株譜
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エムケー精工 5906

門型洗車機と調理家電の長野の会社。直近の利益は山で、中立でも自己資本の厚みが評価に残る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,193 円166 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)778 円109 億円差 +53.3%
10 年後から見ると 割安 価値 1,193 円166 億円 · 差 +53.3% · 期待の年率 +11.3%
期待の年率リターン(10 年)+11.3%資本コスト比 +3.8 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エムケー精工は、長野県千曲市に本社を置く機械メーカーだ。主力は、ガソリンスタンドやカーディーラー向けの門型洗車機で、売上の約7割を占める。残りは、調理家電や低温貯蔵庫などの生活機器と、住宅設備だ。

筆者の結論は割安寄りだ。今の値段は、10年後の稼ぐ力と現金の戻りを割り引いた価値より低い。2026年3月期は売上298億円、営業利益27億円と、営業利益率9.1%の過去最高だった。この水準はそのまま続かないと見て、中立では営業利益率を6〜7%に置いた。それでも、自己資本が194億円と時価総額108億円を大きく上回り、純有利子負債もほとんど無い。

強みは、洗車機の国内でのトップクラスの地位と、導入後の保守・部品で得る継続的な収入だ。弱みは、ガソリンスタンドの減少で国内の新設需要が縮むことと、配当性向が9%と低く、ためた現金が株主に届きにくいことだ。

分かれ目は、ライフ&サポートの利益が定着するかと、ためた現金が配当や自社株買いで戻るかだ。

財務は堅く、自己資本比率は68.5%。倒産の心配はほとんどない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、「資産は厚く、稼ぐ力は山を過ぎた」会社だ。

帳簿の自己資本は194億円と、今の時価総額108億円を大きく上回る。純利益は23.5億円と、時価総額の2割を超える。ただし2026年3月期の利益は、営業利益率の山と特別な利益を含む。中立では、純利益は20億円ほどに落ち着くと見る。

それでも、現金とほぼ同額の借金に、政策保有株が加わった財務は、安全域になる。

気になるのは、ガソリンスタンドの減少という長期の逆風と、配当性向の低さだ。利益が積み上がっても、株主に届かなければ、評価は帳簿を割れ続ける。

洗車機は、導入後の保守・部品の収入があり、10年後も存在する事業だ。ライフ&サポートの伸びは、新しい芽になる。

安全域は、PBR0.56倍と、財務の堅さにある。オーナーとして持ちたいかと問われれば、還元が増える兆しがあれば持ちたい。値段は安全域をほぼ与えるが、すべてではない。

何で稼ぐ会社か

事業は3本柱だ。2026年3月期の売上298億円のうち、モビリティ&サービスが約7割、ライフ&サポートが約2割、住設機器が約1割を占める。

モビリティ&サービスは、門型洗車機、オイル交換などのオイル機器、販売・整備の情報機器を、ガソリンスタンドとカーディーラー、コイン洗車場に売る。導入後の保守・部品の収入が積み上がる点が特徴だ。2026年2月には、既存の排水設備とレールをそのまま使える新機種を発売し、買い替えの負担を下げた。ガソリンスタンドの数は減るが、1拠点に複数台を置く動きが、台数を下支えする。

ライフ&サポートは、調理家電、低温貯蔵庫、シニア向け家電などだ。セグメント利益は、2024年3月期の2.5億円から、2026年3月期の9.9億円へ、4倍近くに伸びた。

住設機器は、住宅の設備機器で、利益は薄い。

利益の大半はモビリティが稼ぐ。全社費用は年に15億円ほどあり、利益を押し下げている。生産は長野県を中心とした自社工場で行う。従業員は連結で千人規模の中堅メーカーだ。ガソリンスタンドの設備更新や、カーディーラーの店舗改装に合わせて機器が入れ替わるため、受注は設備投資の景気に連動しやすい。

優良さと弱いところ

優良とは言えない。堀、つまり他社がまねできない強みは、普通だ。

強みは、洗車機の国内トップクラスの地位と、導入後の保守・部品で続く収入だ。ガソリンスタンドの設備として、機器の信頼性と保守網が選ぶ理由になる。ライフ&サポートの調理家電は、独自の機能で差を付けられる。

弱みは、値段を自分で決めにくいことだ。洗車機の国内の競合は、ダイフク系のダイフクプラスモアなどで、価格の競争がある。ガソリンスタンドの減少で、新設の需要は先細る。

数字がそれを示す。営業利益率は過去12年、3.1%から9.1%の間で、直近が山だ。ROEは過去10年の中央値が5.3%と、資本コストに届かない年が多い。2026年3月期の12.1%は、利益率の山と特別な利益の影響が大きい。

財務は堅い。自己資本比率は68.5%で、純有利子負債は2億円だ。株主還元は配当性向9%と低い。

経営は、ライフ&サポートの利益改善に成果を出した。ただし、来期の会社予想は営業利益22億円と、直近から2割減る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要は、ガソリンスタンドの設備投資、カーディーラーの店舗更新、コイン洗車場の新設で決まる。ガソリンスタンドは長期に減っており、新設の洗車機は縮む。一方、1拠点に複数台を置く流れと、10〜15年で来る買い替えが、台数を下支えする。

最大の波は、設備投資の景気だ。ガソリンスタンドの経営者は小規模が多く、利益が落ちると更新を先送りする。カーディーラー向けは、新車販売に左右される。

コイン洗車場は、車の保有が続く限り需要がある。人手を要さない無人の洗車が、人手不足の中で伸びる。

生活機器では、調理家電が高齢化で需要を取り込む。ただし家電は競争が激しい。

競合は、洗車機ではダイフク系のダイフクプラスモアなどで、国内は2社で大半を占める。生活機器では大手の家電メーカーだ。同社は小さく、価格交渉力は強くない。10年の中立は、台数が横ばいで、価格が物価並みに上がる姿だ。

悲観の筋書きは、ガソリンスタンドの廃業が速まり、更新が止まる姿だ。分かれ目は、洗車機の台数を複数台化と買い替えで保てるかにある。保守・部品の収入は台数に比例して続くため、設置済みの台数が減らない限り、利益の下支えになる。

資本政策と M&A

配当性向は2026年3月期が9%と低い。2027年3月期は増配を予想し、配当性向は17%ほどに上がる。方針の詳細は確認できなかった。

純有利子負債は2億円で、財務は堅い。現金25億円に対し、有利子負債は34億円。大きな買収の実績は目立たず、設備投資が中心だ。

政策保有株は上場27銘柄で、簿価で約33億円ほどだ。持ち合い株の配当は利益に入っているため、時価総額にそのまま足しはしない。

株主優待は、2026年3月末の権利分から、QUOカードPayとカタログギフトに変わった。100株で少額、長期保有でやや増える。費用は開示がなく、株主数から年1億円に届かないと推定し、差への影響は小さい。

親会社はない。大株主は、東京中小企業投資育成が8.4%、八十二長野銀行が4.9%、みずほ銀行が4.9%で、長期の安定株主が中心だ。買収される可能性は小さくない。時価総額が小さく、自己資本が厚いからだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

PBRは0.56倍で、帳簿の資産の半分ほどしか値が付いていない。自己資本は194億円、純有利子負債は2億円で、現金と政策保有株、土地・工場の価値を考えれば、今の値段には大きな安全域がある。

2026年3月期の営業利益は27億円と過去最高で、ライフ&サポートの利益は2年で4倍になった。会社は2027年3月期も営業利益22億円、2028年3月期は27億円を見込み、増益に戻る。

洗車機は、導入後の保守・部品の収入があり、国内トップクラスの地位を持つ。2026年2月の新機種で、既存設備をそのまま使えるため、買い替えが進みやすい。ガソリンスタンドが減っても、複数台設置とコイン洗車場で台数は支えられる。

配当性向は9%と低い。自己資本比率が68.5%と厚いため、増配の余地が大きい。会社は2027年3月期に増配を予想する。還元が増えれば、現金の取り分が増え、評価は変わる。

10年で見れば、自己資本が膨らみ、株主の取り分も増える。今の値段は、中立の筋書きでも安い。

慎重な見方

2026年3月期の営業利益率9.1%は、過去12年の山で、中央値(4.7%)の2倍近い。この水準は続かない。会社自身が、2027年3月期の営業利益を22億円と、2割減で見ている。

1Qの営業利益は1.94億円と少なく、経常利益は前年から35%近く減った。利益の山を過ぎた徴候で、会社は理由を開示していない。

ガソリンスタンドは長期に減り続ける。複数台設置で補えるかは確かでない。カーディーラー向けは伸び悩み、設備投資の景気に左右される。

PBRが0.56倍と低いのは、理由がある。ROEは過去10年の中央値で5.3%と、資本コストに届かない。ためた利益は額面ほどの値打ちで働いていない。配当性向は9%と低く、現金は株主に届かない。

政策保有株は上場27銘柄あり、資本効率を下げている。優待を手厚くしても、利益の質は変わらない。

帳簿の資産は、在庫や工場など、稼ぐ力があって初めて値打ちが出るものが多い。稼ぐ力が弱ければ、売って得られる額は、帳簿を大きく下回る。

どちらに重みを置いたか

中立を4割弱に置き、直近の山からの戻りをやや悲観で28%と厚めに見た。強気の根拠であるライフ&サポートの定着と還元の強化は、やや楽観の20%で拾った。

利益率の山を過ぎた徴候は、1Qの減益と来期予想の減益で見える。ただし、帳簿の資産の厚みと、倍率が低い現状が、悲観の傷を浅くする。確率の幅は広めに取った。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,834 円256 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 435 円61 億円)。 今の値に割り戻すと 1,193 円166 億円、今との差 +53.3%、 期待の年率 +11.3%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 3,830 円534 億円 645 円90 億円 +475.2% +19.1% 313 円44 億円
やや楽観 20% 2,719 円379 億円 574 円80 億円 +323.2% +15.5% 659 円92 億円
中立 38% 2,018 円281 億円 466 円65 億円 +219.2% +12.3% 944 円132 億円
やや悲観 28% 840 円117 億円 323 円45 億円 +49.5% +4.1% 326 円45 億円
悲観 7% 287 円40 億円 108 円15 億円 −49.3% −6.6% 28 円4 億円
加重平均100% 1,834 円256 億円435 円61 億円 +191.6% +11.3% 2,269 円316 億円

今の株価時価総額 778 円109 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 洗車機の複数台設置と調理家電が伸び、利益率が8%台を保つ 利益 33 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 3,830 円534 億円

洗車機の更新需要が続き、1拠点に複数台を置く流れが広がる。排水設備やレールを既存のまま使える新機種で、買い替えのハードルが下がり、モビリティの数量は1割増える。価格は付加価値の高い機種へ移り、物価を上回る1.40倍になる。

ライフ&サポートは、調理家電と低温貯蔵庫が高齢者向けの需要を取り込み、数量が1.5倍になる。営業利益率は15%に乗る。

住設機器は横ばいだが、価格は物価並みを少し上回る。全社費用は物価並みに増える。

営業利益率は全体で8%台を保つ。過去12年の山である9.1%を超えない水準で、直近の姿の延長にあたる。10年続けるには、洗車機の更新サイクルが途切れないことと、調理家電の定着が欠かせない。

  • モビリティ&サービス:数量 2,265(出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算))× 価格 0.14(1台当たり平均単価(億円、保守を含む))→ 売上 317 億円・営業利益 43 億円。モビリティ&サービス
  • ライフ&サポート:数量 186(出荷台数(千台))× 価格 0.70(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 130 億円・営業利益 20 億円。ライフ&サポート
  • 住設機器ほか:数量 298(出荷台数(千台))× 価格 0.14(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 41 億円・営業利益 3 億円。住設機器ほか

倍率:事業の純利益 32 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.8% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.4 倍、時価総額 500 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ガソリンスタンドの減少を、複数台設置と新機種の更新需要が上回り、調理家電が柱に育つ姿。営業利益率は直近の9.1%に近い水準が続く。ただし10年続く保証はなく、確率は低い。

やや楽観 20% 洗車機の価格を保ち、調理家電が伸びる 利益 25 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 2,719 円379 億円

モビリティの数量は4%増える。ガソリンスタンドが減る一方、1拠点の複数台化とコイン洗車場の新設がそれを補う。価格は物価並みを少し上回る1.37倍で、利益率は12.5%を保つ。

ライフ&サポートは調理家電の広がりで数量が1.3倍に伸び、利益率は14%に乗る。

住設機器は3%減るが、価格は物価並みに上がる。

営業利益率は全体で7%台に入る。過去12年の中央値(4.7%)より高いが、直近3年の7%台を維持する姿で、事業の力が上がった前提に立つ。

配当性向は9%と低く、会社は増配を予想する。還元が増えれば、ためた現金の取り分も増える。

  • モビリティ&サービス:数量 2,141(出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算))× 価格 0.14(1台当たり平均単価(億円、保守を含む))→ 売上 293 億円・営業利益 37 億円。モビリティ&サービス
  • ライフ&サポート:数量 162(出荷台数(千台))× 価格 0.68(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 110 億円・営業利益 15 億円。ライフ&サポート
  • 住設機器ほか:数量 289(出荷台数(千台))× 価格 0.13(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 39 億円・営業利益 3 億円。住設機器ほか

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍。全体の PER 13.98 倍、時価総額 344 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:洗車機の更新需要が底堅く、値上げを価格に反映できる姿。ライフ&サポートは利益が前々期から4倍近くに伸びた勢いを保つ。直近の高い利益率の一部は残る。

中立 38% 洗車機は横ばい、調理家電は緩やかに伸び、価格は物価並み 利益 18 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 2,018 円281 億円

モビリティの数量は横ばい。ガソリンスタンドの減少を、複数台設置と買い替えが補う。価格は物価並みの1.34倍で、利益率は11.5%と、直近の14.4%から下がる。

ライフ&サポートは数量が1.15倍に伸びるが、広告と競争で利益率は13%にとどまる。

住設機器は数量が5%減る。利益率は6%と薄い。

全社費用は物価並みの1.34倍に増える。営業利益率は全体で6〜7%と、会社の来期予想7.3%と過去12年の中央値(4.7%)の間に収まる。減価償却は取得時の値段のままで、新しい設備の分だけ増える。

純利益の営業利益に対する比は0.70とする。過去10年の中央値は0.60で、直近は財務が改善して利息が減り、持ち合い株の配当も入る分だけ高い。

筆者は、これを最も確からしいと見る。ためた現金は事業に使い切れず、自己資本が膨らむ。

  • モビリティ&サービス:数量 2,059(出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算))× 価格 0.13(1台当たり平均単価(億円、保守を含む))→ 売上 276 億円・営業利益 32 億円。モビリティ&サービス
  • ライフ&サポート:数量 143(出荷台数(千台))× 価格 0.67(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 96 億円・営業利益 12 億円。ライフ&サポート
  • 住設機器ほか:数量 283(出荷台数(千台))× 価格 0.13(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。住設機器ほか

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 7.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.33 倍、時価総額 243 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ガソリンスタンドの減少で国内の台数は横ばいから緩やかな減少、複数台設置と更新がそれを補う姿。営業利益率は直近の9.1%から、会社予想の7.3%付近まで戻る。

やや悲観 28% 値上げを通せず、洗車機の需要が弱り、利益率が4%台に戻る 利益 9 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 840 円117 億円

モビリティの数量は12%減る。ガソリンスタンドの閉鎖が進み、カーディーラー向けの更新も鈍る。価格は物価に届かない1.28倍にとどまり、利益率は10.5%に下がる。

ライフ&サポートの数量は横ばいで、価格競争から利益率は11%に落ちる。

住設機器は数量が1割減り、利益率は4%に薄くなる。

営業利益率は全体で4%台まで戻る。これは過去12年の中央値(4.7%)と同じ水準で、直近の高さは一時的だったことになる。

人件費と部材費の上昇は、全社費用として物価並みに増え続ける。純利益は営業利益の0.65倍にとどまり、配当も低く抑えられる。

  • モビリティ&サービス:数量 1,812(出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算))× 価格 0.13(1台当たり平均単価(億円、保守を含む))→ 売上 232 億円・営業利益 24 億円。モビリティ&サービス
  • ライフ&サポート:数量 124(出荷台数(千台))× 価格 0.64(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 79 億円・営業利益 9 億円。ライフ&サポート
  • 住設機器ほか:数量 268(出荷台数(千台))× 価格 0.13(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 34 億円・営業利益 1 億円。住設機器ほか

倍率:事業のROEは4%台。PERの上限は12.9倍だが、利益が薄く変動も大きいので約66%の8.5倍に置いた。

確率:ガソリンスタンドの減少が速く、複数台化では補えない姿。過去12年の中央値に近い営業利益率4〜5%へ戻る。今期の会社予想(7.3%)でも1Qの利益は前年を下回り、軽い筋書きではない。

悲観 7% 国内需要が縮み、赤字になる 利益 −9 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 287 円40 億円

モビリティの数量が3割減る。ガソリンスタンドの廃業が続き、更新の先送りが広がる。価格も1.2倍と物価に届かない。

ライフ&サポートの数量は2割減り、調理家電は競合に押される。住設機器も2割減る。

どのセグメントも利益率は3%以下に落ち、全社費用はほとんど減らせないため、営業損益は赤字になる。

工場や設備の稼働が落ち、減損と人員整理が出る。自己資本は目減りし、配当は大きく減る。評価は稼ぐ力ではなく、売れる資産で決まる。

過去12年では、2009年3月期と2011年3月期に赤字になり、営業利益率は2011年に-2.9%まで落ちた。この筋書きは確率が低いが、起きたときの傷は深い。

  • モビリティ&サービス:数量 1,441(出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算))× 価格 0.12(1台当たり平均単価(億円、保守を含む))→ 売上 173 億円・営業利益 5 億円。モビリティ&サービス
  • ライフ&サポート:数量 99.4(出荷台数(千台))× 価格 0.60(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 60 億円・営業利益 2 億円。ライフ&サポート
  • 住設機器ほか:数量 238(出荷台数(千台))× 価格 0.12(1千台当たり平均単価(億円))→ 売上 27 億円・営業利益 −1 億円。住設機器ほか

倍率:事業が赤字に沈み、稼ぐ力では値が付かない。在庫・売掛金・工場・持ち合い株など売れる資産の価値まで下がる。内訳は floor_assets_why に書いた。

確率:ガソリンスタンドの廃業が一段と進み、洗車機の新設・更新が止まる。海外の販路も弱く、調理家電も振るわない。過去に赤字の期が2009年と2011年にあり、起きうる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

モビリティ&サービス

門型洗車機、オイル機器、情報機器(ガソリンスタンド・カーディーラー・コイン洗車場向け)と、設置後の保守・部品。

数量出荷台数(台、洗車機・オイル機器・情報機器の換算)価格1台当たり平均単価(億円、保守を含む)売上営業利益
今 2026/03 2,059 0.10 206 30
10 年後 中立 2,059 0.13 276 32

取り方:台数の開示は無い。外部売上205.9億円を、1台約1,000万円(洗車機の本体と保守・部品を含む平均、推定)で割って約2,060台とした。セグメント利益は29.7億円で、全社費用は調整に入れた。

ライフ&サポート

調理家電(米飯・煮炊き)、低温貯蔵庫、シニア向け家電などの生活機器。

数量出荷台数(千台)価格1千台当たり平均単価(億円)売上営業利益
今 2026/03 124 0.50 62 10
10 年後 中立 143 0.67 96 12

取り方:台数の開示は無い。外部売上62.1億円を、1台約5万円(推定)で割って約12.4万台とした。セグメント利益は9.9億円で、前々期の2.5億円から大きく伸びた。

住設機器ほか

住宅用の設備機器(住設機器)とその他事業。

数量出荷台数(千台)価格1千台当たり平均単価(億円)売上営業利益
今 2026/03 298 0.10 30 3
10 年後 中立 283 0.13 38 2

取り方:台数の開示は無い。住設機器27.7億円とその他2.1億円の合計29.8億円を、1台約1万円(部材中心、推定)で割って約30万台とした。セグメント利益は住設1.6億円とその他1.3億円。

リスクと懸念

ガソリンスタンドの減少

洗車機の主な設置先であるガソリンスタンドは長期に減っている。複数台設置で補えなければ、国内の台数は縮む。

設備投資の景気

ガソリンスタンドの経営者は小規模が多く、利益が落ちると更新を先送りする。営業利益率は過去12年で3.1%から9.1%まで振れた。

直近の利益は山

2026年3月期の営業利益率9.1%は過去最高。会社は来期を営業利益22億円と2割減で見て、1Qの経常利益も前年から減った。

競合との価格競争

洗車機の国内は、ダイフク系のダイフクプラスモアなどとの競争がある。生活機器では大手の家電メーカーが相手で、価格交渉力は強くない。

還元が増えない

配当性向は9%と低く、ためた現金や政策保有株の価値が株主に届かない恐れがある。

今後の分かれ目

営業利益率が2期続けて7%を超える
山でなく水準が上がったと判断し、やや楽観の確率を上げる。
営業利益率が5%を割る
やや悲観の確率を上げ、中立の倍率を下げる。
配当性向を30%以上に引き上げる
ためた現金の取り分が増える合図。倍率の上限に近づける。
ライフ&サポートの営業利益が10億円を超えて定着する
柱に育ったとみて、楽観寄りに確率を動かす。
政策保有株の売却と自社株買いを発表する
資本効率の改善と判断し、倍率を上げる。

見ておくもの

  • 営業利益率(四半期)
  • 洗車機の受注
  • ライフ&サポートの営業利益
  • 配当性向
  • 政策保有株の残高

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から置いた。ROEが資本コスト以下なので、PERの上限は1÷k=12.9倍で、その6〜8割に置いた。今の株価やPBRには寄せていない。数量は洗車機の横ばいから緩やかな減少、生活機器の緩やかな伸び、価格は物価並みの1.34倍を基本とした。営業利益率は過去12年の山(9.1%)以下。セグメントの数量・単価は開示がなく推定。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→15.4 倍・やや楽観 PER 10.5→13.98 倍・中立 PER 10→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(金属製品)の AI 分析

割安 東洋シヤッター5936 国内3番手のシャッター会社。点検の稼ぎが育ち、利益の割に値段は安い。割安と見る 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 三洋工業5958 天井・床の下地材で知られる堅実な建材メーカー。時価総額の半分が現金で、事業の稼ぎを考えれば今の値段はかなり安い 本質価値との差 +65.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三和ホールディングス5929 国内寡占・世界シェア首位の開口部メーカー、改修需要と海外M&Aの果実を乗せれば割安と出る 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ジーテクト5970 車体骨格プレス部品の中堅。中立の姿でも今の値段は割安寄りだが、ホンダ依存と重い設備投資が割り引きの理由だと筆者は見る 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 文化シヤッター5930 国内2位のシャッター専業。利益率の低い建材部門が重しで、確率で重みをつけるとやや割安 本質価値との差 +60.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 エイチワン5989 ホンダ向け 86% のフレーム専業。3 年連続赤字から立ち直ったが、顧客の偏りと重い投資を考えると、割安度は見かけほど大きくないと筆者は見る 本質価値との差 +60.7% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 フジマック5965 病院・給食・外食の厨房を一括で請け負う堅実な中堅。土地売却で現金が積み上がり、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日創グループ3440 パネルとデータセンター向け筐体は伸びるが、寄せ集めの事業で ROE が資本コストに届かない 本質価値との差 +56.6% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 サンコーテクノ3435 あと施工アンカーの国内首位。利益の安定と財務の堅さに比べ、今の値段は低い 本質価値との差 +52.0% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 MIEコーポレーション3442 工場の配管をつなぐステンレスの継手の専業。値上げで利益は倍増したが、還元が細く借金もある。今の値段はほぼ適正で、わずかに安い程度 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 昭和鉄工5953 九州の熱の老舗が値付けを覚え、3 年で利益率は 9% に。持ち合い株を除いても今の値段は稼ぎに比べて安い 本質価値との差 +49.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 不二サッシ5940 ビル用サッシの老舗。利益は薄いが、値段は稼ぐ力に対して安く、借入の重さを織り込んでもやや割安 本質価値との差 +45.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 リンナイ株式会社5947 実質無借金で稼ぐ力は安定している。米国の電化と海外の伸びを織り込んでも、今の時価総額には安全域がある 本質価値との差 +42.4% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 株式会社RS Technologies3445 再生ウェーハで世界一という稼ぐ力は本物だが、中国の新品ウェーハと重い投資を差し引くと、今の値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 株式会社マルゼン5982 稼ぎは堅く、現金も厚い。ただ利益率は過去最高で、今の値段に安全域は見えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 宮地エンジニアリンググループ3431 老朽橋の補修は長く続くが、足元は発注減で利益が半減。谷の深さと現金の厚さを踏まえると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) やや割安 日東精工5957 小さなねじとねじ締め機の堅実な会社。伸びの前提がすでに値段に入り、ほぼ適正と見る 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ネポン7985 ハウス暖房機の老舗だが、利益率は1%前後に沈み借金も重い。立ち直れば安いが、その確度は低い 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 中西製作所5941 学校給食に強い厨房機器メーカー。実績は良いが大型投資で借入が増える局面で、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 川田テクノロジーズ3443 橋の補修需要は追い風だが、利益は山の高さにある。値段は価値を1割ほど下回るにとどまり、割安とは言い切れない 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 横河ブリッジホールディングス5911 橋の老朽化は追い風だが新設が細る。高い買い物の消化と資本効率が価値を分ける 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 トーソー5956 カーテンレール最大手で窓まわり 3 社の一角。値上げで利益は戻ったが、資本の効率は低く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 三協立山5932 サッシ大手3位。借金が重く、利益の戻りに値段が左右される。今の値段は、戻りを織り込んだほぼ妥当な水準 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 東プレ5975 プレス部品と冷凍車の二本柱。日産依存と薄い利益率を考えると、本質価値は今の値段をやや下回ると筆者は見る 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 山王3441 AI 配線の追い風で稼ぎは跳ねたが、コネクタ大手の下請けという立場は変わらず、今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 岡部5959 国内の建設需要が細る中、米国の伸びが穴を埋める。だが資本効率が資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ケー・エフ・シー3420 あと施工アンカーとトンネル資材の老舗。利益率は昔の半分まで落ちた。純現金と補修需要が支え、今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 カネソウ5979 溝ぶたと建築金物の三重の老舗。預金が時価総額を超えるが創業家の下で眠り、今年の株価の倍増で10年ではやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 アルインコ5933 足場の新製品で稼ぐ堅実な会社。ただ、赤字の2事業が足を引き、利益の回復を見込んでも本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 トーカロ3433 半導体装置の消耗部品に皮膜を付ける隠れた寡占企業。稼ぐ力は本物だが、今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 株式会社J-MAX3422 ホンダ系プレス部品。売上の半分が中国と日本のホンダ向けで、借金が重い。中国の電池・新興メーカー向けが伸びても、ホンダの縮みと金利で、今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 アトムリビンテック3426 扉と収納の金物を企画するファブレスの老舗。金融資産は時価総額を上回るが、本業の稼ぎは細く、戻り方も弱い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 東京製綱5981 国内ワイヤロープの老舗は今期が過去最高益だが、資本効率は低く、今の値段にやや先走り感がある 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 特殊電極3437 製鉄所の摩耗を溶接で直す職人集団で、技術は本物だが顧客の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 兼房5984 丸鋸と木工刃物の専業。資産は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、値段は資産と稼ぎの間にある 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アルファ3434 薄利の自動車部品と、縮む国内の住宅錠。自己資本の厚さが救いだが、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ファインシンター5994 自動車の駆動系に入る焼結部品の会社。電動化で縮む本業と重い借金のなか、利益は薄く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 協立エアテック5997 ビルの防火ダンパーと住宅の全館空調の部品。堅実だが稼ぎは資本コストに届かず、現金も戻らない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 駒井ハルテック5915 資産は厚いが稼ぐ力が薄い。橋と鉄骨は物価並みで、風車タワーの当たり外れが価値を分ける 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ダイニチ工業5951 石油ファンヒーターと加湿器の国内首位。事業は堅いが時価総額と同規模の現金・有価証券が眠り、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 那須電機鉄工5922 送電鉄塔の需要は堅いが、今の利益は山。ためた資金の使い方が評価を決める 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 天龍製鋸5945 チップソー専業で無借金。事業の稼ぐ力は資本コストに届かず、現金と持ち合い株が値を支える会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 KTC5966 整備工具の国産ブランドnepros を持つが、利益率は9%どまり。立て直しの計画を割り引くと、値段はやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンコール5985 稼ぎ頭は光通信コネクタに移ったが、高い利益率の持続を織り込みすぎ。10年の価値は今の時価総額を下回ると筆者は見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社長府製作所5946 利益は小さく、資産は大きい。会社がその資産を株主に返すかどうかで、値打ちが決まる 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 中国工業5974 国内のLPガス容器の 3 本に 1 本を作るが、市場は細り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 立川ブラインド工業7989 窓まわり国内最大手。純現金は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年で見ると割高に寄る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +4.8%) 適正 エスイー3423 インフラ補修の追い風はあるが、研究開発の費用が利益を食う。10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ロブテックス5969 エビ印のプライヤとリベットの工具で知られる老舗。名前は残るが利益率は 3% に落ち、資本コストに届く道は細い 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 川岸工業5921 スカイツリーや国立競技場にも関わった鉄骨の名門。ただし利益は山を越え、帳簿の厚さほど稼ぐ力はないため、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 瀧上工業5918 橋と鉄骨の本業は薄利。価値の中心は持ち合い株だが、少数株主に届く道は細い 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 パイオラックス5988 自動車の小物部品と医療機器の会社。資本は厚いが稼ぐ力が追いつかず、今の値段は割高寄りと筆者は見る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイケン5900 引戸の金物や自転車置場を作る大阪の老舗。現金と投資株で時価総額に迫るが、本業の利益は薄く資本に見合わない。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 三ツ知3439 自動車用の特注ファスナーの専業。シートの部品は電気自動車でも要るが、値下げ要請で薄利が続き、資本効率は資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トーアミ5973 溶接金網の老舗が型枠工事の買収で事業を広げる。帳簿は時価総額の3倍あるが、稼ぎは資本コストの3分の1にとどまり割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 モリテック スチール5986 エンジン部品向けの特殊帯鋼を売る商社。電動化で主力の需要が細り、稼ぐ力は資本に見合わず割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社SUMCO3436 AI向け300mm先端ウエハーへの転換は本物だが、成熟品の重荷と資本の重さを踏まえると今の値段はすでに回復の先を映す 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大谷工業5939 電柱と通信線の金物を作る富山の老舗。配電網の更新で底堅いが、利益をため込む同族経営で資本の稼ぎが薄く割高 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 コロナ5909 事業の稼ぐ力は細く、厚い金融資産も少数株主には動かせない。割高と見る 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 東洋製罐グループホールディングス株式会社5901 縮減と増配で株主還元は厚くなるが、ROEは資本コストに届かず本質価値は今の株価より低い 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 稲葉製作所3421 国内首位の物置と自己資本の4割近い現金を持つが、利益率は薄く資本効率は低い。現金を価値に足してもなお今の値段は割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社ノーリツ5943 給湯器で国内2位の寡占だが、稼ぐ力はリンナイの6分の1。利益が戻っても、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ネツレン5976 高周波熱処理と高強度鋼線の老舗。国内シェアは高いが儲けが薄く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 共和工業所5971 建設機械用ボルトの国内トップ。現金は厚いが戻らず、利益は薄い。値段には余裕がなく割高と見る 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本発條5991 懸架ばねとHDDサスペンションの二本柱、AI需要は本物だが北米再建待ちで今の株価は割高寄りと筆者はみる 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アドバネクス5998 医療と航空機のばねで稼ぎ頭を育てつつあるが、自動車と海外工場の重荷が残る。今の値段は先を行く 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 アルメタックス5928 積水ハウスに売上の半分を頼るサッシの系列メーカー。本業はほぼ稼がず、現金と持ち合い株は厚いが株主には届きにくい 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 株式会社LIXIL5938 稼ぐ力は戻りつつあるが、借金と金利が利益を食う。今の値段は回復をかなり先取りしている 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 イワブチ5983 電柱まわりの金具を作る小さな高自己資本の会社。直近の高い利益率は続きにくく、10年で見れば今の値段は割高と筆者は考える 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ホッカンホールディングス5902 缶・PET容器と飲料の受託充填の会社。借金が重く、稼ぐ力が資本コストに届かないため、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 日本フイルコン5942 製紙用の網を作る老舗。国内の縮小が続くなか、賃貸が利益を支えるが、10年の価値は今の時価総額を4割ほど下回る 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 テクノフレックス3449 半導体向けの真空配管と継手で利益が急伸。ただし今の利益は工事の山にあり、10 年で見ると割高と筆者は見る 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 高田機工5923 老朽橋の更新という追い風はあるが、工場が埋まらず稼ぐ力は細い。配当の下限が支えでも、今の値段は高い 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アマテイ5952 国産の釘と自動車向けの特殊ねじを作る小さな老舗。利益は安定してきたが、資本コストに届かない稼ぎと借入の重さで、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 スーパーツール5990 吊クランプと作業工具の老舗。土地は厚いが事業の稼ぎは資本コストに遠く、新工場の成果待ちで割高 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オーネックス5987 金属を焼いて硬くする請負の会社が、突然AIデータセンターへ。本業は細く、株主の取り分も揺らぐ。今の値段は高い 本質価値との差 −53.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 中央発條5992 トヨタ系のばね専業。薄利と繰り返す工場事故が重く、今の値段は計画の達成を先取りしていると筆者は見る 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 日本製罐5905 18リットル缶と美術缶の専業。市場は縮み、2期続けて営業赤字。賃貸の利益が支えだが、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ワイズホールディングス5955 自動車・家電向けのねじとばねが主力。純現金は厚いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ジェイテックコーポレーション3446 X線ミラーで世界の放射光施設に納める希少な技術企業。ただし利益は山谷が激しく、いまの値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 日本パワーファスニング5950 建築用のねじとアンカーの専業。積水ハウスに売上の4分の1を頼り、利益はほぼ出ない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 テクニスコ2962 放熱部品の小型メーカー。2 期の大赤字から黒字目前だが、借金が重く、AI 期待が先行。利益で測った本質価値は今の時価総額の 1 割に満たず割高 本質価値との差 −90.5% · 10 年 割高(年 −13.5%)

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読んだ資料

  1. エムケー精工 セグメント情報(kabutore)
  2. エムケー精工 現在株価・概要(kabutore)
  3. エムケー精工 IR

分析日 2026-10-20