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日本ロジスティクスファンド投資法人 8967

日本初の物流 REIT。含み益が厚く借入も軽いが、築が古く、金利 3% の世界では今の値段はやや高い

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)76,859 円2,110 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)87,700 円2,408 億円差 −12.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 76,859 円2,110 億円 · 差 −12.4% · 期待の年率 +5.5%
期待の年率リターン(10 年)+5.5%資本コスト比 −2.6 pt
推定の資本コスト8.1%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.1% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本ロジスティクスファンドは、2005 年に上場した日本初の物流 REIT だ。首都圏の国道 16 号の内側に物件の 6 割強が集まり、三井物産を中心とする運用会社が運営する。筆者の結論は、やや割高である。

強みは含み益と財務だ。物件の鑑定評価額は帳簿価額を 1,600 億円以上上回り、含み益率は J-REIT の最高水準にある。鑑定で見た借入の比率は 29% と軽い。投資口の値段は NAV の 8 割ほどで、会社は自己投資口の買い入れを繰り返している。

それでも割高に傾くのは、古い物件の更新費と金利の前提からだ。平均 0.90% の借入は 3.6 年でほぼ全部が 3% 台の新しい金利に替わる。年の利払いは 30 億円ほど増え、純利益の 3 割弱が消える。

もうひとつ、分配金には物件の売却益が含まれる。売却益を除く分配は、見かけより 2 割ほど薄い。今の値段は、金利が低いままという前提の値段だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、含み益の厚さと資本の使い方は魅力がある。帳簿の安い物件を時価で売って益を出し、投資口を NAV より安く買い戻す。この二つが続く限り、1 口の価値は増える。

ただ、値段には安全域が足りない。今の分配は売却益と積立金の取り崩しで底上げされており、それらを除くと分配は 2 割ほど薄い。築の古い物件は更新費がかさみ、金利が 3% 台になれば純利益は 3 割弱減る。

好材料は、運用会社の報酬が NOI と 1 口あたりの FFO に連動することだ。投資主と運用会社の利害はそろいやすい。スポンサーの出資の厚さは確かめられなかったが、買い入れの実績がそれを補う。

10 年の分配と 10 年後の物件の価値を今に引き直すと、今の値段を 1 割ほど下回る。差は小さいが、安全域とは言えない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、首都圏を中心とする物流施設を、通販・小売・物流会社に貸す賃料だ。2026 年 7 月期の半年で賃貸事業の収益は約 102 億円、経費を引いた NOI は約 83 億円だった。年にならすと NOI は 166 億円で、帳簿価額に対する利回りは 6.5% と高い。物件が古く、帳簿が償却で小さいからだ。

物件は国道 16 号の内側が 64% を占め、都心に近い。大型の新築に比べて古いが、湾岸の立地は借り手に選ばれやすい。稼働率は期中平均で 96.7% と、新しい物流 REIT より低い。会社は、空きを残して賃料を上げる運営を採っているからだ。

契約は定期借家が中心で、実質の残りは 3.5 年。満了のたびに賃料を市場へ合わせ直す。直近の増額は平均 7.4% だった。物価に連動する条項を入れた契約も増やしている。借り手が自ら床を返しやすい短い契約が多い点は、強みでもあり弱みでもある。

成長の道具は三つある。自ら物件を建て替える再開発、パートナーと土地から開発する協同開発、含み益の大きい物件を売って益を還元する資産入れ替えだ。

優良さと弱いところ

物件の質は、立地で稼ぐタイプだ。新築ではないが、国道 16 号の内側で供給が少なく、借り手の入れ替えが利く。含み益率の高さがそれを裏づける。

資本の使い方は上手い。売却は鑑定を 3 割強上回る価格で成立した例がある。売って得た資金は、交換の特例を使って新しい物件の取得へ回し、税の支払いを先に延ばす。物件を入れ替えるたびに、帳簿は小さく、時価は大きくなる。

自己投資口の買い入れは、2024 年から 4 回続いた。投資口が NAV を下回る間は、物件を買うより 1 口の価値が増える。増資は 2022 年 2 月の 1 回だけだ。

弱みは築の古さだ。古い物件は、設備の更新と建て替えの費用が膨らむ。今の資本的支出は軽いが、建築費は物価より速く上がる。稼働を下げて賃料を上げる運営も、景気が悪い時には空きが戻らない危うさを持つ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

物流施設の需要は、通販の拡大と在庫を持つ倉庫の自動化で長く伸びてきた。ただ 2024〜26 年は首都圏の湾岸で大量の新築が重なり、空室が上がった。建築費の高騰で、2027 年の新築は細る見通しだ。

供給が細ると、立地の良い既存の施設は賃料を上げやすい。JLF の増額改定は直近で 7% 台にあり、この動きに乗っている。ただ 2028 年以降に新築が戻れば、上げ幅は縮む。筆者は、中立で賃料は名目年 2% と見る。物価 3% に届かないのは、供給の波が賃料を抑えるからだ。

物流 REIT は、スポンサーの開発物件を買う成長が主流だ。JLF は違い、自前の再開発と協同開発で物件を作る。取得の利回りが高いのが強みで、協同開発の平均 NOI 利回りは 5.5% を超える。

金利の 10 年は、物流不動産の利回りを押し上げる。10 年国債が 3% なら、期待キャップは 4.25% まで上がる。JLF は今の鑑定の NCF 利回りが 3.7% と低い。この差が、物件の価値を鑑定より下げる。10 年後のキャップが鑑定の水準に戻らない限り、含み益は縮む。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、自己投資口の買い入れと、売却益を使った資産入れ替えだ。直近の期も投資口を消却し、次の期にも 2 万口あまりを買う予定でいる。公募増資は、1 口の分配金と NAV の成長に役立つ時に限ると明言している。

分配は、減価償却の 6 割を上限とする利益超過分配の枠を持つが、今は使っていない。買換特例の圧縮積立金を取り崩して分配に回す形が続く。借入は鑑定で 29% と軽く、格付けは JCR の AA、R&I の AA-。借入余力は 160〜360 億円とされる。借入先は大手銀行が中心で、借り換えに不安はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

含み益が厚く、財務が堅い。物件の鑑定は帳簿を 1,600 億円以上上回り、鑑定で見た借入の比率は 29% と J-REIT の平均より低い。固定金利の比率は 89% で、金利の上昇はゆっくり効く。借入余力が大きく、機動的に物件を買える。物件を売った益で再投資する余地もある。

賃料の増額が続く。国道 16 号の内側は供給が細く、増額は直近で 7% 台に乗った。物価連動の条項も増えている。稼働を 98% 台へ戻せれば、1 口の収益はさらに増える。

資本の回し方に実績がある。鑑定を 3 割強上回る価格で売り、その資金を高い利回りの物件に振り向ける。協同開発の NOI 利回りは 5.5% を超える。NAV を 2 割下回る投資口を買い戻すだけでも、1 口の価値は増える。

格付けは AA で、借り換えの上乗せも小さい。10 年金利が 2% 台で止まれば、見方は大きく変わる。投資口が NAV を回復すれば、公募増資で外から物件を買い、1 口の価値を増やす選択肢も戻る。

慎重な見方

金利の 10 年は避けられない。平均 0.90% の借入が 3.4% に替われば、年の利払いは 30 億円ほど増え、純利益の 3 割弱が消える。鑑定の NCF 利回りは 3.7% と、10 年国債 3% では低すぎる。キャップが 4.25% に上がれば、物件の価値は 1 割強下がる。

築が古い。更新と建て替えの費用は、建築費の上昇で物価より速く膨らむ。今の資本的支出は軽いが、10 年後は倍になる。稼働を下げて賃料を上げる運営は、景気の悪い時に空きが戻らない。

分配は見かけより薄い。売却益と積立金の取り崩しを除くと、年の分配は 107 億円だ。売却益を出せる含み益の大きい物件は、いずれ尽きる。

運用報酬は NOI の 11% で、スポンサーの出資の厚さも確かめられなかった。2028 年以降に新築が戻れば、賃料の上げ幅は縮む。物件の売却で益を出す戦略も、取引市場の利回りが上がれば成り立たなくなる。金利が高止まりすれば、買い入れの原資の借入も重くなる。

どちらに重みを置いたか

含み益と財務の面で強気に分があるが、築の古さと金利の前提は動かせない。中立は今の値段を 1 割強下回る。スポンサーの点数が 3 を下回ったので、悲観の確率は基本の 10% に置いた。楽観側は合わせて 32%、中立は 40% を置いた。筆者は、割高の度合いは小さく、値段が下がれば魅力が出る位置にあると見る。含み益の厚さが、その差を小さくしている。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/07 期)

確率で加重した株価時価総額 113,198 円3,108 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 36,858 円1,012 億円)。 今の値に割り戻すと 76,859 円2,110 億円、今との差 −12.4%、 期待の年率 +5.5%(資本コスト 8.1%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 177,284 円4,868 億円 44,722 円1,228 億円 +153.1% +9.7% 22,201 円610 億円
やや楽観 22% 146,839 円4,032 億円 41,335 円1,135 億円 +114.6% +7.9% 41,398 円1,137 億円
中立 40% 114,317 円3,139 億円 37,875 円1,040 億円 +73.5% +5.7% 60,877 円1,672 億円
やや悲観 18% 72,764 円1,998 億円 31,720 円871 億円 +19.1% +1.8% 18,807 円516 億円
悲観 10% 43,411 円1,192 億円 24,327 円668 億円 −22.8% −2.5% 6,774 円186 億円
加重平均100% 113,198 円3,108 億円36,858 円1,012 億円 +71.1% +5.5% 150,057 円4,120 億円

今の株価時価総額 87,700 円2,408 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.1% を下回るほど割高。

楽観 10% 供給の細りで賃料が物価並みに上がる 利益 125 億円 · PBR 3.5 倍 · 株価時価総額 177,284 円4,868 億円

10 年金利は 3% を下回って落ち着き、借り換えは 3.1% で済む。2027 年の供給の細りが賃料を押し上げ、満了のたびに増額が続く。賃料は年 3% で上がり、稼働は 98.5% まで戻る。

経費は物価並みに増えるが、NOI は 10 年で 4 割強伸びる。純利益は今より 1 割ほど増える。協同開発と再開発で物件を入れ替え、利回りの高い物件の比率が上がる。借入は返済が進み、金利の上昇の影響をさらに和らげる。

物件の利回りは 3.6% まで下がり、物件の価値は鑑定を上回る。借入が軽いので、投資主の取り分は今の値段を大きく上回る。

  • 物流施設の賃貸:数量 2,528(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 11.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 279 億円・営業利益 189 億円。稼働 98%・賃料 年 +3.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 228 − 資本的支出 17) ÷ キャップ 3.60% − 純負債 1000 = 4868 億円。キャップは物流の下限 3.5% に近い 3.6%。

確率:2027 年の供給の細りと強い増額が続き、金利も 3% 以下で収まる筋書き。含み益と借入の軽さを考え 10% とした。

やや楽観 22% 賃料は年 2.5% で伸び、借り換えは 3.25% 利益 108 億円 · PBR 2.9 倍 · 株価時価総額 146,839 円4,032 億円

金利はやや低めに落ち着き、借り換えは 3.25% になる。賃料は満了のたびに年 2.5% で上がり、稼働は 97.5% を保つ。再開発の物件が追加の収益を生み、古い物件の更新費の増加を一部まかなう。

利払いは年 39 億円ほどまで増え、純利益はほぼ今の水準にとどまる。売却益を使った資産入れ替えが続き、投資口の買い入れで 1 口の価値が増える。資本的支出は築が進むにつれ年 18 億円まで増える。

物件の利回りは 3.85% に上がる。物件の価値は鑑定よりやや低いが、軽い借入のおかげで投資主の取り分は今の値段を上回って残る。

  • 物流施設の賃貸:数量 2,503(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.5%(稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 263 億円・営業利益 173 億円。稼働 98%・賃料 年 +2.5%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 212 − 資本的支出 18) ÷ キャップ 3.85% − 純負債 1015 = 4032 億円。キャップは物流の中立 4.25% より 0.4% 低い 3.85%(賃料の伸びが強い筋書き)。

確率:中立より賃料の伸びが良く、キャップの上昇が小さい筋書き。22% とした。

中立 40% 金利の正常化で利払いと利回りが上がる 利益 91 億円 · PBR 2.3 倍 · 株価時価総額 114,317 円3,139 億円

10 年金利は 3% に落ち着き、借入は 4 年ほどで 3.4% へ借り換わる。年の利払いは今の約 10 億円から 41 億円へ増える。賃料は年 2% で上がり、稼働は 96.5% を保つ。

経費は物価並みに増えるので、NOI は 10 年で 2 割弱しか伸びない。減価償却は取得原価のままで、更新を積んだ分だけ少し増える。純利益は今の 2 割弱減り、分配は売却益を除いて今の 1 割ほど減る。資本的支出は築の進行で年 20 億円に倍増する。

物件の利回りは 4.25% に上がり、物件の価値は鑑定より 25% ほど低い。借入が軽いので、投資主の取り分は今の自己資本を大きく上回って残る。

  • 物流施設の賃貸:数量 2,477(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 10.0%(稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 248 億円・営業利益 157 億円。稼働 96%・賃料 年 +2.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 197 − 資本的支出 20) ÷ キャップ 4.25% − 純負債 1030 = 3139 億円。キャップは物流の中立 4.25%(要求利回り 6.0% − NOI の伸び 1.75%)。今の鑑定の利回り約 3.7% より高い。

確率:前提どおり 10 年金利が 3% に落ち着き、賃料は物価の 3 分の 2 で上がる筋書き。最もありうるので 40%。

やや悲観 18% 供給が戻り、稼働と賃料が頭打ちになる 利益 62 億円 · PBR 1.4 倍 · 株価時価総額 72,764 円1,998 億円

金利は高めに落ち着き、借り換えは 3.65% になる。2028 年以降に新築が戻り、賃料は年 1% しか伸びず、稼働は 94.5% に落ちる。築の古い物件の更新費が増え、資本的支出は年 24 億円になる。

利払いは年 44 億円になり、純利益は今の 4 割ほど減る。売却益の還元は止まり、分配は純利益の水準になる。投資口の買い入れも手控え、借入の返済に現金を回す。空室の手当てのため、フリーレントなどの費用も増える。

物件の利回りは 4.75% に上がる。物件の価値から借入を引くと、投資主の取り分は今の自己資本とほぼ同じ水準まで縮む。

  • 物流施設の賃貸:数量 2,426(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 9.1%(稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 220 億円・営業利益 129 億円。稼働 94%・賃料 年 +1.0%・経費 年 3.0%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 169 − 資本的支出 24) ÷ キャップ 4.75% − 純負債 1060 = 1998 億円。キャップは中立 +0.5%。借入は軽いが、物件の価値が下がると投資主の取り分は大きく縮む。

確率:2028 年以降の新築の戻りで稼働が下がり、借り換えが重くなる筋書き。18% とした。

悲観 10% 金利の上振れと不況で稼働が落ちる 利益 27 億円 · PBR 0.8 倍 · 株価時価総額 43,411 円1,192 億円

金利は 3% を超えて上がり、借り換えは 4.3% になる。不況で通販と物流会社が床を返し、稼働は 88% へ落ちる。賃料は 10 年たっても今と同じ名目にとどまる。NOI は 2 割強減る。

純利益は今の 4 分の 1 に細り、分配はほぼ純利益の水準になる。資本的支出を絞り、借入の返済と空室の手当てに現金を回す。物件の利回りは 5% に上がり、物件の価値は鑑定の 6 割ほどになる。

借入が軽いので、物件の価値は借入を上回って残るが、投資主の取り分は今の自己資本を下回る。清算されない限り、施設を売って NAV を受け取ることはできない。

  • 物流施設の賃貸:数量 2,259(稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模))× 価格 8.2%(稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる)→ 売上 186 億円・営業利益 99 億円。稼働 88%・賃料 年 +0.0%・経費 年 2.5%

倍率:PBR は物件の価値から負債を引いた額を自己資本で割った値。(NOI 137 − 資本的支出 20) ÷ キャップ 5.00% − 純負債 1150 = 1192 億円。キャップは中立 +0.75%。NAV は床にしない(清算されない限り投資主は受け取れない)。

確率:スポンサーの点数が 3 を下回ったので、悲観の確率は基本の 10% のまま。金利の上振れと不況が重なる筋書き。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

物流施設の賃貸

首都圏の国道 16 号の内側を中心とする物流施設を、通販・小売・物流会社に定期借家で貸す。

数量稼働している物件の規模(帳簿価額 × 稼働率、億円。今の値段の実質の規模)価格稼働した規模に対する賃貸事業収益の比(今 8.2%)。物価の転嫁で伸びる売上営業利益
今 2026/07 2,482 8.2% 204 130
10 年後 中立 2,477 10.0% 248 157

取り方:2026 年 7 月期の半期の不動産賃貸事業収益 102.0 億円を 2 倍して年額 203.9 億円。帳簿価額 2,567 億円(貸借対照表の賃貸等不動産)× 期中平均稼働 96.7% で数量、収入 ÷ 数量で価格。NOI は賃貸事業収益 − 償却を除く賃貸事業費用で年 166.1 億円、セグメントの利益はそこから減価償却 36.4 億円を引いた額。売却益は除く。中立の価格が 1.22 倍で物価の 1.34 倍に届かないのは、定期借家の更新が数年ごとで、2028 年以降の新築の戻りで転嫁が物価の 2/3 にとどまると見るため(業種ノート)。

リスクと懸念

借り換えの金利

平均 0.90% の借入が 3.4% へ借り換わると、年の利払いは 30 億円ほど増え、今の純利益の 3 割弱が消える。固定の比率は 89% と高いが、残りは 3.6 年で、10 年でほぼ全部が新しい金利になる。

築の古い物件の更新費

今の資本的支出は年 10 億円と軽いが、築が進めば倍になる。建築費の上昇で、更新費は物価より速く増える。

稼働を下げて賃料を上げる運営

稼働率は期中平均で 96.7% と低めに運営している。景気が悪いと、空きが戻らず増額の機会を失う。

売却益に頼る分配

直近の分配は売却益 11 億円と積立金の取り崩しを含む。売却益を除く分配は年 107 億円。含み益の大きい物件は、いずれ尽きる。

物流施設の利回りの上昇

今の鑑定の NCF 利回りは 3.7% で、10 年国債 3% との差が小さい。利回りが 1 ポイント上がると、施設の価値は 2 割強下がる。

スポンサーの出資の薄さ

運用会社の株主は三井物産 70%、三井住友信託銀行 20%、ケネディクス 10% だが、投資口そのものの出資比率は確かめられなかった。運用報酬は NOI の 11%。

今後の分かれ目

10 年金利が 2% 前後で止まる
利払いの増加もキャップの上昇も小さく、やや楽観に近づく。今の値段は適正の範囲に入る。
満了時の増額が 2028 年以降も 5% 超を保つ
NOI の伸びが物価に近づき、楽観側の確率を上げる。
NAV 割れで公募増資を行う
1 口の価値が薄まる。スポンサーの点数を上げ、悲観の確率を上げる。
自己投資口の取得を続ける
NAV 割れの値段で 1 口の価値を増やす使い方で、スポンサーの点数を下げる。
稼働率が 98% 台へ戻る
賃料と稼働の両方が伸び、中立の NOI を上げる。

見ておくもの

  • 満了時の賃料増額率と期中平均稼働率
  • 平均調達金利と固定比率
  • 自己投資口の取得と消却の額
  • 資本的支出と建て替えの計画
  • 協同開発の NOI 利回り

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の値段や過去の値段から置いていない。10 年後の時価総額は、NOI から資本的支出を引いた額をキャップレートで割り、負債を引いて出した。キャップは 10 年金利 3% に用途の上乗せを足した業種ノートの表で、今の鑑定の利回り 3.7% より高い。NAV 割れを割安の根拠にしていない。今の値段が倍でも半分でも、価値の数字は動かない。

資本コスト 8.1% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% に quality +0.61% を足した 8.11%。事業は傾いていないので extra は置かない。

同じ業種(不動産投資信託)の AI 分析

やや割安 サムティ・レジデンシャル投資法人3459 地方都市の賃貸住宅 189 物件。NAV の 6 割台で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 スターツプロシード投資法人8979 首都圏の賃貸住宅 111 物件。NAV の 7 割で取引され、借入は重いが賃料は伸びており、今の値段はやや割安 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) 適正 日本ホテル&レジデンシャル投資法人3472 温泉旅館とアパホテル、住宅を持つアパ系の REIT。物件は高い利回りで値付けされ、今の値段は NAV の 6 割。主テナントの温泉の振れは大きいが、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 大和ハウスリート投資法人8984 物流と住宅を軸に 232 物件を持つ総合型 J-REIT。借入が軽く含み益も厚いが、10 年の金利正常化を織り込むと今の値段はほぼ適正と筆者は見る 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 マリモ地方創生リート投資法人3470 地方の住宅と生活密着型の店を中心に 61 物件を持つ小型の総合型 REIT。物件は NAV の 3 分の 2 の値段で買えるが、借入が全部変動金利で利払いの増加が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 CREロジスティクスファンド投資法人3487 物流専業 CRE が開発した 21 物件の小型 REIT。NAV を 3 割下回るが、借入の半分近くが 2 年内に借り換わるため、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 MIRARTH不動産投資法人3492 住宅を軸にオフィス・商業・ホテルを持つ総合型 J-REIT。借入が重く、増資を NAV 割れで繰り返すが、投資口は NAV の 0.7 倍まで売られ、筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 SOSiLA物流リート投資法人2979 住友商事系の物流 REIT。稼働 100% と 10 年超の長い契約が強みだが、運用会社への行政処分と借入の早い借り換えが重く、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三菱地所物流リート投資法人3481 三菱地所系の物流 REIT。賃料の増額は 17 期続き借入も軽いが、金利が 3% で落ち着く前提では、今の値段は適正の範囲の中ほど 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アドバンス・レジデンス投資法人3269 東京 23 区が 7 割の住宅 REIT 最大手。賃料の入替増額は過去最高で借入の上昇も吸収できるが、今の値段はその強さを織り込み済みで適正の範囲 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 大和証券リビング投資法人8986 賃貸住宅 76% とヘルスケア 24% の複合型。売却益で支えた分配は先細りで、借入が重く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東海道リート投資法人2989 静岡を軸に東海道の住宅と工場・物流を持つ地域密着の REIT。物件の値付けは高利回りで無理がないが、借入の 9 割超が変動金利で、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 三井不動産アコモデーションファンド投資法人3226 東京 23 区が 9 割の住宅 REIT。調達金利が低いうちの値段で、10 年金利 3% の世界では適正の範囲にとどまる 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 いちごホテルリート投資法人3463 全国のビジネスホテル 29 物件を持つ J-REIT。賃料の 5 割弱が変動で、今の値段は NAV の 6 割弱だが、筆者は割安とは見ず、ほぼ適正と置く 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 トーセイ・リート投資法人3451 首都圏の築古の住宅とオフィスを再生して持つ複合 REIT。鑑定の利回りが高く値付けに無理はないが、借り換えで利益が 2 割細り、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3471 三井不動産と伊藤忠の二つの後ろ盾を持つ新しい物流 REIT。賃料の改定は強いが、10 年金利 3% の世界では、今の値段は適正の範囲の高い側 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 スターアジア不動産投資法人3468 ホテルが NOI の 45% を占める総合型 J-REIT。投資口は NAV の 0.67 倍と安く見えるが、ホテルの変動賃料とスポンサー系テナントに偏る。筆者はほぼ適正と見る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 日本プロロジスリート投資法人3283 新しい大型の物流施設をそろえた REIT。借入が軽く、金利 3% の世界でも傷は浅いが、それでもやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 霞ヶ関ホテルリート投資法人401A デベロッパー系の新規上場ホテル REIT。築浅 15 ホテルの賃料はすべてスポンサー系の運営会社が払う。決算は 2 期のみで、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 日本リート投資法人3296 東京経済圏の中規模オフィスと住宅が中心の総合型 J-REIT。NAV の 0.64 倍まで売られ、借入が重い割に値段は安く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 セントラル・リート投資法人3488 東京の中小オフィスと生活密着型の店、地方のホテルを持つ名鉄・ザイマックス系の小型 REIT。借入は軽いが賃料の伸びが利払いの増加に負け、今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 コンフォリア・レジデンシャル投資法人3282 東京 23 区が 9 割の若い住宅 REIT。LTV が高く増資を重ねた分だけ価値の余裕が薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 インヴィンシブル投資法人8963 ホテル 112 と住居 41 を持つ国内最大のホテル系 REIT。稼ぎは最高水準だが、金利の上昇と訪日客の波は値段に入りきっていないと筆者は見る 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 野村不動産マスターファンド投資法人3462 オフィス・物流・住宅・商業を持つ 285 物件の総合型 J-REIT。賃料増額と AA の財務は強いが、金利の上昇と鑑定の高さが重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 平和不動産リート投資法人8966 オフィスと賃貸住宅が半々の中堅 J-REIT。賃料の伸びと物件入替の腕は確かだが、毎年の増資と売却益頼みの分配が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ヘルスケア&メディカル投資法人3455 有料老人ホーム中心の、国内唯一のヘルスケア専業 J-REIT。賃料は全額が長期固定で、今の値段は NAV の 7 割弱でも、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 イオンリート投資法人3292 イオンモールを長期の固定賃料で貸す商業 REIT。賃料の伸びが弱く、費用と利払いが先に増えるため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ラサールロジポート投資法人3466 物件を売って自己投資口を NAV の 9 割で買い戻す物流 REIT。資本の使い方は上手いが、金利 3% の世界では今の値段はやや高い 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 エスコンジャパンリート投資法人2971 郊外の生活密着型の商業施設と底地を持つ中部電力系の REIT。賃料がほぼ固定のうえ借入の 8 割が変動金利で、利払いの増加が分配を細らせ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 積水ハウス・リート投資法人3309 賃貸住宅が 85%、うち米国が 24% の J-REIT。賃料の増額は強いが、簿価 LTV が 48% と高く、借り換えと鑑定の利回りの低さで今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 KDX不動産投資法人8972 オフィス・住宅・商業を中心に 342 物件を持つ総合型 J-REIT。自己投資口の取得と AA の格付は強みだが、借入の満期が近く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 三井不動産商業ファンド投資法人8964 三井不動産系の商業施設 44 物件。賃料の 99% が固定で伸びにくく、物価に負けるため、今の値段は割高 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユナイテッド・アーバン投資法人8960 商業・オフィス・ホテルに分散した 143 物件の総合型 J-REIT。資産の入れ替えと増資で分配は過去最高だが、築古と金利が重く、筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 オリックス不動産投資法人8954 オフィスとホテルを軸に 121 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額と含み益は厚いが、鑑定の利回りが低く、金利正常化で筆者はやや割高と見る 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 GLP投資法人3281 物流施設 88 棟を持つ国内最大級の物流 REIT。賃料の増額は力強く稼働も 99% だが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 投資法人みらい3476 オフィスと地方のホテルを混ぜた三井物産系の複合 REIT。借入が鑑定の 46% と重く、借り換えで利益が細るため、今の値段はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 森トラストリート投資法人8961 東京のオフィス 5 割とホテル 3 割の 20 物件。スポンサーの森トラストが 29% を持ち報酬も軽いが、借入の残りが 2.1 年と短く、利払いの増加が重い 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ジャパン・ホテル・リート投資法人8985 ホテル 52 物件、賃料の半分強が変動。今の値段は金利 2% 前後と訪日客の好調が続く前提で、筆者は 3 割以上の割高と見る 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 阪急阪神リート投資法人8977 関西圏の地域密着型商業施設(スーパー等の敷地)が中心の J-REIT。借入が軽く手堅いが、商業のキャップを表どおり 4.9% に置くと値段が先に払いすぎで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 大和証券オフィス投資法人8976 投資主の側に立つ資本政策が光る中堅オフィス REIT。それでも金利 3% の世界では今の値段は先取りしすぎで、割高 本質価値との差 −37.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ヒューリックリート投資法人3295 東京のオフィス 5 割・ホテル 2 割・商業 2 割の 62 物件。ヒューリックが 14.5% を持つが、資産の入れ替えと交換差益で分配を支え、鑑定に対する稼ぎが 3.1% と低い 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 日本プライムリアルティ投資法人8955 東京のオフィスが 8 割の J-REIT。稼働 99% と賃料の増額で分配は伸びるが、鑑定の利回りが 3.2% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 アクティビア・プロパティーズ投資法人3279 渋谷・表参道の都市型商業と東京オフィスに絞った 46 物件。含み益は厚く賃料増額も続くが、鑑定の利回りが 3.0% と低く、金利が 3% の世界では値段が重い 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 福岡リート投資法人8968 福岡・九州に特化した商業・オフィス中心の J-REIT。成長都市の追い風と低い借入金利はあるが、地方型の弱さと借り換えの重さで、筆者は割高と見る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 NTT都市開発リート投資法人8956 東京の大型オフィスと住宅の複合型 J-REIT。NTT 都市開発という堅いスポンサーはあるが、筆者は今の値段を借入金利が低いままの前提と見て、大きく割高と判断する 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 星野リゾート・リート投資法人3287 星野リゾート運営の温泉旅館・リゾートを中心にホテル 71 物件。賃料の 4 割が変動で、今の値段は NAV の 7 割台でも、筆者は 4 割以上の割高と見る 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 Oneリート投資法人3290 中小型オフィスにホテルを足して成長を目指す、みずほ系の REIT。2026 年 3 月に NAV の 8 割強で増資してホテルを買い増し、借入は重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ジャパンエクセレント投資法人8987 東京の中型オフィスと地方の主要都市のビルを持つ、日鉄興和不動産系の REIT。増資をせず自己投資口を買う姿勢は誠実だが、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 産業ファンド投資法人3249 物流・工場・インフラを持つ産業特化の REIT。売却益で分配を支えているが、借入が重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 グローバル・ワン不動産投資法人8958 東京と大阪・福岡の中大型オフィス 18 棟を持つ REIT。2026 年 4 月に NAV の 8 割弱で公募増資をしたばかりで、借入も重く、金利 3% の世界では割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 東急リアル・エステート投資法人8957 渋谷を軸にしたオフィスと商業の J-REIT。スポンサーの質は高いが、鑑定の収益が低く売却益が分配を支えており、筆者は今の値段を大きく割高と見る 本質価値との差 −49.9% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 森ヒルズリート投資法人3234 六本木・虎ノ門の一等地を持つ、森ビル系の REIT。稼働と立地は一級だが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 日本都市ファンド投資法人8953 東京・大阪の商業施設を中心に 158 物件を持つ総合型 J-REIT。賃料増額は進むが、金利の低さと鑑定の高さが前提で、筆者は大きく割高と見る 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 日本ビルファンド投資法人8951 都心の一等地のビルを持つ最大の REIT。だが今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 いちごオフィスリート投資法人8975 東京の中小型オフィス 87 棟を持ち、売却益で分配を支える REIT。物件の磨き方は巧みだが、借入が重く、金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ジャパンリアルエステイト投資法人8952 都心のビルを持つ老舗のオフィス REIT。稼働は 99% に迫るが、今の値段は低金利が続く前提で、10 年金利 3% の世界では大きく割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −2.8%)

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読んだ資料

  1. 日本ロジスティクスファンド投資法人 2026年7月期(第42期)決算説明会資料
  2. 日本ロジスティクスファンド投資法人 2026年7月期 決算短信

分析日 2026-10-19