株譜
AI 銘柄分析 · 不動産投資信託 · 試作

スターツプロシード投資法人 8979

首都圏の賃貸住宅 111 物件。NAV の 7 割で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)200,347 円546 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)174,300 円475 億円差 +14.9%
10 年後から見ると やや割安 価値 200,347 円546 億円 · 差 +14.9% · 期待の年率 +8.9%
期待の年率リターン(10 年)+8.9%資本コスト比 +0.5 pt
推定の資本コスト8.4%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.4% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

スターツプロシード投資法人は、首都圏と地方主要都市の賃貸住宅を 111 物件、取得価格で 1,038 億円持つ J-REIT だ。スポンサーはスターツコーポレーションで、投資口の 14% を持つ。筆者の結論は、今の値段はやや割安ということである。価値の計算は今の時価総額を 12% 上回る。

強みは賃料の伸びと含み益だ。新規入替え時の賃料は 8.8% 上がり、更新時も 2.6% 上がった。含み益は 246 億円と簿価の 25% に達する。物件は首都圏が 76% を占め、稼働は 97% 前後と高い。

弱みは借入と築年だ。総資産に対する借入比率は 53.6% と高く、鑑定ベースでも 45.2% だ。平均金利は 1.3% から 1.5% へ上がった。平均築年は 19.0 年で、定期借地権の物件も多い。分配には利益超過分配が混じり、純利益だけでは足りない。

投資口は NAV の 7 割で売られる。NAV は清算されない限り手にできないので、筆者は割安の根拠にしない。割安と見る理由は、賃料の伸びが利払いの増加を吸収できる点にある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、賃料が伸びていて、値段は NAV に対し大きく割り引かれている。それでも借入の重さと、築古の借地物件が引っかかる。NAV は、清算されない限り投資主には手に入らない。

今の分配は、利益超過分配が混じる。純利益は年 24 億円ほどで、これが実力だ。借入の平均金利 1.5% が 3.8% へ上がると、年の利払いは 8 億円から 22 億円まで増える。ただ、賃料の伸びで NOI も 10 年で 2 割増え、純利益は今の水準の 9 割ほどを保つ。

救いは、自己投資口を取得してきたことと、スポンサーが 14% を持つことだ。ただ、小さな規模では、増資をしても取得が進みにくい。

10 年の分配と 10 年後の物件の価値を今に引き直すと、今の値段を 1 割ほど上回る。割安とは言えるが、大きくはない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、賃貸住宅の賃料だ。2026 年 4 月期の半年で賃貸事業収入は 36.6 億円。償却を除く費用を引いた NOI は 27.6 億円だった。年にならすと NOI は 55.2 億円で、簿価 992 億円に対する利回りは 5.6% になる。

物件は 111 あり、首都圏が 76%、政令指定都市と地方主要都市が残りを占める。物件の多くは単身・小家族向けで、東京 10 物件、千葉 8 物件など、この数年の取得も首都圏が中心だ。期中の稼働率は 97.5%、期末は 96.9% だった。

賃貸住宅は 2 年の普通借家で、入れ替わる時に市場の賃料へ合わせ直す。当期は新規の入替えで 8.8% の増額、更新で 2.6% の増額だった。増額が成約する割合は 90.9% と高い。

成長の道具は、スポンサーのスターツグループの開発物件と、一時的に預かってもらう物件の購入、築古の売却だ。当期は取得も譲渡もなく、資産規模は横ばいだった。期末の後に、築古 1 物件の譲渡と新築 1 物件の取得がある。

賃貸住宅の比率は 98% を超え、収益は賃料に集中している。

優良さと弱いところ

物件の質は、住宅 REIT の中で標準的だ。首都圏が 76% を占め、東京 23 区の物件も多い。平均築年は 19.0 年で、定期借地権付きの物件が 5 棟ある。借地の物件は、期限が来ると価値が減る。

強みは三つある。一つめは、賃料の伸びで、新規入替えの増額が 8.8% と前期から 2.3 ポイント上がった。二つめは、含み益が 246 億円と厚いこと。三つめは、2025 年と 2024 年に自己投資口の取得と消却を行い、1 口の価値を守る動きがあることだ。

弱みも三つある。ひとつは、総資産の借入比率が 53.6% と高く、期末の金利を固定した割合は 76.8% から 72.9% へ下がること。ふたつめは、2 年以内に満期の来る借入が 3 割を超えること。みっつめは、運用報酬が NOI の 11% 超で、総資産に連動する形であることだ。

規模が小さく、取得の余地も限られる。資産の入れ替えが、含み益を分配に回す唯一の手段である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

賃貸住宅の需要は、賃金の上昇と首都圏への人口の集中で堅い。新築は建築費の高騰で供給が絞られ、稼働は 97% 前後と高い。新規入替え時の賃料の増額は、前期の 6.5% から 8.8% へ上がった。

住宅は、2 年の更新で賃料が市場に追随する。筆者は、中立で賃料は名目年 2.25% で伸びると見る。物価の 3% に届かないのは、更新時の増額が小さく、築年の進んだ物件で上げ余地が限られるからだ。

10 年国債が 3% の世界では、住宅の期待キャップは 3.75% に上がる。今の鑑定の NCF 利回りは 4.0% で、築古と借地の物件を含むため、中立のキャップは 4.1% と置く。

首都圏の需要は堅いが、築 20 年を超える物件が増えれば、修繕費の負担が重くなる。

賃料の上昇が続く間も、築年が進めば修繕費の負担は着実に増える。借地の物件は、期限が近づくほど売却の値段が下がる点にも注意が要る。

人口の減る地方では、築古の物件の稼働が落ちやすい。今は首都圏が中心なので影響は小さいが、10 年後には比率が変わりうる。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、入れ替えによる含み益の実現と、自己投資口の取得だ。譲渡益は分配に回し、利益超過分配は減価償却費の一部と、借地の物件の償却の差額を原資とする。

増資は、直近 5 年で 2022 年 11 月の公募 1 回のみだ。以後は 2024 年 12 月に自己投資口の取得を決め、2025 年 4 月に 10,062 口を消却した。NAV 割れでの増資はしていない。

借入は 559 億円で、総資産の 53.6%、鑑定ベースで 45.2% だ。金利を固定した割合は 76.8%、平均の残りは 2.6 年である。1 年以内の満期が 100 億円あり、2 年以内では 179 億円になる。格付けは JCR の A で、安定的だ。

報酬は、総資産に連動する運用報酬Ⅰ、利益に連動する運用報酬Ⅱ、取得額の 1.0% の取得報酬、譲渡益の 10% の譲渡報酬からなる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

賃料が強い。新規の入替えは 8.8%、更新時は 2.6% 上がり、増額が成約する割合は 90.9% だ。稼働は 97% 前後で、首都圏が 76% を占める。建築費が高く新築が増えにくいことも追い風になる。

含み益は 246 億円と簿価の 25%、NAV は時価総額の 1.4 倍だ。2025 年に 10,062 口を消却し、NAV 割れの増資はしていない。分配の下支えになる利益超過分配は、含み益で賄える。

スポンサーのスターツコーポレーションは 14% を持ち、9 件、141 億円超の物件の取得候補を持つ。買い入れ価格も、鑑定評価額を 3% ほど下回って取得できている。

今の値段は、これらの強みをほとんど織り込んでいない。借り換えの金利が 3.8% で収まれば、NOI の伸びで利払いの増加を吸収できる。

賃料の増額が続けば、重い借入の中でも NOI の伸びが利払いの増加を上回り、分配は少しずつ回復していく。

慎重な見方

借入が重い。総資産に対する借入比率は 53.6% で、鑑定ベースでも 45.2% だ。2 年以内に満期の来る借入が 3 割を超え、平均金利は 1.3% から 1.5% へ上がった。借り換えのたびに利払いが増える。

物件は築 19.0 年と古く、定期借地権の物件が 5 棟ある。修繕費が増え、借地の物件は期限が近づくと価値が減る。利益超過分配が混じり、純利益だけでは分配をまかなえない。

規模が小さく、増資をしても取得が進みにくい。取得はスポンサーのスターツグループの物件に依存し、買う側に選択の余地が少ない。

運用報酬は NOI の 11% 超で、総資産に連動する形のため、規模を追う誘因が働く。賃料の増額が止まれば、重い借入が一気に重荷に変わる。

金利が上がる局面では、借り換えのたびに利払いが膨らみ、賃料の伸びを食いつぶす恐れがある。

含み益があっても、売却の相手が見つからなければ現金に換えられず、借入の返済には使えない。

どちらに重みを置いたか

賃料の強さと値段の安さに強気の言い分がある。ただ、借入の重さ、築古の借地物件、小さな規模という弱みも大きい。中立は今の値段を 1 割ほど上回った。スポンサーの点数は 3 を下回ったので、悲観の確率は 10% に据えた。強気側は合わせて 32%、中立は 38% を置いた。筆者は、強みが値段に十分入っていないと見る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/04 期)

確率で加重した株価時価総額 329,365 円897 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 79,812 円217 億円)。 今の値に割り戻すと 200,347 円546 億円、今との差 +14.9%、 期待の年率 +8.9%(資本コスト 8.4%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 480,150 円1,308 億円 99,481 円271 億円 +232.5% +12.8% 57,963 円158 億円
やや楽観 22% 433,530 円1,181 億円 93,607 円255 億円 +202.4% +11.7% 115,970 円316 億円
中立 38% 353,872 円964 億円 84,063 円229 億円 +151.3% +9.7% 166,415 円453 億円
やや悲観 20% 208,138 円567 億円 64,607 円176 億円 +56.5% +4.6% 54,549 円149 億円
悲観 10% 98,746 円269 億円 44,050 円120 億円 −18.1% −2.0% 14,280 円39 億円
加重平均100% 329,365 円897 億円79,812 円217 億円 +134.8% +8.9% 409,177 円1,115 億円

今の株価時価総額 174,300 円475 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.4% を下回るほど割高。

楽観 10% 賃料が年 3% で伸び、金利も 3.5% 以下 利益 30 億円 · PBR 2.8 倍 · 株価時価総額 480,150 円1,308 億円

10 年金利は 3% を下回って落ち着き、借り換えは 3.5% で済む。入替えの増額が続き、賃料は年 3% で上がる。稼働は 97% を保つ。

スポンサーの開発物件の購入が進み、築年は若返る。経費は物価並みに増え、NOI は 10 年で 3 割強伸びる。純利益は今から 25% ほど増える。

物件の利回りは 3.85% まで下がり、物件の価値は鑑定を上回る。借入が重いぶん、物件の価値の上昇は投資主の取り分に大きく効く。

増資をしても、NAV を上回る値段で行われ、1 口の価値は薄まらない。

借入の返済が進み、総資産の借入比率も 50% を割る。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 962(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.2%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 99 億円・営業利益 58 億円。稼働 97%・賃料 年 +3.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 74 − 資本的支出 7) ÷ キャップ 3.85% − 純負債 440 = 1308 億円。キャップは中立 4.1% から 0.25% 下げた 3.85%(住宅の下限 3.25% には届かない)。

確率:首都圏の賃料も物価並みに上がり、借り換えが 3.5% で済む筋書き。借入が重く築年が進むので 10% とした。

やや楽観 22% 賃料は年 2.75% で伸び、借り換えは 3.65% 利益 27 億円 · PBR 2.5 倍 · 株価時価総額 433,530 円1,181 億円

金利はやや低めに落ち着き、借り換えは 3.65% になる。収入は年 2.75% で伸びる。稼働は 96.5% を保つ。

利払いは年 21 億円ほどまで増えるが、NOI の伸びが吸収し、純利益は今より 1 割ほど増える。利益超過分配は、純利益で賄える範囲にとどまる。資本的支出は年 7 億円に収まる。

物件の利回りは 3.95% に上がる。物件の価値は鑑定をわずかに上回る。投資口が NAV に近づくまで、増資はしない。

借入の返済が進み、総資産の借入比率は 50% を割る方向へ下がっていく。

賃貸住宅の入れ替えは続き、築年の若返りが少しずつ進む。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 958(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 96 億円・営業利益 56 億円。稼働 96%・賃料 年 +2.8%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 71 − 資本的支出 7) ÷ キャップ 3.95% − 純負債 445 = 1181 億円。キャップは中立 4.1% より 0.15% 低い 3.95%(賃料の伸びが強い筋書き)。

確率:中立より賃料の伸びが良く、キャップの上昇が小さい筋書き。22% とした。

中立 38% 金利の正常化で利払いが増えるが、賃料の伸びで吸収 利益 22 億円 · PBR 2.1 倍 · 株価時価総額 353,872 円964 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借入は 3 年ほどで 3.8% へ借り換わる。年の利払いは今の約 8 億円から 22 億円ほどへ増える。収入は年 2.25% で伸び、稼働は 96% を保つ。

経費は物価並みに増えるので、NOI は 10 年で 2 割ほど伸びる。純利益は今の 9 割ほどにとどまる。利益超過分配は、毎期は続けない。

物件の利回りは 4.1% に上がり、物件の価値は鑑定をやや上回る。借入が重く、築年が進むぶん、投資主の取り分は物件の価値の変動に敏感だ。

増資は、投資口が NAV に近づくまで控える見通しだ。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 953(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 9.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 91 億円・営業利益 51 億円。稼働 96%・賃料 年 +2.2%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 66 − 資本的支出 8) ÷ キャップ 4.10% − 純負債 460 = 964 億円。キャップは住宅の表 3.75%(要求利回り 5.75% − NOI の伸び 2.0%)に対し、今の鑑定の NCF 利回り 4.0% が高いため決まりで鑑定以上とし、築古と借地の分を見て 4.1%。

確率:前提どおり 10 年金利が 3% に落ち着き、収入は年 2.25% で伸びる筋書き。最もありうるので 38%。

やや悲観 20% 金利が高めに落ち着き、賃料が頭打ちになる 利益 11 億円 · PBR 1.2 倍 · 株価時価総額 208,138 円567 億円

金利は高めに落ち着き、借り換えは 4.0% になる。入替えの増額が縮み、収入は年 1.25% しか伸びず、稼働は 94% に落ちる。築古の物件で賃料の減額が増える。資本的支出は年 8.5 億円に増える。

利払いは年 23 億円になり、純利益は今の半分に細る。分配は純利益だけになり、利益超過分配は止まる。借入の返済に現金を回し、新しい物件は買えない。

物件の利回りは 4.6% に上がる。物件の価値から借入を引くと、投資主の取り分は今の自己資本を 2 割ほど上回る水準まで縮む。

スポンサーの持ち分は変わらず、増資の余地も小さい。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 933(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.6%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 80 億円・営業利益 41 億円。稼働 94%・賃料 年 +1.2%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 56 − 資本的支出 8) ÷ キャップ 4.60% − 純負債 470 = 567 億円。キャップは中立 +0.5%。借入が重いので、物件の価値が下がると投資主の取り分は大きく縮む。

確率:金利が高めに落ち着き、入替えの増額が縮み、築古の稼働が落ちる筋書き。20% とした。

悲観 10% 金利の上振れと不況で稼働が落ちる 利益 −5 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 98,746 円269 億円

金利は 3% を超えて上がり、借り換えは 4.7% になる。不況で入居者が減り、稼働は 90% へ落ちる。賃料は 10 年たっても今と同じ名目にとどまり、築古の物件で空室が増える。NOI は 2 割ほど減る。

利払いは年 27 億円になり、純利益は赤字になる。分配は止まる。資本的支出を絞り、借入の返済に現金を回す。物件の利回りは 4.85% に上がり、物件の価値は鑑定を大きく下回る。

物件の価値から借入を引いた投資主の取り分は、今の自己資本の 6 割ほどに縮む。清算されない限り、物件を売って NAV を受け取ることはできない。

借地の物件は、期限が近づくほど売りにくくなる。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 893(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 7.6%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 68 億円・営業利益 29 億円。稼働 90%・賃料 年 +0.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 44 − 資本的支出 6) ÷ キャップ 4.85% − 純負債 500 = 269 億円。キャップは中立 +0.75%。NAV は床にしない(清算されない限り投資主は受け取れない)。

確率:スポンサーの点数が 3 を下回ったので、悲観の確率は基本の 10% のまま。金利の上振れと不況が重なる筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

賃貸住宅の賃貸

首都圏と地方主要都市の賃貸住宅 111 物件を、主に単身・小家族向けに 2 年の普通借家で貸す。

数量稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模)価格稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.6%)。物価の転嫁で伸びる売上営業利益
今 2026/04 961 7.6% 73 41
10 年後 中立 953 9.5% 91 51

取り方:2026 年 4 月期の半期の賃貸事業収入 36.6 億円(売却益なし)を 2 倍して年額 73.2 億円。簿価 992 億円(信託借地権を含む)× 稼働率 96.9% で数量、収入 ÷ 数量で価格。NOI は収入 − 償却を除く賃貸事業費用で年 55.2 億円、セグメントの利益はそこから減価償却 14.3 億円を引いた額。中立の価格が 1.25 倍で物価の 1.34 倍に届かないのは、更新時の増額が小さく、築年の進んだ物件で上げ余地が限られ、転嫁が物価の 5/6 にとどまると見るため(業種ノート)。

リスクと懸念

借入の重さと金利

総資産に対する借入比率は 53.6%、鑑定ベースで 45.2%。2 年以内に満期の来る借入が 3 割を超える。平均金利が 3% 台へ上がると、年の利払いは 8 億円から 22 億円ほどまで増え、純利益を圧迫する。

築古と借地の物件

平均築年は 19.0 年。定期借地権の物件が 5 棟あり、期限が近づくと価値が減る。修繕費が増え、売却の買い手もつきにくくなる。

利益超過分配

分配には毎期 1.1 億円ほどの利益超過分配が混じる。純利益は年 24 億円ほどで、分配の実力はそちらだ。2027 年 4 月期の予想では、1 口の純利益が 2% 減る。

小さな規模

規模は 1,000 億円ほどで、増資をしても取得が進みにくい。取得はスポンサーのスターツグループに依存し、買う側に選択の余地が少ない。

スポンサーの持ち分

スターツコーポレーションの持ち分は 14%。将来にこの持ち分を市場で売れば、投資口の値段は下がる。

運用報酬の重さ

運用報酬は NOI の 11% 超。総資産に連動する報酬と、取得額の 1.0% の取得報酬があり、規模を追う動機が働く。

今後の分かれ目

10 年金利が 2% 前後で止まる
利払いの増加もキャップの上昇も小さく、価値は上に振れる。今の値段はさらに割安に入る。
入替え時の賃料の増額が 5% を割る
NOI の伸びが物価を下回り、悲観側の確率を上げる。
NAV 割れで公募増資を行う
1 口の価値が薄まる。スポンサーの点数を下げ、悲観の確率を上げる。
自己投資口の取得を再開する
NAV を下回る値段での取得は 1 口の価値を守る。スポンサーの点数を上げる。
2 年以内の満期を借り換えて、固定の割合を高める
借り換えの金利の上振れに強くなり、k の借金の上乗せが下がる。

見ておくもの

  • 新規入替え時と更新時の賃料の増額率
  • 借り換えの金利と固定の割合
  • 築 20 年超の物件の稼働率
  • 利益超過分配の額と純利益の差
  • 自己投資口の取得と増資の値段

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段や過去の値段から置いていない。10 年後の時価総額は、NOI から資本的支出を引いた額をキャップレートで割り、負債を引いて出した。キャップは住宅の業種ノートの表に、今の鑑定の NCF 利回り 4.0% と築古の分を加えたもの。NAV 割れを割安の根拠にしていない。今の値段が倍でも半分でも、価値の数字は動かない。

資本コスト 8.4% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +0.90% を足した 8.40%。事業は傾いていないので extra は置かない。

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やや割安 サムティ・レジデンシャル投資法人3459 地方都市の賃貸住宅 189 物件。NAV の 6 割台で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) 適正 日本ホテル&レジデンシャル投資法人3472 温泉旅館とアパホテル、住宅を持つアパ系の REIT。物件は高い利回りで値付けされ、今の値段は NAV の 6 割。主テナントの温泉の振れは大きいが、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 大和ハウスリート投資法人8984 物流と住宅を軸に 232 物件を持つ総合型 J-REIT。借入が軽く含み益も厚いが、10 年の金利正常化を織り込むと今の値段はほぼ適正と筆者は見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 マリモ地方創生リート投資法人3470 地方の住宅と生活密着型の店を中心に 61 物件を持つ小型の総合型 REIT。物件は NAV の 3 分の 2 の値段で買えるが、借入が全部変動金利で利払いの増加が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 CREロジスティクスファンド投資法人3487 物流専業 CRE が開発した 21 物件の小型 REIT。NAV を 3 割下回るが、借入の半分近くが 2 年内に借り換わるため、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 MIRARTH不動産投資法人3492 住宅を軸にオフィス・商業・ホテルを持つ総合型 J-REIT。借入が重く、増資を NAV 割れで繰り返すが、投資口は NAV の 0.7 倍まで売られ、筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 SOSiLA物流リート投資法人2979 住友商事系の物流 REIT。稼働 100% と 10 年超の長い契約が強みだが、運用会社への行政処分と借入の早い借り換えが重く、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三菱地所物流リート投資法人3481 三菱地所系の物流 REIT。賃料の増額は 17 期続き借入も軽いが、金利が 3% で落ち着く前提では、今の値段は適正の範囲の中ほど 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アドバンス・レジデンス投資法人3269 東京 23 区が 7 割の住宅 REIT 最大手。賃料の入替増額は過去最高で借入の上昇も吸収できるが、今の値段はその強さを織り込み済みで適正の範囲 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 大和証券リビング投資法人8986 賃貸住宅 76% とヘルスケア 24% の複合型。売却益で支えた分配は先細りで、借入が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東海道リート投資法人2989 静岡を軸に東海道の住宅と工場・物流を持つ地域密着の REIT。物件の値付けは高利回りで無理がないが、借入の 9 割超が変動金利で、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三井不動産アコモデーションファンド投資法人3226 東京 23 区が 9 割の住宅 REIT。調達金利が低いうちの値段で、10 年金利 3% の世界では適正の範囲にとどまる 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 いちごホテルリート投資法人3463 全国のビジネスホテル 29 物件を持つ J-REIT。賃料の 5 割弱が変動で、今の値段は NAV の 6 割弱だが、筆者は割安とは見ず、ほぼ適正と置く 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 トーセイ・リート投資法人3451 首都圏の築古の住宅とオフィスを再生して持つ複合 REIT。鑑定の利回りが高く値付けに無理はないが、借り換えで利益が 2 割細り、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3471 三井不動産と伊藤忠の二つの後ろ盾を持つ新しい物流 REIT。賃料の改定は強いが、10 年金利 3% の世界では、今の値段は適正の範囲の高い側 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 スターアジア不動産投資法人3468 ホテルが NOI の 45% を占める総合型 J-REIT。投資口は NAV の 0.67 倍と安く見えるが、ホテルの変動賃料とスポンサー系テナントに偏る。筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本プロロジスリート投資法人3283 新しい大型の物流施設をそろえた REIT。借入が軽く、金利 3% の世界でも傷は浅いが、それでもやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 霞ヶ関ホテルリート投資法人401A デベロッパー系の新規上場ホテル REIT。築浅 15 ホテルの賃料はすべてスポンサー系の運営会社が払う。決算は 2 期のみで、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 日本リート投資法人3296 東京経済圏の中規模オフィスと住宅が中心の総合型 J-REIT。NAV の 0.64 倍まで売られ、借入が重い割に値段は安く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 セントラル・リート投資法人3488 東京の中小オフィスと生活密着型の店、地方のホテルを持つ名鉄・ザイマックス系の小型 REIT。借入は軽いが賃料の伸びが利払いの増加に負け、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ロジスティクスファンド投資法人8967 日本初の物流 REIT。含み益が厚く借入も軽いが、築が古く、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コンフォリア・レジデンシャル投資法人3282 東京 23 区が 9 割の若い住宅 REIT。LTV が高く増資を重ねた分だけ価値の余裕が薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 インヴィンシブル投資法人8963 ホテル 112 と住居 41 を持つ国内最大のホテル系 REIT。稼ぎは最高水準だが、金利の上昇と訪日客の波は値段に入りきっていないと筆者は見る 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 野村不動産マスターファンド投資法人3462 オフィス・物流・住宅・商業を持つ 285 物件の総合型 J-REIT。賃料増額と AA の財務は強いが、金利の上昇と鑑定の高さが重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 平和不動産リート投資法人8966 オフィスと賃貸住宅が半々の中堅 J-REIT。賃料の伸びと物件入替の腕は確かだが、毎年の増資と売却益頼みの分配が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ヘルスケア&メディカル投資法人3455 有料老人ホーム中心の、国内唯一のヘルスケア専業 J-REIT。賃料は全額が長期固定で、今の値段は NAV の 7 割弱でも、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンリート投資法人3292 イオンモールを長期の固定賃料で貸す商業 REIT。賃料の伸びが弱く、費用と利払いが先に増えるため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ラサールロジポート投資法人3466 物件を売って自己投資口を NAV の 9 割で買い戻す物流 REIT。資本の使い方は上手いが、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 エスコンジャパンリート投資法人2971 郊外の生活密着型の商業施設と底地を持つ中部電力系の REIT。賃料がほぼ固定のうえ借入の 8 割が変動金利で、利払いの増加が分配を細らせ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 積水ハウス・リート投資法人3309 賃貸住宅が 85%、うち米国が 24% の J-REIT。賃料の増額は強いが、簿価 LTV が 48% と高く、借り換えと鑑定の利回りの低さで今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 KDX不動産投資法人8972 オフィス・住宅・商業を中心に 342 物件を持つ総合型 J-REIT。自己投資口の取得と AA の格付は強みだが、借入の満期が近く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 三井不動産商業ファンド投資法人8964 三井不動産系の商業施設 44 物件。賃料の 99% が固定で伸びにくく、物価に負けるため、今の値段は割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユナイテッド・アーバン投資法人8960 商業・オフィス・ホテルに分散した 143 物件の総合型 J-REIT。資産の入れ替えと増資で分配は過去最高だが、築古と金利が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 オリックス不動産投資法人8954 オフィスとホテルを軸に 121 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額と含み益は厚いが、鑑定の利回りが低く、金利正常化で筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 GLP投資法人3281 物流施設 88 棟を持つ国内最大級の物流 REIT。賃料の増額は力強く稼働も 99% だが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 投資法人みらい3476 オフィスと地方のホテルを混ぜた三井物産系の複合 REIT。借入が鑑定の 46% と重く、借り換えで利益が細るため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 森トラストリート投資法人8961 東京のオフィス 5 割とホテル 3 割の 20 物件。スポンサーの森トラストが 29% を持ち報酬も軽いが、借入の残りが 2.1 年と短く、利払いの増加が重い 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ジャパン・ホテル・リート投資法人8985 ホテル 52 物件、賃料の半分強が変動。今の値段は金利 2% 前後と訪日客の好調が続く前提で、筆者は 3 割以上の割高と見る 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 阪急阪神リート投資法人8977 関西圏の地域密着型商業施設(スーパー等の敷地)が中心の J-REIT。借入が軽く手堅いが、商業のキャップを表どおり 4.9% に置くと値段が先に払いすぎで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 大和証券オフィス投資法人8976 投資主の側に立つ資本政策が光る中堅オフィス REIT。それでも金利 3% の世界では今の値段は先取りしすぎで、割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ヒューリックリート投資法人3295 東京のオフィス 5 割・ホテル 2 割・商業 2 割の 62 物件。ヒューリックが 14.5% を持つが、資産の入れ替えと交換差益で分配を支え、鑑定に対する稼ぎが 3.1% と低い 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 日本プライムリアルティ投資法人8955 東京のオフィスが 8 割の J-REIT。稼働 99% と賃料の増額で分配は伸びるが、鑑定の利回りが 3.2% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アクティビア・プロパティーズ投資法人3279 渋谷・表参道の都市型商業と東京オフィスに絞った 46 物件。含み益は厚く賃料増額も続くが、鑑定の利回りが 3.0% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 福岡リート投資法人8968 福岡・九州に特化した商業・オフィス中心の J-REIT。成長都市の追い風と低い借入金利はあるが、地方型の弱さと借り換えの重さで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 NTT都市開発リート投資法人8956 東京の大型オフィスと住宅の複合型 J-REIT。NTT 都市開発という堅いスポンサーはあるが、筆者は今の値段を借入金利が低いままの前提と見て、大きく割高と判断する 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 星野リゾート・リート投資法人3287 星野リゾート運営の温泉旅館・リゾートを中心にホテル 71 物件。賃料の 4 割が変動で、今の値段は NAV の 7 割台でも、筆者は 4 割以上の割高と見る 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 Oneリート投資法人3290 中小型オフィスにホテルを足して成長を目指す、みずほ系の REIT。2026 年 3 月に NAV の 8 割強で増資してホテルを買い増し、借入は重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ジャパンエクセレント投資法人8987 東京の中型オフィスと地方の主要都市のビルを持つ、日鉄興和不動産系の REIT。増資をせず自己投資口を買う姿勢は誠実だが、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 産業ファンド投資法人3249 物流・工場・インフラを持つ産業特化の REIT。売却益で分配を支えているが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 グローバル・ワン不動産投資法人8958 東京と大阪・福岡の中大型オフィス 18 棟を持つ REIT。2026 年 4 月に NAV の 8 割弱で公募増資をしたばかりで、借入も重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 東急リアル・エステート投資法人8957 渋谷を軸にしたオフィスと商業の J-REIT。スポンサーの質は高いが、鑑定の収益が低く売却益が分配を支えており、筆者は今の値段を大きく割高と見る 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 森ヒルズリート投資法人3234 六本木・虎ノ門の一等地を持つ、森ビル系の REIT。稼働と立地は一級だが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 日本都市ファンド投資法人8953 東京・大阪の商業施設を中心に 158 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額は進むが、金利の低さと鑑定の高さが前提で、筆者は大きく割高と見る 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 日本ビルファンド投資法人8951 都心の一等地のビルを持つ最大の REIT。だが今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 いちごオフィスリート投資法人8975 東京の中小型オフィス 87 棟を持ち、売却益で分配を支える REIT。物件の磨き方は巧みだが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ジャパンリアルエステイト投資法人8952 都心のビルを持つ老舗のオフィス REIT。稼働は 99% に迫るが、今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −2.8%)

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読んだ資料

  1. スターツプロシード投資法人 2026 年 4 月期 決算説明資料
  2. 同 決算短信・有価証券報告書

分析日 2026-10-19