株譜
AI 銘柄分析 · 銀行業 · 試作

株式会社四国銀行 8387

金利の追い風は強いが、高知の人口減で稼ぐ力が資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,879 円1,206 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,635 円1,523 億円差 −20.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,879 円1,206 億円 · 差 −20.8% · 期待の年率 +4.6%
期待の年率リターン(10 年)+4.6%資本コスト比 −3.9 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

四国銀行は、高知県を地盤に徳島・大阪・東京へも店を構える地方銀行だ。筆者の結論は、今の値段は本質価値より高いというものだ。金利上昇の追い風は確かだが、人口が細る高知で、資本コストを超える稼ぎが10年続く姿は描きにくい。

2026年3月期の純利益は過去最高の174億円だった。しかし経常利益140億円を上回っており、一過性の利益が混じる。会社が今期を88億円と見ているのが、実力に近い数字だ。

追い風は本物だ。貸出金は1年で6%増えて2兆2,320億円になり、貸出の利ざやも広がり始めた。一方で、低利回りの債券を売って入れ替える途上にあり、その損失が利益を削っている。経費率も5割台後半と軽くない。

中計(2026〜28年度)が掲げる目標は、2029年3月期に純利益120億円以上、ROE6%以上だ。会社自身が、資本コストを下回るROEを当面のゴールに置いている。

中立の筋書きでは、短期金利2%が定着し、10年後の純利益は174億円、ROEは7%台になる。それでも資本コストには届かず、帳簿の自己資本の7割ほどの値打ちにとどまる。

分かれ目は再編だ。隣の愛媛では伊予銀行と愛媛銀行が統合へ動いた。四国銀行が組む側に回れば上振れ、独り残れば下振れる。確率は慎重な側にやや寄せた。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、四国銀行は「景気が良い時に良く見える、普通の地方銀行」だ。

まず、10年後もこの銀行は存在する。高知県の預金と貸出の中心にいて、潰れる心配は小さい。問題は、存在することと、株主にとって良い投資であることは別だという点だ。銀行は、集めた預金を貸し出して稼ぐ。貸出が伸びない地域では、稼ぎが資本コストを超えにくい。

次に、オーナー利益(株主が自由に使える利益)を見る。貸出が伸びると規制上の資本を食うため、利益の一部は資本の積み増しに回る。還元に回せるのは利益の6割ほどだ。今の配当と自社株買いを足しても、投資家に返る金額は大きくない。

経営の資本の使い方は、可もなく不可もない。債券の入れ替えで損を出して将来の利息を取りにいく判断は、筋が通る。一方、経費率を下げる具体策や、政策保有株の売却の道筋は見えない。

安全域は薄い。ROEが資本コストを下回る銀行の帳簿は、額面どおりの価値を持たない。足元の利益が一過性で膨らんだ分を差し引くと、今の値段には安全域がない。逆に言えば、再編でROEが9%台を超える見通しが立てば、評価は大きく変わる。それまでは見送る側に立つ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの土台は、高知県を中心とした預金と貸出だ。預金は3兆円を超え、貸出は2兆2千億円。預金が貸出を大きく上回る「預金余り」の銀行で、余った資金は国債・社債などの有価証券で運用している。

貸出は大きく二つに分かれる。地元の企業や自治体向けの法人貸出と、住宅ローンなどの個人貸出だ。高知県の指定金融機関で、店舗数でも同じ県内の高知銀行(第二地方銀行)を上回る。徳島、大阪、東京にも拠点があり、県外で貸出を伸ばしてきた。

三つ目の柱が有価証券の運用だ。預金から集めた資金のうち貸し出せない分を、国債・社債・株式・投資信託に回す。金利が低い間は利回りが薄く、2025年度は低利回りの債券を損を出して売る入れ替えを進めた。入れ替え後の債券は新しい高い金利で回るため、来期以降の利息が増える仕込みの期間にあたる。

四つ目が手数料収入だ。振込・為替、投資信託や保険の販売、事業承継やM&Aの支援などで、役務取引等利益は73億円ある。利益全体に占める割合はまだ小さい。

このほか、リース会社の四銀総合リースなどのグループ会社を持つ。人材・システムの共通化や運用は、伊予銀行・百十四銀行・阿波銀行と結ぶ四国アライアンスの枠組みで進めてきた。ただし、各行は経営の独立を保つ約束で、統合ではない。

利益の源は、貸出と債券の利息から預金に払う利息を引いた「利ざや」だ。短期金利が上がると、貸出の金利は早く上がり、預金の金利は遅れて上がる。この時間差が、いまの増益の正体だ。

優良さと弱いところ

筆者は、四国銀行の堀を「地元で最大の銀行という立場」と見ている。高知県の指定金融機関として公金の取引を担い、法人・個人の取引先との長い付き合いがある。高知で銀行を替えるのは手間がかかる。この粘りが、預金と貸出の安定を支える。

ただし、堀の外側が細っている。高知県の人口は約64万人を割り、2050年には45万人台へ減るとの県推計がある。企業の数も貸出の需要も縮む。地元の個人預金が減っているとの報道もある。同じ県内には高知銀行がいて、貸出を奪い合う。

収益力は同業の中では弱い方だ。過去10年のROEの中央値は4%台で、資本コストを大きく下回ってきた。中計の目標も、最終年度でROE6%以上にとどまる。経費率は56%から60%程度へ上げる計画だ。AIやデジタルで人手を省くと言いながら、新本部棟の建設など固定費もかさむ。

自己資本は薄めだ。会社の自己資本比率(規制上の指標)は8%台前半で、前の期より下がった。貸出を伸ばすと、そのぶん資本を食う。信用コストが膨らむ局面や、保有債券の含み損が膨らむ局面では、余裕が小さい。

株主への姿勢は良くなってきた。配当性向の目標を30%以上から40%以上へ引き上げた。ただ、自社株買いの額の目安はなく、政策保有株の売却計画も確かめられていない。筆者は、資本の使い方がまだ「普通」の水準だと見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

地方銀行の今のテーマは、金利と再編の二つだ。

金利は追い風だ。短期金利が2%へ向かう間、貸出の金利はほぼ全部が上がり、預金の金利は一部だけが上がる。預金余りで預貸率が7割台の四国銀行は、運用する資金が多く、この追い風を受けやすい。ただし、預金を取られないよう預金金利を上げる競争は避けられない。四国の地銀も定期預金の金利を引き上げている。

成長は難しい。貸出の量は、人口と企業数に縛られる。全国では大企業と都市部の貸出が伸びているが、高知のような地方では量が伸びない。地方銀行の貸出は、人口減少を織り込めば年に数%の名目成長が限度だ。量が伸びない分は、利ざやと手数料で補うしかない。

再編が進んでいる。2026年7月、伊予銀行を持ついよぎんHDと愛媛銀行が、2027年4月の統合に向けて基本合意した。東海でも統合が相次ぎ、東北でも3行が協議入りした。統合した銀行は、システム費と本部の人手を減らして経費率を下げられる。再編に乗れない銀行は、規模の不利を抱えたまま、価格競争を戦うことになる。

地銀再編を後押しする国の特例法の期限は、あと数年で来る。駆け込みの統合が起きれば、四国銀行にも声がかかる可能性はある。四国の4行は2016年から四国アライアンスを組むが、統合に進む約束はない。

競争相手は同業だけではない。ネット銀行、メガバンク、信用金庫が、住宅ローンや預金で地方の顧客を奪いに来る。個人の資産運用では、ネット証券が最大の相手になる。

資本政策と M&A

還元は強まりつつある。2026年4月に、配当性向の目標を30%以上から40%以上へ上げた。2026年3月期の年間配当は前の期から大きく増える見込みだ。一方、自社株買いは「柔軟に実施する」という方針だけで、額の約束はない。

資本の厚みは、制約になる。規制上の自己資本比率は8%台前半で、貸出が増えれば資本を使う。中計は最終年度も8%台前半を保つ計画で、還元を厚くする余地は大きくない。

政策保有株には、含み益が眠る。含み益は純資産に取り込み済みだが、売れば利益が出て資本の入れ替えに使える。同業の多くが縮減方針を公表している中、四国銀行の方針は確かめられなかった。

再編の観点では、買う側にも買われる側にもなりうる。時価総額は1,700億円台と小さく、統合の「中核」にはなりにくい。隣の愛媛の統合で四国の地銀の序列が変わり、四国アライアンスの枠組みの中でも、組む相手の選択が迫られる。TOBや統合の確率は、kabufuの推計で10年以内に約19%だ。

リース子会社、事業承継・M&A支援は、手数料を増やす狙いの投資だ。ただし規模は小さく、利益を変えるほどではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

金利が2%で定着すれば、四国銀行の利ざやは、構造的に広がる。預金が貸出を1兆円近く上回る預金余りの銀行は、金利上昇の恩恵が最も大きい型だ。今期に入れ替えた債券は、新しい高い利回りで10年近く回り続ける。中計の目標120億円は、この追い風だけで超えられる水準だ。

貸出は伸びている。2026年3月期は1年で6%増えた。大阪・東京・徳島の県外貸出と、事業承継・M&A支援で地元の優良企業を囲い込めば、人口減の高知でも貸出残高は名目で伸びる。個人の住宅ローンも、金利のある世界では借り換え需要が生まれる。

再編は上振れの最大の材料だ。隣の愛媛で伊予銀行と愛媛銀行が統合へ動いた。次は四国アライアンスの4行、特に四国銀行や阿波銀行、百十四銀行が組み合わさるとの見方がある。統合できれば、システム費と本部の人件費を共通化し、経費率が大きく下がる。買われる側になる場合でも、TOBの上乗せで株主は報われる。

配当性向を40%以上に引き上げた。経営が資本効率を意識し始めた証拠だ。政策保有株の売却と自社株買いが加われば、ROEは一段上がる。AIで事務を省き、営業にかける時間を増やせば、手数料収入も増える。10年後にROE10%を超える地方銀行は、すでに複数ある。四国銀行がそこへ入れない理由はない。

慎重な見方

2026年3月期の最高益は、一過性の利益で膨らんでいる。経常利益は140億円で、会社は今期を88億円に落ちると見る。市場が見ているのは、実力の倍の数字だ。中計の目標も、最終年度でROE6%以上という低い水準だ。会社自身が、資本コストを稼げないと認めている。

金利上昇は、敵でもある。預金が貸出を大きく上回る銀行は、預金を守るために預金金利を上げるしかない。四国の地銀はすでに定期預金の金利を引き上げている。預金の流出が始まれば、調達コストが利ざやの拡大を食う。

高知は、人口が減り続ける県だ。2050年には45万人台へ減る。貸出需要と企業数が縮み、同じ県内の高知銀行との奪い合いで、貸出の利ざやは思うほど広がらない。個人預金の減少も報じられている。

債券の入れ替えは、もう一度やらされる可能性がある。2025年度は国債等の売却損が88億円出た。金利がさらに上がれば含み損が膨らみ、薄い自己資本比率を圧迫する。信用コストが上がれば、さらに重い。

再編からも取り残される恐れがある。愛媛が統合した後、四国で規模を持たない銀行は、システム費の負担が重くなる。統合の話が来ても、四国銀行は小さく、条件の良い相手とは限らない。今の値段は、一過性の利益を実力と見ている。

どちらに重みを置いたか

筋の通った主張が両側にある。ただ、勝っているのは慎重な見方だ。強気の見方の中心は、金利と再編だ。金利の追い風は本物だが、中計の目標が、資本コストを下回る水準で止まっている。会社自身が控えめに見ている以上、上振れを厚く置く根拠は弱い。再編は上振れの大きな材料だが、実現の時期も相手も決まっていない。

確率は、中立に3割を置き、やや悲観と悲観の合計を4割近くにした。楽観は1割弱にとどめた。やや楽観は2割強に置いた。再編と金利の上振れを一定の重みで残すためだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,060 円1,701 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,629 円683 億円)。 今の値に割り戻すと 2,879 円1,206 億円、今との差 −20.8%、 期待の年率 +4.6%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 7,494 円3,140 億円 2,635 円1,104 億円 +178.7% +10.8% 912 円382 億円
やや楽観 22% 5,838 円2,446 億円 2,026 円849 億円 +116.4% +8.0% 1,730 円725 億円
中立 30% 4,884 円2,046 億円 1,862 円780 億円 +85.6% +6.4% 2,024 円848 億円
やや悲観 26% 1,998 円837 億円 1,074 円450 億円 −15.5% −1.7% 799 円335 億円
悲観 13% 893 円374 億円 835 円350 億円 −52.5% −7.2% 225 円94 億円
加重平均100% 4,060 円1,701 億円1,629 円683 億円 +56.5% +4.6% 5,689 円2,383 億円

今の株価時価総額 3,635 円1,523 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 9% 再編に乗り、経費率を下げて10年間追い風を取り切る 利益 249 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 7,494 円3,140 億円

地銀再編が進み、四国銀行が統合の中核か受け皿として加わる筋書き。10年を通じて金利が2%・3%に定着し、入れ替えた債券が高い利回りで回り続ける。統合でシステム費と本部の人手を共通化し、経費率が下がる。大阪・東京の県外貸出と事業承継・M&A支援が伸び、地元優良企業の囲い込みも進む。政策保有株を縮め、自社株買いを厚くする。規制資本を保ちながら還元を増やせるため、ROEは10%に届く。地方銀行として最良の10年だが、再編の相手と時期は今は決まっていない。純利益は年々積み上がり、10年後には中計の目標の倍を超える。県外貸出と手数料の比重が高まり、高知の人口減への依存が下がる。配当性向は40%を大きく超え、投資家に返る金額も増える。

  • 法人・自治体貸出:数量 2.0(法人・自治体向け貸出残高(兆円))× 価格 1.8%(貸出利ざや(%))→ 売上 350 億円・営業利益 133 億円。残高 2.00 兆円(名目)× 率 1.750%、利益率 38%
  • 個人貸出:数量 1.0(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.5%(貸出利ざや(%))→ 売上 146 億円・営業利益 50 億円。残高 0.97 兆円(名目)× 率 1.500%、利益率 34%
  • 有価証券運用:数量 1.3(有価証券残高(兆円))× 価格 1.6%(運用利ざや(調達コスト控除後・%))→ 売上 205 億円・営業利益 152 億円。残高 1.28 兆円(名目)× 率 1.600%、利益率 74%
  • 役務・手数料:数量 5.4(預金と預かり資産の基盤残高(兆円))× 価格 0.2%(役務収益率(%))→ 売上 113 億円・営業利益 52 億円。残高 5.40 兆円(名目)× 率 0.210%、利益率 46%

倍率:事業の純利益 249 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍。全体の PER 12.61 倍、時価総額 3,140 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再編の成立、金利の定着、経費率の低下の三つがそろう前提で、確度は高くない。

やや楽観 22% 単独のまま、金利の追い風を着実に取る 利益 208 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 5,838 円2,446 億円

四国アライアンスの枠内で連携を深めるが、統合には進まない。短期金利2%が定着し、債券の入れ替え効果で運用の利ざやが広がる。貸出は県外と法人向けが伸び、高知の人口減を一部補う。経費率は中計の想定どおり60%程度で、AIやデジタルによる省人化が一定の効果を出す。配当性向40%超に加え、自社株買いを小刻みに続ける。ROEは8%台まで上がるが、資本コストにはわずかに届かない。会社の中計をおおむね達成し、さらに少し上を行く姿だ。再編の話は出ても、条件が合わず見送る。信用コストは低めに保たれ、不良債権も大きく増えない。10年後の純利益は中計の目標を大きく上回るが、規模の不利は残る。

  • 法人・自治体貸出:数量 1.9(法人・自治体向け貸出残高(兆円))× 価格 1.6%(貸出利ざや(%))→ 売上 313 億円・営業利益 109 億円。残高 1.93 兆円(名目)× 率 1.620%、利益率 35%
  • 個人貸出:数量 1.0(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.4%(貸出利ざや(%))→ 売上 130 億円・営業利益 40 億円。残高 0.95 兆円(名目)× 率 1.370%、利益率 31%
  • 有価証券運用:数量 1.3(有価証券残高(兆円))× 価格 1.5%(運用利ざや(調達コスト控除後・%))→ 売上 188 億円・営業利益 135 億円。残高 1.25 兆円(名目)× 率 1.500%、利益率 72%
  • 役務・手数料:数量 5.2(預金と預かり資産の基盤残高(兆円))× 価格 0.2%(役務収益率(%))→ 売上 101 億円・営業利益 43 億円。残高 5.20 兆円(名目)× 率 0.195%、利益率 42%

倍率:事業の純利益 208 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.2% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 2,446 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の目標をほぼ達成し、金利の追い風を計画以上に取れる上位の想定。会社目標が控えめなため、一定の確率を置く。

中立 30% 中立:金利は定着するが、高知の人口減が利益を押さえる 利益 174 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 4,884 円2,046 億円

短期金利2%・長期3%が10年続き、貸出と債券の利ざやは広がる。一方、高知県の人口は減り、貸出の量は法人で年2〜3%、個人で年2%程度の名目成長にとどまる。預金は金利競争で調達コストが上がり、利ざや拡大の一部を食う。経費は物価に沿って増え、AIによる省人化で相殺する。信用コストは景気循環をならした水準に戻る。再編は四国で動くが、四国銀行は独立のまま。配当と自社株買いで利益の6割弱を返す。ROEは7%台で、資本コストには届かない。債券の入れ替えは1度で済み、追加の売却損は出ない。不良債権は緩やかに増減しながら、全体では横ばいに近い。銀行としては安定するが、投資家にとっては物足りない水準にとどまる姿だ。

  • 法人・自治体貸出:数量 1.9(法人・自治体向け貸出残高(兆円))× 価格 1.5%(貸出利ざや(%))→ 売上 283 億円・営業利益 93 億円。残高 1.89 兆円(名目)× 率 1.500%、利益率 33%
  • 個人貸出:数量 0.9(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.3%(貸出利ざや(%))→ 売上 116 億円・営業利益 33 億円。残高 0.93 兆円(名目)× 率 1.250%、利益率 28%
  • 有価証券運用:数量 1.2(有価証券残高(兆円))× 価格 1.4%(運用利ざや(調達コスト控除後・%))→ 売上 171 億円・営業利益 120 億円。残高 1.22 兆円(名目)× 率 1.400%、利益率 70%
  • 役務・手数料:数量 5.0(預金と預かり資産の基盤残高(兆円))× 価格 0.2%(役務収益率(%))→ 売上 90 億円・営業利益 34 億円。残高 4.98 兆円(名目)× 率 0.180%、利益率 38%

倍率:事業の純利益 174 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 2,046 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利は定着するが、人口減と預金競争で利ざやの広がりが押さえられる。10年の中心となる想定。

やや悲観 26% 取り残され、金利の追い風が預金競争に消える 利益 93 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,998 円837 億円

隣の愛媛が統合して規模を持つ一方、四国銀行は単独で残る。預金の流出を防ぐために預金金利を上げ続け、調達コストが利ざやの広がりを食う。高知の人口減が加速し、貸出の量はほぼ伸びない。高知銀行や県外の銀行との貸出競争も厳しく、貸出金利は伸びにくい。システム費の負担が重く、経費率は6割を超えて下がらない。信用コストは徐々に上がる。結果として、過去10年と同じ4%前後のROEが続く。会社は存続するが、資本コストを稼げない銀行のままだ。債券の入れ替えは完了するが、預金コストの上昇で効果の多くが消える。統合を持ちかけられても、条件が合わず断る場面が続く。株主還元は配当性向40%の枠にとどまり、自社株買いの余力は小さい。

  • 法人・自治体貸出:数量 1.7(法人・自治体向け貸出残高(兆円))× 価格 1.3%(貸出利ざや(%))→ 売上 217 億円・営業利益 48 億円。残高 1.67 兆円(名目)× 率 1.300%、利益率 22%
  • 個人貸出:数量 0.8(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 1.1%(貸出利ざや(%))→ 売上 90 億円・営業利益 14 億円。残高 0.82 兆円(名目)× 率 1.100%、利益率 15%
  • 有価証券運用:数量 1.1(有価証券残高(兆円))× 価格 1.2%(運用利ざや(調達コスト控除後・%))→ 売上 129 億円・営業利益 77 億円。残高 1.12 兆円(名目)× 率 1.150%、利益率 60%
  • 役務・手数料:数量 4.4(預金と預かり資産の基盤残高(兆円))× 価格 0.2%(役務収益率(%))→ 売上 75 億円・営業利益 22 億円。残高 4.40 兆円(名目)× 率 0.170%、利益率 30%

倍率:10年後のROE3.9%(純利益93億円÷自己資本2,364億円)はk8.5%を大きく下回り、ためた利益は額面を割る価値になる。PERは1÷k=11.8倍が上限で、稼ぐ力が弱く利益が景気に振れるので上限の7.6割に置き9.0倍。今の自己資本1,909億円に対する倍率は0.44倍。

確率:再編に乗れず、預金競争と人口減で利ざやが広がらない。過去10年の実績に近い姿で、10年では起こりやすい。

悲観 13% 構造的に負け、債券の損と信用コストで資本が痛む 利益 43 億円 · PER 8.7 倍 · 株価時価総額 893 円374 億円

世界的な信用収縮と金利の急変が重なる。債券の含み損が膨らんで売却損が続き、高知・四国の中小企業の倒産で信用コストが急増する。預金はネット銀行やメガバンクへ流れ、貸出も縮む。統合の話は条件が悪く、単独で資本不足に近づく。経費は固く、利益はほぼゼロになる。減損と評価損で自己資本が減り、配当を絞る。地元のインフラとしては残るが、稼ぐ力は大きく損なわれる。10年のうち数年は赤字に近い年が出て、回復までに時間がかかる。会社は公的資金や増資に頼らない形で乗り切るが、株主の取り分は大きく減る。県外に広げた貸出が真っ先に傷み、撤退で規模も縮む。人口減は止まらず、貸出の需要は戻らない。

  • 法人・自治体貸出:数量 1.3(法人・自治体向け貸出残高(兆円))× 価格 1.0%(貸出利ざや(%))→ 売上 124 億円・営業利益 21 億円。残高 1.30 兆円(名目)× 率 0.950%、利益率 17%
  • 個人貸出:数量 0.6(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.8%(貸出利ざや(%))→ 売上 50 億円・営業利益 4 億円。残高 0.62 兆円(名目)× 率 0.800%、利益率 8%
  • 有価証券運用:数量 0.9(有価証券残高(兆円))× 価格 1.0%(運用利ざや(調達コスト控除後・%))→ 売上 81 億円・営業利益 48 億円。残高 0.85 兆円(名目)× 率 0.950%、利益率 60%
  • 役務・手数料:数量 3.3(預金と預かり資産の基盤残高(兆円))× 価格 0.2%(役務収益率(%))→ 売上 49 億円・営業利益 12 億円。残高 3.30 兆円(名目)× 率 0.150%、利益率 25%

倍率:ROE 2.3% が k 8.50% 以下で、ためた利益は額面を下回る価値。PER は 1÷k = 11.8 倍が上限で、目減りは ROE÷k = 0.27 に比例するので、上限 × 0.60 × 0.9 で 6.4 倍になる。ただし利益が出て配当を続ける筋書きで、自己資本の 0.2 倍を割る値(倒産に近い時のもの)にはしない。0.2 倍に相当する 8.7 倍を下限とし、8.7 倍に置いた。やや悲観の 9.0 倍より低い。減損後の自己資本 1,850 億円に対し純利益 43 億円と薄く、構造的に負けた姿。稼ぐ力から出した値で、帳簿の底値からは置いていない。

確率:リーマン級の信用収縮、債券の損、預金流出、再編からの取り残しが10年のどこかで重なる想定。10年という期間では、相応の確率を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

法人・自治体貸出

高知県を中心とした地元の企業・自治体向けの貸出と、大阪・東京・徳島の県外貸出。

数量法人・自治体向け貸出残高(兆円)価格貸出利ざや(%)売上営業利益
今 2026/03 1.5 1.2% 167 47
10 年後 中立 1.9 1.5% 283 93

取り方:貸出2兆2,320億円のうち、法人・自治体向けを約65%の1.45兆円と推定した(内訳は未開示のため推定)。利ざやは預金などの調達コストを引いた後の率で1.15%と置いた。セグメント利益は経費と信用コストの配賦後で、貸出の利ざや拡大の途上にあるため今は薄い。残高は金額(名目)で伸びる:中立で年2.7%(物価3%に高知の人口減を織り込む)。利ざやは地銀の法人で10年+0.35%の広がりと置いた(利ざやは率で、物価では上がらない)。(点検 2026-10-19:数量は名目で置き、率に物価は掛けていない。中立の率は10年で+30%(物価倍率1.34倍の掛け算ではなく、事業・金利の置き方)。二重がけなし)

個人貸出

住宅ローン・マイカーローンなどの個人向け貸出。

数量個人向け貸出残高(兆円)価格貸出利ざや(%)売上営業利益
今 2026/03 0.8 1.0% 74 16
10 年後 中立 0.9 1.3% 116 33

取り方:貸出の残り約35%を個人向け0.78兆円と推定した。利ざやは0.95%。住宅ローンは変動金利が多く、短期金利の上昇で利ざやが広がる。中立の残高は年1.8%(地元の人口減とネット銀行との競争を織り込む)、利ざやは10年+0.30%と置いた。(点検 2026-10-19:数量は名目で置き、率に物価は掛けていない。中立の率は10年で+32%(物価倍率1.34倍の掛け算ではなく、事業・金利の置き方)。二重がけなし)

有価証券運用

預金のうち貸出に回らない分の運用。国債・社債・株式・投資信託。

数量有価証券残高(兆円)価格運用利ざや(調達コスト控除後・%)売上営業利益
今 2026/03 1.0 1.2% 115 63
10 年後 中立 1.2 1.4% 171 120

取り方:預金3兆円に対し貸出が2.2兆円で、残りの余資を有価証券と日銀預け金で運用している。有価証券は約1.0兆円と推定した(残高は未確認)。2025年度は低利回りの債券を売って損を出す入れ替えを進めた(国債等債券関係損益は単体で-88億円)。今のセグメント利益はその売却損を含み、利益率は低い。入れ替え後の債券が高い利回りで回る分は、10年の利ざやの広がりに入れた。(点検 2026-10-19:数量は名目で置き、率に物価は掛けていない。中立の率は10年で+22%(物価倍率1.34倍の掛け算ではなく、事業・金利の置き方)。二重がけなし) (R23c 点検:率の上昇の理由)短期金利が今の1%前後から2%へ+1ポイント上がる前提。満期を迎えた低利回りの債券が高い利回りに入れ替わる一方、預金コストは預金ベータ換算で約75%だけ追うので、中立の率は10年で1.15%→1.40%(+0.25ポイント)。

役務・手数料

振込・為替、投資信託・保険の販売、事業承継・M&A支援などの手数料。

数量預金と預かり資産の基盤残高(兆円)価格役務収益率(%)売上営業利益
今 2026/03 3.9 0.2% 73 15
10 年後 中立 5.0 0.2% 90 34

取り方:預金約3.0兆円に預かり資産を約0.9兆円(推定)足して3.9兆円とし、役務取引等利益73億円(単体)を基盤残高で割った率を0.187%とした。預かり資産はNISA定着で名目4%超の伸びを見込み、預金は1〜2%と置く。手数料率は物価では上がらない。(点検 2026-10-19:数量は名目で置き、率に物価は掛けていない。率は10年でほぼ横ばい。二重がけなし)

リスクと懸念

預金金利の競争と預金の流出

預金が貸出を大きく上回る銀行は、預金を守るための金利競争で調達コストが上がりやすい。四国の地銀はすでに定期預金の金利を引き上げている。ネット銀行や他地域の銀行へ預金が流れれば、利ざやの広がりが想定より小さくなる。個人預金の減少も報じられている。

高知県の人口減少

高知県の人口は約64万人で、2050年には45万人台へ減る推計がある。企業の数と貸出の需要が縮み、県内の地盤だけで貸出を伸ばすことは難しい。県外貸出で補っているが、大阪・東京は競争が厳しく、利ざやの確保にも限度がある。

債券の入れ替えと評価損

2025年度は低利回りの債券を損を出して売り、国債等の売却損が単体で88億円出た。金利がさらに上がれば含み損が膨らみ、再び売却損を迫られる。会社の自己資本比率は8%台前半と薄く、評価損は資本の余裕を直接削る。

信用コストの増加

金利の上昇は、地元の中小企業の資金繰りを圧迫する。不良債権(金融再生法開示)はすでに558億円あり、1年で増えた。景気の悪化と金利上昇が重なれば、信用コストが急増し、利益を一気に削る。

再編に乗れない恐れ

隣の愛媛で伊予銀行と愛媛銀行が統合へ動いた。統合した銀行は経費率を下げ、規模の利益を取る。四国銀行が組む相手を見つけられなければ、システム費の負担が重いまま単独で戦うことになる。四国アライアンスは独立を保つ約束で、統合の保証にはならない。

経費の硬さ

中計は経費率を56%から60%程度へ上げる計画だ。AIで生産性を上げるとしているが、新本部棟の建設など固定費も増える。物価3%の世界では人件費も上がり、収益が伸びなければ経費率は下がらない。

一過性の利益の読み違い

2026年3月期の純利益174億円は、経常利益140億円を上回っている。一過性の利益を実力と読むと、割安に見えてしまう。会社が今期を88億円と予想している点が、実力に近い数字だ。

今後の分かれ目

短期金利が2%を超えて上がり、預金の流出が目立ち始めたら
預金金利の競争で調達コストが上がる。やや悲観側に確率を移し、預金残高の動きを四半期ごとに確かめる。
四国銀行が他行と統合協議に入ったら
経費率の低下を見込めるため、楽観・やや楽観の確率を上げる。買われる側なら、株主へのTOB上乗せも考える。相手と条件を見て判断する。
四国アライアンスの他行(阿波・百十四)が別の相手と統合したら
四国銀行が取り残される形になり、やや悲観側に確率を移す。
債券の売却損がさらに大きくなったら
自己資本の余裕が減り、還元を絞る可能性が出る。やや悲観・悲観の確率を上げる。
信用コストが急増し、不良債権が増えたら
悲観側の筋書きに重みを移す。どの業種・どの地域で増えたかを確認する。
中計を上回る自社株買いや政策保有株の売却が示されたら
資本効率の改善が速いとみて、やや楽観の確率を少し上げる。

見ておくもの

  • 預金残高と預金金利の動き(定期預金の金利改定)
  • 貸出金の伸びと貸出利ざや(法人・個人別)
  • 有価証券の評価損益と国債等債券関係損益
  • 金融再生法開示の不良債権と与信費用
  • 四国の地銀の統合・提携の動き(伊予・愛媛の統合後の動き、四国アライアンス)
  • 配当性向40%以上の実施と自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価を見ずに決めた。k 8.5%(基本7.5%+quality 1.0%)・g 4.0%から利益ベースの正当化PERの上限を出した。楽観は10年後のROEがkを超えるので正当化PER12.6倍の上限の9.4割、やや楽観・中立はROEがk未満なので1÷k=11.8倍が上限で、その9.2割・8.5割に置いた。やや悲観・悲観は稼ぐ力が弱いので上限の7〜8割に収めた。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)で置き、過去のPBRの底は使っていない。悲観の PER は ROE÷k に比例して目減りさせた値(上限 × ROE÷k × 0.9。自己資本の 0.2 倍相当を下限)で、8.7 倍(やや悲観の 9.0 倍より低い)。2026年3月期の純利益174億円は一過性を含むので、流れの起点は会社予想の88億円にした。今の株価が倍でも半分でも、この数字は動かない。kが1%高い(9.5%)と中立のPERは10.0倍から約9倍に下がる。10年後の数字は、リース会計の新基準前の形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。銀行の貸出・預金の残高は金額(名目)で、利ざや・手数料率は率で置いた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality +1.0% を足して k 8.5%(決まり v2)。銀行は預金が仕入れなので利払いの式は当てはめず、利ざやで扱う。再編に乗れないリスクや債券の入れ替えは k に足さず、確率と筋書きで表す。事業は傾いていないので上乗せ(extra)は0。同じ地方銀行どうしで、差は quality の4部品だけで出した。

同じ業種(銀行業)の AI 分析

割安 大光銀行8537 新潟・長岡の第二地銀。金利上昇で稼ぎは戻るが、薄い資本と人口減の県で、戻り幅が価値を分ける 本質価値との差 +64.6% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 筑波銀行8338 茨城2位の地銀。金利上昇で利益は倍近くまで伸びるが、公的資金350億円の返済と薄い資本が重荷。今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.8% · 10 年 割安(年 +11.6%) やや割安 三井住友トラストグループ8309 受託資産と手数料が厚い信託グループ。利益ベースの正当化PERで控えめに置き、資本コスト7.25%で10年の本質価値は今の時価総額を約5%上回る(適正) 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 東京きらぼしフィナンシャルグループ7173 東京唯一の地銀。金利上昇で稼ぎは伸びるが、資本の薄さと再編の行方で価値が大きく分かれる 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ひろぎんホールディングス7337 広島の厚い基盤と金利上昇でROEは10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、改善はほぼ織り込まれ今の値段は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 株式会社紀陽銀行8370 大阪の成長と和歌山の首位を併せ持つが、資本は薄い。金利上昇の追い風を織り込んでも、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トマト銀行8542 岡山2番手の第二地銀。金利で稼ぎは戻るが、優先株100億円の行方が普通株主の取り分を左右する 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 三井住友フィナンシャルグループ8316 利ざや拡大と海外・Olive で ROE 10% 前後へ。新しく投じるお金の稼ぎだけが薄れる利益ベースの PER で測ると、3 メガで最も低い今の PBR は適正 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 武蔵野銀行8336 埼玉で2番手の地方銀行。利ざやの広がりでROEは9%へ向かい、資本コスト8%で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 栃木銀行8550 金利上昇の追い風は強いが、稼ぐ力の底上げは道半ば。栃木の第二地銀は10年後の収益力に見合う値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) 適正 ゆうちょ銀行7182 貯金は伸びないが、国債の入れ替えと日銀預け金の金利で利ざやが広がる。利益が金利頼みで倍率を控えめに置くと、親会社の売出しも入れて今の値段はやや割高 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 トモニホールディングス8600 利ざやの拡大でROEは7%台へ上がるが資本コストに届かない。今の値段は価値を1割弱上回るが、適正の範囲 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ5832 岡山で県内企業の45%が主取引とする基盤に利ざや拡大が乗る。資本コスト8.25%の利益ベースで測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社七十七銀行8341 宮城でシェア55.9%の牙城。半導体工場の白紙撤回後も利ざや拡大とVision 2030の上方修正が効くが、資本コスト8%の利益ベースで今の値段は適正 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 東和銀行8558 群馬の2番手行。債券の入れ替えで膿を出し切り、稼ぐ力は戻る途上だが、資本の薄さが値段の上限を決める 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 株式会社佐賀銀行8395 県内企業の6割弱をメイン先にする盤石の地銀。金利の追い風は厚いが資本が薄く、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ふくおかフィナンシャルグループ8354 九州最大手。会社予想どおり利益が伸びROE10%前後が続くなら、資本コスト8.25%の利益ベースで見ても今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 清水銀行8364 静岡県全域に店舗を持つ中堅地銀。金利上昇で稼ぎは2倍以上になるが、ROEは資本コストに届かず、厚い自己資本を価値に変えきれない 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 三菱UFJフィナンシャル・グループ8306 国内最大で最も国際分散した銀行グループ。利益ベースの PER で測ると ROE 10〜11%に見合う値段は今よりやや低く、3 メガで最も上の余地が小さい。やや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 いよぎんホールディングス5830 海事金融という堀を持つ愛媛の首位行。堀は本物だが自己資本が厚く、資本コスト8.25%の利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 横浜フィナンシャルグループ7186 神奈川の厚い基盤に利ざや拡大が乗りROE10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 十六フィナンシャルグループ7380 岐阜の県内首位を握る地銀。金利で利ざやは広がるが人口減の逆風が重く、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社琉球銀行8399 沖縄の厚い基盤と金利の追い風は本物。ただ資本が薄く効率も低め。今の値段は本質価値と大きく変わらない 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 りそなホールディングス8308 国内専業で利ざや拡大の恩恵が素直に効く。ROE 12% 前後を利益ベースの PER で測り、資本コスト 7.5% に合わせると、今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 池田泉州ホールディングス8714 大阪北摂・泉州の地銀。金利の追い風でROE10%へ向かうが、競争と費用の重さで10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 第四北越フィナンシャルグループ7327 新潟で貸出の半分を握る地方銀行。金利上昇の追い風は本物だが人口減が量を抑え、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 南都銀行8367 奈良の5割の基盤に金利の追い風が乗る。人口減と重い経費が利益の伸びを抑え、10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 山口フィナンシャルグループ8418 山口・広島・北九州に3行を持つ中四国最大級の地銀。利ざやの改善で稼ぐ力は戻るが収益性は同業に見劣りし、今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 大東銀行8563 福島県郡山の小さな単独行。利ざやの回復は追い風だが、評価損と薄い資本で価値の伸びは限られる。 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社CCIグループ7381 石川の首位行は金利上昇の追い風を受けるが、利益はまだ薄い。10年で見ても、今の値段にはやや先走り感がある 本質価値との差 −4.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 九州フィナンシャルグループ7180 TSMC熊本効果で法人融資が伸びる肥後・鹿児島銀行の持株会社。ROEが資本コストにまだ届かず、今の値段は追い風を払いすぎてやや割高 本質価値との差 −4.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 北洋銀行8524 道内首位の基盤に金利上昇の追い風。ただ自己資本比率が薄く、資本コスト8.75%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 鳥取銀行8383 鳥取県の最大の地銀。利ざやの回復は追い風だが、薄い利ざやと人口減で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 フィデアホールディングス8713 山形と秋田の2番手行が2027年1月に合併する。稼ぐ力は戻りつつあるが、人口減と薄い資本が上値を抑える 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 西日本フィナンシャルホールディングス7189 福岡で福岡銀行を追う地銀。資本コスト8.25%はROEの回復に厳しく、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでやや割高 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 株式会社岩手銀行8345 岩手県の貸出の47%を握る首位行。北東北3行の統合協議に入ったが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 千葉銀行8331 千葉興業銀行との統合を含め貸出が名目で伸びるが、資本コスト8%の利益ベースのPERで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 株式会社おきなわフィナンシャルグループ7350 沖縄の厚い基盤に金利の追い風。ただ資本が薄く観光に偏る点を織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 めぶきフィナンシャルグループ7167 北関東の統合地銀。利ざや拡大でROEは10%を超えるが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 SBI新生銀行8303 公的資金完済・再上場で身軽になったSBI系複合銀行。利ざや拡大とレイク・アプラスの高採算を乗せても、資本コスト8.5%で見ると今の値段はやや先取りで、やや割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 山陰合同銀行8381 経費の軽さと県外への貸出拡大が強み。利ざや拡大の追い風は大きいが、人口減と含み損が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 山梨中央銀行8360 県内シェア5割強の地銀。利ざやで利益は伸びるが、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや高め 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 株式会社プロクレアホールディングス7384 青森で企業の7割が主力行に選ぶ首位行。金利で稼ぎは大きく伸びるが、薄い自己資本と人口減でROEは資本コストに届かず、10年後の価値は今を下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 京葉銀行8544 利ざや拡大で稼ぐ力は戻るが、千葉の再編で後ろに回る不安が残る。今の値段は10年の見通しに対して高め 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 名古屋銀行8522 愛知県内2位の地銀。金利上昇で利益は伸びるが、ROEは資本コスト並みにとどまり、統合の条件も未定のため、利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 千葉興業銀行8337 千葉銀行との1対1の統合で行き先は決まった。金利上昇で利益は倍になるが、薄い自己資本が還元を縛りROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社百十四銀行8386 香川の寡占と船舶金融を持つ良い銀行だが、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は金利上昇を織り込んでもやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 三十三フィナンシャルグループ7322 金利の追い風は確か。だが資本が薄く再編も白紙で、ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段を2割余り下回る 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 南日本銀行8554 鹿児島の第二地銀。直近の利益は税の軽さで厚く、優先株 85 億円の整理が普通株の取り分を決める。 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社大分銀行8392 大分の企業の半数がメインバンクに選ぶ盟主。利ざやで稼ぎは2倍以上に伸びるが、薄い自己資本が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 みずほフィナンシャルグループ8411 ROE は 10% 前後にとどまり、3 メガ共通の控えめな倍率で置くと、利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社秋田銀行8343 秋田県で企業の過半が主力行に選ぶ首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、人口減が重く、ROEは資本コストに届かず今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 富山銀行8365 富山の小さな地銀。直近の増益は債券の売却益頼みで、本業の稼ぐ力は ROE を資本コストへ届かせない。 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 株式会社宮崎銀行8393 宮崎県の最大手地銀。利ざやで稼ぎは膨らむが、薄い自己資本と人口減が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ8377 北陸・北海道2行体制に利ざや拡大とラピダス特需が乗るが、単独路線のまま。資本コスト8.5%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社 百五銀行8368 三重の預金と貸出で首位の地銀。資本が厚く稼ぎ方が重いため、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は先の利益を織り込んで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 福井銀行8362 福井県の貸出の約半分を握る地銀。合併の効果と利ざや拡大でROEは上向くが、資本コストには届かず、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 株式会社 北日本銀行8551 北東北で唯一残る第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 株式会社滋賀銀行8366 県内の預貯金の約半分を握る滋賀の地銀。利上げの追い風は本物だが経費率が重く、資本コスト7.75%の利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 八十二長野銀行8359 長野で合算シェア6割超の堀を持つが、資本コスト8%の利益ベースで測ると、中計ROE8%の達成を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 群馬銀行8334 群馬県内シェア44%の最強地銀。利ざや拡大と第四北越FGとの越境統合でROE10%超を狙うが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 しずおかフィナンシャルグループ5831 静岡で法人取引の首位を握る東海最大級の地方銀行。事業は強いがROEは資本コストを少し上回る程度で、利益ベースの今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 筑邦銀行8398 福岡県南部の地銀。貸出は伸びているが、薄い収益と自己資本で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 島根銀行7150 SBI の資本で立て直す島根の小さな地銀。優先株が 170 億円まで膨らみ、普通株主に残る利益は薄い。値打ちは今の値段を下回る 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 セブン銀行8410 コンビニ ATM の独走に、ファミマ 1.6 万台という追い風。ただ稼ぎは薄く、キャッシュレスの長い逆風も続く。倍率を抑えて見ると、いまの値段は先の成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 あおぞら銀行8304 米国オフィス融資の傷が癒え、大和証券を軸に投資銀行へ軸足を移すあおぞら銀行。ROEが資本コストに届かない間は、今の値段に安全域は乏しい 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 東邦銀行8346 福島で預金・貸出の3分の1強を握る首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、ROEは資本コスト未満にとどまり今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 株式会社阿波銀行8388 徳島の盟主は利ざや拡大で稼ぎが伸びるが、ROEは資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 大垣共立銀行8361 岐阜の老舗地銀。利ざや拡大は追い風だが ROE は資本コストに届かず、今の値段には届かない 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 山形銀行8344 県内最大手でも人口減の山形が地盤。利ざやで稼ぎは倍増するが資本コストに届かず、今の値段は10年先の価値より高い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 スルガ銀行8358 シェアハウス問題を片付け、利ざや拡大で稼ぐ力が戻った地方銀行。だが税の軽さで膨らんだ利益を前提に値が付いており、資本コストを大きく超える見込みも薄く、割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 富山第一銀行7184 富山県2位の地銀。利ざや拡大は追い風だが、運用益に頼る利益とROEの低さで、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 京都フィナンシャルグループ5844 京都の地盤と政策保有株の含み益が強みだが、ニデック株は会計不正で下落。資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高。2026年3月期の利益は株の売却益で膨らんでおり、実力利益で測る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 あいちフィナンシャルグループ7389 名古屋圏2位の合併行。統合の宿題と低いROEを抱え、資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 愛媛銀行8541 県内第2位の第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、人口減で資本コストに届かず、今の値段は10年先の稼ぎに対して割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 福島銀行8562 福島県の第二地銀。SBI 新生銀行が筆頭株主になったが、薄い収益と赤字の履歴が重い。 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 宮崎太陽銀行8560 宮崎県の第二地銀。本業は回復中だが、売却益に押された利益と優先株 60 億円の整理が焦点。 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 東北銀行8349 岩手の中堅地銀。利ざやは回復するが、公的資金の優先株 100 億円が普通株の取り分を削る。 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 豊和銀行8559 大分の小さな第二地銀。普通株の取り分は、220 億円の優先株が先に取った残りで決まり、今の値段を下回る。 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 高知銀行8416 高知県の地銀。評価差額金の赤字が自己資本の 27% に達し、優先株 68 億円も重く、利益の戻りは遅い。 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 じもとホールディングス7161 宮城・山形の 2 地銀を持つ持株会社。収益は回復するが、公的資金の優先株 780 億円が普通株の取り分を大きく削る。 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −11.0%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 四国銀行 中期経営計画2026(要約)
  2. 四国銀行 業績ハイライト(単体)
  3. いよぎんHD・愛媛銀が来春統合へ、地銀再編が四国に波及

分析日 2026-10-16