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AI 銘柄分析 · 不動産投資信託 · 試作

エスコンジャパンリート投資法人 2971

郊外の生活密着型の商業施設と底地を持つ中部電力系の REIT。賃料がほぼ固定のうえ借入の 8 割が変動金利で、利払いの増加が分配を細らせ、今の値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)78,450 円283 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)100,400 円362 億円差 −21.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 78,450 円283 億円 · 差 −21.9% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −4.4 pt
推定の資本コスト9.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エスコンジャパンリートは、スーパーや家電量販店などが入る郊外の商業施設と、その土地だけを貸す底地を中心に 36 物件を持つ REIT だ。スポンサーは中部電力の子会社のエスコンである。筆者の結論は、今の値段はやや割高ということだ。価値の計算は今の値段を 2 割あまり下回る。

いちばんの理由は、賃料が伸びにくい一方で、借入の金利が早く上がることだ。賃料は固定が基本で、底地の契約は 20 年を超える長期のものが多い。物価が 3% で上がっても、賃料は年 1% あまりしか伸びない。

これに対し、借入は 8 割近くが変動金利で、金利の上昇がすぐに利払いに出る。直近の半年でも、支払利息は前の半年より 3 割増えた。10 年後の年の利払いは今の 6 億円から 18 億円に増え、純利益は今の 6 割ほどに縮む。今の値段は、10 年金利が今より低く戻り、利払いが増えない前提の値段だと筆者は見る。物件そのものは堅いだけに、借入の形が惜しい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、この REIT の物件は堅いが、値段に安全域はない。生活密着型の店はほぼ満室で、底地は修繕の費用もかからない。事業そのものは 10 年後も続く。

問題は、稼ぎが物価に連れないことと、借入の金利が早く上がることだ。純利益は今の年 24 億円から 15 億円ほどに減る。分配も同じだけ細る。賃料の伸びは費用と利払いの増加に追いつかない。

底地は安定した収入を生むが、裏を返せば伸びない収入だ。物価が 3% の世界では、固定の賃料は毎年実質で目減りする。インフレに弱い資産を、変動金利の借入で抱えている形である。

筆者が評価を変えるのは、底地の賃料に物価連動を入れる契約が広がった時と、ホテルなど物価に強い用途の比率が上がった時だ。そのどちらも、まだ始まったばかりだ。借入の固定化が、高い金利での固定にならないかも見ておきたい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、生活に欠かせない店の賃料と地代だ。2026 年 7 月期の半年で賃貸事業収入は 30.5 億円、償却を除く費用を引いた NOI は 21.5 億円だった。物件の鑑定額でみると、建物のある商業施設が 5 割強、土地だけを貸す底地が 4 割弱、ホテルが 1 割を占める。

商業施設は、エスコンが開発した「tonarie」などの近隣型ショッピングセンターだ。スーパーやドラッグストア、飲食が入り、来館者は近所の住民が中心になる。物件は近畿が 4 割強、九州が 2 割、首都圏が 2 割弱と、地方の比重が高い。

底地は、ケーズデンキやニトリ、ヤマダ電機などの店が建つ土地を貸す形だ。建物は借り手が持つので、修繕の費用がかからない。契約は長く、賃料は固定で、物価にはほとんど連れない。

2026 年には底地 4 物件を売り、名古屋と新宿のホテル 2 物件を買った。ホテルの一部は売上に連動する賃料で、物価に強い用途を足す狙いだ。期末の稼働率は 99.7% で、上場以来ほぼ満室が続く。借入は 392 億円で、相手は大手銀行と地方銀行が中心だ。

優良さと弱いところ

物件の質は商業 REIT の中で中位だ。生活密着型の店は景気に左右されにくく、通販にも置き換わりにくい。稼働はほぼ満室で、テナントの退去は少ない。底地は建物の修繕の費用がかからず、収入が安定している。

強みは二つある。一つめは、取得の値段を鑑定以下にする方針を守っていることだ。鑑定と帳簿の差は 92 億円で、帳簿の 1 割強の含み益がある。二つめは、中部電力グループが 7.2% を持ち、2024 年には中電不動産が口数を引き受けたことだ。後ろ盾は厚い。

弱みは三つある。ひとつは賃料が物価に連れないこと。底地の賃料は長期の固定で、建物のある商業施設も固定賃料が基本だ。ふたつめは借入の金利の形で、固定の比率は 23% しかない。みっつめは、物件が地方の郊外に多く、人口の減少で来館者が細ることだ。この三つは、10 年の数字に直接効く。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

郊外の生活密着型の商業施設は、商業の中でも需要が底堅い。食品や日用品は通販への置き換わりが遅く、近所の店に通う人は残る。ただ、地方の人口は年に 0.5% ずつ減り、来館者の数は 10 年で少しずつ細る。

賃料は、固定が基本で物価に連れにくい。改装や増床を理由にした増額交渉が中心で、筆者は、建物のある商業施設の賃料は中立で年 1.5% と見る。底地はさらに遅く、年 0.5% ほどだ。会社は底地の契約に物価連動の賃料を入れる検討を始めたが、長期の契約を変えるのは簡単ではない。ホテルは客室単価をつけ替えられ、年 2% で伸びると見る。用途を混ぜると、賃料の伸びは年 1.15% になる。

金利の 10 年は、物件の利回りを押し上げる。10 年国債が 3% なら、商業の期待キャップは 5.0%、底地は 4.25% ほどで、用途を混ぜると 4.65% になる。この REIT の今の鑑定の NCF 利回りは 4.3% で、物件の価値は鑑定を 1 割ほど下回る。

費用は物価で年 3% 増える。賃料の伸びが遅いので、NOI は 10 年で 2% ほどしか増えない。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、物件の入替とスポンサーの開発物件の取得だ。2026 年には収益の成熟した底地 4 物件を売り、ホテル 2 物件を買った。資産規模を 1,000 億円に増やす目標を掲げる。

増資は、2021 年 8 月の公募と、2024 年 6 月の中電不動産への第三者割当だ。割当の値段は当時の NAV を 1 割ほど下回っていたと筆者は見る。今は投資口が NAV を 2 割あまり下回り、公募はしにくい。

借入は総資産の 47% と上限に近く、固定の比率は 23% と低い。会社は固定の比率を段階的に引き上げる方針だが、今から固定にすれば、高い金利を長く払うことになる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

物件は景気に強い。スーパー、ドラッグストア、家電量販店は生活に欠かせず、通販にも置き換わりにくい。稼働は上場以来ほぼ満室で、テナントの退去は少ない。底地は建物の修繕の費用がかからず、借り手が撤退しても土地は残る。

取得の値段は鑑定以下を守り、含み益は帳簿の 1 割強ある。2026 年には底地を鑑定以上で売り、ホテルを買った。物価に強い用途への入替は、賃料の伸びを少しずつ引き上げる。底地の契約に物価連動の賃料を入れる検討も始めた。

スポンサーの後ろには中部電力がいる。2024 年には中電不動産が口数を引き受け、グループの持分は 7.2% になった。格付けは A- だが、借入の相手は大手銀行が中心で、借り換えに困る心配は小さい。金利の上昇が止まれば、変動金利の借入はむしろ利払いの減りに効く。NAV を 2 割あまり下回る今の値段は、物件の堅さを見落としている。物件を鑑定どおりに売れば、その差は投資主に戻る。底地の売却で実際にそれを示した。

慎重な見方

賃料が物価に連れない。底地は長期の固定で、建物のある商業施設も固定賃料が基本だ。物価が 3% で上がる世界では、賃料は毎年実質で目減りする。費用は物価で増えるので、NOI は 10 年でほとんど増えない。

借入は 8 割近くが変動金利で、金利の上昇がすぐに利払いに出る。直近の半年で支払利息は 3 割増え、次の期の分配は前の予想を下回る。2 年内に借入の 4 割が返済期限を迎え、借り換えの上乗せも重なる。10 年後の利払いは今の 3 倍になる。

物件は近畿と九州の郊外が中心で、人口が減る地域にある。来館者は細り、店の撤退が出れば、次の借り手を見つけるのに時間がかかる。底地の借り手が撤退すれば、土地の値段は鑑定を大きく下回る。今の値段は、こうした目減りを織り込んでいない。NAV の割引は、稼ぎが細る先行きへの値引きで、割安の印ではない。鑑定の利回りも、10 年金利が 3% の世界では低すぎる。物件の価値は鑑定を下回る。

どちらに重みを置いたか

物件の堅さという強気の見方の論点は正しいが、稼ぎが物価に連れないことと、変動金利の借入という慎重な見方の論点は、10 年の数字に直接効く。中立に 42% を置き、やや悲観側に厚めに寄せた。スポンサーの点数は 2.7 で 3 に届かないので、悲観は 10% にとどめた。強気の見方が勝つには、物価連動の賃料と借入の固定化が、金利が上がりきる前にそろう必要がある。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/07 期)

確率で加重した株価時価総額 108,893 円393 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 52,481 円189 億円)。 今の値に割り戻すと 78,450 円283 億円、今との差 −21.9%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 9.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 185,767 円670 億円 62,384 円225 億円 +147.2% +9.5% 19,852 円72 億円
やや楽観 20% 147,504 円532 億円 58,503 円211 億円 +105.2% +7.5% 41,201 円149 億円
中立 42% 108,688 円392 億円 53,789 円194 億円 +61.8% +4.9% 68,240 円246 億円
やや悲観 20% 74,030 円267 億円 46,580 円168 億円 +20.1% +1.9% 24,122 円87 億円
悲観 10% 40,758 円147 億円 38,817 円140 億円 −20.7% −2.3% 7,957 円29 億円
加重平均100% 108,893 円393 億円52,481 円189 億円 +60.7% +4.9% 161,373 円582 億円

今の株価時価総額 100,400 円362 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.3% を下回るほど割高。

楽観 8% 物価連動の契約が広がり、利回りが下がる 利益 21 億円 · PBR 1.7 倍 · 株価時価総額 185,767 円670 億円

10 年金利は 3% を下回って落ち着き、借り換えは 3.6% で済む。底地の契約の見直しで物価連動の賃料が広がり、ホテルの比率も上がる。賃料全体は年 1.8% で伸び、稼働はほぼ満室を保つ。

郊外の生活密着型の店は通販に強く、物件の利回りは 4.0% に下がる。スポンサーの開発物件の取得で資産は 1,000 億円に近づく。

それでも利払いは今の 2.5 倍に増え、純利益は今の 9 割にとどまる。物件の価値が上がる分、投資主の取り分は増える。借入の固定化も早めに進み、金利の上振れの影響は小さく抑えられる。

  • 複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸:数量 765(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 9.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値)→ 売上 73 億円・営業利益 43 億円。稼働 100%・賃料 年 +1.8%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 49 − 資本的支出 7) ÷ キャップ 4.00% − 純負債 372 = 670 億円。キャップは今の鑑定の NCF 利回り 4.29% より低く、用途の下限を混ぜた 3.8% より高い。

確率:底地の契約に物価連動が入り、金利が落ち着いて物件の利回りが下がる筋書き。賃料が固定中心なので 8%。

やや楽観 20% 入替が進み、賃料の伸びが少し上がる 利益 18 億円 · PBR 1.3 倍 · 株価時価総額 147,504 円532 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借り換えは 3.8% になる。底地を売ってホテルや住宅を買う入替が進み、商業施設の増額も続く。賃料全体は年 1.5% で伸び、稼働は 99.5% を保つ。

経費は年 3% で増え、NOI は 10 年で 8% 伸びる。利払いは今の 6 億円から 17 億円に増え、純利益は今の 75% ほどになる。

物件の利回りは 4.3% で、今の鑑定並みを保つ。分配は細るが、物件の価値は保たれる。借入の固定化が進み、利払いの見通しは立ちやすくなる。投資口の値段は今の水準を少し上回る。

  • 複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸:数量 764(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 9.2%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値)→ 売上 71 億円・営業利益 41 億円。稼働 100%・賃料 年 +1.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 46 − 資本的支出 8) ÷ キャップ 4.30% − 純負債 373 = 532 億円。キャップは今の鑑定の NCF 利回り 4.29% 並み。

確率:ホテルへの入替と商業の増額が想定より進む筋書き。20% とした。

中立 42% 賃料が伸びず、変動金利の利払いが分配を 4 割削る 利益 15 億円 · PBR 1.0 倍 · 株価時価総額 108,688 円392 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借入は数年のうちに 4.0% へ借り換わる。変動金利の借入が多いので、利払いは早く増え、年 6 億円から 18 億円になる。賃料は年 1.15% で伸び、稼働は 99% を保つ。

経費は物価並みの年 3% で増えるので、NOI は 10 年で 2% しか伸びない。純利益は今の 24 億円から 15 億円ほどに減り、分配も 4 割細る。

物件の利回りは用途を混ぜて 4.65% に上がり、物件の価値は鑑定を 1 割ほど下回る。借入の比率が高いので、投資主の取り分は 2 割強縮む。増資は NAV に戻るまで控える。

  • 複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸:数量 760(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.9%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値)→ 売上 68 億円・営業利益 38 億円。稼働 99%・賃料 年 +1.1%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 44 − 資本的支出 8) ÷ キャップ 4.65% − 純負債 375 = 392 億円。キャップは用途の表を加重した 4.65%(商業の建物 5.0%、底地 4.25%、ホテル 5.0%、医療 4.5%)。今の鑑定の NCF 利回り 4.29% より高い。

確率:前提どおり 10 年金利 3% に落ち着き、賃料が年 1.15% しか伸びない筋書き。最もありうるので 42%。

やや悲観 20% 郊外の来館者が細り、増額が止まる 利益 10 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 74,030 円267 億円

10 年金利は 3% を少し上回り、借り換えは 4.3% になる。地方の郊外では来館者が細り、商業施設の増額は止まる。一部の店が撤退し、稼働は 98% に下がる。賃料全体は年 0.6% しか伸びない。

経費は年 3% で増え、NOI は今より 1 割近く減る。利払いは 19 億円に増え、純利益は今の 4 割ほどになる。

物件の利回りは 4.95% に上がり、物件の価値は鑑定を 2 割下回る。分配が細り、投資口の値段は戻らない。底地を売って借入を返す動きが続き、資産の規模は少しずつ縮む。ホテルへの入替も、取得の資金が足りずに止まる。

  • 複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸:数量 752(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値)→ 売上 64 億円・営業利益 34 億円。稼働 98%・賃料 年 +0.6%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 39 − 資本的支出 8) ÷ キャップ 4.95% − 純負債 378 = 267 億円。キャップは中立 +0.3%。

確率:地方の人口減で来館者が細り、増額交渉が進まない筋書き。20% とした。

悲観 10% 金利の上振れと店の撤退で、分配がほぼ消える 利益 4 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 40,758 円147 億円

金利が上振れし、借り換えは 4.7% になる。変動金利の借入が多く、利払いは早く膨らむ。郊外の家電量販店やスーパーの撤退が重なり、底地の一部は借り手が去る。稼働は 95% に下がり、賃料は 10 年で伸びない。

NOI は今より 2 割減り、利払いが純利益のほとんどを食う。分配は今の 2 割を下回り、物件を売って借入を返す。

物件の利回りは 5.4% に上がり、物件の価値は鑑定を 3 割近く下回る。それでも物件の価値は純負債を上回り、投資主の取り分は少し残る。底地は建物がない分、売り先を探しやすいのが救いだ。

  • 複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸:数量 729(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値)→ 売上 58 億円・営業利益 30 億円。稼働 95%・賃料 年 +0.0%・経費 年 2.5%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 35 − 資本的支出 6) ÷ キャップ 5.40% − 純負債 382 = 147 億円。キャップは中立 +0.75%。

確率:スポンサーの点数は 2.7 で 3 に届かず上乗せはしない。借入の変動金利の比率が高いので 10%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

複合(商業施設・底地・ホテル)の賃貸

近畿・九州・首都圏の郊外の近隣型ショッピングセンター、家電量販店などの底地、名古屋と新宿のホテルなど 36 物件を貸す。

数量稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模)価格稼働した規模に対する賃貸事業収入の比(今 8.0%)。用途ごとの賃料の伸びを混ぜた値売上営業利益
今 2026/07 765 8.0% 61 38
10 年後 中立 760 8.9% 68 38

取り方:2026 年 7 月期の半年の賃貸事業収入 30.48 億円(底地 4 物件の売却益 0.90 億円を除く)を 2 倍して年 60.96 億円。帳簿価額 767.3 億円 × 期末の稼働率 99.7% で数量、収入 ÷ 数量で価格。NOI は収入 − 償却を除く賃貸事業費用で年 43.0 億円、セグメントの利益はそこから減価償却 4.9 億円を引いた額。中立の賃料の伸びは年 1.15%(商業の建物 50%×1.5%、底地 37%×0.5%、ホテル 10%×2.0%、医療 2%×1.0%)で、価格は 10 年で 1.12 倍と物価の 1.34 倍に届かない。底地と商業は固定賃料が基本で、増額は改装や契約の見直しに限られるため(業種ノート)。

リスクと懸念

変動金利の借入

金利の固定化は 23% にとどまる。直近の半年で支払利息は前の半年より 3 割増えた。10 年後の年の利払いは今の 6 億円から 18 億円ほどに増え、純利益を 4 割削る。

賃料が物価に連れない

底地は長期の固定賃料で、商業施設も固定が基本だ。費用は物価で増えるので、NOI はほとんど伸びない。物価連動の契約はまだ検討の段階にある。

地方の郊外の人口減

物件は近畿と九州の郊外が中心だ。人口が減れば来館者が細り、店の撤退が出る。底地の借り手が去れば、土地は次の使い道を探すのに時間がかかる。

2 年内の借り換え

2 年内に借入の 4 割、157 億円が返済期限を迎える。格付けは A- で、借り換えの上乗せが大きい。

今後の分かれ目

底地の契約に物価連動の賃料が広がる
賃料の伸びが上がり、価値は上に振れる。
借入の固定化を進め、金利の上昇が止まる
利払いの増加が小さくなり、やや楽観に近づく。
10 年金利が 2% 台前半に戻る
変動金利の借入がむしろ追い風になり、今の値段は適正に近づく。
郊外の大型店の撤退が相次ぐ
NOI が下がり、悲観側の確率を上げる。
NAV を下回る値段で増資する
1 口の価値が薄まり、スポンサーの点数を上げる。

見ておくもの

  • 支払利息と金利の固定化の比率
  • 底地の物価連動の契約の件数
  • 商業施設の賃料の増額の実績
  • ホテルの賃料(GOP 連動分)
  • 1 口当たり分配金の推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段や過去の値段から置いていない。10 年後の時価総額は、NOI から資本的支出を引いた額をキャップで割り、負債を引いて出した。中立のキャップは用途の表を加重した 4.65% で、今の鑑定の NCF 利回り 4.29% より高い。NAV 割れを割安の根拠にしていない。今の値段が倍でも半分でも、価値の数字は変わらない。

資本コスト 9.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +1.79% を足した 9.29%。事業は傾いていないので extra は置かない。

同じ業種(不動産投資信託)の AI 分析

やや割安 サムティ・レジデンシャル投資法人3459 地方都市の賃貸住宅 189 物件。NAV の 6 割台で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 スターツプロシード投資法人8979 首都圏の賃貸住宅 111 物件。NAV の 7 割で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) 適正 日本ホテル&レジデンシャル投資法人3472 温泉旅館とアパホテル、住宅を持つアパ系の REIT。物件は高い利回りで値付けされ、今の値段は NAV の 6 割。主テナントの温泉の振れは大きいが、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 大和ハウスリート投資法人8984 物流と住宅を軸に 232 物件を持つ総合型 J-REIT。借入が軽く含み益も厚いが、10 年の金利正常化を織り込むと今の値段はほぼ適正と筆者は見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 マリモ地方創生リート投資法人3470 地方の住宅と生活密着型の店を中心に 61 物件を持つ小型の総合型 REIT。物件は NAV の 3 分の 2 の値段で買えるが、借入が全部変動金利で利払いの増加が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 CREロジスティクスファンド投資法人3487 物流専業 CRE が開発した 21 物件の小型 REIT。NAV を 3 割下回るが、借入の半分近くが 2 年内に借り換わるため、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 MIRARTH不動産投資法人3492 住宅を軸にオフィス・商業・ホテルを持つ総合型 J-REIT。借入が重く、増資を NAV 割れで繰り返すが、投資口は NAV の 0.7 倍まで売られ、筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 SOSiLA物流リート投資法人2979 住友商事系の物流 REIT。稼働 100% と 10 年超の長い契約が強みだが、運用会社への行政処分と借入の早い借り換えが重く、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三菱地所物流リート投資法人3481 三菱地所系の物流 REIT。賃料の増額は 17 期続き借入も軽いが、金利が 3% で落ち着く前提では、今の値段は適正の範囲の中ほど 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アドバンス・レジデンス投資法人3269 東京 23 区が 7 割の住宅 REIT 最大手。賃料の入替増額は過去最高で借入の上昇も吸収できるが、今の値段はその強さを織り込み済みで適正の範囲 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 大和証券リビング投資法人8986 賃貸住宅 76% とヘルスケア 24% の複合型。売却益で支えた分配は先細りで、借入が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東海道リート投資法人2989 静岡を軸に東海道の住宅と工場・物流を持つ地域密着の REIT。物件の値付けは高利回りで無理がないが、借入の 9 割超が変動金利で、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三井不動産アコモデーションファンド投資法人3226 東京 23 区が 9 割の住宅 REIT。調達金利が低いうちの値段で、10 年金利 3% の世界では適正の範囲にとどまる 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 いちごホテルリート投資法人3463 全国のビジネスホテル 29 物件を持つ J-REIT。賃料の 5 割弱が変動で、今の値段は NAV の 6 割弱だが、筆者は割安とは見ず、ほぼ適正と置く 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 トーセイ・リート投資法人3451 首都圏の築古の住宅とオフィスを再生して持つ複合 REIT。鑑定の利回りが高く値付けに無理はないが、借り換えで利益が 2 割細り、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3471 三井不動産と伊藤忠の二つの後ろ盾を持つ新しい物流 REIT。賃料の改定は強いが、10 年金利 3% の世界では、今の値段は適正の範囲の高い側 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 スターアジア不動産投資法人3468 ホテルが NOI の 45% を占める総合型 J-REIT。投資口は NAV の 0.67 倍と安く見えるが、ホテルの変動賃料とスポンサー系テナントに偏る。筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本プロロジスリート投資法人3283 新しい大型の物流施設をそろえた REIT。借入が軽く、金利 3% の世界でも傷は浅いが、それでもやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 霞ヶ関ホテルリート投資法人401A デベロッパー系の新規上場ホテル REIT。築浅 15 ホテルの賃料はすべてスポンサー系の運営会社が払う。決算は 2 期のみで、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 日本リート投資法人3296 東京経済圏の中規模オフィスと住宅が中心の総合型 J-REIT。NAV の 0.64 倍まで売られ、借入が重い割に値段は安く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 セントラル・リート投資法人3488 東京の中小オフィスと生活密着型の店、地方のホテルを持つ名鉄・ザイマックス系の小型 REIT。借入は軽いが賃料の伸びが利払いの増加に負け、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ロジスティクスファンド投資法人8967 日本初の物流 REIT。含み益が厚く借入も軽いが、築が古く、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コンフォリア・レジデンシャル投資法人3282 東京 23 区が 9 割の若い住宅 REIT。LTV が高く増資を重ねた分だけ価値の余裕が薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 インヴィンシブル投資法人8963 ホテル 112 と住居 41 を持つ国内最大のホテル系 REIT。稼ぎは最高水準だが、金利の上昇と訪日客の波は値段に入りきっていないと筆者は見る 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 野村不動産マスターファンド投資法人3462 オフィス・物流・住宅・商業を持つ 285 物件の総合型 J-REIT。賃料増額と AA の財務は強いが、金利の上昇と鑑定の高さが重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 平和不動産リート投資法人8966 オフィスと賃貸住宅が半々の中堅 J-REIT。賃料の伸びと物件入替の腕は確かだが、毎年の増資と売却益頼みの分配が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ヘルスケア&メディカル投資法人3455 有料老人ホーム中心の、国内唯一のヘルスケア専業 J-REIT。賃料は全額が長期固定で、今の値段は NAV の 7 割弱でも、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンリート投資法人3292 イオンモールを長期の固定賃料で貸す商業 REIT。賃料の伸びが弱く、費用と利払いが先に増えるため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ラサールロジポート投資法人3466 物件を売って自己投資口を NAV の 9 割で買い戻す物流 REIT。資本の使い方は上手いが、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 積水ハウス・リート投資法人3309 賃貸住宅が 85%、うち米国が 24% の J-REIT。賃料の増額は強いが、簿価 LTV が 48% と高く、借り換えと鑑定の利回りの低さで今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 KDX不動産投資法人8972 オフィス・住宅・商業を中心に 342 物件を持つ総合型 J-REIT。自己投資口の取得と AA の格付は強みだが、借入の満期が近く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 三井不動産商業ファンド投資法人8964 三井不動産系の商業施設 44 物件。賃料の 99% が固定で伸びにくく、物価に負けるため、今の値段は割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユナイテッド・アーバン投資法人8960 商業・オフィス・ホテルに分散した 143 物件の総合型 J-REIT。資産の入れ替えと増資で分配は過去最高だが、築古と金利が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 オリックス不動産投資法人8954 オフィスとホテルを軸に 121 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額と含み益は厚いが、鑑定の利回りが低く、金利正常化で筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 GLP投資法人3281 物流施設 88 棟を持つ国内最大級の物流 REIT。賃料の増額は力強く稼働も 99% だが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 投資法人みらい3476 オフィスと地方のホテルを混ぜた三井物産系の複合 REIT。借入が鑑定の 46% と重く、借り換えで利益が細るため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 森トラストリート投資法人8961 東京のオフィス 5 割とホテル 3 割の 20 物件。スポンサーの森トラストが 29% を持ち報酬も軽いが、借入の残りが 2.1 年と短く、利払いの増加が重い 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ジャパン・ホテル・リート投資法人8985 ホテル 52 物件、賃料の半分強が変動。今の値段は金利 2% 前後と訪日客の好調が続く前提で、筆者は 3 割以上の割高と見る 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 阪急阪神リート投資法人8977 関西圏の地域密着型商業施設(スーパー等の敷地)が中心の J-REIT。借入が軽く手堅いが、商業のキャップを表どおり 4.9% に置くと値段が先に払いすぎで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 大和証券オフィス投資法人8976 投資主の側に立つ資本政策が光る中堅オフィス REIT。それでも金利 3% の世界では今の値段は先取りしすぎで、割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ヒューリックリート投資法人3295 東京のオフィス 5 割・ホテル 2 割・商業 2 割の 62 物件。ヒューリックが 14.5% を持つが、資産の入れ替えと交換差益で分配を支え、鑑定に対する稼ぎが 3.1% と低い 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 日本プライムリアルティ投資法人8955 東京のオフィスが 8 割の J-REIT。稼働 99% と賃料の増額で分配は伸びるが、鑑定の利回りが 3.2% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アクティビア・プロパティーズ投資法人3279 渋谷・表参道の都市型商業と東京オフィスに絞った 46 物件。含み益は厚く賃料増額も続くが、鑑定の利回りが 3.0% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 福岡リート投資法人8968 福岡・九州に特化した商業・オフィス中心の J-REIT。成長都市の追い風と低い借入金利はあるが、地方型の弱さと借り換えの重さで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 NTT都市開発リート投資法人8956 東京の大型オフィスと住宅の複合型 J-REIT。NTT 都市開発という堅いスポンサーはあるが、筆者は今の値段を借入金利が低いままの前提と見て、大きく割高と判断する 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 星野リゾート・リート投資法人3287 星野リゾート運営の温泉旅館・リゾートを中心にホテル 71 物件。賃料の 4 割が変動で、今の値段は NAV の 7 割台でも、筆者は 4 割以上の割高と見る 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 Oneリート投資法人3290 中小型オフィスにホテルを足して成長を目指す、みずほ系の REIT。2026 年 3 月に NAV の 8 割強で増資してホテルを買い増し、借入は重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ジャパンエクセレント投資法人8987 東京の中型オフィスと地方の主要都市のビルを持つ、日鉄興和不動産系の REIT。増資をせず自己投資口を買う姿勢は誠実だが、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 産業ファンド投資法人3249 物流・工場・インフラを持つ産業特化の REIT。売却益で分配を支えているが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 グローバル・ワン不動産投資法人8958 東京と大阪・福岡の中大型オフィス 18 棟を持つ REIT。2026 年 4 月に NAV の 8 割弱で公募増資をしたばかりで、借入も重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 東急リアル・エステート投資法人8957 渋谷を軸にしたオフィスと商業の J-REIT。スポンサーの質は高いが、鑑定の収益が低く売却益が分配を支えており、筆者は今の値段を大きく割高と見る 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 森ヒルズリート投資法人3234 六本木・虎ノ門の一等地を持つ、森ビル系の REIT。稼働と立地は一級だが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 日本都市ファンド投資法人8953 東京・大阪の商業施設を中心に 158 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額は進むが、金利の低さと鑑定の高さが前提で、筆者は大きく割高と見る 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 日本ビルファンド投資法人8951 都心の一等地のビルを持つ最大の REIT。だが今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 いちごオフィスリート投資法人8975 東京の中小型オフィス 87 棟を持ち、売却益で分配を支える REIT。物件の磨き方は巧みだが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ジャパンリアルエステイト投資法人8952 都心のビルを持つ老舗のオフィス REIT。稼働は 99% に迫るが、今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −2.8%)

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読んだ資料

  1. エスコンジャパンリート投資法人 2026 年 7 月期 決算短信
  2. 同 2026 年 7 月期(第 19 期)決算説明会資料

分析日 2026-10-20