株譜
AI 銘柄分析 · 不動産投資信託 · 試作

コンフォリア・レジデンシャル投資法人 3282

東京 23 区が 9 割の若い住宅 REIT。LTV が高く増資を重ねた分だけ価値の余裕が薄く、今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)76,711 円1,875 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)88,400 円2,161 億円差 −13.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 76,711 円1,875 億円 · 差 −13.2% · 期待の年率 +5.6%
期待の年率リターン(10 年)+5.6%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

コンフォリア・レジデンシャルは、東京 23 区を中心に 170 余りの賃貸住宅を持つ、住宅特化の J-REIT だ。取得価格で 3,400 億円ほど、平均築年は 14.9 年と若い。運用会社は東急不動産グループである。筆者の結論は、今の値段はやや割高ということだ。価値の計算は今の時価総額を 15% ほど下回る。

強みは賃料と若さだ。入居者が替わる時の賃料は 12% 上がり、更新時も 2.7% 上がった。稼働は 96.7%。東京 23 区は 9 割を超え、築年は過去 3 年で 0.5 年若返った。

弱みは借金の重さである。帳簿の総資産に対する借入比率は 52.5% と高い。鑑定評価額に対しても 40% を超える。この負担を軽くするため、会社は 2026 年 8 月に NAV を下回る値段で公募増資をした。1 口の価値は薄まった。

さらに、今の平均金利 1.09% は借り換えのたびに 3% 台へ上がる。賃料の伸びで吸収できるかが焦点だ。投資口は NAV を 2 割ほど下回るが、筆者は割安の根拠にしない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、東京の若い住宅という事業は持ち続けられる。立地が強く、築年が若く、入替え時の賃料の増額も続く。

ただ、財務の余力が薄い。借入比率は帳簿で 52.5%、鑑定で見ても 40% を超える。売却益を除く純利益は年 91 億円ほどで、借入の平均金利 1.09% が 3% 台へ上がると、年の利払いは 20 億円から 63 億円まで増える。

増資の使い方にも注文がつく。NAV を下回る値段で資金を集めて財務を直すのは、既存の投資主から見て痛みを伴う。ただ、規模を追う拡大ではなく、築年を若返らせる狙いは理解できる。

10 年の分配と 10 年後の物件の価値を今に引き直すと、今の値段を 15% ほど下回る。値段が 2 割下がれば、筆者は買ってよい水準と見る。

経営の資本の使い方は、築年を若返らせる狙いに筋はあるが、増資の頻度は気になる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、賃貸住宅の賃料だ。2026 年 7 月期の半年で不動産賃貸事業収益は 122 億円。償却を除く費用を引いた NOI は 85 億円だった。年にならすと NOI は 171 億円、帳簿価額 3,352 億円に対する利回りは 5.1% になる。経費率は 30% と、住宅 REIT の中では重い。借地の賃料が年 15 億円ほど固定でかかるためだ。

物件は東京 23 区のシングル・コンパクト向けが中心で、「コンフォリア」ブランドを展開する。賃貸住宅の 91% が東京 23 区、残りは東京圏、関西圏、札幌だ。学生寮や社宅などの運営型の住宅が 1 割ある。

契約は 2 年の普通借家で、入れ替わる時に市場の賃料へ合わせ直す。2026 年 7 月期は入替え時で 12% 台、更新時で 2.7% の増額だった。会社は更新時にも、市場との差額をそのまま提示する方針に改めた。

外部成長は、過去 3 年で 400 億円を取得し、71 億円を売った。取得の 55% は東急不動産グループからである。2026 年 8 月には公募増資で 110 億円を集め、8 物件 151 億円を取得した。

優良さと弱いところ

物件の質は、住宅 REIT の中で上位にある。東京 23 区が 9 割を超え、平均築年は 14.9 年と若い。古い物件を売り、新しい物件を買う入れ替えで、23 区の比率を上げ、築年を下げてきた。

強みは三つある。一つめは、入替え時の賃料の強さだ。築 20 年を超える物件でも 14% 上がる。二つめは、東急不動産グループが開発した物件を、優先して取得できる点。三つめは、売却益を使って、工事を前倒しし、将来の修繕費を先取りする資金運用の柔軟さである。

弱みも三つある。ひとつは、借入が重いこと。総資産の 52.5% が借金で、財務の余力は小さい。ふたつめは、増資を重ねてきたこと。直近 5 年に増資を 5 回行い、最新は NAV を下回る値段だった。みっつめは、借地の賃料が毎年 15 億円ほどかかり、固定費になっていることだ。

分配は売却益と積立金の取り崩しで厚く見える。売却益を除く純利益は年 91 億円ほどで、これが実力である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

賃貸住宅の需要は、東京への人口の流入で堅い。社会動態の転入超過は、東京 23 区が 11.4 万人で、ほかの大都市を圧倒する。新築は建築費の高騰で供給が絞られ、東京 23 区の賃貸市場は貸し手に有利だ。

住宅は、2 年の更新で賃料が市場に追随する。オフィスや物流のように長い契約に縛られない。そのぶん上がるのも下がるのも早い。筆者は、中立で賃料は名目年 2.5% と見る。物価の 3% に届かないのは、更新時の増額が小さいからだ。

住宅は景気の波が小さい。稼働は 95〜97% で動きが小さく、悲観でも 90% までと見る。ただ、10 年国債が 3% の世界では、住宅の期待キャップは 3.75% に上がる。今の鑑定の利回りは 3.3% 台で、この差が物件の価値を鑑定より下げる。

金利の上昇は、利回りの低い住宅に強く効く。この投資法人は、平均金利が 1.09% と低く、これから 3% 台へ上がる。会社は変動金利の比率を 3 割まで上げて、金利の上昇を抑える方針だ。

人口は東京 23 区で横ばい、政令指定都市は減る地域がある。この投資法人は、東京 23 区に集中するぶん、地方の人口減の影響は小さい。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、物件の入れ替えと、売却益の使い方だ。売却益は、一部を内部留保し、一部を分配に回し、一部を工事の前倒しに使う。2025 年 12 月には、NAV に対する割安を受けて、自己投資口を消却した。

増資は多い。2022 年から 2026 年までの 5 年で 5 回行った。2026 年 8 月の第 13 回は、NAV の 0.93 倍の値段だった。5 億円の第三者割当を含めて、110 億円を集め、総資産の借入比率を 52.5% から 50% 台前半に下げた。NAV 割れの増資は 1 口の価値を薄める。ただ会社は、金利の上昇に備えて財務を強くするためと説明する。

借入は 1,871 億円。長期固定が 8 割で、平均の残りは 3.9 年。格付けは JCR の AA で安定的だ。報酬は、総資産に連動する部分、経常キャッシュフローに連動する部分、売買の 1% からなる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

東京 23 区の需要は強い。人口の転入超過は 11.4 万人で、賃貸市場は貸し手に有利だ。入替え時の賃料は 12% 上がり、更新時の増額も、市場との差額を提示する方針に変えて伸びる。東京 23 区のレントギャップは 10.6% と、まだ余地がある。

若いポートフォリオは、資本的支出の増え方が緩やかだ。会社は、工事を減価償却の範囲に収める方針で、余るキャッシュは物件の取得か借入の返済に回す。増資で財務の余力ができ、築古を売って築浅を買う入れ替えを進められる。

投資口は NAV を 2 割ほど下回る。会社は NAV 倍率が 0.9 を下回れば、自己投資口の取得を判断する。2025 年 12 月には実際に消却した。

金利の上昇は、変動比率の引き上げと借り換えの分散で緩やかに受ける。

運用会社は、独自ルートからの取得を 213 億円まで広げ、スポンサーだけに頼らない物件の仕入れ先を持つ。取得の値段が鑑定評価額を下回る例も多い。

慎重な見方

借金が重い。帳簿の総資産に対する借入比率は 52.5% で、増資後も 50% 台だ。鑑定評価額に対しても 40% を超える。平均金利 1.09% が借り換えで 3% 台に上がると、年の利払いは 20 億円から 63 億円へ増え、今の純利益の 3 割以上が消える。2 年内に返済期限が来る借入が 4 分の 1 ある。

増資が多い。直近 5 年で 5 回行い、最新は NAV の 0.93 倍の値段だった。NAV 割れの増資は 1 口の価値を薄める。今の値段は増資の値段をさらに下回っている。

分配は見かけより厚い。売却益と積立金の取り崩しが混じり、売却益が減る来期の予想では、1 口の純利益が下がる。

借地の賃料が年 15 億円ほどの固定費で、経費率は 30% と重い。東急不動産グループからの取得が 55% を占め、運用報酬は総資産に連動する。

賃料の追随が早いことは、景気が悪くなれば下がるのも早いということだ。不況で入替えが増え、増額が止まれば、稼働と賃料が同時に落ち、重い借入の利払いだけが残る。

どちらに重みを置いたか

強気の言い分は、立地と若さだ。ただ、借入の重さと増資による薄まりも現実だ。中立は今の値段を 1 割以上下回った。スポンサーの点数は 3 を下回ったので、悲観の確率は 10% に据えた。楽観側は合わせて 32%、中立は 38% を置いた。筆者は、財務の余力が薄い分だけ、値段に安全域はないと見る。やや割高だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/07 期)

確率で加重した株価時価総額 118,225 円2,890 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 34,487 円843 億円)。 今の値に割り戻すと 76,711 円1,875 億円、今との差 −13.2%、 期待の年率 +5.6%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 204,107 円4,990 億円 43,889 円1,073 億円 +180.5% +10.9% 24,800 円606 億円
やや楽観 22% 157,109 円3,841 億円 39,922 円976 億円 +122.9% +8.3% 43,347 円1,060 億円
中立 38% 126,309 円3,088 億円 36,158 円884 億円 +83.8% +6.3% 61,738 円1,509 億円
やや悲観 20% 65,322 円1,597 億円 28,223 円690 億円 +5.8% +0.6% 18,709 円457 億円
悲観 10% 21,883 円535 億円 19,306 円472 億円 −53.4% −7.4% 4,119 円101 億円
加重平均100% 118,225 円2,890 億円34,487 円843 億円 +72.8% +5.6% 152,712 円3,734 億円

今の株価時価総額 88,400 円2,161 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 入替え賃料の増額が続き、金利も 3% 以下 利益 120 億円 · PBR 2.9 倍 · 株価時価総額 204,107 円4,990 億円

10 年金利は 3% を下回って落ち着き、借り換えは 3.1% で済む。入替え時の増額が続き、更新時にも市場との差額を提示できて、賃料は年 3.5% で上がる。稼働は 96.5% を保つ。

経費は物価並みに増えるが、NOI は 10 年で 4 割強伸びる。純利益は今から 3 割弱増える。築 15 年の若い物件は、資本的支出が償却の範囲に収まり、余るキャッシュは借入の返済に回る。増資は行わない。

不動産の買い手は今の利回りで買い続け、物件の利回り(キャップ)は今の鑑定の 3.28% のまま変わらない。時価総額は 4,990 億円と今の 2.3 倍になる。借入が重いぶん、物件の価値の上昇は投資主の取り分に大きく効く。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 3,384(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 356 億円・営業利益 212 億円。稼働 96%・賃料 年 +3.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 253 − 資本的支出 33) ÷ キャップ 3.28% − 純負債 1730 = 4990 億円。キャップは今の鑑定の NCF 利回り((NOI − 資本的支出) ÷ 鑑定評価額)の 3.28% で、今の値付けが 10 年続く所(住宅の下限 3.25% より低い。楽観だけはここまで下げてよい)。

確率:入替えの増額が続き、金利も 3% 以下で収まる筋書き。東京 23 区は賃料の追随が早い一方、借入が重いので 10% とした。

やや楽観 22% 賃料は年 3% で伸び、借り換えは 3.25% 利益 101 億円 · PBR 2.2 倍 · 株価時価総額 157,109 円3,841 億円

金利はやや低めに落ち着き、借り換えは 3.25% になる。賃料は入替えごとに年 3% で上がる。稼働は 96% を保つ。

利払いは年 65 億円ほどまで増えるが、NOI の伸びが吸収し、純利益は今の 7% 増に収まる。資本的支出は築が進むにつれ年 34 億円に増える。会社の方針どおり、償却の範囲に収まる。

物件の利回りは 3.6% に上がる。物件の価値は鑑定をやや下回る。売却益の内部留保は細り、分配は純利益の水準になる。投資口が NAV に近づくまで増資はしない。

東京 23 区の需要が堅い限り、入替え時の増額が工事費を回収する形は続く。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 3,366(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 338 億円・営業利益 194 億円。稼働 96%・賃料 年 +3.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 235 − 資本的支出 34) ÷ キャップ 3.60% − 純負債 1735 = 3841 億円。キャップは住宅の中立 3.75% より 0.15% 低い 3.6%(賃料の伸びが強い筋書き)。

確率:中立より賃料の伸びが良く、キャップの上昇が小さい筋書き。22% とした。

中立 38% 金利の正常化で利払いと利回りが上がる 利益 82 億円 · PBR 1.8 倍 · 株価時価総額 126,309 円3,088 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借入は 4 年のうちに 3.4% へ借り換わる。年の利払いは今の約 23 億円から 68 億円へ増える。賃料は年 2.5% で上がり、稼働は 95.5% を保つ。

経費は物価並みに増える。借地の賃料が固定なのでやや軽く、NOI は 10 年で 23% ほど伸びる。純利益は今の 1 割強減る。分配は売却益と積立金の取り崩しが終わり、純利益の水準まで下がる。

物件の利回りは 3.75% に上がり、物件の価値は鑑定より 2 割ほど低い。借入が重いので、投資主の取り分は物件の価値の変動に敏感だ。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 3,349(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 9.6%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 320 億円・営業利益 177 億円。稼働 96%・賃料 年 +2.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 217 − 資本的支出 36) ÷ キャップ 3.75% − 純負債 1740 = 3088 億円。キャップは住宅の中立 3.75%(要求利回り 5.75% − NOI の伸び 2.0%)。今の鑑定の利回り約 3.3% より高い。

確率:前提どおり 10 年金利が 3% に落ち着き、賃料は物価の 5 分の 6 で上がる筋書き。最もありうるので 38%。

やや悲観 20% 金利が高めに落ち着き、賃料が頭打ちになる 利益 44 億円 · PBR 0.9 倍 · 株価時価総額 65,322 円1,597 億円

金利は高めに落ち着き、借り換えは 3.65% になる。入替えの増額が縮み、賃料は年 1.5% しか伸びず、稼働は 93.5% に落ちる。関西圏と札幌の物件は人口の減少で空室が増える。築が進み、資本的支出は年 38 億円に増える。

利払いは年 72 億円になり、純利益は今の半分に細る。売却益の内部留保は終わり、分配は純利益だけになる。借入の返済に現金を回し、新しい物件は買えない。

物件の利回りは 4.25% に上がる。物件の価値から借入を引くと、投資主の取り分は今の自己資本を 1 割ほど下回る水準まで縮む。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 3,278(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.7%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 284 億円・営業利益 142 億円。稼働 94%・賃料 年 +1.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 181 − 資本的支出 38) ÷ キャップ 4.25% − 純負債 1770 = 1597 億円。キャップは中立 +0.5%。借入が重いので、物件の価値が下がると投資主の取り分は大きく縮む。

確率:金利が高めに落ち着き、入替えの増額が縮む筋書き。20% とした。

悲観 10% 金利の上振れと不況で稼働が落ちる 利益 −8 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 21,883 円535 億円

金利は 3% を超えて上がり、借り換えは 4.3% になる。不況で入居者が減り、稼働は 90% へ落ちる。賃料は 10 年たっても今と同じ名目にとどまる。NOI は 2 割ほど減る。

利払いは年 85 億円になり、純利益は赤字に沈む。分配は止まる。資本的支出を絞り、借入の返済と空室の手当てに現金を回す。借地の賃料が固定で残り、利益をさらに削る。物件の利回りは 4.5% に上がり、物件の価値は鑑定の 5 割ほどになる。

物件の価値は借入を上回って残るが、投資主の取り分は今の自己資本の 3 割に縮む。清算されない限り、物件を売って NAV を受け取ることはできない。

  • 賃貸住宅の賃貸:数量 3,156(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 7.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 236 億円・営業利益 99 億円。稼働 90%・賃料 年 +0.0%・経費 年 2.5%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 138 − 資本的支出 32) ÷ キャップ 4.50% − 純負債 1810 = 535 億円。キャップは中立 +0.75%。NAV は床にしない(清算されない限り投資主は受け取れない)。

確率:スポンサーの点数が 3 を下回ったので、悲観の確率は基本の 10% のまま。金利の上振れと不況が重なる筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

賃貸住宅の賃貸

東京 23 区を中心とする賃貸住宅 180 余りの物件を、主に単身・小家族向けに 2 年の普通借家で貸す。

数量稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模)価格稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 7.5%)。物価の転嫁で伸びる売上営業利益
今 2026/07 3,391 7.5% 253 141
10 年後 中立 3,349 9.6% 320 177

取り方:2026 年 7 月期の半期の不動産賃貸事業収益 122.4 億円(売却益を除く)を 2 倍し、決算後に取得した 8 物件(151 億円、利回り 3.9% と置いた)を足した年額 253.1 億円。帳簿価額は賃貸等不動産 3,352 億円に取得分 154 億円を足した 3,506 億円、期中の平均稼働 96.7% で数量、収入 ÷ 数量で価格。NOI は収入 − 償却を除く賃貸事業費用で年 176.5 億円、セグメントの利益はそこから減価償却 35.2 億円を引いた額。中立の価格が 1.28 倍で物価の 1.34 倍に届かないのは、更新時の増額が小さく、転嫁が物価の 5/6 にとどまると見るため(業種ノート)。

リスクと懸念

帳簿ベースの借入の重さ

総資産に対する借入比率は 52.5% で、増資後も 50% 台。鑑定評価額に対しても 40% を超える。上限 55% までの余力は 200 億円ほどで、物件の価値が下がると余力は急に細る。

借り換えの金利

今の平均金利は 1.09% で、会社の想定でも 2027 年 7 月期に 1.32% へ上がる。10 年金利 3% の世界で 3.4% へ借り換わると、年の利払いは 23 億円から 68 億円まで増え、今の純利益の 5 割が消える。

NAV 割れの増資

直近 5 年に増資を 5 回行った。2026 年 8 月は NAV の 0.93 倍の値段で、110 億円を集めた。再び NAV を下回る値段で増資すれば、1 口の価値がさらに薄まる。

借地の賃料と経費率

借地の賃料が年 15 億円ほど固定でかかり、経費率は 30% と住宅 REIT の中で重い。賃料が下がる局面では、固定費が利益を削る。

分配に混じる売却益

今の分配には売却益と積立金の取り崩しが混じる。売却益を除く純利益は年 91 億円ほどで、売却益が尽きれば分配はその水準に戻る。

住宅の利回りの上昇

今の鑑定の NCF 利回りは 3.3% 台と低く、10 年国債 3% との差が小さい。利回りが 1 ポイント上がると、物件の価値は 2 割強下がる。

今後の分かれ目

10 年金利が 2% 前後で止まる
利払いの増加もキャップの上昇も小さく、やや楽観に近づく。今の値段は割安の側に入る。
入替え時の賃料の増額が 10% を割る
NOI の伸びが物価を下回り、悲観側の確率を上げる。
NAV 割れで再び公募増資を行う
1 口の価値が薄まる。スポンサーの点数を上げ、悲観の確率を上げる。
NAV 倍率が 0.9 を下回り、自己投資口の取得を再開する
NAV 割れの値段で 1 口の価値を増やす使い方で、スポンサーの点数を下げる。
売却益の内部留保が尽き、分配が純利益の水準へ下がる
見かけの低下で投資口が売られても、価値の数字は動かない。

見ておくもの

  • 入替え時と更新時の賃料の増額率
  • 新規調達の金利と変動金利の比率
  • 総資産の借入比率と取得の余力
  • 増資の値段と NAV の比
  • 東急不動産グループからの取得の割合

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段や過去の値段から置いていない。10 年後の時価総額は、NOI から資本的支出を引いた額をキャップレートで割り、負債を引いて出した。キャップは 10 年金利 3% に用途の上乗せを足した業種ノートの表で、今の鑑定の利回り 3.3% 台より高い。NAV 割れを割安の根拠にしていない。今の値段が倍でも半分でも、価値の数字は動かない。2026 年 8 月の増資と取得は、決算後の事実として今の数字に織り込んだ。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +0.75% を足した 8.25%。事業は傾いていないので extra は置かない。

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やや割安 サムティ・レジデンシャル投資法人3459 地方都市の賃貸住宅 189 物件。NAV の 6 割台で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 スターツプロシード投資法人8979 首都圏の賃貸住宅 111 物件。NAV の 7 割で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) 適正 日本ホテル&レジデンシャル投資法人3472 温泉旅館とアパホテル、住宅を持つアパ系の REIT。物件は高い利回りで値付けされ、今の値段は NAV の 6 割。主テナントの温泉の振れは大きいが、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 大和ハウスリート投資法人8984 物流と住宅を軸に 232 物件を持つ総合型 J-REIT。借入が軽く含み益も厚いが、10 年の金利正常化を織り込むと今の値段はほぼ適正と筆者は見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 マリモ地方創生リート投資法人3470 地方の住宅と生活密着型の店を中心に 61 物件を持つ小型の総合型 REIT。物件は NAV の 3 分の 2 の値段で買えるが、借入が全部変動金利で利払いの増加が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 CREロジスティクスファンド投資法人3487 物流専業 CRE が開発した 21 物件の小型 REIT。NAV を 3 割下回るが、借入の半分近くが 2 年内に借り換わるため、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 MIRARTH不動産投資法人3492 住宅を軸にオフィス・商業・ホテルを持つ総合型 J-REIT。借入が重く、増資を NAV 割れで繰り返すが、投資口は NAV の 0.7 倍まで売られ、筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 SOSiLA物流リート投資法人2979 住友商事系の物流 REIT。稼働 100% と 10 年超の長い契約が強みだが、運用会社への行政処分と借入の早い借り換えが重く、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三菱地所物流リート投資法人3481 三菱地所系の物流 REIT。賃料の増額は 17 期続き借入も軽いが、金利が 3% で落ち着く前提では、今の値段は適正の範囲の中ほど 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アドバンス・レジデンス投資法人3269 東京 23 区が 7 割の住宅 REIT 最大手。賃料の入替増額は過去最高で借入の上昇も吸収できるが、今の値段はその強さを織り込み済みで適正の範囲 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 大和証券リビング投資法人8986 賃貸住宅 76% とヘルスケア 24% の複合型。売却益で支えた分配は先細りで、借入が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東海道リート投資法人2989 静岡を軸に東海道の住宅と工場・物流を持つ地域密着の REIT。物件の値付けは高利回りで無理がないが、借入の 9 割超が変動金利で、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三井不動産アコモデーションファンド投資法人3226 東京 23 区が 9 割の住宅 REIT。調達金利が低いうちの値段で、10 年金利 3% の世界では適正の範囲にとどまる 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 いちごホテルリート投資法人3463 全国のビジネスホテル 29 物件を持つ J-REIT。賃料の 5 割弱が変動で、今の値段は NAV の 6 割弱だが、筆者は割安とは見ず、ほぼ適正と置く 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 トーセイ・リート投資法人3451 首都圏の築古の住宅とオフィスを再生して持つ複合 REIT。鑑定の利回りが高く値付けに無理はないが、借り換えで利益が 2 割細り、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3471 三井不動産と伊藤忠の二つの後ろ盾を持つ新しい物流 REIT。賃料の改定は強いが、10 年金利 3% の世界では、今の値段は適正の範囲の高い側 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 スターアジア不動産投資法人3468 ホテルが NOI の 45% を占める総合型 J-REIT。投資口は NAV の 0.67 倍と安く見えるが、ホテルの変動賃料とスポンサー系テナントに偏る。筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本プロロジスリート投資法人3283 新しい大型の物流施設をそろえた REIT。借入が軽く、金利 3% の世界でも傷は浅いが、それでもやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 霞ヶ関ホテルリート投資法人401A デベロッパー系の新規上場ホテル REIT。築浅 15 ホテルの賃料はすべてスポンサー系の運営会社が払う。決算は 2 期のみで、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 日本リート投資法人3296 東京経済圏の中規模オフィスと住宅が中心の総合型 J-REIT。NAV の 0.64 倍まで売られ、借入が重い割に値段は安く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 セントラル・リート投資法人3488 東京の中小オフィスと生活密着型の店、地方のホテルを持つ名鉄・ザイマックス系の小型 REIT。借入は軽いが賃料の伸びが利払いの増加に負け、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ロジスティクスファンド投資法人8967 日本初の物流 REIT。含み益が厚く借入も軽いが、築が古く、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 インヴィンシブル投資法人8963 ホテル 112 と住居 41 を持つ国内最大のホテル系 REIT。稼ぎは最高水準だが、金利の上昇と訪日客の波は値段に入りきっていないと筆者は見る 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 野村不動産マスターファンド投資法人3462 オフィス・物流・住宅・商業を持つ 285 物件の総合型 J-REIT。賃料増額と AA の財務は強いが、金利の上昇と鑑定の高さが重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 平和不動産リート投資法人8966 オフィスと賃貸住宅が半々の中堅 J-REIT。賃料の伸びと物件入替の腕は確かだが、毎年の増資と売却益頼みの分配が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ヘルスケア&メディカル投資法人3455 有料老人ホーム中心の、国内唯一のヘルスケア専業 J-REIT。賃料は全額が長期固定で、今の値段は NAV の 7 割弱でも、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンリート投資法人3292 イオンモールを長期の固定賃料で貸す商業 REIT。賃料の伸びが弱く、費用と利払いが先に増えるため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ラサールロジポート投資法人3466 物件を売って自己投資口を NAV の 9 割で買い戻す物流 REIT。資本の使い方は上手いが、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 エスコンジャパンリート投資法人2971 郊外の生活密着型の商業施設と底地を持つ中部電力系の REIT。賃料がほぼ固定のうえ借入の 8 割が変動金利で、利払いの増加が分配を細らせ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 積水ハウス・リート投資法人3309 賃貸住宅が 85%、うち米国が 24% の J-REIT。賃料の増額は強いが、簿価 LTV が 48% と高く、借り換えと鑑定の利回りの低さで今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 KDX不動産投資法人8972 オフィス・住宅・商業を中心に 342 物件を持つ総合型 J-REIT。自己投資口の取得と AA の格付は強みだが、借入の満期が近く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 三井不動産商業ファンド投資法人8964 三井不動産系の商業施設 44 物件。賃料の 99% が固定で伸びにくく、物価に負けるため、今の値段は割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユナイテッド・アーバン投資法人8960 商業・オフィス・ホテルに分散した 143 物件の総合型 J-REIT。資産の入れ替えと増資で分配は過去最高だが、築古と金利が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 オリックス不動産投資法人8954 オフィスとホテルを軸に 121 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額と含み益は厚いが、鑑定の利回りが低く、金利正常化で筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 GLP投資法人3281 物流施設 88 棟を持つ国内最大級の物流 REIT。賃料の増額は力強く稼働も 99% だが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 投資法人みらい3476 オフィスと地方のホテルを混ぜた三井物産系の複合 REIT。借入が鑑定の 46% と重く、借り換えで利益が細るため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 森トラストリート投資法人8961 東京のオフィス 5 割とホテル 3 割の 20 物件。スポンサーの森トラストが 29% を持ち報酬も軽いが、借入の残りが 2.1 年と短く、利払いの増加が重い 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ジャパン・ホテル・リート投資法人8985 ホテル 52 物件、賃料の半分強が変動。今の値段は金利 2% 前後と訪日客の好調が続く前提で、筆者は 3 割以上の割高と見る 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 阪急阪神リート投資法人8977 関西圏の地域密着型商業施設(スーパー等の敷地)が中心の J-REIT。借入が軽く手堅いが、商業のキャップを表どおり 4.9% に置くと値段が先に払いすぎで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 大和証券オフィス投資法人8976 投資主の側に立つ資本政策が光る中堅オフィス REIT。それでも金利 3% の世界では今の値段は先取りしすぎで、割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ヒューリックリート投資法人3295 東京のオフィス 5 割・ホテル 2 割・商業 2 割の 62 物件。ヒューリックが 14.5% を持つが、資産の入れ替えと交換差益で分配を支え、鑑定に対する稼ぎが 3.1% と低い 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 日本プライムリアルティ投資法人8955 東京のオフィスが 8 割の J-REIT。稼働 99% と賃料の増額で分配は伸びるが、鑑定の利回りが 3.2% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アクティビア・プロパティーズ投資法人3279 渋谷・表参道の都市型商業と東京オフィスに絞った 46 物件。含み益は厚く賃料増額も続くが、鑑定の利回りが 3.0% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 福岡リート投資法人8968 福岡・九州に特化した商業・オフィス中心の J-REIT。成長都市の追い風と低い借入金利はあるが、地方型の弱さと借り換えの重さで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 NTT都市開発リート投資法人8956 東京の大型オフィスと住宅の複合型 J-REIT。NTT 都市開発という堅いスポンサーはあるが、筆者は今の値段を借入金利が低いままの前提と見て、大きく割高と判断する 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 星野リゾート・リート投資法人3287 星野リゾート運営の温泉旅館・リゾートを中心にホテル 71 物件。賃料の 4 割が変動で、今の値段は NAV の 7 割台でも、筆者は 4 割以上の割高と見る 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 Oneリート投資法人3290 中小型オフィスにホテルを足して成長を目指す、みずほ系の REIT。2026 年 3 月に NAV の 8 割強で増資してホテルを買い増し、借入は重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ジャパンエクセレント投資法人8987 東京の中型オフィスと地方の主要都市のビルを持つ、日鉄興和不動産系の REIT。増資をせず自己投資口を買う姿勢は誠実だが、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 産業ファンド投資法人3249 物流・工場・インフラを持つ産業特化の REIT。売却益で分配を支えているが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 グローバル・ワン不動産投資法人8958 東京と大阪・福岡の中大型オフィス 18 棟を持つ REIT。2026 年 4 月に NAV の 8 割弱で公募増資をしたばかりで、借入も重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 東急リアル・エステート投資法人8957 渋谷を軸にしたオフィスと商業の J-REIT。スポンサーの質は高いが、鑑定の収益が低く売却益が分配を支えており、筆者は今の値段を大きく割高と見る 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 森ヒルズリート投資法人3234 六本木・虎ノ門の一等地を持つ、森ビル系の REIT。稼働と立地は一級だが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 日本都市ファンド投資法人8953 東京・大阪の商業施設を中心に 158 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額は進むが、金利の低さと鑑定の高さが前提で、筆者は大きく割高と見る 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 日本ビルファンド投資法人8951 都心の一等地のビルを持つ最大の REIT。だが今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 いちごオフィスリート投資法人8975 東京の中小型オフィス 87 棟を持ち、売却益で分配を支える REIT。物件の磨き方は巧みだが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ジャパンリアルエステイト投資法人8952 都心のビルを持つ老舗のオフィス REIT。稼働は 99% に迫るが、今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −2.8%)

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読んだ資料

  1. コンフォリア・レジデンシャル投資法人 2026 年 7 月期 決算説明資料
  2. 同 決算短信・有価証券報告書

分析日 2026-10-19