株譜
AI 銘柄分析 · 卸売業 · 試作

伊藤忠商事 8001

非資源8割超の分散で5大商社トップを走るが、利益ベースの PER(10 年後の中立 15.2 倍)で測ると今の評価はほぼ妥当で、CITIC・情報・小売の伸びの先取りは小さくない

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,787 円19.26 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,327 円16.08 兆円差 +19.8%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,787 円19.26 兆円 · 差 +19.8% · 期待の年率 +8.3%
期待の年率リターン(10 年)+8.3%資本コスト比 +1.3 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

伊藤忠商事は繊維・機械・金属・エネルギー・化学品・食料・住生活・情報・金融という事業領域に加え、ファミリーマートを担う第8カンパニーを持つ総合商社である。資源(金属・エネルギー・化学品)の利益比率が5大商社の中で最も低く、非資源(繊維・食料・住生活・情報・金融・ファミリーマート)が利益の8割超を占める構造が、2026年3月期に純利益9,003億円・2期連続の過去最高益・5大商社で唯一の増益という結果につながった。資源価格の下落で三菱商事・三井物産が減益になる中、ファミリーマートの完全子会社化、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)の完全子会社化、デサントの完全子会社化という一連の非資源M&Aが、市況に左右されにくい収益基盤を築いてきたことの証左である。

ここでは機械・金属・エネルギー・化学品、繊維、食料、住生活、情報・金融、第8カンパニー(ファミリーマート)、CITIC・CP等の持分法投資・本社調整という7つの束で数量×価格を積み上げ、倍率は利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)で決め、非資源と市況の束(機械・金属・エネルギー・化学品)で考え方を分けた。今の利益はそのまま残り、薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎ(RONIC)だけとみる。資本コストは基本7.5%に quality 合計 −0.5%(非資源の分散と長く続く事業)を足した7.0%。非資源は7.0%を超えるROEの半分がRONICに残りg4%、市況の束は市況で振れ堀も弱いので残る割合1/3・g3%とし、市況の山の利益には倍率を掛けず中立並みにならした。中立は10年後にROE11.7%・PER15.2倍で時価総額約22.8兆円(それまでの還元約5.8兆円は別)。確率で重みづけた本質価値は今の約15.8兆円より+4.9%で「適正」。非資源の強さそのものは評価できるが、情報・金融(CTC)や第8カンパニーの高い成長を前提にした今の倍率は、計画がそのまま実現する前提に一定程度依存している。

10年後は、資源に依存しない事業投資会社としての地位を確立できるか、CITICとの関係やファミリーマートの収益力が計画どおり育つかが、優良さを保てるかどうかの分かれ目になる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、伊藤忠のオーナー利益は、情報・金融(CTC)や第8カンパニー(ファミリーマート)のように契約・加盟店網に基づく安定した収益と、機械・金属・エネルギー・化学品のように市況に左右される収益が混在しているため、純利益の額面だけで測るのは危うい。非資源の比率が8割を超えているという事実は、単なる資源価格の運の良さではなく、ファミリーマート・CTC・デサントという上場子会社を完全子会社化してきた一連の経営判断の積み重ねである点を高く評価するはずである。

堀の面では、ファミリーマートの店舗網や契約に基づく顧客基盤、CTCのシステムインテグレーションにおける顧客との継続的な関係は、他の商社が簡単に真似できない堀といえる。一方で機械・金属・エネルギー・化学品のトレーディングは、他の総合商社と機能的に大きく違わない「規模の経済」型の事業にとどまる。資本配分については、完全子会社化という決断を的確なタイミングで実行し、株主還元も着実に強化してきた点は評価できる一方、今の株価が非資源化の優位性をかなり先まで織り込んだ水準にあることには、安全域の乏しさとして警戒するはずである。

何で稼ぐ会社か

伊藤忠商事は繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融という7つのカンパニーに加え、ファミリーマートの収益を一体で取り込む第8カンパニーを持つ総合商社である。繊維カンパニーはデサントなどのスポーツ・アウトドアブランドを含むアパレルの企画・生産・流通を担い、機械・金属・エネルギー・化学品は自動車・建設機械関連の輸送機事業、鉄鋼・非鉄金属のトレーディング、LNG・石油製品・化学品の取扱を合わせた、資源市況に一定の感度を持つ事業群である。食料カンパニーは2013年に買収した米国Dole社のアジア青果・グローバル加工食品事業を中核に、食品流通・食糧原料のグローバルサプライチェーンを持つ。

住生活カンパニーは建材・木材・紙・パルプなど国内の人口動態の影響を受けやすい内需型事業、情報・金融カンパニーは2023年に完全子会社化したCTCを中核に、システムインテグレーション・保険・リース・決済サービスを担う、相対的に高いROEを出す事業群である。第8カンパニーは2020年に完全子会社化したファミリーマートで、国内コンビニ最大手級の店舗網から得られる加盟店収入・商品供給の利益を伊藤忠の純利益に直接取り込む構造になっている。

これらに加え、2015年にタイのCPグループと折半で出資した中国CITIC Limitedへの持分法投資(約20.61%、CP・CITICとの3社戦略提携)が、中国経済へのエクスポージャーと持分法投資利益をもたらしている。2025年にCPグループとの相互出資は解消したが、CITICとの資本業務提携は継続している。各事業はトレーディングと事業投資(出資先の経営に深く関与し利益を取り込む形)の両輪で構成され、非資源化・事業会社化が他の4大商社より一歩進んでいる。

優良さと弱いところ

伊藤忠の優良さは、資源価格に左右されない非資源事業(繊維・食料・住生活・情報・金融・ファミリーマート)が純利益の8割超を占める構造そのものにある。ファミリーマート、CTC、デサントという3件の上場子会社の完全子会社化を2020年から2024年にかけて相次いで実行し、少数株主に渡っていた利益を取り込みながら、グループの意思決定の速度を上げてきた経営の実行力は、同業と比べても際立っている。ROEは直近で13%台まで改善し、自己資本比率も4割近くまで高まっており、資本効率と財務の健全性を両立させている。

一方で弱点もある。非資源化が進んだ結果、今の株価はPER17倍台・PBR2.4倍前後と5大商社の中でも最も高く評価されており、情報・金融(CTC)や第8カンパニー(ファミリーマート)の高い成長が今後も続くという前提への依存度が高い。CITIC・CPグループとの関係は中国の政治・経済情勢に左右されるリスクを内包し、相互出資の解消という2025年の決定は関係の濃淡が変わりうることを示している。繊維・住生活のような成熟事業は国内の人口減少という構造的な逆風を受け続け、情報・金融・第8カンパニーほどの成長を続けられるかは不確かである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

総合商社業界は、2020年にバークシャー・ハサウェイが5大商社への出資を始めたことを転換点に、市況で化ける資源会社としての評価から、多角化した事業投資会社としての評価へ軸が移る過程にある。2026年にはバークシャーの保有比率が5社とも10%前後まで積み上がり、海外の長期資金が居続けるという新しい支持基盤ができた。この流れの中で伊藤忠は、非資源比率の高さという点で最も先を行っており、三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅という資源比率がより高い4社との「質の競争」で優位な位置にある。

資源サイドでは、銅はAIデータセンター・電力網投資による需要増で構造的な供給不足が指摘される一方、鉄鉱石・原料炭は中国の住宅不況と電炉シフトで需要の天井が見えており、伊藤忠の機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーの収益もこの資源価格の循環の影響を受ける。非資源サイドでは、繊維はデサントなどブランドの海外展開、食料はDole事業のグローバル展開と国内の食品流通の安定、住生活は国内の人口減少による縮小、情報・金融はDX・AI需要の拡大とCTCの成長、第8カンパニーはコンビニ業態の成熟と人件費・物流費インフレへの対応が、それぞれの課題になる。

業界内の競争は三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事という同規模の総合商社との間で、どの会社がより高い非資源比率とROEを安定して出せるかという競争に移っている。伊藤忠はこの競争で最も先を行く位置にあるが、裏を返せば今の株価にはその優位性がかなり織り込まれており、優位性を保てなければ評価の縮小に直結しやすい立場にもある。

資本政策と M&A

伊藤忠商事は総還元性向40%以上と累進配当を方針に掲げ、2026年3月期は自社株買い上限3,000億円(発行株式の2.7%程度)を実施し、総還元性向は5割を超える見通しで、配当は11期連続の増配が見込まれている。M&Aでは2020年のファミリーマート完全子会社化(TOB、最大5,809億円)、2023年のCTC完全子会社化(TOB、最大3,876億円)、2024年のデサント完全子会社化(TOB、総額約1,826億円)と、上場子会社・関連会社を相次いで完全子会社化し、少数株主に渡っていた利益をグループに取り込む資本政策を続けてきた。

対外的な資本提携では、2015年にタイCPグループと折半で中国CITIC Limitedに約1.2兆円を出資(約20.61%)し、CITIC・CPとの3社戦略提携を結んだが、2025年にCPグループとの相互出資は解消し、CITICからの配当性向を30%へ引き上げる形に資本政策を調整した。今後も非資源領域での事業投資・買収の選別と、株主還元の強化を同時に進める方針が続く見通しである。

【実行済み分の扱い】2026/8 月からの上限 3,000 億円の枠のうち、9 月ごろまでに約 1,800 億円(株数の減り 約 7,960 万株から概算)を実行済みで株数に反映ずみ。10 年の還元には入れず、未取得の残り約 1,200 億円は入れたまま。自己資本の起点は 2026/3 期末から 1,800 億円引いた 64,100 億円。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

総合商社の評価の軸は、市況で化ける資源会社から多角化した事業投資会社へ変わる途上にあり、伊藤忠はこの変化を最も先取りしている会社である。非資源の純利益比率は8割を超え、資源価格が下落した2026年3月期に5大商社で唯一増益を確定させたことは、ポートフォリオの質の違いを証明した。ファミリーマート、CTC、デサントという上場子会社の完全子会社化は、いずれも少数株主に渡っていた利益を取り込みながら、意思決定の速度を上げる狙いで実行され、ファミリーマートの事業利益は完全子会社化以降、過去最高を更新し続けている。CTCを核とする情報・金融事業は、DX・AI需要の拡大を背景にシステムインテグレーション需要が構造的に伸び、ROEを大きく押し上げる余地がある。

CITICとの資本業務提携は、CPグループとの相互出資を解消した後も維持され、中国経済の長期的な成長を取り込む経路として残っている。食料事業はDole社のアジア青果・加工食品事業のグローバル展開を通じて安定した収益を生み続け、繊維事業もデサントなどのブランドがアジアでの展開を広げる余地がある。バークシャー・ハサウェイが5大商社すべてで保有比率を10%前後まで引き上げたことは、海外の長期資金が総合商社の事業投資モデルを高く評価している表れであり、総還元性向5割を超える株主還元と合わせて、非資源の優良さが評価される倍率そのものを押し上げる余地が十分にある。

慎重な見方

伊藤忠の非資源比率の高さは評価できるが、今の株価は5大商社の中で最も高いPER・PBRで評価されており、情報・金融(CTC)や第8カンパニー(ファミリーマート)の高い成長が今後も続くという前提にかなり依存している。CTCのシステムインテグレーション事業は競合(NTTデータ、富士通、日立など)との競争が激しく、DX需要の拡大がそのまま利益成長につながるとは限らない。ファミリーマートはコンビニ業態の成熟と人件費・物流費インフレ、人口減少による店舗網の飽和という逆風を受けており、完全子会社化後の利益成長がいつまでも続くわけではない。

CITICとの資本業務提携は中国の政治・経済情勢に左右されるリスクを内包し、2025年にCPグループとの相互出資を解消した事実は、総合商社と新興国パートナーとの関係が時間とともに変化しうることを示している。機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーは、中国の住宅不況と電炉シフトによる鉄鋼需要の構造的な縮小、資源価格のサイクル性という逆風を受け続ける。総合商社の株価は2020年以降、バークシャー・ハサウェイの買い増しという特殊な需給要因によって大きく再評価されてきたが、この需給の下支えが一巡すれば、評価の高さそのものが縮む場面が来やすい。繊維・住生活のような成熟事業も、国内の人口減少という構造的な逆風を受け続け、非資源の成長を牽引し続けられる事業がCTCとファミリーマートの2つに偏っている点は、分散の観点でも脆さを残している。

どちらに重みを置いたか

非資源比率の高さと上場子会社の完全子会社化という経営の実行力は高く評価できるが、今の株価はCTCとファミリーマートという2つの事業の高い成長が今後も続くという前提にかなり依存しており、本質価値の計算では、非資源は利益ベースの正当化PERの8.5割、市況の束は山の利益をならしたうえで残る割合1/3とし、中立は10年後にPER15.2倍(資本コストは quality 合計 −0.5%で7.0%)で、総合+4.9%の「適正」になった。CITICとの関係の変化や中国の資源需要の弱さ、情報・金融事業の競争激化という慎重な見方の指摘も無視できないため、確率は中立をもっとも重くし、やや楽観側にも相応の重みを置きつつ、やや悲観側にも厚めに置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,314 円29.81 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 833 円5.76 兆円)。 今の値に割り戻すと 2,787 円19.26 兆円、今との差 +19.8%、 期待の年率 +8.3%(資本コスト 7.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 14% 7,520 円51.97 兆円 1,342 円9.27 兆円 +280.8% +14.3% 1,241 円8.57 兆円
やや楽観 27% 5,633 円38.93 兆円 1,032 円7.13 兆円 +186.5% +11.1% 1,800 円12.44 兆円
中立 32% 4,429 円30.60 兆円 808 円5.58 兆円 +125.0% +8.4% 1,676 円11.58 兆円
やや悲観 19% 1,576 円10.89 兆円 479 円3.31 兆円 −11.7% −1.2% 390 円2.70 兆円
悲観 8% 289 円2.00 兆円 213 円1.47 兆円 −78.4% −14.2% 40 円2,776 億円
加重平均100% 4,314 円29.81 兆円833 円5.76 兆円 +121.2% +8.3% 5,147 円35.57 兆円

今の株価時価総額 2,327 円16.08 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 14% 資源の選別と情報・ファミマの高成長が両立 利益 25,375 億円 · PER 20.5 倍 · 株価時価総額 7,520 円51.97 兆円

10年間で機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーは、銅など一部資源の構造的な需給ひっ迫を取り込みつつ、鉄鋼などの構造的な縮小領域からは選別的に手を引く。情報・金融(CTC)はDX・AI関連のシステムインテグレーション需要の拡大を主軸に、国内のSIer業界で明確に上位の地位を固め、利益率を大きく高める。第8カンパニー(ファミリーマート)は国内店舗網の効率化とデジタル決済・データ活用で収益力を引き上げ、食料はDole事業を核にアジア・北米での展開を広げ、繊維はデサントなどブランドのアジア展開が進む。CITICとの資本業務提携は中国経済の成長とともに持分利益を拡大させ、バークシャー・ハサウェイなど海外の長期資金も居続け、ROEは18%前後まで高まる、同社にとって最も理想的な10年になる。

  • 機械・金属・エネルギー・化学品:数量 4,050(輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当))× 価格 21(換算単価(万円/トン相当))→ 売上 86,265 億円・営業利益 5,607 億円。資源・鉄鋼需要の動き。利益率6.5%
  • 繊維:数量 4,303(衣料・繊維製品の取扱量(万点))× 価格 2.32(1点あたり単価(万円))→ 売上 9,983 億円・営業利益 998 億円。ブランド展開の動き。利益率10.0%
  • 食料:数量 3,480(食品・農産物の取扱量(万トン))× 価格 11(取扱単価(万円/トン))→ 売上 39,533 億円・営業利益 2,688 億円。Dole・食品流通の動き。利益率6.8%
  • 住生活:数量 700(建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位))× 価格 18(1単位あたり単価(万円))→ 売上 12,250 億円・営業利益 1,005 億円。国内需要の動き。利益率8.2%
  • 情報・金融:数量 917(システム構築・金融サービス件数相当(万件))× 価格 54(1件あたり単価(万円))→ 売上 49,720 億円・営業利益 9,198 億円。DX・AI需要の動き。利益率18.5%
  • 第8カンパニー(ファミリーマート):数量 2.0(ファミリーマート国内店舗数(万店))× 価格 7,300(1店舗あたり年間取扱高相当(万円))→ 売上 14,308 億円・営業利益 3,720 億円。コンビニ事業の動き。利益率26.0%
  • CITIC・CP等持分法投資・本社調整:数量 1,798(CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル))× 価格 150(ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定))→ 売上 2,697 億円・営業利益 2,697 億円。CITIC等持分法投資の動き。利益率100.0%

倍率:事業の純利益 25,374 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.7% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.5 倍。全体の PER 20.48 倍、時価総額 519,670 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:資源の構造的な需給ひっ迫と情報・金融・第8カンパニーの高成長が10年間続く必要があり、実現すれば非常に強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 27% 非資源の先行優位が10年間続く 利益 19,131 億円 · PER 19.8 倍 · 株価時価総額 5,633 円38.93 兆円

機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーは資源価格の緩やかな上昇を取り込みつつ、鉄鋼の構造的な縮小は非中国需要の拡大で一定程度相殺する。情報・金融(CTC)はDX需要の拡大を会社の計画線で取り込み、SIer業界での上位の地位を保つ。第8カンパニー(ファミリーマート)は国内店舗網の着実な拡大とデジタル化で収益力を高め、食料・繊維も安定して成長する。CITICとの提携も継続し、三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅も同様に非資源化を進めるため優劣は大きくは開かないが、伊藤忠の先行優位は10年間維持される。ROEは14%台で安定する10年になる。

  • 機械・金属・エネルギー・化学品:数量 3,540(輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当))× 価格 19(換算単価(万円/トン相当))→ 売上 67,968 億円・営業利益 3,398 億円。資源・鉄鋼需要の動き。利益率5.0%
  • 繊維:数量 3,972(衣料・繊維製品の取扱量(万点))× 価格 2.21(1点あたり単価(万円))→ 売上 8,770 億円・営業利益 772 億円。ブランド展開の動き。利益率8.8%
  • 食料:数量 3,270(食品・農産物の取扱量(万トン))× 価格 11(取扱単価(万円/トン))→ 売上 36,101 億円・営業利益 2,094 億円。Dole・食品流通の動き。利益率5.8%
  • 住生活:数量 665(建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位))× 価格 17(1単位あたり単価(万円))→ 売上 11,305 億円・営業利益 814 億円。国内需要の動き。利益率7.2%
  • 情報・金融:数量 823(システム構築・金融サービス件数相当(万件))× 価格 51(1件あたり単価(万円))→ 売上 42,030 億円・営業利益 6,935 億円。DX・AI需要の動き。利益率16.5%
  • 第8カンパニー(ファミリーマート):数量 1.9(ファミリーマート国内店舗数(万店))× 価格 7,100(1店舗あたり年間取扱高相当(万円))→ 売上 13,419 億円・営業利益 3,221 億円。コンビニ事業の動き。利益率24.0%
  • CITIC・CP等持分法投資・本社調整:数量 1,624(CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル))× 価格 150(ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定))→ 売上 2,436 億円・営業利益 2,436 億円。CITIC等持分法投資の動き。利益率100.0%

倍率:事業の純利益 19,130 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.9% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.8 倍。全体の PER 19.82 倍、時価総額 379,166 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:多くの業界見通しの上位レンジに近い、伊藤忠の非資源の先行優位が崩れないという想定。

中立 32% 中立:非資源中心の事業投資会社として定着 利益 15,010 億円 · PER 19.2 倍 · 株価時価総額 4,429 円30.60 兆円

機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーは、鉄鋼の中国需要の構造的な縮小と非中国需要の拡大が相殺し合い、資源価格も中立水準で推移する。情報・金融(CTC)と第8カンパニー(ファミリーマート)が非資源の成長を引き続き主導するが、特別な超過成長はなく、繊維・住生活は国内の人口減少という逆風を受け続け、食料はDole事業のアジア展開でそれを一部補う。CITICとの提携は維持されるが、持分利益の拡大は緩やかにとどまる。三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅も同様に非資源化を進めるため優劣の差は縮まりつつも、伊藤忠の先行優位は残る。ROEは12%前後で安定し、「普通に強い非資源中心の事業投資会社」としての評価に収まる10年になる。

  • 機械・金属・エネルギー・化学品:数量 3,300(輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当))× 価格 17(換算単価(万円/トン相当))→ 売上 56,925 億円・営業利益 2,163 億円。資源・鉄鋼需要の動き。利益率3.8%
  • 繊維:数量 3,800(衣料・繊維製品の取扱量(万点))× 価格 2.14(1点あたり単価(万円))→ 売上 8,147 億円・営業利益 611 億円。ブランド展開の動き。利益率7.5%
  • 食料:数量 3,150(食品・農産物の取扱量(万トン))× 価格 11(取扱単価(万円/トン))→ 売上 33,768 億円・営業利益 1,688 億円。Dole・食品流通の動き。利益率5.0%
  • 住生活:数量 650(建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位))× 価格 17(1単位あたり単価(万円))→ 売上 10,893 億円・営業利益 708 億円。国内需要の動き。利益率6.5%
  • 情報・金融:数量 750(システム構築・金融サービス件数相当(万件))× 価格 48(1件あたり単価(万円))→ 売上 35,968 億円・営業利益 5,395 億円。DX・AI需要の動き。利益率15.0%
  • 第8カンパニー(ファミリーマート):数量 1.9(ファミリーマート国内店舗数(万店))× 価格 6,900(1店舗あたり年間取扱高相当(万円))→ 売上 12,765 億円・営業利益 2,808 億円。コンビニ事業の動き。利益率22.0%
  • CITIC・CP等持分法投資・本社調整:数量 1,450(CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル))× 価格 150(ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定))→ 売上 2,175 億円・営業利益 2,175 億円。CITIC等持分法投資の動き。利益率100.0%

倍率:事業の純利益 15,010 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.2% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.2 倍。全体の PER 19.15 倍、時価総額 287,443 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界団体の資源見通しの中心値と、情報・金融・第8カンパニーの緩やかな成長を組み合わせた前提。

やや悲観 19% 情報・小売の成長が計画より遅れる 利益 7,620 億円 · PER 10.7 倍 · 株価時価総額 1,576 円10.89 兆円

中国の鉄鋼・金属需要の構造的な縮小が資源価格の弱含みと重なり、機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーの収益力が長期的に落ち込む。情報・金融(CTC)の成長もNTTデータ・富士通など競合との競争激化で会社の計画より明確に遅れる。第8カンパニー(ファミリーマート)は人口減少と人件費・物流費インフレの転嫁遅れで利益率が構造的に下がり、繊維・住生活も縮小が続く。CITICとの資本業務提携も中国経済の長期停滞で持分利益が伸びず、三菱商事・三井物産など同業との質の競争でも劣後が目立ち始め、ROEは7%台に沈む10年になる。

  • 機械・金属・エネルギー・化学品:数量 2,760(輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当))× 価格 14(換算単価(万円/トン相当))→ 売上 39,330 億円・営業利益 472 億円。資源・鉄鋼需要の動き。利益率1.2%
  • 繊維:数量 3,310(衣料・繊維製品の取扱量(万点))× 価格 1.92(1点あたり単価(万円))→ 売上 6,355 億円・営業利益 318 億円。ブランド展開の動き。利益率5.0%
  • 食料:数量 2,910(食品・農産物の取扱量(万トン))× 価格 9.60(取扱単価(万円/トン))→ 売上 27,936 億円・営業利益 1,006 億円。Dole・食品流通の動き。利益率3.6%
  • 住生活:数量 574(建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位))× 価格 15(1単位あたり単価(万円))→ 売上 8,610 億円・営業利益 387 億円。国内需要の動き。利益率4.5%
  • 情報・金融:数量 588(システム構築・金融サービス件数相当(万件))× 価格 43(1件あたり単価(万円))→ 売上 25,086 億円・営業利益 2,634 億円。DX・AI需要の動き。利益率10.5%
  • 第8カンパニー(ファミリーマート):数量 1.7(ファミリーマート国内店舗数(万店))× 価格 6,100(1店舗あたり年間取扱高相当(万円))→ 売上 10,553 億円・営業利益 1,741 億円。コンビニ事業の動き。利益率16.5%
  • CITIC・CP等持分法投資・本社調整:数量 1,067(CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル))× 価格 150(ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定))→ 売上 1,601 億円・営業利益 1,601 億円。CITIC等持分法投資の動き。利益率100.0%

倍率:事業の純利益7620億円・事業 ROE 6.7% は k 7.0% 以下なので、上限は 1÷k=14.3倍。ならしたROEが資本コスト以下で、伸びと堀の持ちを低く見る筋書き。非資源が利益の大半で、市況の束は薄い。上限の約8割の10.7倍に置いた。

確率:中国の鉄鋼・金属需要の縮小が長期化し、情報・小売の競争激化も重なる、業界見通しの弱めのレンジに相当。

悲観 8% 非資源の優良さの評価そのものが崩れる 利益 800 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 289 円2.00 兆円

世界的な資源安と景気後退が長期化し、機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーは構造的な損失源になる。情報・金融(CTC)はシステムインテグレーション業界の競争激化と技術の陳腐化で成長が止まり、第8カンパニー(ファミリーマート)もコンビニ業態そのものの競争力低下で事業利益が大きく落ち込む。CITICとの資本業務提携は中国経済の悪化と政治リスクの高まりで持分利益が消失に近づき、繊維・食料・住生活も需要縮小が長期化する。非資源化で築いた優良さの評価そのものが崩れ、株主還元は累進配当の枠組みすら維持が難しくなり、政策保有株や本社の資産を一部売却して還元を確保する局面になる。ROEは1%未満に沈み、伊藤忠が5大商社で最も優れているという評価そのものが失われる10年になる。(政策保有株や本社資産の一部売却により還元を確保する(SCHEMA通り売却を明記)。)

  • 機械・金属・エネルギー・化学品:数量 1,800(輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当))× 価格 8.25(換算単価(万円/トン相当))→ 売上 14,850 億円・営業利益 −668 億円。資源・鉄鋼需要の動き。利益率-4.5%
  • 繊維:数量 2,648(衣料・繊維製品の取扱量(万点))× 価格 1.60(1点あたり単価(万円))→ 売上 4,237 億円・営業利益 0 億円。ブランド展開の動き。利益率0.0%
  • 食料:数量 2,550(食品・農産物の取扱量(万トン))× 価格 8.00(取扱単価(万円/トン))→ 売上 20,400 億円・営業利益 102 億円。Dole・食品流通の動き。利益率0.5%
  • 住生活:数量 476(建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位))× 価格 13(1単位あたり単価(万円))→ 売上 5,950 億円・営業利益 30 億円。国内需要の動き。利益率0.5%
  • 情報・金融:数量 423(システム構築・金融サービス件数相当(万件))× 価格 35(1件あたり単価(万円))→ 売上 14,805 億円・営業利益 518 億円。DX・AI需要の動き。利益率3.5%
  • 第8カンパニー(ファミリーマート):数量 1.5(ファミリーマート国内店舗数(万店))× 価格 5,000(1店舗あたり年間取扱高相当(万円))→ 売上 7,650 億円・営業利益 574 億円。コンビニ事業の動き。利益率7.5%
  • CITIC・CP等持分法投資・本社調整:数量 522(CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル))× 価格 150(ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定))→ 売上 783 億円・営業利益 783 億円。CITIC等持分法投資の動き。利益率100.0%

倍率:優良さの評価そのものを失い、事業の稼ぐ力は小さい筋書き。稼ぐ力ではなく、売れる資産の税引き後(floor_assets_oku)の約20,000億円を床にし、今の自己資本65,900億円に対するPBRは0.30倍。利益がほぼ消える年なのでEV÷営業利益は意味を持たず、純有利子負債は資産の側で見た。

確率:資源安の長期化に加え、情報・金融・第8カンパニーという成長の柱そのものが競争力を失うという複合シナリオ。10年という期間を考えると無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

機械・金属・エネルギー・化学品

自動車・建設機械関連の輸送機事業、鉄鋼・非鉄金属のトレーディング、LNG・石油製品・化学品の取扱を合わせた事業群。資源そのものの権益比率は5大商社の中でも低い。

数量輸送機・金属・エネルギー化学品の取扱量換算指数(万トン相当)価格換算単価(万円/トン相当)売上営業利益
今 2026/03 3,000 15 45,000 1,510
10 年後 中立 3,300 17 56,925 2,163

取り方:自動車・建機・鉄鋼・非鉄金属・LNG・石油製品・化学品のトレーディング量を万トン相当の指数に合算し、単価を掛けた。伊藤忠は5大商社の中で資源権益比率が最も低く、資源価格への感応度も相対的に小さい。中立の単価は、鉄鋼・金属が中国需要の構造的な縮小の影響を受けるため物価(3%)より低い伸びに置いた(鉄鉱石・原料炭はsectors/卸売業.mdの中立前提を使用)。

繊維

デサントなどスポーツ・アウトドアブランドの完全子会社化を含む、衣料・繊維製品の企画・生産・流通事業。

数量衣料・繊維製品の取扱量(万点)価格1点あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 3,310 1.60 5,296 350
10 年後 中立 3,800 2.14 8,147 611

取り方:デサント等ブランドの取扱点数とOEM・卸売分を合算した指数×1点あたり単価。ブランド事業は単価が相対的に高い。

食料

米国Dole社のアジア青果・グローバル加工食品事業を中核に、食品流通・食糧原料のグローバルサプライチェーンを担う事業。

数量食品・農産物の取扱量(万トン)価格取扱単価(万円/トン)売上営業利益
今 2026/03 3,000 8.00 24,000 1,100
10 年後 中立 3,150 11 33,768 1,688

取り方:Dole青果・加工食品と食糧原料・食品流通の取扱量を万トン換算の指数にし、取扱単価を掛けた。

住生活

建材・木材・紙・パルプ・住宅関連の内需型事業。国内の人口減少の影響を受けやすい。

数量建材・住宅関連の取扱量換算指数(万単位)価格1単位あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 700 13 8,750 525
10 年後 中立 650 17 10,893 708

取り方:建材・木材・紙・パルプ・住宅関連の取扱量を万単位の指数に換算し、単価を掛けた。

情報・金融

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)を中核とする、システムインテグレーション・保険・リース・決済サービスなどの事業。

数量システム構築・金融サービス件数相当(万件)価格1件あたり単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 470 35 16,450 1,975
10 年後 中立 750 48 35,968 5,395

取り方:CTCのシステムインテグレーション・保険・リース等のサービス件数相当の指数×1件あたり単価。 数量は実物(サービス件数相当)で、名目の市場の伸びからは置いていない。単価の10年1.37倍は物価1.34倍をわずかに超えるが、DX・AI需要によるシステムの単価の上昇という事業の理由による。

第8カンパニー(ファミリーマート)

2020年に完全子会社化したファミリーマートを中核とする、国内コンビニ事業。

数量ファミリーマート国内店舗数(万店)価格1店舗あたり年間取扱高相当(万円)売上営業利益
今 2026/03 1.8 5,000 9,000 1,800
10 年後 中立 1.9 6,900 12,765 2,808

取り方:ファミリーマート国内店舗数(約1.8万店)×1店舗あたりの年間の本部取扱高相当(加盟店からの収入・商品供給等を合算した指数)。

CITIC・CP等持分法投資・本社調整

2015年にCPグループと折半出資した中国CITIC Limitedへの持分法投資(約20.61%)と、本社の金融収支・調整を束ねた持分。

数量CITIC・CP等主要出資先の持分法投資利益等(百万ドル)価格ドル円(円/ドル、SCHEMA通り150円で固定)売上営業利益
今 2026/03 1,160 150 1,740 1,740
10 年後 中立 1,450 150 2,175 2,175

取り方:CITIC等からの持分法投資利益をドルで指数化し、SCHEMA§0の固定レート(150円/ドル)で円換算した(rev_factor 0.01 は単位調整)。為替は10年間固定の前提のため、価格(レート)そのものは筋書きで動かさない。

リスクと懸念

情報・金融(CTC)とファミリーマートへの成長の集中

非資源の成長をけん引しているのは実質的に情報・金融(CTC)と第8カンパニー(ファミリーマート)の2事業に偏っており、繊維・住生活は国内の人口減少という逆風を受け続けている。この2事業の成長が計画より遅れれば、非資源の優位性そのものが揺らぐ。

CITIC・CPグループとの関係の変化

2015年にCPグループと折半で出資した中国CITIC Limitedとの資本業務提携は、2025年にCPグループとの相互出資を解消したように、時間とともに関係の形が変わりうる。中国の政治・経済情勢の悪化や資本規制の強化があれば、持分利益や資産価値そのものが損なわれるリスクがある。

鉄鋼・金属需要の構造的な縮小

中国の住宅不況と電炉シフト(電炉比率が2025年の3割から2031年に3割超へ拡大)により、鉄鋼・非鉄金属関連の需要は中長期的に縮小する構造にあり、機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーの取扱量・単価の両方が下押しされやすい。

上場子会社の完全子会社化という手法への依存

ファミリーマート・CTC・デサントの完全子会社化は、いずれも既に連結子会社だった会社の少数株主持分を取り込む手法であり、新たな非資源の成長の柱を一から育てる力があるかどうかは別に検証が必要である。同じ手法の対象が尽きれば、次の成長の種をどこに見出すかが課題になる。

評価の高さそのものが縮む需給リスク

総合商社の株価は2020年以降、バークシャー・ハサウェイの買い増しという特殊な需給要因によって大きく再評価されてきた。バークシャー自身が将来保有を減らす・増やさないという判断に転じれば、伊藤忠を含む5大商社全体の需給の下支えが消える。

情報・金融事業の競争激化

CTCが担うシステムインテグレーション事業は、NTTデータ・富士通・日立製作所など規模の大きい競合との競争が激しく、DX・AI需要の拡大がそのままCTCの利益成長につながるとは限らない。価格競争や技術者の確保でコストが上振れれば、情報・金融カンパニーの高い利益率が徐々に縮む可能性がある。

人件費・物流費インフレへの対応力

ファミリーマートを含む国内の小売・流通事業は、2024年問題以降の人件費・物流費インフレの影響を強く受ける。価格への転嫁が遅れれば、第8カンパニーの利益率が構造的に下がる。加盟店との契約見直しや省人化投資が遅れれば、コンビニ業態そのものの収益力が長期的に損なわれる。

今後の分かれ目

情報・金融(CTC)の利益成長が会社の計画を上回るペースで進んだら
楽観・やや楽観の筋書きの確率を上げてよい。ただし倍率が既に高いため、利益の伸び以上に株価が先行していないかは別に確認する。
CITICとの資本業務提携が解消、または大幅に縮小されたら
やや悲観・悲観側の筋書きに重みを移し、中国関連の持分法投資利益の前提を下方修正する。
ファミリーマートの既存店売上・利益率が人件費・物流費インフレの転嫁で改善したら
第8カンパニーの利益前提を上方修正し、非資源の成長の裾野が広がったとみて楽観側の確率をやや上げる。
中国の鉄鋼・金属需要が会社想定を上回って縮小したら
機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーの取扱量前提を下方修正し、やや悲観の確率を上げる。
バークシャー・ハサウェイが5大商社の保有比率の縮小に転じたら
需給面の下支えが消えるため、倍率の前提を見直し、やや悲観側に確率を寄せる。
デサントなどブランド事業の海外展開(特にアジア)が計画を上回って進んだら
繊維事業の成長期待を上方修正し、楽観・やや楽観側の確率をやや上げる。
食料事業でDole以外のグローバル買収が実行されたら
食料事業の規模拡大が利益に貢献するまでの期間と資本効率を確認し、過度な期待の前倒しをしない。

見ておくもの

  • 情報・金融(CTC)の受注・利益の推移とDX・AI関連需要の取り込み状況
  • ファミリーマートの既存店売上・事業利益の推移と人件費・物流費インフレへの対応
  • CITIC・CPグループとの資本業務提携の継続状況と持分法投資利益の推移
  • 機械・金属・エネルギー・化学品カンパニーの資源価格感応度と鉄鋼取扱量の動向
  • 総還元性向・自社株買いの実施規模とバークシャー・ハサウェイの保有比率の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)を上限に置いた。資本コストは7.0%(基本7.5%、quality 合計 −0.5%)。非資源(残る割合1/2・g4%)と市況の束(残る割合1/3・g3%、市況の山の利益はならす)に分けて見て、非資源の分散が5大商社で最も厚いので中立は上限の8.5割に置いた。今のPER・PBRからは置いていない。悲観は利益が小さいため売れる資産の税引き後を床にし、谷のPBRは使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 18.4→20.48 倍・やや楽観 PER 16.9→19.82 倍・中立 PER 15.2→19.15 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足した(決まり v2)。個別の事業リスクは筋書きと確率で表す。

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厚い現金に比べて株価は低い。割安の中身は、値上げが定着するかどうかにかかっている 本質価値との差 +50.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 株式会社IDOM7599 中古車の「ガリバー」。薄利で在庫と借金が重いが、10 年の稼ぎに比べて今の値段はやや安い 本質価値との差 +48.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 ダイコー通産7673 CATV・光回線の資材を四国から全国へ届ける堅実な卸。現金は厚いが戻りが細く、値段はほぼ本質価値どおり 本質価値との差 +48.4% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 株式会社グリムス3150 利益の6割は、国の支援と電気料金に乗る営業の稼ぎだ。純現金は厚いが、利益率は山に近い。 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 中央魚類8030 豊洲の水産大卸に冷蔵倉庫と不動産を併せ持つ。ROE は低いが、有価証券が安全域になり、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +45.6% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 トーホー8142 外食向け食材卸の国内首位。薄利でも回転が速く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +45.2% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 ナラサキ産業8085 北海道の電機・建設資材の卸。利益は薄いが現金が厚い。見た目の割安は、積み上がった現金に支えられている 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 進和7607 溶接・FA の技術商社で、手元の現金は時価総額の 6 割。自動車に偏る利益の波を織り込んでも、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 南陽7417 九州の建機と半導体向け産業機器を扱う小さな専門商社。純現金が時価総額の4割強あり、事業の値段は中立でほぼ適正と見る 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 ビューティガレージ3180 美容サロンの仕入れを EC で握る成長会社。成長の実績は強いが、利益率は10年で上がらなかった。利益で測ると今の値段は適正 本質価値との差 +41.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 中央自動車工業8117 コーティング剤と検知器で稼ぐ高収益の隠れた製造業。ほぼ適正だが、新車の数と260億円の現金の使い道が分かれ目 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 テクノアルファ3089 パワー半導体のボンダー輸入と、防衛向け舶用機器の小さな商社。2025年の利益は特別な年だが、平均でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +40.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 加賀電子8154 電子部品商社にEMSを抱える加賀電子。10年で見れば適正の水準だが、買収の出来と利益の振れが分かれ目 本質価値との差 +39.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 タカチホ8225 観光土産の卸で食べる小さな会社。万博の山を差し引くと利益は横ばいで、今の値段は妥当な水準だ 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ソマール8152 電子材料に強い化学メーカー兼商社。純現金と売れる株が厚い一方、利益率の戻りと現金の滞留を織り込むと、10 年では適正圏 本質価値との差 +39.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 三谷商事8066 純現金が時価総額の4割に達する福井の複合商社。稼ぐ力は堅いが、国内の数量は細り、値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 リックス7525 自社製品を持つ福岡の機械商社。稼ぐ力は資本コストを上回るが、10年で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 西川計測株式会社7500 横河電機の代理店として堅く稼ぐ技術商社。保有株と現金は厚いが、利益に混ざる分は別に数えず、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 丸藤シートパイル8046 建設現場の土留め鋼材を貸し売りする老舗。利益は最高圏でも、厚い現金と資産に比べ今の値段は安く、やや割安 本質価値との差 +38.5% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 双日2768 ボーイング代理店・新興国自動車という隙間の強みを、時価総額の9割に達する純有利子負債が相殺。利益ベースでは今の値段がやや割高 本質価値との差 +38.5% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 第一実業8059 北米の電池装置特需で過去最高益を積んだが、一巡後の利益率と数量を考えると今の値段は適正圏にとどまる 本質価値との差 +37.4% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 佐藤商事8065 鉄鋼商社の顔をした電子材料の稼ぎ手。業績は絶好調だが、薄利と山の高さを考えると値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 明治電機工業3388 トヨタ圏とオムロンに寄りかかるFA商社。現金は厚いが戻らない。10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 クリヤマホールディングス3355 北米のホース流通が稼ぎ頭だが、資本効率は資本コストに届かない。今の値段はやや割安 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 エコートレーディング7427 ペットフードの卸は需要が固いが、利幅は1%前後。安定と引き換えに、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 日本プリメックス2795 券売機や精算機の中の小さなプリンタを売る専門の会社。時価総額並みの現金を持ち、セルフ化の追い風もあるが、値段はほぼ見合う 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 因幡電機産業株式会社9934 電設資材で首位の商社であり、空調配管部材のメーカーでもある。利益率は過去最高圏で、10年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +32.2% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 イエローハット9882 整備と二輪の取り込みは本物だが、縮む国内市場の中で払える値段は今より少し上まで 本質価値との差 +31.3% · 10 年 割安(年 +9.1%) 割安 株式会社YUASA8074 薄利の卸で、10年先の利益は物価並みに伸びるだけ。純現金の厚みを見込んでも、今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 蝶理8014 財務は堅いが、東レが支配する薄利の商社である。値段は妥当に近く、安全域は厚くない 本質価値との差 +30.5% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 椿本興業8052 受注残と純現金は確かな支えだが、利益率5%の壁は厚く、利益で測ると今の値段はおおむね適正圏にある 本質価値との差 +30.3% · 10 年 割安(年 +9.3%) やや割安 OUGホールディングス8041 魚の流通を手数料と薄い差益で支える会社。今期の利益は養殖ブリの高値で膨らみ、10年の中心は今より細い 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ミタチ産業3321 車載中心の半導体商社。売上の約65%がデンソー向けで利益率は薄い。目先の利益は低く見えるが、中立でも今の値段を大きくは超えない 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 東海エレクトロニクス株式会社8071 名古屋の半導体・電子部品商社。ルネサスの代理店契約を失い売上は 3 割減ったが、現金が時価総額の 1.4 倍ある。事業の稼ぐ力は薄いが、現金の下支えがあり今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 オプティマスグループ9268 中古車の輸出屋が豪州のディーラーを買って5倍に膨らんだ。借金の重さに見合う稼ぎは、まだ出ていない 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 カワサキ3045 稼ぎの 6 割は泉州の賃貸倉庫。服飾とホテルの赤字を抱え、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 ダイワボウホールディングス3107 国内 PC 卸の最大手。特需の山を越えた今、稼ぐ力は堅いが、10 年の値打ちは今の値段をやや下回る 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 オータケ7434 名古屋の独立系の管工機材商社。手堅いが利幅は薄く、ROEは資本コストに届かない。会計と独禁法の調査を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ケイティケイ3035 上場する唯一のリユーストナーの会社。現金は厚いが主力の紙の印刷は細り、値段はほぼ適正 本質価値との差 +25.0% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 日本電計9908 計測器を中心に売る技術商社。10年の稼ぎで測ると今の値段はほぼ適正。運転資金の重さと景気の谷が、上にも下にも幅を生む 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ソーダニッカ8158 ソーダを軸にした中堅の化学品専門商社。本業の利益は薄く伸びるが、時価総額の半分強にあたる持ち合い株が資本の稼ぎを下げる。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 明和産業8103 難燃剤の好調に支えられた堅実な専門商社。ROE は資本コストの少し上、値段は中立の価値に近いとみる 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 白銅7637 半導体向けアルミの切断販売で稼ぐ堅実な素材商社。急回復の利益は織り込み済みで、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +21.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 GSIクレオス8101 売上の6割は薄利の繊維原料取引で、利益は衣料OEM・化学・ホビーが稼ぐ。伸びは物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 トミタ8147 工作機械と工具の老舗の専門商社。北米が稼ぐが取り分は薄く、厚い現金は創業家の下で眠る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ジェコス9991 仮設鋼材の賃貸という堅い事業だが、稼ぐ力は資本コストをわずかに下回り、今の値段はやや割高側に見える 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 田中商事7619 首都圏の電気工事店を支える電材の卸。地味で堅いが、利益率は薄く資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジオリーブグループ3157 合板・建材の中堅商社。利益率は1%台と薄く、買収で売上を伸ばす計画だが、住宅の縮小を買収の採算で埋められるかが価値を決める 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日本ライフライン7575 心臓カテーテルの専門商社。高い利益率が武器だが、新方式への切り替えで来期は減益、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 メタプラネット3350 価値のほぼ全部はビットコイン価格で決まる。計画の遅れと借入の重みを引くと、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 三京化成8138 大阪の老舗の化学品商社。口銭は薄く、稼ぐ力は資本コストに届かない。純現金と持ち合い株の厚みが下を支え、値段はほぼ見合う 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 ラサ商事3023 鉱物とポンプで稼ぐ堅実な技術商社。ただ利益の質に比べて、10年の見返りは今の値段に見合う程度にとどまる 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 あらた2733 日用品卸の二番手。物流の効率化で稼ぎは保てるが、最大手に比べ利益率は薄い。今の値段は適正圏 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 兼松8020 五つの事業を束ねる安定した稼ぎ手だが、薄い利益率と資本コストを考えると、今の値段は適正で余裕はない 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 デリカフーズホールディングス3392 外食向け野菜の国内最大手。利益は過去最高だが相場に振れる薄利の卸。値段は計算上やや安い 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 株式会社ドウシシャ7483 開発の仕組みは本物だが、過去最高の利益を前提にすれば値段はほぼ妥当。現金の半分は戻らない前提で数える 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 加藤産業9869 利益率 1.5% の堅い食品卸。厚い現金と増配は魅力だが、成長は物価の分だけで、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 神鋼商事8075 神戸製鋼グループの薄利の商社。利益率が低く、利益のためる先も限られるため、今の値段は10年の価値に対してやや高い 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 小野建7414 鋼材の在庫型の卸で、拠点の拡大が利益に結びついていない。借入が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 バイク王&カンパニー3377 中古バイク買取の首位。相場で稼ぐ薄い商いで、値段はほぼ中立の筋書きどおり 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 SPK7466 堅実な補修部品の卸だが、薄利で資本が溜まりやすく、今の値段はほぼ妥当で、上振れの余地は小さい 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ラクト・ジャパン3139 乳製品の専門商社。海外で伸びるが利ざやは薄く、借入も重い。今の値段は適正 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 稲畑産業8098 営業利益は過去最高でも、稼ぐ力は資本コストの近くにとどまる。今の株価はほぼ適正で、安全域は薄いと見る 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シップヘルスケアホールディングス3360 病院の裏方を担う医療物流の会社。事業は堅く資本効率も良いが、顧客の病院が苦しく、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 神戸物産3038 節約需要に乗った強い本業。ただ追い風の一部は続かない前提で見ても、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 株式会社サンゲツ8130 壁紙の最大手で値上げが通る強みは本物だが、住宅の縮小が10年の利益を削り、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 ダイトロン7609 データセンター電源と光デバイス装置が利益を押し上げる一方、10年の倍率は12倍台が上限で、今の値段はやや割高に見える 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オーハシテクニカ7628 独立系の自動車部品サプライヤー。現金は厚いが本業の稼ぎは車の生産台数に縛られ、価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 株式会社カナデン8081 三菱電機系の技術商社。厚い手元の現金が支えだが、薄利と仕入先への依存が重く、10年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 石光商事2750 コーヒー高を値上げで転嫁して稼ぎは過去最高。ただ利益率は山の高さで、10年の中立では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大水7538 大阪の魚市場の大卸。利益率 1% 未満の薄い商売で、ROE は資本コストに届かず、今の値段はおおむね価値どおりかやや高い 本質価値との差 +13.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 東テク株式会社9960 ダイキンの業務用空調を売る設備の商社。10年の稼ぐ力は堅いが、今の利益は過去最高で、値段に余裕は薄い 本質価値との差 +13.1% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 三信電気8150 ゲーム機向けが膨らんだ中堅の半導体商社。小さな高収益部門はあるが、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +13.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ハリマ共和物産株式会社7444 ドラッグストア向けの日用品卸。厚い自己資本と土地を持つが稼ぐ力は薄く、中立でも今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 松田産業7456 金の値段に乗って稼ぎが跳ねた貴金属リサイクル会社。ただし資本をため込むほど ROE は下がり、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 大木ヘルスケアホールディングス3417 ドラッグストア向けの薄利の卸。小売の再編で利益率が崩れ、利益が戻る道筋は見えにくい 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アルテック9972 欧州の包装・印刷機械を輸入する専門商社と、ペットボトルの素材の製造。構造改革で黒字に戻るが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 クロスプラス3320 縮む衣料卸を雑貨と小売で埋める会社。資本コストに届かない稼ぐ力と手元の資産で、今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 スターゼン8043 肉を安く確かに運ぶ堅い会社だが、薄利と借金の厚みを考えると、今の値段は割高寄り 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アズワン7476 研究室の「何でも屋」は堅実な良い会社だが、安全域を取れるほど安くはない 本質価値との差 +10.7% · 10 年 やや割安(年 +7.1%) やや割安 阪和興業8078 鉄鋼商社の老舗は、利益の3分の2を国内鉄鋼に頼る。薄利と借金を考えると、今の値段に余裕はなく、やや割高と見る 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 橋本総業ホールディングス7570 管工機材の1次卸の最大手級。安定しているが利益率は薄く、アイナボとの統合で性格が変わりうる 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 クワザワホールディングス8104 北海道の建材商社。利益は薄いが、時価総額の 6 割強が現金。事業は現金の値段で買えるが、戻り方が弱く、評価は適正のやや上 本質価値との差 +10.0% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 ナ・デックス7435 自動車の溶接制御で首位級。純現金は時価総額の4割強あるが利益が薄く、北米の受注残を織り込んでも今の値段はほぼ妥当で、適正 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 マルイチ産商8228 長野の水産卸。養殖への賭けと借金を抱え、薄利の割に今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 アイナボホールディングス7539 無借金で純現金が時価総額の 7 割。事業は薄利で新築の減少が重く、統合の条件も未定のため、10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 丸建リース9763 重仮設の貸し手として手堅いが、資本に対する利益が資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 都築電気株式会社8157 稼ぐ力は着実に上がったが、厚い現金を除けば値段はおおむね妥当で、割安と言い切れない 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 蔵王産業9986 欧米・中国の清掃機械を輸入する小さな専門商社。時価総額の半分が現金で、本業は適正に近い値段と見る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 レオクラン7681 病院の一括納入に、東海の心臓カテーテル卸を買い足して売上は倍。利益率は薄いが、手元の現金と高齢化の数量で値段にはおおむね見合う 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ユアサ・フナショク8006 千葉の食品卸にホテルが利益を支える。時価総額を上回る現金と株を抱えるが、戻る保証は弱い 本質価値との差 +7.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コンドーテック7438 建設現場の金物を作って売る、赤字知らずの堅実な会社。伸びは物価並みで、本質価値は今の値段をわずかに下回る(適正) 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 星医療酸器7634 在宅酸素と医療ガスで 10 年以上 12% 超の利益率を守る堅い会社。財務も強いが、診療報酬の縛りと現金の戻りの弱さで、価値は今の値段と同程度 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 三洋貿易3176 6 年たっても営業利益は横ばい。新しい案件が実る前の今の値段は、やや割高と見る 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 八洲電機3153 日立の特約店として工場・水道・鉄道の電気設備を請け負う会社。利益率の急上昇が続く前提は置けず、今の値段は中立の価値をやや上回る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ヤガミ7488 学校の理科室と医療・産業の小物機器で稼ぐ高採算企業。少子化は重いが、財務と配当は厚く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 円谷フィールズホールディングス2767 遊技機で稼ぐ会社にウルトラマンが乗る。だが利益の9割は縮む市場のヒット頼みで、10年で測るとやや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 萬世電機7565 三菱電機系のFA・電機の専門商社。現金は厚く利益は過去最高圏だが、10年の中立では今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 メディパルホールディングス7459 国内最大の薬の卸。堅い事業だが利幅は薄く、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 極東貿易8093 防災・防衛・重電を扱う中堅の専門商社。営業利益率は4%で過去最高の水準にあり、資産は厚いが稼ぐ力に比べて今の値段はやや高い 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 川辺8123 百貨店のハンカチ卸に、高級香水という賭けが乗る。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 アステナホールディングス8095 医薬の受託製造、化粧品・食品の原料、基板向けの薬品を束ねる複合企業。足元は化学品が最高益だが、借入が重く、利益は循環に左右される 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 豊田通商8015 利益の4分の1を稼ぐアフリカ事業と資本効率改革が評価の軸。利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)で測ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 丸紅8002 電力・銅に絞り込む戦略は機能しているが、銅の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 12.6 倍)で測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 株式会社内田洋行8057 学校と自治体に根を張る堅い会社だが、足元の利益は特需で膨らんでおり、10年では割高に寄る 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 第一興商7458 通信カラオケの堀は本物だが、実質は横ばいの会社。10 年の値打ちは今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 神栄3004 中国から冷凍の野菜や調理品を輸入する神戸の老舗の商社。人手不足の厨房の需要は追い風だが、利幅は薄く借入は重い。銀行の株を除いた稼ぐ力で見て、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 杉本商事9932 創業 100 年の機械工具・測定機器の専門商社。無借金で還元にも熱心だが、利益の薄い卸に今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社TOKAIホールディングス3167 静岡の生活インフラ会社。LPガスの買収で人口減を打ち消せるかが、今の値段の分かれ目 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ピーバンドットコム3559 試作基板をネットで一括受注する小さな会社。時価総額の半分を現金が占めるが、中国勢の安値と薄い利益が値を決める 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 セントラルフォレストグループ7675 東海の食品卸。現金は厚いが利益率は 0.8% と薄く、親の国分が握る限り現金は戻りにくい 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シークス7613 車載を主力とする電子機器の受託製造会社。構造改革で利益は戻るが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 理経8226 自衛隊のヘリのエンジンを海外で直す仕事が利益の柱になった技術商社。山はならされるとみるが、今の値段はそれをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社ワールド3612 稼ぎの重心が服の販売から裏方の受託へ動く途中。借金を抱えた今の値段は、その転換の成功をほぼ織り込む 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 北恵9872 関西の住宅資材卸。純現金が時価総額を上回るが、創業家の手元に眠り、本業の利益率は 1% 台にとどまる 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 オーウエル7670 塗料と車載部品の専門商社。本業は薄利で、持ち合い株が下値を支える。割安とまでは言えない 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 長瀬産業8012 稼ぐ力は着実に上がったが、ROE は資本コストの近くにとどまる。今の株価はやや割高と見る 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 トルク8077 建設用のボルト・ナットを卸す大阪の商社。持ち合い株と借入を抱え、ROE は 3% 台。株価は帳簿の 3 分の 1 だが、価値はそれをなお 2 割強下回る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 オートバックスセブン9832 国内最大のカー用品網は堅いが、利益は薄く、買収と EV の賭けの成否も先だ。10 年の稼ぎに払う値段は、今はやや高い 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 丸文7537 半導体と防衛・宇宙機器を売る電子商社。配当方針の転換は追い風だが、資本に比べて稼ぎが薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 KPPグループホールディングス9274 国内首位の紙の卸だが、稼ぐ力は薄く、買収は借金で進む。今の株価はやや割高と見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社スズケン9987 売上2.5兆円の医薬品卸。薄利で10年の利幅は細るが、厚い現金と還元姿勢が下値を支え、値段は適正圏 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アルフレッサホールディングス2784 国内2位の薬の卸。利幅は薄いが厚い現金が支え、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 内外テック3374 半導体装置の部品商社。顧客が 1 社に偏り、利益率は 4% 台と薄い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ヤシマキザイ7677 JR に車両の部品を届ける日立系の専門商社。現金は時価総額を超えるが、半分は仕入先に払う金で、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 株式会社ワキタ8125 建機レンタルと不動産で堅実に稼ぐが、資本に対する利益が薄く、10年の価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 ナガイレーベン7447 堅い専業メーカーだが成長が乏しく、利益率も下がってきた。10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ミスミグループ本社9962 meviy・VONAの切替コストを強い堀とみても正当化PERは18〜22倍が上限で、今のPER25.5倍・PBR2.71倍はやや割高に見える 本質価値との差 −4.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 クリエイト3024 首都圏の配管資材を物流で運ぶ薄利の商社。利幅は 2% 台で資本コストに届かず、値段はほぼ適正 本質価値との差 −4.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 三菱商事8058 銅・LNGの追い風と原料炭・自動車の逆風が同時に進む。資源の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)でも今の値段は遠く、割高 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東北化学薬品7446 東北の工場と病院に薬品と検査試薬を届ける地域の専門商社。今期は利益が伸びたが粗利は薄く、値段はやや高い 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ナイス8089 建材卸と不動産分譲の会社。純資産の4割弱で値が付くが、稼ぐ力は資本コストに届かず、利息も重い 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス3151 東北と近畿の医薬品卸。薄利の本業に、時価総額の半分ほどの保有株が乗る 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 メディアスホールディングス3154 全国展開の医療機器専門商社。売上3,000億円に対し営業利益率は0.6%と薄く、価値は今の時価総額の8割台半ば 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東陽テクニカ8151 外国製の計測器と防衛・通信の自社ソリューションで稼ぐ技術商社。期ずれで振れる利益に山の水準を置かず、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −6.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 ほくやく・竹山ホールディングス3055 北海道の医薬品卸で首位。現金と持ち合い株は厚いが稼ぐ力が薄く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 カメイ8037 東北で石油と車を押さえる複合商社。利益は過去最高圏でも、中核の石油は縮み、貯めた資本が働いていない。 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 泉州電業9824 独立系で国内最大手の電線商社。厚い純現金は強みだが、利益には銅高のかさ上げが混じり、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 住友商事8053 非資源への転換は進むが、借金の利払い増が重い。資源の山をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 12.2 倍)で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 岩谷産業8088 縮むLPガスの首位に、水素という大きな賭けが乗る。資本をどれだけ稼ぎに変えられるかが、値段の分かれ目だ。 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社立花エレテック8159 三菱電機系の技術商社。堅実だが薄利で、商権を握る仕入先に運命を預ける。10年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 株式会社コメダホールディングス3543 喫茶店チェーンの本部として堀は本物。ただ 10 年の価値は、今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 あいホールディングス3076 防犯カメラの高収益と厚い現金は本物だが、買収で増えた薄利の事業が重く、10年の価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社RYODEN8084 三菱電機の代理店として半導体とFA機器を売る商社。財布は厚いが稼ぐ力は細く、10年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 東京エレクトロンデバイス2760 産業機器・車載に強い半導体商社。足元は急回復だが、薄利と在庫の重さを考えると、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 YKT2693 実装機の商社。足元の売上は倍増したが、稼ぐ力は薄く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 シモジマ7482 包装資材の堅い卸だが、ROE は資本コストに届かない。10 年で見ると今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 昭栄薬品3537 花王の油脂化学品を扱う大阪の小さな商社。稼ぎは薄く、花王株の配当が利益の2割を支える。今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 西華産業8061 三菱重工の原子力代理店が土台を固めたが、商社の利益に払う値段としては10年で見て割高寄り 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 木徳神糧2700 コメ価格の高騰で積み上がった利益は一過性。卸の薄い利益率に戻る前提で見ると割高 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 サンリオ8136 ハローキティ一本足からクロミ等の多角化とライセンス収益化へ進むが、2026年3月期の報酬不正も経て、物価込みで利益から積むと今の高いPBRはその先の成長をすでに織り込み、総合は割高 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 カノークス8076 トヨタ向けを軸にした鋼材の専門商社。堅いが利ざやは薄く、借入も重い。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 Cominix3173 超硬工具の老舗商社。買収で売上は4割増えたが、営業利益率は2%台。10年で測ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 No.13562 OA 機器と情報セキュリティ機器を中小企業に売る会社。買収で売上は伸びたが、借金が増えた。10 年で見ると、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 アルコニックス3036 製造で稼ぐ非鉄金属商社だが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 清和中央ホールディングス7531 大阪と関東で鋼材を在庫して届ける独立系の問屋。現金と土地は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −15.0% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 株式会社日伝9902 稼ぐ力は堅いが資本の効率は資本コストに届かず、10年後の価値は今の時価総額を下回る見立て 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 中部水産8145 名古屋の魚市場の最大の荷受。本業の稼ぎは細く、価値の多くは持ち合いの株と現金に眠る 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 三栄コーポレーション8119 無印良品の家具・雑貨を作って納める商社。売上の半分を1社に頼り、値段の主導権は持てない。今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 リリカラ9827 壁紙とカーテンの老舗卸。見本帳の網は残るが、新築の細りと薄い利益率で、TKP傘下でも資本コストを稼ぎきれない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 高千穂交易2676 セキュリティ事業の質は高いが、最高益の続きを先取りした今の値段は重い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社レスター3156 ソニー製センサーに強い半導体商社。AI 特需で利益は増えるが薄利のまま。10 年の価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 東京産業8070 火力・原子力の保守は堅いが、資本効率は資本コストに届かず、純利益17億円の計画に対し時価総額は割高寄り 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 山善8051 山善は機械工具商社の中でも利益が薄く、強い堀を認めにくい。純現金は厚いが、利益で測ると今の値段には届かない 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 たけびし7510 三菱電機系の技術商社。堅実だが薄利で、10年で測ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 モリト9837 服飾資材の小さな部品で稼ぐ堅実な会社。ROE は資本コストの手前で、10 年の価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 オーウイル株式会社3143 飲料向けの食品原料を扱う専門商社。利益は過去最高だが利益率は薄く、主力顧客への依存もあり、今の値段は割高 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 OCHIホールディングス3166 現金は厚いが、その大半は仕入先からの預かりに近い。住宅の数量は細り、名目の利益は横ばい。10 年で見ると、今の値段にはやや届かない 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 三愛オブリ8097 縮む石油を、羽田など7空港の給油施設の収入が支える会社。航空の外から稼ぐ力が育つかで、値段は決まる。 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 ハピネット7552 玩具と景品くじの卸で、カプセルが新しい柱。ヒットの追い風を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ニチモウ8091 水産物の仕入れと販売が稼ぎの大半で、借金は運転資金。ROEは資本コストを下回り、今の値段は割高 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 高島8007 建材を軸に産業資材と電子部品を持つ専門商社。稼ぐ力は資本コストの手前で、配当は利益をほぼ使い切る。計画が届いても今の値段は安全域に乏しい 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 大丸エナウィン9818 LPガスは縮み、在宅医療が補う。純現金はあるが戻り方が弱く、10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 三井物産8031 鉄鉱石・LNG・原油など資源比率の高さが強みと弱みを増幅する。資源の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)では今の値段は遠く、割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アゼアス3161 デュポンの防護服を国内でほぼ一手に扱う商社。防護服はよく稼ぐが、本社の費用と細る衣料資材が利益を削り、値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 コスモ・バイオ3386 海外の研究用試薬を大学や製薬の研究者へ届ける輸入商社。現金と有価証券が時価総額に迫るが、本業の稼ぎが細く、10 年の価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 テンポスホールディングス2751 厨房機器と外食の二本立てで規模は伸びるが、利益率が薄く、10 年の本質価値は今の時価総額の 5 割ほどにとどまる割高 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 東邦ホールディングス株式会社8129 国内 4 番手の薬の卸。利幅は同業で最も薄く、資本効率も低い。争いの話題を除けば、今の値段は本質価値を上回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 キムラ7461 北海道の住宅資材とホームセンターの老舗。土地と店は厚いが、縮む市場で借金をして店を増やし、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 伊藤忠エネクス8133 縮むガソリンとLPガスに、安定した利益で耐える親子上場会社。成長の筋が細く、今の値段は先に向けて割高だ。 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ポエック9264 買収で製造の子会社を束ねた技術商社。転換社債で株が 3 割増え、少数株主の取り分は薄い 本質価値との差 −25.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ムーンバット8115 洋傘首位の服飾雑貨の卸。日傘の追い風はあるが値決めの力が弱く、資本コストを超える稼ぎが続くと見にくい 本質価値との差 −25.3% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 サトー商会9996 仙台の業務用食品卸。財務は盤石だが稼ぐ力は薄く、現金の厚みを織り込んでも今の値段は高め 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 BuySell Technologies7685 買取の拡大力は本物だが、利益の高さは平常の姿ではない。10年の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 タビオ2668 「靴下屋」を展開する靴下の専門店。日本製の品質は強みだが、地方の店が細り、利益率は過去の山に遠い 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 デンキョーグループホールディングス8144 家電と日用品の企画卸。資産は時価総額の 3 倍あるが本業は薄利で、利益から見た 10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 三谷産業8285 資産は厚いが、本業の利益率は薄く、政策保有株は株主に戻りにくい。10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 キヤノンマーケティングジャパン株式会社8060 複合機卸売からITサービス企業への転換は本物だが、今の株価はその成功をすでに前提にしている 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユニソルホールディングス7128 売上1,590億円でも営業利益率は2%。純現金は厚いが稼ぐ力は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) 割高 サンワテクノス8137 独立系の電子・FA商社。AIと半導体装置の追い風は本物だが、薄利で資本効率は資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ジーデップ・アドバンス5885 NVIDIAのGPUサーバーを国内の企業・大学に届ける小さな専門商社。成長は本物だが、仕入先に握られる商売で、今の値段は10年先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 植松商会9914 仙台の機械工具の専門商社。堅実だが利益率は1%台で、配当で報いる地味な会社。割高と見る 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 MERF3168 銅の値上がりで今期は大きく稼いだが、通して見れば利幅の薄い仲介業。借金も重く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 トーメンデバイス2737 サムスンのメモリを国内で一手に売る商社。今期の利益は価格の山で、10年で見れば今の値段は割高 本質価値との差 −33.7% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 オルバヘルスケアホールディングス2689 中四国の医療機器卸が、関東の心臓カテーテル商社と一緒になった。利益は薄く、株数は倍近くに増え、今の値段は統合の期待を先取りしている 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 サンリン7486 長野の LPG・石油の販売店。帳簿と持ち合いの株は厚いが、細るエネルギーで ROE は 3% 台 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 三共生興8018 資産は厚いが稼ぐ力は低く、本質価値は今の値段を大きく下回ると見る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 株式会社高速7504 崩れにくい食品包装の商社だが、10年の増益と高い倍率を先取りした値段で、割高に見える 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 シナネンホールディングス8132 縮む燃料の家庭・法人向け販売に、建物維持管理が育つ。稼ぐ力は資本の厚みに追いつかず、今の値段は割高だ。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 栄電子7567 半導体装置向けの電子部品商社。受注の急回復は本物だが、薄利で資本効率は資本コストに届かず、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 中山福7442 フライパンや収納用品をホームセンターへ届ける卸。資産は厚いが本業の稼ぎが細く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 伯東7433 AIの追い風で利益は戻るが、薄利の商社に高い値は付けにくい。10年で見ると今の値段は割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 タキヒヨー9982 しまむらに4割を握られた老舗の衣料卸。立て直しは本物だが、資本効率に対して今の値段は高い 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ミツウロコグループホールディングス8131 利益の8割を電力が稼ぐLPガス商社。電力の好調は続かないと見て、今の値段はかなり割高だ。 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 日邦産業9913 AI向け半導体の追い風は本物だが、儲けの薄い成形・商社の会社に今の値段は先を読みすぎている 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ヤマシタヘルスケアホールディングス9265 九州の病院に医療材料を届ける老舗の卸。堅いが利幅は1%強と薄く、今の値段は本質価値を上回る 本質価値との差 −38.9% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 小津産業7487 AI 関連の需要で利益は上向くが、稼ぐ力に比べて現金と株が厚すぎ、その戻りが限られる。10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −39.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 Misumi7441 南九州の石油・LPガス・KFCを束ねる地場の複合企業。資産は厚いが稼ぎが薄く、10年では今の値段に届きにくい 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 UEX9888 ステンレス専門の商社。相場の山で稼ぎ、谷で削られる。借金と在庫を引くと、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 タカショー7590 庭とエクステリアの老舗だが資本の稼ぎは資本コストの半分。帳簿の半値でも割安とは言えない 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 スズデン7480 オムロン製品などを売る独立系のFA商社。半導体装置向けの受注急増で今期の利益は6割増の予想だが、山の利益に高い値は付けられず、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 横浜丸魚8045 横浜の魚市場の荷受。本業の利益は薄く、時価総額を上回る保有株の配当が稼ぎを支える 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太平洋興発8835 釧路の炭鉱会社の名残を抱えた複合企業。資産は厚いが稼ぐ力が細く、借金の利払いが重くのしかかる 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 シャルレ9885 訪問販売の女性下着。本業は20年縮み赤字だが、手元の金融資産は時価総額を上回る。現金が赤字と買収に消える分、それでも割高 本質価値との差 −42.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ツカモトコーポレーション8025 着物と制服の老舗の商社だが、稼ぎは東京のビル2棟の賃料と銀行株の配当。資産は厚いが株主に届かず、割高とみる 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ヤマタネ9305 コメ卸・物流・不動産の三本柱は堅いが、借金と低い資本効率で、10 年の本質価値は今の時価総額の 5 割ほどにとどまる割高 本質価値との差 −43.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 日本紙パルプ商事8032 紙の国内市場は縮み、海外買収はまだ稼げていない。稼ぐ力に比べて今の値段は高いと見る 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 大光3160 岐阜・愛知の飲食店に食材を届ける業務用食品卸と、プロ向けの店「アミカ」。売上は伸びるが利益は 1% に満たず、借金も重く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 コンセック9895 穴をあけ、切る機器と工事で稼ぐ地味な会社。資産は厚いが稼ぐ力が細く、利益の割に値が付きにくい 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヨンキュウ9955 餌と稚魚で稼ぐ宇和島の養殖専門商社。利益の9割は餌から出る。積んだ現金は、株主に戻らない分を割り引いて見る 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 シンデン・ハイテックス3131 メモリー価格の急騰で利益が跳ねた半導体商社。山の利益に値段がついており、10年の価値は大きく下回る 本質価値との差 −46.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 正栄食品工業8079 製菓原料の老舗商社。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段は先取りしすぎ 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ムラキ7477 給油所向けカーケア卸は、縮む市場で現金だけが厚い会社。稼ぐ力は資本コストに届かず割高と見る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 株式会社モスフードサービス8153 モスバーガーの店網は堅いが、利益は実質で伸びない会社。10 年の値打ちは今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 レダックス7602 中古車買取「カーチス」の会社。親会社の下で立て直し中だが、薄利の乱戦で稼ぐ力は弱く、現金も戻りにくい 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 北沢産業9930 外食の厨房を支える老舗の卸。資産は厚いが本業の稼ぎが細く、資本が眠ったままで割高 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ハイパー3054 中小企業向けのPC販売とアスクルの代理店。Windows10の入れ替えの山を越え、薄利の再販に戻る。資本コストに届かず、値段は高い 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 NaITO7624 工具の問屋として売上は大きいが、取り分は1%前後。親会社の下で資本は寝たままで、今の値段は割高 本質価値との差 −57.7% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 築地魚市場8039 豊洲の水産大卸。本業の卸はほぼ損益ゼロで、利益は冷蔵倉庫頼み。借入も重く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 INEST7111 電話と店頭で宅配水や携帯、電気を売る取次の会社。本業はほぼ赤字で、人の手で売る営業はAIに置き換わりやすい。割高 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 大田花き7555 日本一の花の市場を担う卸。立地は強いが、国内の花の消費は細り、稼ぎは資本コストの半分に届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −60.4% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 横浜冷凍2874 冷凍食品の保管で稼ぐ堅い本業。ただ借金で建てた倉庫の利回りは資本コストに届かず、今の値段は大きく割高 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 平和紙業9929 色と風合いの特殊紙に強い老舗の紙卸。純資産は厚いが本業はほぼ稼がず、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 アイスコ7698 アイスと冷凍食品の卸。売上は伸びるが営業利益率は 1% 台。借金が増え、薄利の割に株価は高い 本質価値との差 −65.9% · 10 年 割高(年 −3.2%) 割高 東邦レマック7422 靴の卸は縮み続け、不動産への転身は借入頼み。資産は厚いが稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 新都ホールディングス2776 金属スクラップの買収で売上は5倍になったが、利益の半分は子会社の少数株主に流れ、借金も膨らんだ。今の値段は先の成功を払い過ぎている 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 共同紙販ホールディングス9849 日本製紙の系列にある東京の洋紙卸。無借金で現金は厚いが本業は収支ゼロに近く、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 レカム3323 ASEAN で LED と AI サーバーを売る商社に化けつつあるが、借金と希薄化が重く割高 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 横浜魚類7443 横浜の中央卸売市場の魚の荷受。売上の1%しか営業利益が残らず、市場を通る魚は細る。10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 太洋物産9941 牛肉・鶏肉と農産物を輸入する小さな専門商社。薄い利ざやを借入で回す構造で、金利の上昇が利益を食う 本質価値との差 −75.0% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 創健社7413 自然食品の老舗だが、利益率は 1% にも届かない。稼ぐ力に比べて今の値段は極端に高い 本質価値との差 −84.0% · 10 年 割高(年 −11.1%) 割高 Bitcoin Japan8105 老舗の繊維卸が AI 出資とロボットに賭ける。本業は赤字で、増資の希薄化が重い 本質価値との差 −84.9% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 ナガホリ8139 金高の追い風で利益が跳ねた宝飾メーカー。株価は物言う株主の思惑まで織り込み、事業の価値を大きく上回る 本質価値との差 −87.2% · 10 年 割高(年 −12.3%) 割高 ビューティカダンホールディングス3041 葬儀の生花祭壇と生花卸の小さな会社。赤字に転落し、稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 日本製麻3306 麻袋の老舗はいま、パスタとレトルトで食べる。営業赤字の小さな会社に、今の値段を支える稼ぐ力はまだない 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 イメージ ワン2667 売上は縮み、現金は燃え、新規事業を次々に掲げる。体力の差し引きでは割高 本質価値との差 −89.3% · 10 年 割高(年 −12.3%)

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読んだ資料

  1. 伊藤忠商事 経営方針・経営計画(The Brand-new Deal)
  2. 伊藤忠、CPと中国CITICへ出資1.2兆円(M&A情報データサイト)
  3. 伊藤忠、タイCPグループと相互出資解消 戦略提携は継続(日本経済新聞)
  4. 商社が変えるコンビニ。ファミマを実質完全子会社化した伊藤忠は何をしたのか(Business Insider Japan)
  5. 伊藤忠、CTCを完全子会社に 非資源を強化へ3870億円で(日本経済新聞)
  6. 伊藤忠がデサントにTOB 完全子会社化へ(WWDJAPAN)
  7. 世界最大の青果企業・米国Dole社のアジア青果物事業及びグローバル加工食品事業の買収について(伊藤忠商事プレスリリース)
  8. 伊藤忠商事<8001>、3,000億円の自社株買いと非資源の稼ぐ力をどう読むか(LIMO&ファイナンス)

分析日 2026-10-16