株譜
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モデルナ MRNA

コロナの落ち込みと赤字が続く中で、インテスメランの成功が価値の大半を決める。利益ベースの倍率で測っても、今の値段は期待を先取りしすぎで割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)38.11 ドル148 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)202.6 ドル788 億ドル差 −81.2%
10 年後から見ると 割高 価値 38.11 ドル148 億ドル · 差 −81.2% · 期待の年率 −7.9%
期待の年率リターン(10 年)−7.9%資本コスト比 −16.9 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

モデルナは、メッセンジャー RNA(mRNA)技術でコロナ・RSV・インフルエンザのワクチンと、がんの個別化ワクチンを開発する中堅バイオである。コロナ禍の 2021 年には売上 184 億ドル・営業利益 132 億ドルを稼いだが、2025 年は売上 19 億ドル、営業損失 31 億ドル、純損失 28 億ドルまで縮み、2026 年の売上も最大で前年比 +10% にとどまる。2025 年末の現金・投資 81 億ドルは、2026 年末に 47〜52 億ドルへ減る見込みで、会社は費用を絞って 2028 年の現金ベースの損益分岐を目指す。

株価が大きく動いたのは 2026 年 8 月である。メルクと共同のインテスメラン(個別化がんワクチン)が、黒色腫の術後補助療法の第 3 相(1,137 人)で再発なし生存と遠隔転移なし生存の両方を達成し、インフルエンザワクチン(mFLUSIVA)も米国で承認された。今の時価総額は 848 億ドルで、7 月の 230 億ドル前後から 3〜4 倍に上がった。

バリュー投資の観点では、数量 × 価格で 10 年を積み上げ、利益ベースの倍率を掛ける。コロナは接種回数も単価も細り、新ワクチンは公的調達で単価が上がらず、がんワクチンの成否で価値が大きく分かれる。確率で重みを付けた 10 年後の本質価値は 148 億ドルで今の時価総額の約 2 割にとどまり、結論は「割高」。楽観の筋書きで 10 年後に 1,390 億ドルになっても、現在価値は約 590 億ドルで今の値段に届かない。ただしがんワクチンの詳細(ESMO で 2026 年 10 月 24 日)が想定を超えれば、確率を動かす余地がある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず 10 年後を問う。コロナ・RSV・インフルエンザのワクチンは 10 年後も必要とされ、mRNA の開発の速さは強みだが、コロナ禍の売上の巨大さは二度と来ない。堀は広がるのか、狭まるのかが見えにくい。インテスメランが成功すれば、メルクと折半でも大きな利益を生み、10 年後の姿を一変させる。だが、成功の確率と大きさを、今の時価総額が先に織り込んでいる。

オーナー利益は、2025 年に純損失 28 億ドル(株式報酬を費用として含む)で、フリーキャッシュフローも赤字。中立の 2035 年でも純利益は 14 億ドルと、時価総額 848 億ドルの 1.7% にとどまる。この会社の価値は、黒字の積み上げではなく、がんワクチンという「まだ開けていない箱」に拠っている。資本配分は、コロナ禍の利益を自社株買いと研究に使い、今は費用を絞る局面。

安全域は無い。楽観(確率 12%)でも 10 年後の時価総額は約 1,390 億ドルで、現在価値は約 590 億ドル。やや楽観(20%)の 456 億ドルを現在価値に直すと約 190 億ドルで、どちらも今の値段(848 億ドル)を下回る。楽観が確実に起きても今の値段に届かない。事業の確信度は低く、予測できない部分が大きい。わからない事業は確信度を下げ、安全域を厚く求める。

何で稼ぐ会社か

売上の大半は、コロナワクチンのスパイクバックス(2025 年から mNEXSPIKE も加わる)である。2026 年 4〜6 月期の売上は 1.45 億ドル(米国 0.87・海外 0.58)、1〜6 月期は 5.3 億ドルで、秋の接種期の第 3 四半期に下半期の売上の約 55% が集中する。接種回数は米国で下がり続け、価格の高い米国民間の比率が落ちている。2025 年の売上 19 億ドルを、コロナ 17 億ドル(約 3,100 万回・平均 55 ドル、推定)、RSV ワクチン mRESVIA などその他 2 億ドルに分けて置く。

次の柱は 2 つ。第 1 は新しい呼吸器ワクチンで、インフルエンザ(mFLUSIVA。2026 年 8 月に米国で承認)、インフルエンザとコロナの併用(mCOMBRIAX。欧州で承認、米国は FDA の指針待ち)、RSV(mRESVIA。豪州・メキシコで承認、欧州の共同調達で最大 2,400 万回分の契約)、CMV(サイトメガロウイルス)。第 2 が個別化がんワクチンのインテスメラン(メルクと損益を折半)。第 2b 相の 5 年データで再発・死亡のリスクが単独のキイトルーダより 49% 低く、第 3 相の黒色腫が成功し、肺がん・膀胱がん・腎がんなど 9 本の第 2/3 相が走る。詳細は 2026 年 10 月 24 日の欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で出る予定で、ハザード比は未公表。

このほか、希少疾患の mRNA 治療(プロピオン酸血症は登録が目標数に達し 2026 年にデータが出る見込み、メチルマロン酸血症は判断を先送り)がある。ノロウイルスワクチンは第 3 相の中間解析で成功基準に届かなかった。研究開発費は 2026 年に約 29 億ドルまで削り、販売管理費は約 10 億ドル、原価は 17 億ドル(9.5 億ドルの訴訟和解を含む)。2026 年 11 月 12 日に説明会がある。

優良さと弱いところ

堀は技術の蓄積と開発の速さにある。mRNA で薬を設計し、数か月で臨床に入れる仕組みと、コロナ禍で作った製造・規制対応の経験は他社に簡単には真似できない。ただし、堀が広いとは言えない。コロナワクチンはファイザー/ビオンテックと分け合い、ノババックス(サノフィが販売)のタンパク質ワクチンが安全性を売りに食い込む。インフルエンザは、サノフィ・CSL・GSK が長年の契約と流通を持つ。RSV はファイザー・GSK が先行する。

資本効率は、過去に 2021〜2022 年に営業利益率 50〜70%、ROE 40〜90% を稼いだが、需要の急減で 2023 年以降は 3 年連続で大きな赤字である。事業の質は、コロナ禍の一過性の売上と、継続する新製品の売上を分けて見る必要がある。経営は、2026 年に研究開発を前年より約 1 割、営業費用を 2027 年に 42〜46 億ドルまで絞り、現金の流出を止めようとしている。

弱点は 3 つ。第 1 にコロナへの依存(売上の 9 割)と米国の保健当局の mRNA への姿勢。第 2 に赤字が続き、現金が減る(2026 年末に 47〜52 億ドル)。第 3 にがんワクチンの成否が価値の大半を決めるが、メルクと折半で、承認後の採用も不確実。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

コロナワクチン市場は、パンデミックの 2021〜2022 年に年 1,000 億ドル超(ファイザー・モデルナの合計)から、2025 年に 100 億ドル未満へ縮み、今は毎年の追加接種(ブースター)の市場である。米国の接種率は下がり続け、米国の保健当局が mRNA ワクチンの推奨を絞る動きも続く。欧州は共同調達で単価を抑える。モデルナの米国シェアは 4 割前後(推定)、競合はファイザー/ビオンテックとノババックス/サノフィ。

インフルエンザは世界で年 70 億ドル前後の市場(推定)で、サノフィ・CSL セキルス・GSK・アストラゼネカが主要勢。mRNA は有効性の上乗せ(従来品に対する優位)を示せれば、高価格の併用ワクチンを足場に数%を取れる。RSV は、高齢者向けでファイザー(アブリスボ)・GSK(アレックスビー)が先行し、モデルナは後発。個別化がんワクチンは前例がなく、メルクの抗がん剤キイトルーダ(2028 年に米国の特許切れ)の延命と、術後補助療法という大きな市場(黒色腫・肺がん・腎がん・膀胱がんで高リスクの術後患者は年間数十万人)が背景にある。

業界ノートの置き方(塊 D)は売上 2026 年 19 億 → 2029 年 45 億 → 2036 年 90 億(数量 +10%・価格 −1%)で、この会社の分析では、2025 年の売上を 19 億ドル、2035 年の中立を 82 億ドルと置いた(がんワクチンが新たに 32 億ドル加わり、コロナは 16 億ドルに縮む)。方向は業界ノートと同じで、価格は −1% でなく名目で +0〜1% と置く。

資本政策と M&A

株主への還元は、2021〜2023 年に自社株買い(計 50 億ドル超)を行ったが、その後は停止している。配当はない。現金は 2025 年末に 81 億ドル、有利子負債は 13 億ドル(2025 年に 15 億ドルの借入枠のうち 6 億ドルを引き出し、9 億ドルが未使用)。2026 年は訴訟和解 9.5 億ドルを支払い、年末は 47〜52 億ドルの見込み。

買収は少なく、研究開発の提携が中心(メルクとのがんワクチンの損益折半が最大)。モデルナが買われる側になる可能性は、時価総額が 848 億ドルと大きく、技術の価値の見方が割れているため低い。今後の資本配分は、黒字化まで現金を使い切らない(借入枠か増資)ことが焦点で、株式報酬も年 9 億ドル前後と大きい(GAAP の費用として見る)。説明会は 2026 年 11 月 12 日。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

インテスメランは黒色腫の第 3 相で主要評価項目を両方達成し、第 2b 相の 5 年データ(再発・死亡のリスク −49%)が裏づけられた。承認は 2027 年、次に肺がん・膀胱がん・腎がんの第 2/3 相が続き、ジェフリーズは全世界のピーク売上を 540 億ドルと見る。メルクと折半でも、モデルナの取り分は年 200 億ドル超になりうる。個別化がんワクチンは再現できない技術で、先行者の利益が大きい。

ワクチン事業も底打ちしている。インフルエンザ(mFLUSIVA)は 2026 年 8 月に承認され、併用ワクチンも欧州で承認、RSV は欧州の共同調達で最大 2,400 万回分の契約を得た。2026 年の売上は最大 +10% に戻り、費用は 2027 年に営業費用 42〜46 億ドルまで絞られ、2028 年の現金ベースの損益分岐が見える。現金は 47〜52 億ドル残り、借入枠 9 億ドルもある。黒字化すれば、2035 年の売上は 270 億ドル、純利益は 100 億ドルを超える。

慎重な見方

コロナワクチンは接種率が毎年下がり、米国の保健当局が mRNA に不信を示し、競合のタンパク質ワクチンが安全性で攻める。売上 19 億ドルの 9 割がこの縮む市場で、新ワクチンは公的調達の入札で単価が上がらず、既存勢(サノフィ・CSL・GSK・ファイザー)の流通に割って入る必要がある。インフルエンザは一度 FDA に申請の受理を拒まれ、承認は得たが、併用ワクチンは米国の指針待ちで時期が見えない。

がんワクチンの第 3 相は、ハザード比がまだ公表されていない。第 2b 相の 5 年で −49% だったが、第 3 相でそれより小さければ、メルクの薬の価値は限られる。承認後も、病院が個別化がんワクチンの製造と投与を組み込めるか、保険が払うか、競合(ビオンテックなど)の動きは不確実。今の時価総額 848 億ドルは、2035 年に純利益 100 億ドル超を稼ぐ前提に近く、中立の筋書き(純利益 14 億ドル)の 4 倍。赤字は 2031 年まで続き、増資も必要になる。

どちらに重みを置いたか

がんワクチンの方向(成功)は強気の見方が強い。ただし成功の大きさは、ESMO の詳細が出るまで未確定で、慎重な見方が強い。ワクチン事業は、コロナの縮小の確かさで慎重な見方が強い。予測の中心を、黒色腫中心の中立(確率 33%)に置き、やや楽観・楽観を合計 32%、やや悲観・悲観を 35% とした。結論は「利益ベースの倍率で、確率で重みを付けた本質価値は今の時価総額の約 2 割(-83%)。割高」。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 85.72 ドル333 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 2.93 ドル11 億ドル)。 今の値に割り戻すと 38.11 ドル148 億ドル、今との差 −81.2%、 期待の年率 −7.9%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 357.38 ドル1,390 億ドル 24.42 ドル95 億ドル +88.4% +6.5% 45.82 ドル178 億ドル
やや楽観 20% 117.28 ドル456 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −42.1% −5.3% 23.46 ドル91 億ドル
中立 33% 50.41 ドル196 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −75.1% −13.0% 16.64 ドル65 億ドル
やや悲観 22% 11.85 ドル46 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −94.2% −24.7% 2.61 ドル10 億ドル
悲観 13% 1.03 ドル4 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −99.5% −41.0% 0.13 ドル1 億ドル
加重平均100% 85.72 ドル333 億ドル2.93 ドル11 億ドル −56.3% −7.9% 88.65 ドル345 億ドル

今の株価時価総額 202.63 ドル788 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:インテスメランが黒色腫・肺がん・腎がん・膀胱がんに広がり、モデルナは大手に並ぶ 利益 102 億ドル · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 357.38 ドル1,390 億ドル

2035 年、インテスメランの治療患者は 9 万人(黒色腫 2.5 万人・肺がん 4 万人・ほか 2.5 万人)、モデルナの取り分は 1 人あたり 19 万ドル(薬価 38 万ドル前後の約半分)で 171 億ドル(全世界の売上で約 340 億ドル)。インフルエンザ・併用・RSV・CMV・希少疾患の新ワクチンは 6,500 万回・110 ドルで 72 億ドル、コロナは 3,500 万回・70 ドルで 25 億ドル。売上は 267 億ドルで営業利益は 128 億ドル(利益率 48%)、純利益 102 億ドル。成長は 2035 年以降も年 12% で続くが、倍率は利益ベースの正当化 PER 17.9 倍(ROE 32%・RONIC 16%・g 4.5%)の 9 割、16.1 倍に抑える。研究開発費を年 50 億ドル(共通費)まで使うため、純現金は 2030 年にマイナス 41 億ドル(借入枠と約 30 億ドルの増資で賄う想定)まで落ち、その後は黒字で積み上がる。

  • コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE):数量 3,500(年間の接種回数(万回))× 価格 70(1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均))→ 売上 25 億ドル・営業利益 14 億ドル。コロナ・併用で需要が広がる
  • 新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか):数量 6,500(年間の接種回数(万回))× 価格 110(1 回あたりの純売上(ドル))→ 売上 72 億ドル・営業利益 36 億ドル。複数の新ワクチンが当たる
  • がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか):数量 90,000(年間の治療患者数(人))× 価格 190,000(1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分))→ 売上 171 億ドル・営業利益 128 億ドル。黒色腫・肺がん・腎がん・膀胱がんに広がる

倍率:利益ベースの正当化 PER(SCHEMA §1-1)。事業の ROE 31.8%(この筋書きの純利益 101.7 ÷ 自己資本 319.9 億ドル。赤字の累積で自己資本が大きく減っているので ROE は高めに出る)は先で薄れ、RONIC = k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.0%)+ 1/3 ×(ROE − k)= 16.6%(堀は弱い(1/3):コロナは縮み、がんワクチンの成否に価値が偏り、当たっても特許と競合で山の利益になりやすい)。g は 4.0%。 正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 15.2 倍 に対し、90% の 13.7 倍に置いた(楽観は式の値の 9 割弱に置く。赤字が続き、がんワクチンの成否で価値が大きく分かれ、利益の質は山型で不確か)。時価総額 = 純利益 101.7 億ドル × 13.7 倍 = 1390.2 億ドル。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:第 3 相の成功を起点に、肺がん・腎がん・膀胱がんの術後補助療法でも成功し、ジェフリーズの想定(ピークの全世界売上 540 億ドル)の 6 割ほどが 2035 年までに実現する展開。複数の適応が同時に当たる必要があり、1 割強。

やや楽観 20% やや楽観:インテスメランは黒色腫と肺がんで成功し、新ワクチンも半分以上育つ 利益 37 億ドル · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 117.28 ドル456 億ドル

2035 年、インテスメランの治療患者は 4 万人(黒色腫 2 万人・肺がん 1.5 万人・ほか 0.5 万人)、取り分は 1 人あたり 18.5 万ドルで 74 億ドル。新ワクチンは 4,800 万回・105 ドルで 50 億ドル、コロナは 3,200 万回・66 ドルで 21 億ドル。売上は 146 億ドルで営業利益は 47 億ドル(利益率 32%)、純利益 37 億ドル。2030 年までの赤字で純現金は最も低い 2032 年にマイナス 32 億ドルまで落ち、借入枠 9 億ドルを超える約 20 億ドルは増資で賄う想定(株は増えるが会社全体の価値から引いて書く)で、、黒字化後の還元は借入の返済を優先して先送りする。倍率は利益ベースの正当化 PER 17.1 倍(ROE 27%)の 8.5 割、14.6 倍に置く。

  • コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE):数量 3,200(年間の接種回数(万回))× 価格 66(1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均))→ 売上 21 億ドル・営業利益 11 億ドル。価格は物価に追いつかない
  • 新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか):数量 4,800(年間の接種回数(万回))× 価格 105(1 回あたりの純売上(ドル))→ 売上 50 億ドル・営業利益 23 億ドル。新ワクチンが半分以上育つ
  • がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか):数量 40,000(年間の治療患者数(人))× 価格 185,000(1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分))→ 売上 74 億ドル・営業利益 53 億ドル。黒色腫と肺がんで成功

倍率:利益ベースの正当化 PER(SCHEMA §1-1)。事業の ROE 26.9%(この筋書きの純利益 36.5 ÷ 自己資本 135.6 億ドル。赤字の累積で自己資本が大きく減っているので ROE は高めに出る)は先で薄れ、RONIC = k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.0%)+ 1/3 ×(ROE − k)= 15.0%(堀は弱い(1/3):コロナは縮み、がんワクチンの成否に価値が偏り、当たっても特許と競合で山の利益になりやすい)。g は 4.0%。 正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 14.7 倍 に対し、85% の 12.5 倍に置いた(やや楽観は式の値の 8 割台に置く。赤字が続き、がんワクチンの成否で価値が大きく分かれ、利益の質は山型で不確か)。時価総額 = 純利益 36.5 億ドル × 12.5 倍 = 456.2 億ドル。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:メラノーマに加えて肺がんの術後補助療法が成功し、インフルエンザ・併用ワクチンが米国・欧州で一定の採用を得る展開。バイオの新薬群の標準的な打率に近い。

中立 33% 中立:インテスメランは黒色腫中心で売上 82 億ドル、利益率は 2 割ほど 利益 14 億ドル · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 50.41 ドル196 億ドル

2035 年、インテスメランの治療患者は 1.8 万人(黒色腫が中心)、取り分は 1 人あたり 18 万ドルで 32 億ドル。新ワクチンは 3,200 万回・105 ドルで 34 億ドル、コロナは 2,800 万回・58 ドルで 16 億ドル。売上は 82 億ドル(2025 年の 4.3 倍)、営業利益は 18 億ドル(利益率 22%)、純利益 14 億ドル。研究開発費を共通費 28 億ドルまで絞っても、2031 年まで赤字が残り、純現金は最も低い 2034 年にマイナス 38 億ドルまで落ち、2035 年もマイナス 36 億ドル(借入枠 9 億ドルを超える約 30 億ドルは増資で賄う想定。株は増えるが、会社全体の価値から引いて書く)。価格は物価(10 年で 1.41 倍)に追いつかない:コロナワクチンは競合(ファイザー・ノババックス)と公的調達の値下げ圧力、新ワクチンは公的調達の入札で 1.05 倍にとどめる。

  • コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE):数量 2,800(年間の接種回数(万回))× 価格 58(1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均))→ 売上 16 億ドル・営業利益 8 億ドル。数量・価格ともほぼ横ばい
  • 新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか):数量 3,200(年間の接種回数(万回))× 価格 105(1 回あたりの純売上(ドル))→ 売上 34 億ドル・営業利益 14 億ドル。新ワクチンが半分育つ
  • がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか):数量 18,000(年間の治療患者数(人))× 価格 180,000(1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分))→ 売上 32 億ドル・営業利益 23 億ドル。黒色腫中心

倍率:利益ベースの正当化 PER(SCHEMA §1-1)。事業の ROE 48.8%(この筋書きの純利益 14.3 ÷ 自己資本 29.3 億ドル。赤字の累積で自己資本が大きく減っているので ROE は高めに出る)は先で薄れ、RONIC = k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.0%)+ 1/3 ×(ROE − k)= 22.3%(堀は弱い(1/3):コロナは縮み、がんワクチンの成否に価値が偏り、当たっても特許と競合で山の利益になりやすい)。g は 4.0%。 正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 16.4 倍 に対し、84% の 13.7 倍に置いた(中立は式の値の 8 割台に置く。2035 年はまだ立ち上がりの途中の利益で、赤字が続き、がんワクチンの成否で価値が大きく分かれ、利益の質は山型で不確か)。時価総額 = 純利益 14.3 億ドル × 13.7 倍 = 196.1 億ドル。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:議論の落としどころ。黒色腫の術後補助療法で承認と採用が進み(米国・欧州・日本の高リスク患者の約 4 割)、肺がんなどの他の適応は一部が成功するにとどまる。新ワクチンは予定よりゆっくり広がり、コロナは縮む。

やや悲観 22% やや悲観:コロナが細り、インテスメランは黒色腫だけで小さく終わる 利益 5 億ドル · PER 9.6 倍 · 株価時価総額 11.85 ドル46 億ドル

2035 年、インテスメランは患者 8,000 人・14 億ドル、新ワクチンは 2,200 万回で 21 億ドル、コロナは 2,300 万回で 12 億ドル。売上は 46 億ドルで営業利益は 7 億ドル、純利益は 5 億ドル。研究開発を共通費 14 億ドルまで削り、プラットフォームの価値は小さくなる。2031 年まで赤字が続き、純現金は 2035 年にマイナス 26 億ドル(借入枠を超える約 17 億ドルは増資で賄う想定)。自己資本はほぼ尽きる。時価総額は式どおりの倍率(長期の成長率 2.5%・ROE 25%)で置き、小さい。

  • コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE):数量 2,300(年間の接種回数(万回))× 価格 50(1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均))→ 売上 12 億ドル・営業利益 6 億ドル。接種率の低下が続く
  • 新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか):数量 2,200(年間の接種回数(万回))× 価格 95(1 回あたりの純売上(ドル))→ 売上 21 億ドル・営業利益 8 億ドル。既存勢に押される
  • がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか):数量 8,000(年間の治療患者数(人))× 価格 170,000(1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分))→ 売上 14 億ドル・営業利益 7 億ドル。黒色腫の一部のみ

倍率:利益ベースの正当化 PER(SCHEMA §1-1)。事業の ROE 44.4%(この筋書きの純利益 4.8 ÷ 自己資本 10.8 億ドル。赤字の累積で自己資本が大きく減っているので ROE は高めに出る)は先で薄れ、RONIC = k 9.00%(基本 8.0% + quality +1.0%)+ 1/3 ×(ROE − k)= 20.8%(堀は弱い(1/3):コロナは縮み、がんワクチンの成否に価値が偏り、当たっても特許と競合で山の利益になりやすい)。g は 4.0%。 正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g) = 16.2 倍 に対し、59% の 9.6 倍に置いた(やや悲観は式の値の 6 割弱に置く。利益が小さく、赤字が続き、がんワクチンの成否で価値が大きく分かれ、利益の質は山型で不確か)。時価総額 = 純利益 4.8 億ドル × 9.6 倍 = 46.1 億ドル。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:コロナの接種率が下がり続け、インフルエンザは既存勢(サノフィ・CSL・GSK)に押されて小さくとどまり、インテスメランも黒色腫の一部に限られる展開。会社は費用を絞って生き延びる。

悲観 13% 悲観:mRNA の事業は縮み、もう優良ではない 利益 0 億ドル · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1.03 ドル4 億ドル

2035 年のコロナは 1,500 万回で 6.8 億ドル、新ワクチンは 800 万回で 6.8 億ドル、インテスメランは 800 人で 1.2 億ドル。売上は 15 億ドルにとどまる。会社は 2027 年から研究開発を大きく削り、営業赤字を 2030 年に止めて、存続のための小さな黒字に落ち着く。純現金は 2026 年の 35 億ドルから 2028 年に 8 億ドルまで減って以降はほぼ横ばい。時価総額は、純利益 0.4 億ドルに対する利益ベースの上限(約 5 億ドル)で置き、自己資本の 2 割に満たない。

  • コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE):数量 1,500(年間の接種回数(万回))× 価格 45(1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。接種が大きく減る
  • 新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか):数量 800(年間の接種回数(万回))× 価格 85(1 回あたりの純売上(ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 1 億ドル。採用が進まない
  • がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか):数量 800(年間の治療患者数(人))× 価格 150,000(1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。利用が伸びない

倍率:悲観は稼ぐ力で置く(市場の PBR は使わない)。この筋書きの ROE 1.6%(純利益 0.4 ÷ 自己資本 25.2 億ドル)は k 9.0% 以下なので、正当化 PER は 1 ÷ k = 11.1 倍が上限で、その 9 割の 10.0 倍を純利益 0.4 億ドルに掛けて 4.0 億ドル。自己資本 25.2 億ドルに対する PBR 0.16 倍と低いが、自己資本の中身は研究設備・開発資産で、事業が縮む筋書きでは清算でも回収できず、期末の純現金(4 億ドル)と小さな黒字の事業価値しか価値が無い(SCHEMA §1-3 の「倒産に近い」の扱い)。g は −1%(市場の実質 −0% × シェア −3% × 価格 +2%の目安)。純利益は GAAP(株式報酬は費用)。

確率:10 年の間に、保健当局の mRNA への不信が定着し、インフルエンザ・併用の採用が進まず、インテスメランも承認後の利用が伸びないか、競合のがんワクチンに置き換わる展開。確率は 1 割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

コロナワクチン(スパイクバックス・mNEXSPIKE)

売上の約 9 割を占める。接種期(秋)に売上が集中し、米国の接種率の低下で縮んでいる。

数量年間の接種回数(万回)価格1 回あたりの純売上(ドル。米国民間と海外・公的調達の加重平均)売上営業利益
今 2025/12 3,100 55 17 −8
10 年後 中立 2,800 58 16 8

取り方:2025 年の売上 19 億ドルのうちコロナを約 17 億ドル(推定)とし、世界の接種回数約 3,100 万回(推定。米国の接種率の低下と欧州・日本の接種を合算)で割った 1 回あたりの純売上 約 55 ドル。米国の民間は 130〜150 ドルでも、公的調達・海外・米国政府向けが安く、加重平均は低い。営業利益は、原価・販売費・研究開発費のうちコロナに紐づく部分で、全社の営業損失 31 億ドルとの差は共通費(adjust)。価格は物価(10 年 1.41 倍)に追いつかないのが基本:競合のファイザーとノババックス/サノフィ、欧州の共同調達の値下げ圧力、米国の接種の絞り込みで 10 年 1.05 倍(中立)とする。

新ワクチン(インフルエンザ・併用・RSV・CMV ほか)

mFLUSIVA・mCOMBRIAX・mRESVIA と開発中の CMV。コロナ以外の呼吸器・感染症の mRNA ワクチン。

数量年間の接種回数(万回)価格1 回あたりの純売上(ドル)売上営業利益
今 2025/12 200 100 2 −10
10 年後 中立 3,200 105 34 14

取り方:2025 年は mRESVIA(RSV)と助成金・ライセンスで約 2 億ドル(推定)。接種回数は約 200 万回(推定)と置き、1 回あたり 100 ドルの平均で売上と合わせた。インフルエンザ・併用・CMV は開発・承認の途上で売上が無いため、営業損失は研究開発費の割り当て。インフルエンザは従来品が 20〜70 ドル、併用は 100 ドル超、RSV は 200 ドル前後の混合で 100 ドルと置く。価格は公的調達の入札と競合(サノフィ・CSL・GSK・ファイザー)で、10 年 1.05 倍(中立)にとどめる。

がんワクチン・希少疾患(インテスメラン・mRNA-3927 ほか)

メルクと損益を折半する個別化がんワクチン。黒色腫の術後補助療法が先行し、肺がん・膀胱がん・腎がんが続く。

数量年間の治療患者数(人)価格1 人あたりのモデルナの取り分(ドル。全世界の売上の約半分)売上営業利益
今 2025/12 0.0 170,000 0 −10
10 年後 中立 18,000 180,000 32 23

取り方:2025 年はまだ売上が無い(承認前)ので、数量 0 に仮の単価を置く。患者 1 人あたりの全世界の薬価は、ジェフリーズが 26 万ドル(2027 年の発売時)と置き、物価(年 3.5%)で 2035 年に 38 万ドル前後。モデルナの取り分は損益の折半で、全世界の売上の約半分とみて 2027 年に 17 万ドル、2035 年に 18 万ドル(中立)。価格は物価(10 年 1.41 倍)に遅れる:メルクとの折半の取り分に、米国の最恵国待遇・IRA の圧力と製造費の負担が効き、10 年で約 1.06 倍にとどめる。営業損失は、臨床試験・製造準備の費用のうちがんワクチンに紐づく部分(約 10 億ドル)。

リスクと懸念

がんワクチンの成否が価値の大半を決める

インテスメランの黒色腫の第 3 相は成功したが、ハザード比などの詳細は 2026 年 10 月 24 日の ESMO まで未公表。第 2b 相の 5 年で −49% だった効果が第 3 相で縮めば、メルクの薬の価値が下がり、肺がんなどの他の適応にも波及する。承認後の採用(病院の製造・投与の仕組み、保険の支払い)も不確実で、価値の大半が一つの製品に乗る。

コロナワクチンの縮小と保健当局の姿勢

売上の 9 割がコロナで、米国の接種率は下がり続ける。米国の保健当局が mRNA ワクチンの推奨を絞る動きが続けば、接種回数がさらに 3〜5 割減る。会社も 2026 年の売上見通しに米国の接種率の低下を織り込むが、悲観では 2035 年の売上が今の 3 分の 1 まで下がる。

現金の減少と増資

現金・投資は 2025 年末の 81 億ドルから 2026 年末に 47〜52 億ドルへ減る。中立の筋書きでは赤字が 2031 年まで続き、借入枠 9 億ドルを超える分は増資で賄う(約 30 億ドル)。増資は株が増えて既存の株主の持ち分を薄め、株価が谷の時にはより多く薄まる。

新ワクチンの採用と価格

インフルエンザは、サノフィ・CSL・GSK の既存の契約と流通に割って入る必要がある。併用ワクチンは米国で FDA の指針待ち、RSV はファイザー・GSK が先行する。公的調達の入札で単価が抑えられ、10 年で 1.05 倍(物価は 1.41 倍)にとどまる前提で、それより悪いと売上が 3 割減る。

薬価政策(最恵国待遇・IRA)

米国の最恵国待遇の薬価と、インフレ抑制法(IRA)の交渉は、承認後のがんワクチンの薬価(取り分 18 万ドル)を下げうる。メルクのキイトルーダの 2028 年の特許切れと同じ時期に、併用の価格交渉が厳しくなる可能性がある。

訴訟と株式報酬

2026 年に 9.5 億ドルの訴訟和解を支払った。特許・製造をめぐる訴訟は今後も起きうる。また、株式報酬が年 9 億ドル前後と売上に比べて大きく、赤字の間は株の希薄化が続く(この分析は報酬を費用として扱う)。

今後の分かれ目

ESMO(2026 年 10 月 24 日)で第 3 相のハザード比が 0.6 以下で、全生存への傾向も示されたら
インテスメランの成功確率と採用が上方に動く。10 年の楽観・やや楽観の確率を上げ、肺がんなどの他の適応の成功確率も上げて見る。
ハザード比が 0.75 を超える、または安全性の問題が出たら
がんワクチンの価値が大きく縮む。10 年の悲観・やや悲観の確率を上げ、中立の患者数を 1.8 万人から半分にして見る。
インフルエンザ・併用ワクチンが米国の接種推奨に載り、2027 年の売上が 30 億ドルを超えたら
新ワクチンの数量が上方に動き、2028 年の現金ベースの損益分岐が近づく。楽観・やや楽観の確率を上げる。
米国の保健当局がコロナの mRNA ワクチンの推奨をさらに外す、または接種率が 1 年で 2 割以上下がったら
コロナの接種回数が下方に動く。やや悲観・悲観の確率を上げ、会社の費用削減の速さを再検討する。
2026 年 11 月 12 日の説明会で、2028 年の現金ベースの損益分岐の目標が先送りされたら
赤字が長引き、増資の規模が増える。中立の純現金の落ち込みを 1.5 倍にして見る。
プロピオン酸血症(mRNA-3927)の登録試験が成功し、承認申請に進んだら
希少疾患の mRNA 治療というもう一つの柱ができる。がんワクチン・希少疾患の数量を 1 割ほど上げて見る。

見ておくもの

  • ESMO(2026 年 10 月 24 日)でのインテスメランの第 3 相の詳細(ハザード比・安全性)と、承認申請の時期
  • 2026 年 11 月 12 日の説明会:2027〜2028 年の売上・費用・現金の見通しと損益分岐の目標
  • インフルエンザ・併用ワクチンの米国の接種推奨、併用の FDA の指針、欧州・カナダ・豪州の承認
  • 米国のコロナワクチンの接種率と、保健当局の推奨の変化(秋の接種期の第 3 四半期の売上)
  • 四半期末の現金・投資(2026 年末の 47〜52 億ドルの見込み)と借入枠の使用、増資の有無
  • プロピオン酸血症のデータと、ノロウイルスワクチンの追加の試験の結果

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額 848 億ドルと、8 月の急騰(3〜4 倍)を見る前に、コロナ・新ワクチン・がんワクチンの 3 事業を数量 × 価格で積み上げ、事業の ROE(楽観 40%〜悲観 15%、VRTX と同じ物差しで領域をそろえた)と k 9.0%・g から利益ベースの正当化 PER(RONIC = k + 1/3 ×(ROE − k)、堀は弱い)を出し、楽観・やや楽観・中立は上限の 9 割・8.5 割・8.4 割、やや悲観は約 6 割に置いた。10 年の中立は 82 億ドルの売上・純利益 14 億ドル、倍率 13.7 倍(上限 16.4 倍の内側)で、純現金はマイナス。悲観は ROE が k 以下なので 1 ÷ k の 9 割で置いた。今の値段が先に織り込んでいるのは、楽観に近い筋書き(がんワクチンが複数の適応で成功)と読んだ。結論(割高)は計算の結果で、今の値段に寄せていない。逆に、今の値段が高いからといって、楽観の売上を引き下げていない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β 1.11 × 5%。基本 8.0% に quality +1.0% を足して 9.0%。ワクチンは公的調達で単価が上がらず、利益が mRNA という 1 つの技術とがんワクチンの成否に偏る構造を値決めと寿命で見た。純現金で借金は無いが赤字で現金が減るため、財務の堅さで k は下げない。個別のリスク(コロナの縮小・がんワクチンの成否・保健当局の姿勢・赤字・増資)は k に足さず、確率と悲観の深さで表した。事業は赤字だが現金 47〜52 億ドルと借入枠 9 億ドルで 2028 年までは持つので、存続が危ない会社の上乗せ(extra)は使わない。k 9.0% なので g は 4% 以下(k − g ≥ 3.5%)で、楽観 4.0%・中立 3.5% を上限に置いた。

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割安 ユニバーサル・ヘルス・サービシズUHS 病院と精神科病院を併せ持ち、メディケイドの補助と無保険の増加に利益が左右される会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割の倍率でも、バリュー投資の観点で今の値段をはっきり割安と見る 本質価値との差 +81.6% · 10 年 割安(年 +13.1%) やや割安 インシュレットPODD チューブのないインスリンポンプで先頭に立つ高成長の機器会社。利益ベースの倍率でも、10 年で測った価値は今の時価総額を 3 割上回り割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 シグナ・グループCI 薬剤給付管理は移行期で利益が伸びないが、専門薬と法人保険が伸びる。資本コスト 8.5% の下でも、利益ベースの正当化 PER は今の時価総額を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 バクスター インターナショナルBAX 輸液と病院機器の老舗。ポンプの出荷停止とヒルロムで稼ぐ力が落ちた。堀が薄いと見て測っても、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 HCA ヘルスケアHCA 米国最大の営利病院は、保険の無保険化という逆風の中でも 15% 台の利益率を保つ。quality で借金の重さを資本コストに入れても、今の値段はやや割安 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ゾエティスZTS 皮膚薬の競合と OA 薬の安全性で崩れた利益がどこで底を打つかが全て。利益ベースの正当化 PER(k 8.0%)で測っても今の値段を 2 割ほど上回るが、尾は深い 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ソルベンタム・コーポレーションSOLV 3M から分かれた創傷・感染予防・歯科・病院ソフトの会社。GAAP の利益は分離費用と訴訟で薄いが、費用が消えれば利益は 5 倍になる 本質価値との差 +10.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 GEヘルスケア・テクノロジーズGEHC 画像診断・超音波・造影剤で稼ぐ医療機器大手。中国と関税・患者ケアの不調で利益率は低いが受注残は厚く、10 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番手。専門薬と腫瘍・網膜の診療網で利益を伸ばすが、売上の 25% を占めるウォルグリーン依存が重い。利益ベースの倍率では適正 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 カーディナルヘルスCAH 卸 3 社の 3 番手。専門薬・診療網・在宅で利益が伸びるが、売上の 28% を占める CVS 依存と後発薬の好調の剥落が重い。利益ベースの正当化 PER の式で測ると適正 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 レスメドRMD GLP-1 の影響は患者数より競合の復帰と価格が重い。世界首位の睡眠時無呼吸機器で、利益ベースの倍率では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エレバンス・ヘルスELV 全米最大級のブルークロス系保険とケアロンを持つ。2026 年は医療費高騰の谷。利益率が戻る中立でも、利益ベースの正当化 PER(k 8.5%)では今の時価総額とほぼ並ぶ 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユナイテッドヘルス・グループUNH 医療保険の巨人。2025 年の谷を越えつつあり、利益率が 4〜5% 台へ戻っても、利益ベースの倍率(k 8.5%)では今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アムジェンAMGN 成長 6 本柱が骨粗しょう症薬・関節炎薬の落ち込みを埋める途上の優良バイオ。肥満薬マリタイドは賭けで、借金 573 億ドルを抱えるが、利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダヴィータDVA 腎臓透析で米国最大。利益の大半を稼ぐ民間保険の患者と重い借金が分かれ目で、式と筋書きの結果はやや割高。バリュー投資の観点では堀は強いが価格を決める力は弱い 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ステリスSTE 病院の滅菌・感染予防と、医療機器メーカーの受託滅菌で稼ぐ、更新と消耗で積み上がる収入の厚い優良な会社。規制の揺り戻しと在庫調整を織り込むと、利益ベースの倍率では今の値段が先に行きすぎ、本質価値は今の時価総額を約 14% 下回る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 バーテックス・ファーマシューティカルズVRTX 嚢胞性線維症で 9 割超を握る堅い独占と厚い現金が強みで、利益ベースの倍率(k 7.5%・正当化 PER の 8 割前後)に抑えると、新薬群の成否を厚く見ても今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アイデックス・ラボラトリーズIDXX 獣医向け診断で世界首位級。検査の継続収入という強い堀があるが、今の値段は先取りしすぎで、10 年で測った価値は今の時価総額の約 8 割 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ベクトン・ディッキンソンBDX 針・注射器・ポンプを持つ「医療の水道管」。バイオと診断を分離して身軽になった。10 年で測った価値は今の時価総額をやや下回り、筆者の判定はやや割高 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クーパーCOO コンタクトレンズと女性医療の 2 本柱。在庫調整・訴訟・物言う株主で揺れ、資本の効率は低い。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 メドトロニックMDT 心臓の機器(PFA)・脊椎・外科ロボットで稼ぐ総合医療機器の最大手。糖尿病を切り離して身軽になり、PFA の伸びで利益が積み上がる局面にある 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ヒューマナHUM 高齢者向け民間保険の最大手級。2026 年は利益が消える谷だが、星評価の急回復で 2028 年に利益率が戻る道が開けた。ただし価格は政府が握り、利益ベースの倍率(k 9.5%)では今の値段はやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ブリストル・マイヤーズ スクイブBMY エリキュースとオプジーボの 2028 年の特許切れで売上の 6 割近くが崩れるが、成長品と新薬で埋めきれば本質価値は今の値段を上回るが、確率で重ねると(利益ベースの正当化 PER の 7 割で測って)やや割高 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 ファイザーPFE 配当の厚い巨大製薬だが、2027〜2028 年に主力の特許が切れ、肥満薬と腫瘍の新薬で穴を埋め切れるかが焦点。利益ベースの正当化 PER の 9 割で測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 ボストン・サイエンティフィックBSX 電気生理とウォッチマンで伸びた医療機器の優等生。2026 年は 2 度の下方修正で株価が半減した。10 年で測った価値は今の時価総額を下回り、判定はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 ギリアド・サイエンシズGILD HIV 治療・予防を握る安定した現金創出企業。ビクタルビの特許切れは 2036 年まで先送りされたが、薬価政策と買収費用を厚く見ても、利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ストライカーSYK 整形外科のロボット(Mako)と外傷・四肢で稼ぎ、手術室の機器・血管・神経へ広げる医療機器の大手。サイバー攻撃の傷は癒えつつあるが、堀の厚さは変わらない 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ジンマー・バイオメット・ホールディングスZBH 膝・股の人工関節で世界最大級の整形外科大手。価格の下落と Mako へのシェア流出の中、ロボット ROSA の巻き返しが分かれ目。本質価値は今の値段に対して「割高」 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 デクスコムDXCM 連続血糖測定で稼ぐ高成長の機器会社。利用者は増えるが、1 人あたり収入の下落とアボットとの競争を織り込んだ利益ベースの倍率では、今の値段は本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 センティーンCNC メディケイド最大手・ACA 最大手の民間保険。2025 年の谷から 2026 年は回復したが、利益の戻りは州の料率と補助金という他人の財布に左右され、利益ベースの倍率(k 9.0%)では今の値段は割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 メトラー・トレド・インターナショナルMTD 精密計量・分析・検査の消耗しない需要で稼ぐ質の高い会社。事業の見通しは堅いが、今の PER 38 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 22.5 倍、置くのは 18 倍)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −38.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エドワーズライフサイエンスEW TAVR で首位、純現金を持つ心臓弁の専業。質は高いが、利益ベースの倍率では今の値段が高く、本質価値は今の時価総額の約 6 割 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 イーライリリーLLY 肥満薬で世界最強の成長企業。利益の過半が 1 つの薬効群と米国の価格政策に乗り、利益ベースの正当化 PER の 8 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウォーターズWAT 分析機器の消耗品と診断の繰り返し収入を持つ質の高い会社へ統合が済んだ。事業の質は高いが、利益ベースの成熟後の PER は 12 倍で今の約 30 倍の半分にも届かず、割高と出る 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 メルクMRK キイトルーダ依存の穴を新薬と買収で埋めに行く世界最大級の製薬。2028 年の特許切れ後の再成長に確度は持てないが、利益ベースの正当化 PER の 7 割で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 アッヴィABBV 免疫の二本柱で成長は続くが、2033 年のスキリージの特許切れと薬価政策が先にある。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 IQVIAホールディングスIQV 世界の医療データと臨床試験を握るが、純負債が重い。今の GAAP の PER 約 33 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 15.9 倍、置くのは 13 倍)を上回り、割高と出る 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ 腫瘍と免疫の新薬が特許切れを補い質は高いが、利益ベースの正当化 PER の 8 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ヘンリー・シャインHSIC 歯科・医科の流通に自社ブランドと技術を重ねる会社。流通は価格を決める力が弱く、DSO・ネット通販・KKR や活動家株主の圧力の中で費用削減と構成の改善を進める。利益ベースの倍率では割高 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 サーモフィッシャー・サイエンティフィックTMO 研究・製造・臨床試験のインフラを握る堅い会社だが、今の PER 39 倍は利益ベースの正当化 PER(上限 17 倍)の 2 倍近くで、割高と出る 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 バイオジェンBIIB MS の稼ぎが縮む中で、成長製品と開発品が補えるかが全て。利益ベースの倍率では本質価値が今の値段の約 6 割で、割高。楽観の尾が重い 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ダナハーDHR バイオプロセスの回復と診断の再編を抱えた堅い会社。今の PER 45 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 16 倍、置くのは 13 倍)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −46.9% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 アライン・テクノロジーALGN 透明な歯列矯正装置の世界首位。症例は増えるが値段が上がらず、安い競合が堀を削る。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 インテュイティブ・サージカルISRG 手術ロボットのほぼ独占と消耗品の積み上げで稼ぐ優良企業。ただ今の値段は、独占が続く前提でも高すぎる水準にある 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 インサイトINCY ジャカフィ(米国売上の約 6 割)が 2028 年末に特許切れ。新薬群が穴をどこまで埋めるかが全てで、利益ベースの倍率では本質価値が今の値段の約 5 割で、割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 アジレント・テクノロジーA 分析機器の消耗品・保守で稼ぐ質の高い会社。事業の見通しは堅いが、今の PER 38 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 17.4 倍、置くのは 14 倍弱)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ウエスト ファーマシューティカル サービシズWST 注射剤のゴム栓で世界の約 7 割を握る質の高い会社。GLP-1 の山と今の PER 57 倍が重く、利益ベースの成熟後の PER は 16 倍前後で、大きく割高と出る 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 チャールズリバー・ラボラトリーズ・インターナショナルCRL 動物試験と創薬の受託で最大手。底は打ったが GAAP の利益が薄く、今の時価総額 143 億ドルは本質価値の約 2.6 倍と出る 本質価値との差 −66.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リビティRVTY 新生児スクリーニングと免疫診断が伸び、研究向けは足踏み。ただ GAAP の利益が薄く、利益ベースの値は今の時価総額 170 億ドルを大きく下回る(割高) 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 バイオテクネTECH 研究用試薬で稼ぐ高採算の会社だが、GAAP の純利益で式を当てると今の時価総額は本質価値の約 3 倍。メルク KGaA の買収提案も単体の価値を大きく上回る 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ヴィーヴァ・システムズVEEV 臨床・薬事の記録の堀は本物だが、営業系の席は AI に削られ、57 倍の PER が剥がれると割高(-80%) 本質価値との差 −81.2% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. Moderna 2026 年第 2 四半期決算(SEC 8-K)
  2. Moderna 2026 年第 2 四半期 10-Q
  3. Moderna 2025 年第 4 四半期決算(SEC 8-K)
  4. INTerpath-001:インテスメランが黒色腫の第 3 相で 2 つの評価項目を達成(Practical Dermatology)
  5. MSD と Moderna の皮膚がんワクチンが第 3 相で成功(pharmaphorum)
  6. mFLUSIVA(mRNA-1010)の承認と黒色腫データの次(BioWorld)
  7. モデルナの株価と時価総額(ad-hoc-news 2026-10-01)

分析日 2026-10-16