株譜
AI 銘柄分析 · 銀行業 · 試作

豊和銀行 8559

大分の小さな第二地銀。普通株の取り分は、220 億円の優先株が先に取った残りで決まり、今の値段を下回る。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)189 円11 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)474 円28 億円差 −60.2%
10 年後から見ると 割高 価値 189 円11 億円 · 差 −60.2% · 期待の年率 −2.2%
期待の年率リターン(10 年)−2.2%資本コスト比 −10.7 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

豊和銀行は、大分市に本店を置く第二地方銀行だ。貸出は 4,395 億円、預金は 5,626 億円。2026 年 3 月期の純利益は 8.2 億円だった。筆者は、普通株の本質価値は今の時価総額 28.6 億円を大きく下回ると見る。

最大の理由は優先株だ。純資産 278 億円のうち 220 億円は、公的資金を含む 3 種類の優先株が占める。優先株は、普通株より先に配当と残余財産を受け取る。しかもいずれも 2029〜2034 年に普通株へ替わる定めがあり、その時に普通株は大きく薄まる。会社全体の利益が増えても、普通株主に届くのは一部にすぎない。

二つ目は稼ぐ力だ。金利が上がれば貸出の利ざやは広がり、会社全体の純利益は 10 年で 15 億円前後まで増える。それでも ROE(自己資本利益率)は 4% 台で、資本コスト 8.5% に届かない。

三つ目は資産の質だ。不良債権比率は 5.4% と高く、国内基準の自己資本比率は 1 年で 10.7% から 8.4% に落ちた。公的資金の残り 90 億円を 2029 年 3 月までに返す約束が、資本の余裕をさらに食う。

この銀行を、筆者は「悪い銀行」とは見ない。地元に根を張り、コア業務純益も計画を超えた。ただ、普通株の持ち主が受け取れる分は、優先株が先に取った後の残りだ。今の値段は、その残りを高く見積もりすぎている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、安く見えるが、普通株主にとっては見かけほど安くない株だ。普通株の時価総額は 28.6 億円で、1 株純資産に対する倍率は約 0.5 倍。しかし純資産 278 億円の 8 割は優先株のものだ。

普通株主の取り分は、会社全体の価値から優先株の取り分を引いた残りになる。純利益 8 億円に妥当な倍率を掛けても、会社全体の価値は 100 億円前後。優先株の額面 220 億円を下回る。優先株が先に取り、残りが普通株に届く形なので、普通株は小さなオプションに近い。

オーナーとして持ち続けたい事業ではない。地域に根ざしてはいるが、ROE は資本コストの半分にも届かず、稼ぎは優先株の返済に回り続ける。優先株の整理が済み、コア業務純益が 25 億円を超えて初めて、普通株を検討する価値が出る。それまでは安全域がない。

ただし、悲観ばかりでもない。金利が上がる間は利益が伸び、コア業務純益はすでに計画を超えている。優先株の返済が順調に進み、薄まりが小さく済むなら、普通株の価値は今の見積もりより大きくなる。筆者はその確率を、楽観側の 25% 前後と見ている。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、大分県の中小企業への貸出だ。貸出 4,395 億円のうち、事業性と公共向けが約 8 割、個人が約 2 割を占める。業種別では不動産業向けが 28.5% で最大、各種サービス業が約 20% で続く。2026 年 3 月期は事業性貸出が 139 億円増え、個人ローンは 28 億円減った。

預金は 5,626 億円と貸出を上回り、余った資金は有価証券 1,128 億円と日銀預け金に回す。中身は国債・地方債・社債が中心で、株式は 49 億円と小さい。預金の調達費用は 3.4 億円から 11.1 億円へ 3 倍になった。金利上昇の恩恵と同時に、預金を守るコストも出ている。

手数料は薄い。役務取引等収益は 13.1 億円あるが、保証料などの費用を引くと 2.1 億円しか残らない。本業の稼ぎは、ほぼ貸出の利ざやだと言ってよい。

2026 年 3 月期は、経常収益が 120 億円、経常利益が 12.1 億円、純利益が 8.2 億円だった。経常利益は株式等の売却益 7.6 億円に支えられ、債券の売却損 4.5 億円と、貸倒関連の費用 12.8 億円がそれを削った。本業の利益を示すコア業務純益は 18.5 億円で、中期計画の 16.2 億円を上回った。2027 年 3 月期の純利益は 8.3 億円の予想だ。

預金の中身は、普通預金などの流動性預金が 3,345 億円、定期預金などが 2,114 億円。従業員は 509 人で、経費は 68 億円。収益の 8 割近くが経費に消える体質が、この銀行の最大の課題で、中期計画の柱も経費率の引き下げに置かれている。

優良さと弱いところ

良さは、地元への根の深さと、返済を急ぐ姿勢だ。大分県を中心に 40 前後の店舗を持ち、経営改善の支援(Vサポートと応援ファンド)を営業の軸に据える。コア業務純益は計画を超えた。公的資金 160 億円のうち 70 億円は、2025 年 8 月に前倒しで返した。

弱さは三つある。一つ目は資本の薄さだ。単純な自己資本比率は 4.7%、国内基準でも 8.4% に下がった。二つ目は資産の質だ。危険債権は 213 億円あり、貸倒引当金 49 億円の 4 倍を超える。三つ目は規模の小ささだ。県内には貸出 2.5 兆円規模の大分銀行がいて、豊和は二番手以下として貸出の金利を競う側に回る。

資本の配分は、普通株に厳しく、優先株に手厚い。普通配当は純利益の 1 割台にとどまる。自社株買いに使った 70 億円は、普通株でなく公的資金の優先株の買い戻しだった。強い堀と呼べるものはない。

株主の顔ぶれも特徴だ。普通株は、従業員持株会、福岡銀行、南日本銀行、宮崎太陽銀行など九州の銀行や地元企業が分け持つ。九州の第二地銀どうしが持ち合う構図で、積極的に買収に動く株主は見当たらない。経営の独立は保たれるが、市場から規律をかける力も弱い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

地方銀行は、2024 年の政策金利の解除で「金利のある世界」に入った。短期金利が 2% へ上がる間、貸出の金利は先に上がり、預金の金利は遅れて追う。10 年後に短期 2%・長期 3% で落ち着けば、貸出の利ざやは今より 0.3% ほど広い水準で安定する。豊和は手形貸付と当座貸越だけで 630 億円あり、短期の金利の上昇を取り込みやすい。ただし預金の取り合いで、広がりの半分近くは預金金利に消える。

大分県の人口は約 106 万人。国の推計では 2050 年に 84 万人と、2020 年から 25% 減る。貸出需要は名目でも伸びにくい。観光の回復は追い風だが、貸出の伸びは年 2〜3% が精一杯だ。

競争は、県内の寡占と県境を越える再編の二つだ。県内では大分銀行が首位に立つ。豊和の B 種優先株を持つ西日本シティ銀行は九州で提携を広げ、福岡の大手地銀も貸出を狙う。九州でも広域の再編が進み、小さな単独行は選択を迫られる。

循環の位置は、与信費用が低い時期の終わりに近い。物価高と人手不足で中小企業の業績が悪化し、豊和でも貸倒関連の費用が前期の 6 億円から 13 億円へ増えた。10 年のうちに、景気の山と谷を 1〜2 回は経験すると見るのが自然だ。

同じ九州の第二地銀では、南日本銀行と宮崎太陽銀行が 2022 年に公的資金を早めに返した。いずれも新しい優先株を発行して返しており、豊和の 2024 年の F 種の発行も同じ型だ。優先株で優先株を返す手は、資本の厚みを保つ代わりに、普通株の取り分を後ろへ回す。

資本政策と M&A

資本の使い方は、優先株の整理が最優先で、普通株には厚くしない形だ。普通配当は据え置きで、総額は 0.6 億円、純利益の 1 割台。一方、優先配当は年 4 億円近くで、2027 年 3 月期は 4.1 億円に増える見込みだ。

優先株は 3 種類ある。B 種(30 億円、西日本シティ銀行が保有)は配当が 0.8% で、2029 年 9 月までに請求がなければ普通株へ替わる。D 種(90 億円、公的資金で整理回収機構が保有)は 2029 年 3 月が返済期限で、配当は市場金利に連動して上がる。F 種(100 億円、2024 年に発行)は配当 1.85% で、2034 年 2 月に普通株へ替わる。

2025 年 8 月に、D 種 160 億円のうち 70 億円を現金で返した。その結果、自己資本は 340 億円から 278 億円に減り、国内基準の比率は 2 ポイント余り下がった。残る 90 億円も同じ道なら、資本はさらに薄くなる。再編や TOB の話は、今のところ出ていない。筆者は、返済の資金をどう作るかを重く見る。新しい優先株で借り換えれば、薄まりは先送りされるだけだ。

普通株の主な保有者は従業員持株会や九州の銀行で、自社株買いは行っていない。株主還元の優先順位は、優先配当、普通配当の順で、普通株の増配は当面見込みにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

豊和銀行の利益は、これから金利で底上げされる。短期金利が 0.75% から 2% へ上がれば、短期の貸出の金利は先に上がる。手形貸付と当座貸越だけで 630 億円あり、利ざやの広がりを取りやすい。コア業務純益はすでに計画を超えた。2026 年 3 月期の 18.5 億円から、2028 年 3 月期には 22.7 億円へ伸ばす計画で、足もとの進み方は計画より速い。

経費率は 66% から 60% へ下げる計画だ。拠点の統合とデジタル化が進めば、人口が減っても利益は守れる。貸出は事業性が 139 億円伸び、経営改善の支援先も取引先の 9% まで広がった。

公的資金は 70 億円を返し終え、残りは 90 億円。2029 年の期限に向けて、返済の道筋は見えている。優先株が片づけば、利益は普通株へ戻り、普通株の価値は一気に回復する。株価が 1 株純資産の半分という見方は、その回復をまだ織り込んでいない。

九州では、南日本銀行や宮崎太陽銀行が公的資金を早めに返した。豊和も同じ道をたどれる。西日本シティ銀行が B 種を持ち続けているのは、豊和を支える意思の表れだと読める。

慎重な見方

利益が増えても、普通株には届かない。純資産 278 億円のうち 220 億円は優先株で、配当だけで年 4 億円を超える。純利益 8 億円の半分は、優先株の持ち主に出ていく。普通株に帰属する利益は 4 億円で、配当は据え置かれたままだ。

転換の条件も重い。F 種は 2034 年に、下限のある価格で普通株へ替わる。下限は今の普通株の価格より低く、株価が下がるほど、新しく出る株は多くなる。普通株の持ち分は、悪ければ 1 割を切る。

資産の質も心配だ。危険債権は 213 億円で、貸倒引当金は 49 億円しかない。不動産業向けが貸出の 28.5% を占める。国内基準の自己資本比率は 8.4% に落ち、最低基準の 4% との余裕は 4 ポイント台になった。大分銀行が首位に立つ県で、人口は 2050 年までに 25% 減る。10 年後の純利益が 15 億円まで伸びても、ROE は 4% 台にとどまる。

預金のコストも重い。預金利息は 1 年で 3 倍になり、定期預金は 2,100 億円を超える。金利が上がるほど、預金の取り合いで利ざやの広がりは削られる。増益の見通しは、預金金利の追随が遅いという前提に頼っている。

どちらに重みを置いたか

優先株の重さと薄い ROE が、金利の追い風を上回ると見る。中立の 10 年後、会社全体の時価総額は 116 億円。優先株が転換した後の普通株の取り分は約 1 割で、普通株の価値は 11 億円ほどだ。今の時価総額 28.6 億円を下回る。確率は、楽観を金利と経費の改善が計画を大きく超える道に限って 8% にとどめ、悲観を資産の質の悪化と優先株の借り換えの失敗が重なる道として 12% と厚めに置いた。強気の見方が突く金利の追い風と計画超えの進み方は本物だが、普通株主に届く前に優先株が先に取る。利益の伸びより、取り分の薄まりの方が大きい。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 287 円17 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 93 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 189 円11 億円、今との差 −60.2%、 期待の年率 −2.2%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 875 円52 億円 169 円10 億円 +120.3% +8.2% 84 円5 億円
やや楽観 17% 480 円28 億円 116 円7 億円 +25.7% +2.3% 101 円6 億円
中立 38% 288 円17 億円 92 円5 億円 −19.7% −2.2% 145 円9 億円
やや悲観 25% 77 円5 億円 76 円4 億円 −67.8% −10.7% 38 円2 億円
悲観 12% 55 円3 億円 49 円3 億円 −78.0% −14.0% 13 円1 億円
加重平均100% 287 円17 億円93 円5 億円 −19.8% −2.2% 380 円22 億円

今の株価時価総額 474 円28 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 楽観:金利の追い風と経費の圧縮が計画を超え、純利益が 28 億円へ 利益 28 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 875 円52 億円

短期金利 2% が定着し、事業性貸出の利ざやが今より 0.35% ほど広がる。経営強化計画の経費率 60% が達成され、拠点の統合とデジタル化で経費の伸びは物価の半分ほどに収まる。貸出は名目で年 3% 伸び、事業性貸出は 4,900 億円、個人向けは 920 億円になる。

与信費用は貸出の 0.2% 前後と低位で、不動産市況も崩れない。会社全体の純利益は 28 億円、ROE は 7% 台に乗る。D 種の公的資金は、利益の積み上げと新しい優先株で期限までに片づく。優先株が普通株へ替わっても、利益の水準が高いので、普通株の持ち分は 16% 近くまで保たれる。配当は、優先配当に加えて普通配当も増える。大分県内では、豊和が事業承継や M&A の仲介で存在感を高め、手数料の収益が今の 2 倍に育つ。

  • 法人・公共向け貸出:数量 0.5(事業性・公共向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 105 億円・営業利益 24 億円。n
  • 個人向け貸出:数量 0.1(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 18 億円・営業利益 3 億円。n
  • 有価証券・資金運用:数量 0.2(有価証券+預け金の残高(兆円))× 価格 0.01(運用利回り-調達(率、売買損益を含む))→ 売上 13 億円・営業利益 10 億円。n
  • 手数料・その他収益:数量 0.7(預金・譲渡性預金の残高(兆円))× 価格 0.00(預金残高あたりの手数料・その他収益率)→ 売上 6 億円・営業利益 5 億円。n

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 330 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利の追い風が強く、経費率の改善が計画を超え、与信費用も低位で済む三つが重なる例外の道。小さな第二地銀では難しく、8% に置いた。

やや楽観 17% やや楽観:中期計画のコア業務純益 22.7 億円を達成し、純利益が 21 億円に 利益 21 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 480 円28 億円

2028 年 3 月期にコア業務純益 22.7 億円を達成し、以後は金利の追い風と貸出の伸びで増益が続く。貸出は名目で年 2.7% 伸び、事業性貸出は 4,790 億円、個人向けは 900 億円になる。利ざやは今より 0.30% ほど広がる。

経費は物価と賃金で増えるが、経費率は 60% 台前半へ下がる。与信費用は貸出の 0.25% 前後で、不良債権比率は 4% 台に下がる。D 種は期限までに、現金か借り換えで整理される。会社全体の純利益は 21 億円、ROE は 6% 近く。優先株は 2034 年までに普通株へ替わるが、利益が伸びる分、普通株の持ち分は 11% 台で踏みとどまる。経営改善の支援先が広がり、手数料と取引先の売上が貸出の伸びを支える。

  • 法人・公共向け貸出:数量 0.5(事業性・公共向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 101 億円・営業利益 17 億円。n
  • 個人向け貸出:数量 0.1(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 17 億円・営業利益 2 億円。n
  • 有価証券・資金運用:数量 0.2(有価証券+預け金の残高(兆円))× 価格 0.01(運用利回り-調達(率、売買損益を含む))→ 売上 12 億円・営業利益 9 億円。n
  • 手数料・その他収益:数量 0.7(預金・譲渡性預金の残高(兆円))× 価格 0.00(預金残高あたりの手数料・その他収益率)→ 売上 5 億円・営業利益 4 億円。n

倍率:事業の純利益 21 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.8% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 248 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:コア業務純益が 2028 年 3 月期に 22.7 億円の計画へ届き、その後も金利の追い風で伸びる道。足もとが計画を上回っているので、17% を置いた。

中立 38% 中立:利ざやの回復で純利益は 15 億円まで伸びるが、ROE は 4% 台にとどまる 利益 15 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 288 円17 億円

短期金利 2%・長期 3% が定着し、貸出の利ざやは今より 0.25% 前後広い水準で落ち着く。ただし預金の取り合いで、広がりの半分近くは預金金利に消える。貸出は名目で年 2.5% の伸びにとどまり、事業性貸出は 4,680 億円、個人向けは 870 億円になる。

経費は物価と賃金で 10 年に 1.34 倍に増え、経費率は 70% 台まで下がる程度だ。与信費用は貸出の 0.27% で、今より少し重い。有価証券の売却益は剥げるので、利益には入れない。会社全体の純利益は 15 億円、ROE は 4.4%。D 種は 2029 年に普通株へ替わり、B 種も続く。F 種は 2034 年に下限で転換する。普通株の持ち分は 1 割を切る水準まで下がる。配当は優先配当が先で、普通配当は小幅の増配にとどまる。

  • 法人・公共向け貸出:数量 0.5(事業性・公共向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 96 億円・営業利益 10 億円。n
  • 個人向け貸出:数量 0.1(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 16 億円・営業利益 0 億円。n
  • 有価証券・資金運用:数量 0.2(有価証券+預け金の残高(兆円))× 価格 0.01(運用利回り-調達(率、売買損益を含む))→ 売上 11 億円・営業利益 8 億円。n
  • 手数料・その他収益:数量 0.7(預金・譲渡性預金の残高(兆円))× 価格 0.00(預金残高あたりの手数料・その他収益率)→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。n

倍率:事業の純利益 15 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.4% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 175 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:金利の追い風と、人口減・預金競争・与信費用が拮抗する標準の道。足もとの資産の質と優先株の重さを踏まえ、最も重く 38% を置いた。

やや悲観 25% やや悲観:預金競争と与信費用が利ざやの回復を食い、純利益は 7 億円どまり 利益 7 億円 · PER 6.4 倍 · 株価時価総額 77 円5 億円

大分銀行や西日本シティ銀行が預金の金利で攻め、豊和は預金を守るために金利を上げ続ける。貸出の利ざやは今より 0.15% ほどしか広がらない。貸出は名目で年 1.5% の伸びで、事業性貸出は 4,390 億円、個人向けは 810 億円になる。

不動産業向けの貸倒が増え、与信費用は貸出の 0.4% を超える。経費は人員の削減で物価ほど増えないが、収益の減りを埋めきれない。純利益は 7 億円で、優先配当と普通配当を払うと、自己資本はほとんど増えない。公的資金の返済は借り換えで先送りされ、普通株の持ち分は優先株の転換で 1 割まで下がる。配当は優先配当を守るのがやっとで、普通配当は据え置きになる。

  • 法人・公共向け貸出:数量 0.4(事業性・公共向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 86 億円・営業利益 4 億円。n
  • 個人向け貸出:数量 0.1(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 15 億円・営業利益 −1 億円。n
  • 有価証券・資金運用:数量 0.2(有価証券+預け金の残高(兆円))× 価格 0.01(運用利回り-調達(率、売買損益を含む))→ 売上 9 億円・営業利益 6 億円。n
  • 手数料・その他収益:数量 0.6(預金・譲渡性預金の残高(兆円))× 価格 0.00(預金残高あたりの手数料・その他収益率)→ 売上 3 億円・営業利益 2 億円。n

倍率:事業の ROE は 2.4%(純利益 7.3 億円 ÷ 自己資本 309 億円)。k 8.50%、g 3%、残る割合 1/2 で RONIC は 5.4%、式の PER は 8.1 倍(ROE が k 以下なので上限は 1÷k = 11.8 倍)。やや悲観は構造的な負けの稼ぐ力で測り、式の 8 割弱の 6.4 倍に置いた。

確率:資産の質が弱く、預金の取り合いが続く小さな銀行の、標準的な悪い道。不良債権比率 5.4% を踏まえ、25% を置いた。

悲観 12% 悲観:不動産向けの貸倒と預金の流出が重なり、自己資本が 235 億円へ減る 利益 −3 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 55 円3 億円

構造的に負ける筋書き。不動産の市況が崩れ、不動産業向けの貸倒が膨らむ。与信費用は貸出の 0.5〜0.6% に達する。預金は大分銀行などへ流れ、貸出は名目でも減る。事業性貸出は 3,650 億円で横ばいから縮み、個人向けは 690 億円に減る。

経費は拠点の閉鎖で抑えても、物価の分を吸収できない。純利益は赤字に落ち、債券の評価損も出て、自己資本は 235 億円へ減る。国内基準の比率は最低基準の 4% に近づき、公的資金の返済は先送りされる。優先株は下限で転換し、普通株の持ち分は 1 割を切る。再編は救済に近い形になり、普通株に不利な比率で決まる。優先配当は非累積のため、利益が出ない年は止まりうる。

  • 法人・公共向け貸出:数量 0.4(事業性・公共向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 64 億円・営業利益 −6 億円。n
  • 個人向け貸出:数量 0.1(個人向け貸出残高(兆円))× 価格 0.02(貸出利ざや(預金調達差引後・率))→ 売上 11 億円・営業利益 −3 億円。n
  • 有価証券・資金運用:数量 0.1(有価証券+預け金の残高(兆円))× 価格 0.00(運用利回り-調達(率、売買損益を含む))→ 売上 6 億円・営業利益 3 億円。n
  • 手数料・その他収益:数量 0.6(預金・譲渡性預金の残高(兆円))× 価格 0.00(預金残高あたりの手数料・その他収益率)→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。n

倍率:悲観の床は、今の自己資本 278 億円に 0.12 を掛けた 33 億円。地銀の悲観の目安(0.45)より低いのは、自己資本の 8 割が優先株で、普通株に届く稼ぐ力がほぼ無いため。純利益は赤字なので、床は純利益 ÷ k に頼らない。

確率:危険債権の多さと薄い資本、優先株の借り換えの失敗が重なる構造的な負けを、12% に置いた。同業の標準 10% より厚めにした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

法人・公共向け貸出

事業性貸出(中小企業・不動産・地方公共団体)。大分県が中心で、福岡・熊本にも拠点がある。

数量事業性・公共向け貸出残高(兆円)価格貸出利ざや(預金調達差引後・率)売上営業利益
今 2026/03 0.4 0.02 66 3
10 年後 中立 0.5 0.02 96 10

取り方:貸出 4,395 億円(2026 年 3 月末)から、個人向けの「その他」741 億円を除いた 3,654 億円を、法人・公共向けとした。貸出金利息 86.3 億円を貸出の平均残高で割った利回りは約 2.0%、預金の調達費用は約 0.2%。利ざやは 1.8% と置いた。経費 54.5 億円と与信費用 8.1 億円を、貸出の規模に応じて割り振った。【推定】開示のセグメントは銀行業の単一で、内訳は開示されていない。数量は名目の残高、率は物価を掛けていない利ざや・手数料率で置く。4 つのセグメントの利益の合計を、2026/03 期の経常利益 12.07 億円に合わせた。

個人向け貸出

住宅ローン・消費者ローンなど個人向けの貸出。

数量個人向け貸出残高(兆円)価格貸出利ざや(預金調達差引後・率)売上営業利益
今 2026/03 0.1 0.02 13 0
10 年後 中立 0.1 0.02 16 0

取り方:個人向けは、業種別貸出の「その他」741 億円(住宅ローン・消費者ローン)。利ざやは競争が厳しく 1.7% と置いた。経費 10.0 億円と与信費用 2.4 億円を割り振ると、ほぼ利益が出ない。【推定】開示の内訳ではない。数量は名目の残高、率は物価を掛けていない利ざや・手数料率で置く。4 つのセグメントの利益の合計を、2026/03 期の経常利益 12.07 億円に合わせた。

有価証券・資金運用

国債・地方債・社債・株式・投信の運用と、日銀預け金など。

数量有価証券+預け金の残高(兆円)価格運用利回り-調達(率、売買損益を含む)売上営業利益
今 2026/03 0.1 0.01 10 7
10 年後 中立 0.2 0.01 11 8

取り方:有価証券 1,128 億円と、日銀預け金などの現預金約 340 億円を合わせて 1,468 億円。2026 年 3 月期は、株式等売却益 7.6 億円と債券売却損 3.8 億円を含めて、運用の収益は 10.0 億円。売買損益を除く運用の利ざやは約 0.4%、含めた率は 0.68%。10 年後は売買損益が剥げた水準へ戻して置く。【推定】開示の内訳ではない。数量は名目の残高、率は物価を掛けていない利ざや・手数料率で置く。4 つのセグメントの利益の合計を、2026/03 期の経常利益 12.07 億円に合わせた。

手数料・その他収益

為替・投信・保険の手数料と、償却債権の取立益などの収益。

数量預金・譲渡性預金の残高(兆円)価格預金残高あたりの手数料・その他収益率売上営業利益
今 2026/03 0.6 0.00 3 2
10 年後 中立 0.7 0.00 5 3

取り方:預金・譲渡性預金 5,626 億円に対する手数料・その他収益。役務取引等収益 13.1 億円から、保証料などの役務費用 11.0 億円を引いた純額は 2.1 億円と薄い。償却債権取立益 2.2 億円などその他経常収益の一部 1.1 億円を足して 3.2 億円。【推定】開示の内訳ではない。数量は名目の残高、率は物価を掛けていない利ざや・手数料率で置く。4 つのセグメントの利益の合計を、2026/03 期の経常利益 12.07 億円に合わせた。

リスクと懸念

優先株の転換による薄まり

B・D・F の 3 種の優先株は、2029〜2034 年に普通株へ替わる定めがある。転換の下限の価格が低く、転換後の株数は今の 10 倍に膨らみうる。会社全体の利益が増えても、普通株の持ち分は 1 割前後まで薄まる。D 種は毎月、直近の株価で取得価額が見直される。

公的資金の返済の資金

D 種の残り 90 億円は、2029 年 3 月までに返す約束だ。内部留保だけでは足りず、新しい優先株で借り換えれば薄まりが先送りされるだけになる。現金で返せば自己資本が 90 億円減り、国内基準の比率は 6% 近くまで下がる。2025 年 8 月の 70 億円の返済では、比率が 2 ポイント余り下がった。

資産の質

金融再生法の開示債権は 238 億円で、比率は 5.38%。危険債権は 213 億円で、貸倒引当金 49 億円の 4 倍を超える。不動産業向けが貸出の 28.5% を占め、地価や景気が悪化すれば与信費用は 10 億円台から跳ねる。2026 年 3 月期の貸倒関連の費用は 12.8 億円で、前期の 2 倍超だった。

預金金利の上昇

預金利息は 3.4 億円から 11.1 億円へ 3 倍になった。預金を守るために金利を上げ続ければ、貸出の利ざやの広がりを食う。大分銀行や西日本シティ銀行と預金を取り合う小さな銀行は、立場が弱い。定期預金は 2,114 億円あり、金利が上がるたびに借り換えの負担が増える。

一過性の利益

2026 年 3 月期の経常利益は、株式等の売却益 7.6 億円に支えられた。繰り返せる利益ではない。債券の売却損も 4.5 億円出ており、その他有価証券の評価差額金は 12.8 億円の赤字だ。金利がさらに上がれば、国債・地方債の評価損が自己資本を削る。

人口減

大分県の人口は、2050 年に 84 万人と 2020 年から 25% 減る見通しだ。貸出需要が縮み、拠点などの固定費が重くなる。経営強化計画の経費率 60% の達成が遅れれば、利益は計画に届かない。経費の 8 割近くは人件費と店舗など動かしにくい費用だ。

再編での立場

九州では広域の再編が進む。単独の第二地銀は、統合で弱い立場に置かれやすい。普通株の持ち分が薄い中で統合の比率が決まれば、普通株主にはさらに不利になる。九州の大手地銀が、小さな第二地銀を単独で支えるとは限らない。

今後の分かれ目

コア業務純益が 25 億円を超える
中期計画の 22.7 億円を上回る進み方で、優先株の借り換えや返済が現実味を帯びる。楽観側の重みが 8% から 15% 前後へ上がる。
D 種の残り 90 億円を、新しい優先株で借り換える
返済の期限は守られるが、薄まりが先送りされるだけになる。新しい優先株の転換の下限が低ければ、普通株の持ち分は下がる。
与信費用が 15 億円を超える年が続く
不動産業向けの貸倒が本格化している証拠で、悲観の確率が 12% から 20% 前後へ上がる。
国内基準の自己資本比率が 7% を割る
配当の継続と公的資金の返済が危うくなる。増資や統合の話が出やすく、普通株には不利な条件になりやすい。
西日本シティ銀行など九州の大手が、資本支援や統合を提案する
優先株の整理が進めば、普通株の不安は減る。ただし統合の比率次第で、普通株の持ち分は小さくなる。
短期金利が 2% を超えて上がり、預金の追随が遅れる
貸出の利ざやが想定より広がり、純利益が 20 億円台に乗る道が開く。やや楽観の確率が上がる。

見ておくもの

  • コア業務純益と、業務粗利益経費率(中期計画の 22.7 億円・60%)
  • 国内基準の自己資本比率(今は 8.4%)
  • 金融再生法の開示債権比率と与信費用
  • D 種優先株の返済の方法と、新しい優先株の発行の有無
  • 預金利息の増え方と、貸出の利ざや

倍率と資本コストの決め方

会社全体の利益を、貸出・運用・手数料の数量 × 価格で積み上げ、PER は ROE と k から式で決めた。優先株 220 億円が普通株に先立つ点は、既存株主の取り分の係数で別に表し、倍率には混ぜていない。今の PBR 0.5 倍や同業の PER は市場の見方で、比較に使うだけで置き場にはしていない。起点の経常利益 12.1 億円には株式等の売却益 7.6 億円が入っているので、10 年の利益には織り込まなかった。10 年後の数字は、家賃を営業費用に入れた今と同じ形でそろえた(新リース会計基準は店舗の賃借が小さい銀行では影響が軽い)。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.1→11.76 倍・やや楽観 PER 9→11.76 倍・中立 PER 7.8→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k は基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。個別のリスク(資産の質・優先株・再編)は k に足さず、筋書きと既存株主の取り分の係数で表した。事業は傾いていないので上乗せは 0。

同じ業種(銀行業)の AI 分析

割安 大光銀行8537 新潟・長岡の第二地銀。金利上昇で稼ぎは戻るが、薄い資本と人口減の県で、戻り幅が価値を分ける 本質価値との差 +64.6% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 筑波銀行8338 茨城2位の地銀。金利上昇で利益は倍近くまで伸びるが、公的資金350億円の返済と薄い資本が重荷。今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.8% · 10 年 割安(年 +11.6%) やや割安 三井住友トラストグループ8309 受託資産と手数料が厚い信託グループ。利益ベースの正当化PERで控えめに置き、資本コスト7.25%で10年の本質価値は今の時価総額を約5%上回る(適正) 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 東京きらぼしフィナンシャルグループ7173 東京唯一の地銀。金利上昇で稼ぎは伸びるが、資本の薄さと再編の行方で価値が大きく分かれる 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ひろぎんホールディングス7337 広島の厚い基盤と金利上昇でROEは10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、改善はほぼ織り込まれ今の値段は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 株式会社紀陽銀行8370 大阪の成長と和歌山の首位を併せ持つが、資本は薄い。金利上昇の追い風を織り込んでも、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トマト銀行8542 岡山2番手の第二地銀。金利で稼ぎは戻るが、優先株100億円の行方が普通株主の取り分を左右する 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 三井住友フィナンシャルグループ8316 利ざや拡大と海外・Olive で ROE 10% 前後へ。新しく投じるお金の稼ぎだけが薄れる利益ベースの PER で測ると、3 メガで最も低い今の PBR は適正 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 武蔵野銀行8336 埼玉で2番手の地方銀行。利ざやの広がりでROEは9%へ向かい、資本コスト8%で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 栃木銀行8550 金利上昇の追い風は強いが、稼ぐ力の底上げは道半ば。栃木の第二地銀は10年後の収益力に見合う値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) 適正 ゆうちょ銀行7182 貯金は伸びないが、国債の入れ替えと日銀預け金の金利で利ざやが広がる。利益が金利頼みで倍率を控えめに置くと、親会社の売出しも入れて今の値段はやや割高 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 トモニホールディングス8600 利ざやの拡大でROEは7%台へ上がるが資本コストに届かない。今の値段は価値を1割弱上回るが、適正の範囲 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ5832 岡山で県内企業の45%が主取引とする基盤に利ざや拡大が乗る。資本コスト8.25%の利益ベースで測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社七十七銀行8341 宮城でシェア55.9%の牙城。半導体工場の白紙撤回後も利ざや拡大とVision 2030の上方修正が効くが、資本コスト8%の利益ベースで今の値段は適正 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 東和銀行8558 群馬の2番手行。債券の入れ替えで膿を出し切り、稼ぐ力は戻る途上だが、資本の薄さが値段の上限を決める 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 株式会社佐賀銀行8395 県内企業の6割弱をメイン先にする盤石の地銀。金利の追い風は厚いが資本が薄く、本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ふくおかフィナンシャルグループ8354 九州最大手。会社予想どおり利益が伸びROE10%前後が続くなら、資本コスト8.25%の利益ベースで見ても今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 清水銀行8364 静岡県全域に店舗を持つ中堅地銀。金利上昇で稼ぎは2倍以上になるが、ROEは資本コストに届かず、厚い自己資本を価値に変えきれない 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 三菱UFJフィナンシャル・グループ8306 国内最大で最も国際分散した銀行グループ。利益ベースの PER で測ると ROE 10〜11%に見合う値段は今よりやや低く、3 メガで最も上の余地が小さい。やや割高 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 いよぎんホールディングス5830 海事金融という堀を持つ愛媛の首位行。堀は本物だが自己資本が厚く、資本コスト8.25%の利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 横浜フィナンシャルグループ7186 神奈川の厚い基盤に利ざや拡大が乗りROE10%前後へ。資本コスト8%の利益ベースで測ると、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 十六フィナンシャルグループ7380 岐阜の県内首位を握る地銀。金利で利ざやは広がるが人口減の逆風が重く、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社琉球銀行8399 沖縄の厚い基盤と金利の追い風は本物。ただ資本が薄く効率も低め。今の値段は本質価値と大きく変わらない 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 りそなホールディングス8308 国内専業で利ざや拡大の恩恵が素直に効く。ROE 12% 前後を利益ベースの PER で測り、資本コスト 7.5% に合わせると、今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 池田泉州ホールディングス8714 大阪北摂・泉州の地銀。金利の追い風でROE10%へ向かうが、競争と費用の重さで10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 第四北越フィナンシャルグループ7327 新潟で貸出の半分を握る地方銀行。金利上昇の追い風は本物だが人口減が量を抑え、資本コスト8.25%の利益ベースで今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 南都銀行8367 奈良の5割の基盤に金利の追い風が乗る。人口減と重い経費が利益の伸びを抑え、10年の価値は今の値段を1割ほど下回る 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 山口フィナンシャルグループ8418 山口・広島・北九州に3行を持つ中四国最大級の地銀。利ざやの改善で稼ぐ力は戻るが収益性は同業に見劣りし、今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 大東銀行8563 福島県郡山の小さな単独行。利ざやの回復は追い風だが、評価損と薄い資本で価値の伸びは限られる。 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社CCIグループ7381 石川の首位行は金利上昇の追い風を受けるが、利益はまだ薄い。10年で見ても、今の値段にはやや先走り感がある 本質価値との差 −4.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 九州フィナンシャルグループ7180 TSMC熊本効果で法人融資が伸びる肥後・鹿児島銀行の持株会社。ROEが資本コストにまだ届かず、今の値段は追い風を払いすぎてやや割高 本質価値との差 −4.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 北洋銀行8524 道内首位の基盤に金利上昇の追い風。ただ自己資本比率が薄く、資本コスト8.75%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 鳥取銀行8383 鳥取県の最大の地銀。利ざやの回復は追い風だが、薄い利ざやと人口減で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 フィデアホールディングス8713 山形と秋田の2番手行が2027年1月に合併する。稼ぐ力は戻りつつあるが、人口減と薄い資本が上値を抑える 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 西日本フィナンシャルホールディングス7189 福岡で福岡銀行を追う地銀。資本コスト8.25%はROEの回復に厳しく、今の値段は計画の達成をほぼ織り込んでやや割高 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 株式会社岩手銀行8345 岩手県の貸出の47%を握る首位行。北東北3行の統合協議に入ったが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 千葉銀行8331 千葉興業銀行との統合を含め貸出が名目で伸びるが、資本コスト8%の利益ベースのPERで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 株式会社おきなわフィナンシャルグループ7350 沖縄の厚い基盤に金利の追い風。ただ資本が薄く観光に偏る点を織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 めぶきフィナンシャルグループ7167 北関東の統合地銀。利ざや拡大でROEは10%を超えるが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 SBI新生銀行8303 公的資金完済・再上場で身軽になったSBI系複合銀行。利ざや拡大とレイク・アプラスの高採算を乗せても、資本コスト8.5%で見ると今の値段はやや先取りで、やや割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 山陰合同銀行8381 経費の軽さと県外への貸出拡大が強み。利ざや拡大の追い風は大きいが、人口減と含み損が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 山梨中央銀行8360 県内シェア5割強の地銀。利ざやで利益は伸びるが、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや高め 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 株式会社プロクレアホールディングス7384 青森で企業の7割が主力行に選ぶ首位行。金利で稼ぎは大きく伸びるが、薄い自己資本と人口減でROEは資本コストに届かず、10年後の価値は今を下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 京葉銀行8544 利ざや拡大で稼ぐ力は戻るが、千葉の再編で後ろに回る不安が残る。今の値段は10年の見通しに対して高め 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 名古屋銀行8522 愛知県内2位の地銀。金利上昇で利益は伸びるが、ROEは資本コスト並みにとどまり、統合の条件も未定のため、利益ベースでは今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 千葉興業銀行8337 千葉銀行との1対1の統合で行き先は決まった。金利上昇で利益は倍になるが、薄い自己資本が還元を縛りROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社百十四銀行8386 香川の寡占と船舶金融を持つ良い銀行だが、10 年後の ROE は資本コストに届かない。今の値段は金利上昇を織り込んでもやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 三十三フィナンシャルグループ7322 金利の追い風は確か。だが資本が薄く再編も白紙で、ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今の値段を2割余り下回る 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 南日本銀行8554 鹿児島の第二地銀。直近の利益は税の軽さで厚く、優先株 85 億円の整理が普通株の取り分を決める。 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社大分銀行8392 大分の企業の半数がメインバンクに選ぶ盟主。利ざやで稼ぎは2倍以上に伸びるが、薄い自己資本が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 みずほフィナンシャルグループ8411 ROE は 10% 前後にとどまり、3 メガ共通の控えめな倍率で置くと、利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社秋田銀行8343 秋田県で企業の過半が主力行に選ぶ首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、人口減が重く、ROEは資本コストに届かず今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 富山銀行8365 富山の小さな地銀。直近の増益は債券の売却益頼みで、本業の稼ぐ力は ROE を資本コストへ届かせない。 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 株式会社宮崎銀行8393 宮崎県の最大手地銀。利ざやで稼ぎは膨らむが、薄い自己資本と人口減が重く、10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社四国銀行8387 金利の追い風は強いが、高知の人口減で稼ぐ力が資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ8377 北陸・北海道2行体制に利ざや拡大とラピダス特需が乗るが、単独路線のまま。資本コスト8.5%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社 百五銀行8368 三重の預金と貸出で首位の地銀。資本が厚く稼ぎ方が重いため、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は先の利益を織り込んで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 福井銀行8362 福井県の貸出の約半分を握る地銀。合併の効果と利ざや拡大でROEは上向くが、資本コストには届かず、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 株式会社 北日本銀行8551 北東北で唯一残る第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、10年後の中立でもROEは資本コストに届かない 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 株式会社滋賀銀行8366 県内の預貯金の約半分を握る滋賀の地銀。利上げの追い風は本物だが経費率が重く、資本コスト7.75%の利益ベースでは今の値段は割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 八十二長野銀行8359 長野で合算シェア6割超の堀を持つが、資本コスト8%の利益ベースで測ると、中計ROE8%の達成を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 群馬銀行8334 群馬県内シェア44%の最強地銀。利ざや拡大と第四北越FGとの越境統合でROE10%超を狙うが、資本コスト8.25%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 しずおかフィナンシャルグループ5831 静岡で法人取引の首位を握る東海最大級の地方銀行。事業は強いがROEは資本コストを少し上回る程度で、利益ベースの今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 筑邦銀行8398 福岡県南部の地銀。貸出は伸びているが、薄い収益と自己資本で ROE は資本コストに届かない。 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 島根銀行7150 SBI の資本で立て直す島根の小さな地銀。優先株が 170 億円まで膨らみ、普通株主に残る利益は薄い。値打ちは今の値段を下回る 本質価値との差 −28.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 セブン銀行8410 コンビニ ATM の独走に、ファミマ 1.6 万台という追い風。ただ稼ぎは薄く、キャッシュレスの長い逆風も続く。倍率を抑えて見ると、いまの値段は先の成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 あおぞら銀行8304 米国オフィス融資の傷が癒え、大和証券を軸に投資銀行へ軸足を移すあおぞら銀行。ROEが資本コストに届かない間は、今の値段に安全域は乏しい 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 東邦銀行8346 福島で預金・貸出の3分の1強を握る首位行。金利上昇で稼ぎは倍近くになるが、ROEは資本コスト未満にとどまり今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) 割高 株式会社阿波銀行8388 徳島の盟主は利ざや拡大で稼ぎが伸びるが、ROEは資本コストに届かない。10年の本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 大垣共立銀行8361 岐阜の老舗地銀。利ざや拡大は追い風だが ROE は資本コストに届かず、今の値段には届かない 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 山形銀行8344 県内最大手でも人口減の山形が地盤。利ざやで稼ぎは倍増するが資本コストに届かず、今の値段は10年先の価値より高い 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 スルガ銀行8358 シェアハウス問題を片付け、利ざや拡大で稼ぐ力が戻った地方銀行。だが税の軽さで膨らんだ利益を前提に値が付いており、資本コストを大きく超える見込みも薄く、割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 富山第一銀行7184 富山県2位の地銀。利ざや拡大は追い風だが、運用益に頼る利益とROEの低さで、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 京都フィナンシャルグループ5844 京都の地盤と政策保有株の含み益が強みだが、ニデック株は会計不正で下落。資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高。2026年3月期の利益は株の売却益で膨らんでおり、実力利益で測る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 あいちフィナンシャルグループ7389 名古屋圏2位の合併行。統合の宿題と低いROEを抱え、資本コスト8%の利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 愛媛銀行8541 県内第2位の第二地銀。金利上昇で利益は伸びるが、人口減で資本コストに届かず、今の値段は10年先の稼ぎに対して割高 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 福島銀行8562 福島県の第二地銀。SBI 新生銀行が筆頭株主になったが、薄い収益と赤字の履歴が重い。 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 宮崎太陽銀行8560 宮崎県の第二地銀。本業は回復中だが、売却益に押された利益と優先株 60 億円の整理が焦点。 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 東北銀行8349 岩手の中堅地銀。利ざやは回復するが、公的資金の優先株 100 億円が普通株の取り分を削る。 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 高知銀行8416 高知県の地銀。評価差額金の赤字が自己資本の 27% に達し、優先株 68 億円も重く、利益の戻りは遅い。 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 じもとホールディングス7161 宮城・山形の 2 地銀を持つ持株会社。収益は回復するが、公的資金の優先株 780 億円が普通株の取り分を大きく削る。 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −11.0%)

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読んだ資料

  1. 豊和銀行 2026年3月期 決算短信(非連結)
  2. 豊和銀行 有価証券報告書(第108期)
  3. 大分県人口ビジョン(令和7年3月改訂)

分析日 2026-10-22