株譜
AI 銘柄分析 · 医薬品 · 試作

わかもと製薬 4512

眼科とヘルスケアの小さな製薬会社。赤字の医薬事業を黒字化できるかが焦点で、実績は乏しい

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)118 円41 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)302 円105 億円差 −61.0%
10 年後から見ると 割高 価値 118 円41 億円 · 差 −61.0% · 期待の年率 −2.4%
期待の年率リターン(10 年)−2.4%資本コスト比 −11.1 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

わかもと製薬は、整腸薬の強力わかもとで知られ、今は眼科の医薬品とヘルスケア商品、アジアへの輸出で稼ぐ小さな製薬会社だ。売上は 99 億円で、営業利益は 2.6 億円。

筆者の結論は「事業の稼ぐ力に比べて、今の時価総額は高い」である。過去 10 年のうち 6 年が営業赤字で、利益率は最高でも 2.6%。ROE は 2% にとどまる。眼科の新製品で売上は前期に 27% 伸びたが、医薬事業は 7 億円近い赤字を出している。

見かけの割安さは、自己資本 120 億円に支えられている。ただし棚卸資産や売掛金、工場の土地建物が大半で、すぐ現金になる分は限られる。営業キャッシュフローもマイナスだ。

中期経営計画は ROE 8% を掲げる。これまで目標を達成できなかった会社で、筆者は達成の確率を低く見る。眼科製品が育つかどうかが分かれ目になる。

小さな会社の再建物語に近い。結果が出るまで、10 年のうち半分は耐える覚悟が要る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「稼ぐ力に比べて、資産が重い」会社だ。自己資本 120 億円のうち、すぐ現金になるのは 20 億円の現預金と 23 億円の投資有価証券。あとは棚卸資産、売掛金、工場である。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、今はほぼゼロだ。営業キャッシュフローはマイナスで、設備投資を加えると年 9 億円ほどの現金が出ていく。事業が自分の資金を生まない会社に、高い値段は払えない。

筆者は、眼科の新製品が育つ可能性は否定しない。売上は前期に 27% 伸びた。それでも、10 年で医薬事業が黒字化し、ROE が資本コストを超える姿は、確率の低い筋書きと見る。過去に赤字が続き、経営計画を達成できなかった実績が重い。

安全域は、現金と土地が株価の下値を支える点にある。ただしこれは清算に近い話で、少数株主が決められない。割高とみる。

何で稼ぐ会社か

事業は四つに分かれる。医薬事業は眼科が中心で、点眼剤や眼内レンズを医師向けに売る。売上は 48 億円だが、研究開発費と新製品の販売費が重く、7 億円ほどの赤字を出している。

ヘルスケア事業は一般消費者向けで、強力わかもと、薬用歯みがき、フェムケア商品が柱。売上は 25 億円、利益は 4 億円。ブランドの古さが強みでもあり、弱みでもある。

グローバル事業は台湾などアジアへの輸出、ライセンス収入、受託製造、診断薬で、売上は 24 億円、利益は 5 億円。会社の利益のほとんどは、このヘルスケアとグローバルが稼ぐ。

最後は日本橋室町の賃貸ビル。売上 1.9 億円、利益 0.7 億円と小さいが、安定している。主な販売先は医薬品卸のメディセオ、スズケン、アルフレッサで、3 社で売上の 3 割を占める。

販売は卸を通じて、病院・診療所・ドラッグストアに届く。研究開発費は売上の約 5%、従業員は約 300 人。相模大井の工場で製造し、一部は外部委託もする。ヘルスケアの強力わかもとは、胃腸薬として長く親しまれたブランドだ。

優良さと弱いところ

優良さは低めである。医薬品メーカーとしては規模が小さく、研究開発費を負担できる体力が乏しい。過去 10 年のうち 6 年が営業赤字で、利益率の最高は 2.6%。ROE の中央値は 1% 未満だ。

堀と呼べるのは、強力わかもとのブランドと、眼科の販売網くらい。ただしどちらも売上は小さい。眼科医薬品は薬価制度のもとで、年々値が下がる。眼内レンズやヒアルロン酸製品は参入が難しいが、海外や大手との競争も強い。

財務は自己資本比率 7 割と厚い。借金はなく、現金は 20 億円。ただし営業キャッシュフローはマイナスで、設備投資と運転資金で、年 9 億円ほど現金が出ていった。棚卸資産が売上に比べて重いのが気になる。

経営は資本効率を意識し始めた。中計では ROE 8% 以上、配当性向 50% 以上、政策保有株を純資産の 10% 以下に絞る方針を示した。目標を掲げた点は評価できるが、実績はまだ伴わない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

日本の医療用眼科薬の市場は、高齢化とともに安定して伸びる。ただし薬価は毎年のように見直され、特に特許が切れた後発品は値下がりが速い。わかもとの点眼剤はこの影響を受ける。眼科は専門医が処方を決めるため、一度採用されると続きやすいが、参入企業も多い。

一般用の分野は、ドラッグストアの自社ブランドとの競争が重い。整腸薬の市場は伸び悩み、新しい商品の育成が難しい。フェムケアは新しい分野で、SNS や EC を使った販売が主戦場になる。

海外では、台湾などアジアの眼科・整腸薬の需要が伸びる。ただし為替は 150 円で固定して考えており、円安の追い風は織り込まない。

再編は進みやすい。小さな製薬会社は、研究開発費と販売網の維持が重く、大手に買われるか、事業を切り売りする。わかもとは今のところ独立を保つ方針だが、10 年のうちに選択を迫られる局面はあるだろう。

眼科は高齢化で最も成長が確実な分野の一つだが、白内障の手術や緑内障の治療は大手が強く、小さな会社は特定の領域で戦うしかない。人口が減っても、白内障など加齢の病気は増えるため、眼科の患者数は底堅い。

資本政策と M&A

還元は配当性向 50% 以上の方針で、2026 年 3 月期は 53% だった。ただ利益が薄いため、年間の配当は 1 億円強にとどまる。自社株買いはない。10 年で約 17 億円の配当を見込む。

中計「Wakamoto 100」は 2028 年度に売上 150 億円、ROE 8% 以上を掲げる。実現すれば営業利益が約 10 億円になる計算だが、この水準は過去 10 年で一度もない。

政策保有株は純資産の 10% 以下に減らす方針で、上場株の持ち分は 23 億円ほど。キッセイ薬品工業などを持つ。売却が進めば現金が増えるが、方針は数字では確認できない。

現金 20 億円は売上の約 2.4 か月分。運転資金と研究開発に約 10 億円が要ると見て、残り約 10 億円を事業に使わない現金に分けた。借金はなく、利払いの影響はほぼない。相模大井の工場は更新の負担がある。減価償却は取得時の値のままで、物価で増やさない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

売上は前期に 27% 伸び、眼科の新製品が通年で効けば、さらに増える。エピナスチンの点眼液、ヒアルロン酸の眼粘弾剤、眼内レンズが揃い、眼科の総合メーカーとして医師に認識され始めた。医薬事業の赤字は、新製品の立ち上げ費用の一時的な重荷だ。

中計は売上 150 億円、ROE 8% を掲げる。ヘルスケアの黒字が 4 億円、グローバルが 5 億円と、すでに稼ぐ事業が二つある。医薬事業が損益ゼロに近づくだけで、営業利益は 10 億円近くになる。

自己資本比率は 7 割で、借金はない。政策保有株の売却で現金が増え、配当性向 50% の方針も明確だ。工場の土地や賃貸ビルも、帳簿よりも高く売れる可能性がある。

大手が眼科の品揃えを補うために、買収を考える場面もありうる。

これまで赤字の理由は、新製品の立ち上げと研究開発費だった。費用が売上に見合うようになれば、利益は大きく動く。

眼科の患者は減らず、医師が採用した薬は長く使われる。新製品の売上が伸びれば、固定費に対する利益率は急に改善する。

慎重な見方

過去 10 年のうち 6 年が営業赤字で、最高でも利益率は 2.6%。中計の目標は毎回のように外れてきた。医薬事業は 7 億円近い赤字で、研究開発費は売上の 5% 近い。

営業キャッシュフローはマイナス 5 億円、設備投資を含めたフリーキャッシュフローはマイナス 9 億円。現金は前期末から 9 億円減った。このペースが続けば、保有株を売らないと資金が持たない。

眼科の薬価は年々下がる。物価が年 3% で上がる世界では、人件費と原材料は上がるのに、売値は上がらない。ヘルスケアと輸出の黒字がなければ、会社は成り立たない。

来期は営業利益が 22% 減る予想で、第 1 四半期は 1.4 億円の営業赤字だった。新製品の販売を伸ばしても、利益の改善は後ろ倒しになっている。

配当性向 50% を掲げても、利益が薄ければ配当は 1 億円強にすぎない。株主還元の厚みは見かけほどない。

眼科の専門医は大手の営業を重視するため、小さな会社の新製品は採用が進みにくい。

どちらに重みを置いたか

赤字の事業が黒字になる証拠は薄く、営業キャッシュフローもマイナスだ。確率は中立に 37% を置き、やや悲観と悲観で 40% と、慎重な側に寄せた。楽観は 5% と低い。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る。割高とみる。ただし資産の厚さで、悲観でも極端には落ちない。 眼科製品の売上と医薬事業の赤字幅が、確率を動かす最大の材料だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 171 円59 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 67 円23 億円)。 今の値に割り戻すと 118 円41 億円、今との差 −61.0%、 期待の年率 −2.4%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 5% 713 円247 億円 231 円80 億円 +212.3% +12.1% 47 円16 億円
やや楽観 18% 284 円99 億円 144 円50 億円 +41.7% +3.5% 77 円27 億円
中立 37% 162 円56 億円 49 円17 億円 −30.2% −3.5% 78 円27 億円
やや悲観 25% 69 円24 億円 35 円12 億円 −65.8% −10.2% 26 円9 億円
悲観 15% 45 円16 億円 17 円6 億円 −79.4% −14.6% 9 円3 億円
加重平均100% 171 円59 億円67 円23 億円 −21.4% −2.4% 237 円82 億円

今の株価時価総額 302 円105 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 5% 眼科の新製品が育ち、医薬事業が黒字化する 利益 18 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 713 円247 億円

眼科の新製品が医師に定着し、点眼剤と眼内レンズで販売量が 2 倍を超える。医薬事業の赤字は消え、利益率 8% の黒字に転じる。ヘルスケアはフェムケアと整腸薬が海外にも広がり、グローバルはアジアへの輸出が 1.5 倍になる。売上は 200 億円を超え、営業利益は 25 億円。ただし医薬品メーカーとして利益率 12% は優れた水準で、過去 10 年の最高 2.6% とは別の会社の姿だ。配当性向 50% を守り、10 年で約 80 億円が株主に戻る。

眼科医の信頼を得るまでには年数がかかる。この筋書きは、その時間を味方にできた場合を置いている。

  • 医薬事業:数量 1,760(販売本数相当(万本・推定))× 価格 0.06(1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準))→ 売上 110 億円・営業利益 9 億円。数量 2.20 倍・単価 1.05 倍・利益率 8.0%
  • ヘルスケア事業:数量 780(販売個数(万個・推定))× 価格 0.06(1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格))→ 売上 44 億円・営業利益 7 億円。数量 1.30 倍・単価 1.34 倍・利益率 16.0%
  • グローバル事業:数量 1,200(出荷・受託の取扱量(万単位・推定))× 価格 0.04(1 万単位あたり売上(億円))→ 売上 45 億円・営業利益 9 億円。数量 1.50 倍・単価 1.25 倍・利益率 19.0%
  • 不動産賃貸業:数量 1,500(賃貸床面積(㎡・推定))× 価格 0.00(1 ㎡あたり年間賃料(億円))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・単価 1.34 倍・利益率 36.0%

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.6% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 13.5 倍、時価総額 247 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の目標を何度も外してきた会社で、全部がうまく運ぶ必要がある。

やや楽観 18% 新製品の販売が伸び、赤字が縮む 利益 8 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 284 円99 億円

眼科の新製品が通年で売上に効き、医薬事業の販売量は 1.8 倍に増える。薬価の引き下げが物価の上昇を打ち消して、単価は今と同じ水準にとどまる。赤字は縮むが、研究開発費が重く、利益率は −2% まで。ヘルスケアとグローバルは堅く、合計で営業利益は 11 億円ほどになる。自己資本の伸びは小さく、ROE は 5% 台。中計の ROE 8% は届かないが、赤字体質から抜け出した形になる。

医薬事業の赤字が縮むペースが、利益率の水準を決める。研究開発費をどこまで絞るかも分かれ目になる。高齢化で眼科の患者数が増える流れも、この筋書きの追い風になる。ただ、大手との競争は続き、販売の伸びは限定的だ。

  • 医薬事業:数量 1,440(販売本数相当(万本・推定))× 価格 0.06(1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準))→ 売上 86 億円・営業利益 −2 億円。数量 1.80 倍・単価 1.00 倍・利益率 -2.0%
  • ヘルスケア事業:数量 690(販売個数(万個・推定))× 価格 0.06(1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格))→ 売上 38 億円・営業利益 6 億円。数量 1.15 倍・単価 1.30 倍・利益率 15.0%
  • グローバル事業:数量 1,040(出荷・受託の取扱量(万単位・推定))× 価格 0.04(1 万単位あたり売上(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 7 億円。数量 1.30 倍・単価 1.20 倍・利益率 18.0%
  • 不動産賃貸業:数量 1,500(賃貸床面積(㎡・推定))× 価格 0.00(1 ㎡あたり年間賃料(億円))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・単価 1.34 倍・利益率 36.0%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 11.43 倍、時価総額 98 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:発売済みの眼科製品が通年で効き始める。足元の増収はその前触れ。

中立 37% 増収は続くが、医薬事業の赤字が重く利益は薄い 利益 4 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 162 円56 億円

眼科の新製品で医薬事業の販売量は 1.4 倍に増えるが、薬価は物価に連動せず単価は 5% 下がる。赤字は −10% 近い利益率で続く。ヘルスケアとグローバルは物価並みに価格を上げ、合計で 10 億円を超える利益を稼ぐ。ここから医薬の赤字と本社費用を引き、営業利益は 4 億円台。利益率は 3% 強で、過去 10 年の最高 2.6% をわずかに上回るだけにとどめた。物価を考えれば、実質では今と大差ない。配当は性向 5 割を守る。減価償却は有形固定資産 37 億円の分が取得時の値のままで、物価で増やさない。

物価で売値が上がるのは、ヘルスケアとグローバルだけ。薬価が縛る医薬事業は、物価に負けて採算が悪化する。

  • 医薬事業:数量 1,120(販売本数相当(万本・推定))× 価格 0.06(1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準))→ 売上 63 億円・営業利益 −6 億円。数量 1.40 倍・単価 0.95 倍・利益率 -9.5%
  • ヘルスケア事業:数量 630(販売個数(万個・推定))× 価格 0.05(1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格))→ 売上 33 億円・営業利益 4 億円。数量 1.05 倍・単価 1.25 倍・利益率 13.0%
  • グローバル事業:数量 920(出荷・受託の取扱量(万単位・推定))× 価格 0.03(1 万単位あたり売上(億円))→ 売上 32 億円・営業利益 5 億円。数量 1.15 倍・単価 1.15 倍・利益率 17.0%
  • 不動産賃貸業:数量 1,500(賃貸床面積(㎡・推定))× 価格 0.00(1 ㎡あたり年間賃料(億円))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・単価 1.34 倍・利益率 36.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.4% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 11.43 倍、時価総額 56 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近 10 年で営業利益率が 3% を超えたことはない。新製品の効果が出ても、研究開発費と販売費が重い。

やや悲観 25% 新製品が伸びず、赤字が居座る 利益 2 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 69 円24 億円

新製品の伸びが期待を下回り、医薬事業の赤字は −12% 近くにとどまる。薬価は毎年のように下がり、単価は 1 割落ちる。ヘルスケアは広告費がかさみ、利益率が 12% に下がる。グローバルは台湾向けの価格競争に押される。営業利益は 2 億円ほどで、実質では今より少ない。配当は性向 5 割を目安にするが、金額は最低限に近づく。研究開発の優先順位を絞る決断を迫られる。

この筋書きでは、保有株の売却で現金を補いながら、赤字を数年かけて縮める対応が中心になる。赤字の事業を抱える状態が長引くと、経営陣の交代や、事業の売却を求める声が出ることもあるが、それは評価に入れていない。

  • 医薬事業:数量 880(販売本数相当(万本・推定))× 価格 0.05(1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準))→ 売上 47 億円・営業利益 −6 億円。数量 1.10 倍・単価 0.90 倍・利益率 -12.0%
  • ヘルスケア事業:数量 570(販売個数(万個・推定))× 価格 0.05(1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格))→ 売上 29 億円・営業利益 4 億円。数量 0.95 倍・単価 1.20 倍・利益率 12.0%
  • グローバル事業:数量 800(出荷・受託の取扱量(万単位・推定))× 価格 0.03(1 万単位あたり売上(億円))→ 売上 27 億円・営業利益 4 億円。数量 1.00 倍・単価 1.10 倍・利益率 15.0%
  • 不動産賃貸業:数量 1,500(賃貸床面積(㎡・推定))× 価格 0.00(1 ㎡あたり年間賃料(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00 倍・単価 1.20 倍・利益率 36.0%

倍率:利益が薄く ROE 約 2%。式の PER 上限(1÷k=約 12 倍)に、赤字が続く前提で約 58% を置く。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 7 倍・時価総額 22 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:過去 10 年のうち 6 年が営業赤字。体質が変わった証拠はまだ薄い。

悲観 15% 赤字が拡大し、保有資産を取り崩す 利益 −2 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 45 円16 億円

眼科製品の販売が伸びず、薬価の引き下げが続く。医薬事業は赤字が拡大し、ヘルスケアとグローバルの黒字で埋めきれない。営業損益は赤字に沈み、運転資金で現金が出ていく。手元資金は 20 億円しかなく、保有株や土地の売却に動く。配当は大幅に減らす。会社は縮小均衡に向かい、株主にとっては事業の価値より、売れる資産の価値が株価の中心になる。

医薬事業を大手に売る・提携に切り替える選択もありうるが、その場合の対価は評価に入れていない。薬価の引き下げで利益が出なくなった製品は、販売を打ち切って在庫を処分する。棚卸資産の評価損も自己資本を傷める。

  • 医薬事業:数量 720(販売本数相当(万本・推定))× 価格 0.05(1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準))→ 売上 36 億円・営業利益 −7 億円。数量 0.90 倍・単価 0.85 倍・利益率 -20.0%
  • ヘルスケア事業:数量 510(販売個数(万個・推定))× 価格 0.05(1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格))→ 売上 24 億円・営業利益 2 億円。数量 0.85 倍・単価 1.10 倍・利益率 10.0%
  • グローバル事業:数量 640(出荷・受託の取扱量(万単位・推定))× 価格 0.03(1 万単位あたり売上(億円))→ 売上 20 億円・営業利益 2 億円。数量 0.80 倍・単価 1.05 倍・利益率 12.0%
  • 不動産賃貸業:数量 1,350(賃貸床面積(㎡・推定))× 価格 0.00(1 ㎡あたり年間賃料(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。数量 0.90 倍・単価 1.20 倍・利益率 36.0%

倍率:稼ぐ力はほぼ無く、純現金と売れる資産に近い。今の自己資本 120 億円の約 13% を置く(資産の床の参考値 32 億円を下回る。少数株主は清算を決められず、現金が事業に食われる前提)。

確率:営業キャッシュフローがすでにマイナスで、運転資金も重い。資産の取り崩しを迫られる可能性は小さくない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

医薬事業

眼科を中心とする医療用医薬品・眼内レンズなどの医療機器。自社の研究開発費を負担し、赤字を出している。

数量販売本数相当(万本・推定)価格1 万本あたり売上(億円。薬価・納入価の水準)売上営業利益
今 2026/03 800 0.06 48 −7
10 年後 中立 1,120 0.06 63 −6

取り方:売上 47.6 億円を 1 本あたり約 0.06 万円(点眼剤の卸価格の目安)で割り、約 800 万本相当と推定。眼内レンズなど高単価品を含むため目安。

ヘルスケア事業

整腸薬の強力わかもと、薬用歯みがき、フェムケアなど一般消費者向けの商品。

数量販売個数(万個・推定)価格1 万個あたり売上(億円。店頭価格に近い出荷価格)売上営業利益
今 2026/03 600 0.04 25 4
10 年後 中立 630 0.05 33 4

取り方:売上 25.4 億円を 1 個あたり約 0.042 万円(卸出荷価格の目安)で割り、約 600 万個と推定。

グローバル事業

台湾などアジアへの輸出、ライセンス収入、受託製造、診断薬。

数量出荷・受託の取扱量(万単位・推定)価格1 万単位あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 800 0.03 24 5
10 年後 中立 920 0.03 32 5

取り方:売上 24.1 億円を 1 単位あたり約 0.03 万円の取扱いで割った推定。輸出・受託・ライセンスの混合のため目安。

不動産賃貸業

日本橋室町の賃貸ビルの賃料収入。

数量賃貸床面積(㎡・推定)価格1 ㎡あたり年間賃料(億円)売上営業利益
今 2026/03 1,500 0.00 2 1
10 年後 中立 1,500 0.00 3 1

取り方:賃料収入 1.92 億円を 1 ㎡あたり年 12.8 万円で割り約 1,500 ㎡と推定(実数は未開示)。

リスクと懸念

医薬事業の赤字

研究開発費と新製品の販売費で、年 7 億円近い赤字を出している。黒字化が遅れると、ヘルスケアとグローバルの黒字を食い続け、会社全体の利益が薄いままになる。

営業キャッシュフローのマイナス

前期の営業キャッシュフローはマイナス 5 億円。棚卸資産が売上の約 4 割と重く、資金が事業に吸われる。現金が尽きれば、保有株や土地の売却が必要になる。

薬価の引き下げ

眼科の医薬品は薬価が毎年のように下がる。物価は上がるのに売値は下がり、利益率が圧迫される。後発品の台頭も重なる。

卸への依存

メディセオ、スズケン、アルフレッサの 3 社で売上の約 3 割。取引条件の変更や値引き要請が、利益に直結する。

中計未達の繰り返し

2028 年度に ROE 8%、売上 150 億円を掲げるが、過去 10 年の最高 ROE は 1% 台。目標が外れ続けると、株主の信頼が薄れる。

製品の集中

眼科の新製品と強力わかもとに売上が偏る。安全性の問題や競合の登場で、一つの製品が崩れると影響が大きい。

今後の分かれ目

医薬事業のセグメント損益が赤字幅を半分に縮める
黒字化の道筋が見えてくる。やや楽観の確率を上げる。
営業キャッシュフローが 2 期続けてプラスになる
運転資金の重さが解消に向かう兆し。悲観の確率を下げる。
政策保有株の売却が数字で示され、現金や自社株買いに回る
資本効率の改善が実行に移った証拠。評価を引き上げる。
営業赤字が来期も続く
中計の達成は難しく、悲観の確率を上げる。
大手から買収提案が出る
プレミアムが生じうるが、確率は不確かなので評価には入れない。

見ておくもの

  • 医薬事業のセグメント損益と研究開発費
  • 営業キャッシュフローと棚卸資産
  • 卸 3 社への売上比率
  • 政策保有株の売却と配当性向
  • 中計の進捗(売上 150 億円)

倍率と資本コストの決め方

倍率は式(ROE が k を下回るので上限は 1÷k)から置き、今の PER や同業の倍率は使っていない。中立は上限の約 70%。brief の純現金 16 億円は現預金と有利子負債の差で、20 億円の現預金のうち約 10 億円は運転資金に使うため、うち約 10 億円を余った現金に分けた。投資有価証券 23 億円の配当は利益に入るので、価値に二重には足していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→13.5 倍・やや楽観 PER 9.5→11.43 倍・中立 PER 8.5→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(医薬品)の AI 分析

割安 ツムラ4540 医療用漢方で国内 8 割超を握る寡占企業。10 年の価値は今の値段をやや上回り、工場投資の重さが焦点 本質価値との差 +46.3% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 室町ケミカル4885 後発品向けの原薬とイオン交換樹脂の小さな老舗。減損で細った今期の利益を除いてならすと、値段はほぼ適正でわずかに安い 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ミズホメディー4595 コロナ特需で利益率が4割に膨らんだ検査キット専業。特需が冷めた後の平常をどこに置くかで、今の値段の重みが決まる 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 あすか製薬ホールディングス4886 女性医療と甲状腺に強い堅実な中堅薬メーカー。稼ぐ力は資本コストに届かず、10 年の価値は今をやや下回る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 ゼリア新薬工業4559 欧州で稼ぐ消化器薬の看板が特許切れを迎える。次の柱を買えるかで 10 年の価値が決まる 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本ケミファ4539 アレルギー検査の「ドロップスクリーン」は光るが、本体のジェネリックが稼げず、160 億円の借入の利息が利益を食う 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 富士製薬工業4554 女性医療の成長は本物だが、利益は主力 2 品に偏る。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 住友ファーマ4506 北米 2 品で崖から戻ったが、その 2 品にも 2030 年代の特許の崖がある。10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 東和薬品4553 国内ジェネリック大手の一角。増産で数量は伸びるが、薬価の下げと重い借金が稼ぐ力を資本コストの手前に抑える 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ロート製薬4527 目薬とスキンケアのブランドで国内首位。海外が国内の縮小を埋め、10 年の価値は今の値段に対しやや割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 協和キリン4151 ロカチンリマブの失敗で「次の柱」の賭けは外れ、XLH とポテリジオの寿命が本質価値をほぼ決める。10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −10.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 クオリプス4894 世界初のiPS心筋シートは承認と保険収載までたどり着いたが、国内の売上は年50億円規模が上限で、今の値段は海外と後続品の成功まで織り込んでいる 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 持田製薬4534 新薬で柱は入れ替わるが、利益率の低さと厚い資産の遊びが重い。10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 第一三共4568 エンハーツの崖を利益の山と谷で織り込み、倍率は式のまま。研究開発費が売上に合わせて増える前提では、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サワイグループホールディングス4887 国内ジェネリックの最大手の一角。数量は伸びるが薬価の下げが利益を削り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 参天製薬4536 特許切れの谷を海外で埋められるかが本質価値を決める。10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 塩野義製薬4507 HIV ロイヤルティの崖は 2027 年に迫るが、ゾコーバの米国展開と M&A で広げる新薬が埋める。10 年の価値は割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 サンバイオ4592 脳の再生医療を国内で発売したが、国内のピークは年30億円前後にとどまる。今の値段は米国での承認と脳梗塞への広がりを大きく先取りしている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 アステラス製薬4503 前立腺がん薬イクスタンジの特許の崖を、重点 5 製品と開発品でどこまで埋めるかが価値を決める。10 年の価値は割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 杏林製薬4569 新薬の柱は育つが、研究開発の重さで利益が資本コストに届かない。10 年の価値は今の値段の半分ほど 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ダイト4577 原薬から製剤まで一貫で作る堅実な工場だが、資本の重さに利益が見合わず、今の値段は高い 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 扶桑薬品工業4538 透析剤で国内首位の老舗。稼ぎが細るなか、借入で大型投資に踏み出す会社に今の値段は高い 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本新薬4516 ウプトラビの特許切れで稼ぐ力が落ちる。現金は厚いが、10 年の価値は割高 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 キッセイ薬品工業4547 稼ぎの薄い事業を、持ち株と現金が支えている。血管炎薬の問題も重く、10 年の価値は割高 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 森下仁丹4524 継ぎ目のないカプセルの技術は本物だが、利益は資本に比べて小さく、最大の顧客はたばこ。今の値段は高い 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 中外製薬4519 主力品の特許切れを品目ごとの利益で積むと、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。余った現金は戻る会社だが、崖までは埋まらない 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 エーザイ4523 レンビマの崖をレケンビが埋めるかが価値を決める。資本コストを上げて見ると、研究開発費も物価で増えるため、10 年の価値は今の値段に対し割高 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ペプチドリーム4587 特殊ペプチドの創薬基盤は大手に認められたが、収入は契約の当たり外れで大きく振れる。10年の確率加重では今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 JCRファーマ4552 希少疾患薬で稼ぐ会社だが、研究開発費が利益を食い、借金も重い。イズカーゴと新薬が当たらなければ今の値段は高い 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +4.5%) 割高 武田薬品工業4502 10 年後はエンティビオの崖の途中で、利益ベースの本質価値は今の値段に対し割高。借金の重さと償却が効く 本質価値との差 −33.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 生化学工業4548 ヒアルロン酸と LAL の会社。資産は厚いが稼ぐ力が低く、事業の価値は今の時価総額を大きく下回ると見る 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 大塚ホールディングス4578 レキサルティ・ジンアークの特許切れが相次ぐ中、ポカリスエット等の消費者事業とネクスト8 が谷を埋められるかが価値を左右する。10 年の価値は割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 小野薬品工業4528 オプジーボの崖のあとは、重い研究開発費が利益を削る。デサイフェラと開発品だけでは今の値段を支えきれず、割高 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 大幸薬品4574 正露丸という一本足の老舗。クレベリン特需の後始末を終えたが、利益の戻りは遅く、値段は割高 本質価値との差 −51.5% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 ネクセラファーマ4565 国内の製品事業は黒字の入口に立ったが、今の値段は神経薬と睡眠障害薬の提携がほぼ当たる未来まで先に払っている 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 栄研化学4549 便潜血の世界首位は本物だが、利益率7%の会社に今の値段は重い。10年の価値は大きく割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 科研製薬4521 現金は厚いが、利益より先に減っていく。新薬が当たらなければ 10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 中京医薬品4558 赤い箱の配置薬を回る商売は細る。利益率 2% の会社に 10 年後の価値はあまり積み上がらない 本質価値との差 −60.7% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 オンコリスバイオファーマ4588 世界初の食道がん薬は承認までたどり着いたが、国内だけなら売上は年20億円規模で、今の値段は海外と他のがんへの広がりまで先取りしている 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 ジーエヌアイグループ2160 あゆみ製薬の買収で収益の土台はできたが、研究開発の赤字を抱え、今の値段は肝線維化薬F351の大成功まで先取りしている 本質価値との差 −77.5% · 10 年 割高(年 −7.0%)

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読んだ資料

  1. EDINET DB わかもと製薬(有価証券報告書・BS)
  2. わかもと製薬 2026年3月期 決算短信(単体)

分析日 2026-10-20