株譜
AI 銘柄分析 · 輸送用機器 · 試作

盟和産業 7284

トヨタ系の内装部品の2次の大手。資産は厚いが利益が薄く、10年の価値は今の値段を下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,009 円35 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,153 円40 億円差 −12.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,009 円35 億円 · 差 −12.5% · 期待の年率 +6.0%
期待の年率リターン(10 年)+6.0%資本コスト比 −2.5 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

盟和産業は、自動車のトランクやフロアに敷く樹脂の内装部品をつくる、神奈川県厚木市の会社だ。売上の約6割はトヨタ系で、トヨタ紡織と林テレンプが2大顧客になる。筆者の結論は、今の値段は10年の価値に対して高い、というものだ。

理由は、資産の大きさと稼ぐ力の差にある。自己資本は121億円あるのに、営業利益は4億円弱で、ROEは1%に届かない。営業利益率は過去30年でも最高4.6%で、薄さが構造になっている。純現金は3億円ほどで、余った現金は無い。

配当は年1.75億円の水準を保ち、今期の純利益0.8億円を大きく上回る。続けるには利益が3億円台に戻る必要があり、戻らなければ減配の圧力が強まる。

親会社はなく、持ち株は分散している。余った現金を戻す圧力も、買収の動きも、今は見えない。見どころは、会社予想の営業利益5.2億円に届くか、中国子会社の損失が止まるかだ。この二つが動けば、配当は利益から払える形に近づく。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「安い資産、薄い利益」だ。

財務は堅い。借入はあるが純現金で、自己資本比率は5割を超え、土地も帳簿で25億円ある。資産の面で守りは厚い。

問題は、資産に比べて稼ぎが小さいことだ。自己資本121億円で営業利益は4億円弱。10年の中立でもROEは4%にとどまり、資本コストに届かない。ためた利益は額面より小さい価値しかない。

事業の経済性も強くはない。内装の部品は技術の壁が低く、顧客が値段を決める。トヨタ系という安定した顧客が付いている反面、値下げ要請を跳ね返す力は無い。

筆者は、PBRが0.3倍台にある点を割安の根拠にしない。資産が利益を生まない限り、資産の厚みは価値を押し上げない。安全域は、悲観側の床にだけ残る。利益が会社予想まで戻れば話は変わるが、それは10年の筋書きの中で確率をつけて見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、自動車の内装に使う樹脂の部品だ。トランクの床と側面、フロアの敷き物、シートの背面、天井まわりが中心で、売上の91%を占める。残り9%は住宅の設備資材と内装資材で、こちらも樹脂を使う。

売る相手は完成車メーカーではなく、内装を組み上げる大手だ。トヨタ紡織が売上の15%、林テレンプが12%を占め、トヨタ系全体では58%になる。日産車体や日産自動車の内装にも使われている。

工場は国内が長野県、山梨県、岐阜県の3か所。海外は中国の大連と佛山、米国テネシー州、タイの4極で、いずれも100%子会社だ。メキシコには取引のない非連結子会社がある。

従業員は連結で約370人、提出会社の平均年収は660万円ほどになる。設備投資は10億円で、生産設備と型・治具が中心だ。研究開発費は連結で0.3億円と小さく、独自技術より受注した部品を安く作る力が売りの会社だ。内装の部品は車種ごとに型を起こして受注を取る商売で、一度受注すれば数年は納め続けるが、車種が終われば仕事も終わる。型や治具の費用は先に出て、量産が始まってから回収する。

優良さと弱いところ

優良さは「堅実だが利益が薄い下請け」と見る。強みは財務の堅さと、顧客との長い取引だ。自己資本比率は53%で、純現金があり、借入金の返済に困る水準ではない。トヨタ系の内装の大手とは長く付き合い、受注した車種は数年にわたって納め続ける。

弱みは三つある。一つ目は、営業利益率の低さだ。過去30年の最高が4.6%で、直近は1.6%。二つ目は、顧客の集中だ。トヨタ系が58%を占め、値下げ要請を断る力は弱い。三つ目は、赤字の多さだ。過去20年で6期が赤字で、利払いの3倍ほどしか営業利益がない。

経営は中期計画で純利益9億円を掲げるが、実績は0.8億円で、距離が大きい。配当は利益を超えて払う姿勢で、少数株主には有利だが、続けられるかは別の話だ。親会社はなく、ガバナンスの縛りは弱い。社外の目が届きにくい点は、資本の使い方の改善が遅れる要因にもなる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

自動車の内装部品は、完成車の生産台数に連動する。台数が増えれば数量が増え、車種が入れ替わるたびに受注を取り直す。価格は顧客が主導権を持ち、毎年の値下げ要請が続く。

電動化の影響は小さい。トランクやフロアの内装は、エンジン車でも電気自動車でも要る。電池を床下に積む車では床の形が変わり、新しい部品の受注機会が生まれる可能性もある。ただ、これは筆者の見方で、会社は電動化に関する具体的な数字を出していない。

値下げ要請は強まる方向にある。電気自動車は部品点数が減り、部品会社の売上の元が細りやすい。内装は点数が変わらないぶん影響が小さいが、同じ部品を安く作る競争は厳しくなる。

原料の樹脂は原油に連動する。値上がりを価格に反映するのが遅れ、利益を一時的に削る。

中国では日系車の販売が伸び悩み、大連・佛山の子会社の稼働に響く。国内の競合は、トヨタ紡織自身の内製や、豊田合成などのトヨタ系の内装会社だ。トヨタ系が部品の調達先を絞る動きは、2次の部品会社には脅威になる。一方で、軽量化のために金属から樹脂に替える流れは、内装の樹脂部品には追い風になる。

資本政策と M&A

資本政策の特徴は、配当を利益より優先している点だ。配当総額は年1.75億円を保ち、今期の配当性向は225%になる。自社株買いはなく、優待もない。

現金は47億円、有利子負債は50億円で、純現金は3億円ほど。売上の約2.4か月分の現金は運転資金に使われ、余った現金は無い。分けて足す額はない。

親会社はなく、筆頭株主は太陽生命の6%。樹脂の仕入先であるプライムポリマーと三井物産プラスチックが各2〜3%を持つ。持ち合いは上場株17銘柄で約7億円、非上場株は約5億円。

融資枠40億円には財務制限条項があり、営業損失を2期続けないことが条件になる。買収の確率は、10年で2割強と試算されている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

資産の厚みと、顧客の安定が両方ある。自己資本は121億円、PBRは0.3倍台で、土地と上場株を含む資産だけでも時価総額に近い。純現金があり、借入に困らない。

事業は電動化に強い。トランクやフロアの内装は、電気自動車でも要る。電池を床下に積む車では、新しい形の床部品を受注する機会もある。会社の純現金は小さいが、借入には困らない。

利益は戻る余地が大きい。今期の純利益0.8億円は、中国子会社の在庫評価損など一時的な費用で押された形だ。会社予想の営業利益5.2億円、純利益3.2億円に戻れば、今の配当を利益から払える。中期計画の純利益9億円に近づけば、価値は大きく上がる。

北米とタイの工場が稼働率を上げれば、トヨタ系の新しい車種の内装を取りこめる。分散した株主構成なので、資本効率の改善を求める圧力が強まれば、還元が増える余地もある。純現金と政策保有株の売却余地があり、資産の使い道を変えれば、1株あたりの価値は目に見えて動く。

慎重な見方

稼ぐ力が資産に比べて小さすぎる。営業利益率は過去30年でも最高4.6%で、直近は1.6%。自己資本121億円に対するROEは1%に届かず、10年の中立でも4%にとどまる。資産が厚いことは、利益が薄いことの裏返しでもある。

顧客はトヨタ系が58%。値下げ要請を断れず、樹脂が値上がりしても価格に反映するのが遅れる。過去20年で赤字は6期あり、利払いの3倍ほどしか営業利益がない。

配当は利益を大きく超える。今期の配当性向は225%で、続けるには純利益が3億円台に戻る必要がある。戻らなければ減配になり、株価を支える材料が無くなる。

融資枠の財務制限条項は、営業損失を2期続けないことを求める。赤字が続けば、資金繰りに響く。中国の日系車の失速も、子会社の損失として表に出ている。今期は中国の評価損とリファイナンス費用だけで、純利益が8割減った。この状況でトヨタ系の値下げ要請が強まれば、改善の見込みは立てにくい。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。資産の厚みは本物だが、価値を決めるのは稼ぐ力で、それは資本コストに届かない。電動化の影響が小さい点は強気の見方を取り入れ、悲観の確率は4割台半ばにとどめた。ただし、強気の見方が頼る利益の戻りは、まだ数字で確認できていない。確認できるまでは、慎重な見方を少し重く置くのが筋だと考えた。結果は、今の値段を下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,612 円56 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 446 円16 億円)。 今の値に割り戻すと 1,009 円35 億円、今との差 −12.5%、 期待の年率 +6.0%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 5% 3,430 円120 億円 857 円30 億円 +271.8% +14.0% 214 円8 億円
やや楽観 15% 2,589 円91 億円 686 円24 億円 +184.1% +11.0% 491 円17 億円
中立 34% 1,849 円65 億円 572 円20 億円 +110.0% +7.7% 823 円29 億円
やや悲観 31% 946 円33 億円 286 円10 億円 +6.8% +0.7% 382 円13 億円
悲観 15% 866 円30 億円 114 円4 億円 −15.0% −1.6% 147 円5 億円
加重平均100% 1,612 円56 億円446 円16 億円 +78.5% +6.0% 2,058 円72 億円

今の株価時価総額 1,153 円40 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 5% 会社の計画に近づき、利益率が3%台に乗る 利益 10 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 3,430 円120 億円

北米とタイの工場が稼働率を上げ、トヨタ系の新しい車種の内装を取りこむ。数量は1割強増え、単価は取引採算の改善が効いて物価に近い速さで上がる。

営業利益率は自動車で3.6%、全体で3.7%まで上がる。一貫生産と原価改善が定着し、値下げ要請を吸収する形だ。

配当は利益に合わせて増え、株主還元は厚くなる。この筋書きは、北米・タイの稼働、原価改善、受注の拡大の3つが同時にうまく動いた場合にしか成り立たない。ただし、ROEは6%にとどまり、資本コストに届かない。資本が重いこと自体は変わらない。楽観でも、ためた資産が利益を生む力は弱いままだ。

  • 自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ):数量 146(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 2.13(1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目))→ 売上 311 億円・営業利益 11 億円。営業利益率3.6%
  • 住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材):数量 43.0(資材の出荷面積(万㎡相当、推定))× 価格 0.72(1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目))→ 売上 31 億円・営業利益 2 億円。営業利益率5.0%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 120 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画(最終年度の純利益9億円)を超えて伸び続ける必要がある。営業利益率は過去30年でも最高4.6%で、この水準の維持は実績に乏しく5%に置いた。

やや楽観 15% 原価改善が進み、利益率が3%近くまで戻る 利益 8 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,589 円91 億円

数量は7%増える。北米の稼働が上がり、国内は横ばい。単価は物価の伸びの8割ほどで、10年で1.28倍になる。

営業利益率は自動車で2.9%。中国子会社の在庫評価損のような一時的な費用が出ず、取引採算の見直しが効く。

配当は今の水準を保ちつつ、利益の伸びに合わせて少しずつ増える。会社が掲げる9億円の純利益には届かないが、予想の3億円は上回る。中国子会社の損失が止まる前提で、国内は受注を守る形だ。トヨタ系の新しい車種の内装も一部で受注し、稼働率が少しずつ上がる。自己資本は155億円まで積み上がる。ROEは5%で、資本コストには届かない。

  • 自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ):数量 139(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 2.07(1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目))→ 売上 287 億円・営業利益 8 億円。営業利益率2.9%
  • 住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材):数量 41.0(資材の出荷面積(万㎡相当、推定))× 価格 0.70(1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目))→ 売上 29 億円・営業利益 1 億円。営業利益率4.5%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.0% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 91 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の営業利益率は1.6%で、会社予想は2.1%。これを超えて3%近くまで戻るには、取引採算の改善が着実に進む必要があり、15%に置いた。

中立 34% 会社予想の2%台を保ち、数量は微増 利益 6 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 1,849 円65 億円

稼ぎの形は今と同じ。トヨタ紡織や林テレンプに内装部品を納め、数量は5%増える。国内は横ばいで、北米とタイが少し伸びる。単価は値下げ要請を吸収するため物価の7割ほどしか上がらず、10年で1.24倍になる。

営業利益率は自動車で2.1%、全体で2.4%。足元の1.6%から会社予想の水準へ戻る。

配当は今の水準を保つ。今の延長線上の姿で、大きな成功も大きな失敗も置かない。海外の拠点は稼働を保ち、国内は受注の入れ替わりを乗り切る。純利益が3億円台になれば配当性向は5割台で、利益から払える形になる。自己資本は145億円まで増える。

  • 自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ):数量 137(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 2.00(1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目))→ 売上 274 億円・営業利益 6 億円。営業利益率2.1%
  • 住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材):数量 41.0(資材の出荷面積(万㎡相当、推定))× 価格 0.68(1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目))→ 売上 28 億円・営業利益 1 億円。営業利益率4.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.8% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 65 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の予想は営業利益率2.1〜2.2%。過去の中央値の1%台前半より高く、10年かけてそこまで戻る形を中立に置いた。トヨタ系への依存で値下げ要請が続くので、これ以上は置かない。10年の価格が物価に届かないのは、毎年の値下げ要請を原価改善で吸収しても、価格に残るのが物価の7割ほどだからだ。

やや悲観 31% 値下げ要請と中国の縮小で、利益率が1%を割る 利益 2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 946 円33 億円

数量は3%減る。中国の大連・佛山の子会社は日系車の販売減で稼働が落ち、国内も車種の入れ替わりで受注を失う。単価は値下げ要請が重く、物価の伸びの半分ほどで1.17倍にとどまる。

営業利益率は自動車で0.9%まで下がる。樹脂の値上がりを価格に転嫁するのが遅れ、固定費の重さが残る。国内3工場の稼働が下がり、一貫生産の強みも活きない。

配当は今の6割ほどに下がる。融資枠の財務制限条項(営業損失を2期続けない)を避けるため、設備投資も絞る。更新を先送りした設備は古くなり、原価の改善が遅れるという悪循環に入る。

  • 自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ):数量 126(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 1.89(1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目))→ 売上 238 億円・営業利益 2 億円。営業利益率0.9%
  • 住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材):数量 39.0(資材の出荷面積(万㎡相当、推定))× 価格 0.65(1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目))→ 売上 26 億円・営業利益 1 億円。営業利益率2.5%

倍率:稼ぐ力は純利益2.2億円で、kで割っても約25億円。床は売れる資産の税後を使う。今の自己資本121億円に0.30倍を置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.273 倍・時価総額 33 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:過去20年で赤字は6期あり、営業利益率が1%を割る年は珍しくない。トヨタ系の値下げ要請が強まり、中国の日系車が苦戦する姿を3割に置いた。

悲観 15% トヨタ系の内製化と値崩れで、赤字が続く 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 866 円30 億円

数量は12%減る。トヨタ系の主要顧客が自社工場に内製を戻し、国内の受注が細る。中国の子会社は日系車の失速で赤字が続き、減損が出る。単価は値下げ要請で1.10倍しか上がらず、物価に負ける。

営業利益は赤字になり、融資枠の財務制限条項(営業損失を2期続けない)に触れる恐れが出る。工場の統合と人員の整理に追い込まれる。内装の仕事を失った工場は、他の用途に転用しにくい。

価値の拠りどころは売れる資産になる。純現金、土地、上場株が中身だが、これらを売って株主に戻す動機は経営にない。この場合、配当は大きく減り、株価は資産価値を意識した水準まで下がる。

  • 自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ):数量 114(納入部品の車1台相当数(万台相当、推定))× 価格 1.77(1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目))→ 売上 202 億円・営業利益 −3 億円。営業利益率-1.5%
  • 住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材):数量 36.0(資材の出荷面積(万㎡相当、推定))× 価格 0.63(1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 0 億円。営業利益率1.5%

倍率:赤字で稼ぐ力はない。床は売れる資産の税後で、今の自己資本121億円に0.25倍を置いた。

確率:大口のトヨタ紡織が内製を増やすか、値下げ要請が構造的に続く姿。営業損失を2期続けると融資枠の条項に触れる。過去20年で赤字6期の実績から、15%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自動車内装部品(トランク・フロア・シート・ルーフ)

トヨタ紡織や林テレンプなど、内装を組み上げる大手に納める樹脂の内装部品。トランクまわり、フロア、シートの背面、天井まわりが中心。

数量納入部品の車1台相当数(万台相当、推定)価格1台相当あたり売上(億円/万台相当、名目)売上営業利益
今 2026/03 130 1.61 210 3
10 年後 中立 137 2.00 274 6

取り方:開示された自動車部品の売上209.7億円。車1台相当の数は、1台あたり約1.6万円の部品を納めると置いた推定で、開示ではない。セグメント利益は非開示で、全体の営業利益3.7億円を自動車2.9億円・住宅0.8億円に分けたのも推定。

住宅資材ほか(住宅設備資材・建築内装資材)

住宅の設備まわりと内装に使う樹脂の資材。ほかに大連の発泡梱包材がごくわずかある。

数量資材の出荷面積(万㎡相当、推定)価格1万㎡あたり売上(億円/万㎡、名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 0.52 21 1
10 年後 中立 41.0 0.68 28 1

取り方:住宅20.8億円とその他0.01億円の合計。出荷面積は1㎡あたり約5千円の資材と置いた推定で、開示ではない。利益は全体の営業利益からの按分で、開示ではない。

リスクと懸念

トヨタ系への依存

トヨタ紡織が売上の15%、林テレンプが12%、トヨタ系全体で58%を占める。値下げ要請を断る力は弱く、顧客が内製を増やせば受注が一気に動く。

薄い利益と赤字の多さ

営業利益率は直近1.6%、過去30年でも最高4.6%。過去20年で赤字は6期あり、2021年3月期と2024年3月期は営業損失になった。利益の薄さは構造的で、少しの原価上昇で赤字に落ちる。

樹脂の価格転嫁の遅れ

主原料のプラスチック樹脂は原油に連動する。値上がりを価格に反映するのが遅れ、利益を一時的に削る。値下げ要請と同時に来ると、利益が消える。

中国子会社の損失

大連・佛山の子会社は日系車の販売に頼る。2026年3月期は中国子会社の棚卸資産の評価損が0.7億円出た。日系車の失速が続けば、減損が出る可能性がある。

融資枠の財務制限条項

40億円の融資枠には、営業損失を2期連続にしないことと、純資産の維持が条件に付く。赤字が続けば資金繰りに響く。営業利益は利払いの3倍ほどしかなく、余裕は大きくない。

配当を続けられるか

配当は総額約1.75億円。今期の純利益0.8億円を大きく上回り、配当性向は225%になる。会社予想の純利益3.2億円に届かなければ、減配の圧力が強まる。

今後の分かれ目

営業利益が会社予想の5.2億円に届き、中国子会社の損失が止まったら
営業利益率を引き上げ、中立から楽観側へ確率を移す。
トヨタ紡織が内製を増やす、または主要車種の受注を失ったら
数量を引き下げ、悲観側へ確率を寄せる。
営業損失が2期続き、融資枠の条項に触れる恐れが出たら
悲観の確率を引き上げ、床の水準を見直す。
北米・タイ工場の稼働率が上がり、海外の利益が積み上がったら
数量の伸びを上げ、中立の売上を引き上げる。
政策保有株の売却や自社株買いなど、資本の使い方を変える方針が出たら
余った資産の戻り方を見直し、価値を引き上げる。

見ておくもの

  • 営業利益と営業利益率(会社予想の5.2億円)
  • トヨタ系の受注と内製の動き
  • 中国子会社の損益と評価損
  • 樹脂価格と価格転嫁の速さ
  • 配当性向(今の配当を利益から払えるか)
  • 融資枠の財務制限条項

倍率と資本コストの決め方

倍率は式の上限(ROE が k 以下なので 1÷k=11.4 倍)の7〜8割に置き、今の株価や同業の PER・PBR は使っていない。悲観側は純現金と売れる資産の税後を、今の自己資本に掛けた。土地の時価は開示がなく、帳簿を使った。純現金は運転資金と設備投資に使うので、余った現金としては分けなかった。セグメント利益は非開示のため、自動車と住宅の利益の配分は推定で、全体の営業利益には合わせてある。結果は今の値段を下回ったが、計算を株価に寄せる調整はしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 9.5→11.76 倍・やや楽観 PER 9→11.76 倍・中立 PER 8.6→11.76 倍・やや悲観 PBR 0.3→0.273 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +1.25% を足した8.75%。値下げ要請や中国の縮小は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.50%。

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割安 トヨタ自動車7203 世界首位と関税逆風を同時に抱えるが、金融事業の厚みとマルチパスウェイが本質価値を支え、今の値段は割安 本質価値との差 +79.3% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 マツダ7261 単独で戦う中堅の車メーカー。関税で稼ぐ力は細るが、自己資本の4割弱という値段は低すぎ、割安とみる 本質価値との差 +71.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 三菱自動車工業7211 底にある利益が戻れば今の値段は安いが、利益率の低さと中国勢の追い上げで、戻る確度は高くない 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 スズキ7269 インド事業がシェア4割で稼ぎの柱、二輪も伸びるが中国EV勢の台頭と認証不正の再発が評価を重くし、今の値段はやや割安 本質価値との差 +62.4% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 河西工業7256 日産に半分を頼る内装部品の大手。直近の利益回復は鮮やかだが、借金が自己資本の3倍近く。株主の取り分は、再建が崩れるかどうかで大きく割れる 本質価値との差 +61.5% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 モリタホールディングス6455 消防車の国内6割を握り、純現金も厚い堅実な会社。10年で見た本質価値は、今の時価総額を3割半ほど上回る 本質価値との差 +61.3% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 いすゞ自動車7202 国内トラック首位級とタイのピックアップ王者を併せ持つが、UD統合の実行とタイ・中国EV攻勢が綱引きする局面で、本質価値は今の値段より割安 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 本田技研工業7267 二輪と金融が稼ぎ四輪を支える構造。EV の戦略転換で初の最終赤字だが、二輪・金融の稼ぐ力から見れば今の値段はやや割安 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 日本プラスト7291 日産とホンダの2社頼みでハンドルとエアバッグを作る。自己資本の 4 分の 1 の値段だが、利益率の薄さと借入が割引の理由 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 デイトナ7228 バイク乗りの「あと付け」を企画して卸すファブレスの用品会社。国内の担い手は老いるが、品ぞろえと販売網の厚さで稼ぐ力は残り、中立で今の値段を上回る 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 東京ラヂエーター製造7235 トラック・建機のラジエーター専業。手元の現金が時価総額の4割に迫り、利益の質に比べて値段が低い会社だ 本質価値との差 +49.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 株式会社ファルテック7215 日産向けに偏る自動車の外装部品会社。利益は薄く先は読みにくいが、時価総額が自己資本の 2 割と低く、10 年の価値はやや上回る 本質価値との差 +47.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 日産自動車7201 自動車事業は本業で赤字、稼ぎ頭は販売金融。Re:Nissanの再建が進めば今の値段はやや割安だが、失敗すれば床も浅い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 エフテック7212 ホンダ向けの足回り部品が北米に偏る低採算の会社。借金は時価総額の3倍超で、中立でも利益の薄さは変わりにくい 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 武蔵精密工業株式会社7220 ホンダ系の駆動部品会社。AI 向けキャパシタの当たり外れで 10 年後の姿が大きく分かれ、今の値段はその当たりを先取りしている 本質価値との差 +37.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 豊田合成株式会社7282 トヨタ系の安全部品大手。エアバッグの伸びは確かだが利益率は最高圏にあり、今の値段は織り込み済みでほぼ適正 本質価値との差 +36.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 ユニプレス株式会社5949 日産向けが約4分の3を占める車体プレスの大手。拠点の整理で身軽になったが、価値は日産の台数しだいで、安全域は厚くない 本質価値との差 +35.6% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社アイシン7259 AT(変速機)世界首位級のトヨタ系部品大手。トヨタ株の含み資産が下支えする一方、eAxleへの転換とAT収益化の成否が本質価値を左右する 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 安永7271 内燃機関の部品で稼ぐ中堅。足元の利益は上振れたが、EV 化と重い借入が先の価値を削る 本質価値との差 +31.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 ウェッズ7551 車のカスタムホイールの老舗卸。時価総額の7割が純現金だが、現金はトヨタ系の親会社の下にあり、価値は妥当圏に落ち着く 本質価値との差 +31.4% · 10 年 割安(年 +10.0%) やや割安 株式会社タチエス7239 日産・三菱・ホンダ向けのシート専業。利益率は回復途上で、顧客の偏りと買収の消化が10年の分かれ目になる 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 フタバ産業株式会社7241 トヨタ向けボデー・マフラーの部品メーカー。薄利でも今の値段に余裕はなく、EV化で排気系が縮む10年を見て、筆者は割高寄りと見る 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 トヨタ紡織株式会社3116 トヨタ系の座席・内装の大手。規模は大きいが利益率が薄く、値決め力の弱さと北米の赤字が10年の評価を決める 本質価値との差 +28.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 極東開発工業7226 架装で国内首位級だが、利益率の回復は物価を超えられず、独禁法の傷も残る。本質価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 新明和工業7224 防衛と自治体の底堅い需要で稼ぐ力は上がるが、資本コストを大きく超えず、今の値段はほぼ妥当な水準だ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 レシップホールディングス7213 バスの運賃箱と行先表示の老舗。新紙幣の特需は終わったが、米国の運賃収受が育ち、中立で今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ダイハツインフィニアース6023 船の発電エンジンと保守で稼ぐ堅い会社。ただ今の利益は受注の山にあり、10年で見ると値段は少し先取りしすぎ 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社デンソー6902 トヨタ系最大手の車載部品会社。電動化・ADAS半導体で成長を描くが、トヨタ株の巨額保有が下支えする一方、変革の実行速度が今の値段に見合うかが分かれ目 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 SUBARU7270 米国依存7割と関税が利益を直撃するが、厚い純現金と回復力を踏まえれば10年ではやや割安 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 GMB7214 補修用の駆動・冷却部品を世界に売る専業。電動ポンプへの切り替えが焦点だが、借入が重く、株主の取り分は薄い 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 日本車輌製造7102 JR東海の子会社として新幹線を造る堅い受注残があるが、利益は一時要因で膨らんでおり、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ティラド7236 熱を逃がす部品の専業。利益率は歴史的な高さにあり、定着するかが分かれ目。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 内海造船7018 防衛とフェリーの造船所。今は好況の頂点で、積み上がる現金の使い道が焦点 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 株式会社東海理化電機製作所6995 スイッチ・シートベルトのトヨタ系部品会社。純現金は厚いが、車内の操作が画面に移れば主力が細る。稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ユニバンス7254 駆動系ユニットの専業。日産・フォード・ホンダの3社に頼り、利益は円安で嵩上げされている。厚い現金が下支えするが、10年の中立は今の値段並み 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ナンシン7399 キャスターと台車の老舗。時価総額とほぼ同じ現金を持つが、本業の利益率は2%台に沈み、現金も株主に戻らない。値段はおおむね見合っている 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ニッキ6042 芝刈り機のエンジン部品とガスの燃料装置の会社。本業は電動化で細り、工場用地の賃料が支え。やや割高 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エッチ・ケー・エス7219 車好きに愛されるチューニングパーツの老舗。ブランドと手元資金は本物だが、電動化で市場が縮み、利益が薄く、値段はやや割高寄り 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 愛三工業株式会社7283 車の燃料ポンプで世界首位級の部品会社。エンジン車の縮小と、トヨタ頼みの値決めの弱さが10年の重しになる 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 トピー工業株式会社7231 トラック用ホイールと建機の足回りで国内首位。ただ利益率は薄く、構造改革が効いても稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段はその実力にほぼ見合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) 適正 日本精機株式会社7287 車のメーターとHUDの専業。二輪が稼ぎ、四輪は薄利。10月の東洋電装の買収で借金を背負い、払う値段に安全域は薄い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 ヨロズ7294 日産依存の足回り部品メーカー。減損で身軽にはなったが、稼ぐ力は資本コストに遠く、10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 株式会社村上開明堂7292 国内首位級の自動車ミラー専業。純現金は時価総額の半分に迫るが、稼ぐ力は10年かけても大きくは伸びず、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 田中精密工業7218 ホンダのエンジン部品で成り立つ小さな部品会社。電動化と値下げ要請の挟み撃ちで、帳簿の割安さは割り引いて見る 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アスカ7227 車体のプレス部品が主力で、ロボットが利益の伸び役。借金が重く、10年の中立でも今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社ハイレックスコーポレーション7279 ケーブルの老舗からドア周りの総合部品会社へ。利益は長く薄いままだが、厚い純現金と保有株が値段を支える。構造改革の成否が分かれ目 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 株式会社今仙電機製作所7266 ホンダ・マツダ向けのシート機構部品。利益は薄いが時価総額の6割が純現金で、10年の評価は利益率が3%台から動くかで決まる 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヤマハ発動機7272 二輪世界2位・船外機シェア4割を主軸に半導体装置が育つ複合企業。2025年はアウトドア車両の損失で急減益、今の値段は中期計画の実現を先取りしたやや割高な水準 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ムロコーポレーション7264 栃木の精密プレス専業。自己資本の 4 割弱という値段は資産の厚みを映すが、主力の内燃・変速機部品が細る分を電動化部品が補えるかが焦点で、稼ぐ力から見れば値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 プレス工業株式会社7246 トラックのフレームと車軸の専業。電動化でも残る部品で堅実だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 株式会社エフ・シー・シー7296 二輪クラッチ世界首位の安定した稼ぎ頭を持つが、四輪クラッチは電動化で縮む。現金は厚いが、稼ぐ力に見合う値段は今よりやや低いと見る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 テイン7217 車高調の専業メーカー。純現金があり堅実だが、利益率は戻り切らず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 カネミツ7208 鋼板製プーリの専業で、現金は厚いが主力は電動化で縮む。ロボット部品などの新しい柱が穴を埋められるかが 10 年の分かれ目 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 テイ・エス テック株式会社7313 ホンダ向け自動車シートの専業。厚い現金が下値を支えるが、利益率の回復は北米次第で、顧客の偏りが重い 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 NITTAN6493 エンジンバルブで世界4位。ただ昨期の利益は山の水準で、株式化が見込まれる転換社債も重しになる 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 カヤバ株式会社7242 緩衝器と建機用油圧の二本柱。規模はあるが値決め力が弱く、利益の振れも大きい。10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 エイケン工業株式会社7265 自動車の補修用フィルターに特化した堅実な会社。純現金も厚いが、電動化で需要が細り、卸大手への依存も高く、値段はやや割高 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 カーメイト7297 名の通ったカー用品のブランドと厚い現金を持つが、縮む市場と重い本社費で資本は眠ったまま 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 NOK株式会社7240 オイルシール世界首位級だが、基板が利益の足かせ。現金と持ち合い株が時価の3割近くを支え、事業そのものはやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.7%) やや割高 ミクニ7247 二輪とインドが支える燃料・吸気部品メーカー。四輪の電動化と借金が重く、中立でも今の時価総額を上回りにくい 本質価値との差 −10.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 川崎重工業7012 防衛費拡大の脇役に甘んじるが、実際に稼ぐのは二輪とロボット。名目と資本コスト 8.5% で測ると今の値段はやや割高で、潜水艦不正の後始末が振れ幅を左右する 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 日産車体7222 日産の車を組み立てる専業の子会社。九州の大型 SUV が稼ぐが、湘南の終了と戻りにくい現金を考えると、今の値段は割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 大同メタル工業株式会社7245 エンジン軸受で世界首位。電動化で本業は細るが、データセンター電源と船が穴を埋められるか。今の値段は割高 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社エクセディ7278 クラッチとトルクコンバータで世界シェア2割強。稼ぎ頭のATが電動化で縮む中、新事業が穴を埋めきれるかが分かれ目で、今の値段は先を楽に見すぎている 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 フジオーゼックス7299 エンジンバルブで国内首位級。無借金で稼ぐ力は安定しているが、内燃機関という事業の寿命が重く、10年の中立でも今の値段に届きにくい 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シマノ7309 世界的な寡占の自転車部品メーカーだが、特需の反動とシェア防衛の値引きで利益は沈んでおり、今のPER45倍台は急な回復を見込みすぎで、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 三桜工業6584 ブレーキ・燃料の配管で世界2位。だが利益は薄く借金は増えた。データセンター水冷が育たなければ今の値段は重い 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 TBK7277 トラック・バス用ブレーキの老舗。財務は堅いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の時価総額を超えにくい 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 ジャパンエンジンコーポレーション6016 舶用エンジンの堅い収益源を持つが、いまの利益は新造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 名村造船所7014 受注残は厚いが、いまの利益は造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 小田原機器7314 バスの運賃箱で国内2番手。更新の波で売上は大きく揺れ、利益率は薄い。10年の価値は今の時価総額の半分前後 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 近畿車輛7122 受注残は売上の約 3 年分あるが営業利益は赤字。見かけの純現金は前受金で、10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 阪神内燃機工業6018 内航船のエンジンで上位に立つ小さな会社。無借金で受注残も厚いが、稼ぐ力に対して値段が先走る 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 曙ブレーキ工業株式会社7238 ブレーキ専業。足元は改善するが、再生ファンドの出口と優先株の重しが残り、10年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ispace9348 月面輸送の先駆けだが、利益が出る前に増資と借入の返済が続く。今の株主に残る価値は小さく、今の値段は大きく割高と見る 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 リード6982 SUBARU頼みの小さな部品会社。受注は増えるが、借入が重く、赤字の歴史が長い。今の値段は先の回復を織り込みすぎだ 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 イクヨ7273 樹脂部品の老舗が、貴金属・暗号資産・河西工業株へと手を広げる。本業の稼ぎは薄く、今の値段は事業でなく期待が決めている 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −6.9%)

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読んだ資料

  1. 盟和産業 有価証券報告書(2026年3月期)
  2. 盟和産業 大株主(IRBANK)

分析日 2026-10-19