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エイチワン 5989

ホンダ向け 86% のフレーム専業。3 年連続赤字から立ち直ったが、顧客の偏りと重い投資を考えると、割安度は見かけほど大きくないと筆者は見る

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,202 円617 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,370 円384 億円差 +60.7%
10 年後から見ると 割安 価値 2,202 円617 億円 · 差 +60.7% · 期待の年率 +13.6%
期待の年率リターン(10 年)+13.6%資本コスト比 +4.1 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エイチワンは、車の骨格にあたるフレーム部品を、ホンダに納める会社だ。売上の 86% がホンダ向けで、北米の売上が半分を占める。ホンダは筆頭株主(21%)でもある。

筆者の結論は、本質価値は今の値段をやや上回る、である。ただし、安さの大半は理由がある。顧客が 1 社に偏り、3 年連続の営業赤字を出したばかりだ。

今の利益は立て直しの成果だ。中国の溶接ラインを半分に削り、インド事業を手放し、国内の拠点を集約した。営業利益は赤字から 146 億円まで戻った。ここを評価する。

問題は、この先だ。三重とテキサスなどに 700 億円規模の新規投資を進める。営業利益の 5 倍近い。利益率は 7% から 6% に戻り、自己資本利益率は資本コストに届かない、と筆者は置く。

時価総額は自己資本の半分以下だが、安さを根拠にはしない。売る側の都合でなく、稼ぐ力で測っても、今の値段は下振れの危険を織り込みすぎていると見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず「10 年後にこの会社が今より強いか」を問う。答えは、そうとも言えない。顧客が 1 社に偏る構造は、どれだけ立て直しても変わらない。堀、つまり他社がまねできない強みも、STAF が量産に乗るまでは見えない。

次に、株主のものになる利益を見る。最近の純利益は 110 億円だが、設備投資は減価償却を大きく上回り、自由に使える現金は薄い。利益が出ても、工場に消える。

良い点は 2 つある。経営が赤字の拠点を畳み、ポートフォリオを組み替えた実行力と、ホンダという安定株主だ。

払う値段の安全域は、中立でも今の値段を上回るが、薄いと筆者は見る。悲観の筋書きでは株主の取り分がほとんど消える。顧客が崩れたときに逃げ場がないからだ。

最後に、資本の使い方だ。700 億円規模の投資が、資本コストを上回る見返りを生むか。見返りの大半はホンダの台数次第で、経営が自分で決められない。持ち続けたいオーナーの目では、手を出しにくい。

何で稼ぐ会社か

エイチワンの稼ぎは、自動車フレームという 1 つの製品に集まる。フレームは、車体の骨格を支える大きな鋼板部品だ。プレスで成形し、ロボットで溶接してつくる。金型、鋳物、超高強度の鋼板の加工が得意で、車の衝突安全に直結する。

売上の地域別の内訳は、北米が約半分、日本と中国がそれぞれ 2 割弱、アジアが 1 割弱だ。顧客はほぼホンダ一色で、米国ホンダの製造会社が 40%、本田技研が 17%、ホンダ・カナダが 11% を占める。

稼ぎ頭は北米で、営業利益は 59 億円。日本が 51 億円、中国が 31 億円と続く。アジアはほぼ利益が出ていない。

新しい芽もある。住友重機械と開発した STAF は、超高強度の鋼板を薄く軽く成形する工法だ。日系メーカーでの採用が決まった。燃料電池用の部品も量産に入ったが、売上の 0.3% と小さい。

従業員は連結で約 4,600 人。国内は群馬・埼玉・三重などに工場があり、北米はオハイオとカナダに拠点を持つ。

要するに、ホンダの車の台数に利益が連動する会社だ。そこに、中国と国内の縮小、北米の増設という動きが重なる。

優良さと弱いところ

エイチワンは、規模や技術で勝つというより、ホンダの内側に入って生きてきた会社だ。1952 年のオートバイ部品に始まる取引は半世紀を超え、ホンダは筆頭株主として研究開発でも組む。これは強みであり、同時に首輪でもある。

値段を決める力は弱い。フレームの価格は顧客との交渉で決まり、材料費の上昇も時間差でしか転嫁できない。営業利益率は過去 12 年のほとんどで 5% を下回り、最近の 7.0% が突出している。

資本効率は低い。自己資本利益率は過去 10 年の中央値で 5% 台、資本コストを下回る年が大半だ。直近の 13.8% は、赤字の翌年の反動で高く出ている。

経営の実行力は、ここ 2 年で試された。事業本部制と投資審議会を入れ、不採算の拠点を畳み、計画の初年度・2 年目の営業利益目標をどちらも上回った。筆者はこの実行力を評価する。

ただし、北米子会社の決算体制が崩れた過去がある。2024 年 3 月期には内部統制の重要な不備を開示した。人材と仕組みの弱さは、完全に消えたと言い切れない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

自動車のフレーム事業は、完成車メーカーの台数と戦略に左右される。ホンダは今、揺れている。電気自動車の損失が 2026 年 3 月期に 1.4 兆円を超え、米国の関税は 3,000 億円超の減益要因になった。いまはハイブリッド車に軸足を移し、利益を戻しつつある。

エイチワンにとって追い風は北米だ。ハイブリッド車の生産が増えれば、フレームの数量も増える。逆風は国内と中国だ。人口が減る国内は縮み、中国ではホンダ自体が中国勢に押されて生産が落ちた。エイチワンは中国の溶接能力を半分に減らしたが、需要が戻る保証はない。

競合は、同じホンダ系のジーテクト、ホンダや日産を主な顧客とするプレス部品会社のほか、海外ではゲスタンプなどの大手がある。超高強度の鋼板や、鋳造で車体を一体成形するギガキャストなど、車体のつくり方が変われば、プレス部品の点数や単価が動く。

中国では価格競争が激しく、部品の値段は物価に追いつかない。筆者は、中国の価格を 10 年で 1.15 倍にとどまると見る。

材料の鋼板は、中国の過剰生産で上がりにくい。人件費は国内も北米も上がる。利益は、台数よりも、この差し引きで決まる。

資本政策と M&A

資本の使い方は、守りから攻めに動いている。1 株配当は 2 年で 3 倍超に増え、2027 年 3 月期も増配の予定だ。ただ、配当性向は 18% ほどで、会社が目安とする 30% に届いていない。自社株買いはない。

一方、投資は重い。三重県亀山市の新工場(約 200 億円)、テキサスの新会社、カナダと北米の増設を合わせて、数年で 700 億円規模になる。毎年の営業キャッシュフローは 290 億円ほどで、設備投資はそれを上回る。借金は減らない。

大株主はホンダ(21%)、信託銀行、従業員持株会、地銀の順だ。ホンダは持分法適用の関連会社として扱う。kabufu の推計では、10 年以内に買収される確率は 33% とされる。ホンダが完全子会社化に動く可能性は否定できないが、価値の計算には入れていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

営業利益は 3 年の赤字から 146 億円まで戻った。中国の溶接ラインを半分にし、インドを手放し、国内の拠点を集約した。固定費の削減は実行済みで、会社の目標も 2 年続けて上回った。2027 年 3 月期の営業利益は 160 億円と見込まれ、体質利益(一過性を除いた力)は 188 億円とされる。

北米はホンダのハイブリッド車の生産増で伸びる。亀山とテキサスの新工場は、ホンダ以外の注文を取る足場になる。STAF は超高強度の鋼板を軽く成形でき、電動車の軽量化需要にも合う。日系メーカーでの採用はすでに決まった。

ホンダは筆頭株主で、ホンダの調達網の中で代わりの利かない地位にある。ホンダが今期の営業利益を 6,500 億円に引き上げたことで、最悪期は過ぎたと見てよい。

時価総額は自己資本の半分以下で、純利益の 4 倍弱だ。ホンダが完全子会社化に動けば、プレミアムがつく。配当性向 30% の方針が守られれば、配当だけでも利回りは 5% を超える。

10 年後に営業利益が 200 億円を超え、自己資本利益率が 10% に乗れば、評価は大きく変わる。

慎重な見方

売上の 86% がホンダだ。ホンダは電気自動車の失敗で 1.4 兆円の損失を出し、関税でも 3,000 億円超の減益になった。中国では生産が落ち込み、エイチワンも中国の売上が 15% 減った。ホンダが崩れれば、エイチワンは逃げ場がない。

営業利益率 7% は、過去 12 年で突出して高い。2018 年までは 4% 台、その後は赤字まで落ちた。今の水準は、減損が消えた年の反動で高く見えているだけかもしれない。

投資が重い。三重・テキサス・カナダ・オハイオに 700 億円規模の投資が続き、営業キャッシュフローを上回る。借金は減らず、金利は上がる。需要が計画を下回れば、新工場の減価償却だけが残る。

北米子会社は、決算が間に合わず株主総会が継続会になり、内部統制の重要な不備まで出した。体制の弱さは過去のことと言い切れない。

配当性向は 18% で、会社の方針の 30% に届かない。投資が優先されれば、株主への還元は後回しになる。自己資本が積み上がっても、ROE が資本コストを下回れば、その厚みに値段はつかない。

どちらに重みを置いたか

どちらにも根拠があるが、慎重な見方のほうが強い。ホンダ向け 86% という構造と、700 億円の投資は、立て直しの成果より重いと筆者は見る。利益率は 6% に戻る前提を中立に置いた。確率は中立に 35% を置き、ホンダの縮小が現実に進んでいる点を重く見て、やや悲観に 27%、悲観に 13% を割り当てた。強気の筋書きは、ホンダ以外の注文と新工法が揃う必要があり、6% にとどめた。それでも評価が今の値段を上回るのは、今の値段が悲観に傾きすぎているためだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,973 円1,113 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 942 円264 億円)。 今の値に割り戻すと 2,202 円617 億円、今との差 +60.7%、 期待の年率 +13.6%(資本コスト 9.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 7,661 円2,146 億円 1,706 円478 億円 +583.8% +21.2% 562 円157 億円
やや楽観 19% 6,604 円1,850 億円 1,392 円390 億円 +483.7% +19.3% 1,519 円426 億円
中立 35% 5,211 円1,460 億円 1,232 円345 億円 +370.3% +16.7% 2,255 円632 億円
やや悲観 27% 1,440 円403 億円 432 円121 億円 +36.6% +3.2% 505 円142 億円
悲観 13% 357 円100 億円 214 円60 億円 −58.3% −8.4% 74 円21 億円
加重平均100% 3,973 円1,113 億円942 円264 億円 +258.8% +13.6% 4,916 円1,377 億円

今の株価時価総額 1,370 円384 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.5% を下回るほど割高。

楽観 6% ホンダが復調し、新しい顧客と新技術も実る 利益 180 億円 · PER 11.2 倍 · 株価時価総額 7,661 円2,146 億円

ホンダがハイブリッド車で北米の販売を伸ばし、関税の負担も価格に転嫁して利益を戻す。エイチワンの北米は台数が 3 割増える。テキサスの新会社で、ホンダ以外の日系メーカーの注文も取り、ホンダ向けは売上の 75% ほどに下がる。

超高強度の鋼板を軽く成形する新工法 STAF が、複数の完成車メーカーに広がる。1 点あたりの単価が上がり、価格は物価を上回る。中国は縮小後の身の丈で黒字を保つ。

営業利益率は 7% 台に乗る。過去 12 年の最高だった今の 7.0% を超えるのは、不採算の拠点を畳み、能力を半分にした実行の実績があるからだ。借金は返せ、配当は性向 30% を守ったうえで自社株買いも加わる。

  • 日本:数量 110(ホンダ国内向け納入台数相当(万台))× 価格 8.12(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 893 億円・営業利益 67 億円。新工法で単価が上がる。利益率 7.5%
  • 北米:数量 221(ホンダ北米向け納入台数相当(万台))× 価格 9.27(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 2,049 億円・営業利益 139 億円。台数 3 割増、新顧客も。利益率 6.8%
  • 中国:数量 55.0(ホンダ中国向け納入台数相当(万台))× 価格 7.48(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 411 億円・営業利益 31 億円。縮小後の規模で黒字を保つ。利益率 7.5%
  • アジア:数量 48.0(ホンダのアジア向け納入台数相当(万台))× 価格 6.44(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 309 億円・営業利益 15 億円。タイ・インドネシアが回復。利益率 5.0%

倍率:事業の純利益 180 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.2 倍。全体の PER 11.22 倍、時価総額 2,020 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ホンダの復調、ホンダ以外の顧客の獲得、超高強度の新工法の量産が 10 年のうちに重なる必要がある。成功すれば利益は今の 1.7 倍だが、実績のない前提が多く 6% にとどめた。

やや楽観 19% ホンダ向けを守り、北米が伸びる 利益 149 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 6,604 円1,850 億円

ホンダのハイブリッド車が北米で売れ、エイチワンの北米は台数が 15% 増える。新設の亀山工場と北米の増設も、ホンダの新型車の立ち上げに合わせて動く。国内は人口減で少し縮み、中国は縮小後の水準で底を打つ。

価格は材料費の転嫁が時間差でできて、物価並みに近い伸びになる。営業利益率は 7% 近くで、会社の目標の線だ。

自己資本利益率は 8〜9% まで上がる。資本コストには届かないが、借金は軽くなる。配当は性向 30% 前後を守る。

新しい工場の償却は重いが、増えた台数で薄まる。ホンダの調達網の中で、エイチワンの存在感は今より少し高まる。

  • 日本:数量 106(ホンダ国内向け納入台数相当(万台))× 価格 7.95(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 840 億円・営業利益 59 億円。国内は微減、単価は物価並み。利益率 7.0%
  • 北米:数量 196(ホンダ北米向け納入台数相当(万台))× 価格 9.07(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 1,773 億円・営業利益 112 億円。台数 15% 増。利益率 6.3%
  • 中国:数量 53.4(ホンダ中国向け納入台数相当(万台))× 価格 7.18(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 383 億円・営業利益 29 億円。底を打ち黒字。利益率 7.5%
  • アジア:数量 44.0(ホンダのアジア向け納入台数相当(万台))× 価格 6.30(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 277 億円・営業利益 12 億円。緩やかに回復。利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 149 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.7% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.0 倍。全体の PER 10.98 倍、時価総額 1,636 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の計画(2027/03 期に営業利益 160 億円、利益率 7%)に近い道を 10 年続ける筋書き。ホンダの北米生産が堅調で、中国と国内の縮小は止まる。実行力は 3 年の黒字で一定の裏づけがあるため、中立の次に厚くした。

中立 35% ホンダ頼みのまま、薄い利益率で平凡に続く 利益 116 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 5,211 円1,460 億円

ホンダの北米生産は、ハイブリッド車を軸に小幅に増える。エイチワンの北米は台数が 5% ほど増え、国内は人口減と生産の海外移管で 1 割近く減る。中国は縮小後の水準を保つが、価格の下落が続く。

価格は、材料費の上昇を時間差で顧客に転嫁し、物価並みに近づくにとどまる。大きな設備投資で減価償却費が膨らみ、利益率を押し下げる。営業利益率は 6% で、会社が掲げる 7% には届かない。

中国の価格は、価格競争が続くため 10 年で 1.15 倍にとどまる。売上は 3 割ほど増えるが、利益は今より 1 割強しか増えない。自己資本は積み上がり、ROE は 7% 台。ホンダ頼みの構造は変わらず、評価は上限の 7 割ほどにとどまる。

  • 日本:数量 101(ホンダ国内向け納入台数相当(万台))× 価格 7.77(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 786 億円・営業利益 51 億円。国内は 1 割近く減。利益率 6.5%
  • 北米:数量 179(ホンダ北米向け納入台数相当(万台))× 価格 8.87(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 1,583 億円・営業利益 84 億円。台数 5% 増。利益率 5.3%
  • 中国:数量 52.2(ホンダ中国向け納入台数相当(万台))× 価格 6.88(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 359 億円・営業利益 25 億円。縮小後の規模。中国は価格競争で物価を下回る伸びにとどまる。利益率 7.0%
  • アジア:数量 42.0(ホンダのアジア向け納入台数相当(万台))× 価格 6.16(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 259 億円・営業利益 9 億円。微増。利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 116 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.2% が k 9.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 10.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 10.5 倍。全体の PER 10.53 倍、時価総額 1,222 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ホンダの北米が底堅い一方、国内と中国は細り、関税と材料費の負担も残る。利益率は今の 7.0% より低い 6% に戻る。過去 12 年の中央値が 2〜3% であることを考えれば、6% でも十分に強気だ。最も厚い確率にした。

やや悲観 27% ホンダが数量を落とし、赤字すれすれに戻る 利益 36 億円 · PER 6.6 倍 · 株価時価総額 1,440 円403 億円

ホンダの世界販売が中国勢との競争で縮み、北米も関税とハイブリッド車の値下げ競争で伸びない。エイチワンの国内は 2 割、中国は 3 割、北米も 1 割落ちる。

価格は、顧客の値下げ要請で物価に追いつかない。能力の削減はもう済んでおり、これ以上の固定費の圧縮は難しい。新工場の減価償却は重く、利益率は 3% に近づく。

営業利益は今の半分以下になり、借金の利払いが重くのしかかる。配当は性向を下げてでも守るが、増配は止まる。

ホンダの調達の方針が変わり、一部の車種が内製化や他社に移る恐れもある。電動化で部品の仕様が変わるたびに、投資の判断を迫られる。

  • 日本:数量 88.0(ホンダ国内向け納入台数相当(万台))× 価格 7.54(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 664 億円・営業利益 20 億円。国内が 2 割減、利益率 3%
  • 北米:数量 153(ホンダ北米向け納入台数相当(万台))× 価格 8.61(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 1,317 億円・営業利益 40 億円。台数 1 割減、利益率 3%
  • 中国:数量 38.5(ホンダ中国向け納入台数相当(万台))× 価格 6.58(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 253 億円・営業利益 8 億円。3 割減、利益率 3%
  • アジア:数量 36.0(ホンダのアジア向け納入台数相当(万台))× 価格 5.98(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 215 億円・営業利益 2 億円。1 割減、利益率 1%

倍率:資本コスト 9.5%。事業の ROE 2.9% は k を大きく下回り、PER の上限は 1÷k=約 10.8 倍。利益が縮み成長を見込めず、借金の負担も重いので、上限の約 6 割の 6.6 倍に置いた。床は稼ぐ力(純利益÷k)で、PBR 約 0.19 倍は ROE 約 3% の会社の水準として妥当とみる。

確率:ホンダは電気自動車の失敗で巨額の損失を出し、関税の負担も続く。中国は 2 年で半減しており、他の地域でも数量が落ちる余地は十分にある。エイチワン自身、直近の 5 年のうち 3 年は営業赤字だった。この筋書きを中立の次に厚く置いた。

悲観 13% ホンダが急速に縮み、赤字と減損が続く 利益 −110 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 357 円100 億円

ホンダが中国勢との競争で数量を大きく落とし、北米も関税と電気自動車の失敗で投資を絞る。エイチワンの国内は 4 割、北米は 3 割強、中国は半分以上の台数を失う。

工場の稼働が落ちて固定費が重くのしかかり、営業利益は赤字に戻る。拠点の閉鎖と減損が続き、新しい工場の投資も回収できない。借金の借り換えは厳しい条件になる。

こうなると、株主に残るのは稼ぐ力ではなく、売れる資産の価値だ。売れる資産を全部売っても負債に届かない公算が大きく、残るのはホンダが供給網を守るために支える分だけになる。配当は大きく減る。

  • 日本:数量 66.0(ホンダ国内向け納入台数相当(万台))× 価格 7.25(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 478 億円・営業利益 −5 億円。4 割減。赤字
  • 北米:数量 111(ホンダ北米向け納入台数相当(万台))× 価格 8.28(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 915 億円・営業利益 −14 億円。3 割強減。赤字
  • 中国:数量 24.8(ホンダ中国向け納入台数相当(万台))× 価格 6.28(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 156 億円・営業利益 −5 億円。半分以下。赤字
  • アジア:数量 28.0(ホンダのアジア向け納入台数相当(万台))× 価格 5.75(1 万台相当あたり売上(億円・名目))→ 売上 161 億円・営業利益 −5 億円。3 割減。赤字

倍率:利益では測れない。売れる資産で測る。現金・売掛金・棚卸資産は 6〜9 割、土地建物は 5〜7 割、専用の設備と金型は 1 割ほどで回収すると見ても、約 1,000 億円で、負債約 1,260 億円に届かない。残るのは、ホンダが供給網を守るために支える価値だけで、約 100 億円(今の自己資本の約 13%)と置いた。

確率:ホンダ向けが 86% という集中は、顧客が崩れたときに逃げ場がない。ホンダ自身が大きな損失を出した直後で、中国では生産が激減している。起きにくいが、実際に 3 年連続の営業赤字を経験した会社であり、無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

日本

国内の自動車フレームなど。ホンダの国内工場向けと、海外拠点への供給。

数量ホンダ国内向け納入台数相当(万台)価格1 万台相当あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 110 5.80 638 51
10 年後 中立 101 7.77 786 51

取り方:セグメント売上 638 億円(グループ内の取引を含む)を、ホンダ国内向けの 1 台あたり約 5.8 万円の部品で割り、110 万台相当と置いた。台数は推定。開示は金額だけ。連結の売上は、グループ内の消去 180 億円ほどを引いて 2,097 億円になる。

北米

オハイオ・カナダなどの拠点から、ホンダの北米工場に納めるフレーム部品。

数量ホンダ北米向け納入台数相当(万台)価格1 万台相当あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 170 6.62 1,126 59
10 年後 中立 179 8.87 1,583 84

取り方:北米の売上 1,126 億円を、ホンダの北米生産(米国・カナダ・メキシコ)への 1 台あたり約 6.6 万円で割り、170 万台相当と置いた。台数は推定。主な納入先は米国ホンダの製造会社(連結売上の 39.7%)とホンダ・カナダ(11.3%)。

中国

広州・武漢の拠点。ホンダの中国合弁向け。溶接ラインは 2 年で能力を半減した。

数量ホンダ中国向け納入台数相当(万台)価格1 万台相当あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 55.0 5.98 329 31
10 年後 中立 52.2 6.88 359 25

取り方:中国の売上 329 億円を、1 台あたり約 6 万円で割り、55 万台相当と置いた。台数は推定。ホンダの中国生産が落ち込み、売上は前期から 15% 減った。

アジア

タイ・インドネシアなど。インドは譲渡した。

数量ホンダのアジア向け納入台数相当(万台)価格1 万台相当あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 4.60 184 1
10 年後 中立 42.0 6.16 259 9

取り方:アジアの売上 184 億円を、1 台あたり約 4.6 万円で割り、40 万台相当と置いた。台数は推定。インド子会社の譲渡で売上が 74 億円減った。

リスクと懸念

ホンダ 1 社への依存

売上の 86% がホンダ向けで、北米の 2 社だけで半分を占める。ホンダの台数や調達の方針が変われば、代わりの顧客がいない。ホンダは筆頭株主でもあるため、交渉で値下げ要請を断りにくい。

投資の回収

亀山、テキサス、カナダ、オハイオで 700 億円規模の投資が続く。営業キャッシュフローを上回るため、借金は増える。ホンダの新型車の立ち上げが遅れれば、減価償却だけが先に重くのしかかる。

利益率の反動

今の営業利益率 7.0% は、過去 12 年の最高だ。3 年連続の赤字の後で、減損が消え、構造改革の効果が出た結果でもある。この水準を保てなければ、利益は 3 割以上減る。

中国とアジアの縮小

ホンダの中国生産が落ち、エイチワンの中国売上は 15% 減った。溶接能力を半分にしても、需要が戻らなければ再び減損になる。アジアはほぼ無利益で、インドを手放した後の立て直しはこれからだ。

車体のつくり方の変化

鋳造で車体を一体成形する技術が広がれば、プレス部品の点数が減る。STAF が量産に乗らなければ、軽量化の競争で後れをとる。電動化で部品の仕様が変わるリスクもある。

北米子会社の管理体制

2023 年 3 月期は北米子会社の決算が間に合わず、株主総会が継続会になった。2024 年 3 月期には内部統制の重要な不備を開示した。人材と仕組みの弱さが残れば、会計の誤りが利益を揺らす。

関税と為替

米国の関税は、ホンダの利益を 3,000 億円超削った。部品の取引条件にもしわ寄せが来る。円安はエイチワンの海外利益を押し上げるが、材料の調達コストの変動は抑えにくい。

今後の分かれ目

ホンダが北米生産を計画より増やし、ハイブリッド車の販売が伸び続けたら
北米の台数の前提を上げ、やや楽観側に確率を寄せる。
ホンダ以外の注文(テキサスなど)が売上の 15% を超えたら
依存度が下がったと見て、寿命の資本コストを下げ、楽観側の確率を上げる。
営業利益率が 2 年続けて 7% を超えたら
構造改革が定着したと見て、中立の利益率の前提を引き上げる。
ホンダの中国・国内の生産がさらに大きく落ちたら
中国と国内の台数を下げ、やや悲観側に確率を寄せる。
新工場の稼働が遅れ、投資の回収が見えなくなったら
減価償却と借金の負担を重く見て、悲観の確率を上げる。
ホンダが保有比率を引き上げ、完全子会社化に動いたら
公開買付けの値段を確認し、本質価値と比べる。
配当性向が会社の目安の 30% に近づいたら
株主還元の優先度が上がったと見て、還元の前提を引き上げる。

見ておくもの

  • ホンダの北米・中国・国内の生産計画と、エイチワン向け受注の動き
  • 営業利益率(7% を保てるか)と、減価償却費の増え方
  • 亀山とテキサスの新工場の稼働時期と、ホンダ以外の受注
  • 有利子負債の増え方と、営業キャッシュフローに対する設備投資
  • 配当性向(30% の目安への接近)と、ホンダの保有比率の変化

倍率と資本コストの決め方

数量はホンダ向けの納入台数相当(推定)、価格は 1 台あたりの売上の指数とし、物価の分は価格に入れた。中立の営業利益率 6% は、過去 12 年の最高(今の 7.0%)を下回る。中立の純利益÷営業利益は 0.70 で、過去の中央値 0.75 に利払いの増加(10 年で約 11 億円)を入れた形。倍率は資本コスト 9.5% と事業の ROE から式で出した上限の 6〜9 割に置いた。今の株価・今の PER・過去の PBR は使っていない。会社は国際会計基準で、リースはすでに貸借対照表に載っている。10 年後の数字は今と同じ形でそろえた。還元は会社の方針(連結配当性向 30%)に沿って置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 9.5→11.22 倍・やや楽観 PER 8.4→10.98 倍・中立 PER 7.6→10.53 倍)。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.75% を足した 9.25%。同じ領域の東プレ・ジーテクト(+1.0%)より高いのは、顧客の偏り(ホンダ 86%)と、赤字から戻った直後で投資が重い点を、寿命と借金で反映したため。個別のリスクは k でなく筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.25% → 9.50%。

同じ業種(金属製品)の AI 分析

割安 東洋シヤッター5936 国内3番手のシャッター会社。点検の稼ぎが育ち、利益の割に値段は安い。割安と見る 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 三洋工業5958 天井・床の下地材で知られる堅実な建材メーカー。時価総額の半分が現金で、事業の稼ぎを考えれば今の値段はかなり安い 本質価値との差 +65.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三和ホールディングス5929 国内寡占・世界シェア首位の開口部メーカー、改修需要と海外M&Aの果実を乗せれば割安と出る 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ジーテクト5970 車体骨格プレス部品の中堅。中立の姿でも今の値段は割安寄りだが、ホンダ依存と重い設備投資が割り引きの理由だと筆者は見る 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 文化シヤッター5930 国内2位のシャッター専業。利益率の低い建材部門が重しで、確率で重みをつけるとやや割安 本質価値との差 +60.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 フジマック5965 病院・給食・外食の厨房を一括で請け負う堅実な中堅。土地売却で現金が積み上がり、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 日創グループ3440 パネルとデータセンター向け筐体は伸びるが、寄せ集めの事業で ROE が資本コストに届かない 本質価値との差 +56.6% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 エムケー精工5906 門型洗車機と調理家電の長野の会社。直近の利益は山で、中立でも自己資本の厚みが評価に残る 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 サンコーテクノ3435 あと施工アンカーの国内首位。利益の安定と財務の堅さに比べ、今の値段は低い 本質価値との差 +52.0% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 MIEコーポレーション3442 工場の配管をつなぐステンレスの継手の専業。値上げで利益は倍増したが、還元が細く借金もある。今の値段はほぼ適正で、わずかに安い程度 本質価値との差 +49.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 昭和鉄工5953 九州の熱の老舗が値付けを覚え、3 年で利益率は 9% に。持ち合い株を除いても今の値段は稼ぎに比べて安い 本質価値との差 +49.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 不二サッシ5940 ビル用サッシの老舗。利益は薄いが、値段は稼ぐ力に対して安く、借入の重さを織り込んでもやや割安 本質価値との差 +45.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 リンナイ株式会社5947 実質無借金で稼ぐ力は安定している。米国の電化と海外の伸びを織り込んでも、今の時価総額には安全域がある 本質価値との差 +42.4% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 株式会社RS Technologies3445 再生ウェーハで世界一という稼ぐ力は本物だが、中国の新品ウェーハと重い投資を差し引くと、今の値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 株式会社マルゼン5982 稼ぎは堅く、現金も厚い。ただ利益率は過去最高で、今の値段に安全域は見えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 宮地エンジニアリンググループ3431 老朽橋の補修は長く続くが、足元は発注減で利益が半減。谷の深さと現金の厚さを踏まえると、今の値段はやや割安 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) やや割安 日東精工5957 小さなねじとねじ締め機の堅実な会社。伸びの前提がすでに値段に入り、ほぼ適正と見る 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ネポン7985 ハウス暖房機の老舗だが、利益率は1%前後に沈み借金も重い。立ち直れば安いが、その確度は低い 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 中西製作所5941 学校給食に強い厨房機器メーカー。実績は良いが大型投資で借入が増える局面で、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 川田テクノロジーズ3443 橋の補修需要は追い風だが、利益は山の高さにある。値段は価値を1割ほど下回るにとどまり、割安とは言い切れない 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 横河ブリッジホールディングス5911 橋の老朽化は追い風だが新設が細る。高い買い物の消化と資本効率が価値を分ける 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 トーソー5956 カーテンレール最大手で窓まわり 3 社の一角。値上げで利益は戻ったが、資本の効率は低く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 三協立山5932 サッシ大手3位。借金が重く、利益の戻りに値段が左右される。今の値段は、戻りを織り込んだほぼ妥当な水準 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 東プレ5975 プレス部品と冷凍車の二本柱。日産依存と薄い利益率を考えると、本質価値は今の値段をやや下回ると筆者は見る 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 山王3441 AI 配線の追い風で稼ぎは跳ねたが、コネクタ大手の下請けという立場は変わらず、今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 岡部5959 国内の建設需要が細る中、米国の伸びが穴を埋める。だが資本効率が資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ケー・エフ・シー3420 あと施工アンカーとトンネル資材の老舗。利益率は昔の半分まで落ちた。純現金と補修需要が支え、今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 カネソウ5979 溝ぶたと建築金物の三重の老舗。預金が時価総額を超えるが創業家の下で眠り、今年の株価の倍増で10年ではやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 アルインコ5933 足場の新製品で稼ぐ堅実な会社。ただ、赤字の2事業が足を引き、利益の回復を見込んでも本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +12.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 トーカロ3433 半導体装置の消耗部品に皮膜を付ける隠れた寡占企業。稼ぐ力は本物だが、今の値段はやや割高 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 株式会社J-MAX3422 ホンダ系プレス部品。売上の半分が中国と日本のホンダ向けで、借金が重い。中国の電池・新興メーカー向けが伸びても、ホンダの縮みと金利で、今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 アトムリビンテック3426 扉と収納の金物を企画するファブレスの老舗。金融資産は時価総額を上回るが、本業の稼ぎは細く、戻り方も弱い。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) 適正 東京製綱5981 国内ワイヤロープの老舗は今期が過去最高益だが、資本効率は低く、今の値段にやや先走り感がある 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 特殊電極3437 製鉄所の摩耗を溶接で直す職人集団で、技術は本物だが顧客の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 兼房5984 丸鋸と木工刃物の専業。資産は厚いが稼ぐ力は資本コストに届かず、値段は資産と稼ぎの間にある 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アルファ3434 薄利の自動車部品と、縮む国内の住宅錠。自己資本の厚さが救いだが、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ファインシンター5994 自動車の駆動系に入る焼結部品の会社。電動化で縮む本業と重い借金のなか、利益は薄く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 協立エアテック5997 ビルの防火ダンパーと住宅の全館空調の部品。堅実だが稼ぎは資本コストに届かず、現金も戻らない 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 駒井ハルテック5915 資産は厚いが稼ぐ力が薄い。橋と鉄骨は物価並みで、風車タワーの当たり外れが価値を分ける 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ダイニチ工業5951 石油ファンヒーターと加湿器の国内首位。事業は堅いが時価総額と同規模の現金・有価証券が眠り、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 那須電機鉄工5922 送電鉄塔の需要は堅いが、今の利益は山。ためた資金の使い方が評価を決める 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 天龍製鋸5945 チップソー専業で無借金。事業の稼ぐ力は資本コストに届かず、現金と持ち合い株が値を支える会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 KTC5966 整備工具の国産ブランドnepros を持つが、利益率は9%どまり。立て直しの計画を割り引くと、値段はやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンコール5985 稼ぎ頭は光通信コネクタに移ったが、高い利益率の持続を織り込みすぎ。10年の価値は今の時価総額を下回ると筆者は見る 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社長府製作所5946 利益は小さく、資産は大きい。会社がその資産を株主に返すかどうかで、値打ちが決まる 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 中国工業5974 国内のLPガス容器の 3 本に 1 本を作るが、市場は細り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 立川ブラインド工業7989 窓まわり国内最大手。純現金は厚いが稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年で見ると割高に寄る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +4.8%) 適正 エスイー3423 インフラ補修の追い風はあるが、研究開発の費用が利益を食う。10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ロブテックス5969 エビ印のプライヤとリベットの工具で知られる老舗。名前は残るが利益率は 3% に落ち、資本コストに届く道は細い 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 川岸工業5921 スカイツリーや国立競技場にも関わった鉄骨の名門。ただし利益は山を越え、帳簿の厚さほど稼ぐ力はないため、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 瀧上工業5918 橋と鉄骨の本業は薄利。価値の中心は持ち合い株だが、少数株主に届く道は細い 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 パイオラックス5988 自動車の小物部品と医療機器の会社。資本は厚いが稼ぐ力が追いつかず、今の値段は割高寄りと筆者は見る 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイケン5900 引戸の金物や自転車置場を作る大阪の老舗。現金と投資株で時価総額に迫るが、本業の利益は薄く資本に見合わない。現金を割り引くと割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 三ツ知3439 自動車用の特注ファスナーの専業。シートの部品は電気自動車でも要るが、値下げ要請で薄利が続き、資本効率は資本コストに遠く届かない 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トーアミ5973 溶接金網の老舗が型枠工事の買収で事業を広げる。帳簿は時価総額の3倍あるが、稼ぎは資本コストの3分の1にとどまり割高 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 モリテック スチール5986 エンジン部品向けの特殊帯鋼を売る商社。電動化で主力の需要が細り、稼ぐ力は資本に見合わず割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社SUMCO3436 AI向け300mm先端ウエハーへの転換は本物だが、成熟品の重荷と資本の重さを踏まえると今の値段はすでに回復の先を映す 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 大谷工業5939 電柱と通信線の金物を作る富山の老舗。配電網の更新で底堅いが、利益をため込む同族経営で資本の稼ぎが薄く割高 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 コロナ5909 事業の稼ぐ力は細く、厚い金融資産も少数株主には動かせない。割高と見る 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 東洋製罐グループホールディングス株式会社5901 縮減と増配で株主還元は厚くなるが、ROEは資本コストに届かず本質価値は今の株価より低い 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 稲葉製作所3421 国内首位の物置と自己資本の4割近い現金を持つが、利益率は薄く資本効率は低い。現金を価値に足してもなお今の値段は割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社ノーリツ5943 給湯器で国内2位の寡占だが、稼ぐ力はリンナイの6分の1。利益が戻っても、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ネツレン5976 高周波熱処理と高強度鋼線の老舗。国内シェアは高いが儲けが薄く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −27.7% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) やや割高 共和工業所5971 建設機械用ボルトの国内トップ。現金は厚いが戻らず、利益は薄い。値段には余裕がなく割高と見る 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 日本発條5991 懸架ばねとHDDサスペンションの二本柱、AI需要は本物だが北米再建待ちで今の株価は割高寄りと筆者はみる 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アドバネクス5998 医療と航空機のばねで稼ぎ頭を育てつつあるが、自動車と海外工場の重荷が残る。今の値段は先を行く 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 アルメタックス5928 積水ハウスに売上の半分を頼るサッシの系列メーカー。本業はほぼ稼がず、現金と持ち合い株は厚いが株主には届きにくい 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 株式会社LIXIL5938 稼ぐ力は戻りつつあるが、借金と金利が利益を食う。今の値段は回復をかなり先取りしている 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 イワブチ5983 電柱まわりの金具を作る小さな高自己資本の会社。直近の高い利益率は続きにくく、10年で見れば今の値段は割高と筆者は考える 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ホッカンホールディングス5902 缶・PET容器と飲料の受託充填の会社。借金が重く、稼ぐ力が資本コストに届かないため、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 日本フイルコン5942 製紙用の網を作る老舗。国内の縮小が続くなか、賃貸が利益を支えるが、10年の価値は今の時価総額を4割ほど下回る 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 テクノフレックス3449 半導体向けの真空配管と継手で利益が急伸。ただし今の利益は工事の山にあり、10 年で見ると割高と筆者は見る 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 高田機工5923 老朽橋の更新という追い風はあるが、工場が埋まらず稼ぐ力は細い。配当の下限が支えでも、今の値段は高い 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 アマテイ5952 国産の釘と自動車向けの特殊ねじを作る小さな老舗。利益は安定してきたが、資本コストに届かない稼ぎと借入の重さで、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 スーパーツール5990 吊クランプと作業工具の老舗。土地は厚いが事業の稼ぎは資本コストに遠く、新工場の成果待ちで割高 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オーネックス5987 金属を焼いて硬くする請負の会社が、突然AIデータセンターへ。本業は細く、株主の取り分も揺らぐ。今の値段は高い 本質価値との差 −53.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 中央発條5992 トヨタ系のばね専業。薄利と繰り返す工場事故が重く、今の値段は計画の達成を先取りしていると筆者は見る 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 日本製罐5905 18リットル缶と美術缶の専業。市場は縮み、2期続けて営業赤字。賃貸の利益が支えだが、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ワイズホールディングス5955 自動車・家電向けのねじとばねが主力。純現金は厚いが稼ぎが薄く、10年の中立でも今の値段に届かない 本質価値との差 −65.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ジェイテックコーポレーション3446 X線ミラーで世界の放射光施設に納める希少な技術企業。ただし利益は山谷が激しく、いまの値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −70.8% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 日本パワーファスニング5950 建築用のねじとアンカーの専業。積水ハウスに売上の4分の1を頼り、利益はほぼ出ない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 テクニスコ2962 放熱部品の小型メーカー。2 期の大赤字から黒字目前だが、借金が重く、AI 期待が先行。利益で測った本質価値は今の時価総額の 1 割に満たず割高 本質価値との差 −90.5% · 10 年 割高(年 −13.5%)

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読んだ資料

  1. エイチワン 2026年3月期 決算説明資料(要約)
  2. エイチワン 有価証券報告書(最新・要約)
  3. エイチワン 統合報告書(要約)

分析日 2026-10-16