ビバレッジとの差は縮まらないが、占有率は維持する。

  • 北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー):数量 76.3(北米の食品の販売重量(億ポンド、推定))× 価格 5.15(1 ポンドあたりの純売上(ドル))→ 売上 393 億ドル・営業利益 98 億ドル。数量 +0.4%/年(3 年目から)
  • 北米の飲料 PBNA:数量 30.0(北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定))× 価格 13(1 ケースあたりの純売上(ドル))→ 売上 398 億ドル・営業利益 60 億ドル。数量 +0.0%/年
  • 国際の飲料フランチャイズ:数量 165(国際の販売ケース数(億ケース、推定))× 価格 0.64(1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース))→ 売上 106 億ドル・営業利益 39 億ドル。数量 +4.1%/年
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ):数量 252(EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定))× 価格 1.27(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 320 億ドル・営業利益 57 億ドル。数量 +2.3%/年
  • 中南米の食品 LatAm Foods:数量 87.2(中南米の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.86(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 162 億ドル・営業利益 34 億ドル。数量 +0.9%/年
  • アジア太平洋の食品:数量 101(アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.07(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 108 億ドル・営業利益 15 億ドル。数量 +5.3%/年

倍率:ROE 37.9%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 22.9%、g 3.5%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 18.8 倍(来年の利益に対して)。配荷網とブランドは強いが、北米スナックの価格を決める力が落ちたので、上限の 9 割に置いた。上限の 9.0 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 17.5 倍。時価総額 = 純利益 206 億ドル × 17.5 倍 = 3613 億ドル。

確率:会社の長期の型(数量 +1%、価格ミックス +3〜4%)が続き、北米の費用削減が定着する。ただし北米の価格を決める力は完全には戻らない。

中立 36% 中立:北米は成熟した必需品、国際が成長を支え、利益は年 +5% 利益 178 億ドル · PER 15.2 倍 · 株価時価総額 197.57 ドル2,713 億ドル

10 年後、PFNA は数量が 1.02 倍(値下げで 3 年目までに年 +1.5% 買い戻した後は、GLP-1 の普及と自社ブランドで年 −0.3%。モンデリーズの北米・ハーシーの北米菓子と同じ置き方)、価格は 1.27 倍(物価 1.41 倍に届かない。値下げで 6% ほど低く、その後物価並み)、営業利益率 23.5%(営業利益 84 億ドル)。PBNA は数量 0.96 倍(炭酸の減少をエナジー・ポッピ・水・ゲータレードが一部補う)、価格 1.40 倍、営業利益率 13%(49 億ドル)。国際は数量が IB Franchise 1.44 倍、EMEA 1.22 倍、アジア太平洋 1.60 倍、中南米 1.07 倍で、営業利益は国際で計 135 億ドル。本社費 27 億ドル。売上 1,406 億ドル、営業利益 241 億ドル(率 17.1%)、純利益 178 億ドル(今のコアの 1.6 倍、年 +4.7%)。借り換えで利払いが 8 億ドル増える分を織り込む。競争はフリトレーの占有率 6 割・炭酸 2 割台半ばをほぼ維持。PER 15.2 倍は g 3%・k 8% の式の 8.5 割の「普通に強い必需品」。

  • 北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー):数量 71.6(北米の食品の販売重量(億ポンド、推定))× 価格 4.99(1 ポンドあたりの純売上(ドル))→ 売上 358 億ドル・営業利益 84 億ドル。数量 -0.3%/年(3 年目から)
  • 北米の飲料 PBNA:数量 28.8(北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定))× 価格 13(1 ケースあたりの純売上(ドル))→ 売上 379 億ドル・営業利益 49 億ドル。数量 -0.4%/年
  • 国際の飲料フランチャイズ:数量 158(国際の販売ケース数(億ケース、推定))× 価格 0.64(1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース))→ 売上 101 億ドル・営業利益 36 億ドル。数量 +3.7%/年
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ):数量 244(EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定))× 価格 1.26(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 308 億ドル・営業利益 52 億ドル。数量 +2.0%/年
  • 中南米の食品 LatAm Foods:数量 85.6(中南米の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.85(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 158 億ドル・営業利益 32 億ドル。数量 +0.7%/年
  • アジア太平洋の食品:数量 96.0(アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.06(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 102 億ドル・営業利益 13 億ドル。数量 +4.8%/年

倍率:ROE 38.4%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 23.2%、g 3.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 17.4 倍(来年の利益に対して)。配荷網とブランドは強いが、北米スナックの価格を決める力が落ち、炭酸の縮みと GLP-1 の逆風があるので、上限の 8.5 割に置いた。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 15.2 倍。時価総額 = 純利益 178 億ドル × 15.2 倍 = 2713 億ドル。

確率:業界ノートの中立(成熟品は名目年 +3.0%、新興国は数量 +3% 前後)に、北米スナックの値下げ(価格を決める力の低下)を織り込む。会社の長期の型の下側。

やや悲観 26% やや悲観:北米の価格が戻らず、数量も減って利益率が 15% に下がる 利益 131 億ドル · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 134.91 ドル1,852 億ドル

10 年後、PFNA は数量 0.95 倍(3 年目から年 −0.8%)、価格 1.20 倍と物価に大きく届かず、営業利益率 21.5%(67 億ドル)。PBNA は数量 0.90 倍、価格 1.35 倍、営業利益率 11.5%(39 億ドル)。国際は数量の伸びが IB 1.3 倍、EMEA 1.1 倍、アジア太平洋 1.35 倍に鈍り、営業利益は国際で計 101 億ドル。売上 1,228 億ドル、営業利益 180 億ドル(率 14.7%)、純利益 131 億ドル(今のコアの 1.2 倍)。買収の減損が再び出る。10 年の正味還元は約 930 億ドルで、配当を保つため借金が増える。成長が名目 +3% に落ち、その先 g 2.5% の式の 8.5 割で PER 14 倍。

  • 北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー):数量 66.2(北米の食品の販売重量(億ポンド、推定))× 価格 4.72(1 ポンドあたりの純売上(ドル))→ 売上 312 億ドル・営業利益 67 億ドル。数量 -0.8%/年(3 年目から)
  • 北米の飲料 PBNA:数量 27.0(北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定))× 価格 13(1 ケースあたりの純売上(ドル))→ 売上 343 億ドル・営業利益 39 億ドル。数量 -1.0%/年
  • 国際の飲料フランチャイズ:数量 143(国際の販売ケース数(億ケース、推定))× 価格 0.61(1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース))→ 売上 88 億ドル・営業利益 30 億ドル。数量 +2.7%/年
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ):数量 220(EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定))× 価格 1.20(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 264 億ドル・営業利益 38 億ドル。数量 +1.0%/年
  • 中南米の食品 LatAm Foods:数量 80.0(中南米の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.75(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 140 億ドル・営業利益 26 億ドル。数量 +0.0%/年
  • アジア太平洋の食品:数量 81.0(アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.00(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 81 億ドル・営業利益 7 億ドル。数量 +3.0%/年

倍率:ROE 38.6%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 23.3%、g 2.5%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 16.2 倍(来年の利益に対して)。北米の価格が戻らない縮みは数量と利益率と g(2.5%)に入れてある。利益の質は中立と同じ 8.5 割に置いた。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 14.1 倍。時価総額 = 純利益 131 億ドル × 14.1 倍 = 1852 億ドル。

確率:PB と値下げ競争で北米のスナックの利益率が戻らず、GLP-1 で数量が縮み、国際の伸びも鈍る展開。2026 年の足元は、この道に入りかけている。

悲観 14% 悲観:北米の優良さを失い、営業利益が今を下回って PER 13 倍 利益 69 億ドル · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 64.73 ドル889 億ドル

10 年後、PFNA は数量 0.83 倍、価格 1.10 倍(物価を大きく下回る)、営業利益率 17.5%(44 億ドル)。PBNA は数量 0.78 倍、価格 1.22 倍、営業利益率 8.5%(23 億ドル)。国際も数量はほぼ横ばいで、営業利益は国際で計 63 億ドル。売上は 958 億ドルと今の 1.02 倍、営業利益 101 億ドル(今のコアを下回る)、純利益 69 億ドル。配当は据え置き、自社株買いは止め、10 年の正味還元は 720 億ドル。ブランドと配荷網の資産は残るが、成長はほぼ止まる。PER 12.9 倍は、成長がほぼ止まった局面(g 2%)を式で解いた値の 8.5 割。

  • 北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー):数量 58.0(北米の食品の販売重量(億ポンド、推定))× 価格 4.33(1 ポンドあたりの純売上(ドル))→ 売上 251 億ドル・営業利益 44 億ドル。数量 -1.8%/年(3 年目から)
  • 北米の飲料 PBNA:数量 23.4(北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定))× 価格 11(1 ケースあたりの純売上(ドル))→ 売上 268 億ドル・営業利益 23 億ドル。数量 -2.5%/年
  • 国際の飲料フランチャイズ:数量 121(国際の販売ケース数(億ケース、推定))× 価格 0.57(1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース))→ 売上 69 億ドル・営業利益 21 億ドル。数量 +1.0%/年
  • EMEA(欧州・中東・アフリカ):数量 190(EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定))× 価格 1.08(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 206 億ドル・営業利益 23 億ドル。数量 -0.5%/年
  • 中南米の食品 LatAm Foods:数量 70.4(中南米の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 1.58(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 111 億ドル・営業利益 17 億ドル。数量 -1.3%/年
  • アジア太平洋の食品:数量 60.0(アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定))× 価格 0.89(1 kg あたりの純売上(ドル))→ 売上 53 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量 +0.0%/年

倍率:ROE 28.9%、k 8.00%(基本 8.0% + quality +0.0%)、残る割合 普通 1/2、RONIC = k + 残る割合 ×(ROE − k)= 18.4%、g 2.0%(事業の数量 × シェア × 価格から出した値。ROE から出していない)で、正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 14.9 倍(来年の利益に対して)。成長がほぼ止まった局面は g(2%)に入れてある。利益の質は中立と同じ 8.5 割に置いた。上限の 8.5 割に置いた。10 年目の利益に掛けるので ×(1+g) で 12.9 倍。時価総額 = 純利益 69 億ドル × 12.9 倍 = 889 億ドル。

確率:GLP-1・PB・小売の交渉力で北米の数量と価格を構造的に失い、国際の伸びも原料高と競争で食われ、買収の失敗が重なる展開。確率 1 割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

北米の食品 PFNA(フリトレー・クエーカー)

米国・カナダの塩味スナック(レイズ・ドリトス・チートス・トスティトス)とクエーカーのオートミール・シリアル。

数量北米の食品の販売重量(億ポンド、推定)価格1 ポンドあたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 70.0 3.93 275 66
10 年後 中立 71.6 4.99 358 84

取り方:売上 275.3 億ドル・コア営業利益 65.5 億ドル(率 23.8%)は 2025 年通期の決算(8-K)。重量 70 億ポンドは推定(売上 ÷ 1 ポンドあたり約 3.9 ドル)。数量は「米国の塩味スナック市場(約 240 億ドル)× シェア」で、フリトレーは小売売上の約 6 割(Packaged Facts、古い値)、ユーツ・キャンベル・PB が残りを分ける。2025 年の数量は −2%。2026 年 2 月に最大 15% 値下げ、後半は一部で値上げに戻す計画。価格の置き方は、値下げの分だけ物価(10 年 1.41 倍)を下回る。

北米の飲料 PBNA

米国・カナダの飲料。ペプシ・マウンテンデュー・ゲータレード・ブリスク・アクアフィナ・ロックスター・ポッピ。自社の瓶詰め網を持つ。

数量北米の販売ケース数(億ケース、288 オンス換算の推定)価格1 ケースあたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 30.0 9.40 282 33
10 年後 中立 28.8 13 379 49

取り方:売上 282.0 億ドル・コア営業利益 32.9 億ドル(率 11.7%)は 2025 年通期の決算。ケース数 30 億は推定(売上 ÷ 1 ケース約 9.4 ドル)。報告ベースの営業利益は 10.9 億ドルに崩れた(ロックスターの減損・ポッピの買収費用・関税。コアは前年比で +6%)。数量は「北米の飲料市場 × シェア」で、炭酸はコカ・コーラ約 45%・ペプシコ 2 割台半ば。数量は 2025 年に −3%、2026 年上半期も −3%。エナジーはロックスターが出遅れ、アラニ ヌーは流通を担当するだけで、セルシウス社が利益を握る。

国際の飲料フランチャイズ

米国外の飲料。濃縮液を現地の瓶詰め会社に売る軽い事業。

数量国際の販売ケース数(億ケース、推定)価格1 ケースあたりの純売上(ドル、濃縮液ベース)売上営業利益
今 2025/12 110 0.45 50 19
10 年後 中立 158 0.64 101 36

取り方:売上 50.0 億ドル・コア営業利益 18.6 億ドル(率 37%)は 2025 年通期の決算。ケース数 110 億は推定。濃縮液が中心で 1 ケースの売上は 0.45 ドルと低い。数量は「国際の飲料市場 × シェア」で、2026 年 4〜6 月は数量 +6%、上半期 +3%。コカ・コーラ(国際)に次ぐ 2 番手のブランドで、新興国でシェアを競う。価格は物価並みを基本とする。

EMEA(欧州・中東・アフリカ)

欧州・中東・アフリカの食品(ウォーカーズなど)と飲料。クエーカーも含む。

数量EMEA の販売重量(億 kg 換算、食品と飲料の合計の推定)価格1 kg あたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 200 0.90 180 26
10 年後 中立 244 1.26 308 52

取り方:売上 180.3 億ドル・コア営業利益 25.7 億ドル(率 14.3%)は 2025 年通期の決算。重量 200 億 kg は推定。食品と飲料を重量に換算して合計したもので、単価は幅がある。2025 年は乳製品・じゃがいも・食用油の高騰で営業利益が圧迫され、2026 年は数量 +3〜4%。数量は「EMEA の食品・飲料市場 × シェア」で、競合はモンデリーズ・インターナショナル、ネスレ、地場のスナック、コカ・コーラ(飲料)。価格は物価並みを基本とする。

中南米の食品 LatAm Foods

メキシコ・ブラジルなどのスナック(サブリタス・ドリトス・ガマサ・クエーカー)。

数量中南米の食品の販売重量(億 kg、推定)価格1 kg あたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 80.0 1.32 106 21
10 年後 中立 85.6 1.85 158 32

取り方:売上 105.5 億ドル・コア営業利益 21.4 億ドル(率 20.3%)は 2025 年通期の決算。重量 80 億 kg は推定。2025 年は為替と原料高で営業利益 −2%、2026 年上半期は営業利益 +19% と回復した。数量は「中南米のスナック市場 × シェア」で、メキシコでは塩味スナックのトップ、競合は地場とモンデリーズ。数量は 2026 年上半期で −1%。価格は物価並みを基本とする。

アジア太平洋の食品

インド・中国・東南アジアなどのスナック(レイズ・クエーカー)。

数量アジア太平洋の食品の販売重量(億 kg、推定)価格1 kg あたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 60.0 0.77 46 5
10 年後 中立 96.0 1.06 102 13

取り方:売上 46.3 億ドル・コア営業利益 4.6 億ドル(率 10%)は 2025 年通期の決算。重量 60 億 kg は推定。数量は 2026 年上半期に +10%、営業利益は 2 倍。Be & Cheery(中国)は減損を出した。数量は「アジア太平洋のスナック市場 × シェア」。まだ低い営業利益率が、規模の効果で上がる余地が大きい。価格は物価並みを基本とするが、新興国の競争で 10 年 1.38 倍とやや低く置く。

リスクと懸念

北米の食品の価格競争と利益率の低下

2026 年 2 月に最大 15% の値下げをしたが、7〜9 月期の PFNA は売上が横ばい、コア営業利益が 12% 減。数量は戻っても価格を戻せなければ、営業利益率は 24% から戻らない。小売が PB を押し、ウォルマートやコストコの交渉力が強まる。

北米の飲料の数量減と買収のつまずき

PBNA は数量が 2025 年に 3%、2026 年上半期に 3% 減った。炭酸は毎年 1〜2% 減り、GLP-1 が逆風。ロックスターは減損、アラニ ヌーは取り決めの負担、ポッピは買収費用がかさむ。エナジーで決め手を欠く。

GLP-1 とスナックの需要の減り

米国の成人の 13% 超が GLP-1 を使い、間食と甘い飲料が減る。スナックの市場は物価分しか伸びず、数量は構造的に縮みうる。低カロリー・たんぱく質の商品への入れ替えが遅れると、フリトレーの規模の利点が薄まる。

原料・関税と為替

アルミ缶・乳製品・じゃがいも・食用油・包装の価格と、米国の関税は粗利益率を数年単位で揺らす。2025 年は PBNA で関税が営業利益を 6 ポイント押し下げ、EMEA で乳製品・じゃがいも・食用油が 22 ポイント押し下げた。2026 年 7〜9 月期の関税払い戻しは一時的な追い風だった。

財務の薄さと配当の持続

純負債は 435 億ドル、FCF は 2025 年に 77 億ドルで配当の 77 億ドルとほぼ同じ。自社株買いは借金頼みに近く、借り換えで利払いが増える。減益が続くと、配当の増加ペースを保つために借金が増える。54 年連続の増配は守る前提だが、増加率は鈍る。

エリオットの要求と再編の実行

瓶詰め部門の再フランチャイズや分離、非中核の食品の売却は未確定で、実行の失敗や中途半端な分離は、価値を生まないまま混乱を招きうる。商品数の約 2 割削減や人員削減は、短期的に売上と士気を削る。2025 年 12 月の合意に取締役の席はなく、追加の要求が来る余地は残る。

国際の高インフレと通貨安

国際の数量が伸びても、アルゼンチン・トルコ・ナイジェリア・エジプトなどの通貨安と高インフレで、ドルの利益が目減りする。為替は筋書きで動かさないが、現地の価格転嫁が遅れる影響は利益率に出る。アジア太平洋の利益率が低いまま(10%)だと、成長が利益に結びつかず、物語が弱まる。

今後の分かれ目

北米の食品の数量が増え、価格を戻す値上げをしても数量が減らなかったら
営業利益率 24% への回復が見える。10 年のやや楽観・楽観の確率を上げ、倍率を 2〜3 倍上げて見てよい。
北米の食品の営業利益がさらに 2 四半期連続で前年を下回ったら
値下げが利益に結びつかず、価格を決める力の低下が構造的になっている。やや悲観・悲観の確率を上げ、PFNA の営業利益率を 2 ポイント下げて見直す。
エリオットが求める瓶詰め部門の分離・再フランチャイズが決まったら
飲料の売上は減るが利益率と資本効率が上がる(IB Franchise 型に近づく)。PBNA の営業利益率を 3〜4 ポイント上げ、倍率を 1〜2 倍上げて見る。
北米の飲料の数量が 2 四半期連続で −3% を割ったら
炭酸の減少をエナジーとポッピが埋められていない。PBNA の数量を年 −1% に下げ、やや悲観の確率を上げる。
追加の構造的な費用削減の額が示されたら
額が年 20 億ドル以上で価格の引き下げに吸収されないなら、中立の営業利益率を 1 ポイント上げてよい。吸収されるなら織り込まない。
国際の数量が 2 四半期連続で伸びを割ったら(+2% 未満)
成長の主力が止まった。国際の数量を下げ、中立の純利益を 1 割下げて見直す。
買収で再び大きな減損が出たら
資本配分の質への疑いが強まる。ROE が高いままでも、買収で価値を壊す型として、確率を悲観側へ寄せる。

見ておくもの

  • 北米の食品の数量・価格(実効価格)・営業利益率(PFNA)
  • 北米の飲料の数量(炭酸・エナジー・水)と営業利益率(PBNA)
  • 国際の数量(IB Franchise・EMEA・アジア太平洋)
  • アルミ缶・乳製品・じゃがいも・食用油の価格と関税の払い戻し
  • FCF と純負債、配当の増加率
  • エリオットとの合意の実行(商品数の削減・瓶詰めの分離)
  • 米国のエナジー・炭酸の占有率(Circana・Beverage Digest)と GLP-1 の普及率

倍率と資本コストの決め方

今の予想 PER 約 14 倍・時価総額 1,805 億ドルを見る前に、6 つのセグメントで数量(市場 × シェアとしての重量・ケース数)× 価格(物価並み 10 年 1.41 倍、北米スナックは値下げで 1.27 倍)を積み、営業利益率を置いて利益を作った。倍率は式 (1 − g/RONIC) ÷ (k − g) × (1 + g) どおりに置き(k 8.0%=基本 8.0% + quality 0)、北米スナックの価格競争力低下は長期の g(中立 3%)と、上限の 8.5 割という置き方に入れた(10 年後の中立は純利益の 15.2 倍、悲観は 12.9 倍。純負債は 1 ドルずつ引く)。今の倍率にも他社の倍率にも寄せていない。結果は適正と出たが、確率を慎重側(10 年の悲観側 40%)に寄せた点も反映した結果で、今の株価に合わせたものではない。k − g が 5% と薄く、k が 1% 上がれば倍率は 2 割弱下がる点は確信度を下げる要因として書いた。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 5% + β 0.60 × 5%。k = 基本 8.0% + quality 0 = 8.0%(SCHEMA_US §1)。需要の安定を、借金の利払いと炭酸・スナックの縮みで打ち消した。事業は傾いておらず、信用格付けも高いので上乗せはしない。北米の価格競争・GLP-1・買収の読み違えなどの個別のリスクは k に足さず、筋書き(数量・利益率)と確率に入れた。

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適正 クロロックスCLX 漂白剤・猫砂・ごみ袋・ピュレルの必需品ブランド。ERP 移行の傷・CEO 交代・借入増が重なり利益が谷にあるが、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 マコーミックMKC 調味料で世界首位の安定事業。米国の数量は弱いが、k 8.25% の利益ベースの正当化 PER(その 8.5 割)で測った値は今の時価総額を上回り、ユニリーバ統合を除いた単体ではやや割安 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 クローガーKR 米国最大の伝統的な食品スーパー。占有率を毎年失う薄利の成熟事業だが、食料品は落ちにくく、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で見ると今の値段は適正 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ターゲットTGT 縮んだ総合量販が立て直しに投資する局面。成功すれば倍率以上に利益が戻り、競合に負ければ構造的に縮む。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は適正 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 ゼネラル・ミルズGIS 数量が縮み利益が 2 期続けて落ちた大手ブランド。価格投資は一巡したが、借金の重さを k に入れて確率を慎重側に厚くすると、本質価値は今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 タイソン・フーズTSN 牛肉の赤字を鶏肉と加工食品が支える食肉大手。k 9.75% の正当化 PER(弱い堀で下限の 1 ÷ k に近い)で測ると、中立の価値は今を上回るが、期待の年率は k を下回り、適正 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンバリークラークKMB ハギーズ・クリネックスの北米首位と、IFP 売却後の身軽な形。北米の価格投資と中国の失速はあるが、k 8.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 15 倍)は今の PER 17 倍と近く、値段は適正 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ホーメル・フーズHRL 豚肉の原価高と撤退で利益が落ちた、配当 127 年の加工肉・外食の会社。借金は軽いが、利益ベースの正当化 PER(その 8 割)で測ると今の時価総額をやや下回り、適正 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 モルソン・クアーズ・ビバレッジTAP 米国ビールの縮小とシェア低下で利益が減る最中。それでも伸びのない会社の式(PER = 1 ÷ k = 10.5 倍)で測ると中立の 10 年後は今とほぼ同じで、確率を重ねるとやや割高 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ダラー・ツリーDLTR 裁量品が約半分の均一価格店が、多価格化と客層の広がりで利益率 9% 前後に乗せた局面。利益ベースの正当化 PER で測るとやや割高で、関税還付の一過性と客数の弱さから確率も慎重側に厚く置いた 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ブンゲ・グローバルBG 世界最大級の油糧種子の圧搾・穀物商社。2026 年は圧搾利幅が山で、ならした利益に弱い堀の正当化 PER(下限の 1 ÷ k = 10.0 倍)を当てると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アルトリア・グループMO 数量が毎年 5% 減る紙巻きを値上げで支える高配当の縮む事業。名目の利益は横ばいで、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コンステレーション・ブランズSTZ モデロ・コロナの輸入ビール一本足。数量が縮む産業で純負債も重いが、伸びのない会社の正当化 PER(1 ÷ k)で測ると、中立の 10 年後は今の 0.94 倍で、還元を足しても資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 クラフト・ハインツKHC ブランドは強いが数量が毎年縮む会社。k 9.0% の稼ぐ力(純利益 ÷ k)で測ると中立の価値は今の時価総額とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ダラー・ゼネラルDG 農村の小型店の密度で食品の来店頻度を握る会社が、盛り損の削減と改装で利益率を戻す局面。今の値段はやや割高で、利益率の戻りが続くかが価値を分ける 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モンデリーズ・インターナショナルMDLZ 世界首位のビスケットと世界 2 位のチョコを持ち、カカオ高で利益が削られた谷にある。k 8.0% の利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は中立の価値とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ハーシーHSY チョコレート首位のブランドが、カカオ高の谷を価格改定で抜けた直後。k 7.5% の利益ベースの正当化 PER で測ると、値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 コルゲート・パルモリブCL 歯磨きで世界首位とペット用療法食を持つ超安定企業。北米の数量減は重く、k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 20 倍)で見ると今の PER 25 倍はやや高く、利益の質は高いがやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 コカ・コーラKO 世界最強のブランド原液事業。強い堀の利益ベースの正当化 PER で測っても、k 7.5% では中立の 10 年後が今の約 1.1 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 プロクター・アンド・ギャンブルPG 世界最強の日用品ブランド群だが、PER 24 倍は k 7.5% の利益ベースの正当化 PER(来年の利益に約 19 倍)を上回る。数量の弱さを長期の成長に入れると、値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 キューリグ・ドクターペッパーKDP JDE ピーツの買収で純負債が時価総額の 6 割になった飲料・コーヒー複合。強い飲料と縮むポッドの綱引きで、借金の重さを k に入れると 10 年の中立は今の約 0.93 倍にとどまり、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) 割高 JM スマッカーSJM コーヒーの値付けと借金返済で利益の底が見えたが、ブランドの堀は広がらず、k 8.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると中立の価値は今とほぼ同じで、確率を悲観側に置いた総合ではやや割高 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 シスコSYY 米国最大の外食向け食品卸。薄利の物流業で価格を決める力は弱いが、規模の経済と AI 効率化で利益は着実に伸びる。利益ベースの正当化 PER で見ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 ケンビューKVUE タイレノール・リステリン・ニュートロジーナを持つが、数量は縮み、訴訟が再燃。買収条件に連動する株価に安全域は見えず、単体の本質価値はやや下 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 フィリップ モリス インターナショナルPM 紙巻きの減りを煙の出ない製品で埋める成長株。強い堀の利益ベースの正当化 PER でも、資本コスト 7.5% に対して今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ブラウン・フォーマンBF-B ジャックダニエルを軸にした酒類の老舗。米国の飲酒減・関税・カナダの棚外しが重いが、財務は軽く、利益ベースの正当化 PER(下限の 1 ÷ k)で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM 価格を決める力のない農産物加工の循環株。バイオ燃料の追い風で 2026 年は利益の山。ならした利益に k 9.5% の稼ぐ力(弱い堀の下限 1 ÷ k = 10.5 倍)を当てると、値段は割高 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ウォルマートWMT 食品の規模・通販・広告で堀は広がる。だが今の PER 43 倍は、強い堀の利益ベースの正当化 PER(約 22 倍)の 2 倍近くで、割高 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 チャーチ・アンド・ドワイトCHD 猫砂・洗濯・オーラルケアの強いブランドを買い足して伸びる必需品の中堅。ウォルマート依存と買収の失敗が影で、k 7.75% の利益ベースの正当化 PER で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 モンスタービバレッジMNST エナジー専業の高採算ブランド。利益ベースの正当化 PER で測っても、中立の 10 年後は今の時価総額の約 0.87 倍にとどまり、今の値段は割高 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エスティ ローダーEL 高級美容の名門が再建の途中。利益率は戻るが、利益ベースの正当化 PER(k 9.25%・ROE 25% 台で来年の利益に約 14 倍)では今の約 380 億ドルは回復を先取りしており、割高 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 コストコ・ホールセールCOST 会費が利益の半分を生む堀は本物だが、PER 47.6 倍は成熟後の約 2 倍。10 年の年率は資本コスト 7.5% に届かず割高 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ケーシーズ・ゼネラル・ストアーズCASY 米国 3 位のコンビニ。小さな町の寡占と調理品で伸びる良質な事業だが、燃料粗利が高止まりの今、GAAP の約 36 倍は利益ベースの正当化 PER(約 15 倍)の倍以上で割高 本質価値との差 −62.1% · 10 年 割高(年 −3.1%)

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読んだ資料

  1. ペプシコ 2025 年 10〜12 月期・通期決算(8-K)
  2. ペプシコ 2026 年 4〜6 月期決算(8-K)
  3. PepsiCo: A Q3 Beat, a Guidance Cut, and the Lowest P/E in Five Years(TIKR)
  4. After a Good but Mixed 2025, PepsiCo Cutting Prices(Food Processing)
  5. PepsiCo strikes pact with Elliott(Proactive Investors)
  6. PepsiCo to Cut Jobs, Drop Product Lines to Appease Activist Investor Elliott(Outlook Business)
  7. Celsius Holdings 8-K(Alani Nu・エナジーの占有率)
  8. PepsiCo Controls more than Half of US Salty Snacks Market(Potato Business)

分析日 2026-10-16