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アドバンス・レジデンス投資法人 3269

東京 23 区が 7 割の住宅 REIT 最大手。賃料の入替増額は過去最高で借入の上昇も吸収できるが、今の値段はその強さを織り込み済みで適正の範囲

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)132,716 円3,785 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)133,300 円3,802 億円差 −0.4%
10 年後から見ると 適正 価値 132,716 円3,785 億円 · 差 −0.4% · 期待の年率 +6.9%
期待の年率リターン(10 年)+6.9%資本コスト比 −1.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アドバンス・レジデンスは、東京 23 区を中心に 291 棟、5,084 億円(取得価格)の賃貸住宅を持つ、住宅特化の J-REIT で最大級の銘柄だ。伊藤忠商事系の運用会社が運用する。筆者の結論は、適正の範囲にあるということである。価値の計算は今の値段より 2% ほど低く、差は誤差の内にある。

強みは賃料と含み益だ。入居者の入れ替え時の賃料は 2 割ほど上がり、過去最高を更新した。鑑定評価額は簿価を 3,041 億円上回り、含み益率は 65%。借入は鑑定ベースで 33% と軽く、格付けは JCR の AA、R&I の AA−だ。11 期続けて分配を増やしている。

弱みは三つある。ひとつは、借入の 22.6% が 2 年内に満期を迎え、新しい調達は 2.12% と、返済した 0.64% の 3 倍以上になっていること。ふたつめは、平均築年が 18.9 年と古く、リノベーションの資本的支出が重いこと。みっつめは、今の分配に売却益と内部留保の取り崩しが 2 割ほど含まれることだ。

投資口は NAV を 3 割近く下回る。ただ NAV は、清算されない限り手にできない。筆者は、割安の根拠として使わない。賃料の伸びが金利の上昇を吸収し続けるかどうかが、見立ての分かれ目だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、東京 23 区の住宅と、軽い借入、含み益の厚さは評価できる。住宅は景気に左右されにくく、賃料の下落も上昇も早く表れる。持ち続けて困る銘柄ではない。

ただ、値段に安全域はない。今の分配は、売却益の一部と内部留保、積立金の取り崩しが 2 割ほど含まれる。それらを除いた純利益は年 154 億円だ。借入の 22.6% が 2 年内に借り換わり、10 年金利 3% の世界では、平均金利が 0.94% から 3.4% に上がる。利払いは年 21 億円から 90 億円まで増える。

好材料は賃料だ。入替で 2 割近い増額が続き、NOI が 10 年で 25% 伸びれば、利払いの増加をほぼ吸収できる。実際、中立でも純利益は今とほぼ同じ水準を保つ。ここが他の用途と違う。

10 年の分配と 10 年後の物件の価値を今に引き直すと、今の値段をわずかに下回る。割安とは言えず、筆者は値段が 1 割下がれば買ってよい水準と見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、賃貸住宅の賃料だ。2026 年 7 月期の半年で賃貸事業収入は約 195 億円、償却を除く費用を引いた NOI は約 149 億円。年にならすと NOI は 297 億円で、帳簿価額 4,708 億円に対する利回りは 6.3% になる。経費率は 24% で、賃料の伸びがほぼそのまま NOI に乗る。

物件は 291 棟。東京 23 区が取得価格の 71%、首都圏が 11%で、残りは札幌・仙台・名古屋・関西・九州などの政令指定都市だ。単身から家族向けまで幅広く、一部は学生向けの賃料保証型を一般賃貸に切り替える。平均築年は 18.9 年。期中の平均稼働率は 95.9% だ。

契約は 2 年の普通借家で、入居者が替わるたびに市場の賃料へ合わせ直す。2026 年 7 月期の入替賃料は平均で約 20% の増額となり、過去最高だった。更新時の増額は小さい。会社は、専有部のリノベーションを対象住戸の約 2 割まで進めており、追加の工事で賃料をさらに上げる計画だ。

成長の道具は、売却益の再投資と物件の入れ替えだ。古い地方の物件を売り、東京 23 区の物件を買う。当期は 3 物件を売って 16.7 億円の益を出し、7 物件を 109 億円で取得した。伊藤忠商事グループからの取得は、上場来の 34% にとどまる。

優良さと弱いところ

物件の質は住宅 REIT の中で標準以上だ。東京 23 区に取得価格の 7 割が集まり、立地は強い。ただ平均築年が 18.9 年と古く、地方の都市が約 2 割ある。解約から入居までの空室期間を縮めるため、リノベーションを続けている。

強みは三つある。一つめは入替賃料の強さで、東京 23 区では原状回復した住戸の増額が 2 割近い。二つめは、含み益と、J-REIT 最大級の負ののれん(残高約 214 億円)を、分配の安定化に使える点。三つめは、運用会社が伊藤忠商事の 100% 子会社で、取得の約 3 分の 2 を第三者から買う独立性があることだ。

弱みも三つある。ひとつは、リノベーションの資本的支出が年 40 億円を超え、償却の半分を食うこと。ふたつめは、運用報酬が NOI の 10% を超え、取得時と譲渡時にも報酬がかかること。みっつめは、伊藤忠商事の出資が 2.4% と薄く、同じ船に乗る度合いが弱いことだ。

分配は 11 期連続で増えたが、売却益の一部と内部留保、積立金の取り崩しが含まれる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

住宅の賃貸需要は、賃金の上昇と、東京への単身者の流入で堅調だ。新築の建築費は上がり、供給は細っている。首都圏の賃料は、入替時の増額が 2 割近くまで上がった。東京 23 区の人口の流入は続くが、政令指定都市は減少に転じる地域がある。

住宅は、2 年の更新で賃料が市場に追随する。物流やオフィスと違って、賃料の下落も上昇も早く表れる。筆者は、中立で賃料は名目年 2.5% と見る。物価の 3% に届かないのは、更新時の増額が小さく、入替時の増額が入居者の入れ替わる割合に左右されるからだ。

住宅は景気の波が小さい。稼働は 95〜96% で安定し、悲観でも 90% までと見る。ただ、10 年国債が 3% の世界では、住宅の期待キャップは 3.75% まで上がる。今の鑑定の利回りは 3.56% で、この差が物件の価値を鑑定より下げる。

金利の上昇は、利回りの低い住宅に強く効く。新しい調達金利が 3% を超えれば、NOI の伸びで吸収できるかが焦点になる。また住宅は、人口の動きが物件ごとに違う。東京 23 区は単身者の流入で需要が堅いが、地方の政令指定都市は人口が減る地域があり、入替賃料の伸びに差が出る。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、売却益と内部留保の活用、物件の入れ替え、自己投資口の取得だ。2025 年に 13,698 口を買って消却した。増資は、2023 年 9 月の公募と第三者割当の 1 回だけだ。

分配の方針は、減価償却の見直しで生じる積立金の取り崩しに加え、売却益の一部を内部留保し、必要に応じて取り崩して分配を安定させる形だ。内部留保の残高は約 30 億円、負ののれんの残高は約 214 億円ある。

借入は総資産の 49.8%、鑑定ベースでは 32.6% だ。上限は総資産 53%、鑑定 50%。固定の比率は 92%、平均の残りは 4.3 年。当期は 176 億円を 0.64% で返済し、248 億円を 2.12% で調達した。調達の金利が返済の 3 倍超になっている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

入替賃料が強い。東京 23 区の原状回復住戸は 2 割近い増額で、過去最高だ。会社はリノベーションを対象住戸の約 2 割まで進め、残りに工事を実施すれば FFO を 12.8% 押し上げられると試算する。賃料は 2 年で市場に追随するので、物価が上がれば NOI も早く伸びる。

財務に余裕がある。鑑定ベースの借入比率は 33% で、固定の比率は 92%、格付けは AA と AA−。金利が 3.4% になっても、NOI の伸びが利払いの増加を吸収し、純利益は今の水準を保てる。含み益は 3,041 億円と厚い。

NAV に対する割引が大きい。投資口は NAV を 3 割近く下回り、会社は自己投資口の取得も選べる。売却益の再投資と内部留保も、分配を安定させる。

運用会社は、東京 23 区への入れ替えを進める。当期は古い物件 3 つを売って 16.7 億円の益を出し、新しい物件 7 つを買った。取得の多くは鑑定評価額を下回る値段だった。

慎重な見方

金利の上昇は住宅に厳しい。利回りが 3.5% 台と低く、金利が上がるほど物件の価値が下がる。新しい調達の金利は 2.12% で、返済した 0.64% の 3 倍以上。借入の 22.6% が 2 年内に借り換わり、平均 0.94% の金利が 3.4% になれば、年の利払いは 21 億円から 90 億円まで増える。

資本的支出が重い。リノベーションと大規模修繕で年に 40 億円を超え、減価償却の半分を食う。築が 18.9 年と古く、建築費は物価より速く上がる。工事の間は稼働が 0.6 ポイントほど下がる。

今の分配は見かけより厚い。売却益と内部留保、積立金の取り崩しが 2 割ほど含まれ、純利益だけなら分配はその分薄い。内部留保や負ののれんは有限だ。運用報酬は NOI の 10% を超え、取得と譲渡にも報酬がかかる。

伊藤忠商事の出資は 2.4% と薄い。地方の政令指定都市は人口が減る地域があり、そこの物件は入替賃料の伸びが弱く、売却益も出にくい。

どちらに重みを置いたか

東京の住宅の強さと財務の余裕で強気に分があるが、金利の上昇と資本的支出は重い。中立は今の値段をわずかに下回った。スポンサーの点数は 3 を下回ったので、悲観の確率は 10% に据えた。楽観側は合わせて 32%、中立は 38% を置いた。筆者は、賃料の伸びが金利の上昇を吸収している点を評価するが、その強さはすでに値段に入っている。適正の範囲の中ほどにあると見る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/07 期)

確率で加重した株価時価総額 200,876 円5,730 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 58,291 円1,663 億円)。 今の値に割り戻すと 132,716 円3,785 億円、今との差 −0.4%、 期待の年率 +6.9%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 323,002 円9,213 億円 72,783 円2,076 億円 +196.9% +11.5% 39,579 円1,129 億円
やや楽観 22% 260,982 円7,444 億円 66,718 円1,903 億円 +145.8% +9.4% 72,094 円2,056 億円
中立 38% 212,460 円6,060 億円 60,863 円1,736 億円 +105.0% +7.4% 103,863 円2,962 億円
やや悲観 20% 124,251 円3,544 億円 48,592 円1,386 億円 +29.7% +2.6% 34,569 円986 億円
悲観 10% 55,744 円1,590 億円 34,884 円995 億円 −32.0% −3.8% 9,063 円259 億円
加重平均100% 200,876 円5,730 億円58,291 円1,663 億円 +94.4% +6.9% 259,167 円7,392 億円

今の株価時価総額 133,300 円3,802 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 入替賃料の増額が続き、金利も 3% 以下 利益 221 億円 · PBR 4.1 倍 · 株価時価総額 323,002 円9,213 億円

10 年金利は 3% を下回って落ち着き、借り換えは 3.1% で済む。入替賃料の増額が続き、リノベーションの効果も出て、賃料は年 3.5% で上がる。稼働は 96.5% を保つ。

経費は物価並みに増えるが軽く、NOI は 10 年で 4 割強伸びる。純利益は今から 4 割強増える。含み益の売却益を再投資し、1 口の価値が増える。この筋書きでは規模を据え置いて質を上げる。リノベーションを未実施の住戸にも広げ、入替のたびに賃料を引き上げる循環が回り続ける。

不動産の買い手は今の利回りで買い続け、物件の利回り(キャップ)は今の鑑定の 3.29% のまま変わらない。時価総額は 9,213 億円と今の 2.4 倍になる。賃料の追随が早い住宅では、物価の上昇がそのまま収入に表れる。投資主の取り分は今の値段を大きく上回る。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 4,543(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 12.2%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 555 億円・営業利益 353 億円。稼働 96%・賃料 年 +3.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 429 − 資本的支出 52) ÷ キャップ 3.29% − 純負債 2240 = 9213 億円。キャップは今の鑑定の NCF 利回り((NOI − 資本的支出) ÷ 鑑定評価額)の 3.29% で、今の値付けが 10 年続く所(住宅の下限 3.25% より低い。楽観だけはここまで下げてよい)。

確率:入替の増額が続き、金利も 3% 以下で収まる筋書き。住宅は賃料の追随が早く、借入も軽いので 10% とした。

やや楽観 22% 賃料は年 3% で伸び、借り換えは 3.25% 利益 188 億円 · PBR 3.3 倍 · 株価時価総額 260,982 円7,444 億円

金利はやや低めに落ち着き、借り換えは 3.25% になる。賃料は入替ごとに年 3% で上がる。稼働は 96% を保つ。

利払いは年 86 億円ほどまで増えるが、NOI の伸びが吸収し、純利益は今の 2 割ほど増える。内部留保と積立金の取り崩しは続く。資本的支出は築が進むにつれ年 55 億円に増え、リノベーションに回る。入替賃料の増額が、その工事費を回収する形が続く。

物件の利回りは 3.55% に上がる。物件の価値は鑑定をわずかに上回り、投資主の取り分は今の値段を上回って残る。住宅の安定した稼働が、借入の返済を支える。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 4,520(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 11.6%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 526 億円・営業利益 322 億円。稼働 96%・賃料 年 +3.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 399 − 資本的支出 55) ÷ キャップ 3.55% − 純負債 2270 = 7444 億円。キャップは住宅の中立 3.75% より 0.2% 低い 3.55%(賃料の伸びが強い筋書き)。

確率:中立より賃料の伸びが良く、キャップの上昇が小さい筋書き。22% とした。

中立 38% 金利の正常化で利払いと利回りが上がる 利益 156 億円 · PBR 2.7 倍 · 株価時価総額 212,460 円6,060 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借入は 2〜6 年のうちに 3.4% へ借り換わる。年の利払いは今の約 21 億円から 90 億円へ増える。賃料は年 2.5% で上がり、稼働は 95.5% を保つ。

経費は物価並みに増えるので、NOI は 10 年で 25% ほど伸びる。減価償却は取得原価のままで、リノベーションを積んだ分だけ増える。純利益は今とほぼ同じ水準に収まり、分配は積立金と内部留保の取り崩しが細るぶん、今の水準から 1 割弱下がる。

物件の利回りは 3.75% に上がり、物件の価値は鑑定より 1 割ほど低い。借入があるぶん、投資主の取り分は物件の価値の変動に敏感だ。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 4,496(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 11.1%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 498 億円・営業利益 292 億円。稼働 96%・賃料 年 +2.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 372 − 資本的支出 58) ÷ キャップ 3.75% − 純負債 2320 = 6060 億円。キャップは住宅の中立 3.75%(要求利回り 5.75% − NOI の伸び 2.0%)。今の鑑定の利回り約 3.56% より高い。

確率:前提どおり 10 年金利が 3% に落ち着き、賃料は物価の 5 分の 6 で上がる筋書き。最もありうるので 38%。

やや悲観 20% 金利が高めに落ち着き、賃料が頭打ちになる 利益 98 億円 · PBR 1.5 倍 · 株価時価総額 124,251 円3,544 億円

金利は高めに落ち着き、借り換えは 3.65% になる。入替賃料の増額が縮み、賃料は年 1.5% しか伸びず、稼働は 94% に落ちる。地方の物件は人口の減少で空室が増える。築が進み、資本的支出は年 66 億円に増える。

利払いは年 96 億円になり、純利益は今の 6 割ほどに細る。積立金と内部留保の取り崩しは終わり、分配は純利益だけになる。借入の返済に現金を回し、新しい物件は買えない。

物件の利回りは 4.25% に上がる。物件の価値から借入を引くと、投資主の取り分は今の自己資本を 4 割ほど上回る水準まで縮む。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 4,426(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 445 億円・営業利益 237 億円。稼働 94%・賃料 年 +1.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 318 − 資本的支出 66) ÷ キャップ 4.25% − 純負債 2400 = 3544 億円。キャップは中立 +0.5%。借入があるぶん、物件の価値が下がると投資主の取り分は大きく縮む。

確率:金利が高めに落ち着き、入替の増額が縮む筋書き。20% とした。

悲観 10% 金利の上振れと不況で稼働が落ちる 利益 20 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 55,744 円1,590 億円

金利は 3% を超えて上がり、借り換えは 4.3% になる。不況で入居者が減り、稼働は 90% へ落ちる。賃料は 10 年たっても今と同じ名目にとどまる。NOI は 2 割弱減る。

利払いは年 113 億円になり、純利益はほぼ消える。分配は純利益の水準まで下がる。資本的支出を絞り、借入の返済と空室の手当てに現金を回す。物件の利回りは 4.5% に上がり、物件の価値は鑑定の 6 割ほどになる。

物件の価値は借入を上回って残るが、投資主の取り分は今の自己資本の 3 分の 2 に縮む。清算されない限り、物件を売って NAV を受け取ることはできない。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 4,237(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.7%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 367 億円・営業利益 169 億円。稼働 90%・賃料 年 +0.0%・経費 年 2.5%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 246 − 資本的支出 56) ÷ キャップ 4.50% − 純負債 2650 = 1590 億円。キャップは中立 +0.75%。NAV は床にしない(清算されない限り投資主は受け取れない)。

確率:スポンサーの点数が 3 を下回ったので、悲観の確率は基本の 10% のまま。金利の上振れと不況が重なる筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

賃貸住宅の賃貸

東京 23 区を中心とする賃貸住宅 291 棟を、単身から家族向けまで個人に 2 年の普通借家で貸す。

数量稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模)価格稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.7%)。物価の転嫁で伸びる売上営業利益
今 2026/07 4,515 8.7% 391 222
10 年後 中立 4,496 11.1% 498 292

取り方:2026 年 7 月期の半期の賃貸事業収入 195.5 億円(売却益を除く)を 2 倍して年額 390.9 億円。帳簿価額 4,708 億円(貸借対照表の賃貸等不動産)× 期中の平均稼働 95.9% で数量、収入 ÷ 数量で価格。NOI は収入 − 償却を除く賃貸事業費用で年 297.1 億円、セグメントの利益はそこから減価償却 75.1 億円を引いた額。中立の価格が 1.28 倍で物価の 1.34 倍に届かないのは、更新時の増額が小さく、入替時の増額は入居者の入れ替わる割合に左右され、転嫁が物価の 5/6 にとどまると見るため(業種ノート)。

リスクと懸念

借り換えの金利

借入の 22.6% が 2 年内に満期を迎える。当期の新しい調達は 2.12% で、返済した 0.64% の 3 倍以上。平均 0.94% が 3.4% へ借り換わると、年の利払いは 70 億円ほど増え、今の純利益の 4 割強が消える。

資本的支出の重さ

リノベーションと大規模修繕で、資本的支出と修繕費は年 40 億円を超える。平均築年は 18.9 年と古く、建築費の上昇で更新費は物価より速く増える。

分配に含まれる取り崩し

直近の 1 口の分配には、売却益の一部、内部留保、積立金の取り崩しが 2 割ほど含まれる。内部留保は約 30 億円、負ののれんは約 214 億円と有限で、尽きれば分配は純利益の水準に戻る。

住宅の利回りの上昇

今の鑑定の NCF 利回りは 3.56% と低く、10 年国債 3% との差が小さい。利回りが 1 ポイント上がると、物件の価値は 2 割強下がる。

地方の人口減

札幌・仙台・名古屋・関西・九州の物件は取得価格の約 2 割。人口が減る地域では、入替賃料の伸びが弱く、売却益も出にくい。

スポンサーの出資の薄さ

伊藤忠商事の出資は 2.4% で、同じ船に乗る度合いは弱い。運用報酬は NOI の 10.2% で、取得時と譲渡時にも報酬がかかる。

今後の分かれ目

10 年金利が 2% 前後で止まる
利払いの増加もキャップの上昇も小さく、やや楽観に近づく。今の値段は割安の側に入る。
入替賃料の増額が 10% 台に縮む
NOI の伸びが物価を下回り、悲観側の確率を上げる。
NAV 割れで公募増資を行う
1 口の価値が薄まる。スポンサーの点数を上げ、悲観の確率を上げる。
自己投資口の取得を再開する
NAV 割れの値段で 1 口の価値を増やす使い方で、スポンサーの点数を下げる。
積立金と内部留保の取り崩しが終わり、分配が純利益の水準へ下がる
分配の見かけの低下で投資口が売られても、価値の数字は動かない。

見ておくもの

  • 入替賃料の増額率と稼働率
  • 新しい調達金利と 2 年内の返済額
  • リノベーションの進捗と資本的支出
  • 伊藤忠商事の出資比率と取得の利回り
  • 東京 23 区の賃貸住宅の供給

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段や過去の値段から置いていない。10 年後の時価総額は、NOI から資本的支出を引いた額をキャップレートで割り、負債を引いて出した。キャップは 10 年金利 3% に用途の上乗せを足した業種ノートの表で、今の鑑定の利回り 3.56% より高い。NAV 割れを割安の根拠にしていない。今の値段が倍でも半分でも、価値の数字は動かない。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +0.50% を足した 8.00%。事業は傾いていないので extra は置かない。

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やや割安 サムティ・レジデンシャル投資法人3459 地方都市の賃貸住宅 189 物件。NAV の 6 割台で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 スターツプロシード投資法人8979 首都圏の賃貸住宅 111 物件。NAV の 7 割で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) 適正 日本ホテル&レジデンシャル投資法人3472 温泉旅館とアパホテル、住宅を持つアパ系の REIT。物件は高い利回りで値付けされ、今の値段は NAV の 6 割。主テナントの温泉の振れは大きいが、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 大和ハウスリート投資法人8984 物流と住宅を軸に 232 物件を持つ総合型 J-REIT。借入が軽く含み益も厚いが、10 年の金利正常化を織り込むと今の値段はほぼ適正と筆者は見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 マリモ地方創生リート投資法人3470 地方の住宅と生活密着型の店を中心に 61 物件を持つ小型の総合型 REIT。物件は NAV の 3 分の 2 の値段で買えるが、借入が全部変動金利で利払いの増加が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 CREロジスティクスファンド投資法人3487 物流専業 CRE が開発した 21 物件の小型 REIT。NAV を 3 割下回るが、借入の半分近くが 2 年内に借り換わるため、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 MIRARTH不動産投資法人3492 住宅を軸にオフィス・商業・ホテルを持つ総合型 J-REIT。借入が重く、増資を NAV 割れで繰り返すが、投資口は NAV の 0.7 倍まで売られ、筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 SOSiLA物流リート投資法人2979 住友商事系の物流 REIT。稼働 100% と 10 年超の長い契約が強みだが、運用会社への行政処分と借入の早い借り換えが重く、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三菱地所物流リート投資法人3481 三菱地所系の物流 REIT。賃料の増額は 17 期続き借入も軽いが、金利が 3% で落ち着く前提では、今の値段は適正の範囲の中ほど 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 大和証券リビング投資法人8986 賃貸住宅 76% とヘルスケア 24% の複合型。売却益で支えた分配は先細りで、借入が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東海道リート投資法人2989 静岡を軸に東海道の住宅と工場・物流を持つ地域密着の REIT。物件の値付けは高利回りで無理がないが、借入の 9 割超が変動金利で、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三井不動産アコモデーションファンド投資法人3226 東京 23 区が 9 割の住宅 REIT。調達金利が低いうちの値段で、10 年金利 3% の世界では適正の範囲にとどまる 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 いちごホテルリート投資法人3463 全国のビジネスホテル 29 物件を持つ J-REIT。賃料の 5 割弱が変動で、今の値段は NAV の 6 割弱だが、筆者は割安とは見ず、ほぼ適正と置く 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 トーセイ・リート投資法人3451 首都圏の築古の住宅とオフィスを再生して持つ複合 REIT。鑑定の利回りが高く値付けに無理はないが、借り換えで利益が 2 割細り、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3471 三井不動産と伊藤忠の二つの後ろ盾を持つ新しい物流 REIT。賃料の改定は強いが、10 年金利 3% の世界では、今の値段は適正の範囲の高い側 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 スターアジア不動産投資法人3468 ホテルが NOI の 45% を占める総合型 J-REIT。投資口は NAV の 0.67 倍と安く見えるが、ホテルの変動賃料とスポンサー系テナントに偏る。筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本プロロジスリート投資法人3283 新しい大型の物流施設をそろえた REIT。借入が軽く、金利 3% の世界でも傷は浅いが、それでもやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 霞ヶ関ホテルリート投資法人401A デベロッパー系の新規上場ホテル REIT。築浅 15 ホテルの賃料はすべてスポンサー系の運営会社が払う。決算は 2 期のみで、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 日本リート投資法人3296 東京経済圏の中規模オフィスと住宅が中心の総合型 J-REIT。NAV の 0.64 倍まで売られ、借入が重い割に値段は安く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 セントラル・リート投資法人3488 東京の中小オフィスと生活密着型の店、地方のホテルを持つ名鉄・ザイマックス系の小型 REIT。借入は軽いが賃料の伸びが利払いの増加に負け、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ロジスティクスファンド投資法人8967 日本初の物流 REIT。含み益が厚く借入も軽いが、築が古く、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コンフォリア・レジデンシャル投資法人3282 東京 23 区が 9 割の若い住宅 REIT。LTV が高く増資を重ねた分だけ価値の余裕が薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 インヴィンシブル投資法人8963 ホテル 112 と住居 41 を持つ国内最大のホテル系 REIT。稼ぎは最高水準だが、金利の上昇と訪日客の波は値段に入りきっていないと筆者は見る 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 野村不動産マスターファンド投資法人3462 オフィス・物流・住宅・商業を持つ 285 物件の総合型 J-REIT。賃料増額と AA の財務は強いが、金利の上昇と鑑定の高さが重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 平和不動産リート投資法人8966 オフィスと賃貸住宅が半々の中堅 J-REIT。賃料の伸びと物件入替の腕は確かだが、毎年の増資と売却益頼みの分配が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ヘルスケア&メディカル投資法人3455 有料老人ホーム中心の、国内唯一のヘルスケア専業 J-REIT。賃料は全額が長期固定で、今の値段は NAV の 7 割弱でも、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンリート投資法人3292 イオンモールを長期の固定賃料で貸す商業 REIT。賃料の伸びが弱く、費用と利払いが先に増えるため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ラサールロジポート投資法人3466 物件を売って自己投資口を NAV の 9 割で買い戻す物流 REIT。資本の使い方は上手いが、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 エスコンジャパンリート投資法人2971 郊外の生活密着型の商業施設と底地を持つ中部電力系の REIT。賃料がほぼ固定のうえ借入の 8 割が変動金利で、利払いの増加が分配を細らせ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 積水ハウス・リート投資法人3309 賃貸住宅が 85%、うち米国が 24% の J-REIT。賃料の増額は強いが、簿価 LTV が 48% と高く、借り換えと鑑定の利回りの低さで今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 KDX不動産投資法人8972 オフィス・住宅・商業を中心に 342 物件を持つ総合型 J-REIT。自己投資口の取得と AA の格付は強みだが、借入の満期が近く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 三井不動産商業ファンド投資法人8964 三井不動産系の商業施設 44 物件。賃料の 99% が固定で伸びにくく、物価に負けるため、今の値段は割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユナイテッド・アーバン投資法人8960 商業・オフィス・ホテルに分散した 143 物件の総合型 J-REIT。資産の入れ替えと増資で分配は過去最高だが、築古と金利が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 オリックス不動産投資法人8954 オフィスとホテルを軸に 121 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額と含み益は厚いが、鑑定の利回りが低く、金利正常化で筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 GLP投資法人3281 物流施設 88 棟を持つ国内最大級の物流 REIT。賃料の増額は力強く稼働も 99% だが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 投資法人みらい3476 オフィスと地方のホテルを混ぜた三井物産系の複合 REIT。借入が鑑定の 46% と重く、借り換えで利益が細るため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 森トラストリート投資法人8961 東京のオフィス 5 割とホテル 3 割の 20 物件。スポンサーの森トラストが 29% を持ち報酬も軽いが、借入の残りが 2.1 年と短く、利払いの増加が重い 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ジャパン・ホテル・リート投資法人8985 ホテル 52 物件、賃料の半分強が変動。今の値段は金利 2% 前後と訪日客の好調が続く前提で、筆者は 3 割以上の割高と見る 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 阪急阪神リート投資法人8977 関西圏の地域密着型商業施設(スーパー等の敷地)が中心の J-REIT。借入が軽く手堅いが、商業のキャップを表どおり 4.9% に置くと値段が先に払いすぎで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 大和証券オフィス投資法人8976 投資主の側に立つ資本政策が光る中堅オフィス REIT。それでも金利 3% の世界では今の値段は先取りしすぎで、割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ヒューリックリート投資法人3295 東京のオフィス 5 割・ホテル 2 割・商業 2 割の 62 物件。ヒューリックが 14.5% を持つが、資産の入れ替えと交換差益で分配を支え、鑑定に対する稼ぎが 3.1% と低い 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 日本プライムリアルティ投資法人8955 東京のオフィスが 8 割の J-REIT。稼働 99% と賃料の増額で分配は伸びるが、鑑定の利回りが 3.2% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アクティビア・プロパティーズ投資法人3279 渋谷・表参道の都市型商業と東京オフィスに絞った 46 物件。含み益は厚く賃料増額も続くが、鑑定の利回りが 3.0% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 福岡リート投資法人8968 福岡・九州に特化した商業・オフィス中心の J-REIT。成長都市の追い風と低い借入金利はあるが、地方型の弱さと借り換えの重さで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 NTT都市開発リート投資法人8956 東京の大型オフィスと住宅の複合型 J-REIT。NTT 都市開発という堅いスポンサーはあるが、筆者は今の値段を借入金利が低いままの前提と見て、大きく割高と判断する 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 星野リゾート・リート投資法人3287 星野リゾート運営の温泉旅館・リゾートを中心にホテル 71 物件。賃料の 4 割が変動で、今の値段は NAV の 7 割台でも、筆者は 4 割以上の割高と見る 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 Oneリート投資法人3290 中小型オフィスにホテルを足して成長を目指す、みずほ系の REIT。2026 年 3 月に NAV の 8 割強で増資してホテルを買い増し、借入は重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ジャパンエクセレント投資法人8987 東京の中型オフィスと地方の主要都市のビルを持つ、日鉄興和不動産系の REIT。増資をせず自己投資口を買う姿勢は誠実だが、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 産業ファンド投資法人3249 物流・工場・インフラを持つ産業特化の REIT。売却益で分配を支えているが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 グローバル・ワン不動産投資法人8958 東京と大阪・福岡の中大型オフィス 18 棟を持つ REIT。2026 年 4 月に NAV の 8 割弱で公募増資をしたばかりで、借入も重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 東急リアル・エステート投資法人8957 渋谷を軸にしたオフィスと商業の J-REIT。スポンサーの質は高いが、鑑定の収益が低く売却益が分配を支えており、筆者は今の値段を大きく割高と見る 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 森ヒルズリート投資法人3234 六本木・虎ノ門の一等地を持つ、森ビル系の REIT。稼働と立地は一級だが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 日本都市ファンド投資法人8953 東京・大阪の商業施設を中心に 158 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額は進むが、金利の低さと鑑定の高さが前提で、筆者は大きく割高と見る 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 日本ビルファンド投資法人8951 都心の一等地のビルを持つ最大の REIT。だが今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 いちごオフィスリート投資法人8975 東京の中小型オフィス 87 棟を持ち、売却益で分配を支える REIT。物件の磨き方は巧みだが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ジャパンリアルエステイト投資法人8952 都心のビルを持つ老舗のオフィス REIT。稼働は 99% に迫るが、今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −2.8%)

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読んだ資料

  1. アドバンス・レジデンス投資法人 第32期(2026年7月期)決算説明会資料
  2. アドバンス・レジデンス投資法人 2026年7月期 決算短信

分析日 2026-10-19