株譜
AI 銘柄分析 · 金属製品 · 試作

昭和鉄工 5953

九州の熱の老舗が値付けを覚え、3 年で利益率は 9% に。持ち合い株を除いても今の値段は稼ぎに比べて安い

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)10,223 円84 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)6,850 円56 億円差 +49.2%
10 年後から見ると 割安 価値 10,223 円84 億円 · 差 +49.2% · 期待の年率 +12.0%
期待の年率リターン(10 年)+12.0%資本コスト比 +4.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

昭和鉄工は、福岡県宇美町の熱の機械の老舗だ。業務用のボイラーやヒートポンプ給湯機、空調機を作り、橋の防護柵と鋳物を手がけ、据え付けた機械の取り替えと保守で稼ぐ。筆者の結論はやや割安である。利益率の立て直しは 3 年続いた本物の変化で、今の時価総額はその稼ぎを半分ほどしか映していない。

10 年ほど前まで、この会社の営業利益率は 0〜3% だった。2023 年度からの中期経営計画で、原材料の値上がりに合わせて売値を改め、工場を自動化した。利益率は 4.9%、8.4%、8.9% と 3 年続けて計画を上回った。会社は 2028 年度に売上 180 億円、利益率 8.9% を目指す。

筆者は 10 年後の営業利益を 17 億円ほどと見る。熱の機械はガスから電気への置き換えが進み、取り替えの需要が土台になる。資本の使い方には不満が残る。配当性向は 1 割ほどで、地元の銀行などの株を 88 億円も持ち、自己資本は積み上がるばかりだ。それでも、今の値段は 10 年の稼ぎに比べて安い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、昭和鉄工は「事業はよくなったが、資本の置き場所が悪い会社」だ。本業は九州の病院や工場に熱を届け、据え付けたあとも面倒を見る地味な仕事である。値付けを改めてから 3 年、利益率は 9% 近くに上がった。今の時価総額は、この本業の稼ぎの 5 年分ほどにすぎない。

気になるのは、稼いだお金の行き先だ。配当は利益の 1 割ほどで、残りは地元の銀行やガス会社の株と現金に積み上がる。これらの株は配当を生むが、株主が自由に使えるお金ではない。持ち合いは、経営を守る盾にもなる。筆者は、この資産を価値の半分ほどにしか数えない。

それでも安全域、つまり払う値段と価値の差はある。本業の稼ぎが 10 年でゆっくり伸びるだけで、今の値段は安い。悲観の筋書きでも、持ち合い株という床がある。経営が持ち合いを解き、配当を厚くすれば、価値はさらに表に出る。オーナーとして見るなら、本業の立て直しが続くかと、資本の使い方が変わるかの 2 点を見続けたい。

何で稼ぐ会社か

事業は 3 つある。柱の機器装置は売上の 54% で、業務用のボイラー、業務用エコキュートなどのヒートポンプ給湯機、空調機、それに工業用の熱処理炉や特殊な電気ヒーターを作る。病院、ホテル、学校、工場、温浴施設が主な客だ。素形材加工は売上の 16% で、橋の防護柵や街路の車止めといった景観製品と、砂型や精密の鋳物を手がける。

残る 30% がサービスエンジニアリングで、据え付けた機械の点検、修理、取り替えの工事を請け負う。ボイラーや給湯機は 15〜20 年で取り替える。九州を中心に長年入れてきた機械が、そのまま次の仕事の種になる。2026 年 3 月期の営業利益率は機器装置が 9.0%、サービスが 10.4%、素形材が 5.3% だった。

成長の芽は 2 つある。1 つは脱炭素だ。ガスや油のボイラーを、電気のヒートポンプとの組み合わせに替える提案を強めている。もう 1 つは半導体で、後工程に使う熱風循環式の電気炉を開発し、特殊ヒーターの新しい客を探している。

本社と工場は福岡県にあり、宇美町と古賀に工場を持つ。売上の 97% は国内だ。福岡証券取引所だけに上場し、株の売買は少ない。

優良さと弱いところ

昭和鉄工の優良さは、熱の機械を作るだけでなく、据え付けたあとも面倒を見る形にある。九州の病院やホテルに入れたボイラーや給湯機は、点検と修理で毎年の仕事を生み、15〜20 年後には取り替えの注文になる。この「売ったあとの稼ぎ」が、全社の利益の 3 分の 1 を占める。

いちばんの変化は値付けだ。かつては原材料の値上がりを売値に乗せきれず、利益率は 0〜3% に沈んでいた。2023 年度からは原価と売値をデータで管理し、値上げを通した。工場にはパンチレーザーの複合機やマシニングセンタを入れ、手間を大きく減らした。3 年続けて計画を上回った実績は、偶然の追い風だけでは説明しにくい。

弱さもある。規模が小さく、業務用の給湯・空調ではノーリツやリンナイ、ダイキン工業、三菱電機のような大手と同じ客を取り合う。素形材は公共工事の予算に左右される。そして資本の使い方だ。自己資本の 3 割超が投資有価証券で、本業の稼ぎを薄めている。堀、つまり他社がまねできない強みは、九州の据え付けの厚みという地域の堀にとどまる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

業務用の熱の機械の市場は、新しく建てる建物と、古い機械の取り替えの 2 つで動く。国内の新築は人口減で細るが、取り替えは 15〜20 年ごとに必ず来る。1990 年代から 2000 年代に入れたボイラーや給湯機が、いま取り替えの時期を迎えている。

変化の芯は脱炭素だ。ガスや油を燃やすボイラーから、電気のヒートポンプへの置き換えが進む。国はビルの省エネ基準を引き上げ、ZEB と呼ぶエネルギー消費ゼロの建物を後押ししている。大手の空調メーカーもこの市場に力を入れるので、競争は厳しくなる。一方で、ヒートポンプとボイラーを組み合わせる設計や、据え付けたあとの省エネの見直しは、地域で客に寄り添う中堅の会社が得意とする仕事だ。

人手の不足も効く。建設と設備の工事の担い手が足りず、工事の遅れが目立つ。保守と取り替えの網を持つ会社は、値段を守りやすい。景観製品は橋の補修の予算に連れて動き、国の老朽インフラ対策が下支えする。

10 年の流れでは、筆者は機器の台数は実質で 5% ほど増え、保守と取り替えの件数は 15% ほど増えると見る。値段は物価並みに上がる。業界は 2008 年の金融危機や 2020 年代初めの資材高で利益を失った歴史があり、景気と資材の波は残る。

資本政策と M&A

資本の使い方は、この会社のいちばんの弱点だ。2026 年 3 月期の配当は普通配当に、その 2 倍の特別配当を足したが、総額は 1.2 億円、配当性向は 11% にとどまる。自社株買いはしていない。会社は「安定的な配当の継続」と内部留保の充実を方針に掲げる。

その内部留保は、地元の株に眠っている。投資有価証券は 2026 年 6 月末で 88 億円と、時価総額を上回る。大株主には福岡銀行、西日本シティ銀行、北九州銀行、西部ガスホールディングス、西日本鉄道が並び、持ち合いの色が濃い。株の値上がりで自己資本は 1 年で 29 億円増えたが、多くは評価の差額だ。

借入は 32 億円、現金は 30 億円で、ほぼ差し引きゼロである。M&A の歴史は乏しい。福証だけの上場で株の売買は少なく、東証の上場維持の圧力も受けにくい。持ち合い株を売って還元に回す方針が示されれば、株主の価値は大きく変わる。逆に、示されなければ現金と株は会社の中にとどまり続ける。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益率の立て直しは本物だ。2023 年度から 3 年続けて、会社は自ら掲げた売上と利益率の目標を上回った。原価と売値をデータで管理し、工場を自動化した成果で、資材が下がった追い風ではない。新しい中期経営計画でも 2028 年度に利益率 8.9% を掲げ、手堅い会社の計画として信じてよい。

需要の土台も厚い。九州の病院やホテル、工場に入れたボイラーと給湯機は、15〜20 年ごとに取り替えが来る。脱炭素でガスのボイラーをヒートポンプに替える流れは、その取り替えの単価を押し上げる。工事の担い手が足りない中、据え付けと保守の網を持つ会社は値段を守れる。半導体の後工程の電気炉や特殊ヒーターは、新しい客を開く。

資産の裏づけは時価総額を上回る。投資有価証券だけで 88 億円あり、今の時価総額は本業の利益の 5 倍ほどだ。持ち合いの見直しは東証も企業も避けられない流れで、売って還元に回せば株主の価値は一気に表に出る。

慎重な見方

利益率 9% はこの会社の 30 年の歴史で初めての水準だ。10 年ほど前までは 0〜3% で、2022 年度と 2023 年度は赤字だった。今期の会社予想はすでに 7.7% へ下がる。資材高と人手不足の中で値上げが通った時期の山を、地の力と取り違えてはいけない。

競争も厳しくなる。業務用のヒートポンプ給湯と空調には、ダイキン工業や三菱電機、リンナイ、ノーリツが本気で入ってくる。九州の地盤は強いが、規模で劣る中堅が大手と同じ土俵で値段を守れる保証はない。景観製品は公共工事の予算次第で、鋳物は客の設備投資で振れる。

資本の使い方も変わる兆しがない。配当性向は 1 割ほどで、自己資本の 3 割超が地元の銀行などの株だ。福証だけの上場で、東証の圧力も届きにくい。持ち合い株は株主の手に渡らないお金で、帳簿の価値を足し上げても株主の価値にはならない。

今期は 1Q から売上が 1 割減り、サーモデバイスの大口の反動が出た。受注も前の期に 1% 減っており、山の利益が続く前提には立てない。

どちらに重みを置いたか

強気の見方がやや勝つ。利益率の立て直しは 3 年続き、計画を毎年上回った記録がある。値付けと自動化という中身があり、資材の追い風だけではない。一方で、山の利益を割り引く慎重な見方にも理がある。中立は会社の計画より少し低い利益率 8% に置き、確率は中立を厚く、楽観側をやや厚くした。持ち合い株は価値の半分ほどしか数えず、悲観の床としてだけ使った。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 19,383 円160 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,829 円15 億円)。 今の値に割り戻すと 10,223 円84 億円、今との差 +49.2%、 期待の年率 +12.0%(資本コスト 8.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 30,963 円255 億円 2,671 円22 億円 +391.0% +17.2% 3,363 円28 億円
やや楽観 22% 26,349 円217 億円 2,186 円18 億円 +316.6% +15.3% 6,278 円52 億円
中立 38% 21,358 円176 億円 1,821 円15 億円 +238.4% +13.0% 8,808 円73 億円
やや悲観 20% 10,019 円83 億円 1,457 円12 億円 +67.5% +5.3% 2,295 円19 億円
悲観 10% 3,703 円31 億円 971 円8 億円 −31.8% −3.7% 467 円4 億円
加重平均100% 19,383 円160 億円1,829 円15 億円 +209.7% +12.0% 21,212 円175 億円

今の株価時価総額 6,850 円56 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 脱炭素の取り替えに乗り、利益率 10% 超 利益 20 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 30,963 円255 億円

立て直した利益率がさらに上がり、脱炭素の波に乗る筋書きだ。九州の病院やホテル、工場で、ガスのボイラーをヒートポンプとの組み合わせに替える工事が相次ぐ。昭和鉄工は設計から据え付け、保守まで一貫して請け負い、取り替えの単価は物価より速く上がる。半導体の後工程の電気炉と特殊ヒーターも、九州に集まる半導体の工場で客をつかむ。

機器の台数は 3 割、保守と取り替えの件数も 3 割増える。営業利益率は 10% を超え、営業利益は 26 億円ほどになる。経営は持ち合い株の一部を売り、配当を増やす。それでも自己資本は積み上がり、ROE は資本コストにわずかに届かない。

  • 機器装置:数量 3,510(出荷台数(台、推定))× 価格 420(1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む))→ 売上 147 億円・営業利益 15 億円。3,510 台(1.30 倍)× 420 万円(1.39 倍、ヒートポンプとの組み合わせで単価が上がる)、営業利益率 10%
  • 素形材加工:数量 5,040(出荷量(トン、推定))× 価格 69(1 トンあたりの売上(万円))→ 売上 35 億円・営業利益 2 億円。5,040 トン(1.05 倍)× 69 万円(1.38 倍)、営業利益率 6%
  • サービスエンジニアリング:数量 11,700(工事・保守の件数(件、推定))× 価格 70(1 件あたりの売上(万円))→ 売上 82 億円・営業利益 9 億円。11,700 件(1.30 倍)× 70 万円(1.39 倍)、営業利益率 11%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.9% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 255 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率 10% 超はこの会社に前例がない。ただ 3 年続けて計画を上回った勢いと、脱炭素の取り替えの厚みを考えて 1 割とした。

やや楽観 22% 新中計を達成し、その先もゆっくり伸びる 利益 17 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 26,349 円217 億円

新しい中期経営計画が達成され、その先もゆっくり伸びる筋書きだ。2028 年度に売上 180 億円、利益率 8.9% に届き、その後も取り替えの需要が続く。ヒートポンプ給湯と ZEB 向けの空調が機器の台数を押し上げ、保守の件数も据え付けた機械とともに増える。

営業利益は 22 億円ほどになる。景観製品は老朽インフラの補修の予算で底堅い。配当は利益とともに増えるが、配当性向は 1 割台のままで、持ち合い株も持ち続ける。自己資本は 2 倍に膨らみ、ROE は 7% ほどにとどまる。

株主にとっては、本業の稼ぎが着実に増える一方で、ためた利益の多くが会社の中にとどまる姿だ。持ち合いを解く動きが出なければ、価値の伸びは稼ぎの伸びより遅い。

  • 機器装置:数量 3,240(出荷台数(台、推定))× 価格 411(1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む))→ 売上 133 億円・営業利益 12 億円。3,240 台(1.20 倍)× 411 万円(1.36 倍)、営業利益率 9%
  • 素形材加工:数量 4,800(出荷量(トン、推定))× 価格 68(1 トンあたりの売上(万円))→ 売上 33 億円・営業利益 2 億円。4,800 トン(横ばい)× 68 万円(1.36 倍)、営業利益率 5.5%
  • サービスエンジニアリング:数量 11,000(工事・保守の件数(件、推定))× 価格 69(1 件あたりの売上(万円))→ 売上 75 億円・営業利益 8 億円。11,000 件(1.22 倍)× 68.5 万円(1.36 倍)、営業利益率 10.5%

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 217 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:前の中計を 3 年続けて上回った会社が、少し高い目標を置いた。達成の見込みは十分にあるので 22% とした。

中立 38% 立て直しは定着し、利益率 8% 前後 利益 14 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 21,358 円176 億円

利益率の立て直しは定着するが、山からは少し下がる筋書きだ。値付けの管理と工場の自動化の効果は残り、昔の 0〜3% には戻らない。一方で、資材高が落ち着くと値上げの勢いは鈍り、大手との競争で利益率は 8% 前後に落ち着く。

機器の台数は実質で 5% 増え、保守と取り替えの件数は 15% 増える。値段は物価並みに上がる。営業利益は 17 億円ほどで、持ち合い株の配当が利益を下支えする。配当は安定配当の方針のまま小さく、自己資本は 230 億円ほどに膨らむ。ROE は 6% ほどで、資本コストを下回る。ためた利益は地元の株と現金に積み上がり、株主の手に届くのは一部だけだ。

  • 機器装置:数量 2,840(出荷台数(台、推定))× 価格 402(1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む))→ 売上 114 億円・営業利益 9 億円。2,840 台(1.05 倍)× 402 万円(物価並み 1.33 倍)、営業利益率 8%
  • 素形材加工:数量 4,560(出荷量(トン、推定))× 価格 67(1 トンあたりの売上(万円))→ 売上 31 億円・営業利益 1 億円。4,560 トン(0.95 倍)× 67 万円(1.34 倍)、営業利益率 4.5%
  • サービスエンジニアリング:数量 10,350(工事・保守の件数(件、推定))× 価格 67(1 件あたりの売上(万円))→ 売上 69 億円・営業利益 7 億円。10,350 件(1.15 倍)× 67 万円(1.33 倍)、営業利益率 9.5%

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.1% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 176 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値付けと自動化の効果は残るが、山からは下がる落としどころ。会社の今期予想 7.7% と 2028 年度目標 8.9% の間で、最も起こりやすい。

やや悲観 20% 値上げが止まり、利益率は 4% 台へ 利益 8 億円 · PER 8.2 倍 · 株価時価総額 10,019 円83 億円

値上げの勢いが止まり、利益率が半分に戻る筋書きだ。業務用のヒートポンプ給湯と空調に大手が本気で入り、九州でも値段の勝負になる。資材と人件費の上昇を売値に乗せきれず、機器の利益率は 5% に下がる。

新築の減少で機器の台数は 5% 減り、景観製品は公共工事の予算の絞り込みで細る。保守と取り替えの件数は横ばいを保つ。営業利益は 9 億円ほどに沈み、ROE は 4% ほどだ。配当は据え置かれ、持ち合い株と現金はそのまま会社の中にとどまる。株主の価値は、本業の稼ぎがゆっくり細る中で伸び悩む。地元の銀行株が下がれば、自己資本も評価の差額の分だけ目減りする。

  • 機器装置:数量 2,570(出荷台数(台、推定))× 価格 375(1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む))→ 売上 96 億円・営業利益 5 億円。2,570 台(0.95 倍)× 375 万円(1.24 倍、物価に届かない)、営業利益率 5%
  • 素形材加工:数量 4,080(出荷量(トン、推定))× 価格 63(1 トンあたりの売上(万円))→ 売上 26 億円・営業利益 1 億円。4,080 トン(0.85 倍)× 63 万円、営業利益率 2%
  • サービスエンジニアリング:数量 9,050(工事・保守の件数(件、推定))× 価格 64(1 件あたりの売上(万円))→ 売上 58 億円・営業利益 4 億円。9,050 件(横ばい)× 64 万円、営業利益率 7%

倍率:ROE 4.1% は k 8% を下回る。稼ぐ力(純利益÷k で約 99 億円)で見て、1÷k の 11.8 倍の 7 割の 8.2 倍。床(持ち合い株の税後×0.5 など約 30 億円)を上回る。

確率:利益率 9% は 30 年で初めての水準で、今期予想はすでに下がる。大手との競争で半分に戻る筋書きは十分ありうるので 2 割とした。

悲観 10% 立て直しが山で終わり、利益はほぼゼロ 利益 2 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 3,703 円31 億円

立て直しが一時の山で終わる筋書きだ。資材の高騰が再び来て、今度は値上げが通らない。大手のヒートポンプと空調が九州の客を奪い、機器の台数は 25% 減る。鋳物は客の設備投資の冷え込みで赤字になり、景観製品も予算の削減で細る。

営業利益はほぼゼロに戻り、2022 年度の赤字の姿に近づく。持ち合い株の配当だけが利益を支える。経営は持ち合いを解かず、配当も減る。株主の価値は、地元の株を売った時の税引き後の額と、本業の細い稼ぎに近づく。その株も、会社の中にある限り株主の自由にはならない。残るのは、九州に据え付けた機械の点検と修理という細い稼ぎだけになる。

  • 機器装置:数量 2,030(出荷台数(台、推定))× 価格 345(1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む))→ 売上 70 億円・営業利益 0 億円。2,030 台(0.75 倍)× 345 万円、営業利益率 0%
  • 素形材加工:数量 3,360(出荷量(トン、推定))× 価格 58(1 トンあたりの売上(万円))→ 売上 20 億円・営業利益 −1 億円。3,360 トン(0.70 倍)× 58 万円、営業利益率 −3%
  • サービスエンジニアリング:数量 7,700(工事・保守の件数(件、推定))× 価格 60(1 件あたりの売上(万円))→ 売上 46 億円・営業利益 2 億円。7,700 件(0.86 倍)× 60 万円、営業利益率 4%

倍率:稼ぐ力(純利益 2.3 億円÷k で約 27 億円)と売れる資産の床(約 30 億円)の大きい方で、今の自己資本 122 億円の 0.25 倍の約 30.5 億円。

確率:2022〜2023 年度に赤字だった会社で、昔の姿に戻る道は記録が示す。ただ保守と取り替えの土台と値付けの仕組みは残るので 1 割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

機器装置

業務用のボイラー・ヒートポンプ給湯機(業務用エコキュート)・空調機・暖房機、工業用の熱処理炉・特殊電気ヒーター(サーモデバイス)。

数量出荷台数(台、推定)価格1 台あたりの売上(万円。物価と機種の構成を含む)売上営業利益
今 2026/03 2,700 302 82 7
10 年後 中立 2,840 402 114 9

取り方:台数の開示がないため推定。セグメント売上 81.5 億円を、業務用の給湯機・ボイラー・空調機と工業炉を合わせた 1 台あたり約 300 万円で割った約 2,700 台。利益はセグメント利益 7.34 億円(開示)。

素形材加工

橋梁用の防護柵・街路の車止めなどの景観製品と、砂型・精密の鋳物。

数量出荷量(トン、推定)価格1 トンあたりの売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 4,800 50 24 1
10 年後 中立 4,560 67 31 1

取り方:トン数の開示がないため推定。セグメント売上 24.0 億円を、鋳鉄の防護柵と鋳物の加工込みの 1 トンあたり約 50 万円で割った約 4,800 トン。利益はセグメント利益 1.27 億円(開示)。

サービスエンジニアリング

据え付けた熱源・空調機器の点検・修理・取り替え工事、空調・給排水設備の工事。

数量工事・保守の件数(件、推定)価格1 件あたりの売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 9,000 50 45 5
10 年後 中立 10,350 67 69 7

取り方:件数の開示がないため推定。セグメント売上 45.3 億円を、点検・修理の小口と取り替え工事の大口をならした 1 件あたり約 50 万円で割った約 9,000 件。利益はセグメント利益 4.71 億円(開示)。

リスクと懸念

利益率の山の終わり

営業利益率 8.9% は、この会社の 30 年の歴史で初めての水準だ。資材高の中で値上げが通った時期の山の面もある。今期の会社予想はすでに 7.7% に下がる。資材が落ち着いて値下げの圧力が強まれば、利益率は半分に戻りうる。

大手との競争

業務用のヒートポンプ給湯と空調には、ダイキン工業、三菱電機、リンナイ、ノーリツなどの大手がいる。脱炭素で市場が育つほど、大手は本気で入ってくる。九州の据え付けの網は強みだが、規模で劣る中堅が値段を守れる保証はない。

持ち合い株と資本の使い方

投資有価証券は 88 億円と時価総額を上回り、地元の銀行や西部ガスホールディングス、西日本鉄道の株とみられる。配当性向は 1 割ほどで自社株買いも無い。利益が会社の中に積み上がり続ければ、株主の手に届く価値は帳簿よりずっと小さい。

株価の値下がりで自己資本が揺れる

自己資本の 4 割近くが有価証券の評価の差額だ。地元の銀行株が下がれば、自己資本は大きく減る。本業の稼ぎとは関係なく帳簿が揺れ、株の配当が減れば利益も削られる。

公共工事と建設の波

景観製品は橋や道路の補修の予算に、機器は病院や工場の建て替えに左右される。工事の担い手の不足で、工事の遅れが売上の時期をずらす。2022〜2023 年度の赤字は、資材高と受注の谷が重なった結果だった。

株の売買の少なさ

福岡証券取引所だけの上場で、株の売買は少ない。値段が付きにくく、価値と値段の差が長く埋まらないこともある。東証の上場維持の基準の圧力を受けないことは、資本の使い方が変わりにくい理由にもなる。

今後の分かれ目

2027 年 3 月期の営業利益率が会社予想の 7.7% を上回り、8% 台を保ったら
立て直しの定着の証拠として、やや楽観の筋書きの確率を上げる。
持ち合い株を売り、その資金で特別配当や自社株買いを始めたら
戻り方を 0.5 から 0.75〜1.0 に上げ、持ち合い株の価値を株主の価値に数える。価値は大きく上がる。
利益率が 2 期続けて 6% を下回ったら
値上げの勢いが止まったとみて、やや悲観の筋書きに重みを移す。
ヒートポンプ給湯や半導体の電気炉で大口の受注が続いたら
機器の台数と単価の見通しを上に直す。
地元の企業や同業から資本提携や買収の提案があったら
持ち合い株と本業の両方に値段が付き、帳簿の価値に近い値段での再編がありうる。

見ておくもの

  • 四半期の営業利益率と受注高(機器装置・サービス)
  • 投資有価証券の残高と売却の有無
  • 配当性向と特別配当の継続
  • ヒートポンプ給湯・空調の新製品と大手の価格
  • 公共工事(橋梁補修)の予算

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価や PBR を見ずに、ROE と k 8% から決めた。中立の ROE は 6% ほどで k を下回るので、PER の上限は 1÷k の 11.8 倍になり、その 8 割を使った。ROE が低いのは自己資本の 3 割超が持ち合い株と評価差額で、配当性向が 1 割と低いため。営業利益率は過去 12 年の山(8.8%)より下の 8% に置いた。持ち合い株の配当は利益に残し、余り資産には足していない。PER 5 倍の今の値段に寄せてはいない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.6→12.5 倍・やや楽観 PER 10→12.5 倍・中立 PER 9.4→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(金属製品)の AI 分析

割安 東洋シヤッター5936 国内3番手のシャッター会社。点検の稼ぎが育ち、利益の割に値段は安い。割安と見る 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 三洋工業5958 天井・床の下地材で知られる堅実な建材メーカー。時価総額の半分が現金で、事業の稼ぎを考えれば今の値段はかなり安い 本質価値との差 +65.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三和ホールディングス5929 国内寡占・世界シェア首位の開口部メーカー、改修需要と海外M&Aの果実を乗せれば割安と出る 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ジーテクト5970 車体骨格プレス部品の中堅。中立の姿でも今の値段は割安寄りだが、ホンダ依存と重い設備投資が割り引きの理由だと筆者は見る 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 文化シヤッター5930 国内2位のシャッター専業。利益率の低い建材部門が重しで、確率で重みをつけるとやや割安 本質価値との差 +60.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 エイチワン5989 ホンダ向け 86% のフレーム専業。3 年連続赤字から立ち直ったが、顧客の偏りと重い投資を考えると、割安度は見かけほど大きくないと筆者は見る 本質価値との差 +60.7% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 フジマック5965 病院・給食・外食の厨房を一括で請け負う堅実な中堅。土地売却で現金が積み上がり、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日創グループ3440 パネルとデータセンター向け筐体は伸びるが、寄せ集めの事業で ROE が資本コストに届かない 本質価値との差 +56.6% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 エムケー精工5906 門型洗車機と調理家電の長野の会社。直近の利益は山で、中立でも自己資本の厚みが評価に残る 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 サンコーテクノ3435 あと施工アンカーの国内首位。利益の安定と財務の堅さに比べ、今の値段は低い 本質価値との差 +52.0% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 MIEコーポレーション3442 工場の配管をつなぐステンレスの継手の専業。値上げで利益は倍増したが、還元が細く借金もある。今の値段はほぼ適正で、わずかに安い程度 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 不二サッシ5940 ビル用サッシの老舗。利益は薄いが、値段は稼ぐ力に対して安く、借入の重さを織り込んでもやや割安 本質価値との差 +45.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 リンナイ株式会社5947 実質無借金で稼ぐ力は安定している。米国の電化と海外の伸びを織り込んでも、今の時価総額には安全域がある 本質価値との差 +42.4% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 株式会社RS Technologies3445 再生ウェーハで世界一という稼ぐ力は本物だが、中国の新品ウェーハと重い投資を差し引くと、今の値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 株式会社マルゼン5982 稼ぎは堅く、現金も厚い。ただ利益率は過去最高で、今の値段に安全域は見えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 宮地エンジニアリンググループ3431 老朽橋の補修は長く続くが、足元は発注減で利益が半減。谷の深さと現金の厚さを踏まえると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) やや割安 日東精工5957 小さなねじとねじ締め機の堅実な会社。伸びの前提がすでに値段に入り、ほぼ適正と見る 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ネポン7985 ハウス暖房機の老舗だが、利益率は1%前後に沈み借金も重い。立ち直れば安いが、その確度は低い 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 中西製作所5941 学校給食に強い厨房機器メーカー。実績は良いが大型投資で借入が増える局面で、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 川田テクノロジーズ3443 橋の補修需要は追い風だが、利益は山の高さにある。値段は価値を1割ほど下回るにとどまり、割安とは言い切れない 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 横河ブリッジホールディングス5911 橋の老朽化は追い風だが新設が細る。高い買い物の消化と資本効率が価値を分ける 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 トーソー5956 カーテンレール最大手で窓まわり 3 社の一角。値上げで利益は戻ったが、資本の効率は低く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 三協立山5932 サッシ大手3位。借金が重く、利益の戻りに値段が左右される。今の値段は、戻りを織り込んだほぼ妥当な水準 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 東プレ5975 プレス部品と冷凍車の二本柱。日産依存と薄い利益率を考えると、本質価値は今の値段をやや下回ると筆者は見る 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 山王3441 AI 配線の追い風で稼ぎは跳ねたが、コネクタ大手の下請けという立場は変わらず、今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 岡部5959 国内の建設需要が細る中、米国の伸びが穴を埋める。だが資本効率が資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ケー・エフ・シー3420 あと施工アンカーとトンネル資材の老舗。利益率は昔の半分まで落ちた。純現金と補修需要が支え、今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 カネソウ5979 溝ぶたと建築金物の三重の老舗。預金が時価総額を超えるが創業家の下で眠り、今年の株価の倍増で10年ではやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 アルインコ5933 足場の新製品で稼ぐ堅実な会社。ただ、赤字の2事業が足を引き、利益の回復を見込んでも本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 トーカロ3433 半導体装置の消耗部品に皮膜を付ける隠れた寡占企業。稼ぐ力は本物だが、今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 株式会社J-MAX3422 ホンダ系プレス部品。売上の半分が中国と日本のホンダ向けで、借金が重い。中国の電池・新興メーカー向けが伸びても、ホンダの縮みと金利で、今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 アトムリビンテック3426 扉と収納の金物を企画するファブレスの老舗。金融資産は時価総額を上回るが、本業の稼ぎは細く、戻り方も弱い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 東京製綱5981 国内ワイヤロープの老舗は今期が過去最高益だが、資本効率は低く、今の値段にやや先走り感がある 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 特殊電極3437 製鉄所の摩耗を溶接で直す職人集団で、技術は本物だが顧客の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 兼房5984 丸鋸と木工刃物の専業。資産は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、値段は資産と稼ぎの間にある 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アルファ3434 薄利の自動車部品と、縮む国内の住宅錠。自己資本の厚さが救いだが、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ファインシンター5994 自動車の駆動系に入る焼結部品の会社。電動化で縮む本業と重い借金のなか、利益は薄く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 協立エアテック5997 ビルの防火ダンパーと住宅の全館空調の部品。堅実だが稼ぎは資本コストに届かず、現金も戻らない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 駒井ハルテック5915 資産は厚いが稼ぐ力が薄い。橋と鉄骨は物価並みで、風車タワーの当たり外れが価値を分ける 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ダイニチ工業5951 石油ファンヒーターと加湿器の国内首位。事業は堅いが時価総額と同規模の現金・有価証券が眠り、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 那須電機鉄工5922 送電鉄塔の需要は堅いが、今の利益は山。ためた資金の使い方が評価を決める 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 天龍製鋸5945 チップソー専業で無借金。事業の稼ぐ力は資本コストに届かず、現金と持ち合い株が値を支える会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 KTC5966 整備工具の国産ブランドnepros を持つが、利益率は9%どまり。立て直しの計画を割り引くと、値段はやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンコール5985 稼ぎ頭は光通信コネクタに移ったが、高い利益率の持続を織り込みすぎ。10年の価値は今の時価総額を下回ると筆者は見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社長府製作所5946 利益は小さく、資産は大きい。会社がその資産を株主に返すかどうかで、値打ちが決まる 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 中国工業5974 国内のLPガス容器の 3 本に 1 本を作るが、市場は細り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 立川ブラインド工業7989 窓まわり国内最大手。純現金は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年で見ると割高に寄る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +4.8%) 適正 エスイー3423 インフラ補修の追い風はあるが、研究開発の費用が利益を食う。10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ロブテックス5969 エビ印のプライヤとリベットの工具で知られる老舗。名前は残るが利益率は 3% に落ち、資本コストに届く道は細い 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 川岸工業5921 スカイツリーや国立競技場にも関わった鉄骨の名門。ただし利益は山を越え、帳簿の厚さほど稼ぐ力はないため、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 瀧上工業5918 橋と鉄骨の本業は薄利。価値の中心は持ち合い株だが、少数株主に届く道は細い 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 パイオラックス5988 自動車の小物部品と医療機器の会社。資本は厚いが稼ぐ力が追いつかず、今の値段は割高寄りと筆者は見る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイケン5900 引戸の金物や自転車置場を作る大阪の老舗。現金と投資株で時価総額に迫るが、本業の利益は薄く資本に見合わない。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 三ツ知3439 自動車用の特注ファスナーの専業。シートの部品は電気自動車でも要るが、値下げ要請で薄利が続き、資本効率は資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トーアミ5973 溶接金網の老舗が型枠工事の買収で事業を広げる。帳簿は時価総額の3倍あるが、稼ぎは資本コストの3分の1にとどまり割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 モリテック スチール5986 エンジン部品向けの特殊帯鋼を売る商社。電動化で主力の需要が細り、稼ぐ力は資本に見合わず割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社SUMCO3436 AI向け300mm先端ウエハーへの転換は本物だが、成熟品の重荷と資本の重さを踏まえると今の値段はすでに回復の先を映す 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大谷工業5939 電柱と通信線の金物を作る富山の老舗。配電網の更新で底堅いが、利益をため込む同族経営で資本の稼ぎが薄く割高 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 コロナ5909 事業の稼ぐ力は細く、厚い金融資産も少数株主には動かせない。割高と見る 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 東洋製罐グループホールディングス株式会社5901 縮減と増配で株主還元は厚くなるが、ROEは資本コストに届かず本質価値は今の株価より低い 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 稲葉製作所3421 国内首位の物置と自己資本の4割近い現金を持つが、利益率は薄く資本効率は低い。現金を価値に足してもなお今の値段は割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社ノーリツ5943 給湯器で国内2位の寡占だが、稼ぐ力はリンナイの6分の1。利益が戻っても、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ネツレン5976 高周波熱処理と高強度鋼線の老舗。国内シェアは高いが儲けが薄く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 共和工業所5971 建設機械用ボルトの国内トップ。現金は厚いが戻らず、利益は薄い。値段には余裕がなく割高と見る 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本発條5991 懸架ばねとHDDサスペンションの二本柱、AI需要は本物だが北米再建待ちで今の株価は割高寄りと筆者はみる 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アドバネクス5998 医療と航空機のばねで稼ぎ頭を育てつつあるが、自動車と海外工場の重荷が残る。今の値段は先を行く 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 アルメタックス5928 積水ハウスに売上の半分を頼るサッシの系列メーカー。本業はほぼ稼がず、現金と持ち合い株は厚いが株主には届きにくい 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 株式会社LIXIL5938 稼ぐ力は戻りつつあるが、借金と金利が利益を食う。今の値段は回復をかなり先取りしている 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 イワブチ5983 電柱まわりの金具を作る小さな高自己資本の会社。直近の高い利益率は続きにくく、10年で見れば今の値段は割高と筆者は考える 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ホッカンホールディングス5902 缶・PET容器と飲料の受託充填の会社。借金が重く、稼ぐ力が資本コストに届かないため、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 日本フイルコン5942 製紙用の網を作る老舗。国内の縮小が続くなか、賃貸が利益を支えるが、10年の価値は今の時価総額を4割ほど下回る 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 テクノフレックス3449 半導体向けの真空配管と継手で利益が急伸。ただし今の利益は工事の山にあり、10 年で見ると割高と筆者は見る 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 高田機工5923 老朽橋の更新という追い風はあるが、工場が埋まらず稼ぐ力は細い。配当の下限が支えでも、今の値段は高い 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アマテイ5952 国産の釘と自動車向けの特殊ねじを作る小さな老舗。利益は安定してきたが、資本コストに届かない稼ぎと借入の重さで、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 スーパーツール5990 吊クランプと作業工具の老舗。土地は厚いが事業の稼ぎは資本コストに遠く、新工場の成果待ちで割高 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オーネックス5987 金属を焼いて硬くする請負の会社が、突然AIデータセンターへ。本業は細く、株主の取り分も揺らぐ。今の値段は高い 本質価値との差 −53.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 中央発條5992 トヨタ系のばね専業。薄利と繰り返す工場事故が重く、今の値段は計画の達成を先取りしていると筆者は見る 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 日本製罐5905 18リットル缶と美術缶の専業。市場は縮み、2期続けて営業赤字。賃貸の利益が支えだが、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ワイズホールディングス5955 自動車・家電向けのねじとばねが主力。純現金は厚いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ジェイテックコーポレーション3446 X線ミラーで世界の放射光施設に納める希少な技術企業。ただし利益は山谷が激しく、いまの値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 日本パワーファスニング5950 建築用のねじとアンカーの専業。積水ハウスに売上の4分の1を頼り、利益はほぼ出ない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 テクニスコ2962 放熱部品の小型メーカー。2 期の大赤字から黒字目前だが、借金が重く、AI 期待が先行。利益で測った本質価値は今の時価総額の 1 割に満たず割高 本質価値との差 −90.5% · 10 年 割高(年 −13.5%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 新中期経営計画の策定に関するお知らせ(2026年5月13日)
  2. 2026年3月期 決算短信
  3. 2027年3月期 第1四半期決算短信

分析日 2026-10-19