株譜
AI 銘柄分析 · 金属製品 · 試作

川岸工業 5921

スカイツリーや国立競技場にも関わった鉄骨の名門。ただし利益は山を越え、帳簿の厚さほど稼ぐ力はないため、今の値段はやや高い

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,943 円109 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,435 円122 億円差 −11.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,943 円109 億円 · 差 −11.1% · 期待の年率 +5.6%
期待の年率リターン(10 年)+5.6%資本コスト比 −2.2 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

川岸工業は、ビルや鉄塔、橋に使う鉄骨を設計・製作・施工する、1906 年創業の鉄骨専業メーカーだ。筆者の結論は、今の値段はやや割高というものだ。理由は、帳簿の厚さと稼ぐ力の落差にある。

自己資本は 290 億円と、時価総額 122 億円の 2 倍以上ある。自己資本比率は 8 割を超え、借金はない。それでも ROE(自己資本利益率)は 5% 前後だ。厚い資本が、鉄骨の売掛金と工事の途中の在庫に縛られているためで、現金を除けば株主の自由になる額は小さい。

利益は 2025 年 9 月期の営業利益 19 億円から、2026 年 9 月期は 13 億円へ減る見通しだ。プレキャストコンクリートの受注が減り、工場の稼働が落ちた。

悪い会社ではない。難しい鉄骨を手がける技術と、商社系の安定株主がある。ただ、割安と呼べるほどの余地は見いだしにくい。難しい鉄骨の技術が収益に結びつくまで、株主は待たされる。値段は、堅実な会社に妥当な水準をやや上回っていると、筆者は見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、川岸工業は「堅実だが、安く買える会社とまでは言えない」と映る。

鉄骨は、建物が建つ限り必要とされる。借金がなく、難しい工事の技術がある点は評価できる。

ただし、事業の経済性は強くない。同じ鉄骨を多くの会社が作り、値段は入札で決まる。利益率は景気で大きく振れ、資本の効率は 5% 前後と低い。厚い自己資本は、稼ぐ力に結びついていない。

資本の使い方も物足りない。稼いだ利益の 7 割を内部にためるが、ためた資本が新しい稼ぎを生んでいない。自社株買いなどの還元に踏み込めば、評価は変わる。

筆者は、中立の筋書きで 10 年後の株主の取り分が、今の時価総額に届かないと見る。悲観でも、現金と工場、運転資本が下値を支える。損をしにくいが、安全域はあまり厚くない。資本の使い方が変われば、見方も変わる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、鉄骨を中心にした鋼構造物の設計・製作・現場の組み立てである。2025 年 9 月期の売上 242 億円のうち、大半が鉄骨と橋梁などの鋼構造物で、残りが建築用のプレキャストコンクリート(工場で作る部材)だ。セグメントは分けて開示されていない。

鉄骨は、ビルや放送局の鉄塔、鉄道橋など、板厚の厚い難しい工事を得意とする。鉄骨製造の最高位であるSグレードの認定を持つ会社だ。東京スカイツリーや国立競技場の建設にも関わった。主な顧客は、ゼネコンとデベロッパーである。

工場は首都圏の柏を中心に、山口・岡山・大阪にも拠点がある。生産能力は鉄骨で月に約 8,500 トン、プレキャストで月に約 1,500 立方メートル。2026 年は稼働率の低下が目立ち、能力を使い切れていない。

販売は、案件ごとの入札や交渉で決まり、受注残が数か月から数年先の売上になる。工事は、自社で詳細な図面を描き、部材を工場で作り、現場の高所で組み立てる流れだ。人手と大型の機械を使うため、固定費が重い。原材料の鋼材は商社を通じて仕入れ、大株主の中にも鋼材商社が並ぶ。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、難しい鉄骨を手がける技術と実績にある。厚板の溶接や大型の部材は参入が難しい。ただし、普通の建築鉄骨は多くの会社が同じ品物を作り、値段はゼネコンの入札で決まる。

利益率は景気の波が大きい。営業利益率は 2017 年 9 月期に 14.5% まで上がったが、2022 年 9 月期は 5.6%、今期は 5% 前後に落ちる。赤字の期も過去に 3 回ある。

資本の効率は低い。過去 10 年の ROE の中央値は 5.1% で、資本コストに届いていない。現金は 32 億円と手厚いが、自己資本の大半は売掛金・工事の途中の在庫・工場に投じられている。

経営は堅実で、配当性向を 3 割前後に保つ。ただし資本の効率を引き上げる明確な数値目標は見当たらない。商社系の安定株主が多く、市場の圧力は弱い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

鉄骨の需要は、建築の着工と連動する。業界全体の鉄骨需要は 2 年連続で 400 万トンを下回る低い水準にあり、建築費の高騰で計画が先送りされる案件が増えている。10 年で見れば、人口が減る国内の新築は縮み、中立で数量は 5% ほど減るとみる。

一方、更新の需要がある。老朽化した橋や鉄塔、物流倉庫やデータセンターの需要は残り、大型で難しい工事ほど、技術のある会社に集まる。

値段は鋼材価格に左右される。中国の過剰生産が価格の天井を抑える一方、人件費と物流費は物価並みに上がる。転嫁が遅れると、利益率が圧迫される。

競争は、全国の鉄骨ファブリケーターと、橋梁大手の横河ブリッジや宮地エンジニアリング、川田テクノロジーズがある。川岸工業は、橋梁の専業ではなく建築鉄骨が中心だ。プレキャストは、工場稼働率の維持が課題で、受注の波が利益を大きく動かす。

施工の人手不足と労務費の上昇は、業界全体の利益を削る構造的な要因だ。ゼネコンが施工の安全と工期を優先する流れも、中小の鉄骨会社には負担になる。公共工事の予算が横ばいでも、更新の需要が下支えになる。

資本政策と M&A

資本政策は、配当が中心だ。配当性向は 3 割前後で、2025 年 9 月期は期中に増額した。2026 年 9 月期は減益に合わせて減配の予想を出した。自社株買いの実績は目立たず、現金は積み上がる傾向にある。

借金はなく、現金が 32 億円ある。ただし鉄骨は、鋼材を先に買い、代金は工事の進みに応じて入る。現金の大半は運転資金として必要だ。事業に要らない余った現金は、大きくないとみる。

株主構成は、鋼材商社の伊藤忠丸紅住商テクノスチールとエムエム建材が各 17% 前後、川岸興産が 5% 前後と、安定株主が厚い(数字は古い開示による)。親会社はなく、持ち合いに近い関係だ。買収の話は表には出ていない。

M&A は行っていない。株主優待は実施していない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

川岸工業の資産の厚さは、割安さの裏づけになる。自己資本は 290 億円、借金はなく、現金が 32 億円ある。時価総額 122 億円は、その 4 割ほどにすぎない。難しい鉄骨を作る会社が少ない中、老朽化した橋や鉄塔、データセンターなどの大型案件で、技術のある会社に仕事が集まる。

利益は底に近い。2026 年 9 月期の営業利益 13 億円は、プレキャストの一時的な受注減と工場稼働の低下が響いたもので、会社も通期の予想を上方修正した。受注残が積み上がる局面では、固定費の負担が薄まり、利益が急に戻りやすい。稼働が戻れば、営業利益は 2025 年 9 月期の 19 億円に回復する。

商社系の安定株主が厚く、経営は落ち着いている。資本の効率を上げる圧力が高まれば、現金の還元や自社株買いに動く可能性がある。

配当性向を 3 割から 5 割に上げるだけでも、株主の取り分は大きく変わる。取引所が資本効率の改善を求める流れも追い風になる。鉄骨の受注も、首都圏の再開発が続く間は底堅い。

慎重な見方

資産が厚く見えても、稼ぐ力は弱い。ROE は 5% 前後で、資本コストに届いていない。自己資本 290 億円の大半は、売掛金や工事の途中の在庫、工場に投じられており、株主が自由に使える額ではない。現金も運転資金として必要で、余ってはいない。

利益は減っている。2026 年 9 月期の営業利益は 13 億円と前期より 3 割減り、第 1 四半期は営業赤字だった。プレキャストの受注が減り、工場の稼働率が落ちた。鉄骨の需要も 400 万トンを割る低水準が続く。

10 年で見れば、人口が減る国内の新築は縮む。建築費の高騰で計画が止まる案件が増える中、鋼材の値上がりを転嫁できなければ、利益率は 5% を割りうる。商社系の安定株主は、還元の圧力をかけにくい。割安なまま放置される構造だ。株価が低くても、株主が動かない構造が続くかぎり、価格は評価されにくい。

加えて、プレキャスト事業は稼働率の維持が難しく、能力を持て余す期間が長引くと、減損や撤退の費用が出る恐れもある。

どちらに重みを置いたか

資産の厚さと技術には根拠がある。ただし稼ぐ力が資本コストに届かず、利益も下り坂のため、中立でも価値は今の時価総額を下回る。確率は中立 37%、やや悲観 27%、悲観 12% とし、楽観側は合計 24% にとどめた。悲観でも現金と工場が値段の下を支える。ただ、割安と言い切るには、稼ぐ力の裏づけが足りない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 6,092 円168 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,556 円43 億円)。 今の値に割り戻すと 3,943 円109 億円、今との差 −11.1%、 期待の年率 +5.6%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 11,691 円322 億円 2,761 円76 億円 +225.9% +12.5% 867 円24 億円
やや楽観 18% 9,130 円251 億円 2,144 円59 億円 +154.2% +9.8% 2,029 円56 億円
中立 37% 6,848 円189 億円 1,671 円46 億円 +92.1% +6.7% 3,152 円87 億円
やや悲観 27% 3,277 円90 億円 1,235 円34 億円 +1.7% +0.2% 1,218 円34 億円
悲観 12% 2,739 円75 億円 436 円12 億円 −28.4% −3.3% 381 円10 億円
加重平均100% 6,092 円168 億円1,556 円43 億円 +72.4% +5.6% 7,648 円211 億円

今の株価時価総額 4,435 円122 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 6% 大型案件が続き、稼働が満たされて利益率が 9% 台に戻る 利益 25 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 11,691 円322 億円

10 年後、老朽化した橋や鉄塔、データセンターの大型案件が続き、難しい厚板の鉄骨を作れる会社として受注を集める。鉄骨の数量は今より 5% 増え、工場の稼働率は 6 割から 7 割近くに上がる。値段は物価より少し速く上がり、営業利益率は 9.5% に戻る。プレキャストも、物流倉庫の需要で数量を 3 割増やし、黒字が定着する。営業利益は 33 億円、純利益は 25 億円に達する。配当は利益の 4 割に上がり、自社株買いも始まる。ただし建築需要に左右される事業であることは変わらず、ROE は 6% 台にとどまる。

  • 鉄骨・橋梁(鋼構造物):数量 57.8(鋼構造物の製作量(千トン))× 価格 5.52(1 千トンあたりの売上(億円))→ 売上 319 億円・営業利益 30 億円。数量 ×1.05・単価指数 ×1.38・利益率 9.5%
  • プレキャストコンクリート:数量 14.3(製作量(千立方メートル))× 価格 2.68(1 千立方メートルあたりの売上(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。数量 ×1.30・単価指数 ×1.34・利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.2% が k 7.80% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 322 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:老朽橋・鉄塔・データセンターなど大型案件が続き、2017 年 9 月期に近い利益率に戻る姿。過去 10 年で 9% を超えたのは 3 回だけで、10 年続くとは見にくい。

やや楽観 18% 稼働が戻り、利益率が 8% に回復 利益 20 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 9,130 円251 億円

数量は今の水準を保ち、値段は物価並みに上がる。プレキャストは物流倉庫などで稼働が戻り、わずかな黒字になる。営業利益率は 8% に回復し、2025 年 9 月期の水準が続く。営業利益は 25 億円、純利益は 20 億円。配当性向は 3 割台後半で、現金は少しずつ積み上がる。大型の橋梁や鉄塔の案件を取れる会社の強みが生き、競合との値下げ競争から距離を置ける。成功ではあるが、過去最高の利益を超えるほどではない。ROE は 5% 近くにとどまる。会社は設備を更新しつつ、現金を少しずつ戻す。受注残は十分で、鋼材の値上がりも数か月遅れで転嫁できる。

  • 鉄骨・橋梁(鋼構造物):数量 55.0(鋼構造物の製作量(千トン))× 価格 5.44(1 千トンあたりの売上(億円))→ 売上 299 億円・営業利益 24 億円。数量 ×1.00・単価指数 ×1.36・利益率 8.0%
  • プレキャストコンクリート:数量 12.1(製作量(千立方メートル))× 価格 2.68(1 千立方メートルあたりの売上(億円))→ 売上 32 億円・営業利益 2 億円。数量 ×1.10・単価指数 ×1.34・利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.0% が k 7.80% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 251 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:稼働率と転嫁が回復し、2025 年 9 月期の水準が続く姿。2026 年 9 月期の減益が一時的なものだったとする落としどころ。

中立 37% 数量は小さく縮み、利益率は 6% 台で落ち着く 利益 15 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 6,848 円189 億円

鉄骨の数量は人口の減少と建築費の高騰で 5% ほど減る。値段は物価並みに上がるが、鋼材と労務費の上昇を完全には転嫁できない。営業利益率は 6.5% で、2025 年 9 月期の 7.7% よりやや低い。プレキャストは稼働が戻らず、ほぼ収支均衡にとどまる。営業利益は 19 億円、純利益は 15 億円。配当性向は 3 割台前半を保ち、利益の残りは内部にたまる。自己資本は 380 億円近くに積み上がるが、新しい稼ぎは生まず、ROE は 4% 前後に下がる。堅実だが、株主の取り分は増えにくい姿だ。中期的に資本の効率を高める策が打たれなければ、この状態が続く。

  • 鉄骨・橋梁(鋼構造物):数量 52.2(鋼構造物の製作量(千トン))× 価格 5.36(1 千トンあたりの売上(億円))→ 売上 280 億円・営業利益 18 億円。数量 ×0.95・単価指数 ×1.34・利益率 6.5%
  • プレキャストコンクリート:数量 11.0(製作量(千立方メートル))× 価格 2.68(1 千立方メートルあたりの売上(億円))→ 売上 30 億円・営業利益 1 億円。数量 ×1.00・単価指数 ×1.34・利益率 3.0%

倍率:事業の純利益 15 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.9% が k 7.80% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 188 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新築は小さく縮み、更新の需要が補う。転嫁は遅れ気味で、利益率は直近の 6% 台にとどまるという落としどころ。

やや悲観 27% 価格競争で利益率が 4% 台に落ち、稼働も下がる 利益 8 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 3,277 円90 億円

新築が縮み、建築費の高騰で計画が先送りされる。鉄骨の数量は 15% 減り、値段も物価に追いつかない。工場の稼働率は 5 割を割り、固定費が重くのしかかる。営業利益率は 4.5% に下がり、プレキャストは慢性的な赤字になる。営業利益は 11 億円、純利益は 8 億円まで減る。会社は配当を縮め、現金は運転資金で目減りする。事業は残るが、株主の取り分は細る。構造的に負けた姿で、優良な会社とは言えなくなる。大手ゼネコンとの取引は続くが、価格交渉の力は弱まる。受注の確保を優先して利益を削る局面が長引く。人手不足で労務費も上がり、利益率の回復は見込みにくい。

  • 鉄骨・橋梁(鋼構造物):数量 46.8(鋼構造物の製作量(千トン))× 価格 5.12(1 千トンあたりの売上(億円))→ 売上 239 億円・営業利益 11 億円。数量 ×0.85・単価指数 ×1.28・利益率 4.5%
  • プレキャストコンクリート:数量 9.3(製作量(千立方メートル))× 価格 2.50(1 千立方メートルあたりの売上(億円))→ 売上 23 億円・営業利益 0 億円。数量 ×0.85・単価指数 ×1.25・利益率 0.0%

倍率:稼ぐ力(純利益 8 億円 ÷ k)は約 100 億円で、床の売れる資産(約 100 億円)と並ぶ。今の自己資本 290 億円に 0.30 倍を掛けて 90 億円に置いた。自己資本の積み上げには掛けていない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.311 倍・時価総額 90 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:建築鉄骨の価格競争が激しくなり、稼働率が下がる姿。直近の営業利益の減少が示す方向と一致するため、中立に次ぐ厚みを置いた。

悲観 12% 受注が干上がり、赤字と減損で資産が目減りする 利益 −2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 2,739 円75 億円

建築の着工が急減し、鋼材の高騰も転嫁できない。鉄骨の数量は 3 分の 1 減り、受注残が細る。工場の稼働は 4 割に落ち、固定費を賄えない。2012〜2013 年のような赤字が再び起き、営業損失は 2 億円を超える。プレキャストは撤退を迫られ、工場の減損が出る。配当は大きく縮み、自己資本も痩せる。借金はなく、現金と売掛金の回収が会社を守る。それでも株主が受け取れる額は、運転資本の目減りと減損で、自己資本の帳簿の 3 割以下に落ち込む。ただし、2013 年の赤字のあとも会社は存続し、鉄骨の需要が戻れば立ち直った実績がある。

  • 鉄骨・橋梁(鋼構造物):数量 35.8(鋼構造物の製作量(千トン))× 価格 4.60(1 千トンあたりの売上(億円))→ 売上 164 億円・営業利益 −2 億円。数量 ×0.65・単価指数 ×1.15・利益率 -1.0%
  • プレキャストコンクリート:数量 6.6(製作量(千立方メートル))× 価格 2.20(1 千立方メートルあたりの売上(億円))→ 売上 15 億円・営業利益 −1 億円。数量 ×0.60・単価指数 ×1.10・利益率 -5.0%

倍率:営業赤字なので PBR で置く。床は現金の戻り分・売掛金と在庫の回収・土地と工場の売却を合わせた約 100 億円。今の自己資本 290 億円に 0.26 倍を掛けて 75 億円に置いた。清算されない限り現金の使い道は少数株主が決められないため、床の一部だけを数える。

確率:建築需要の急減と鋼材高が重なる姿。2011〜2013 年の 3 期連続赤字(最悪の営業利益率 −11.9%)の実例があるため、悲観の確率は 5% を超えて置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

鉄骨・橋梁(鋼構造物)

ビル・鉄塔・体育館・橋などの鉄骨の設計・製作・現場の組み立て。難しい厚板の工事を得意とする。

数量鋼構造物の製作量(千トン)価格1 千トンあたりの売上(億円)売上営業利益
今 2025/09 55.0 4.00 220 18
10 年後 中立 52.2 5.36 280 18

取り方:会社はセグメントを分けて開示していない。売上 242 億円のうち、プレキャスト以外を約 9 割の 220 億円と推定し、設計・組み立てを含む平均単価を 1 トンあたり約 40 万円(推定)として製作量を約 5.5 万トンとした。月産 8,500 トン(年約 10 万トン)の能力に対して稼働は約 55% の計算。数量は製作量、価格は 1 トンあたりの売上で物価の分を持つ。推定である。

プレキャストコンクリート

工場で作る建築用のコンクリート部材。倉庫やマンションなどに使う。

数量製作量(千立方メートル)価格1 千立方メートルあたりの売上(億円)売上営業利益
今 2025/09 11.0 2.00 22 1
10 年後 中立 11.0 2.68 30 1

取り方:月産 1,500 立方メートル(年約 1.8 万立方メートル)の能力に対して稼働を約 6 割の 1.1 万立方メートル、1 立方メートルあたり約 20 万円(推定)で売上 22 億円と置いた。会社の開示にセグメントの内訳はない。2026 年 9 月期は受注減で赤字になる見通し。推定である。

リスクと懸念

新築需要の縮小と建築費の高騰

業界の鉄骨需要は 2 年連続で 400 万トンを下回っている。建築費の高騰で計画が先送りされる案件が増えれば、受注残が細り、工場の稼働率が下がる。固定費が重く、利益が大きく振れる。

プレキャストの稼働率

プレキャストは受注の波が大きい。2026 年 9 月期の第 1 四半期は、受注減と稼働の低下で営業赤字になった。能力を使い切れないと、全社の利益を押し下げる。

鋼材価格・労務費の転嫁遅れ

鋼材と人件費の上昇を、受注済みの案件の値段に転嫁するのは難しい。入札で決まる値段のため、上がった費用の一部を会社が負う局面がある。

施工の人手不足

現場で鉄骨を組み立てる職人が減り、工期の遅れと労務費の上昇につながる。大型案件ほど、人手の確保が採算を左右する。

資本効率の低さと放置

ROE は 5% 前後で、資本コストに届かない。安定株主が厚く、還元や資本効率を求める圧力が弱い。割安なまま放置されやすい。

今後の分かれ目

営業利益が 2 年続けて 18 億円を超える
稼働率の回復と転嫁が進んだ証拠になる。楽観側の確率を上げてよい。
自社株買いや配当性向の引き上げが示される
資本の使い方が変わる。余った現金の戻り方を見直し、価値の見方を引き上げる。
プレキャストの赤字が 2 期続く
事業の縮小や撤退の可能性が高まる。やや悲観の確率を上げる。
老朽化した橋や鉄塔、データセンター向けの大型案件の受注が続く
難しい鉄骨の技術が効いている印。中立の数量を上げる余地が出る。
大株主の商社の持ち株が動く、または買収提案が出る
資産の厚さが値付けに反映される。提案の価格が事業の価値を映しているかを別に確かめる。

見ておくもの

  • 鉄骨の受注残と受注単価
  • プレキャストの稼働率と損益
  • 営業利益率(8% 台に戻るか、5% を割るか)
  • 鋼材価格と労務費の転嫁の進み具合
  • 配当・自社株買いなど資本政策の変化

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・PER を見ず、鉄骨とプレキャストを数量×価格で積んだ利益から置いた。資本コストは基本 7.5% に循環 +0.5%・値決め +0.3% を足した 8.3%。中立の ROE は約 3.9% で k を大きく下回り、式の PER は約 8.0 倍。やや悲観・悲観は構造的な負けとして、稼ぐ力と売れる資産の税後を床にし、自己資本の積み上げや過去の PBR の底は根拠にしていない。中立の営業利益率は 6.2% で、過去 12 年の最高 14.5% より低い。家賃を営業費用に入れた形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→12.82 倍・やや楽観 PER 9.5→12.82 倍・中立 PER 8→12.82 倍・やや悲観 PBR 0.3→0.311 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 東洋シヤッター5936 国内3番手のシャッター会社。点検の稼ぎが育ち、利益の割に値段は安い。割安と見る 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 三洋工業5958 天井・床の下地材で知られる堅実な建材メーカー。時価総額の半分が現金で、事業の稼ぎを考えれば今の値段はかなり安い 本質価値との差 +65.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三和ホールディングス5929 国内寡占・世界シェア首位の開口部メーカー、改修需要と海外M&Aの果実を乗せれば割安と出る 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ジーテクト5970 車体骨格プレス部品の中堅。中立の姿でも今の値段は割安寄りだが、ホンダ依存と重い設備投資が割り引きの理由だと筆者は見る 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 文化シヤッター5930 国内2位のシャッター専業。利益率の低い建材部門が重しで、確率で重みをつけるとやや割安 本質価値との差 +60.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 エイチワン5989 ホンダ向け 86% のフレーム専業。3 年連続赤字から立ち直ったが、顧客の偏りと重い投資を考えると、割安度は見かけほど大きくないと筆者は見る 本質価値との差 +60.7% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 フジマック5965 病院・給食・外食の厨房を一括で請け負う堅実な中堅。土地売却で現金が積み上がり、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日創グループ3440 パネルとデータセンター向け筐体は伸びるが、寄せ集めの事業で ROE が資本コストに届かない 本質価値との差 +56.6% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 エムケー精工5906 門型洗車機と調理家電の長野の会社。直近の利益は山で、中立でも自己資本の厚みが評価に残る 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 サンコーテクノ3435 あと施工アンカーの国内首位。利益の安定と財務の堅さに比べ、今の値段は低い 本質価値との差 +52.0% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 MIEコーポレーション3442 工場の配管をつなぐステンレスの継手の専業。値上げで利益は倍増したが、還元が細く借金もある。今の値段はほぼ適正で、わずかに安い程度 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 昭和鉄工5953 九州の熱の老舗が値付けを覚え、3 年で利益率は 9% に。持ち合い株を除いても今の値段は稼ぎに比べて安い 本質価値との差 +49.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 不二サッシ5940 ビル用サッシの老舗。利益は薄いが、値段は稼ぐ力に対して安く、借入の重さを織り込んでもやや割安 本質価値との差 +45.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 リンナイ株式会社5947 実質無借金で稼ぐ力は安定している。米国の電化と海外の伸びを織り込んでも、今の時価総額には安全域がある 本質価値との差 +42.4% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 株式会社RS Technologies3445 再生ウェーハで世界一という稼ぐ力は本物だが、中国の新品ウェーハと重い投資を差し引くと、今の値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 株式会社マルゼン5982 稼ぎは堅く、現金も厚い。ただ利益率は過去最高で、今の値段に安全域は見えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 宮地エンジニアリンググループ3431 老朽橋の補修は長く続くが、足元は発注減で利益が半減。谷の深さと現金の厚さを踏まえると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) やや割安 日東精工5957 小さなねじとねじ締め機の堅実な会社。伸びの前提がすでに値段に入り、ほぼ適正と見る 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ネポン7985 ハウス暖房機の老舗だが、利益率は1%前後に沈み借金も重い。立ち直れば安いが、その確度は低い 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 中西製作所5941 学校給食に強い厨房機器メーカー。実績は良いが大型投資で借入が増える局面で、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 川田テクノロジーズ3443 橋の補修需要は追い風だが、利益は山の高さにある。値段は価値を1割ほど下回るにとどまり、割安とは言い切れない 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 横河ブリッジホールディングス5911 橋の老朽化は追い風だが新設が細る。高い買い物の消化と資本効率が価値を分ける 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 トーソー5956 カーテンレール最大手で窓まわり 3 社の一角。値上げで利益は戻ったが、資本の効率は低く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 三協立山5932 サッシ大手3位。借金が重く、利益の戻りに値段が左右される。今の値段は、戻りを織り込んだほぼ妥当な水準 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 東プレ5975 プレス部品と冷凍車の二本柱。日産依存と薄い利益率を考えると、本質価値は今の値段をやや下回ると筆者は見る 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 山王3441 AI 配線の追い風で稼ぎは跳ねたが、コネクタ大手の下請けという立場は変わらず、今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 岡部5959 国内の建設需要が細る中、米国の伸びが穴を埋める。だが資本効率が資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ケー・エフ・シー3420 あと施工アンカーとトンネル資材の老舗。利益率は昔の半分まで落ちた。純現金と補修需要が支え、今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 カネソウ5979 溝ぶたと建築金物の三重の老舗。預金が時価総額を超えるが創業家の下で眠り、今年の株価の倍増で10年ではやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 アルインコ5933 足場の新製品で稼ぐ堅実な会社。ただ、赤字の2事業が足を引き、利益の回復を見込んでも本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 トーカロ3433 半導体装置の消耗部品に皮膜を付ける隠れた寡占企業。稼ぐ力は本物だが、今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 株式会社J-MAX3422 ホンダ系プレス部品。売上の半分が中国と日本のホンダ向けで、借金が重い。中国の電池・新興メーカー向けが伸びても、ホンダの縮みと金利で、今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 アトムリビンテック3426 扉と収納の金物を企画するファブレスの老舗。金融資産は時価総額を上回るが、本業の稼ぎは細く、戻り方も弱い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 東京製綱5981 国内ワイヤロープの老舗は今期が過去最高益だが、資本効率は低く、今の値段にやや先走り感がある 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 特殊電極3437 製鉄所の摩耗を溶接で直す職人集団で、技術は本物だが顧客の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 兼房5984 丸鋸と木工刃物の専業。資産は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、値段は資産と稼ぎの間にある 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アルファ3434 薄利の自動車部品と、縮む国内の住宅錠。自己資本の厚さが救いだが、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ファインシンター5994 自動車の駆動系に入る焼結部品の会社。電動化で縮む本業と重い借金のなか、利益は薄く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 協立エアテック5997 ビルの防火ダンパーと住宅の全館空調の部品。堅実だが稼ぎは資本コストに届かず、現金も戻らない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 駒井ハルテック5915 資産は厚いが稼ぐ力が薄い。橋と鉄骨は物価並みで、風車タワーの当たり外れが価値を分ける 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ダイニチ工業5951 石油ファンヒーターと加湿器の国内首位。事業は堅いが時価総額と同規模の現金・有価証券が眠り、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 那須電機鉄工5922 送電鉄塔の需要は堅いが、今の利益は山。ためた資金の使い方が評価を決める 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 天龍製鋸5945 チップソー専業で無借金。事業の稼ぐ力は資本コストに届かず、現金と持ち合い株が値を支える会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 KTC5966 整備工具の国産ブランドnepros を持つが、利益率は9%どまり。立て直しの計画を割り引くと、値段はやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンコール5985 稼ぎ頭は光通信コネクタに移ったが、高い利益率の持続を織り込みすぎ。10年の価値は今の時価総額を下回ると筆者は見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社長府製作所5946 利益は小さく、資産は大きい。会社がその資産を株主に返すかどうかで、値打ちが決まる 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 中国工業5974 国内のLPガス容器の 3 本に 1 本を作るが、市場は細り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 立川ブラインド工業7989 窓まわり国内最大手。純現金は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年で見ると割高に寄る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +4.8%) 適正 エスイー3423 インフラ補修の追い風はあるが、研究開発の費用が利益を食う。10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ロブテックス5969 エビ印のプライヤとリベットの工具で知られる老舗。名前は残るが利益率は 3% に落ち、資本コストに届く道は細い 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 瀧上工業5918 橋と鉄骨の本業は薄利。価値の中心は持ち合い株だが、少数株主に届く道は細い 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 パイオラックス5988 自動車の小物部品と医療機器の会社。資本は厚いが稼ぐ力が追いつかず、今の値段は割高寄りと筆者は見る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイケン5900 引戸の金物や自転車置場を作る大阪の老舗。現金と投資株で時価総額に迫るが、本業の利益は薄く資本に見合わない。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 三ツ知3439 自動車用の特注ファスナーの専業。シートの部品は電気自動車でも要るが、値下げ要請で薄利が続き、資本効率は資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トーアミ5973 溶接金網の老舗が型枠工事の買収で事業を広げる。帳簿は時価総額の3倍あるが、稼ぎは資本コストの3分の1にとどまり割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 モリテック スチール5986 エンジン部品向けの特殊帯鋼を売る商社。電動化で主力の需要が細り、稼ぐ力は資本に見合わず割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社SUMCO3436 AI向け300mm先端ウエハーへの転換は本物だが、成熟品の重荷と資本の重さを踏まえると今の値段はすでに回復の先を映す 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大谷工業5939 電柱と通信線の金物を作る富山の老舗。配電網の更新で底堅いが、利益をため込む同族経営で資本の稼ぎが薄く割高 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 コロナ5909 事業の稼ぐ力は細く、厚い金融資産も少数株主には動かせない。割高と見る 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 東洋製罐グループホールディングス株式会社5901 縮減と増配で株主還元は厚くなるが、ROEは資本コストに届かず本質価値は今の株価より低い 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 稲葉製作所3421 国内首位の物置と自己資本の4割近い現金を持つが、利益率は薄く資本効率は低い。現金を価値に足してもなお今の値段は割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社ノーリツ5943 給湯器で国内2位の寡占だが、稼ぐ力はリンナイの6分の1。利益が戻っても、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ネツレン5976 高周波熱処理と高強度鋼線の老舗。国内シェアは高いが儲けが薄く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 共和工業所5971 建設機械用ボルトの国内トップ。現金は厚いが戻らず、利益は薄い。値段には余裕がなく割高と見る 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本発條5991 懸架ばねとHDDサスペンションの二本柱、AI需要は本物だが北米再建待ちで今の株価は割高寄りと筆者はみる 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アドバネクス5998 医療と航空機のばねで稼ぎ頭を育てつつあるが、自動車と海外工場の重荷が残る。今の値段は先を行く 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 アルメタックス5928 積水ハウスに売上の半分を頼るサッシの系列メーカー。本業はほぼ稼がず、現金と持ち合い株は厚いが株主には届きにくい 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 株式会社LIXIL5938 稼ぐ力は戻りつつあるが、借金と金利が利益を食う。今の値段は回復をかなり先取りしている 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 イワブチ5983 電柱まわりの金具を作る小さな高自己資本の会社。直近の高い利益率は続きにくく、10年で見れば今の値段は割高と筆者は考える 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ホッカンホールディングス5902 缶・PET容器と飲料の受託充填の会社。借金が重く、稼ぐ力が資本コストに届かないため、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 日本フイルコン5942 製紙用の網を作る老舗。国内の縮小が続くなか、賃貸が利益を支えるが、10年の価値は今の時価総額を4割ほど下回る 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 テクノフレックス3449 半導体向けの真空配管と継手で利益が急伸。ただし今の利益は工事の山にあり、10 年で見ると割高と筆者は見る 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 高田機工5923 老朽橋の更新という追い風はあるが、工場が埋まらず稼ぐ力は細い。配当の下限が支えでも、今の値段は高い 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アマテイ5952 国産の釘と自動車向けの特殊ねじを作る小さな老舗。利益は安定してきたが、資本コストに届かない稼ぎと借入の重さで、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 スーパーツール5990 吊クランプと作業工具の老舗。土地は厚いが事業の稼ぎは資本コストに遠く、新工場の成果待ちで割高 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オーネックス5987 金属を焼いて硬くする請負の会社が、突然AIデータセンターへ。本業は細く、株主の取り分も揺らぐ。今の値段は高い 本質価値との差 −53.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 中央発條5992 トヨタ系のばね専業。薄利と繰り返す工場事故が重く、今の値段は計画の達成を先取りしていると筆者は見る 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 日本製罐5905 18リットル缶と美術缶の専業。市場は縮み、2期続けて営業赤字。賃貸の利益が支えだが、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ワイズホールディングス5955 自動車・家電向けのねじとばねが主力。純現金は厚いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ジェイテックコーポレーション3446 X線ミラーで世界の放射光施設に納める希少な技術企業。ただし利益は山谷が激しく、いまの値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 日本パワーファスニング5950 建築用のねじとアンカーの専業。積水ハウスに売上の4分の1を頼り、利益はほぼ出ない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 テクニスコ2962 放熱部品の小型メーカー。2 期の大赤字から黒字目前だが、借金が重く、AI 期待が先行。利益で測った本質価値は今の時価総額の 1 割に満たず割高 本質価値との差 −90.5% · 10 年 割高(年 −13.5%)

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読んだ資料

  1. 川岸工業 2026年9月期の予想と四半期の動き(株探)
  2. 川岸工業 会社概要
  3. 川岸工業 業績・財務(Yahoo!ファイナンス)

分析日 2026-10-19