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ヘンリー・シャイン HSIC

歯科・医科の流通に自社ブランドと技術を重ねる会社。流通は価格を決める力が弱く、DSO・ネット通販・KKR や活動家株主の圧力の中で費用削減と構成の改善を進める。利益ベースの倍率では割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)48.48 ドル55 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)86.00 ドル98 億ドル差 −43.6%
10 年後から見ると 割高 価値 48.48 ドル55 億ドル · 差 −43.6% · 期待の年率 +1.3%
期待の年率リターン(10 年)+1.3%資本コスト比 −7.7 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ヘンリー・シャインは、歯科医院と診療所に消耗品・機器・ソフトを届ける世界最大級の流通会社で、2025 年 12 月期は売上 131.8 億ドル(+4.0%)、営業利益 6.5 億ドル、GAAP の純利益 4.0 億ドル。2026 年は上半期の売上が +6.5%、会社は売上 +4.5〜5.5%・調整後 EBITDA の 1 桁台半ば〜後半の増益に見通しを引き上げた。売上の約 5 割が歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス)、約 3 割が医科の流通(診療所向け)、残りが自社ブランド・専門品(インプラント・生物材料・矯正・ワクチンなど)と、歯科医院向けのソフト事業(技術)。

事業の質は、規模と顧客との関係の深さが堀で、価格を決める力は弱い。歯科の流通はヘンリー・シャイン・パターソン・ベンコの寡占だが、パターソンは 2025 年に Patient Square Capital に買収されて非公開になり、大手 DSO(歯科サービス組織)の購買の集約とアマゾン・ビジネスなどのネット通販が利益率を圧迫する。2023 年 10 月のサイバー攻撃で受注が止まった前例もある。2025 年から KKR が約 12.5% の株主で取締役を送り、活動家の Ananym が費用削減と医科の売却を求め、2026 年には CEO が Fred Lowery に代わった。BOLD+1(〜2027 年)で営業利益を年 1.25 億ドル以上改善する計画。

数量 × 価格で 4 つに分けて積むと、10 年後の中立は売上 216.9 億ドル・営業利益 13.5 億ドル(今の約 1.7 倍)・純利益 7.5 億ドル。利益ベースの正当化 PER(k 9.0%・g 4.0%・ROE 14.1%・堀は弱く、新しく投じる元手の稼ぎ RONIC は 10.7%)12.5 倍の 9 割の PER 11.3 倍(1÷k を下回らせない)で確率を加重すると、今の値段を約 42% 下回り、「割高」になる。流通の薄い利益と構成の改善の両方が当たる前提の確信度は中程度。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず 10 年後もあるかを問う。答えは、ある。歯科医院と診療所が消えない限り、消耗品・機器・ソフトの流通は必要で、ヘンリー・シャインの規模と関係は複製が難しい。ただし堀は価格ではなく規模なので、広がるというより、DSO・ネット通販・メーカー直販に少しずつ削られながら維持される。

次にオーナー利益。2025 年の GAAP の純利益 4.0 億ドル(株式報酬・償却・リストラ費を費用のままに)が出発点で、会社の「調整後」約 6 億ドルは、償却(年約 1.1 億ドル)と繰り返し出るリストラ費(年 1 億ドル前後)・株主対応の費用を戻した値なので使わない。設備投資と買収で営業 CF の大半が使われるため、純利益を上回る余裕は小さい。時価総額 97 億ドルに対する GAAP の PER は約 24 倍。

経営は、過去に 2023 年のサイバー攻撃で受注を止め、利益率が長く 5%台で足踏みし、外部の株主の介入を受けて動いた。資本配分は自社株買いが中心で、買い戻しの平均価格は今の株価より約 1 割安く、悪くない。安全域は、悲観で今の約 2 割、楽観で今の約 1.3 倍。結論は利益ベースの倍率で割高、確信度は中程度。分からない部分は、費用削減が価格競争に食われないか、ネット通販・DSO の影響の大きさ。

何で稼ぐ会社か

歯科の流通(2025 年 12 月期の売上 68.7 億ドル)は、歯科医院に消耗品(詰め物・手袋・麻酔・インプラント周辺の部材など。48.3 億ドル)、機器(ユニット・レントゲン・口腔内スキャナー・CAD/CAM。18.0 億ドル)、付加価値サービス(業務支援・金融。2.4 億ドル)を届ける。米国が約半分、残りは欧州などで、消耗品は日々の消費で件数が安定、機器は景気と金利で動く。2026 年 Q2 は消耗品 +9.7%(内部成長 5.9%)、機器 +3.8%。

医科の流通(42.7 億ドル)は、診療所・外来・老人ホームなど病院以外に医療用品・ワクチン・診断薬を届ける。2026 年上半期は +2.8% と歯科より鈍く、マケッソン・メディカル・サージカル、オーエンス・アンド・マイナー、メドラインなどと戦う。活動家の Ananym が売却を求めた事業。

自社ブランド・専門品(15.4 億ドル。内部消去前)は、インプラント・生物材料(BioHorizons)・矯正・歯内治療・特殊医薬などで、粗利が高い。技術(6.8 億ドル)は歯科医院の業務ソフト(Dentrix など)・クラウド・決済で、利益率が高く、2026 年 Q2 は +8.2%(内部 +9.1%)、クラウドの契約は 1.3 万件弱。

売上は数量 × 価格に分けた。歯科は「歯科流通市場(米国 172 億ドル(IBISWorld)+海外の推定)× シェア × 価格指数」、医科・技術・自社ブランドも市場規模 × シェアで置いた。セグメント別の営業利益は会社の開示が粗いため、全社の営業利益に合わせた推定(歯科 5.2%・医科 3.0%・技術 14%・自社ブランド 16%)。

優良さと弱いところ

堀は 3 つ。第 1 は規模と物流で、数万点の品を翌日に届ける在庫と配送網は中小の流通会社が複製しにくい。第 2 は顧客との関係で、歯科医院はソフト(Dentrix)・機器・消耗品を同じ会社から買う利点があり、ソフトが切り替えの費用を生む。第 3 は自社ブランドと専門品の粗利で、流通の薄い利益を厚くする。

資本効率は、2025 年の ROE が 12.3%(GAAP の純利益 4.0 億ドル ÷ 自己資本 32 億ドル)と、同領域の医薬品卸(のれんや自社株買いで自己資本が小さく ROE が 40% 超の会社)より低く、帳簿のまま使える水準。営業利益率は 5.9% と薬の卸より厚い。のれんは買収で積み上がった(のれんを除かずに ROE を見ている)。

弱点は、価格を決める力が弱いこと(流通の手数料は競争で決まる)、利益率が 5%台で伸びていないこと(2014 年 6.9% → 2025 年 5.9%)、統治の揺れ(創業家出身の長期の経営者の交代、活動家・KKR の介入)、2023 年のサイバー攻撃で数か月の受注が止まった運営の脆さ。2022〜2025 年の GAAP 純利益は 4〜5 億ドルで横ばいで、会社の「調整後」(約 6 億ドル)は償却とリストラを戻した値。優良さは「規模と関係の堀」であって「価格の堀」ではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の歯科の流通は、ヘンリー・シャイン・パターソン・ベンコ・ダービーなどが分け合い、IBISWorld の推計で歯科機器・用品の卸の市場は 2026 年に 172 億ドル。消耗品が最大で、機器は金利と景気に左右される。2025 年に Patient Square Capital がパターソンを約 41 億ドル(払込 28 億ドル)で買収して非公開にし、ベンコも 1930 Ventures の傘下に再編された。パターソンは非公開で費用を削るため、価格競争は強まる可能性がある。

構造の変化は 4 つ。(1)DSO(大手チェーン)の拡大。購買を集約してメーカーと直接交渉し、流通の取り分を削る。(2)アマゾン・ビジネスなどのネット通販が消耗品の価格の目安を下げる。(3)デジタル化(口腔内スキャナー・クラウド・AI)。機器の更新と技術事業の追い風になるが、メーカーの直販も増える。(4)関税。2025 年は費用増、2026 年は還付(見通しには含まれない)。

医科は診療所の患者数の伸びが追い風、競合は大手の医療用品卸と病院向けの流通会社で、価格は競争で決まる。循環でいえば、歯科の消耗品は景気に鈍感だが、機器・インプラント・矯正は景気に敏感で、リーマン期の株価は −42%、コロナ期は −27%。

資本政策と M&A

還元は自社株買いが中心で配当はない。2026 年上半期は 3.25 億ドル(420 万株、今の株価より約 1 割安い値)、残りの承認枠は 4.55 億ドル。発行済み株は 2025 年末の 1.158 億株から 2026 年 6 月に 1.119 億株へ減った。ただし株式報酬(年 0.4 億ドル)で増える分は払いが要るので、正味の還元はそれを引いて見る。

2025 年 1 月に KKR と戦略提携し、5 月に新株 3,285,151 株を 2.5 億ドルで発行、KKR の持ち分は約 12.5%(公開市場でさらに 14.9% まで買える)、取締役を 2 人。活動家の Ananym の要求(費用削減・医科の売却・取締役の入れ替え)の後の動きで、2026 年 5 月の総会後は取締役会が 15 → 10 人に縮小された。新株は台帳の株数に入っている。

買収は年 1〜2 億ドルの小さなものが中心(2025 年は買収・出資で約 2 億ドル)。借入は純負債約 33 億ドルで、純負債 ÷ 調整後 EBITDA は約 3 倍。借り換えで金利が上がるため、利払いは 10 年で増える。鍵は、費用削減の果実を取り切れるかと、医科の売却や事業の組み替えで資本効率が上がるか。

2026 年に決算期末後すでに実行した自社株買い 3.2 億ドル(10-Q・2025 年 12 月 28 日〜2026 年 6 月 27 日)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元には数えず、自己資本の起点(29.2 億ドル)からも外した。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

費用削減の計画(BOLD+1。営業利益を年 1.25 億ドル以上、合計 2 億ドル超)と、利益の過半を占めるようになる自社ブランド・技術・専門品への構成の転換が、流通の薄利を覆い隠して利益率を押し上げる。2026 年 Q2 は非 GAAP の営業利益率が 7.21%(+25bp)、全セグメントで改善し、歯科消耗品は内部成長 5.9%、技術は +8.2%、自社ブランドは +8.7%。パターソンの非公開化による混乱でシェアも取れている。

新しい CEO(Fred Lowery)と、KKR(約 12.5%)・Ananym の圧力で、資本配分は引き締まり、自社株買いを続ける。ソフト(Dentrix)で歯科医院を抱え込む強みは、機器・消耗品の販売を有利にする。10 年後は営業利益が今の 2 倍に近づき、資本コスト 9.00% と ROE 15% 台なら式の PER は 22 倍前後。歯科医院・診療所の数と患者数は高齢化で安定して伸びる。

慎重な見方

流通の価格を決める力は弱く、構造が逆風。大手 DSO は購買を集約してメーカーと直接取引し、アマゾン・ビジネスは消耗品の価格を下げる。2026 年の歯科消耗品の好調(内部成長 5.9%)には、関税前の駆け込みと価格転嫁、競合パターソンの再建期のシェア獲得が含まれ、平常に戻れば鈍る。パターソンは非公開で費用を削って値段を攻めうる。

利益率は 2014 年の 6.9% から 5.9% に落ち、GAAP の純利益は 4〜5 億ドルで 10 年以上横ばい。会社の「調整後」の約 6 億ドルは、償却・リストラ・株主対応の費用を戻した値にすぎない。2023 年のサイバー攻撃で運営の脆さも見えた。費用削減の果実は競争で値引きに消えやすい。医科は事業の質が低く、活動家が売却を求めた。

今の GAAP の PER は約 24 倍で、純利益が 10 年で 1.7 倍になっても、倍率が過去の中央(約 20 倍)に戻れば、時価総額の伸びは年 4〜5% で国債の 5% 並みにとどまる。

どちらに重みを置いたか

事業の足元の勢い(2026 年上半期)と費用削減の計画は強気の見方が強いが、価格を決める力の弱さと、10 年以上利益率が足踏みしてきた実績は慎重な見方が強い。確率は、中立 38%・楽観側 28%・悲観側 34% と、やや慎重に寄せた。10 年の悲観を 12% と厚めにしたのは、DSO・ネット通販・直販という構造の逆風が実際に起こりうるため。結論は利益ベースの倍率で今の値段を下回る「割高」。確信度は中程度。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した株価時価総額 66.93 ドル76 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 31.10 ドル35 億ドル)。 今の値に割り戻すと 48.48 ドル55 億ドル、今との差 −43.6%、 期待の年率 +1.3%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 112.91 ドル128 億ドル 37.73 ドル43 億ドル +75.2% +5.8% 9.04 ドル10 億ドル
やや楽観 22% 93.08 ドル106 億ドル 34.20 ドル39 億ドル +48.0% +4.0% 28.00 ドル32 億ドル
中立 38% 74.48 ドル85 億ドル 31.56 ドル36 億ドル +23.3% +2.1% 40.29 ドル46 億ドル
やや悲観 22% 40.90 ドル46 億ドル 28.03 ドル32 億ドル −19.9% −2.2% 15.16 ドル17 億ドル
悲観 12% 19.83 ドル23 億ドル 26.27 ドル30 億ドル −46.4% −6.0% 5.53 ドル6 億ドル
加重平均100% 66.93 ドル76 億ドル31.10 ドル35 億ドル +14.0% +1.3% 98.03 ドル111 億ドル

今の株価時価総額 86.00 ドル98 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:自社ブランドと技術が利益の過半になり、営業利益が今の約 2.2 倍 利益 10 億ドル · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 112.91 ドル128 億ドル

競合のパターソン・ベンコ・ネット通販がいても、ソフトと自社ブランドを軸にした囲い込みで流通の取り分を守る。KKR が持ち分を 14.9% まで買い増し、統治が安定している。2036 年 12 月期、自社ブランド(インプラント・生物材料・特殊医薬)が市場の伸びに加えシェアを 15% 伸ばし 31.4 億ドル、技術(クラウド・AI・決済)も 18.1 億ドルに育つ。歯科の流通は価格が物価並みの 1.40 倍で 123.4 億ドル、医科は 72.2 億ドル。売上は 245.1 億ドル、営業利益 17.7 億ドル(今の約 2.2 倍)、純利益 10.3 億ドル。成長は名目 +4.6% に落ち着き、PER 12.4 倍(式の 13.1 倍の 9.5 割)。10 年の正味還元は約 43 億ドル。

  • 歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス):数量 441(歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定))× 価格 28.0%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41))→ 売上 123 億ドル・営業利益 7 億ドル。歯科の市場・シェア・価格
  • 医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け):数量 527(診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 13.7%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 72 億ドル・営業利益 2 億ドル。診療所の患者数・競争・価格
  • 技術(歯科・診療所向けソフト):数量 163(歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定))× 価格 11.1%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 18 億ドル・営業利益 3 億ドル。ソフトの市場・シェア
  • 自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後):数量 269(歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 11.7%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 31 億ドル・営業利益 6 億ドル。専門品の市場・シェア

倍率:正当化 PER は 13.1 倍(g 4.0%、RONIC 11.6%。RONIC は k 9.00% に、事業の ROE 16.8% が k を超える分の 0.33 を足した値。moat は weak)。これに対し 12.4 倍(9.5 割)に置いた。堀は弱いので上限の 9.5 割に置く。ROE が k を上回る幅が小さく、式の値が 1÷k に近い。純利益は GAAP。

確率:自社ブランド(インプラント・生物材料・特殊医薬)と技術(クラウド・AI)が利益の過半になり、流通の落ち込みを吸収する展開。10 年この条件がそろうのは 1 割未満。

やや楽観 22% やや楽観:寡占を保ち、構成の改善で営業利益が今の約 1.9 倍 利益 9 億ドル · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 93.08 ドル106 億ドル

KKR と新しい経営陣の下で費用削減が定着し、パターソンが非公開のまま攻めても、技術と自社ブランドの構成の改善で利益率を維持する。2036 年 12 月期、歯科流通の寡占が保たれ、自社ブランドと技術が 7% ほどシェアを上げて利益率を押し上げる。歯科 116.1 億ドル、医科 69.8 億ドル、技術 15.9 億ドル、自社ブランド 28.4 億ドル。売上 230.2 億ドル、営業利益 15.3 億ドル(今の約 1.9 倍)、純利益 8.7 億ドル。成長は名目 +4.3%。ただし価格を決める力は弱く、費用削減の果実を取りこぼしながらの達成。10 年の正味還元は約 39 億ドル。

  • 歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス):数量 432(歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定))× 価格 26.8%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41))→ 売上 116 億ドル・営業利益 6 億ドル。歯科の市場・シェア・価格
  • 医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け):数量 517(診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 13.5%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 70 億ドル・営業利益 2 億ドル。診療所の患者数・競争・価格
  • 技術(歯科・診療所向けソフト):数量 155(歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定))× 価格 10.3%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 16 億ドル・営業利益 3 億ドル。ソフトの市場・シェア
  • 自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後):数量 264(歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 10.8%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 28 億ドル・営業利益 5 億ドル。専門品の市場・シェア

倍率:正当化 PER は 12.8 倍(g 4.0%、RONIC 11.1%。RONIC は k 9.00% に、事業の ROE 15.2% が k を超える分の 0.33 を足した値。moat は weak)。これに対し 12.1 倍(9.5 割)に置いた。堀は弱いので上限の 9.5 割に置く。純利益は GAAP。

確率:歯科流通の寡占(ヘンリー・シャイン・パターソン・ベンコ)が保たれ、構成の改善で利益率が上がるが、価格を決める力は弱い展開。

中立 38% 中立:歯科・医科は市場並み、構成の改善で営業利益が今の約 1.7 倍 利益 8 億ドル · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 74.48 ドル85 億ドル

費用削減は価格競争で一部が値引きに消え、利益率の改善は構成の改善が主で 0.5 ポイント前後にとどまる。2036 年 12 月期、歯科の市場は実質で年 1.0%、シェアは維持、価格は物価より鈍い 1.34 倍(DSO・ネット通販への値引き)。歯科 108.1 億ドル、医科は価格 1.36 倍で 68.1 億ドル、技術は市場が年 4% 伸びて 14.1 億ドル、自社ブランドは小幅にシェアを上げ 26.6 億ドル。売上 216.9 億ドル、営業利益 13.5 億ドル(今の約 1.7 倍)、純利益 7.5 億ドル。成長は名目 +4.0%。年 1〜2 億ドルの小さな買収を続ける。10 年の正味還元は約 36 億ドル。

  • 歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス):数量 420(歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定))× 価格 25.7%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41))→ 売上 108 億ドル・営業利益 6 億ドル。歯科の市場・シェア・価格
  • 医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け):数量 512(診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 13.3%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 68 億ドル・営業利益 2 億ドル。診療所の患者数・競争・価格
  • 技術(歯科・診療所向けソフト):数量 148(歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定))× 価格 9.5%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 14 億ドル・営業利益 2 億ドル。ソフトの市場・シェア
  • 自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後):数量 256(歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 10.4%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 27 億ドル・営業利益 5 億ドル。専門品の市場・シェア

倍率:正当化 PER は 12.5 倍(g 4.0%、RONIC 10.7%。RONIC は k 9.00% に、事業の ROE 14.1% が k を超える分の 0.33 を足した値。moat は weak)。これに対し 11.3 倍(9 割)に置いた。堀は弱く ROE が k をわずかに上回るだけなので、中立の PER は 1÷k を下回らせず、上限の 9 割に置く。純利益は GAAP。

確率:歯科・医科の流通は市場並み、自社ブランドと技術が構成を押し上げて利益率が 0.5 ポイントほど上がる。会社の長期目標の中ほど。

やや悲観 22% やや悲観:DSO とネット通販に値段を削られ、営業利益は今の約 1.2 倍にとどまる 利益 5 億ドル · PER 8.9 倍 · 株価時価総額 40.90 ドル46 億ドル

パターソンは非公開で費用を削って攻め、ヘンリー・シャインは値引きに応じる。技術と自社ブランドの伸びが歯科・医科の落ち込みをかろうじて埋める。2036 年 12 月期、大手 DSO が購買を集約してメーカーと直接取引し、アマゾン・ビジネスが消耗品の価格の目安を下げて、歯科流通のシェアが 7%・営業利益率が 4.8% に縮む。医科も競合に値段を競られシェアを 8% 失う。歯科 94.6 億ドル、医科 58.1 億ドル。営業利益 9.8 億ドル(今の約 1.2 倍)、純利益 5.2 億ドル。成長は名目 +3.3%、ROE も下がる。10 年の正味還元は約 32 億ドル。

  • 歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス):数量 407(歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定))× 価格 23.2%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41))→ 売上 95 億ドル・営業利益 5 億ドル。歯科の市場・シェア・価格
  • 医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け):数量 497(診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 11.7%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 58 億ドル・営業利益 2 億ドル。診療所の患者数・競争・価格
  • 技術(歯科・診療所向けソフト):数量 134(歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定))× 価格 8.4%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 11 億ドル・営業利益 1 億ドル。ソフトの市場・シェア
  • 自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後):数量 239(歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 9.6%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 23 億ドル・営業利益 3 億ドル。専門品の市場・シェア

倍率:正当化 PER は 11.9 倍(g 4.0%、RONIC 9.9%。RONIC は k 9.00% に、事業の ROE 11.6% が k を超える分の 0.33 を足した値。moat は weak)。これに対し 8.9 倍(7.5 割)に置いた。DSO の購買力とネット通販で利益率がさらに薄れる筋書き。ROE が k に近く、上限の 7.5 割に置く。純利益は GAAP。

確率:歯科の大手 DSO が購買を集約して直接メーカーから買い、アマゾン・ビジネスなどのネット通販が消耗品の価格の目安を下げ、医科でも競合が値段を競る。流通の利益率が下がる。2 割強。

悲観 12% 悲観:DSO の直接購買とネット通販で流通の取り分を失い、営業利益が今より減る 利益 3 億ドル · PER 8.3 倍 · 株価時価総額 19.83 ドル23 億ドル

ベンコ・パターソン・ネット通販との値引き競争が長引き、医科の売却も安値になり、活動家の求めた事業の組み替えは遅れる。2036 年 12 月期、歯科の流通でシェアが 2 割、医科で 25% 縮み、価格も物価の半分ほどしか上がらない。DSO・ネット通販・メーカー直販が流通の取り分を構造的に削り、買収でのれんが膨らんだ事業の一部は減損になる。売上 145.2 億ドル(今とほぼ同じ)、営業利益 5.7 億ドル(今を割る)、純利益 2.7 億ドル。優良ではなくなり ROE 8.2% が k 9.0% に届かず、1÷k の 11.1 倍の 7.5 割の PER 8.3 倍。時価総額は今の約 4 割、10 年の正味還元は約 30 億ドル。

  • 歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス):数量 395(歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定))× 価格 18.7%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41))→ 売上 74 億ドル・営業利益 3 億ドル。歯科の市場・シェア・価格
  • 医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け):数量 487(診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 8.9%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 44 億ドル・営業利益 1 億ドル。診療所の患者数・競争・価格
  • 技術(歯科・診療所向けソフト):数量 122(歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定))× 価格 7.4%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 9 億ドル・営業利益 1 億ドル。ソフトの市場・シェア
  • 自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後):数量 225(歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定))× 価格 8.2%(ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1))→ 売上 18 億ドル・営業利益 2 億ドル。専門品の市場・シェア

倍率:事業の ROE 8.2% が k 9.00% 以下なので PER は 1÷k=11.1 倍まで。これに対し 8.3 倍(7.5 割)に置いた。構造的に負けた筋書き。ROE が k に届かず、ためた利益は額面より低い価値なので、1÷k の 7.5 割(稼ぐ力の 7.5 割)を床にとる。自己資本に PBR を掛けない。純利益は GAAP。

確率:DSO の直接購買・ネット通販・メーカーの直販で流通の取り分が構造的に削られ、買収でのれんが膨らんだ事業も減損される、もう優良ではない展開。確率 12%(寡占は数十年続いた実績がある一方、2023 年のサイバー攻撃のような障害や統治の混乱も経験している)。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

歯科の流通(消耗品・機器・付加価値サービス)

歯科医院に消耗品・機器・業務支援サービスを届ける。売上の約 53%。消耗品は日々の消費で安定、機器は景気に敏感。

数量歯科流通の市場(億ドル、実質:2026 年の価格で固定、推定)価格ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1。物価並みなら 3 年 1.11・10 年 1.41)売上営業利益
今 2026/12 380 19.2% 73 4
10 年後 中立 420 25.7% 108 6

取り方:2025 年 12 月期の歯科の売上は 68.7 億ドル(+2.8%)。2026 年は上半期 +8.5% を受けて通期 73 億ドル(+6%)と置いた。市場は米国の歯科機器・用品の卸 172 億ドル(IBISWorld、2026 年)に海外(推定 約 210 億ドル)を足した約 380 億ドルとし、シェアは約 19%。市場の定義が粗いので絶対値でなく変化を見る。セグメントの営業利益は開示が粗く、率 5.2% は全社の営業利益に合わせた推定。

医科の流通(診療所・外来・代替拠点向け)

診療所・外来・老人ホームなど病院以外に医療用品・ワクチン・診断薬を届ける。売上の約 32%。競争が激しく利益率は低め。

数量診療所・代替拠点向け医療用品の卸の市場(億ドル、実質、推定)価格ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1)売上営業利益
今 2026/12 450 9.8% 44 1
10 年後 中立 512 13.3% 68 2

取り方:2025 年 12 月期の売上は 42.7 億ドル(+4.6%)、2026 年上半期は +2.8%。通期 44 億ドル(+3%)と置いた。市場は米国の診療所・外来・老人ホーム向けの医療用品・ワクチンの卸を約 450 億ドルと推定(開示は無い)し、シェアは約 9.8%。営業利益率 3.0% は全社に合わせた推定。

技術(歯科・診療所向けソフト)

歯科医院の業務ソフト(Dentrix・Dentally など)・クラウド・決済・AI。売上の約 5%。利益率が高い。

数量歯科・診療所向けソフトの市場(億ドル、実質、推定)価格ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1)売上営業利益
今 2026/12 100 7.0% 7 1
10 年後 中立 148 9.5% 14 2

取り方:2025 年 12 月期の売上は 6.75 億ドル(+7.1%)、2026 年 Q2 は +8.2%(内部 +9.1%、事業の売却 −1.3%)。通期 7 億ドルと置いた。市場は歯科・診療所向けの業務ソフトとクラウド・決済を約 100 億ドルと推定し、シェア 7%。営業利益率 14% は推定。

自社ブランド・専門品(Global Specialty Products、内部消去後)

インプラント・生物材料・矯正・歯内治療・特殊医薬などの自社ブランドと専門品。売上の約 10%。粗利が高い。

数量歯科の専門品・生物材料・特殊医薬の市場(億ドル、実質、推定)価格ヘンリー・シャインのシェア × 価格指数(今 = 1)売上営業利益
今 2026/12 200 7.2% 15 2
10 年後 中立 256 10.4% 27 5

取り方:2025 年 12 月期の売上は 15.4 億ドル(+6.7%)から内部取引の消去(全体で 1.7 億ドル、ここに充てた)を引いた約 13.7 億ドル、2026 年上半期 +8.4% で通期 14.5 億ドルと置いた。市場は歯科の専門品・生物材料・特殊医薬を約 200 億ドルと推定、シェア 7.3%。営業利益率 16% は推定。

リスクと懸念

DSO の購買集約とネット通販

大手 DSO(歯科サービス組織)が購買を集約してメーカーと直接取引し、アマゾン・ビジネスなどが消耗品の価格の目安を下げる。流通の手数料が薄くなり、歯科流通の営業利益率 5% 台が 4% 台に落ちる恐れがある。

競合の再編と価格競争

パターソンは 2025 年に Patient Square Capital に買収されて非公開になり、ベンコも持ち株会社の傘下に再編された。非公開の競合が費用を削って値段を攻めれば、2026 年に得たシェアと利益率を守りにくい。

2026 年の歯科の好調の剥落

2026 年 Q2 の歯科消耗品の内部成長 5.9% は、関税前の駆け込み・価格転嫁・競合の混乱によるシェア獲得を含みうる。平常に戻れば、会社の見通し(売上 +4.5〜5.5%)の上振れは続かない。関税の還付も見通しに含まれない。

サイバー攻撃と運営の脆さ

2023 年 10 月のサイバー攻撃で受注が数か月止まり、保険金の残りを 2025 年 Q1 に 0.2 億ドル受け取った。歯科医院は日々の発注を止められないため、再発すれば受注の停止だけでなく顧客の離反と訴訟の費用が出て、利益率の足踏みをさらに長引かせる。

統治の揺れと戦略の変更

2025 年に Ananym が費用削減・医科の売却・取締役の入れ替えを求め、KKR が約 12.5% の株主として提携した。2026 年に CEO が交代し、取締役会は 15 → 10 人に縮小。医科の売却・事業の組み替えが進めば、利益と資本配分は変わるが、実行の失敗の恐れもある。

借入の増加と金利

純負債は約 33 億ドルで調整後 EBITDA の約 3 倍。借り換えで金利が 3.6% 前後から 5.75% に上がり、自社株買いを借入で続ければ利払いが利益を食う。少数株主の持ち分(償還可能なもの 9 億ドル)の買い取りも現金を使う。

歯科の景気感応度(機器・インプラント)

機器・インプラント・矯正は景気と金利に敏感で、リーマン期の株価は −42%。患者数の減少と医院の設備投資の先送りで、機器の売上が 2 桁落ちる可能性がある。消耗品は崩れにくいが、機器・インプラントの落ち込みが利益の大半を占める高採算の部分に集中するため、売上の減り以上に利益が減る。

今後の分かれ目

大手 DSO が購買を集約し、メーカーとの直接取引が歯科流通の 1 割を超えたら
流通の取り分が削られ、歯科の営業利益率が 4% 台に落ちる。10 年のやや悲観・悲観の確率を上げ、倍率も ROE の低下で 3〜4 倍下げて見る。
費用削減(営業利益 年 1.25 億ドル超)が計画どおり利益に残り、非 GAAP の営業利益率が 7.5% を超えたら
10 年のやや楽観・楽観の確率を上げてよい。ただし GAAP の利益で見て、償却・リストラ費の戻しを疑う。
医科の流通を売却する、または分離すると決まったら
売上は約 3 割減るが利益率の高い事業(歯科・自社ブランド・技術)の比率が上がり、売却益と自社株買いの原資ができる。売値と使い道次第で、ROE と倍率は上がる。
2026 年の歯科消耗品の内部成長(5.9%)が 3% 以下に戻ったら
競合の混乱によるシェア獲得が一時的だったと読み、3 年のやや悲観に確率を寄せる。
パターソンやベンコが大きく価格を下げて顧客を奪ったら
歯科流通のシェアが縮み、10 年の中立をやや悲観に寄せる。
景気後退で歯科の機器・インプラント・矯正が落ち、患者数が減ったら
機器の売上が 1〜2 割落ち、営業利益が 3 割ほど減るが、消耗品は崩れない。谷の PER 12 倍が下値の目安で、3 年の悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 歯科消耗品・機器・医科・技術・自社ブランドの内部成長(四半期の決算リリース)
  • 非 GAAP の営業利益率(2026 年 Q2 は 7.21%)と GAAP の営業利益・リストラ費・償却
  • BOLD+1 の費用削減の進み(年 1.25 億ドル超、合計 2 億ドル超)
  • 医科の売却・分離の発表と、KKR・Ananym の動き(取締役・持ち分 14.9% までの買い増し)
  • パターソン・ベンコの価格と、DSO・アマゾン・ビジネスの扱い
  • 純負債の水準(調整後 EBITDA の約 3 倍)と自社株買いの額(2026 年上半期 3.25 億ドル)
  • 関税の還付(2026 年 Q3 に計上見込み)と関税の再導入

倍率と資本コストの決め方

今の PER(GAAP で約 24 倍)・時価総額 97 億ドルを見る前に、歯科・医科・技術・自社ブランドの 4 つに分け、市場(実質)× シェア × 価格指数で売上を、営業利益率で利益を積み上げた。純利益は GAAP(株式報酬・償却・リストラ費は費用のまま、少数株主の分は引く。2025 年は 4.0 億ドル)で、会社の調整後(約 6 億ドル)や 1 株利益の見通しは使っていない。倍率は利益ベースの正当化 PER = (1 − g ÷ RONIC) ÷ (k − g)(k 9.00%・g 4.0%・ROE 14.1%(純利益 ÷ 自己資本。のれんは除かない)・堀は弱く RONIC 10.7%)= 12.5 倍の 9 割(1÷k を下回らせない)で、過去の幅にも今の倍率にも寄せていない。結果が割高に落ちたのは筋書きと弱い堀から出た値で、調整はしていない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality +1.0% = 9.0%。DSO・ネット通販・統治の揺れ・サイバー事故などの個別のリスクは k に足さず、やや悲観・悲観の確率(合計 34%)と悲観の深さで表した。存続は危うくないので上乗せ 0。

同じ業種(ヘルスケア)の AI 分析

割安 ユニバーサル・ヘルス・サービシズUHS 病院と精神科病院を併せ持ち、メディケイドの補助と無保険の増加に利益が左右される会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割の倍率でも、バリュー投資の観点で今の値段をはっきり割安と見る 本質価値との差 +81.6% · 10 年 割安(年 +13.1%) やや割安 インシュレットPODD チューブのないインスリンポンプで先頭に立つ高成長の機器会社。利益ベースの倍率でも、10 年で測った価値は今の時価総額を 3 割上回り割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 シグナ・グループCI 薬剤給付管理は移行期で利益が伸びないが、専門薬と法人保険が伸びる。資本コスト 8.5% の下でも、利益ベースの正当化 PER は今の時価総額を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 バクスター インターナショナルBAX 輸液と病院機器の老舗。ポンプの出荷停止とヒルロムで稼ぐ力が落ちた。堀が薄いと見て測っても、10 年の価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 HCA ヘルスケアHCA 米国最大の営利病院は、保険の無保険化という逆風の中でも 15% 台の利益率を保つ。quality で借金の重さを資本コストに入れても、今の値段はやや割安 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ゾエティスZTS 皮膚薬の競合と OA 薬の安全性で崩れた利益がどこで底を打つかが全て。利益ベースの正当化 PER(k 8.0%)で測っても今の値段を 2 割ほど上回るが、尾は深い 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ソルベンタム・コーポレーションSOLV 3M から分かれた創傷・感染予防・歯科・病院ソフトの会社。GAAP の利益は分離費用と訴訟で薄いが、費用が消えれば利益は 5 倍になる 本質価値との差 +10.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) 適正 GEヘルスケア・テクノロジーズGEHC 画像診断・超音波・造影剤で稼ぐ医療機器大手。中国と関税・患者ケアの不調で利益率は低いが受注残は厚く、10 年で測った価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 アボット・ラボラトリーズABT リブレ・心血管・診断で稼ぐ優良な医療機器の複合体。10 年で測った価値は今の時価総額とほぼ同じで、筆者の判定は適正 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ラボコープ・ホールディングスLH 臨床検査の大手。買収は資本コスト並みで価値をほぼ増やさず公的料金の重しもあるが、利益ベースの正当化 PER の 8 割で測ると本質価値は今とほぼ同じで適正 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ヴィアトリスVTRS 特許切れブランドと後発薬で稼ぐ重い借金の会社。償却が減っても、利益ベースの正当化 PER(k 9.5%)で測ると今の値段はほぼ適正。工場の問題と価格の下落が尾を重くする 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 マケッソンMCK 卸 3 社の首位で堀は厚く、腫瘍と処方技術が利益を伸ばす。利益ベースの倍率でも適正。ただし CVS 依存と直販の圧力が重しになる 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 クエスト・ダイアグノスティックスDGX 医師・病院・消費者の 3 方向に検体が増える米国 2 強の検査会社。資本コスト 7.5% と利益ベースの正当化 PER の 8 割の倍率で、バリュー投資の観点では今の値段をほぼ適正と見る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 CVSヘルスCVS 保険・PBM・薬局を束ねる複合企業は 2026 年に谷を抜けつつあり、保険の利益率が 5% 前後へ戻っても、利益ベースの倍率(k 9.5%)では本質価値は今の時価総額とほぼ並ぶ 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 リジェネロン・ファーマシューティカルズREGN デュピクセントの利益分配とアイリーア HD を稼ぎ頭に、純現金も厚い。デュピクセントの特許切れと新薬の打率を厚く見ても、利益ベースの倍率(k 8.0%)に抑えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 センコラCOR 卸 3 社の 2 番手。専門薬と腫瘍・網膜の診療網で利益を伸ばすが、売上の 25% を占めるウォルグリーン依存が重い。利益ベースの倍率では適正 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 カーディナルヘルスCAH 卸 3 社の 3 番手。専門薬・診療網・在宅で利益が伸びるが、売上の 28% を占める CVS 依存と後発薬の好調の剥落が重い。利益ベースの正当化 PER の式で測ると適正 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 レスメドRMD GLP-1 の影響は患者数より競合の復帰と価格が重い。世界首位の睡眠時無呼吸機器で、利益ベースの倍率では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エレバンス・ヘルスELV 全米最大級のブルークロス系保険とケアロンを持つ。2026 年は医療費高騰の谷。利益率が戻る中立でも、利益ベースの正当化 PER(k 8.5%)では今の時価総額とほぼ並ぶ 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユナイテッドヘルス・グループUNH 医療保険の巨人。2025 年の谷を越えつつあり、利益率が 4〜5% 台へ戻っても、利益ベースの倍率(k 8.5%)では今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アムジェンAMGN 成長 6 本柱が骨粗しょう症薬・関節炎薬の落ち込みを埋める途上の優良バイオ。肥満薬マリタイドは賭けで、借金 573 億ドルを抱えるが、利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダヴィータDVA 腎臓透析で米国最大。利益の大半を稼ぐ民間保険の患者と重い借金が分かれ目で、式と筋書きの結果はやや割高。バリュー投資の観点では堀は強いが価格を決める力は弱い 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ステリスSTE 病院の滅菌・感染予防と、医療機器メーカーの受託滅菌で稼ぐ、更新と消耗で積み上がる収入の厚い優良な会社。規制の揺り戻しと在庫調整を織り込むと、利益ベースの倍率では今の値段が先に行きすぎ、本質価値は今の時価総額を約 14% 下回る 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 バーテックス・ファーマシューティカルズVRTX 嚢胞性線維症で 9 割超を握る堅い独占と厚い現金が強みで、利益ベースの倍率(k 7.5%・正当化 PER の 8 割前後)に抑えると、新薬群の成否を厚く見ても今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アイデックス・ラボラトリーズIDXX 獣医向け診断で世界首位級。検査の継続収入という強い堀があるが、今の値段は先取りしすぎで、10 年で測った価値は今の時価総額の約 8 割 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ベクトン・ディッキンソンBDX 針・注射器・ポンプを持つ「医療の水道管」。バイオと診断を分離して身軽になった。10 年で測った価値は今の時価総額をやや下回り、筆者の判定はやや割高 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クーパーCOO コンタクトレンズと女性医療の 2 本柱。在庫調整・訴訟・物言う株主で揺れ、資本の効率は低い。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 メドトロニックMDT 心臓の機器(PFA)・脊椎・外科ロボットで稼ぐ総合医療機器の最大手。糖尿病を切り離して身軽になり、PFA の伸びで利益が積み上がる局面にある 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ヒューマナHUM 高齢者向け民間保険の最大手級。2026 年は利益が消える谷だが、星評価の急回復で 2028 年に利益率が戻る道が開けた。ただし価格は政府が握り、利益ベースの倍率(k 9.5%)では今の値段はやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ブリストル・マイヤーズ スクイブBMY エリキュースとオプジーボの 2028 年の特許切れで売上の 6 割近くが崩れるが、成長品と新薬で埋めきれば本質価値は今の値段を上回るが、確率で重ねると(利益ベースの正当化 PER の 7 割で測って)やや割高 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 ファイザーPFE 配当の厚い巨大製薬だが、2027〜2028 年に主力の特許が切れ、肥満薬と腫瘍の新薬で穴を埋め切れるかが焦点。利益ベースの正当化 PER の 9 割で測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.8% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 ボストン・サイエンティフィックBSX 電気生理とウォッチマンで伸びた医療機器の優等生。2026 年は 2 度の下方修正で株価が半減した。10 年で測った価値は今の時価総額を下回り、判定はやや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 ギリアド・サイエンシズGILD HIV 治療・予防を握る安定した現金創出企業。ビクタルビの特許切れは 2036 年まで先送りされたが、薬価政策と買収費用を厚く見ても、利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ストライカーSYK 整形外科のロボット(Mako)と外傷・四肢で稼ぎ、手術室の機器・血管・神経へ広げる医療機器の大手。サイバー攻撃の傷は癒えつつあるが、堀の厚さは変わらない 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ジンマー・バイオメット・ホールディングスZBH 膝・股の人工関節で世界最大級の整形外科大手。価格の下落と Mako へのシェア流出の中、ロボット ROSA の巻き返しが分かれ目。本質価値は今の値段に対して「割高」 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 デクスコムDXCM 連続血糖測定で稼ぐ高成長の機器会社。利用者は増えるが、1 人あたり収入の下落とアボットとの競争を織り込んだ利益ベースの倍率では、今の値段は本質価値を大きく上回る 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 センティーンCNC メディケイド最大手・ACA 最大手の民間保険。2025 年の谷から 2026 年は回復したが、利益の戻りは州の料率と補助金という他人の財布に左右され、利益ベースの倍率(k 9.0%)では今の値段は割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 メトラー・トレド・インターナショナルMTD 精密計量・分析・検査の消耗しない需要で稼ぐ質の高い会社。事業の見通しは堅いが、今の PER 38 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 22.5 倍、置くのは 18 倍)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −38.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エドワーズライフサイエンスEW TAVR で首位、純現金を持つ心臓弁の専業。質は高いが、利益ベースの倍率では今の値段が高く、本質価値は今の時価総額の約 6 割 本質価値との差 −41.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 イーライリリーLLY 肥満薬で世界最強の成長企業。利益の過半が 1 つの薬効群と米国の価格政策に乗り、利益ベースの正当化 PER の 8 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウォーターズWAT 分析機器の消耗品と診断の繰り返し収入を持つ質の高い会社へ統合が済んだ。事業の質は高いが、利益ベースの成熟後の PER は 12 倍で今の約 30 倍の半分にも届かず、割高と出る 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 メルクMRK キイトルーダ依存の穴を新薬と買収で埋めに行く世界最大級の製薬。2028 年の特許切れ後の再成長に確度は持てないが、利益ベースの正当化 PER の 7 割で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −42.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 アッヴィABBV 免疫の二本柱で成長は続くが、2033 年のスキリージの特許切れと薬価政策が先にある。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 IQVIAホールディングスIQV 世界の医療データと臨床試験を握るが、純負債が重い。今の GAAP の PER 約 33 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 15.9 倍、置くのは 13 倍)を上回り、割高と出る 本質価値との差 −42.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ 腫瘍と免疫の新薬が特許切れを補い質は高いが、利益ベースの正当化 PER の 8 割で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 サーモフィッシャー・サイエンティフィックTMO 研究・製造・臨床試験のインフラを握る堅い会社だが、今の PER 39 倍は利益ベースの正当化 PER(上限 17 倍)の 2 倍近くで、割高と出る 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 バイオジェンBIIB MS の稼ぎが縮む中で、成長製品と開発品が補えるかが全て。利益ベースの倍率では本質価値が今の値段の約 6 割で、割高。楽観の尾が重い 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ダナハーDHR バイオプロセスの回復と診断の再編を抱えた堅い会社。今の PER 45 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 16 倍、置くのは 13 倍)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −46.9% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 アライン・テクノロジーALGN 透明な歯列矯正装置の世界首位。症例は増えるが値段が上がらず、安い競合が堀を削る。利益ベースの正当化 PER で測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 インテュイティブ・サージカルISRG 手術ロボットのほぼ独占と消耗品の積み上げで稼ぐ優良企業。ただ今の値段は、独占が続く前提でも高すぎる水準にある 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 インサイトINCY ジャカフィ(米国売上の約 6 割)が 2028 年末に特許切れ。新薬群が穴をどこまで埋めるかが全てで、利益ベースの倍率では本質価値が今の値段の約 5 割で、割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 アジレント・テクノロジーA 分析機器の消耗品・保守で稼ぐ質の高い会社。事業の見通しは堅いが、今の PER 38 倍は利益ベースの正当化 PER(成熟後の上限 17.4 倍、置くのは 14 倍弱)を大きく上回り、割高と出る 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ウエスト ファーマシューティカル サービシズWST 注射剤のゴム栓で世界の約 7 割を握る質の高い会社。GLP-1 の山と今の PER 57 倍が重く、利益ベースの成熟後の PER は 16 倍前後で、大きく割高と出る 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 チャールズリバー・ラボラトリーズ・インターナショナルCRL 動物試験と創薬の受託で最大手。底は打ったが GAAP の利益が薄く、今の時価総額 143 億ドルは本質価値の約 2.6 倍と出る 本質価値との差 −66.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リビティRVTY 新生児スクリーニングと免疫診断が伸び、研究向けは足踏み。ただ GAAP の利益が薄く、利益ベースの値は今の時価総額 170 億ドルを大きく下回る(割高) 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 バイオテクネTECH 研究用試薬で稼ぐ高採算の会社だが、GAAP の純利益で式を当てると今の時価総額は本質価値の約 3 倍。メルク KGaA の買収提案も単体の価値を大きく上回る 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 モデルナMRNA コロナの落ち込みと赤字が続く中で、インテスメランの成功が価値の大半を決める。利益ベースの倍率で測っても、今の値段は期待を先取りしすぎで割高 本質価値との差 −81.2% · 10 年 割高(年 −7.9%) 割高 ヴィーヴァ・システムズVEEV 臨床・薬事の記録の堀は本物だが、営業系の席は AI に削られ、57 倍の PER が剥がれると割高(-80%) 本質価値との差 −81.2% · 10 年 割高(年 −9.7%)

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読んだ資料

  1. Henry Schein 2026 年第 2 四半期の決算リリース(SEC 8-K)
  2. Henry Schein 2025 年通期の決算リリース(2026 年見通し)
  3. Henry Schein 2026 年 Q2 の決算説明会の要点(MarketBeat)
  4. KKR による 2.5 億ドルの出資の完了(Oral Health Group)
  5. Ananym が取締役の指名を計画(Reuters の報道、TipRanks)
  6. Henry Schein 取締役会の縮小の発表(2026-04)
  7. Patient Square Capital によるパターソンの買収の完了(Becker's Dental)
  8. IBISWorld:米国の歯科機器・用品の卸の市場規模
  9. Henry Schein の時価総額(PitchBook)

分析日 2026-10-16