株譜
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ウェッズ 7551

車のカスタムホイールの老舗卸。時価総額の7割が純現金だが、現金はトヨタ系の親会社の下にあり、価値は妥当圏に落ち着く

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)861 円138 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)655 円105 億円差 +31.4%
10 年後から見ると 割安 価値 861 円138 億円 · 差 +31.4% · 期待の年率 +10.0%
期待の年率リターン(10 年)+10.0%資本コスト比 +2.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ウェッズは、アルミホイールを中心に車のアフターパーツを企画・卸売りする会社だ。売上の7割が卸売で、残りは物流、小売、高齢者福祉が占める。筆者の結論は、10年の見通しで見た価値は今の時価総額とほぼ釣り合う、というものだ。

目を引くのは財産の厚みだ。現金預金は92億円、借入を引いた純現金は73億円で、時価総額の7割にあたる。事業そのものを買うのに払う値段は、30億円台にすぎない。

ただし、この現金をそのまま株主のものとは見ない。トヨタ自動車の子会社の中央精機が38%を持つ親子上場に近い会社で、現金は5年で数倍に積み上がっても、還元は配当の4割強にとどまる。筆者は、現金の半分だけを価値に数える。

事業は堅い。営業利益率は5%台で、赤字の年は20年間ない。10年の中立の姿は、売上440億円、営業利益22億円。ROEは資本コストにやや届かないが、余った現金を除いた事業の稼ぐ力は資本コストを上回る。事業を見る目は、現金と分けて持つ必要がある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「堅実で、割安に見えるが、読みにくい」部類に入る。

時価総額は純現金の1.5倍ほどで、事業の部分は30億円台で買える計算になる。事業は赤字を出さず、利益率は5%台。この点は魅力だ。

ただし、現金の持ち主は誰か、という問題が残る。親会社が38%を持ち、少数株主が現金を引き出す手段は限られる。現金を満額で評価すれば、安全域は大きく見える。だが、積み上がった現金が戻らなければ、その価値は額面の半分にも届かない。

そこで筆者は、現金の半分だけを価値に数え、事業は稼ぐ力から評価する。事業の稼ぐ力は資本コストをやや上回る。その結果、10年の見通しは今の時価総額と釣り合う。

株主として持ちたいかと問われれば、事業は持ちたい。現金は、使われると信じる理由が見つかるまで、評価を割り引く。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、自動車のアフターパーツの卸売りだ。売上の約7割を占める。主力は、新車に付いているホイールを替えるための社外品のアルミホイールで、タイヤと合わせて企画し、カー用品店やタイヤ店に卸す。複数の自社ブランドを持ち、独自の商品に強みがあるとされる。1969年に、市販市場へ社外ホイールを初めて出した会社だ。

製造は、子会社のスーパースターと、関連会社の中央精機が担う。ウェッズはもともと、中央精機が作ったスチールホイールを売るために生まれた。企画と販売はウェッズ、生産は工場、という分業が今も続く。

物流事業は売上の約2割で、子会社のロジックスが担う。2020年には、愛知県豊田市に豊田南物流センターを建てた。保管と荷役を引き受けている。

小売は、一般の客にホイールを売る事業で、売上の7%ほどを占める。ほかに、愛知県安城市の高齢者向け複合福祉施設の運営がある。規模は小さいが、利益率は10%を超える。

2026年3月期の売上は345億円、営業利益は19億円、純利益は9.8億円。アルミホイールの販売が減り、前の期から減収減益になった。連結の従業員は477人で、設備投資は年数億円以下と軽い。

優良さと弱いところ

一言でいえば、堅実で、手元の資金に余裕がある。ただし強みは、ブランドと販売網に限られる。

ホイールは、車を飾る嗜好品だ。値段は買い手が見て判断し、商品の魅力で差がつく。ウェッズは半世紀以上、この市場で名前を保ってきた。エンケイやレイズなどの強い競合がいる中で、独自の商品を出し続けていることが、利益率を5%台に保つ理由だ。ただし、世界で戦うメーカーほどの規模はない。

過去10年の営業利益率は4〜7%で、赤字の年は20年間一度もない。ROEの中央値は約8%で、資本コストにはおおむね並ぶ。純利益が営業利益の6割にとどまるのは、物流子会社の少数株主の取り分と税のためだ。

財務は極めて堅い。自己資本比率は67%、純現金は73億円。ただし現金は事業に要る額を大きく超えて積み上がっている。

経営は堅実だが、資本の使い方は保守的だ。社長の持株は0.3%にとどまり、経営の意思は大株主の中央精機との関係に左右される。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の市販ホイールの市場は、車の保有台数と、車を飾る消費に支えられている。公開された市場規模の統計はなく、エンケイやレイズなどの専業メーカーが競う。国内の新車販売は横ばいから緩やかな減少で、筆者は、市販ホイールの数量を10年で5%減とみる。

追い風もある。車の大型化とともに、ホイールの大径化が進む。大径のホイールは単価が高い。電気自動車は、重い車体を支える強いホイールが要るため、社外品でも付加価値の高い商品が出やすい。

逆風は、消費の節約志向と、輸入品との価格競争だ。2026年3月期は、物価上昇による個人消費の停滞で、卸売りが減益になった。アルミ地金の値上がりも、価格転嫁が遅れると利益を削る。

物流事業は、倉庫の保管・荷役が中心だ。人手不足による人件費の上昇が続き、受託の量も景気に左右される。利益率は5%近くを保つが、伸びは緩やかだ。

福祉事業は高齢化を背景に安定する。ただし規模は全体の1.5%にとどまる。

10年の見通しは、数量が緩やかに減り、値段が物価並みに上がり、利益率が5%前後で動く、という地味な姿だ。

資本政策と M&A

資本政策は、財産を貯める段階が長く続き、還元は控えめだ。現金預金は5年で2倍近い92億円まで増え、借入は12億円しかない。配当は1年に3.5〜4億円で、純利益の4割強にとどまる。自社株買いは近年見当たらない。2027年3月期は、配当を約0.8億円引き下げる計画だ。

筆頭株主はトヨタ自動車の子会社の中央精機で、持株は38%。上場しているが、実質は親会社の影響が強い会社だ。ウェッズの現金は、親会社の意向が働かない限り、少数株主に戻りにくい。この見立てから、余った現金の戻り方は0.5に置く。

買収はほとんどなく、成長はこれまで物流センターの建設で、設備に限られてきた。トヨタグループの再編の中で、中央精機とウェッズの関係がどう動くかは、価値を大きく変えうる材料だ。ただし、今の開示からは、具体的な動きは読み取れない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

事業は想像より強い。ホイールの市場は車の大径化で単価が上がり、電気自動車の普及でも付加価値の高い商品が出る。ウェッズは半世紀の歴史と複数のブランドを持ち、輸入品との差別化もできている。2027年3月期の第1四半期は、営業利益が8割近く伸びた。

純現金73億円は、親会社がいても少数株主のものだ。配当は純利益の4割を超え、減配はあっても継続している。親会社のトヨタグループが再編を進める中で、中央精機が持株を整理する動きが出れば、現金を含めた価値が評価される。時価総額が自己資本の0.6倍、純現金の1.5倍にとどまる今の値段は、すでに十分に低い。

物流事業は、豊田南物流センターの稼働で受託が伸びる。人手不足の中で、倉庫の価値は上がる。10年の上の姿は、売上520億円、営業利益33億円。事業の稼ぐ力はROEで13%を超える。

配当の減額は一時的なもので、事業の稼ぐ力が変わったわけではない。

過去に赤字のない会社が、この先も崩れる理由は乏しい。

慎重な見方

ホイールは嗜好品で、節約志向の影響を真っ先に受ける。2026年3月期は、すでに減収減益だった。国内の新車販売は緩やかに減り、輸入品との価格競争も強まる。アルミ地金の値上がりは、転嫁が遅れると利益を削る。2027年3月期の会社予想は、増収でも営業利益は減る。

純現金73億円は、帳簿の上の数字だ。38%を持つ親会社の意向なしに、少数株主は動かせない。5年で現金が倍近くに増えても、配当は純利益の4割強にとどまり、さらに減配する計画だ。現金は貯まるが、株主には戻らない。

物流事業は、受託の量が景気と荷主の事情に左右される。受託や保管数の減少で、すでに減益だ。福祉事業は規模が小さく、全体を変えない。

さらに、親会社が将来、非公開化を進めるなら、少数株主に払われる値段は、現金の価値を十分に織り込まない可能性もある。

現金の戻り方が半分でも甘い評価だという見方も、成り立つ。

競合のエンケイやレイズが価格を下げれば、ウェッズの利益は先に削られる。

どちらに重みを置いたか

強気の根拠は、赤字のない事業と厚い現金だ。慎重な見方の根拠は、その現金が少数株主に戻りにくいという構造だ。現金の戻り方を半分に割り引いたうえで、事業の稼ぐ力は資本コストを上回ると見た。両者が打ち消し合い、中立を37%に置いた。強気の側がやや強いので、悲観側は10%にとどめ、強気側を28%まで厚くした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,449 円232 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 253 円41 億円)。 今の値に割り戻すと 861 円138 億円、今との差 +31.4%、 期待の年率 +10.0%(資本コスト 7.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,637 円423 億円 374 円60 億円 +359.8% +16.5% 241 円39 億円
やや楽観 20% 2,084 円334 億円 324 円52 億円 +267.6% +13.9% 482 円77 億円
中立 37% 1,686 円270 億円 281 円45 億円 +200.2% +11.6% 728 円117 億円
やや悲観 25% 638 円102 億円 187 円30 億円 +25.9% +2.3% 206 円33 億円
悲観 10% 377 円61 億円 75 円12 億円 −31.0% −3.6% 45 円7 億円
加重平均100% 1,449 円232 億円253 円41 億円 +159.8% +10.0% 1,702 円273 億円

今の株価時価総額 655 円105 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 輸出と大径化で卸売りが伸び、物流も育つ 利益 22 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 2,637 円423 億円

車の大径化と電気自動車向けの高付加価値の商品で、卸売りの数量が15%増える。独自のブランドが海外の愛好家にも広がり、価格を物価並みに保てる。利益率は6.5%まで改善する。

物流は豊田南物流センターの稼働が上がり、受託が伸びる。小売と福祉は安定して続く。

売上は520億円、営業利益は33億円、純利益は22億円。配当は純利益の4割を保ち、現金は積み上がる。トヨタグループの再編で、現金の一部が株主に戻るきっかけも生まれる。事業のROEは13%に達する。

10年後には、ウェッズは国内の市販ホイールの中核ブランドとして、海外にも名前が通る会社になっている。

  • 自動車関連卸売(ホイール等):数量 115(市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 3.24(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 373 億円・営業利益 24 億円。自動車関 営業利益率6.5%
  • 物流:数量 115(物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.96(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 110 億円・営業利益 6 億円。物流 営業利益率5.0%
  • 自動車関連小売:数量 100(小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.34(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 2 億円。自動車関 営業利益率5.5%
  • 福祉・賃貸ほか:数量 100(福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.08(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。福祉・賃 営業利益率13.0%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)93 億円。全体の PER 16.3 倍、時価総額 423 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ホイールの高付加価値化と物流の拡大がそろい、親会社の動きも追い風になる筋書き。赤字のない事業の実績を踏まえ、8%に置いた。

やや楽観 20% 卸売りが小さく伸び、物流が下支えする 利益 18 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 2,084 円334 億円

卸売りの数量は5%増え、大径化の単価上昇で価格は物価に近づく。利益率は5.6%まで改善する。物流は受託が1割伸びる。

小売と福祉は安定する。売上は480億円、営業利益は27億円、純利益は18億円。

配当は純利益の4割を保つ。現金は積み上がるが、半分ほどしか株主に戻らない。事業のROEは11%で、資本コストを上回る。

堅実な事業が、地味に力を増していく10年だ。

輸入品との競争は続くが、独自の商品で価格の下落は食い止める。親会社との関係は今のまま変わらず、現金の戻り方も現状どおり半分にとどまる。物流センターの稼働が上がり、固定費の負担が軽くなる。

  • 自動車関連卸売(ホイール等):数量 105(市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 3.19(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 335 億円・営業利益 19 億円。自動車関 営業利益率5.6%
  • 物流:数量 110(物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.96(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 105 億円・営業利益 5 億円。物流 営業利益率4.8%
  • 自動車関連小売:数量 100(小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.34(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 2 億円。自動車関 営業利益率5.2%
  • 福祉・賃貸ほか:数量 100(福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.08(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。福祉・賃 営業利益率12.5%

倍率:事業の純利益 16 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)87 億円。全体の PER 15.07 倍、時価総額 334 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市販ホイールが大径化の恩恵で小さく伸び、物流が着実に育つ筋書き。2027年3月期第1四半期の増益も踏まえ、20%に置いた。

中立 37% 中立:数量は小さく減り、利益率は5%前後を保つ 利益 15 億円 · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 1,686 円270 億円

国内の保有台数の減少と節約志向で、卸売りの数量は5%減る。大径化で単価は上がるが、輸入品との競争で価格は物価に届かない。物流は5%増え、小売は卸売りと同じ動きをする。

営業利益率は卸売りで5.0%、全体で5.0%となる。売上は440億円、営業利益は22億円、純利益は15億円。

配当は純利益の3割台を保ち、自社株買いはしない。現金は積み上がるが、親会社の意向が働かない限り、少数株主には戻りにくい。事業のROEは9%で、資本コストをやや上回る。

事業は静かに続き、大きな変化は起きない。赤字の年のない実績が、このまま続く。

  • 自動車関連卸売(ホイール等):数量 95.0(市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 3.15(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 299 億円・営業利益 15 億円。自動車関 営業利益率5.0%
  • 物流:数量 105(物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.96(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 101 億円・営業利益 5 億円。物流 営業利益率4.5%
  • 自動車関連小売:数量 95.0(小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.33(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 32 億円・営業利益 2 億円。自動車関 営業利益率5.0%
  • 福祉・賃貸ほか:数量 100(福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.08(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。福祉・賃 営業利益率12.0%

倍率:事業の純利益 13 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)83 億円。全体の PER 13.87 倍、時価総額 270 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最も重みを置く筋書き。赤字のない事業の実績と、現金が戻りにくい構造の両方を踏まえ、確率の中心に置いた。

やや悲観 25% 節約志向と輸入品に押され、利益率が下がる 利益 10 億円 · PER 7.8 倍 · 株価時価総額 638 円102 億円

個人消費の停滞が長引き、卸売りの数量は15%減る。輸入品との価格競争で、価格は物価に大きく届かない。利益率は3.8%に下がる。

物流は横ばい、小売は卸売りと同じ動きをする。売上は380億円、営業利益は14億円、純利益は10億円にとどまる。

配当は減らされる。余った現金は、買収や在庫の失敗で目減りし、自己資本も減る。事業のROEは5%で、資本コストを下回る。

赤字には陥らないが、成長の力は失われていく。

物流は人件費の上昇で利益率が下がる。親会社との関係は今のまま続き、現金が少数株主に戻る動きも出ない。ウェッズは静かに規模を縮め、配当で細々と株主に報いる。

  • 自動車関連卸売(ホイール等):数量 85.0(市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 2.95(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 251 億円・営業利益 10 億円。自動車関 営業利益率3.8%
  • 物流:数量 100(物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.93(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 93 億円・営業利益 3 億円。物流 営業利益率3.5%
  • 自動車関連小売:数量 85.0(小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.31(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 26 億円・営業利益 1 億円。自動車関 営業利益率3.5%
  • 福祉・賃貸ほか:数量 100(福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.08(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。福祉・賃 営業利益率10.0%

倍率:事業のROE 4.9%は k 7.75%を下回り、伸びても価値は増えない(上限 1÷k = 12.1 倍)。利益率が下がる構造的な筋書きで、上限の 6.4 割の 7.8 倍に置いた。余った現金は谷で食われるとして 0.75 倍にした。

確率:個人消費の停滞と輸入品との競争が続き、利益率が下がる筋書き。2026年3月期の減益が続く姿に近いので、25%に置いた。

悲観 10% 親会社の方針転換と市場の縮小が重なる 利益 4 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 377 円61 億円

国内の市販ホイールの需要が縮み、卸売りの数量は3割減る。輸入品との競争で価格は物価の半分ほどしか上がらず、利益率は1%台に落ちる。

物流は受託が減り、小売は赤字に沈む。売上は290億円、営業利益は4.5億円にとどまる。

親会社が関係を整理する、または非公開化を進める場面では、少数株主への対価が現金の価値を十分に織り込まない。残る価値は、整理した場合に株主に残る額が中心になる。

赤字の年のない実績は途切れ、財務の厚みだけが残る。

福祉事業は安定するが、規模が小さく、全体の下支えにはならない。

配当は大きく減らされる。現金を使った買収は、市場が縮む中では成果が出にくく、失敗すれば自己資本も目減りする。

  • 自動車関連卸売(ホイール等):数量 70.0(市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 2.66(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 186 億円・営業利益 3 億円。自動車関 営業利益率1.5%
  • 物流:数量 90.0(物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.86(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 77 億円・営業利益 1 億円。物流 営業利益率1.5%
  • 自動車関連小売:数量 60.0(小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.28(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。自動車関 営業利益率0.0%
  • 福祉・賃貸ほか:数量 100(福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定))× 価格 0.07(指数1あたりの売上(億円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。福祉・賃 営業利益率8.0%

倍率:売上の3割を失う筋書きで、稼ぐ力でなく整理した場合の資産で測る。現金の戻り分と事業用資産の回収額から営業負債と少数株主の取り分を引いた約 60 億円を床とし、今の自己資本 178 億円の 0.34 倍(約 60 億円)に置いた。

確率:市場の縮小と親会社の方針転換が重なる筋書き。赤字のない実績と厚い現金があるので、10%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自動車関連卸売(ホイール等)

アルミ・スチールホイールを中心とするアフターパーツの企画・卸売り。カー用品店・タイヤ店向け。

数量市販ホイールの販売数量指数(2026/03期=100、推定)価格指数1あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 2.42 242 13
10 年後 中立 95.0 3.15 299 15

取り方:自動車関連卸売の売上は内部取引込みで約252億円。連結売上に合わせ外部向けを約242億円と推定し、数量指数100を起点に置いた。国内の保有台数の減少と節約志向で、中立の数量は0.95倍と推定。価格は大径化の単価上昇を見込んでも、輸入品との競争で物価に届かず1.30倍。セグメント利益は12.9億円(開示)。

物流

子会社ロジックスによる倉庫の保管・荷役。豊田南物流センターなど。

数量物流の取扱量の指数(2026/03期=100、推定)価格指数1あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 0.71 71 3
10 年後 中立 105 0.96 101 5

取り方:物流の売上は内部取引込みで約74億円、外部向けを約71億円と推定。豊田南物流センターの稼働の伸びで、中立の数量は1.05倍。価格は人件費の転嫁で物価並みの1.34倍。セグメント利益は3.4億円(開示)。

自動車関連小売

一般客へのホイール・タイヤの小売り。

数量小売の販売数量指数(2026/03期=100、推定)価格指数1あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 0.26 26 1
10 年後 中立 95.0 0.33 32 2

取り方:小売の売上は内部取引込みで約27億円、外部向けを約25.5億円と推定。卸売りと同じく数量は0.95倍、価格は物価に届かず1.30倍。セグメント利益は1.4億円(開示)。

福祉・賃貸ほか

高齢者向け複合福祉施設の運営、不動産賃貸など。

数量福祉・賃貸ほかの数量指数(2026/03期=100、推定)価格指数1あたりの売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 100 0.06 6 1
10 年後 中立 100 0.08 8 1

取り方:福祉約5.4億円と賃貸などの合計で、外部向けは約6.3億円と推定。利益は1.4億円(開示)。入居者数は高齢化で横ばいの1.0倍、価格は介護報酬の改定が遅れて物価に届かず1.25倍。

リスクと懸念

親会社の影響と現金の戻り方

トヨタ自動車の子会社の中央精機が38%を持つ。現金は5年で倍近くに積み上がったが、配当性向は4割強にとどまり、2027年3月期は減配する。現金が少数株主に戻る保証はない。

個人消費と国内の需要

ホイールは嗜好品で、節約志向の影響を受ける。国内の新車販売が緩やかに減ると、市販ホイールの数量に響く。2026年3月期はすでに減収減益だった。

輸入品との価格競争

アルミ地金の値上がりは、転嫁が遅れると利益を削る。輸入品との競争が強まれば、物価が上がっても価格が上がりにくくなる。

物流事業の受託の偏り

物流は受託の量が荷主の事情に左右される。受託が減ると、物流センターの固定費が重くなり、利益率が落ちる。人件費の上昇も続く。

親会社による非公開化

トヨタグループの再編で、中央精機が持株を整理する、または非公開化を進める可能性がある。その際の対価が、現金の価値を十分に反映するとは限らない。

社長の持株の少なさ

社長の持株は0.3%にとどまる。経営の意思決定は、大株主の中央精機との関係に左右され、少数株主の利益が後回しになる懸念がある。

今後の分かれ目

自社株買いや増配など、現金の還元を明確に打ち出したら
余った現金の戻り方を1.0へ上げ、価値を大きく引き上げる。
中央精機が持株を売る、または非公開化の話が出たら
再編の筋書きを見直し、対価の水準に応じて確率を動かす。
卸売りの営業利益率が6%を超えて定着したら
中立の利益率を上げ、強気側へ確率を移す。
市販ホイールの販売数量が2期続けて減り、営業利益率が4%を割ったら
やや悲観側へ確率を移す。
物流センターの受託が拡大し、物流の利益が5億円を超えたら
物流の数量と利益率の前提を上げる。

見ておくもの

  • 自動車関連卸売の売上・営業利益率
  • 配当・自社株買いなど現金の還元の方針
  • 中央精機の持株比率と親会社の動き
  • 物流事業の受託量と利益率
  • 純現金の推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は式の上限(事業のROEが k を上回る筋書きは RONIC 方式、下回る筋書きは 1÷k = 12.1 倍)の 6.4〜8.5 割に置いた。市場の PER・PBR は使っていない。時価総額が純現金の1.5倍でも、現金は戻り方0.5で半分しか数えず、事業は稼ぐ力で測った。中立以上の筋書きは、利益の残りが現金として積み上がるとして余った現金を置いた。悲観は整理した場合に残る額を床にした。新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に含める形)でそろえた。計算を今の株価に寄せる調整はしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.6→16.3 倍・やや楽観 PER 12.8→15.07 倍・中立 PER 12.1→13.87 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75% を足した 8.25%。親会社との関係(現金が戻りにくい点)は k に足さず、余った現金の戻り方で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

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割安 トヨタ自動車7203 世界首位と関税逆風を同時に抱えるが、金融事業の厚みとマルチパスウェイが本質価値を支え、今の値段は割安 本質価値との差 +79.3% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 マツダ7261 単独で戦う中堅の車メーカー。関税で稼ぐ力は細るが、自己資本の4割弱という値段は低すぎ、割安とみる 本質価値との差 +71.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 三菱自動車工業7211 底にある利益が戻れば今の値段は安いが、利益率の低さと中国勢の追い上げで、戻る確度は高くない 本質価値との差 +67.5% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 スズキ7269 インド事業がシェア4割で稼ぎの柱、二輪も伸びるが中国EV勢の台頭と認証不正の再発が評価を重くし、今の値段はやや割安 本質価値との差 +62.4% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 河西工業7256 日産に半分を頼る内装部品の大手。直近の利益回復は鮮やかだが、借金が自己資本の3倍近く。株主の取り分は、再建が崩れるかどうかで大きく割れる 本質価値との差 +61.5% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 モリタホールディングス6455 消防車の国内6割を握り、純現金も厚い堅実な会社。10年で見た本質価値は、今の時価総額を3割半ほど上回る 本質価値との差 +61.3% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 いすゞ自動車7202 国内トラック首位級とタイのピックアップ王者を併せ持つが、UD統合の実行とタイ・中国EV攻勢が綱引きする局面で、本質価値は今の値段より割安 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 本田技研工業7267 二輪と金融が稼ぎ四輪を支える構造。EV の戦略転換で初の最終赤字だが、二輪・金融の稼ぐ力から見れば今の値段はやや割安 本質価値との差 +55.6% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 日本プラスト7291 日産とホンダの2社頼みでハンドルとエアバッグを作る。自己資本の 4 分の 1 の値段だが、利益率の薄さと借入が割引の理由 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 デイトナ7228 バイク乗りの「あと付け」を企画して卸すファブレスの用品会社。国内の担い手は老いるが、品ぞろえと販売網の厚さで稼ぐ力は残り、中立で今の値段を上回る 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 東京ラヂエーター製造7235 トラック・建機のラジエーター専業。手元の現金が時価総額の4割に迫り、利益の質に比べて値段が低い会社だ 本質価値との差 +49.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 株式会社ファルテック7215 日産向けに偏る自動車の外装部品会社。利益は薄く先は読みにくいが、時価総額が自己資本の 2 割と低く、10 年の価値はやや上回る 本質価値との差 +47.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 日産自動車7201 自動車事業は本業で赤字、稼ぎ頭は販売金融。Re:Nissanの再建が進めば今の値段はやや割安だが、失敗すれば床も浅い 本質価値との差 +42.2% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 エフテック7212 ホンダ向けの足回り部品が北米に偏る低採算の会社。借金は時価総額の3倍超で、中立でも利益の薄さは変わりにくい 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 武蔵精密工業株式会社7220 ホンダ系の駆動部品会社。AI 向けキャパシタの当たり外れで 10 年後の姿が大きく分かれ、今の値段はその当たりを先取りしている 本質価値との差 +37.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 豊田合成株式会社7282 トヨタ系の安全部品大手。エアバッグの伸びは確かだが利益率は最高圏にあり、今の値段は織り込み済みでほぼ適正 本質価値との差 +36.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 ユニプレス株式会社5949 日産向けが約4分の3を占める車体プレスの大手。拠点の整理で身軽になったが、価値は日産の台数しだいで、安全域は厚くない 本質価値との差 +35.6% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社アイシン7259 AT(変速機)世界首位級のトヨタ系部品大手。トヨタ株の含み資産が下支えする一方、eAxleへの転換とAT収益化の成否が本質価値を左右する 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 安永7271 内燃機関の部品で稼ぐ中堅。足元の利益は上振れたが、EV 化と重い借入が先の価値を削る 本質価値との差 +31.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) やや割安 株式会社タチエス7239 日産・三菱・ホンダ向けのシート専業。利益率は回復途上で、顧客の偏りと買収の消化が10年の分かれ目になる 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 フタバ産業株式会社7241 トヨタ向けボデー・マフラーの部品メーカー。薄利でも今の値段に余裕はなく、EV化で排気系が縮む10年を見て、筆者は割高寄りと見る 本質価値との差 +28.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 トヨタ紡織株式会社3116 トヨタ系の座席・内装の大手。規模は大きいが利益率が薄く、値決め力の弱さと北米の赤字が10年の評価を決める 本質価値との差 +28.2% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 極東開発工業7226 架装で国内首位級だが、利益率の回復は物価を超えられず、独禁法の傷も残る。本質価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 新明和工業7224 防衛と自治体の底堅い需要で稼ぐ力は上がるが、資本コストを大きく超えず、今の値段はほぼ妥当な水準だ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 レシップホールディングス7213 バスの運賃箱と行先表示の老舗。新紙幣の特需は終わったが、米国の運賃収受が育ち、中立で今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ダイハツインフィニアース6023 船の発電エンジンと保守で稼ぐ堅い会社。ただ今の利益は受注の山にあり、10年で見ると値段は少し先取りしすぎ 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社デンソー6902 トヨタ系最大手の車載部品会社。電動化・ADAS半導体で成長を描くが、トヨタ株の巨額保有が下支えする一方、変革の実行速度が今の値段に見合うかが分かれ目 本質価値との差 +26.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 SUBARU7270 米国依存7割と関税が利益を直撃するが、厚い純現金と回復力を踏まえれば10年ではやや割安 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 GMB7214 補修用の駆動・冷却部品を世界に売る専業。電動ポンプへの切り替えが焦点だが、借入が重く、株主の取り分は薄い 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 日本車輌製造7102 JR東海の子会社として新幹線を造る堅い受注残があるが、利益は一時要因で膨らんでおり、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ティラド7236 熱を逃がす部品の専業。利益率は歴史的な高さにあり、定着するかが分かれ目。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 内海造船7018 防衛とフェリーの造船所。今は好況の頂点で、積み上がる現金の使い道が焦点 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 株式会社東海理化電機製作所6995 スイッチ・シートベルトのトヨタ系部品会社。純現金は厚いが、車内の操作が画面に移れば主力が細る。稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ユニバンス7254 駆動系ユニットの専業。日産・フォード・ホンダの3社に頼り、利益は円安で嵩上げされている。厚い現金が下支えするが、10年の中立は今の値段並み 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ナンシン7399 キャスターと台車の老舗。時価総額とほぼ同じ現金を持つが、本業の利益率は2%台に沈み、現金も株主に戻らない。値段はおおむね見合っている 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ニッキ6042 芝刈り機のエンジン部品とガスの燃料装置の会社。本業は電動化で細り、工場用地の賃料が支え。やや割高 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エッチ・ケー・エス7219 車好きに愛されるチューニングパーツの老舗。ブランドと手元資金は本物だが、電動化で市場が縮み、利益が薄く、値段はやや割高寄り 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 愛三工業株式会社7283 車の燃料ポンプで世界首位級の部品会社。エンジン車の縮小と、トヨタ頼みの値決めの弱さが10年の重しになる 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 トピー工業株式会社7231 トラック用ホイールと建機の足回りで国内首位。ただ利益率は薄く、構造改革が効いても稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段はその実力にほぼ見合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) 適正 日本精機株式会社7287 車のメーターとHUDの専業。二輪が稼ぎ、四輪は薄利。10月の東洋電装の買収で借金を背負い、払う値段に安全域は薄い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 ヨロズ7294 日産依存の足回り部品メーカー。減損で身軽にはなったが、稼ぐ力は資本コストに遠く、10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 株式会社村上開明堂7292 国内首位級の自動車ミラー専業。純現金は時価総額の半分に迫るが、稼ぐ力は10年かけても大きくは伸びず、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 田中精密工業7218 ホンダのエンジン部品で成り立つ小さな部品会社。電動化と値下げ要請の挟み撃ちで、帳簿の割安さは割り引いて見る 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アスカ7227 車体のプレス部品が主力で、ロボットが利益の伸び役。借金が重く、10年の中立でも今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 株式会社ハイレックスコーポレーション7279 ケーブルの老舗からドア周りの総合部品会社へ。利益は長く薄いままだが、厚い純現金と保有株が値段を支える。構造改革の成否が分かれ目 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 株式会社今仙電機製作所7266 ホンダ・マツダ向けのシート機構部品。利益は薄いが時価総額の6割が純現金で、10年の評価は利益率が3%台から動くかで決まる 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヤマハ発動機7272 二輪世界2位・船外機シェア4割を主軸に半導体装置が育つ複合企業。2025年はアウトドア車両の損失で急減益、今の値段は中期計画の実現を先取りしたやや割高な水準 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ムロコーポレーション7264 栃木の精密プレス専業。自己資本の 4 割弱という値段は資産の厚みを映すが、主力の内燃・変速機部品が細る分を電動化部品が補えるかが焦点で、稼ぐ力から見れば値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 プレス工業株式会社7246 トラックのフレームと車軸の専業。電動化でも残る部品で堅実だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 株式会社エフ・シー・シー7296 二輪クラッチ世界首位の安定した稼ぎ頭を持つが、四輪クラッチは電動化で縮む。現金は厚いが、稼ぐ力に見合う値段は今よりやや低いと見る 本質価値との差 −0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 テイン7217 車高調の専業メーカー。純現金があり堅実だが、利益率は戻り切らず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 カネミツ7208 鋼板製プーリの専業で、現金は厚いが主力は電動化で縮む。ロボット部品などの新しい柱が穴を埋められるかが 10 年の分かれ目 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 テイ・エス テック株式会社7313 ホンダ向け自動車シートの専業。厚い現金が下値を支えるが、利益率の回復は北米次第で、顧客の偏りが重い 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 NITTAN6493 エンジンバルブで世界4位。ただ昨期の利益は山の水準で、株式化が見込まれる転換社債も重しになる 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 カヤバ株式会社7242 緩衝器と建機用油圧の二本柱。規模はあるが値決め力が弱く、利益の振れも大きい。10年の中立でも今の値段を大きく超えにくい 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 エイケン工業株式会社7265 自動車の補修用フィルターに特化した堅実な会社。純現金も厚いが、電動化で需要が細り、卸大手への依存も高く、値段はやや割高 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 カーメイト7297 名の通ったカー用品のブランドと厚い現金を持つが、縮む市場と重い本社費で資本は眠ったまま 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 NOK株式会社7240 オイルシール世界首位級だが、基板が利益の足かせ。現金と持ち合い株が時価の3割近くを支え、事業そのものはやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.7%) やや割高 ミクニ7247 二輪とインドが支える燃料・吸気部品メーカー。四輪の電動化と借金が重く、中立でも今の時価総額を上回りにくい 本質価値との差 −10.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 盟和産業7284 トヨタ系の内装部品の2次の大手。資産は厚いが利益が薄く、10年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 川崎重工業7012 防衛費拡大の脇役に甘んじるが、実際に稼ぐのは二輪とロボット。名目と資本コスト 8.5% で測ると今の値段はやや割高で、潜水艦不正の後始末が振れ幅を左右する 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 日産車体7222 日産の車を組み立てる専業の子会社。九州の大型 SUV が稼ぐが、湘南の終了と戻りにくい現金を考えると、今の値段は割高 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 大同メタル工業株式会社7245 エンジン軸受で世界首位。電動化で本業は細るが、データセンター電源と船が穴を埋められるか。今の値段は割高 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社エクセディ7278 クラッチとトルクコンバータで世界シェア2割強。稼ぎ頭のATが電動化で縮む中、新事業が穴を埋めきれるかが分かれ目で、今の値段は先を楽に見すぎている 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 フジオーゼックス7299 エンジンバルブで国内首位級。無借金で稼ぐ力は安定しているが、内燃機関という事業の寿命が重く、10年の中立でも今の値段に届きにくい 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 シマノ7309 世界的な寡占の自転車部品メーカーだが、特需の反動とシェア防衛の値引きで利益は沈んでおり、今のPER45倍台は急な回復を見込みすぎで、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 三桜工業6584 ブレーキ・燃料の配管で世界2位。だが利益は薄く借金は増えた。データセンター水冷が育たなければ今の値段は重い 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 TBK7277 トラック・バス用ブレーキの老舗。財務は堅いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の時価総額を超えにくい 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) 割高 ジャパンエンジンコーポレーション6016 舶用エンジンの堅い収益源を持つが、いまの利益は新造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 名村造船所7014 受注残は厚いが、いまの利益は造船の好況の頂点。10年で見ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 小田原機器7314 バスの運賃箱で国内2番手。更新の波で売上は大きく揺れ、利益率は薄い。10年の価値は今の時価総額の半分前後 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 近畿車輛7122 受注残は売上の約 3 年分あるが営業利益は赤字。見かけの純現金は前受金で、10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 阪神内燃機工業6018 内航船のエンジンで上位に立つ小さな会社。無借金で受注残も厚いが、稼ぐ力に対して値段が先走る 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 曙ブレーキ工業株式会社7238 ブレーキ専業。足元は改善するが、再生ファンドの出口と優先株の重しが残り、10年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ispace9348 月面輸送の先駆けだが、利益が出る前に増資と借入の返済が続く。今の株主に残る価値は小さく、今の値段は大きく割高と見る 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 リード6982 SUBARU頼みの小さな部品会社。受注は増えるが、借入が重く、赤字の歴史が長い。今の値段は先の回復を織り込みすぎだ 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 イクヨ7273 樹脂部品の老舗が、貴金属・暗号資産・河西工業株へと手を広げる。本業の稼ぎは薄く、今の値段は事業でなく期待が決めている 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −6.9%)

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分析日 2026-10-19