株譜
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株式会社エッチ・ケー・エス 7219

車好きに愛されるチューニングパーツの老舗。ブランドと手元資金は本物だが、電動化で市場が縮み、利益が薄く、値段はやや割高寄り

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,671 円38 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,405 円34 億円差 +11.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,671 円38 億円 · 差 +11.1% · 期待の年率 +8.2%
期待の年率リターン(10 年)+8.2%資本コスト比 +0.4 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

HKS は、マフラーやターボなど、車の性能を上げる改造パーツを作る静岡県富士宮市の会社だ。売上は約 90 億円で、約 7 割が国内、約 3 割が海外。粗利率は 40% と高い。筆者の結論は、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る(約 1 割)というものだ。ブランドと財務は強い。ただ、ガソリン車向けの市場が電動化で縮む。

財務は堅い。自己資本比率は 80% で、純現金は 10 億円ある。時価総額は 34 億円で、自己資本の 3 分の 1 にも届かない。売れる資産だけで見ても、今の値段には安全域がある。ただ、そこは悲観の床の話だ。

稼ぐ力は大きくない。営業利益率は 12 年で 1〜7% にとどまり、ROE は 3% 台だ。筆頭株主の株式会社アポロが 44.89% を持つ。余った現金は少数株主に戻りにくいと見る。

電動化で市場が縮む点と、資産が戻りにくい点を割り引くと、価値は今の値段の周辺に落ち着く。ブランドは評価するが、資本の使い方が変わるまでは、割安と言い切れないと筆者は考える。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「良いブランドを持つが、資本をうまく使えていない小さな会社」と見る。ブランドと財務は本物だ。しかし、稼いだ利益は設備と在庫に寝て、株主の手元に戻りにくい。

自己資本 106 億円に対して、純利益は 4 億円ほど。資本効率が低く、オーナーとしては歯がゆい。安全域は厚いが、時価総額の低さは、利益を生む力の弱さの反映でもある。

筆頭株主が 4 割超を持つため、少数株主の声は届きにくい。資産価値は大きいが、それを引き出す手段が少ない。利益率が 6% を超えて安定するか、還元が増える証拠が出るまでは、確信度を低く置く。

経営者が資本をどう使うかは、まだ見えない。純現金は積み上がるが、買収も増配も大きくない。オーナーとして持つなら、資産の活用を迫る株主が現れるかが分かれ目になる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、自社ブランドの改造パーツの販売だ。マフラー、ターボチャージャー、サスペンション、電子制御製品、エンジン部品などを、富士宮の工場とタイの子会社で作る。売上の約 7 割が国内で、海外は北米が約 12%、アジアが約 16%、欧州が約 3% だ。

最大の取引先は米国の販売代理店で、売上の約 11%。特定の自動車メーカーに頼る形ではない。粗利率は 40% で、値段を自分で決められる事業である。

副業として、自動車メーカーなどからの部品加工・開発の受託がある。稼働率を保つ役目だが、利益はほとんど出ていない。軽量小型飛行機のエンジン部品の販売も、小さく続けている。開示は単一セグメントのため、内訳は推定になる。従業員は連結で約 380 人で、臨時雇用は 30 人台である。

海外の生産と販売は、タイの子会社と、欧州・タイ・中国の販売会社、米国の広報会社が担う。2025 年 8 月期は、アフターマーケットの国内・海外がともに増収で、受託だけが減った。粗利益率は 40.3% で、前期より 0.3 ポイント下がった。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、HKS というブランドと、長年のレース・チューニングで培った技術だ。愛好家は名前で選ぶので、値段の比較になりにくい。粗利率 40% がそれを示す。

弱みは、市場が小さく、車の動力が変わると影響が直撃することだ。マフラーやターボは電気自動車には要らない。営業利益率は、12 年で最良でも 7% 弱にとどまる。

財務は強い。自己資本比率 80% で、純現金がある。ただ、自己資本の使い方が弱い。時価総額が自己資本の 3 分の 1 にとどまるのは、稼いだ利益が設備や在庫に寝て、資本効率が低いことの裏返しだ。経営は在庫調整や海外展開に取り組むが、成果はまだ小さい。

また、経営の実行力はまだ確かめきれない。当初の経営計画の利益水準には、届いた期が少ない。海外の販路拡大と電子制御製品の開発が、実を結ぶかを見たい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ガソリン車の改造パーツ市場は、電動化で長く細っていく。電気自動車にはマフラーもターボも要らない。世界の新車に占める EV の比率は約 25% で、10 年後は 4〜5 割に上がると見るのが業種全体の前提だ。日本は EV の普及が遅く、ハイブリッドが中心なので、当面は国内の影響が小さい。

ただ、改造の対象は新車ではなく、すでに走っている車だ。日本の旧車や国産スポーツカーは、海外で人気が高いといわれる。ガソリン車の保有台数は、新車の販売が減っても数年は残る。この点が、新車の部品会社と違う。

電動車向けにも、電子制御製品やサスペンション、冷却関連の需要はある。会社はその方向に製品を移している。

米国は最大の海外市場だが、関税の影響で売上が減った。為替は 150 円で変わらない前提のため、円安の追い風は織り込まない。

国内の人口減と若者の車離れは、新しい愛好家の入りを細らせる。一方で、愛好家は車にかけるお金が大きく、単価の高い商品が売れる。電動化の速度は国ごとに違い、規制の厳しい欧州では縮みも早い。

資本政策と M&A

還元は控えめで、配当は据え置きで、総額は年約 1 億円。純利益の 25% 前後で、自己株式は発行済みの 1 割強を持つ。筆頭株主の株式会社アポロが 44.89% を持つ。静岡銀行が 4.8% で続き、従業員持株会も株主に入る。

余った現金は、純現金 10 億円のうち運転に要る分を除いた 8 億円とみる。戻り方は 0.5 と見る。筆頭株主が 4 割超を持つオーナー支配で、還元の方針が弱く、純現金が長く積み上がっているためだ。

買収や再編の話は出ていない。kabufu は TOB の確率を 30% と見るが、公表された事実はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

PBR 0.3 倍は、資産価値に対して安すぎる。純現金に加え、在庫、土地、投資有価証券を足せば、時価総額の 1.5 倍を超える資産がある。赤字がほとんど無く、財務が崩れる心配もない。

国産スポーツカーの人気は世界に広がっている。旧車は海外で人気が高く、改造パーツの需要も高まる。HKS はブランドを持ち、粗利率 40% で値上げを通せる。電動化の影響は、国内ではまだ小さい。

2026 年 8 月期の会社予想は、売上 97 億円、営業利益 5 億円で、増収増益だ。電子制御製品や完成車メーカーとの共同開発が加われば、利益率は 6% を超える。資産価値と成長の両方が揃えば、今の値段は割安になる。会社は無借金に近く、不況でも続けられる体力がある。過去 20 年で最終赤字は 2 期だけで、感染症の 2020 年 8 月期も黒字を保った。それに、本社と工場の土地・建物は自社の持ち物で、賃料の固定費がかからない。在庫が厚いのは、欠品を避けて受注に応える体制の裏返しでもある。

慎重な見方

稼ぐ力は小さい。営業利益率は 12 年のうち 8 年が 5% 未満で、ROE は 3% 台だ。資産が大きくても、利益を生まない資産は、株主にとって価値が低い。時価総額が自己資本の 3 分の 1 にとどまるのは、その評価だ。

マフラーやターボは電気自動車に要らない。市場は長い目で縮む。米国の関税で北米向けは減り、受託は 15% 減った。

筆頭株主が 44.89% を持ち、少数株主に資産を戻す仕組みがない。純現金は 10 年かけても自己資本に積み上がるだけで、配当は純利益の 25% 前後だ。資産価値は、清算されない限り、少数株主には引き出せない。会社が資産を事業に回しても、利益率が上がる証拠は乏しい。在庫が厚く、回転が遅いことも、資本効率の低さの一因だ。国内は人口と若者の車離れで、需要の細りが避けられない。会社が軽量小型飛行機のエンジン部品を扱うなど、新しい分野を探していること自体が、本業の先細りへの危機感の表れだ。

どちらに重みを置いたか

資産の厚さとブランドは認めるが、利益を生む力が弱く、市場が電動化で縮むため、確率は中立を最も重く、やや悲観を厚めに置いた。楽観とやや楽観を合わせて 25%、やや悲観と悲観を合わせて 37% を置いた。筆頭株主が資産を少数株主に戻さない構造も、資産価値をそのまま評価できない理由だ。慎重な見方がやや強い。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/08 期)

確率で加重した株価時価総額 4,513 円64 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 773 円11 億円)。 今の値に割り戻すと 2,671 円38 億円、今との差 +11.1%、 期待の年率 +8.2%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 8,891 円126 億円 1,767 円25 億円 +343.2% +16.1% 746 円11 億円
やや楽観 18% 6,524 円92 億円 1,131 円16 億円 +218.3% +12.3% 1,378 円19 億円
中立 38% 5,230 円74 億円 848 円12 億円 +152.7% +9.7% 2,310 円33 億円
やや悲観 25% 2,120 円30 億円 424 円6 億円 +5.8% +0.6% 636 円9 億円
悲観 12% 1,654 円23 億円 141 円2 億円 −25.4% −2.9% 215 円3 億円
加重平均100% 4,513 円64 億円773 円11 億円 +119.8% +8.2% 5,285 円75 億円

今の株価時価総額 2,405 円34 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 楽観:国産スポーツカー人気が続き、海外と電子制御製品が伸びる 利益 9 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 8,891 円126 億円

国産スポーツカーの人気は世界で続く。日本の旧車は海外で人気が高く、改造パーツの需要も伸びる。HKS はブランドを生かして海外の販路を広げ、出荷点数は今の 1.25 倍になる。単価はブランド力で物価をやや上回る。

電動車向けの電子制御製品と、自動車メーカーのコンプリートカーの共同開発が加わる。航空機エンジン部品も小さく貢献する。

営業利益は 11 億円ほどで、利益率は 7% を超える。純利益は 9 億円台になる。それでも手元に資金が積み上がり、還元は純利益の 3 割弱にとどまる。海外の売上比率は 4 割に近づき、国内の減少を補う姿だ。

  • アフターマーケット(自社ブランド):数量 40.0(出荷点数(万点))× 価格 3.50(1 点あたり売上(万円))→ 売上 140 億円・営業利益 11 億円。出荷 1.25 倍、価格 1.40 倍
  • 製造受託・開発受託:数量 108(受託の加工量(万個相当))× 価格 0.13(1 個あたり売上(万円))→ 売上 14 億円・営業利益 1 億円。受託も戻る

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 126 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:旧車・スポーツカーの改造熱が世界で続き、北米・アジアの販路が広がる筋書き。電動車向けの電子制御や、自動車メーカーとの完成車の共同開発も収益に乗る。確率は低く置く。

やや楽観 18% やや楽観:海外が伸び、国内の減少を埋めて利益率は 6% 近く 利益 7 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 6,524 円92 億円

出荷点数は今の 1.1 倍。国内は人口と若者の車離れで減るが、海外販売とブランドの拡大が埋める。単価は物価をやや下回る程度の 1.37 倍で、原価の上昇も転嫁できる。

受託は自動車メーカーの案件が戻り、小さな黒字に変わる。

営業利益は 7〜8 億円、利益率は 6% 近く。純利益は 6〜7 億円になる。手元資金が積み上がるが、筆頭株主が 4 割超を持つため、還元は純利益の 2〜3 割にとどまる。国内が少しずつ減る一方で、海外が伸び続ける姿である。電子制御製品や足回りなど、電動車にも使える製品の比率が上がり、利益率も小さく上がる。会社の経営計画が目指す方向に近い。

  • アフターマーケット(自社ブランド):数量 35.2(出荷点数(万点))× 価格 3.43(1 点あたり売上(万円))→ 売上 121 億円・営業利益 8 億円。出荷 1.1 倍
  • 製造受託・開発受託:数量 93.1(受託の加工量(万個相当))× 価格 0.13(1 個あたり売上(万円))→ 売上 12 億円・営業利益 0 億円。受託が小さな黒字

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 92 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の改造需要は微減だが、北米・アジアの伸びがそれを上回る筋書き。電子制御製品の拡販も効く。

中立 38% 中立:電動化で国内が細り、海外が支える。利益率は 5% 前後 利益 5 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 5,230 円74 億円

出荷点数は 10 年で 5% 減る。国内は 15% 減るが、海外は 1 割強増える。電動車にはマフラーやターボが要らず、電子制御や足回りに製品を移す。単価は 10 年 1.34 倍。粗利率 40% の値決めが物価の上昇を吸収する。

受託は自動車メーカーの値下げ圧力で、単価の伸びは 1.30 倍にとどまり、利益はほぼ出ない。

営業利益は 5.7 億円で、利益率は 5% 前後。2026 年 8 月期の会社予想(5.1%)に近い水準が続く姿だ。純利益は 5 億円、還元は 3 割弱。国内の減少は、ブランドの値上げと海外の伸びで相殺され、物価で見ると今とほぼ同じ水準だ。

  • アフターマーケット(自社ブランド):数量 30.4(出荷点数(万点))× 価格 3.35(1 点あたり売上(万円))→ 売上 102 億円・営業利益 6 億円。出荷 0.95 倍、価格 1.34 倍
  • 製造受託・開発受託:数量 83.3(受託の加工量(万個相当))× 価格 0.13(1 個あたり売上(万円))→ 売上 11 億円・営業利益 0 億円。数量 0.85 倍、利益はほぼ無い

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.0% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)6 億円。全体の PER 12.9 倍、時価総額 70 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ガソリン車向けの改造パーツ市場は、電動化で少しずつ縮む。ただ、国産スポーツカーの愛好家は世界に残り、海外が国内の減少を支える。最も重く置く。

やや悲観 25% やや悲観:電動化と米国関税で出荷が 1 / 4 減り、利益率は 2% 台 利益 2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 2,120 円30 億円

出荷点数は今の 75% に減る。ガソリン車の新車が減ると、数年おくれで改造需要も減る。米国向けは関税で価格が上がり、売れ行きが鈍る。単価は物価の 7 割ほどしか上がらない。

受託は自動車メーカーの内製化で細り、小さな赤字になる。

営業利益は 2 億円ほどで、利益率は 2% 台。純利益は 2 億円。工場の稼働が落ちて固定費が重くなり、手元資金も減る。事業の稼ぐ力は小さく、価値は売れる資産の側が決める。会社は無借金に近いので存続は危うくないが、利益は株主に戻りにくい。ブランドも、愛好家の高齢化とともに少しずつ古くなる。

  • アフターマーケット(自社ブランド):数量 24.0(出荷点数(万点))× 価格 3.13(1 点あたり売上(万円))→ 売上 75 億円・営業利益 2 億円。出荷 0.75 倍、価格 1.25 倍
  • 製造受託・開発受託:数量 58.8(受託の加工量(万個相当))× 価格 0.12(1 個あたり売上(万円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。受託が細り赤字

倍率:稼ぐ力(純利益÷k)は 25 億円弱だが、事業は縮む向き。売れる資産の税後(現金・投資有価証券・在庫と売掛金の一部)を今の自己資本(106.5 億円)に 0.28 倍を掛けた。

確率:電動化が速く、ガソリン車の改造需要が細る筋書き。米国の関税が続き、北米向けの利益が薄くなる。

悲観 12% 悲観:ガソリン車の改造市場が急に縮み、構造的に赤字になる 利益 −1 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,654 円23 億円

出荷点数は今の半分に減る。電動化で改造の対象車が急に減り、海外もまかなえない。単価は競合の安売りで物価の分も上がらない。

受託は消え、工場の稼働は大きく落ちる。固定費の重い開発・製造体制を縮めきれず、営業赤字に沈む。

営業損失は 1.5 億円ほど。純損失は 1 億円ほどで、受取利息の分だけ小さい。還元は配当を最小にとどめる。株主の取り分は、売れる資産の一部にとどまる。筆頭株主の方針しだいで、買い取りの価格も低くなりうる。ブランドの価値だけが残り、事業そのものは小さくなっていく。売上は 47 億円ほどに縮み、人員の削減も避けられない。

  • アフターマーケット(自社ブランド):数量 16.0(出荷点数(万点))× 価格 2.75(1 点あたり売上(万円))→ 売上 44 億円・営業利益 −1 億円。出荷 0.5 倍、赤字
  • 製造受託・開発受託:数量 29.4(受託の加工量(万個相当))× 価格 0.11(1 個あたり売上(万円))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。受託が消える

倍率:赤字で PER は使えない。稼ぐ力はなく、売れる資産の税後(約 23 億円)まで。今の自己資本に 0.23 倍を掛けた。

確率:電動化が急に進み、マフラー・ターボの需要が半減する筋書き。ブランドの海外展開も追いつかず、固定費を落としきれない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

アフターマーケット(自社ブランド)

マフラー、ターボ、電子制御製品、サスペンションなど、車好きの利用者が買う改造パーツ。国内が約 7 割で、海外は北米・アジア中心。売上の約 9 割。

数量出荷点数(万点)価格1 点あたり売上(万円)売上営業利益
今 2025/08 32.0 2.50 80 4
10 年後 中立 30.4 3.35 102 6

取り方:売上 89.8 億円はほぼ単一セグメントで、自動車メーカー向けの製造・開発受託が約 1 割と推定し、自社ブランドの販売を約 80 億円とした(推定)。出荷点数は非開示のため、1 点 2.5 万円前後と見て 32 万点とした(推定)。営業利益 3.9 億円のうち受託の赤字分を戻し、約 4.3 億円(利益率 5.4%)と推定。粗利率 40% で値決めは強く、価格は物価並みの 1.34 倍を基本にする。

製造受託・開発受託

自動車メーカーなどからの部品加工、製造、試作・開発の受託。稼働率の調整弁だが、利益は薄い。

数量受託の加工量(万個相当)価格1 個あたり売上(万円)売上営業利益
今 2025/08 98.0 0.10 10 0
10 年後 中立 83.3 0.13 11 0

取り方:売上の約 1 割(約 9.8 億円)と推定(受託は 2025 年 8 月期に約 15% 減と開示)。加工量は非開示のため、1 個 0.1 万円と見て 98 万個相当とした(推定)。委託先の在庫調整で減収、利益は小幅の赤字と推定。委託先が値下げを求める立場なので、価格は物価に届かない。

リスクと懸念

電動化で改造市場が縮む

マフラー・ターボは電気自動車に要らない。世界の EV 比率が 5 割を超えれば、出荷が 4 分の 1 以上減りうる。国内は EV の普及が遅く、当面の影響は小さい。

米国の関税

北米は売上の約 12%。関税で現地の価格が上がり、2025 年 8 月期の北米向けは減った。関税が長引けば利益率が下がる。

資本効率の低さ

自己資本 106 億円に対し純利益は 4 億円ほどで、ROE は 3% 台。資産が利益を生まない状態が続くと、時価総額は資産価値に近づかない。

筆頭株主の支配

株式会社アポロが 44.89% を持つ。少数株主への還元や、資産の活用を求める声が通りにくい。完全子会社化の時の価格が不利になる危険もある。

受託の縮小

自動車メーカーなどからの受託は、2025 年 8 月期に約 15% 減った。稼働率の調整弁を失うと、固定費の重さが利益に出る。

製品の電動車対応の遅れ

電子制御や足回りへの移行が遅れると、ブランドがガソリン車と一緒に古くなる。会社の中計は電動車向け製品の開発を挙げるが、成果は確認できない。

今後の分かれ目

2026 年 8 月期の営業利益が会社予想の 5 億円に届き、2027 年 8 月期も増える
海外の伸びが国内の減少を上回ると見て、中立からやや楽観側へ確率を移す。
北米向けの売上が、関税で 2 年続けて減る
海外の伸びが足りないと見て、やや悲観側へ確率を移す。
自己株式の消却や増配など、還元を厚くする発表がある
余った現金の戻り方を 0.5 から引き上げる材料になる。
アポロが持分を売却、または完全子会社化の提案を出す
価格と条件を確かめ、少数株主への影響で見直す。
電子制御・電動車向けの製品の売上が全体の 1 割を超える
電動化への適応が進んだと見て、寿命の評価を見直す。

見ておくもの

  • アフターマーケットの国内・海外別の売上と、出荷点数
  • 営業利益率(今は 4% 台)と粗利率(今は 40%)
  • 北米向けの売上と関税の影響
  • 純現金と、配当・自己株式の方針
  • 筆頭株主アポロの持株比率の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は利益ベースで置き、今の株価や過去・同業の PER は使っていない。中立は ROE 3.7% が k 7.75% に届かず、PER の上限は 1÷k の 12.5 倍。ブランドと値決めは強いが市場が縮むので、上限の約 7 割に置いた。やや悲観・悲観は稼ぐ力でなく、売れる資産の税後を今の自己資本に掛けた。余った現金は戻り方 0.5 で別に足し、PER に混ぜていない。今の時価総額(自己資本の約 3 分の 1)は、結果として比べただけだ。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→12.9 倍・やや楽観 PER 10→12.9 倍・中立 PER 9→12.9 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 トヨタ自動車7203 世界首位と関税逆風を同時に抱えるが、金融事業の厚みとマルチパスウェイが本質価値を支え、今の値段は割安 本質価値との差 +79.3% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 マツダ7261 単独で戦う中堅の車メーカー。関税で稼ぐ力は細るが、自己資本の4割弱という値段は低すぎ、割安とみる 本質価値との差 +71.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 三菱自動車工業7211 底にある利益が戻れば今の値段は安いが、利益率の低さと中国勢の追い上げで、戻る確度は高くない 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 スズキ7269 インド事業がシェア4割で稼ぎの柱、二輪も伸びるが中国EV勢の台頭と認証不正の再発が評価を重くし、今の値段はやや割安 本質価値との差 +62.4% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 河西工業7256 日産に半分を頼る内装部品の大手。直近の利益回復は鮮やかだが、借金が自己資本の3倍近く。株主の取り分は、再建が崩れるかどうかで大きく割れる 本質価値との差 +61.5% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 モリタホールディングス6455 消防車の国内6割を握り、純現金も厚い堅実な会社。10年で見た本質価値は、今の時価総額を3割半ほど上回る 本質価値との差 +61.3% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 いすゞ自動車7202 国内トラック首位級とタイのピックアップ王者を併せ持つが、UD統合の実行とタイ・中国EV攻勢が綱引きする局面で、本質価値は今の値段より割安 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 本田技研工業7267 二輪と金融が稼ぎ四輪を支える構造。EV の戦略転換で初の最終赤字だが、二輪・金融の稼ぐ力から見れば今の値段はやや割安 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 日本プラスト7291 日産とホンダの2社頼みでハンドルとエアバッグを作る。自己資本の 4 分の 1 の値段だが、利益率の薄さと借入が割引の理由 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 デイトナ7228 バイク乗りの「あと付け」を企画して卸すファブレスの用品会社。国内の担い手は老いるが、品ぞろえと販売網の厚さで稼ぐ力は残り、中立で今の値段を上回る 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 東京ラヂエーター製造7235 トラック・建機のラジエーター専業。手元の現金が時価総額の4割に迫り、利益の質に比べて値段が低い会社だ 本質価値との差 +49.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 株式会社ファルテック7215 日産向けに偏る自動車の外装部品会社。利益は薄く先は読みにくいが、時価総額が自己資本の 2 割と低く、10 年の価値はやや上回る 本質価値との差 +47.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 日産自動車7201 自動車事業は本業で赤字、稼ぎ頭は販売金融。Re:Nissanの再建が進めば今の値段はやや割安だが、失敗すれば床も浅い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 エフテック7212 ホンダ向けの足回り部品が北米に偏る低採算の会社。借金は時価総額の3倍超で、中立でも利益の薄さは変わりにくい 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 武蔵精密工業株式会社7220 ホンダ系の駆動部品会社。AI 向けキャパシタの当たり外れで 10 年後の姿が大きく分かれ、今の値段はその当たりを先取りしている 本質価値との差 +37.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 豊田合成株式会社7282 トヨタ系の安全部品大手。エアバッグの伸びは確かだが利益率は最高圏にあり、今の値段は織り込み済みでほぼ適正 本質価値との差 +36.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 ユニプレス株式会社5949 日産向けが約4分の3を占める車体プレスの大手。拠点の整理で身軽になったが、価値は日産の台数しだいで、安全域は厚くない 本質価値との差 +35.6% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社アイシン7259 AT(変速機)世界首位級のトヨタ系部品大手。トヨタ株の含み資産が下支えする一方、eAxleへの転換とAT収益化の成否が本質価値を左右する 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 安永7271 内燃機関の部品で稼ぐ中堅。足元の利益は上振れたが、EV 化と重い借入が先の価値を削る 本質価値との差 +31.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 ウェッズ7551 車のカスタムホイールの老舗卸。時価総額の7割が純現金だが、現金はトヨタ系の親会社の下にあり、価値は妥当圏に落ち着く 本質価値との差 +31.4% · 10 年 割安(年 +10.0%) やや割安 株式会社タチエス7239 日産・三菱・ホンダ向けのシート専業。利益率は回復途上で、顧客の偏りと買収の消化が10年の分かれ目になる 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 フタバ産業株式会社7241 トヨタ向けボデー・マフラーの部品メーカー。薄利でも今の値段に余裕はなく、EV化で排気系が縮む10年を見て、筆者は割高寄りと見る 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 トヨタ紡織株式会社3116 トヨタ系の座席・内装の大手。規模は大きいが利益率が薄く、値決め力の弱さと北米の赤字が10年の評価を決める 本質価値との差 +28.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 極東開発工業7226 架装で国内首位級だが、利益率の回復は物価を超えられず、独禁法の傷も残る。本質価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 新明和工業7224 防衛と自治体の底堅い需要で稼ぐ力は上がるが、資本コストを大きく超えず、今の値段はほぼ妥当な水準だ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 レシップホールディングス7213 バスの運賃箱と行先表示の老舗。新紙幣の特需は終わったが、米国の運賃収受が育ち、中立で今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ダイハツインフィニアース6023 船の発電エンジンと保守で稼ぐ堅い会社。ただ今の利益は受注の山にあり、10年で見ると値段は少し先取りしすぎ 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社デンソー6902 トヨタ系最大手の車載部品会社。電動化・ADAS半導体で成長を描くが、トヨタ株の巨額保有が下支えする一方、変革の実行速度が今の値段に見合うかが分かれ目 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 SUBARU7270 米国依存7割と関税が利益を直撃するが、厚い純現金と回復力を踏まえれば10年ではやや割安 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 GMB7214 補修用の駆動・冷却部品を世界に売る専業。電動ポンプへの切り替えが焦点だが、借入が重く、株主の取り分は薄い 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 日本車輌製造7102 JR東海の子会社として新幹線を造る堅い受注残があるが、利益は一時要因で膨らんでおり、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ティラド7236 熱を逃がす部品の専業。利益率は歴史的な高さにあり、定着するかが分かれ目。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 内海造船7018 防衛とフェリーの造船所。今は好況の頂点で、積み上がる現金の使い道が焦点 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 株式会社東海理化電機製作所6995 スイッチ・シートベルトのトヨタ系部品会社。純現金は厚いが、車内の操作が画面に移れば主力が細る。稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ユニバンス7254 駆動系ユニットの専業。日産・フォード・ホンダの3社に頼り、利益は円安で嵩上げされている。厚い現金が下支えするが、10年の中立は今の値段並み 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ナンシン7399 キャスターと台車の老舗。時価総額とほぼ同じ現金を持つが、本業の利益率は2%台に沈み、現金も株主に戻らない。値段はおおむね見合っている 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ニッキ6042 芝刈り機のエンジン部品とガスの燃料装置の会社。本業は電動化で細り、工場用地の賃料が支え。やや割高 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 愛三工業株式会社7283 車の燃料ポンプで世界首位級の部品会社。エンジン車の縮小と、トヨタ頼みの値決めの弱さが10年の重しになる 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 トピー工業株式会社7231 トラック用ホイールと建機の足回りで国内首位。ただ利益率は薄く、構造改革が効いても稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段はその実力にほぼ見合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) 適正 日本精機株式会社7287 車のメーターとHUDの専業。二輪が稼ぎ、四輪は薄利。10月の東洋電装の買収で借金を背負い、払う値段に安全域は薄い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 ヨロズ7294 日産依存の足回り部品メーカー。減損で身軽にはなったが、稼ぐ力は資本コストに遠く、10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 株式会社村上開明堂7292 国内首位級の自動車ミラー専業。純現金は時価総額の半分に迫るが、稼ぐ力は10年かけても大きくは伸びず、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 田中精密工業7218 ホンダのエンジン部品で成り立つ小さな部品会社。電動化と値下げ要請の挟み撃ちで、帳簿の割安さは割り引いて見る 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アスカ7227 車体のプレス部品が主力で、ロボットが利益の伸び役。借金が重く、10年の中立でも今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社ハイレックスコーポレーション7279 ケーブルの老舗からドア周りの総合部品会社へ。利益は長く薄いままだが、厚い純現金と保有株が値段を支える。構造改革の成否が分かれ目 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 株式会社今仙電機製作所7266 ホンダ・マツダ向けのシート機構部品。利益は薄いが時価総額の6割が純現金で、10年の評価は利益率が3%台から動くかで決まる 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヤマハ発動機7272 二輪世界2位・船外機シェア4割を主軸に半導体装置が育つ複合企業。2025年はアウトドア車両の損失で急減益、今の値段は中期計画の実現を先取りしたやや割高な水準 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ムロコーポレーション7264 栃木の精密プレス専業。自己資本の 4 割弱という値段は資産の厚みを映すが、主力の内燃・変速機部品が細る分を電動化部品が補えるかが焦点で、稼ぐ力から見れば値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 プレス工業株式会社7246 トラックのフレームと車軸の専業。電動化でも残る部品で堅実だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 株式会社エフ・シー・シー7296 二輪クラッチ世界首位の安定した稼ぎ頭を持つが、四輪クラッチは電動化で縮む。現金は厚いが、稼ぐ力に見合う値段は今よりやや低いと見る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 テイン7217 車高調の専業メーカー。純現金があり堅実だが、利益率は戻り切らず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 カネミツ7208 鋼板製プーリの専業で、現金は厚いが主力は電動化で縮む。ロボット部品などの新しい柱が穴を埋められるかが 10 年の分かれ目 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 テイ・エス テック株式会社7313 ホンダ向け自動車シートの専業。厚い現金が下値を支えるが、利益率の回復は北米次第で、顧客の偏りが重い 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 NITTAN6493 エンジンバルブで世界4位。ただ昨期の利益は山の水準で、株式化が見込まれる転換社債も重しになる 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 カヤバ株式会社7242 緩衝器と建機用油圧の二本柱。規模はあるが値決め力が弱く、利益の振れも大きい。10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 エイケン工業株式会社7265 自動車の補修用フィルターに特化した堅実な会社。純現金も厚いが、電動化で需要が細り、卸大手への依存も高く、値段はやや割高 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 カーメイト7297 名の通ったカー用品のブランドと厚い現金を持つが、縮む市場と重い本社費で資本は眠ったまま 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 NOK株式会社7240 オイルシール世界首位級だが、基板が利益の足かせ。現金と持ち合い株が時価の3割近くを支え、事業そのものはやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.7%) やや割高 ミクニ7247 二輪とインドが支える燃料・吸気部品メーカー。四輪の電動化と借金が重く、中立でも今の時価総額を上回りにくい 本質価値との差 −10.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 盟和産業7284 トヨタ系の内装部品の2次の大手。資産は厚いが利益が薄く、10年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 川崎重工業7012 防衛費拡大の脇役に甘んじるが、実際に稼ぐのは二輪とロボット。名目と資本コスト 8.5% で測ると今の値段はやや割高で、潜水艦不正の後始末が振れ幅を左右する 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 日産車体7222 日産の車を組み立てる専業の子会社。九州の大型 SUV が稼ぐが、湘南の終了と戻りにくい現金を考えると、今の値段は割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 大同メタル工業株式会社7245 エンジン軸受で世界首位。電動化で本業は細るが、データセンター電源と船が穴を埋められるか。今の値段は割高 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社エクセディ7278 クラッチとトルクコンバータで世界シェア2割強。稼ぎ頭のATが電動化で縮む中、新事業が穴を埋めきれるかが分かれ目で、今の値段は先を楽に見すぎている 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 フジオーゼックス7299 エンジンバルブで国内首位級。無借金で稼ぐ力は安定しているが、内燃機関という事業の寿命が重く、10年の中立でも今の値段に届きにくい 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シマノ7309 世界的な寡占の自転車部品メーカーだが、特需の反動とシェア防衛の値引きで利益は沈んでおり、今のPER45倍台は急な回復を見込みすぎで、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 三桜工業6584 ブレーキ・燃料の配管で世界2位。だが利益は薄く借金は増えた。データセンター水冷が育たなければ今の値段は重い 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 TBK7277 トラック・バス用ブレーキの老舗。財務は堅いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の時価総額を超えにくい 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 ジャパンエンジンコーポレーション6016 舶用エンジンの堅い収益源を持つが、いまの利益は新造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 名村造船所7014 受注残は厚いが、いまの利益は造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 小田原機器7314 バスの運賃箱で国内2番手。更新の波で売上は大きく揺れ、利益率は薄い。10年の価値は今の時価総額の半分前後 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 近畿車輛7122 受注残は売上の約 3 年分あるが営業利益は赤字。見かけの純現金は前受金で、10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 阪神内燃機工業6018 内航船のエンジンで上位に立つ小さな会社。無借金で受注残も厚いが、稼ぐ力に対して値段が先走る 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 曙ブレーキ工業株式会社7238 ブレーキ専業。足元は改善するが、再生ファンドの出口と優先株の重しが残り、10年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ispace9348 月面輸送の先駆けだが、利益が出る前に増資と借入の返済が続く。今の株主に残る価値は小さく、今の値段は大きく割高と見る 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 リード6982 SUBARU頼みの小さな部品会社。受注は増えるが、借入が重く、赤字の歴史が長い。今の値段は先の回復を織り込みすぎだ 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 イクヨ7273 樹脂部品の老舗が、貴金属・暗号資産・河西工業株へと手を広げる。本業の稼ぎは薄く、今の値段は事業でなく期待が決めている 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −6.9%)

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読んだ資料

  1. エッチ・ケー・エス 事業概要(2025年8月期)
  2. エッチ・ケー・エス 2025年8月期 決算短信
  3. HKS 大株主(kabutore)

分析日 2026-10-20