株譜
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ネポン 7985

ハウス暖房機の老舗だが、利益率は1%前後に沈み借金も重い。立ち直れば安いが、その確度は低い

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)973 円9 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)761 円7 億円差 +27.9%
10 年後から見ると やや割安 価値 973 円9 億円 · 差 +27.9% · 期待の年率 +10.3%
期待の年率リターン(10 年)+10.3%資本コスト比 +2.1 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ネポンは、ビニールハウスやガラス温室を冬に暖める温風暖房機の老舗だ。1964年に発売し、翌年から全農と組んで全国の農家に売ってきた。売上の9割強がこの熱機器で、残りは汲み取り式の家で使う簡易水洗便器である。

筆者の結論は「ほぼ適正、ただし振れ幅が大きい」だ。時価総額は自己資本の3割ほどしかない。それでも割安と言い切れないのは、ここ3年の営業利益率が1%前後に沈み、純負債も12億円ほど抱えるからだ。

10年の見立ては、ハウスの面積が少しずつ減る中で、重油からヒートポンプへの置き換えをどれだけ取れるかにかかる。利益率が昔の3%前後に戻れば、今の値段は安い。戻らなければ、借金の利息が利益をさらに削る。筆者は、戻る方に少しだけ分があると見るが、確信は持てない。

安全域の目で見ると、帳簿の厚さは頼りにならない。頼れるのは、冬のハウスに暖房が要るという需要の長さと、全農と組んだ販路の強さだ。それを利益に変えられるかどうかが、この会社の値打ちを決める。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、これは「名の通った小さな会社が、稼ぐ力を失いかけている」姿だ。帳簿の自己資本は時価総額の3倍以上ある。だが帳簿の資産は、利益を生まなければ価値にならない。ここ3年の利益は、資本コストどころか借金の利息を払うのがやっとだった。

一方で、事業そのものが無くなる心配は小さい。冬に作物を育てる限り、ハウスの暖房は要る。脱炭素で機械を替える時期も来る。利益率が昔の3%前後に戻るだけで、今の値段は安くなる。

筆者は、オーナーとして長く持ちたい会社ではないと見る。値決めの力が弱く、良い年の利益も薄いからだ。安全域は帳簿の安さではなく、利益率の回復に賭けた分だけしかない。

逆に言えば、利益率が3%前後に戻る兆しが数字で見えた時が、この会社を見直す時だ。その時は、帳簿の安さが初めて意味を持つ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は、施設園芸用の温風暖房機だ。トマトやイチゴ、花をハウスで育てる農家は、冬の夜に室温を保たないと作物が育たない。そこで重油を燃やす暖房機を据え付ける。一度入れれば10〜15年は使い、壊れたら買い替える。この更新の需要が売上の土台である。

近年はヒートポンプが伸びている。電気で空気の熱をくみ上げる機械で、重油より燃料代が安く、二酸化炭素も減らせる。ネポンは重油の暖房機と組み合わせて動かす使い方を売り込んでいる。ほかにハウスの温度や湿度を自動で整える環境制御の機器、農業向けの遠隔監視のサービスも持つ。

販路は全農と各地の農協、農業資材の販売店だ。農家の買い替えは補助金と燃料の値段に左右されやすい。ビルや工場向けの温風暖房機も少しある。

もう一つの事業が衛生機器で、売上の1割弱だ。下水道の来ていない家で、少ない水で流せる簡易水洗便器を作る。仮設や災害用のトイレも扱う。安定はしているが、下水道の普及とともに先細る市場である。

季節の偏りも大きい。暖房機は秋から冬に据え付けるので、売上と利益は下期に集まり、上期は赤字になりやすい。

優良さと弱いところ

優良さは、名前と販路に偏っている。60年近く全農と組んできたことで、農家の間では「ハウスの暖房ならネポン」という通りのよさがある。修理や部品の網も全国にある。これは新しく来る会社にはすぐまねできない。

ただし、それが利益に表れていない。事業ごとの利益率は15%前後あるのに、本社と管理の費用が年11億円ほどかかり、それをほぼ食い尽くす。過去12年の営業利益率は最高でも5%台で、ここ3年は1%前後だ。鋼材や部品の値上がりを売値に移しきれなかった。客の農家は燃料代と作物の値段に挟まれており、機械の値上げに強く抵抗する。値決めの力は弱いと言わざるをえない。

資本効率も低い。ROEの過去10年の中央値は7%弱で、資本コストに届いた年はほとんどない。純負債は12億円ほどで、時価総額より大きい。会社も「営業利益率の改善」と「ROEの改善」を課題に挙げているが、まだ数字は出ていない。

経営の資本の使い方にも、まだ見るべき実績は少ない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のハウスの面積は、農家の高齢化と離農でゆっくり減っている。暖房機の数量もそれに沿って細るのが基本線だ。一方で、残る農家は規模を広げ、大きな温室に投資する。1台あたりの能力や制御の機能は上がり、単価は物価より少し速く上がりうる。

10年の大きな流れは脱炭素だ。国は施設園芸の化石燃料を減らす目標を掲げ、ヒートポンプや木質の燃料への切り替えに補助金を出している。燃料代の高い年ほど切り替えは進む。これは暖房機の会社には更新を早める追い風になる。

逆風は、空調の大手が農業向けのヒートポンプに入ってくることだ。家庭や業務の空調で量産する会社は、部品の調達と価格で強い。ネポンが重油の暖房機との組み合わせや制御で差をつけられなければ、伸びる部分を大手に取られる。

衛生機器は下水道と浄化槽の普及で数量が減り続ける。災害用のトイレは備蓄の需要が少し支えるが、柱にはならない。

全体として、数量は細り、単価と製品の中身で補う業界だ。勝ち負けは、ヒートポンプと制御の組み合わせで農家の燃料代をどれだけ減らせるかで決まる。ネポンにはその製品があり、販路もある。問題は、それを利益率に結びつける値決めの力である。

資本政策と M&A

還元は細い。2025年3月期は赤字で無配、2026年3月期は配当を戻したが、配当性向は3割ほどで総額は年0.1億円にとどまる。自社株買いの実績は目立たない。純負債を抱えるので、還元を厚くする余力は今のところ小さい。

大株主は佐藤商事が1割強、三井住友銀行が5%で、残りは創業家ゆかりの個人が多い。時価総額が10億円に届かない小さな会社で、買収の対象にはなりうる。ただ、利益率の低さと借金の重さを考えると、高い値段で買う会社が現れる理由は乏しい。株主優待は無い。

筆者は、まず借金を減らし、そのうえで還元を厚くする順番が正しいと見る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

まず事業の寿命は長い。冬にハウスを暖める需要は、農家が減っても消えない。むしろ残る農家は規模を広げ、能力の大きい暖房機と制御の機器を入れる。ネポンは60年近く全農の販路を持ち、修理の網も全国にある。大型の更新が来れば、その恩恵をまず受けるのはこの会社だ。

次に脱炭素の追い風がある。重油の値段が高い年が続けば、ヒートポンプとの組み合わせへの切り替えが進む。国の補助金もそれを後押しする。単価の高い機械の比率が上がれば、売上は物価より速く伸びる。

最後に値段の安さだ。時価総額は自己資本の3割ほどしかない。利益率がここ3年の1%前後から、過去の中央値の3%前後に戻るだけで、利益は今の数倍になる。その時、今の値段は明らかに安すぎる。

衛生機器も、災害用のトイレの備蓄で小さいながら底堅い。

経営も課題を自覚している。利益率とROEの改善を公に掲げた以上、値上げと原価の見直しは進むはずだ。物価が年3%上がる世界では、値上げそのものが通りやすくなる面もある。

慎重な見方

利益率は戻らないかもしれない。ここ3年の低さは一時の不運ではなく、値決めの力の弱さの表れだ。鋼材や部品が上がっても、燃料代に苦しむ農家に値上げを通せない。この構図は物価の高い10年でも変わらない。

数量も細る。ハウスの面積は高齢化と離農で減り続ける。伸びるヒートポンプでは、空調の大手が量産の力で入ってくる。ネポンが取れるのは重油の暖房機の更新が中心で、そこは縮む市場だ。衛生機器は下水道の普及でさらに細る。

借金も重い。純負債は時価総額より大きく、借り換えのたびに金利は上がる。利益が薄いまま利息が増えれば、純利益はさらに削られる。帳簿の資産は稼がなければ価値にならず、清算されない限り株主の手には戻らない。

衛生機器も先細りで、下支えにはならない。

経営が利益率の改善を掲げるのは今に始まったことではない。掲げても数字が出てこなかった過去を見れば、計画を割り引いて見るべきだ。値段が安いのは、こうした弱さを映しているにすぎない。

どちらに重みを置いたか

数量が細り値決めの力が弱いという慎重な見方は、ここ3年の数字が裏づけており重い。一方で、事業が消える心配は小さく、利益率の回復と脱炭素の更新という上の筋も現実にある。確率は中立を軸に、やや慎重側に寄せた。ここ3年の利益の薄さを、筆者は一時の不運ではなく体質と見ている。上の筋が実るには、値上げが2年続けて通るという、まだ見えていない証拠が要る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,783 円17 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 247 円2 億円)。 今の値に割り戻すと 973 円9 億円、今との差 +27.9%、 期待の年率 +10.3%(資本コスト 8.3%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 5,034 円48 億円 650 円6 億円 +646.9% +22.3% 568 円5 億円
やや楽観 20% 3,029 円29 億円 432 円4 億円 +354.8% +16.4% 692 円7 億円
中立 35% 1,608 円15 億円 257 円2 億円 +145.1% +9.4% 653 円6 億円
やや悲観 22% 382 円4 億円 6 円0 億円 −48.9% −6.5% 85 円1 億円
悲観 13% 204 円2 億円 31 円0 億円 −69.1% −11.1% 31 円0 億円
加重平均100% 1,783 円17 億円247 円2 億円 +166.7% +10.3% 2,030 円19 億円

今の株価時価総額 761 円7 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 脱炭素の更新を取り、利益率が昔の山を超える 利益 4 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 5,034 円48 億円

重油の高い年が続き、国の補助金も厚くなる。大きな温室を持つ農家が、重油の暖房機とヒートポンプの組み合わせに一斉に切り替える。ネポンは全農の販路と修理の網でこの更新の多くを取る。

台数は今より少し多い水準を保ち、単価は制御の機能が上乗せされて物価より速く上がる。利益率は4%台半ばと、過去の山に近づく。衛生機器も災害用の備蓄で底堅い。

利益が厚くなれば借金は返せる。それでもROEは資本コストに届くかどうかで、倍率は高くならない。

10年後の会社は、ハウスの脱炭素を担う機械の会社として見直されている。

衛生機器は小さいが、災害用の備蓄で利益を保つ。

  • 熱機器:数量 6,300(暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定))× 価格 168(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 106 億円・営業利益 20 億円。6,300台×168万(制御とヒートポンプで単価が物価より速く上がる)、セグメント利益率19%
  • 衛生機器:数量 3,800(便器・トイレの出荷台数(台・年。推定))× 価格 13(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。3,800台×13.4万、セグメント利益率27%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.75 倍、時価総額 48 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ヒートポンプへの切り替えを取り、値上げも通る筋書き。過去12年で利益率が5%を超えたのは1年だけなので1割。

やや楽観 20% 利益率が過去の中央値の少し上に戻る 利益 2 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 3,029 円29 億円

鋼材の値上がりが落ち着き、値上げが少しずつ通る。ヒートポンプとの組み合わせの比率が上がり、1台あたりの単価は物価よりやや速く上がる。

台数はハウスの面積の縮小に沿って少し減るが、規模を広げる農家の大型の更新がそれを補う。利益率は3%台半ばに戻る。衛生機器は細るが利益は保つ。

借金の利息は増えるものの、利益の回復がそれを上回る。ROEは7%前後で、資本コストにはまだ届かない。

値段の安さは残るが、利益の回復で見た目ほどの割安ではなくなる。

ヒートポンプとの組み合わせでは、全農の販路と修理の網がものを言い、空調の大手との競り合いでも一定の取り分を保つ。

  • 熱機器:数量 5,880(暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定))× 価格 160(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 94 億円・営業利益 17 億円。5,880台×160万、セグメント利益率18.5%
  • 衛生機器:数量 3,700(便器・トイレの出荷台数(台・年。推定))× 価格 13(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。3,700台×13.4万、セグメント利益率26%

倍率:事業の純利益 2 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.0% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 29 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが少しずつ通り、利益率が3%台半ばに戻る筋書き。過去12年で3%を超えた年は半分ほどあるので2割。

中立 35% 数量は細り、利益率は2%前後まで戻る 利益 1 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 1,608 円15 億円

ハウスの面積は高齢化でゆっくり減り、暖房機の台数は10年で1割弱細る。それでも冬に暖房は要り、更新の需要は続く。単価は物価並みに上がり、売上は名目で少し増える。

利益率は、ここ3年の1%前後から2%前後まで戻る。値上げは物価に少し遅れて通るが、昔の水準には届かない。衛生機器は台数が4分の3に減る。

借り換えで利息は増え、本社の費用も物価で膨らみ、純利益は1.3億円ほどにとどまる。ROEは4%前後で、資本コストを下回り続ける。

事業は続き、配当も細く続く。ただ、帳簿の資産は利益を生まず、株主にとっての価値は帳簿の半分ほどにとどまる。

  • 熱機器:数量 5,520(暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定))× 価格 155(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 86 億円・営業利益 15 億円。5,520台×155万(物価並み)、セグメント利益率18%
  • 衛生機器:数量 3,525(便器・トイレの出荷台数(台・年。推定))× 価格 13(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。3,525台×13.4万、セグメント利益率25%

倍率:事業の純利益 1 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.2% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 15 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ハウスの面積の縮小に沿って台数が1割弱減り、利益率は過去の中央値の少し下の2%前後まで戻る筋書き。最も起こりやすい。

やや悲観 22% 利益は出ず、台数も細る 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 382 円4 億円

値上げは物価に追いつかず、利益率は1%前後に張り付く。ハウスの面積の縮小に加え、ヒートポンプの一部を空調の大手に取られ、台数は2割近く減る。

衛生機器は下水道の普及で細り、利益は出ない。本社の費用は物価で膨らむので、わずかな営業赤字に沈む。

配当はほぼ止まり、借金は減らない。稼ぐ力に見合う価値は、帳簿の自己資本の2割に届かない。

会社は存続するが、株主にとっては帳簿の資産が眠ったままの10年になる。

値上げの交渉では、燃料代に苦しむ農家と全農の側の声が強く、原価の上昇分を毎年少しずつ取りこぼす。

  • 熱機器:数量 4,920(暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定))× 価格 151(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 74 億円・営業利益 13 億円。4,920台×151万(物価に遅れる)、セグメント利益率17%
  • 衛生機器:数量 3,000(便器・トイレの出荷台数(台・年。推定))× 価格 13(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 4 億円・営業利益 1 億円。3,000台×13万、セグメント利益率22%

倍率:本社費が物価で膨らむ一方で台数が減り、わずかな営業赤字になるので今の自己資本24.4億に掛けるPBR。純負債12億が土地・投資有価証券の税後(3億弱)を上回り、純現金・売れる資産の床は無い。価値は利益率が戻る見込みの分だけで0.15倍。EV(時価総額+純負債)で見ても約16億と、今の自己資本を下回る。

確率:ここ3年の薄い利益率が続いて本社費の膨らみに負け、台数も2割近く減る筋書き。足元の数字がこれに近いので2割強。

悲観 13% 大手に押され、赤字が続く 利益 −4 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 204 円2 億円

空調の大手が量産のヒートポンプを農業向けに安く出し、伸びる部分の多くを取る。ネポンに残るのは縮む重油の暖房機の更新だけになる。台数は3分の2に落ち、値上げも通らない。

固定費を削りきれず、営業赤字が続く。借り換えの金利が上がり、利息の負担も重くなる。無配に戻り、借金の返済が経営の中心になる。

帳簿の資産は残るが、稼がない資産は清算されない限り株主に戻らない。価値は再建の見込みの分だけだ。

衛生機器も赤字に転じ、支えにならない。

最後は事業の切り売りや、取引先による救済のような再編が話題になりうる。

  • 熱機器:数量 3,900(暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定))× 価格 145(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 57 億円・営業利益 8 億円。3,900台×145万、セグメント利益率15%
  • 衛生機器:数量 2,500(便器・トイレの出荷台数(台・年。推定))× 価格 13(1台あたり売上(万円・名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。2,500台×12.5万、セグメント利益率15%

倍率:赤字なので今の自己資本24.4億に掛けるPBR。純負債が売れる資産(土地・投資有価証券の税後で3億弱)を大きく上回るので、純現金・売れる資産の床は無い。価値は再建の見込みの分だけとし0.08倍。

確率:ヒートポンプを大手に取られ、重油の暖房機の更新も細って赤字が続く筋書き。過去20年に赤字の年が4回あり、借金も重いので1割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

熱機器

施設園芸用の温風暖房機・ヒートポンプ・環境制御機器、ビル・工場向けの温風暖房機。

数量暖房機・ヒートポンプ換算の出荷台数(台・年。推定)価格1台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 6,000 116 70 11
10 年後 中立 5,520 155 86 15

取り方:台数の開示は無いので推定。熱機器の売上69.5億を、ハウス用の温風暖房機とヒートポンプの平均単価を約116万とみて年6,000台とした。セグメント利益は有報で10.56億(利益率15.2%)。全社費用(本社・管理)は別に約11億あり、筋書きでは adjust_oku に置く。

衛生機器

下水道の無い家向けの簡易水洗便器、仮設・災害用トイレ。

数量便器・トイレの出荷台数(台・年。推定)価格1台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 4,700 10 5 1
10 年後 中立 3,525 13 5 1

取り方:台数は推定。衛生機器の売上4.66億を平均単価約10万とみて年4,700台とした。セグメント利益は有報で約1.21億(利益率26%)。

リスクと懸念

利益率が戻らない

ここ3年の営業利益率は1%前後だ。鋼材や部品の値上がりを売値に移せない状態が続けば、物価の高い10年で利益は増えず、借金の利息がさらに利益を削る。

ハウスの面積の縮小

農家の高齢化と離農で、国内のハウスの面積はゆっくり減っている。暖房機の更新の需要もそれに沿って細る。大規模な農家への集約が台数の減りを補えるかが分かれ目だ。

空調の大手の参入

農業向けのヒートポンプは伸びる分野で、空調の大手が量産の力で入ってくる。重油の暖房機との組み合わせや制御で差をつけられなければ、伸びる部分を取られる。

燃料の値段と補助金

暖房機の買い替えは、重油の値段と国の補助金に大きく左右される。補助金が切れる年や、燃料が安くなる年には、更新の需要が先送りされ、売上が谷に落ちる。

借金と金利

純負債は時価総額より大きい。借り換えのたびに金利は上がり、年0.2〜0.3億円ほど利払いが増えうる。利益が薄いので、この増え方は純利益に重く効く。

今後の分かれ目

営業利益率が2年続けて3%を超える
値上げが通り始めた証拠になる。中立から楽観側へ見立てを寄せ、今の値段は安いと見てよい。
ヒートポンプの売上が熱機器の3割を超える
脱炭素の更新を取れている。単価の上昇が数量の減りを補い、やや楽観の筋に近づく。
空調の大手が農業向けヒートポンプで値下げを仕掛ける
伸びる部分を取られ、重油の暖房機の更新だけが残る。やや悲観の筋に寄る。
再び赤字の年が出て無配に戻る
利益率の回復の筋が遠のく。借金の重さが前に出て、悲観側の確率を上げる。
大株主の再編や買収の提案が出る
利益率の低さから高い値段は付きにくいが、帳簿の資産を評価する買い手なら今の値段より上で決まりうる。

見ておくもの

  • 熱機器の営業利益率
  • ヒートポンプと環境制御の売上の比率
  • 重油の値段と施設園芸の省エネ補助金
  • 有利子負債の残高と支払利息
  • 配当性向と自社株買い

倍率と資本コストの決め方

倍率は事業のROE(中立5%前後)がk 8.25%を大きく下回るので、1÷k(10.8倍)を上限に、中立は利益の薄さを見て9割の9.7倍とした。本社の費用(約11億)は物価で1.34倍に、減価償却(年1.5億)は増やさずに置いた。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)で置き、悲観は赤字なので今の自己資本に掛けるPBRにした。PBR0.3倍という今の値付けも過去の倍率も使っていない。帳簿の安さは価値に足していない。新リース会計基準の影響は小さい(店舗を持たない製造業)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.8→12.75 倍・やや楽観 PER 10→12.12 倍・中立 PER 9.7→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%+quality 1.75%。2025/03期は赤字だが財務の存続に疑いはないので上乗せなし。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.25% → 8.25%。

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割安 東洋シヤッター5936 国内3番手のシャッター会社。点検の稼ぎが育ち、利益の割に値段は安い。割安と見る 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 三洋工業5958 天井・床の下地材で知られる堅実な建材メーカー。時価総額の半分が現金で、事業の稼ぎを考えれば今の値段はかなり安い 本質価値との差 +65.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三和ホールディングス5929 国内寡占・世界シェア首位の開口部メーカー、改修需要と海外M&Aの果実を乗せれば割安と出る 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ジーテクト5970 車体骨格プレス部品の中堅。中立の姿でも今の値段は割安寄りだが、ホンダ依存と重い設備投資が割り引きの理由だと筆者は見る 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 文化シヤッター5930 国内2位のシャッター専業。利益率の低い建材部門が重しで、確率で重みをつけるとやや割安 本質価値との差 +60.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 エイチワン5989 ホンダ向け 86% のフレーム専業。3 年連続赤字から立ち直ったが、顧客の偏りと重い投資を考えると、割安度は見かけほど大きくないと筆者は見る 本質価値との差 +60.7% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 フジマック5965 病院・給食・外食の厨房を一括で請け負う堅実な中堅。土地売却で現金が積み上がり、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日創グループ3440 パネルとデータセンター向け筐体は伸びるが、寄せ集めの事業で ROE が資本コストに届かない 本質価値との差 +56.6% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 エムケー精工5906 門型洗車機と調理家電の長野の会社。直近の利益は山で、中立でも自己資本の厚みが評価に残る 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 サンコーテクノ3435 あと施工アンカーの国内首位。利益の安定と財務の堅さに比べ、今の値段は低い 本質価値との差 +52.0% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 MIEコーポレーション3442 工場の配管をつなぐステンレスの継手の専業。値上げで利益は倍増したが、還元が細く借金もある。今の値段はほぼ適正で、わずかに安い程度 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 昭和鉄工5953 九州の熱の老舗が値付けを覚え、3 年で利益率は 9% に。持ち合い株を除いても今の値段は稼ぎに比べて安い 本質価値との差 +49.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 不二サッシ5940 ビル用サッシの老舗。利益は薄いが、値段は稼ぐ力に対して安く、借入の重さを織り込んでもやや割安 本質価値との差 +45.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 リンナイ株式会社5947 実質無借金で稼ぐ力は安定している。米国の電化と海外の伸びを織り込んでも、今の時価総額には安全域がある 本質価値との差 +42.4% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 株式会社RS Technologies3445 再生ウェーハで世界一という稼ぐ力は本物だが、中国の新品ウェーハと重い投資を差し引くと、今の値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 株式会社マルゼン5982 稼ぎは堅く、現金も厚い。ただ利益率は過去最高で、今の値段に安全域は見えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 宮地エンジニアリンググループ3431 老朽橋の補修は長く続くが、足元は発注減で利益が半減。谷の深さと現金の厚さを踏まえると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) やや割安 日東精工5957 小さなねじとねじ締め機の堅実な会社。伸びの前提がすでに値段に入り、ほぼ適正と見る 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 中西製作所5941 学校給食に強い厨房機器メーカー。実績は良いが大型投資で借入が増える局面で、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 川田テクノロジーズ3443 橋の補修需要は追い風だが、利益は山の高さにある。値段は価値を1割ほど下回るにとどまり、割安とは言い切れない 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 横河ブリッジホールディングス5911 橋の老朽化は追い風だが新設が細る。高い買い物の消化と資本効率が価値を分ける 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 トーソー5956 カーテンレール最大手で窓まわり 3 社の一角。値上げで利益は戻ったが、資本の効率は低く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 三協立山5932 サッシ大手3位。借金が重く、利益の戻りに値段が左右される。今の値段は、戻りを織り込んだほぼ妥当な水準 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 東プレ5975 プレス部品と冷凍車の二本柱。日産依存と薄い利益率を考えると、本質価値は今の値段をやや下回ると筆者は見る 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 山王3441 AI 配線の追い風で稼ぎは跳ねたが、コネクタ大手の下請けという立場は変わらず、今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 岡部5959 国内の建設需要が細る中、米国の伸びが穴を埋める。だが資本効率が資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ケー・エフ・シー3420 あと施工アンカーとトンネル資材の老舗。利益率は昔の半分まで落ちた。純現金と補修需要が支え、今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 カネソウ5979 溝ぶたと建築金物の三重の老舗。預金が時価総額を超えるが創業家の下で眠り、今年の株価の倍増で10年ではやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 アルインコ5933 足場の新製品で稼ぐ堅実な会社。ただ、赤字の2事業が足を引き、利益の回復を見込んでも本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 トーカロ3433 半導体装置の消耗部品に皮膜を付ける隠れた寡占企業。稼ぐ力は本物だが、今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 株式会社J-MAX3422 ホンダ系プレス部品。売上の半分が中国と日本のホンダ向けで、借金が重い。中国の電池・新興メーカー向けが伸びても、ホンダの縮みと金利で、今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 アトムリビンテック3426 扉と収納の金物を企画するファブレスの老舗。金融資産は時価総額を上回るが、本業の稼ぎは細く、戻り方も弱い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 東京製綱5981 国内ワイヤロープの老舗は今期が過去最高益だが、資本効率は低く、今の値段にやや先走り感がある 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 特殊電極3437 製鉄所の摩耗を溶接で直す職人集団で、技術は本物だが顧客の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 兼房5984 丸鋸と木工刃物の専業。資産は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、値段は資産と稼ぎの間にある 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アルファ3434 薄利の自動車部品と、縮む国内の住宅錠。自己資本の厚さが救いだが、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ファインシンター5994 自動車の駆動系に入る焼結部品の会社。電動化で縮む本業と重い借金のなか、利益は薄く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 協立エアテック5997 ビルの防火ダンパーと住宅の全館空調の部品。堅実だが稼ぎは資本コストに届かず、現金も戻らない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 駒井ハルテック5915 資産は厚いが稼ぐ力が薄い。橋と鉄骨は物価並みで、風車タワーの当たり外れが価値を分ける 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ダイニチ工業5951 石油ファンヒーターと加湿器の国内首位。事業は堅いが時価総額と同規模の現金・有価証券が眠り、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 那須電機鉄工5922 送電鉄塔の需要は堅いが、今の利益は山。ためた資金の使い方が評価を決める 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 天龍製鋸5945 チップソー専業で無借金。事業の稼ぐ力は資本コストに届かず、現金と持ち合い株が値を支える会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 KTC5966 整備工具の国産ブランドnepros を持つが、利益率は9%どまり。立て直しの計画を割り引くと、値段はやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンコール5985 稼ぎ頭は光通信コネクタに移ったが、高い利益率の持続を織り込みすぎ。10年の価値は今の時価総額を下回ると筆者は見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社長府製作所5946 利益は小さく、資産は大きい。会社がその資産を株主に返すかどうかで、値打ちが決まる 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 中国工業5974 国内のLPガス容器の 3 本に 1 本を作るが、市場は細り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 立川ブラインド工業7989 窓まわり国内最大手。純現金は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年で見ると割高に寄る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +4.8%) 適正 エスイー3423 インフラ補修の追い風はあるが、研究開発の費用が利益を食う。10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ロブテックス5969 エビ印のプライヤとリベットの工具で知られる老舗。名前は残るが利益率は 3% に落ち、資本コストに届く道は細い 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 川岸工業5921 スカイツリーや国立競技場にも関わった鉄骨の名門。ただし利益は山を越え、帳簿の厚さほど稼ぐ力はないため、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 瀧上工業5918 橋と鉄骨の本業は薄利。価値の中心は持ち合い株だが、少数株主に届く道は細い 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 パイオラックス5988 自動車の小物部品と医療機器の会社。資本は厚いが稼ぐ力が追いつかず、今の値段は割高寄りと筆者は見る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイケン5900 引戸の金物や自転車置場を作る大阪の老舗。現金と投資株で時価総額に迫るが、本業の利益は薄く資本に見合わない。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 三ツ知3439 自動車用の特注ファスナーの専業。シートの部品は電気自動車でも要るが、値下げ要請で薄利が続き、資本効率は資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トーアミ5973 溶接金網の老舗が型枠工事の買収で事業を広げる。帳簿は時価総額の3倍あるが、稼ぎは資本コストの3分の1にとどまり割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 モリテック スチール5986 エンジン部品向けの特殊帯鋼を売る商社。電動化で主力の需要が細り、稼ぐ力は資本に見合わず割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社SUMCO3436 AI向け300mm先端ウエハーへの転換は本物だが、成熟品の重荷と資本の重さを踏まえると今の値段はすでに回復の先を映す 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大谷工業5939 電柱と通信線の金物を作る富山の老舗。配電網の更新で底堅いが、利益をため込む同族経営で資本の稼ぎが薄く割高 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 コロナ5909 事業の稼ぐ力は細く、厚い金融資産も少数株主には動かせない。割高と見る 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 東洋製罐グループホールディングス株式会社5901 縮減と増配で株主還元は厚くなるが、ROEは資本コストに届かず本質価値は今の株価より低い 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 稲葉製作所3421 国内首位の物置と自己資本の4割近い現金を持つが、利益率は薄く資本効率は低い。現金を価値に足してもなお今の値段は割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社ノーリツ5943 給湯器で国内2位の寡占だが、稼ぐ力はリンナイの6分の1。利益が戻っても、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ネツレン5976 高周波熱処理と高強度鋼線の老舗。国内シェアは高いが儲けが薄く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 共和工業所5971 建設機械用ボルトの国内トップ。現金は厚いが戻らず、利益は薄い。値段には余裕がなく割高と見る 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本発條5991 懸架ばねとHDDサスペンションの二本柱、AI需要は本物だが北米再建待ちで今の株価は割高寄りと筆者はみる 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アドバネクス5998 医療と航空機のばねで稼ぎ頭を育てつつあるが、自動車と海外工場の重荷が残る。今の値段は先を行く 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 アルメタックス5928 積水ハウスに売上の半分を頼るサッシの系列メーカー。本業はほぼ稼がず、現金と持ち合い株は厚いが株主には届きにくい 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 株式会社LIXIL5938 稼ぐ力は戻りつつあるが、借金と金利が利益を食う。今の値段は回復をかなり先取りしている 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 イワブチ5983 電柱まわりの金具を作る小さな高自己資本の会社。直近の高い利益率は続きにくく、10年で見れば今の値段は割高と筆者は考える 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ホッカンホールディングス5902 缶・PET容器と飲料の受託充填の会社。借金が重く、稼ぐ力が資本コストに届かないため、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 日本フイルコン5942 製紙用の網を作る老舗。国内の縮小が続くなか、賃貸が利益を支えるが、10年の価値は今の時価総額を4割ほど下回る 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 テクノフレックス3449 半導体向けの真空配管と継手で利益が急伸。ただし今の利益は工事の山にあり、10 年で見ると割高と筆者は見る 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 高田機工5923 老朽橋の更新という追い風はあるが、工場が埋まらず稼ぐ力は細い。配当の下限が支えでも、今の値段は高い 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アマテイ5952 国産の釘と自動車向けの特殊ねじを作る小さな老舗。利益は安定してきたが、資本コストに届かない稼ぎと借入の重さで、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 スーパーツール5990 吊クランプと作業工具の老舗。土地は厚いが事業の稼ぎは資本コストに遠く、新工場の成果待ちで割高 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オーネックス5987 金属を焼いて硬くする請負の会社が、突然AIデータセンターへ。本業は細く、株主の取り分も揺らぐ。今の値段は高い 本質価値との差 −53.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 中央発條5992 トヨタ系のばね専業。薄利と繰り返す工場事故が重く、今の値段は計画の達成を先取りしていると筆者は見る 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 日本製罐5905 18リットル缶と美術缶の専業。市場は縮み、2期続けて営業赤字。賃貸の利益が支えだが、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ワイズホールディングス5955 自動車・家電向けのねじとばねが主力。純現金は厚いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ジェイテックコーポレーション3446 X線ミラーで世界の放射光施設に納める希少な技術企業。ただし利益は山谷が激しく、いまの値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 日本パワーファスニング5950 建築用のねじとアンカーの専業。積水ハウスに売上の4分の1を頼り、利益はほぼ出ない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 テクニスコ2962 放熱部品の小型メーカー。2 期の大赤字から黒字目前だが、借金が重く、AI 期待が先行。利益で測った本質価値は今の時価総額の 1 割に満たず割高 本質価値との差 −90.5% · 10 年 割高(年 −13.5%)

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読んだ資料

  1. ネポン 2026年3月期 決算短信
  2. ネポン 会社概要
  3. ネポン 有価証券報告書の要点(edinetdb)

分析日 2026-10-20